JPS63169449A - 極低温冷凍装置 - Google Patents

極低温冷凍装置

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JPS63169449A
JPS63169449A JP39387A JP39387A JPS63169449A JP S63169449 A JPS63169449 A JP S63169449A JP 39387 A JP39387 A JP 39387A JP 39387 A JP39387 A JP 39387A JP S63169449 A JPS63169449 A JP S63169449A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は極低温冷凍装置に係り、特に膨張タービンの寒
冷発生を安定に供給するのに好適な極低温冷凍*51に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭56−34071号、特開昭58
−63号等に記載しであるように、ジュールトムソン弁
により断熱膨張させる回路の高圧ラインの一部から分岐
して低圧ラインに合流するように、膨張タービンにより
断熱膨張させる回路が形成しである。
前者の場合は、高圧冷媒ガス、例えば高圧ガスヘリウム
は常温状態で冷凍機に流入し、第1熱交換器で低圧の戻
りガスヘリウムによって冷却された後、その一部が極低
温弁で配流され第1の膨張タービンに流入して寒冷を発
生し、低温中圧となって第3熱交換器に流入する。ここ
で、さらに冷奪 却されて!J2の膨張タービンに流入し考冷を発生して
、さらに低温低圧となって第4熱交換器の低圧入口に流
入し、膨張タービンに流入しなかった他の高圧ガスヘリ
ウムを冷却するようになっている。
後者の場合は、高圧ガスヘリウムは常温状態で冷凍機に
流入し、第1熱交換器で低圧の戻りガスヘリウムによっ
て冷却された後、その一部が極低温弁で配流され第1の
膨張タービンに流入して寒冷を発生し、低温低圧となっ
て第2熱文換器の低圧入口に流入する。他の高圧ガスヘ
リウムは第2゜第3熱交換器でさらに冷却された後、そ
の一部が他の極低温弁で配流され第2の膨張タービンに
流入して寒冷を発生し、さらに低温低圧となって第4熱
交換器の低圧入口に流入し、膨張タービンに流入しなか
った他の高圧ガスヘリウムを冷却するようになっている
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術は、膨張タービンの制御性の点について配
慮されておらず、膨張タービンのガス流入ラインが、高
圧ガスヘリウムをクユールトムソン弁によって断熱膨張
させる回路の低圧ラインに合流しているので、次のよう
な問題がありだ。
前者の場合には、第1および第2の膨張タービンが直列
に連通しているため、第2の膨張タービンの入口圧力お
よび風量が第1の膨張タービンの回転数、圧力および温
度等によって、さまざまに変化し、おのおのの膨張ター
ビンを制御するのは難しいという問題がある。すなわち
、第1および1jJ2の膨張タービンはおのおのに危険
速度を有しているが、両方の膨張タービンが同時に危険
速度に達することはなく、どちらかの膨張タービンの回
転数に余裕、すなわち、風量を増やして回転数を上げ寒
冷発生量を増加させる余裕があっても、この余裕のある
方の膨張タービンの操作は、もう一方の膨張タービンに
より規制されてしまい、クールダウン時間を長くさせる
とともに、冷凍、液゛化性能を低下させることになる。
後者の場合には、第1および第2の膨張タービンはそれ
ぞれ並列に連通しているが、第2の膨張タービン入口は
、!!!1の膨張タービン入口よりさらに低温の同一配
管に連通しているため、第1の膨張タービン入口から第
2の膨張タービン入口までの配管内のガスヘリウムの圧
力損失が小さく、第1の膨張タービンの風量の変化によ
る圧力変動が第2の膨張タービンに敏感に影響を与え、
おのおののタービンの制御が難しく、前者と同様の問題
がある。
ため、合流部から冷凍機出口の常温部までの低圧流路抵
抗は、ジュールトムソン弁以後の流体ヘリウム温度、例
えば4.4Kを確保するために、0.1Kf/cI!と
小さくしなければならず、したがって、熱交換器の低圧
流路の圧力損失を小さくする必要があるため、低圧流路
の断面積を大きくした大型の熱交換器が必要となり、冷
凍機が大型化するという問題があった。
本発明の目的は、膨張タービンの制御性を向上させ効率
良く極低温冷媒を生成させるとともに、装置全体を小型
化することのできる極低温冷凍装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、冷媒ガスを圧縮循環させる圧縮機と、圧縮
