JPS63167470A - マルチデイスクプレ−ヤ - Google Patents

マルチデイスクプレ−ヤ

Info

Publication number
JPS63167470A
JPS63167470A JP31273486A JP31273486A JPS63167470A JP S63167470 A JPS63167470 A JP S63167470A JP 31273486 A JP31273486 A JP 31273486A JP 31273486 A JP31273486 A JP 31273486A JP S63167470 A JPS63167470 A JP S63167470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
disc
engaging member
housing
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31273486A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Ikedo
勇二 池戸
Takahiro Okajima
高宏 岡嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP31273486A priority Critical patent/JPS63167470A/ja
Publication of JPS63167470A publication Critical patent/JPS63167470A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はディスクプレーヤに関し、特に複数枚のディス
クを収納でき且つその収納された任意のディスクを順次
選択して連続した演奏が可能なマルチディスクプレーヤ
に関する。
背景技術 複数枚のディスクを収納でき且つその収納された任意の
ディスクを順次選択して連続した演奏を可能としたディ
スクプレーヤとしてジュークボックスが一般的に知られ
ている。ところが、従来のジュークボックスは本体その
ものが非常に大きく、家庭用としては不向きであった。
近年、ディジタルオーディオディスク(以下、DACと
略称する)と呼ばれ、ディジタル信号を記録することに
よって従来のアナログ的に信号を入れたオーディオディ
スクに比して収容する情報量を増大し得かつ再生の際の
雑音発生も少ないディスクが数種開発され且つ多く利用
されている。
この内、特にレーザ光を用いて信号を記録し且つ読み取
る方式で、一般にコンパクトディスクと呼ばれる外径が
約120のディスクは、取り扱いが簡単であると共にデ
ィスクプレーヤ全体の小型化を可能とするものである。
近時、この小型DADを複数枚(例えば5〜6枚)、常
時収納でき、これらを連続的に演奏する家庭用ジューク
ボックスとして最適なマルチディスクプレーヤが開発さ
れている。ちなみに、小型DADは演奏時間が1時間と
、従来のアナログオーディオディスクの約1゜5倍の情
報量を収容することが出来る。そのため、例えば6枚の
ディスクには演奏時間が3分前後の曲であればおよそ1
20曲収容することが可能で、ジャズあるいは演歌など
、好みのジャンル別に網羅することも容易となる。
マルチディスクプレーヤは基本的には、ターンテーブル
及びピックアップ等を含む演奏手段と、ディスクを保持
してプレーヤハウジング内の装着部に挿入装着されるデ
ィスクホルダと、該ディスクホルダ内のディスクを演奏
位置すなわちターンテーブル上に搬送し且つ該ターンテ
ーブル上がら該ディスクホルダ内に返送するディスク取
出搬送機構とを備えている。
マルチディスクプレーヤにおいてはディスクホルダ内の
ディスクをターンテーブル上に搬送する場合、例えばタ
ーンテーブルのディスク担持面と平行な方向及びこれに
略直角な方向の2方向にディスクを移動することが行な
われる。ところが、既に開発されたマルチディスクプレ
ーヤにおいてはこの搬送をなすための上記ディスク取出
搬送機構が、上記ディスクホルダ内のディスクを直接、
該ディスクのディスクホルダからの突出方向端部または
ディスクの略全体を把持してディスクホルダ外に引き出
す形式のものであり、ディスクを把持する把持機構をは
じめとする該ディスク取出搬送機構の構成が大型かつ複
雑であり、しがもその動作に必要なスペースも大きく、
プレーヤ全体としての小型化が困難であると共にコスト
の増大を招来していた。
この問題を解決せんとして最近、第35図及び第36図
に示されるように(例えば特願昭61−075011と
