JPS63167486A - 磁気ヘツド位置決め制御方式 - Google Patents

磁気ヘツド位置決め制御方式

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JPS63167486A
JPS63167486A JP31271886A JP31271886A JPS63167486A JP S63167486 A JPS63167486 A JP S63167486A JP 31271886 A JP31271886 A JP 31271886A JP 31271886 A JP31271886 A JP 31271886A JP S63167486 A JPS63167486 A JP S63167486A
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JP
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magnetic head
signal
track
position error
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JP31271886A
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Takahiko Tsujisawa
辻澤 隆彦
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、セクタサーボ方式によるFDD装置(フロッ
ピィディスク駆動装置)の磁気ヘッドの位置決め制御方
式に関するものである。
(従来の技術) 従来のFDD装置においては、サーボ機構を簡単化でき
ることや、装置の大ききおよびコスト的観点から磁気ヘ
ッド位置決めのためのアクチュエータとしてステップモ
ータが利用されている。
しかし、FDD装置の小型化、大容量化に伴い、磁気デ
ィスクのデータトラック間ピッチが狭くなるに従って、
データトラックの偏心が無視できなくなることから、ス
テップモータを開ループ制御ではなくセクタサーボ方式
によりフィードバック制御し、位置決め精度の向上を行
っている。
セクタサーボ方式とは周知の如く、磁気ディスクのデー
タ面を幾つかのセクタに分け、このセクタの先頭あるい
は最後尾にトラック位置誤差情報を書き込むことによっ
て、セクタ数と磁気ディスクの回転数によって決まるサ
ンプリングタイム毎にトラック位置誤差情報を得、この
情報に基づき磁気ヘッドのフィードバック制御を行うと
いう方式である。これを行う方法としては、特願昭60
−234544号にあるディジタルコントローラの如く
、目標トラックの変動成分の中の第2周波数成分と同じ
周波数の正弦波をインパルス入力に対応して発生するデ
ィジタルフィルタをフィードバックループ内に持つこと
により、磁気ヘッドを高精度に目標トラック位置に位置
決めするという方法がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この方法ではセクタ数と磁気ディスクの
回転数によって決まるサンプリングタイム毎に得られる
トラック位置情報を基にデータトラックへの磁気ヘッド
゛の追従制御を行っており、サンプリングタイムの間に
だけ、ステップモータを駆動しトラックシーク動作を行
うので、高速なトラックシークが難しいという欠点があ
った。
本発明は、上記の問題点に鑑み創案されたものであって
、トラックシークを行うときには、ステップモータを開
ループ制御により駆動し磁気ヘッドを目標データトラッ
ク位置まで移動し、その後、位置情報のサンプリング回
数分に相当する回数だけデータトラック位置と磁気ヘッ
ドの位置との位置ずれを零として、ディジタルコントロ
ーラの出力計算を行い、最後の出力計算結果だけをステ
ップモータへ出力し、データトラックの偏心の影響を押
えることによって、高精度なトラック追従制御を実現し
つつ、高速なトラックシークを可能とする磁気ヘッド位
置決め制御方式を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 前述の問題点を解決するために本発明が提供する手段は
、磁気ヘッドを追従啓せるべき目標トラック位置と前記
