JPS63168213A - ヒンジ付溝 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は特許請求の範囲第１項の冒頭に記載のヒンジ付
溝に関する。

（従来の技術） 圧延機から出てシャーにより冷却ベッドの長さに切断さ
れるバーは、はじめダイバータにより交互に２つの平行
なヒンジ付溝、トラフ、ダクト内ヘガイドされ各場合と
も一本のストランドを形成する。ヒンジ付溝の下部には
冷却ベッドが配置され、その上部には固定状態に達した
後、ヒンジ付溝に進入後スローダウンしたばかりのバー
が配置される。上記スローダウンはブレーキドライバに
よりもたらされる力？、同ドライバは冷却ベッドの直ぐ
上流のバー通路内に配列され、ヒンジ付溝に進入するバ
ーの後端に係合し、同後端を制御された仕方で減速させ
る。バーを冷却べ、ラド上に配置 置するために、バーを格納するヒンジ付溝は解放するこ
とによって上記バーが溝下方に配置された冷却ベッドの
傾斜部分上へ落下するようになっている。この傾斜部分
は従来より固定レーキと可動レーキより成り、ヒンジ付
溝から落下するバーを段階的に運ぶ。

広範囲に異なる断面を有するスチールバーは圧延される
。それらは常に同じ自由内部断面を有するヒンジ付溝を
通ってガイドされる。上記溝は圧延されるバーの最大断
面上に位置しなければならない、従って、非常に薄いバ
ー、例えば８ｍｍの径の丸バーは十分にはガイドされず
、高い進入速度の結果急速にびびる虞れがある。このこ
とはバーを傷め生産工程で諸々の問題をひきおこす。こ
の問題を解決するためヒンジ付溝は常に２重に設けられ
る。即ち、２つの別々の溝が各ストランドにつき変化す
る自由な内側断面積を備えている。しかしながら、この
方法は非常に高くつく、もう一つの公知の解決方法によ
れば、圧延バーの断面を変形した後、取付けたヒンジ付
溝を異なる内側断面を有するものを適宜取り替えるよう
になっている。しかしながら、この手続は非常に時間が
かかり、ヒンジ付溝を変更したとき長い生産中断をもた
らす。

（発明が解決しようとする問題点） 従って、本発明の目的は、びびりが発生しないように、
小さなしかも比較的大きな断面をもった・スチールバー
を低コストで案内することのできるヒンジ付溝を提供す
ることである。

（問題点を解決するための手段） 本問題は特許請求の範囲第１項の特徴記述部分に附与さ
れた特徴により解決することができる。

本発明のヒンジ付溝の更に有利な展開は第２項以下より
推論できる。

（発明の効果） かくして各ストランドにつき唯一つのヒンジ付２つの別
々のヒンジ付溝を備えた構造と比較して費用の相当な減
少が実現できることになる。

ヒンジ付溝の断面積が異なった少なくとも２つの溝を共
通の鋳造品により形成することが望ましい、このことに
よって構造は更に簡単になり、本発明のヒンジ付溝の費
用は、その断面とは独立に全スチールバーに唯一つだけ
連続的な溝を備えた従来のヒンジ付溝のそれより著しく
高くないことになる。

ヒンジ付溝の一層の簡単化は、その少なくとも２つの溝
が共通の鋳造品により隣接したヒンジ付溝の異なる断面
による少なくとも２つの溝により形成される点で得るこ
とができる。

以下、本発明を実施例と図面について詳細に説明する。

（実施例） 第１図のヒンジ付溝は支持体１に固定され図面の面に対
して直角に延びる。それは支持体１から垂直に下部方向
に突き出し２つのラグ３，４を担う鋳造品２を備えてい
る。ラグ４と同ラグ４方向に広がった鋳造品２の下端と
の間には比較的小さな断面の溝５が設けられ、ラグ３．
４間には比較的大きな断面の？１ｔ６が形成される０回
転シャフト８のベアリング７は鋳造品２の上部に固定さ
れる。

カバー１０を担うウェッジ９はシャフト８に固定される
。適当に制御されたシャフト８の回転によりカバー１０
を連続的な線形に示した位置と破線形に示した位置との
間を旋回させることができる。

連続的な線形に示した位置で２つの溝５，６はカバー１
０により閉じられるが、破線形で示した位置 置では溝５，６は下部方向に傾斜するように解放される
。

溝５，６は圧延機から図面の面に対して直角に達するこ
とによって、溝内へ導入され減速するスチールバーを一
時的に格納するために使用される。

７１１５内には所与の径、例えば１５■を超えないスチ
ールバーだけが導入されるが、渭６内にはこの径もしく
は断面を超えるバーだけが導入されるようにする措置が
とられる。溝５，６内には対応する丸バーが示されてい
る。例えば溝５内にはほぼ８閣の径のバー１１が存在し
、溝６内にほぼ３６ｍｏ＋の径のバーが存在する。バー
は例えば３０ｍ／秒以上の高速で溝内に走った後減速す
る。