して提案されている)、上記ディスクホルダを、全体と
して直方体状のハウジング101と、該ハウジング内に
上記ターンテーブルのディスク担持面に対して略直角な
方向(矢印Z方向及びその反対方向)において配列され
且つ該配列方向に伸長する支持軸102を中心として回
転自在に設けられて各々主面上にディスク103を担持
し得かつ該ハウジングに対して各主面に沿って突出収納
自在な複数の板状トレイ104とにより構成したマルチ
ディスクプレーヤが新たに開発されている。すなわち、
各々ディスク103を担持した上記板状トレイ104を
上記ハウジング101から単純に突出させるだけでディ
スク103の一方向への搬送(ターンテーブルのディス
ク担持面と平行な方向におけるディスク搬送)がなされ
るように構成されているのである。従って、前述したマ
ルチディスクプレーヤの如き、ディスクホルダ内に収納
されたディスクを直接、該ディスクのディスクホルダか
らの突出方向端部またはディスクの略全体を複雑な把持
機構により把持してディスクホルダ外に引き出す形式の
ディスク取出搬送機構を備えたものに比して構成が簡単
であリ、プレーヤ全体としての小型化及びコスト低減が
図り易くなるのである。
なお、ディスクの2方向送りをなす上記ディスク取出搬
送機構の具体的構成としては、演奏さるべきディスク1
03を担持した上記トレイ104をディスクホルダのハ
ウジング101に対して突出及び収納せしめるトレイ突
出手段と、該ハウジング外に突出したトレイ104上に
担持されたディスク103をターンテーブルのディスク
担持面に対して略直角な方向に移動するディスク移動手
段とを含み、該トレイ突出手段は上記各トレイ104の
配列方向に沿って延在する支持部材(図示せず)と、該
支持部材に該配列方向(矢印Z方向及びその反対方向)
において移動可能に設けられて演奏手段(ターンテーブ
ル及びピックアップ等)を担持した移動部材(図示せず
)と、該移動部材上に回転自在に設けられて上記各トレ
イ104の1つずつに回転端部にて係合してトレイ10
4をディスクホルダのハウジングに対して突出及び収納
せしめるためのトレイ係合部材106(第36図及び第
37図に図示)と、演奏さるべきディスクを担持したト
レイ104と係合する位置に該トレイ係合部材106を
上記移動部材と共に移動せしめるトレイ係合部材移動手
段と、トレイを上記ハウジングに対して突出及び収納さ
せるべく上記トレイ係合部材に駆動力を付与するトレイ
係合部材駆動手段とを有している。
すなわち、ターンテーブル及びピックアップ等を含む演
奏手段の全体を該演奏手段を担持した上記移動部材と共
に上記各トレイ104の配列方向(矢印Z方向及びその
反対方向)に沿って移動させることによって上記各トレ
イ104とターンテーブルとのトレイ配列方向における
相対移動をなし、また、上記トレイ係合部材106を回
転駆動してこれにより上記各トレイ104を押して上記
ディスクホルダのハウジング101外に該各トレイを突
出させてこのトレイ上のディスク103を上記ターンテ
ーブルの直下に位置せしめる構成となっているのである
第36図及び第37図に示されるように、トレイ係合部
材106にはピン106aが突設されており、上記移動
部材(図示せず)に形成された円弧状案内溝107にこ
のピン106aが摺動自在に係合することによって該ト
レイ係合部材106が案内されて回転する。第36図か
ら明らかなように、各トレイ104の回転中心軸(支持
軸102の中心軸)とトレイ係合部材106の回転中心
軸(仮想)とが一致するようになされている。
上記したマルチディスクプレーヤにおいては、トレイ係
合部材106を案内する案内溝107が単純な円弧状で
ある。故に、第38図(ω及び山)に示されるように、
上記トレイ係合部材駆動手段によりトレイ係合部材10
6に付与される駆動カニPの方向において該トレイ係合
部材のピン106aと案内溝107の内周面との間に存
在する間隙:eが大きくなっていた。前述したトレイ1
04をトレイ係合部材106によって押してハウジング
101から完全に突出させたとき、並びに、該トレイを
該ハウジング内に完全に収納させたときには、該トレイ
の位置決めを特に高精度に行なう必要がある。ところが
、かかる間隙;eはトレイ係合部材106がどの位置に
あろうとも常に存在するため、トレイ104はトレイ係
合部材106と共にこの間隙分だけガタついてしまい、
ディスクの搬送が高精度になされないという問題があっ
た。
発明の概要 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところはディスクの搬送、特にトレイがデ