磁気ヘッドの現在位置との差を示す位置誤差信号を一定
のサンプリングタイム毎に出力する位置誤差検出手段を
備えたフロッピディスク駆動装置であって、前記磁気ヘ
ッドを移動するためのステップモータと;前記位置誤差
信号を前記サンプリングタイム毎に積算する積算手段と
、該積算手段の出力を受けて前記目標トラック位置の変
動成分の中の第2周波数成分と同じ周波数の正弦波を発
生する第2成分正弦波ディジタルフィルタと、該第2成
分正弦波ディジタルフィルタの出力と前記位置誤差信号
と前記積算手段の出力とを前記サンプリングタイム毎に
入力して前記磁気ヘッドの平衡点位置信号を生成する安
定化ディジタルフィルタとからなる第1の制御手段と;
前記位置誤差信号を入力して、前記ステップモータを比
例制御する第2の制御手段と;前記第1の制御手段と前
記第2の制御手段の出力を切り換える切り換え手段と;
前記第1の制御手段または前記第2の制御手段の出力に
応じて予め記憶された値の信号を出力する記憶素子と、
該記憶素子の出力値を増幅して前記ステップモータに駆
動用の電流を印加する増幅器とを含む微小送り回路と;
前記微小送り回路を介して前記ステップモータを開ルー
プ制御する第3の制御手段と;前記目標トラック位置へ
前記磁気ヘッドを追従させるトラック追従モードと前記
磁気ヘッドを目標トラック位置へ移動させるトラックシ
ークモードとを切り換えるモード切り換え手段と;前記
位置誤差検出手段の出力により起動されるタイマと;該
タイマ出力を前記サンプリングタイム毎に分周し、前記
サンプリングタイムの回数をカウントする分周手段と;
前記第3の制御手段による前記トラックシークモードが
終了後、前記分周器出力に相当する前記サンプリングタ
イムの回数分だけ前記位置誤差信号を零に切換え、該零
の信号を前記積算手段と前記第2成分正弦波ディジタル
フィルタと前記安定化ディジタルフィルタとに出力する
スイッチング手段とを設けたことを特徴とする。
(作用) FDD装置ではコスト及び太き許の観点から磁気ヘッド
位置決めのためのアクチュエータとしてステップモータ
が利用されているが、小型化、大容量化を進めるために
はより高精度なステップモータの位置決めが必要となる
。微小送り回路は、ステップモータの各相への励磁電流
と平衡点位置との関係を記憶しておくことによって、ス
テップモータの機械的構造から決まる送りピッチとは無
関係に、ステップモータの微小な位置決めを可能とする
ものである。
また、FDD装置におけるセクタサーボ方式ではセクタ
数および磁気ディスクの回転数をあまり大きくできず、
従ってサンプリング周波数は必然的に高くならない。こ
のような環境下で磁気ヘッドを偏心するデータトラック
に追従させるため、偏心の支配的なモードである磁気デ
ィスクの回転周波数の2倍の周波数と等しい周波数の正
弦波を発生する第2成分正弦波ディジタルフィルタを1
巡ループに即ち、トラック追従モードにおけるフィード
バックループ内に直列に挿入し、磁気ヘッドの定常的な
追従特性を向上させ、結果的に磁気ヘッドとデータトラ
ック位置との位置誤差を縮小することを可能とし、きら
にトラックシークを行っているときには、位置誤差信号
を零として上述したディジタルフィルタから構成される
コントローラの出力を計算し、この計算値をトラックシ
ーク後に出力することによって、トラック偏心に対する
高精度な追従特性を満足すると共に、トラックシーク時
間を短縮するという効果がある。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。ただし
、以下の説明においては、信号名と信号値とを同一の記
号で表わす。
第1図は本発明の一実施例に係わる2相リニアステツプ
モータによる磁気ヘッドのディジタル位置決め制御方式
の構成を示すブロック図である。
まず、トラック追従モードについて説明する。
第1図に示す切り換えスイッチ51 、52 、53 
、54の各切換接点の位置は、トラック追従モードでの
位置を示す、サンプリングタイムをTとすると、磁気ヘ
ッド5により再生された再生信号aは、位置誤差検出器
1により、サンプリングタイムT毎にサンプリングされ
る0位置誤差検出器1は、磁気へラド5の位置の誤差を
検出し、位置誤差信号すを出力する0位置誤差検出器1
は、サンプリングタイムT毎に位置誤差信号すを出力す
