JPS63168608A - 光フアイバ心線 - Google Patents

光フアイバ心線

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Publication number
JPS63168608A
JPS63168608A JP62000690A JP69087A JPS63168608A JP S63168608 A JPS63168608 A JP S63168608A JP 62000690 A JP62000690 A JP 62000690A JP 69087 A JP69087 A JP 69087A JP S63168608 A JPS63168608 A JP S63168608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nylon
optical fiber
glass fiber
secondary coating
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62000690A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Mogi
茂木 章夫
Toshiaki Murayama
村山 俊明
Toshiaki Kobayashi
俊明 小林
Yasuyuki Sugawara
菅原 康行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP62000690A priority Critical patent/JPS63168608A/ja
Publication of JPS63168608A publication Critical patent/JPS63168608A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ガラスファイバに樹脂を被覆してなる光フ
ァイバ心線に係わり、詳しくは一次被覆材料に紫外線硬
化型樹脂を用いた光ファイバ心線に関する。
「従来の技術」 従来より、光ファイバ心線として例えば図面に示した乙
のが知られている。図中符号lは光ファイバ心線であり
、この光ファイバ心線1はガラスファイバ2と、このガ
ラスファイバ2上に被覆された一次被覆層3と、この−
次被覆層3の上に被覆された二次被覆層4とからなって
いる。また、−次被覆層3は、ガラスファイバ2の直上
に被覆された内層5と、この内層5の上に被覆された外
層6とからなっている。内層5はガラスファイバ2のク
ラッドを通過するクラッドモードを吸収しその伝搬を防
ぐもので、その材料としては石英より大きな屈折率を有
する変性シリコーンゴムが用いられている。外層6は、
ガラスファイバ2を機械的外力等から保護するとともに
二次被覆層4の被覆時等におけるガラスファイバ2への
負荷を緩和する緩衝層として作用するものである。そし
て、この外層6の材料としては通常のシリコーンゴムが
用いられている。二次被覆層4は同様にFi械的外力等
からガラスファイバ2を保護し、耐環境性を高めてファ
イバの信頼性を向」二せしめた乙のであり、材料として
はナイロン−12などを押出波フ法によって一次被′F
i53上に被覆したらこつである。
ところで、近年上記光ファイバ心線lの対水素による損
失特性、ファイバの信頼性(スクリーニング性)さらに
は経済性を向上せしめたものとして、−次被覆層3に紫
外線硬化型樹脂を用いたものが提供されている。このよ
うな紫外線硬化型樹脂を用いたものとしては、一般に内
層5にヤング率の小さいウレタンアクリレートを、また
外層6にエポキシアクリレートを用いたものが知られて
いる。ここで外層6にウレタンアクリレートを用いない
理由は、ウレタンアクリレートでは粘着性が強すぎ、よ
ってこれを外層6とした場合に一次被覆をしてなるファ
イバ間で粘着が起こるからである。
[発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記の紫外線硬化型樹脂を被覆した光フ
ァイバ心線では、以下に述べるような不都合がある。
二次被覆材に用いられるナイロン−12は結晶性ポリマ
ーであり、よってファイバに被覆された際に結晶化して
収縮し、これによってファイバに歪みを加える。また、
この光ファイバ心線にあっては、−次被覆層の外層のエ
ポキシアクリレートがシリコーンゴムに比較してヤング
率が大きくことから、外層の緩衝層としての効果が低く
、よって上記の歪みを十分に吸収しきれず、このため上
記歪みに起因する伝送損失の増加や温度特性の低下を生
ずる。
「問題点を解決するための手段」 この発明では、一次被覆材料に紫外線硬化型樹脂を用い
た光ファイバ心線において、二次被覆材料にナイロン−
12とナイロン−6との共重合体を用いることをその解
決手段とした。
以下、図面を利用してこの発明の詳細な説明する。
この発明の光ファイバ心線1において、ガラスファイバ
2は、特に限定されることはないが、ソングルモード形
光ファイバあるいはグレーデッドインデックス形マルチ
モード光ファイバでその外径が100〜150μl程度
のものが好適に用いられる。−次被覆層3において、内
層5にはウレタンアクリレートが用いられ、その層厚は
25μm〜50μm程度とされる。また、外層6にはエ
ポキシアクリレートか用いられ、その層厚は100μm
程度とされる。二次被覆層4を形成する材料としては、
ナイロン−12とナイロン−6との共重合体が用いられ
、これらナイロンの共重合比率(ナイロン−12:ナイ
ロン−6)が9:lから7:3の範囲のものが好適に用
いられる。また、その層厚としては100μm〜250
μm程度とされる。
ここで、上記ナイロンの共重合の比率が9:Iから7:
3 の範囲であることが好ましい理由は、ナイロン−1
2か90%を越えると、ナイロン−6と共重合して後述
するような成形収縮の度合を小さくするなどの効果が低
くなり、また70%未満になると光ファイバ心線の側圧
特性が低くなるからである。
このような構成からなる光ファイバ心線にあっては、二
次被覆材料が従来のナイロン−12重合体に比較して結
晶性が低く、このため被覆時の成形収縮が小さく、よっ
てガラスファイバに加わる初期歪みが軽減される。また
、二次被覆層の線膨張係数が従来のナイロン−12重合
体からなるものより小さいことから、温度変化による二
次被覆層の収縮が小さくなり、さらに二次被覆層のヤン
グ率が小さくいことから、この収縮によってガラスファ
イバに加わる歪みが減少する。
「実施例」 以下、実施例に基づいてこの発明の詳細な説明する。
ガラスファイバとしてシングルモード光ファイバを用い
、これに−次被覆材としてウレタンアクリレートを被覆
し、紫外線照射処理を施して厚さ280μmの内層を形