ィスクホルダのハウジングに対して完全に突出及び収納
された状態における該トレン イ及びその搭載ディスクの位置決めが高精度になされる
マルチディスクプレーヤを提供することである。
本発明によるディスクプレーヤは、弧状案内溝にその一
部が摺動自在に係合することによって案内されてトレイ
をハウジングに対して突出及び収納せしめるトレイ係合
部材と、該トレイ係合部材に駆動力を付与するトレイ係
合部材駆動手段とを有し、該弧状案内溝の始端部及び終
端部が該トレイ係合部材駆動手段によって該トレイ係合
部材に付与される上記駆動力の方向に対して略直角に伸
長していることを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例としてのマルチディスクプレーヤ
を添付図面を参照しつつ説明する。
第1図において、参照符号1は当該マルチディスクプレ
ーヤの全体を示している。
第1図に示されるように、プレーヤハウジング2のフロ
ントパネル3には該プレーヤハウジング内にディスクホ
ルダとしてのマガジン5を装着するための長方形の開口
部3aが設けられている。
開口部3aは左右方向に伸長している。但し、ここで言
う左右方向とは矢印Yにて示される前方に向ってのもの
であり、矢印X方向が左方である。
また、矢印Zは上方を示している。フロントパネル3上
にはまた、当該マルチディスクプレーヤの操作をなすた
めの操作ボタン群6と表示部7が設けられている。
第2図(a)ないしtC>に示されるように、マガジン
5は全体として偏平な直方体状のハウジングとしてのマ
ガジン本体8と、各々主面上にディスク10を担持した
3枚ずつ2種類、合計6枚の矩形板状トレイAll及び
トレイB12とを有している。
トレイAll及びトレイB12、従って各ディスク10
は、後述するターンテーブルのディスク担持面に対して
直角な方向、この場合、上下方向(矢印Z方向及びその
反対方向)において所定のピッチにて順に配列収納され
ている。トレイA11及びトレイB12は、マガジン本
体8の右後端部に該各トレイの配列方向(上下方向)に
伸長して設けられた回転支持軸8aを中心として回転自
在に設けられており、マガジン本体8に対して各主面に
沿って突出収納自在となっている。
マガジン5の構成を更に詳しく説明する。
マガジン本体8には上下方向(矢印Z方向及びその反対
方向)において並ぶ7枚の仕切壁8bが設けられており
、トレイAll及びトレイB12は該各仕切壁間に配置
されている。第3図(ωから明らかなように、各仕切壁
8bには回転支持軸8aの近傍に、円形の小さな開口部
8cが各々同心的に形成されている。第4図(a)、 
(b)及び第5図(ω。
市はトレイAll及びトレイB12の詳細を示すもので
あるが、該両図にも示されるように、各仕切壁8bに形
成された開口部8cと対向可能に該各トレイにも開口部
11a、12aが形成されている。ここで、仕切壁8b
に形成された開口部8Cを第1開口部と称し、これに対
して、トレイA11及びトレイB12に設けられた開口
部11a及び12aを第2開口部と称する。この各開口
部80、lla及び12a内には各仕切壁8bの並設方
向(矢印Z方向及びその反対方向)に沿って移動し得る
5つの球状可動駒13aが嵌挿されている。各球状可動
駒13aの直径は交互に配列された各トレイ11,12
の配列ピッチ寸法と等しい。また、該各球状可動駒はマ
ガジン本体8の上下端部に配置された一対の板バネ13
bによって互いに近づく方向に付勢されている。
第2図中)に示されるように、マガジン本体8の左前端
部には押圧レバー14が略前後方向(矢印Y方向及びそ
の反対方向)に伸長して設けられており、且つ、その一
端部、この場合前端部においてピン14aを介してマガ
ジン本体8に揺動自在に取り付けられている。但し、ビ
ン14aは上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)に
おいて伸長している。押圧レバー14の他端部、すなわ
ち後端部は各トレイ11及び12の自由端部に円滑に係
合し得る。抑圧レバー14にはバネ部材14bが係合し
ている。このバネ部材14bは押圧レバー14を第2図
中)における反時計方向に付勢し、以て、該押圧レバー
にトレイ押圧力を付与するものである。抑圧レバー14
には、プレーヤハウジング2内のマガジン装着部からマ
ガジン5を離脱させるときに該プレーヤハウジングの開
口部3aの縁部3bに当接し得る突部14cが形成され
ている。この突部14cは、開口部3aの縁部3bと当
接することにより、各トレイ11及び12をマガジン本