機により圧縮された冷媒ガスを断熱膨張して寒冷を発生
させる複数個の膨張タービンと、圧縮機により循環する
冷媒ガスの往復路・こおいて該冷媒ガスのもつ冷却熱を
熱交換させる複数個の熱交換器と、熱交換器により最も
低温に冷却された冷媒ガスを断熱膨張するジュールトム
ソン弁とを具備し、膨張タービンにより断熱膨張する回
路を各膨張タービンごとに並列して設けるとともに、膨
張タービンにより断熱膨張される回路とジュールトムソ
ン弁により断熱膨張される回路とを分けて圧縮機から直
接循環させ、それぞれの回路を他の熱交換器で熱的に接
続するとともに、膨張タービンの入口側常温部にそれぞ
れ流量調整弁を設けることにより、達成される。
〔作   用〕
並列に設けられた複数個の膨張タービンの入口部 側常温!にそれぞれ流量11整弁を設けることにより、
各膨張タービンに送り込む冷媒ガス流量をそれぞれに調
整でき、各膨張タービンの制御が他の膨張タービンに無
関係に行なえるので、各膨張タービンごとに最大の寒冷
を発生させられ、冷凍。
液化能力の効率を向上でき、また、膨張タービンの戻り
回路がジュールトムソン弁以後の戻り回路と別々にしで
あるので、膨張タービンの戻り配管の圧力損失を厳しく
制限されることがなζ、熱交換器を小型、軽量にでき、
装置全体を小型化できる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の一実施例を第1因により説明する。
低圧段の圧縮機1と高圧段の圧縮11!2とを連続に接
続し、圧縮機2の吐出側を2方向に分割している。一方
は、この場合、さらに2方向に分割して、それぞれ流量
制御弁6,7を介して第1熱文換器8に2通しており、
他方は、第5熱交換器12に通している。
流量調整弁6を介して第1熱文換器8に通された方は、
第1熱文換器8を通過した後、第1膨張タービン4.第
2熱交換器9を順次通過し、第1熱交換器8を逆方向に
再び通過して、圧縮機1と圧縮機2との間に合流して戻
る。流量調整弁7を介して第1熱交換器8に通された方
は、第1熱文換器8を通過した後、第3熱交換器10.
@2膨張タービン5.第4熱交換器11を順次通過し、
第3熱文換器10を逆方向に再び通過して、第2熱文換
器9を出た配管路と合流し、圧縮fi2に戻る。この場
合、圧縮機2から第1膨張タービン4および第2膨張タ
ービン5を経由して圧縮機2の吸込側に戻る糸路が膨張
機回路18となる。
第5熱交換器四に通された方は、第1膨張タービン4か
らの流れに対向して第2熱交換器9を通り、第6熱文換
器13を通過して、第2膨張タービン5からの流れに対
向して第4熱交換器11を通り、第7熱交換器14.ジ
ュールトムソン弁巧、被冷却部16を順次通過し、第7
熱交換器14.第6熱交換器13.第5熱交換器鵞を順
次逆方向に再び通過して、圧縮fitの吸込側に戻る。
この場合、圧縮機1.2を出てジュールトムソン弁巧を
経由して圧縮機1の吸込側に戻る糸路が:)ニールトム
ソン回路19となる。
なお、3は圧縮機2の吐出圧力を一定に制御する弁であ
り、17は真空槽で、■は膨張タービン4゜5の状態を
検出して流量調整弁6,7を制御する制御装置である。
上記構成の装置により、圧縮機lで冷媒ガス、この場合
は、ガスヘリウムを低圧(例えば、1.1atm)から
中圧(例えば、4atm)まで加圧し、圧縮a2でさら
に加圧して高圧(例えば、16atm)のガスヘリウム
にして送り出し、一部はジュールトムソン回絡19内に
配流し、残りの高圧ガスヘリウムは並列に設けられた流
量調整弁6,7を通り、第1熱交換器8に流れる。
第1熱交換器8に流れた高圧ガスヘリウムは戻りのガス
ヘリウムとそれぞれ熱交換し冷却されて、一方は第1膨
張タービン4に流れ、断熱膨張して寒冷を発生し、第2
熱交換器へ流れ、他方は第3熱交換器10で戻りのガス
ヘリウムによってさらに冷却され、第2膨張タービン5
に流れ、断熱膨張して寒冷を発生し、第4熱交換器へ流
れる。熱交換器9および11に流れてきたガスヘリウム
は、膨張タービン4および5によって中圧まで膨張しそ
れぞれの温度レベル、例えば、50におよび12Kにま
で温度降下しており、熱交換器9およびlO内を対向し
て流れるガスヘリウムを冷却した後、第4熱交換器11
を出た中圧ガスヘリウムは第3熱交換器lOを戻り熱交
換して温度を少し高め、第2熱交換器9を出た中圧ガス
ヘリウムと合流して、第1熱交換器8を戻り、さらに熱
交換して常温に温度回復して、圧縮8!2の吸込側に戻
る。
圧縮機2を出てジュールトムソン回路19に分岐した高
圧ガスヘリウムは、tJ5熱交換器12で戻りのガスヘ
リウムと温度交換して冷却され、第2熱交換器9に流れ
て、第1膨張タービン4によって−a度降下したガスヘ