かかる高速の下ではバーはびびり傾向をもっことになる
が、これは異なる断面の２つの溝に分割することにより
自由な溝断面とバー断面との比が余り大きくならないよ
うにすることによって排除することができる。かくして
、それぞれのバーにつき、またその断面と独立に、溝は
十分なガイドを構成することによってバーのび゛びりが
存在しないようにすることができる。バーが溝５、もし
くは６に進入し減速すると、シャフト８はカバー１０が
連続的な線の形で示した位置をとるように旋回する。そ
のため、進入バーは特定の溝がら落下する危険に対して
保護される。バーが停止もしくは示した位置に持ち込ま
れることによってバー１１は鋳造品２４の隣接辺縁部が
らころげおちたり、バー１２がラグ４から転げ落ち、そ
れがその後段階的に前進する冷却ベッドレーキ１３上へ
落下できるようにする。バーが特定の溝から落下しない
ようにするためそれらのロールもしくはスライド面は水
平線に対して少なくとも３０”だけ傾斜する。すなわち
ラグ４と水平線との間の角度αは少なくとも３０°とな
る。

図解のヒンジ付溝は長手方向には一体に作らない方が望
ましい。なぜならば、このことはその長さのために製造
上の問題を発生させるからである。

それ故、それは長手方向に継起的に配列された同一の断
面の幾つかの形材から構成される０個々の形材のシャフ
ト８は全てのヒンジ付溝カバーが同時に開閉できるよう
に共に連結される。

２つの溝５、もしくは６の何れが負荷もしくは充填さる
べきかについての決定は圧延バーの径もしくは断面の関
数であり、ヒンジ付溝に対する供給はそれに応じて制御
しなければならない、これはスチールバーが選択した溝
５もしくは６内へ偏向するように、例えば垂直および（
もしくは）傭人されるスチールバーが通過できるような
スロット等を備えた固定供給材を設けることもできるが
、一方その径もしくは断面が大きいため溝６により格納
されるバーは上記スロットを通過できないようにするこ
とができる。

スチール鋳造品が圧延機から通り出たばあい、交互に充
填される２つのヒンジ付溝を使用するのが従来のやり方
である。このことは一本のバーが一つのヒンジ付溝内で
減速する一方で次のバーが他のヒンジ付溝内へ走行する
ようにして行われる。

このことにより圧延機からスチール鋳造品を連続的に放
出することが可能になる。第２図はそのような２つのヒ
ンジ付溝の組合せの特に簡単な構造を示したものである
。従って第１図のヒンジ付溝は２重としそれが支持体１
に対して直角となった共通の中心部２．２′を有し、そ
の２つの側部に渭５　’、６　’が対称形に構成された
独立の鋳造品がら構成されるようになっている。第２図
のばあい、第１図に示したヒンジ付溝に対称なヒンジ付
溝に間する参Ｂ？？呑昇を士アセスＬロアノル叫１１飢
ｔラグ３．３　’、４．４　’を有する鋳造品２．２′
が対称形に構成されるだけでなく、関連ベアリング７゜
７′、シャフト８，８′、ウェッジ９．９′、およびカ
バー１０．１０’もそのように構成されている。

カバー１０．１０’は交互に開閉される。

【図面の簡単な説明】

第１図はヒンジ付溝の断面図、第２図は単一の鋳造品に
組込んだ２つのヒンジ付溝の断面図。 ５．６・・・溝、　　　　　　１３・・・冷却ベッド、
１０・・・・共通カバー、 １１．１２・・・スチールバー、 （外４名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）所定の長さに切られ、その内部へ進入中もしくは進
   入の最後に減速する圧延機から放出されたスチールバー
   を格納すると共に、上記格納されたスチールバーを下部
   に位置する冷却ベッドへ供給するためのヒンジ付溝にお
   いて、少なくとも２つの平行で無作為的に充填可能な異
   なる断面の溝（５、６）を有し、それらが冷却ベッド（
   １３）に対して溝（５、６）をカバーもしくは解除する
   共通のカバー（１０）を備えることを特徴とする前記ヒ
   ンジ付溝。 ２）スチールバー（１１、１２）の溝（５、６）の各々
   の固定支持面が水平線に対して少なくとも３０°だけ傾
   斜することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
   ヒンジ付溝。 ３）異なる断面の少なくとも２つの溝（５、６）が、共
   通の鋳造品（２、３、４）により形成されることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項もしくは第２項に記載のヒ
   ンジ付溝。 ４）その少なくとも２つの溝（５、６）が、共通の鋳造
   品（２、２′、３、３′、４、４′）により隣接するヒ
   ンジ付溝の異なる断面の少なくとも２つの溝（５′、６
   ′）により形成されることを特徴とする特許請求の範囲
   第３項に記載のヒンジ付溝。 ５）鋳造品（２、２′、３、３′、４、４′）を通り抜
   ける軸に関して隣接するヒンジ付溝に対して対称形に構
   成されることを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載
   のヒンジ付溝。 ６）その長手方向に継起して構成された同一の断面の幾
   つかの形材より成り、その個々の形材のカバー（１０）
   を動作させるピボット機構（８）が相互接続されること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第５項の何れ
   か一に記載のヒンジ付溝。 ７）充填さるべき特定の溝（５、６）を選ぶためにそこ
   への供給が垂直かつ／もしくは側部方向に調節可能なこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第６項の何
   れか一に記載のヒンジ付溝。 ８）そこへの供給が充填さるべき特定の溝（５、６）を
   選ぶために、その径もしくは断面の関数としてスチール
   バー（１１、１２）用の固定分離装置を有することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項ないし第６項の何れか一
   に記載のヒンジ付溝。