体8内の収納位置に向けて付勢するように抑圧レバー1
4の本体を揺動せしめる作用をなす。
上記した抑圧レバー14と、バネ部材14bとにより、
各トレイ11及び12をマガジン本体8内の収納位置及
び回転支持軸8aに向けて押圧する抑圧手段が構成され
ている。また、該抑圧手段と、マガジン本体8の各仕切
壁に形成された開口部8c  (第1開口部)と、各ト
レイ11及び12に夫々形成された開口部11a、12
a  (第2開口部)と、各球状可動駒13aと、板バ
ネ13bとによっで、各トレイ11及び12をマガジン
本体8内の収納位置にて保持する保持機構が構成されて
いる。
第4図(ω、山)及び第5図+a>、 (Ll)から明
らかなように、トレイAll及びトレイ812はほぼ同
形状であり、聴取者がマガジン本体8から該各トレイを
引き出す際に指先をかける爪部11b、12bの形状及
び七の位置が異なるだけである。各トレイ11及び12
の自由端部には前述した抑圧レバー14が係合する切欠
部11c 、  12cと、一対の治具挿入孔11d、
lie、12d、12eとが形成されている。
また、各トレイ11及び12のディスク担持面に対向し
得る隣接トレイの主面所定位置には該主面よりも突出す
るように合成皮革などから成る柔軟部材11r、12f
’が設けられている。また、各トレイ11及び12には
、隣接トレイに設けられた柔軟部材11f、12f’の
移動軌跡に沿った弧状の凹部11h、lli、12h、
12+が設けられている。この凹部11h、111.1
2h及び121を設けたことにより、互いに積み重ねら
れた形となっている合計6枚のトレイ11及び12全体
としての積み重ね方向における寸法が小さく抑えられて
いるのである。即ち、マガジン5全体としての薄形化が
図られているのである。
第2図(e)に示されるように、マガジン5の右側面略
中央部には係合爪5aが設けられており、且つ、ビン5
bによりマガジン本体8に一端部にて所定範囲内で揺動
自在に取り付けられている。また、マガジン5の右側面
前端部には他の係合爪5Cが一端部にてピン5dを介し
て所定範囲内で揺動自在に設けられている。この係合爪
5cは、コイルスプリング5eによってその自由端部を
外方に付勢されている。これら各係合爪5a及び5Cは
、その自由端部にて開口部3a  (第1図及び第2図
(1)l参照)の縁*3bに係合し得る。
上記した各係合爪5a及び5c並びにコイルスプリング
5eとによって、プレーヤハウジング2内の装着部に対
するマガジン5の装着姿勢が正しくないときに装着を阻
止する装着阻止手段が構成されている。すなわち、マガ
ジン5を上下反転した状態で上記装着部に装着しようと
する場合、係合爪5aがその自重により揺動してマガジ
ン5の外方に突出し、該係合爪の自由端部が開′口部3
a(前述)の縁部3bに係合してマガジン5の装着が阻
止されるのである。また、マガジン5を前後を逆にして
上記装着部に装着しようとする場合、コイルスプリング
5eにより外方に突出せしめられている係合爪5cが開
口部3aの縁部3bに係合し、以て、マガジン5の装着
が阻止されるのである。
なお、上記係合爪5a、5c及びコイルスプリング5e
の如き極めて単純な部材によって上記装着阻止手段を構
成したことによって、構成が簡単となり、コストの低減
が図り易くなっている。
第2図(1))及び第3図(b>に示されるように、マ
ガジン5に揺動自在に設けられた押圧レバー14の突部
14cには円形の開口部14eが形成されている。一方
、第3図(b)に示されるように、マガジン5のハウジ
ングたるマガジン本体8には押圧レバー14の下面に沿
って伸びる張出部8dが設けられており、該張出部上に
柱状突部8eが形成されている。この突部8dの上端部
には円形の凹部8fが形成されており、該凹部内には球
状可動駒8gが上下方向(矢印Z方向及びその反対方向
)において移動可能に挿入されている。押圧レバー14
の突部14cに形成された開口部14eは該押圧レバー
が第2図(b)にて実線で示される位置にあるときに凹
部8rと対向し得、球状可動駒8gはその一部がこの開
口部14eに嵌入し得る。
上記した押圧レバー14と、可動駒8gとによって、デ
ィスクホルダたるマガジン5が上下反転した姿勢にある
ときに各トレイ11及び12のマガジン本体8からの突
出を規制する突出規制手段が構成されている。すなわち
、マガジン5が上下反転した状態にある場合、球状可動
駒8gが自重により移動して該可動駒の一部が抑圧レバ
ーの開口部14e内に嵌入し、これにより抑圧レバー1
4の揺動が規制され、以て、各トレイ11,12のマガ
ジン本体8外への突出が規制されるのである。
