JPS6316787A - カラ−テレビジヨンカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、主に業務用、放送用として使用される３管式
のカラーテレビジョンカメラに関するものである。

（技術的背景） 従来より業務用、放送用として使用される３管式カラー
テレビジョンカメラ（以下単にｒＴＶカメラ」と呼ぶこ
ともある）は、周知のように、搬像レンズより入射した
被写体からの光を三色分解光学系によりＲ（赤）、Ｇ（
緑）、Ｂ（青）の三原色に分離し、夫々の色成分を受け
もつＲ，Ｇ。

Ｂチャンネル用賊像管で各色の映像信号に光電変換し、
これらの各映像信号を夫々のプリアンプ。

プロセスアンプで聯幅処ＩＩ　Ｌ、た後、更に各種の信
号処理を施し、カラーエンコーダに供給して、ＮＴＳＣ
方式の複合カラー映像信号に合成するものである。ここ
で三色分解光学系には、ダイクロイックミラ一方式や、
プリズム式３色分解光学系（以下単に「プリズム光学系
］とも記述Ｊる）を使用したブリ゛ズム方式等がある。

後者の方式はフランジバックの長い特殊な撮影レンズを
必要とするが、小型で構造が簡単であり、しかも効率が
良いので、放送用カメラとしては大部分がこの方式を採
用している。本発明もこの後者のプリズム方式を使用し
たＴＶカメラに係わるものである。

（従来の技術） 従来のＴＶカメラにおけるプリズム光学系について、第
３図を参照しながら説明する。被写体く図示せず）から
の入射光はレンズ（通常複数の凸レンズから成っている
）を通過した後、３色分解プリズム１のうちのＢ分解プ
リズムＢ１に入射し、そのダイクロイック面（多層の蒸
着膜から成る）ｂ＋にて青色光がほぼ全反射し、その他
の色成分はそのままＲ分解プリズムＲ１に入光し、その
ダイクロイック面ｒ１にて赤色光がほぼ全反射し、かつ
緑色成分はそのままＧ分解プリズムＧ１に入光する。な
お、３ｒ、３ｏ、３ｂは夫々Ｒ１Ｇ、Ｂ用のトリミング
フィルタであり、分離された赤、緑、青の各色の純度を
一層高めるものである。その後各色光は夫々の囮像管（
図示せず）にて光電変換される。

一般にかが６３管式ＴＶカメラは良好な画質を得るため
に、使用開始に際して一連の調整操作を必要とする。こ
れらは主として解像度、レジストレーション、グレイス
ケール等のテスト・パターンについて平坦な照明を当て
、ＴＶカメラに正対させて、正規の寸法にフレーミング
を行なった後、調整を行なっている。そして、この種の
テストパターンを搬像する方法としては、等両型や反射
型のテストパターンを外光で照明する方法が通常行なわ
れている。これらの方法で行なう場合には、パターンの
交換や設定の操作がその都度必要なため、手数や時間を
要する。そこでかがる欠点を解消しようとして、パター
ン投影機を内蔵したＴＶカメラが考案され始めている。

このようなパターン投影機内蔵カメラの従来例としては
、■ｉ影レンズを構成する２つのレンズ間に配置された
光偏向器によって、光路内にパターン像を導入する方法
。

■撮＠管保護用のバイアスライトランプを光源とし、バ
イアスライトグラスを利用してパターン像を３色分解プ
リズムの前面から導入する方法。

等が開発されている。

（発明が解決しようとする問題点） これらのパターン投影機は、複数のレンズにて構成され
る撮影レンズ内にパターン像を内蔵しているものが主で
あったため、レンズの交換ができないという欠点や、調
整する際に、テストパターンの設定や交換、フレーミン
グ等に手間がかかり、運用性が悪くなるという問題点が
あった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、３色分解プリズム及びＲ，Ｇ、Ｂ各チャンネ
ル用の３つの撮像管を有するいわゆる３管式のカラーテ
レビジョンカメラ用プリズム光学系において、３色分解
プリズムのＲデセンネル分解用プリズムの一端部に入射
面となる光路入口を形成すると共に、この光路入口に対
向してパターン投影機を設けてなり、このパターン投影
機からのテストパターンの像を３色分解プリズムの３色
共通の光路内に導入し、３つの搬像管上にテストパター
ンの像を形成し得るよう構成することにより、上記従来
技術の問題点を解決したものである。