リウムにより冷却され、さらに第6熱交換器13で戻り
のガスヘリウムと温度交換して冷却され、第4熱文換器
11に流れて、第2膨張タービン5によって温度降下し
たガスヘリウムにより冷却され、さらに第7熱交換器で
戻りのガスヘリウムと温度交換して冷却され、ジュール
トムソン弁15によって断熱膨張させられて、低圧のミ
スト状の液体ヘリウムとなって被冷却部16を冷却した
後ガス化して、熱交換器14.13.12で順次温度回
復し常温になって、圧縮機lの吸込側に戻る。
このような、高圧ガスヘリウムの流れにおいて、図示し
ない測定器により、膨張タービン4および5の入口圧力
、温度ならびに回転数等を測定して。
測定値を制御装置18に入力し、流量調整弁6および7
を膨張タービン4および5が最適回転数になるように制
御する。
以上1本−実施例によれば、膨張タービン4および5に
流れるガスヘリウムの流路は並列して設けてあり、それ
ぞれの流路に流量調整弁6および7が設けであるので、
膨張タービン4および5の回転数制御を行う際、一方の
膨張タービンの流量制御を行って流量を変化させても、
他方の膨張タービンに影響を与えることがなく、それぞ
れの膨張タービンを最適条件で運転できる。
また、膨張機回路18とジュールトムソン回路19とが
別々に設けであるので、膨張機回路18の制御を行う流
量調整弁6,7を常温部に設けることができ、これによ
り、弁を安価にできるとともに、極低温部に設けた従来
の弁のように、弁を介して極低温部へ熱が侵入すること
がない。
さらに、膨張機回路18とジュールトムソン回路19と
が別々に設けであるので、膨張タービン4゜5で断熱膨
張したガスヘリウムを、従来の装置のように、ジュール
トムソン弁以後の戻りライン、すなわち低圧ラインに合
流させて戻すことがなく、ジュールトムソン回路19の
熱交換器12.13.14の戻り流路、すなわち低圧流
路の断面積を必要最小限に小さくでき、熱交換器が小型
化でき装置全体を軽麓小型にできる。
次に、本発明の他の実施例をl!2図により説明する。
本図において、第1図と同符号は同一部材を示す。本図
が第1図と異なる点は、膨張機回路18とジュールトム
ソン回路19とが完全に独立し、膨張機回路18専用に
圧縮1a21を設け、ジュールトムソン回路専用に圧縮
機nを設けた点である。
本構成の装置tIこよれば、前記一実施例と同様の効果
があるとともに、圧縮機乙の圧力変動が圧縮機乙に伝わ
らず、さらに良好な膨張タービン4゜5の制御が行える
。また、膨張機回路18とジュールトムソン回路19と
を循環するガスヘリウムが完全に分けられているので、
ジュールトムソン回路19内のガスヘリウムに外部から
不純分が混入することを防く゛ことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、膨張タービンの制御性が向上し、膨張
タービンを最適運転できるので、効率の良い極低温冷媒
を生成できるとともに、熱交換器を小型化できるので、
装置全体を小型化することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である極低温冷凍装置を示す
図、第2図は本発明の池の実施例である1、2.m、俸
・・・・・・圧縮機、4,5・・・・・・膨張タービン
、6,7・・・・・・流量調整弁、8ないし14・・川
・熱交換器、15・・曲ジュールトムソン弁、18・・
曲膨第2図 2/、22−一一屏瘤桟

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、冷媒ガスを圧縮循環させる圧縮機と、 該圧縮機により圧縮された冷媒ガスを断熱膨張して寒冷
    を発生させる複数個の膨張タービンと、 前記圧縮機により循環する冷媒ガスの往復路において該
    冷媒ガスのもつ冷却熱を熱交換させる複数個の熱交換器
    と、 該熱交換器により最も低温に冷却された冷媒ガスを断熱
    膨張するジュールトムソン弁とを具備し、 前記膨張タービンにより断熱膨張する回路を前記各膨張
    タービンごとに平行して設けるとともに、 前記膨張タービンにより断熱膨張される回路と前記ジュ
    ールトムソン弁により断熱膨張される回路とを別けて前
    記圧縮機から直接循環させ、前記それぞれの回路を他の
    熱交換器で熱的に接続するとともに、 前記膨張タービンの入口側常温部にそれぞれ流量調整弁
    を設けたことを特徴とする極低温冷凍装置。
JP39387A 1987-01-07 1987-01-07 極低温冷凍装置 Expired - Lifetime JPH0788982B2 (ja)

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