ると共に、ディジタルコントローラ2を起動させるため
の起動信号Cを発生する。ディジタルコントローラ2は
位置誤差信号すを基に2相リニアステツプモータ4の平
衡点位置Uを計算し、微小送り回路3へ平衡点位置Uを
出力する。微小送り回路3は平衡点位置Uを受けて2相
リニアステツプモータ4の各相へ電流d、d’を印加し
、2相リニアステツプモータ4に連結された磁気ヘッド
5を移動する。
同様に次のサンプリングタイム点で、また位置誤差検出
器1は位置誤差信号すを出力する。トラック追従モード
期間中は切り換えスイッチ51 、52 。
53 、54は閉じており、磁気ヘッド5を追従させる
ためのフィードバックループが構成されている。
位置誤差検出器1が出力する起動信号Cは、ディジタル
コントローラ2へ入力きれると共に、タイマ7をリセッ
トした後起動させる起動信号として使われる。タイマ7
の出力eは、サンプリングタイムT毎に分周器8により
分周される0分周器8は、サンプリングの回数をカウン
トし、カウントtarをディジタルコントローラ2へ出
力する。但しトラック追従モード期間中にあっては、デ
ィジタルコントローラ2は分周器8によってカウントさ
れたサンプリングの回数を参照しない。
ディジタルコントローラ2は、第2図に示すように、積
分器10と、目標トラック位置の変動成分の中の第2周
波教戒分と等しい周波数の正弦波をインパルス入力に対
応して発生する第2成分正弦波ディジタルフィルタ11
と安定化ディジタルフィルタ12とで成る第1のトラッ
ク追従制御手段と;比例制御を行う第2のトラック追従
制御手段(乗算器18)等で構成きれている。トラック
追従制御は、通常第1のトラック追従制御手段により行
われ、フロッピィディスク装置で問題となるディスク回
転数の2倍の周波数で変動する目標トラックの偏心に相
応して磁気ヘッド5を高精度に追従させる。
また、微小送り回路3は、第6図に示すように、2相リ
ニアステツプモータ4の平衡点位置Uに対応して2相リ
ニアステツプモータ4の各相へ励磁電流値d1.d、’
を出力するリードオンメモリ(ROM)13.13’と
各ROM13.13’(7)出方値d、、d、’に従っ
て、2相リニアステツプモータ4へ駆動用の電流を印加
する増幅器16.16’等で構成され2相リニアステツ
プモータ4の平衡点位置Uを2相リニアステツプモータ
4の機械的な構造から決まる送りピッチにかかわらず任
意に設定でき、ディジタルコントローラ2との組み合せ
により高精度な磁気へラド5の目標トラック追従特性を
実現している。
次にトラックシークモードについて説明する。。
第1図に示すようにトラックシーク信号9eがモード切
り換え器6に入力きれると、モード切り換え器6は、モ
ード切り換え信号mを切り換えスイッチ51 、52 
、53 、54へ出力し、スイッチS1を接地し、スイ
ッチS4をステップモータドライバ9に接続し、スイッ
チ52.53を開く、また、モード切り換え信号mは同
時に、ステップモータドライバ9と分周器8に入力され
、ステップモータドライバ9を起動し、分周器8のサン
プリング回数のカウント値をリセットする。ステップモ
ータドライバ9は、現在トラックから目標トラックまで
のトラック数tを受けて、微小送り回路3に2相りニア
ステップモータ4の平衡点位置U゛を順次出力し、2相
リニアステツプモータ4を駆動して磁気へラド5を目標
トラック位置へ移動させる。ステップモータドライバ9
は、目標トラックまでのトラック数に相当する距離分の
磁気ヘッドの移動終了後、シーク終了信号SCをディジ
タルコントローラ2へ出力する0分周器8は、ディジタ
ルコントローラ起動信号Cにより起動されたタイマ7の
出力信号CをサンプリングタイムT毎に分周し、サンプ
リング回数をカウントする。この場合、分周器8は、モ
ード切り換え信号mによりリセットされているから、シ
ークモードに切り換ってからのサンプリング回数をカウ
ントしており、カウント数fをディジタルコントローラ
2へ出力シティる。ディジタルコントローラ2は、シー
ク終了信号seを受けて、分周器8のカウント数rを入
力し、カウント数fに相応するf回だけ、位置誤差信号
すを零(スイッチS1により接地されている)として、
第1のトラック追従制御手段により2相リニアステツプ
モータ4の平衡点位置Uを計算する。また、ディジタル