〔実施例〕

本発明のＴＶカメラ用プリズム光学系の一実施例（構成
例）について、第１図及び第２図を参照しながら説明す
る。第１図は本発明のＴＶカメラの主要部であるパター
ン投影機１２及び３色プリズム光学系１０を示す側面図
である。この３色プリズム光学系１０において、１１は
３色分解プリズム、Ｒ２，Ｇ２．Ｂ２は夫々Ｒ，Ｇ、Ｂ
分解プリズム、Ｒ３，Ｇ３．Ｂ３は夫々Ｒ，Ｇ、Ｂチャ
ンネル用ａｍ管である。以上の構成要素は従来の光学系
と同じであるが、本発明においては、Ｒ分解プリズムＲ
２の一端部にＲ，Ｇ、８各チヤンネルに共通した入射面
となる光路入口１３を新たに形成している。そして更に
この光路入口１３に対向させて、筒状のパターン投影機
１２を設置している。この筒状のパターン投影機１２に
は、その筒状部の側面の一部に、第２図に示すような窓
部２０が形成されており、この窓部２ｏを光路入口１３
と対向させてパターン投影機１２を設置すること当然で
ある。またパターン投影機１２の内部は、例えば同図に
示すように、ミラー１４、投影レンズ１５、テストチャ
ート１６、及び光ＦＡ１７等が配置された構成となつい
る。以下これらの０１作について、両図を参照しながら
説明する。

撮影開始にあたって、ＴＶカメラに設けられている調整
用のスイッチを閉成すると、レンズの絞り又はシャッタ
ーがクローズ（ｃｌｏｓｅ　）されて、対物レンズ前面
からの入射光はカットされる。これに連動して光源１７
が点灯し、テストチャート１６を照射する。この光（チ
ャート光）は更に投影レンズ１５を通過してミラー１４
で反射され、窓部２０を通過して、光路入口１３よりＲ
分解プリズムＲ２に入射する。ここで、上記チャート光
は第１図に複数の矢印で示すように、ダイクロイック面
ｒ２（ｂ＋）上これと光軸４との交点に、反射光線が光
軸４と一致するような角度で照射されるように構成され
ているので、光路入口１３より入射したチト一ト光は、
前記撮像レンズからの被写体の光線と同様な光路を辿り
、三原色に分解されたのち各Ｒ，Ｇ、Ｂチトンネル用の
撮像管受光面上に結像され、映像信号に変換されてＴＶ
カメラに内蔵された各自ｖＪ調整回路を働かせる。この
ようにして各種の調整を行った（々に撮影が開始される
。

なお、本発明のＴＶカメラを用いて、従来の外光照明に
よるテストパターンを搬像してその！ｌｉ１象状態と、
ＴＶカメラの内蔵パターン投影機によるテストパターン
の踊像状態とを比較したところ、Ｇヂャンネル用撮像管
Ｇ３の受光面上での両者の明るさを等しくすると、Ｒチ
ャンネル用撮像？ｆｆＲ３の受光面上では前者の方が、
またＢチトンネル用搬像管Ｂ３の受光面上では後者の方
がそれぞれ明るくなることが実験でも確められた。これ
は、内蔵パターン使用時に８分解プリズムＢ２のダイク
ロイック面ｂ１における反射特性が、外光照明（レンズ
２の方向から入射）の使用時と異るためであり、このよ
うな照度のずれを解消するために、第２図示の如く例え
ば分光特性補正フィルタ１８及び光量調整用のＮＤフィ
ルタ１９を、パターン投影機１２内の光源１７の近傍に
配置すると、一層好都合である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、カメラ調整の際に、テストパターンを
レンズを通して撮影することにより調整していた従来の
作業におけるわずられしさを取除くと共に、調整に要す
る時間を大幅に短くし得、またパターンプロジェクタ−
内蔵のレンズにとられれることなく、如何なる種類のズ
ームレンズにも容易に使用できる等、様々な特長を有す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカラーテレビジョンカメラの主要部を
示す側面図、第２図はパターン投影機の一例を示す正面
断面図、第３図は従来のＴＶカメラにおけるプリズム光
学系の側面図である。 １０・・・３色プリズム光学系、１１・・・３色分解プ
リズム、１２・・・パターン投影機、１３・・・光路入
口、１／ｌ・・・ミラー、１５・・・投影レンズ、１６
・・・テストチャート、１７・・・光源、２０・・・窓
部、Ｒ２・・・Ｒ分解プリズム、Ｇ２・・・Ｇ分解プリ
ズム、Ｂ２・・・Ｂ分解プリズム。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ３色分解プリズム及びＲ、Ｇ、Ｂ各チャンネル用の３つ
   の撮像管を有する３管式のカラーテレビジョンカメラ用
   プリズム光学系において、上記３色分解プリズムのＲチ
   ャンネル分解用プリズムの一端部に入射面となる光路入
   口を形成すると共に、該光路入口に対向してパターン投
   影機を設けてなり、このパターン投影機からのテストパ
   ターンの像を上記３色分解プリズムの３色共通の光路内
   に導入し、上記３つの撮像管上に上記テストパターンの
   像を形成し得るよう構成したことを特徴とするカラーテ
   レビジョンカメラ。