成し、さらにエポキシアクリレートを被覆し、紫外線照
射処理を施して厚さ400μmの外層を形成した。次い
で、二次被覆材としてナイロン−12とナイロン−6と
の共重合体で、ナイロン−12とナイロン−6との比が
9・1のものを被覆し、厚さ900μmの二次被覆層を
形成して光ファイバ心線Aを作製した。さらに、同様に
してナイロン−12とナイロン−6との比が8:2.7
コ3.6:4 の共重合体をそれぞれ被覆して光フフイ
バ心線B、CSDを作製した。また、ガラスファイバに
グレーデッドインデックス形マルヂモード光ファイバを
用い、同様にウレタンアクリレート、エポキシアクリレ
ートを被覆して一次被覆居を形成し、さらに二次被覆材
としてナイロン−12とナイロン−6との比が8:2 
の共重合体を被覆して二次被覆層を形成し、光ファイバ
心線Eを作製した。
また、比較のため従来のものとして、ガラスファイバに
シングルモード光ファイバを用い、−軟被覆材として変
性シリコーンゴムおよびシリコーンゴムを用いて厚さ2
20μmの内層および厚さ400μmの外層を形成し、
二次被覆材としてナイロン−12重合体を用いて二次被
覆層を形成して光ファイバ心線Fを作製した。同様に、
シングルモード光ファイバにウレタンアクリレート、エ
ポキシアクリレートを被覆し、二次被覆材としてナイロ
ン−12重合体を被覆して光ファイバ心線Gを作製し、
さらにグレーデッドインデックス形マルチモード光ファ
イバにウレタンアクリレート、エポキシアクリレー)・
を被覆し、二次被覆材としてナイロン−12重合体を被
覆して光ファイバ心線I(を作製し、た。
このような光ファイバ心線A −1−1の、波長1゜3
071m帯および波長1.55μm帯での伝送損失と、
環境温度−40℃における波長1.30μm帯での損失
増を調べた結果を次表に示す。
表 ここで、表中伝送損失の欄のO印は伝送損失が0.35
〜0.50dB/km at  1.3μmのものを示
し、X印のものは0.9  dB/km atl 、3
 pm以上であることを示す。
これらの結果から分かるように、この発明に基づいて作
製した光ファイバ心線A−Eでは、伝送損失については
いずれも良好であり、また−40°Cにおける損失増に
ついても、ナイロン−12とナイロン−6との比を9:
l とした光ファイバ心線Aを除いてはいずれも良好で
あった。一方、比較のために作製した従来の光ファイバ
心線G−Hでは、内層5および外層6にシリコーンを用
いた光ファイバ心線Gは伝送損失、損失増ともに良好で
あったが、−次被覆材に紫外線硬化型樹脂を用い、二次
被覆材にナイロン−12重合体を用いた光ファイバ心線
G、Hは一40℃における損失増が多く、また光ファイ
バHは伝送損失ら不良であった。
なお、ナイロン−12とナイロン−6との比が6:4 
の共重合体を用いた光ファイバDのあっては、伝送損失
、損失増としに良好であるものの、共重合体のヤング率
が他の比率からなる共重合体に比較して小さいことから
、側圧特性が光ファイバ心線A、B、Cに比較してやや
劣っていた。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の光ファイバ心線は一次
被覆材料に紫外線硬化型樹脂を用いろと共に、二次被覆
材料にナイロン−12とナイロン−6との共重合体を用
いたものであるから、二次被覆材料を被覆した際の成形
収縮が小さく、これによりガラスファイバに加わる初期
歪みが軽減され、よって心線化による伝送損失の増加を
防止することができろ。また、二次被覆層の線膨張係数
が従来のナイロン−12重合体からなるものより小さい
ことから、温度変化による二次被覆層の収縮を小さくす
ることができ、さらに二次被覆1響のヤング率が小さく
いことから、この収縮によってガラスファイバに加イつ
る歪みが減少し、よってjnc :、!:L変化による
損失増を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係わる光ファイバ心線の概略断面図であ
る。 !・・・・・・光ファイバ心線、2・・・・・・ガラス
ファイバ、3 ・・−次被覆層、4・・・・・・二次被
覆層、5・・・・・内層、6・・・・・外層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次被覆材料に紫外線硬化型樹脂を用い、二次被
    覆材料にナイロン−12とナイロン−6との共重合体を
    用いたことを特徴とする光ファイバ心線。
  2. (2)上記共重合体におけるナイロン−12とナイロン
    −6との比が7:3から9:1の範囲である特許請求の
    範囲第1項記載の光ファイバ心線。
JP62000690A 1987-01-06 1987-01-06 光フアイバ心線 Pending JPS63168608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62000690A JPS63168608A (ja) 1987-01-06 1987-01-06 光フアイバ心線

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JP62000690A JPS63168608A (ja) 1987-01-06 1987-01-06 光フアイバ心線

Publications (1)

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JPS63168608A true JPS63168608A (ja) 1988-07-12

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ID=11480753

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JP62000690A Pending JPS63168608A (ja) 1987-01-06 1987-01-06 光フアイバ心線

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6004675A (en) * 1991-09-03 1999-12-21 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical glass fiber

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61170711A (ja) * 1985-01-25 1986-08-01 Furukawa Electric Co Ltd:The 光フアイバ心線

Patent Citations (1)

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