コントローラ2は、最終出力値を計算した後、モード切
り換え器6と切り換え手段19(第2図参照)ヘリセッ
ト信号rを出力すると共に、第1のトラック追従制御手
段により計算された最終の2相リニアステツプモータ4
の平衡点位置Uを出力する。この出力により、データト
ラックの偏心の影響が除かれる。しかし、ステップモー
タの開ループ制御によるトラックシーク動作のために目
標トラック位置と磁気へラド5の実際の位置とにはオフ
セットが生じる可能性がある、このため、ディジタルコ
ントローラ2内の切り換え手段19は次の1サンプル周
期分だけ、ディジタルコントローラ2内の切換スイッチ
5゜6を切り換え、第1のトラック追従制御手段の位置
誤差入力を零として、計算し、実際の位置誤差信号すを
第2のトラック追従制御手段(乗算器18)に入力して
比例制御を行うと共に、第1のトラック追従制御手段の
計算値を出力することによって、前述のオフセットを取
り除き、かつ、データトラックの偏心の影響を取り除く
。また、このときモード切り換え器6は、リセット信号
rを受けて、各切り換えスイッチ51 、52 、53
 、54をトラック追従モードと同一の状態に戻してい
る。
当然のことながら、ステップモータドライバ9、モード
切り換え器6および切り換えスイッチ51 、52 、
53 、54は、マイクロプロセッサ等で実現できる。
第2図は、第1図に示したディジタルコントローラ2の
構成を示すブロック図である。切り換え手段19は前述
した様にリセット信号rを受けた後1サンプル周期分だ
け切り換え信号m′によりスイッチS5を接地し、スイ
ッチS6を閉じ、位置誤差信号すを乗五器18に入力す
る。このとき積算器1゜および安定化ディジタルフィル
タ12に零を入力する。
次のサンプル周期分からはディジタルフントローラ起動
信号Cにより第2図に示したと同一状態、即ちスイッチ
S5を閉じ、スイッチs6を開く。
スイッチS5が閉じている間、積分器10.第2成分正
弦波ディジタルフィルタ11.安定化ディジタルフィル
タ12がトラック追従制御を行う。積分器1゜は、位置
誤差信号すをサンプリングタイムT毎に積算し、積算値
z1を第2成分正弦波ディジタルフィルタ11および安
定化ディジタルフィルタ12へ出力する。積分器10は
、ステップ状の目標トラック位置の変化に対して、磁気
ヘッド5の位置を定常的に目標トラック位置へ誤差零で
追従させる作用をし、従って、磁気ヘッド5の位置ずれ
のオフセットを補償する。
また、第2成分正弦波ディジタルフィルタ11は、目標
トラック位置が正弦波状に変動する場合、この変動周波
数と同じ周波数の正弦波をインパルス入力に対応して出
力するディジタルフィルタとして作用し、定常的に磁気
へラド5を零の位置誤差で目標トラック位置に追従させ
るはたらきをする。また、安定化ディジタルフィルタ1
2は、積分器出力z1および第2成分正弦波ディジタル
フィルタ出力z2 、 z2’を入力とする第1図に示
されるトラック追従モードでのフィードバックループの
安定化を行う。
トラック追従モードにおいて目標トラック位置(図示せ
ず)から位置誤差信号までのパルス伝達関数G(z)は
、2を2−変換の演算子とすると、積分器10と第2成
分正弦波ディジタルフィルタ11との固有値を零点とし
て持つから、次のようになる。
ただし、D(z)はD(z)−0の根がすべて2一平面
の単位円内に存在するσ次の実係数多項式であり、N(
z)は(σ−3)次の適当な実係数多項式である。また
、(z”+n、z+n、)の項は、第2成分正弦波ディ
ジタルフィルタ11の固有値からなる多項式である。
フロッピィディスク装置では、目標トラックが温湿膨張
によりディスク回転数の2倍の周波数で偏心するから、
この周波数をωとすると、目標トラック信号rarc 
t )は、 r*r(t ) −に、sinωt        (
2)で偏心する。tは時間を表す。目標トラック信号r
atc t )の2−変換をR(z)とすると、ただし
、Tはサンプリングタイムである。
従って、n I=  20O9ωT、n、=1とすると
、最終値の定理から、目標トラック信号rerc t 
)に対して位置誤差信号すは、 −o                  (4)とな
り、磁気へラド5が目標トラック位置に高精度に追従す
ることがわかる。
第3図は、第2図の積分器10を2−変換の演算子2を
用いて表わしたブロック図である。符号31で示す(z
−’)は、サンプリングタイムT毎に動作するシフトレ
ジスタである。
第4図は、2−変換の演算子2を用いて記述した第2成
分正弦波ディジタルフィルタ11の構成例を示すブロッ
ク図である。 Pi、P2.P3.P4.P5゜P6は
実定数である。
第5図は、第2図の安定化デイリタルフィルタ12の一
構成例である。2相リニアステツプモータ4は、モータ
印加電流d、d’から可制御であり、位置誤差信号から
可観測で可観測指数が2であるから、常にトラック追従
モードのフィードバックループは1次の安定化ディジタ
ルフィルタにより安定化できる。従って、第5図におい
て、P7゜P8 、 P9 、 PIO、pH、Pi2
 、 Pi3 、 Pi4は実定数であり、(1)式の
D(z)を任意に指定できる。ブロック図17は、ディ
ジタルコントローラ2による計算に伴う時間遅れである
当然のことながら、積分器10、第2成分正弦波ディジ
タルフィルタ11および安定化ディジタルフィルタ12
は、2−変換の演算子2によって表わきれていることか
らマイクロプロセッサ等のディジタル計算機により差分
方程式を解くという方法でプログラム的に実現すること
も可能である。
第6図は第1図の微小送り回路3の一構成例を示すブロ
ック図である。微小送り回路3は外部から与えられる2
相リニアステツプモータ4の平衡点アドレス値Uを受け
て、2相リニアステツプモータの各相それぞれに与える
べき励磁電流値を出力するROM(リードオンリメモリ
) 13 、13’と、ROM13 、13’(7)出
力値dl 、 dl’テアルーフ イシタル信号をアナ
ログ信号へ変換するD/A変換器14 、14’と、D
/A変換器14.14’の出力信号d2゜d2’のナイ
キスト周波数(1/2T)以上の周波数成分を遮断する
ローパスフィルタ15.15’と、ローパスフィルタ1
5.Is″の出力d3.d3’に応じて2相リニアステ
ツプモータ4の各相に電流d及びd゛を流す増幅器16
 、16’とからなる。
2相リニアステツプモータ4はその平衡点の位置を、一
方の相の電流値dと他方の相の電流値d′を適当に組み
合せることによって、2相リニアステツプモータ4の機
械的なピッチにかかわらず任意に設定できる。すなわち
、各相それぞれにある大きさの電流を流すと、その電流
値の組み合せによる平衡点が必ず存在し、この平衡点の
位置は各相の励磁電流にのみ依存し、機械的構造から決
まる送りピッチには無関係である。
従って、ある電流の組み合せによる平衡点位置を基準ア
ドレス(アドレス値0)としたとき、その点からのずれ
量をリニアステップモータの平衡点アドレスとすること
ができ、前記したROM13及び13゛には、この平衡
点アドレスに対応する電流値の組み合せが記憶される。
ただし、各相の電流値の組み合せは、最大静止推力が一
定になるようにとられる。
以上の様に、微小送り回路3は2相リニアステツプモー
タ4の平衡点の位置を機械的構造から決まる送りピッチ
にかかわらず任意に選ぶことができる。
微小送り回路3のROM13.13’は、マイクロプロ
セッサのメモリ上に実現することも可能である。
さらに、本発明は、2相リニアステツプモータを利用す
る場合に限るものではなく、他のステップモータを利用
したフロッピィディスク駆動装置にも適用できる。
(発明の効果) 以上、説明したように、本発明によれば、ステップモー
タに微小送り回路を付加し、さらにトラック追従モード
においてはそのフィードバックループ内に第2成分正弦
波ディジタルフィルタを設けることによって、磁気ヘッ
ドを目標トラック位置へ高精度に追従させることができ
る。また、トラックシークモードにおいては、開ループ
制御により高速に磁気ヘッドを移動した後に、トラック
追従モード用のディジタルコントローラの出力を位置誤
差信号を零として計算し、この計算値をステップモータ
へ印加するという方法により、目漂トラックの偏心の影
響を十分に押えたトラックシーク動作が可能となり、ト
ラックシークの高速化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1[I!Jは本発明の一実施例に係わる2相リニアス
テツプモータを用いた磁気ヘッドのディジタル位置決め
制御方式の構成を示すブロック図、第2図は第1図に示
したディジタルコントローラノ構成例を示すブロック図
、第3図は第2図の積分器の機能を示したブロック図、
第4図は第2図の第2成分正弦波ディジタルフィルタの
一構成例を2−変換の演算子2によって記述したブロッ
ク図、第5図は第2図の安定化ディジタルフィルタの一
構成例を2−変換の演算子を用いて表わしたブロック図
、第6図は第1図の微小送り回路の〜構成例を示すブロ
ック図である。 1・・・位置誤差検出器、2・・・ディジタルコントロ
ーラ、3・・・微小送り回路、4・・・2相リニアステ
ツプモータ、5・・・磁気ヘッド、6・・・モード切り
換え器、7・・・タイマ、8・・・分周器、9・・・ス
テップモータドライバ、10・・・積分器、11・・・
第2成分正弦波ディジタルフィルタ、12・・・安定化
ディジタルフィルタ、13 、13’−ROM、 14
 、14’−D/A変換器、15.15°・・・ローパ
スフィルタ、16.16’・・・増幅器、17・・・む
だ時間、18・・・乗算器、19・・・切り換え手段、
a・・・磁気ヘッド再生信号、b・・・位置誤差信号、
C・・・ディジタルコントローラ起動信号、dldo・
・・2相リニアステツプモ一タ駆動軍流、dl。 di’・・・ROM出力、d2 、 d2’・・・D/
A変換器出力、d3.d3’・・・ローパスフィルタ出
力、e・・・タイマ出力、f・・・分周器出力、m・・
・モード切り換え信号、r・・・リセット信号、sc・
・・シーク終了信号、se・・・シーク信号、51 、
52 、53 、54 、55 、56・・・切り換え
スイッチ、t・・・移動トラック数、u、u’・・・2
相リニアステツプモータの平衡点位置、zl・・・積分
器出力、z2.z2’・・・第2成分正弦波ディジタル
フィルタ出力。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気ヘッドを追従させるべき目標トラック位置と前記磁
    気ヘッドの現在位置との差を示す位置誤差信号を一定の
    サンプリングタイム毎に出力する位置誤差検出手段を備
    えたフロッピィディスク駆動装置において、 前記磁気ヘッドを移動するためのステップモータと;前
    記位置誤差信号を前記サンプリングタイム毎に積算する
    積算手段と、該積算手段の出力を受けて前記目標トラッ
    ク位置の変動成分の中の第2周波数成分と同じ周波数の
    正弦波を発生する第2成分正弦波ディジタルフィルタと
    、該第2成分正弦波ディジタルフィルタの出力と前記位
    置誤差信号と前記積算手段の出力とを前記サンプリング
    タイム毎に入力して前記磁気ヘッドの平衡点位置信号を
    生成する安定化ディジタルフィルタとからなる第1の制
    御手段と;前記位置誤差信号を入力して、前記ステップ
    モータを比例制御する第2の制御手段と;前記第1の制
    御手段と前記第2の制御手段の出力を切り換える切り換
    え手段と;前記第1の制御手段または前記第2の制御手
    段の出力に応じて予め記憶された値の信号を出力する記
    憶素子と、該記憶素子の出力値を増幅して前記ステップ
    モータに駆動用の電流を印加する増幅器とを含む微小送
    り回路と;前記微小送り回路を介して前記ステップモー
    タを開ループ制御する第3の制御手段と;前記目標トラ
    ック位置へ前記磁気ヘッドを追従させるトラック追従モ
    ードと前記磁気ヘッドを目標トラック位置へ移動させる
    トラックシークモードとを切り換えるモード切り換え手
    段と;前記位置誤差検出手段の出力により起動されるタ
    イマと;該タイマ出力を前記サンプリングタイム毎に分
    周し、前記サンプリングタイムの回数をカウントする分
    周手段と;前記第3の制御手段による前記トラックシー
    クモードが終了後、前記分周器出力に相当する前記サン
    プリングタイムの回数分だけ前記位置誤差信号を零に切
    換え、該零の信号を前記積算手段と前記第2成分正弦波
    ディジタルフィルタと前記安定化ディジタルフィルタと
    に出力するスイッチング手段とを設けたことを特徴とす
    る磁気ヘッド位置決め制御方式。
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