なお、上記押圧レバー14及び可動駒8gの如き単純な
形状の部材によって上記突出規制手段を構成したことに
よって、構成が簡単となり、コストの低減が図り易くな
っている。また、球状可動駒8gに関しては、これを特
別に製造することなく、市販のものを使用することもで
きる。
第1図に示されるように、ハウジング2内に固設された
底板15上には支持部材としてのシャーシ16が取り付
けられている。シャーシ16は前後方向(矢印Y方向及
びその反対方向)並びに左右方向(矢印X方向及びその
反対方向)において延在する平面部16aと、該平面部
の左右両側端に連続し且つ前後方向及び上下方向(矢印
Z方向及びその反対方向すなわち上記各トレイの配列方
向)において延在する一対の立面部16b及び16cと
から成る。
第6図ないし第9図に示されるように、上記したシャー
シ16の一対の立面部16b及び16cの後端部間には
、移動部材18が配置されており、且つ、該各文面部に
上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)すなわち各ト
レイ11,12の配列方向において移動可能に取り付け
られている。
第9図に示されるように、移動部材18の上面には保持
部材としての担持板22が取り付けられており、第8図
及び第10図から明らかなように、該担持板上にはター
ンテーブル23が取り付けられている。第9図に示され
るように、担持板22上にはまた、光学式ピックアップ
手段を担持したキャリッジ24が配置されており、且つ
、ターンテーブル23のディスク担持面23a (第1
0図示)を含む平面に沿って、この場合、略左右方向(
矢印X方向及びその反対方向)において移動自在に担持
板22に取り付けられている。なお、ターンテーブル2
3は、第8図ないし第10図に示されるスピンドルモー
タ25によって直接回転駆動される。また、担持板22
上にはキャリッジ24を駆動するキャリッジ駆動手段が
設けられている。
上記したターンテーブル23及びスピンドルモータ25
と、光学式ピックアップ手段を含むキャリッジ24と、
上記キャリッジ駆動手段とによって、ディスク演奏をな
す演奏手段が構成されている。すなわち、該演奏手段は
移動部材18上に担持され、該移動部材と共に上下方向
(矢印Z方向及びその反対方向)に移動するのである。
第10図に示されるように、ターンテーブル23には後
述するクランプ機構の円盤状押圧部材にクランプ力を付
与するマグネット23bが設けられている。スピンドル
モータ25及びターンテーブル23を保持する保持部材
としての担持板22は磁性材から成り、第10図から明
らかなように、ターンテーブル23の反デイスク担持面
側に配置されている。従って、ターンテーブル23はマ
グネット23bの磁力によって担持板22に向けて吸着
され、これにより、スピンドルモータ25の出力軸25
aと該出力軸を支える軸受部(図示せず)とが互いに密
接せしめられる。
第11図及び第12図に示されるように、シャーシ16
の下面には鋼板から成る移動レバー33が、マガジン装
着方向、すなわち前後方向(矢印Y方向及びその反対方
向)に沿って移動自在に取り付けられている。第13図
〈ω及び山〉に移動レバー33の詳細が示されている。
第13図(a)及び山)から明らかなように、移動レバ
ー33の後端部には下方に伸長してマガジン5の後端部
がこれに係合し得る張出部33aが突設されている。す
なわち、マガジン5の後端部がこの張出部33aに係合
することによって移動レバー33が後方に移動するよう
になっているのである。また、移動レバー33には該移
動レバーに前方(矢印Y方向)に向けてのパイアスカを
付与するコイルスプリング(図示せず)が連結されてい
る。
第6図及び第11図に示されるように、移動レバー33
の左側には、前後に移動する該移動レバーの張出部33
b、33c  (第13図(ωも参照)がその作動子に
係合して該冬作動子を動作せしめ得るように一対の検知
スイッチ34及び35が配置されている。
上記した移動レバー33と、検知スイッチ34及び35
とにより、マガジン5がプレーヤハウジング2内のマガ
ジン装着部に装着されたことを検知するためのマガジン
装着検知手段が構成されている。
次いで、上記した移動部材18を上下方向(矢印Z方向
及びその反対方向)に移動せしめる移動部材移動手段に
ついて説明する。
第6図ないし第8図に示されるように、シャーシ16の
左右の立面部16b及び16cの外面には、前後方向に
伸長する一対の長手移動プレート37及び38が設けら
れている。なお、第14図及び第15図に移動プレート
37.38の詳細が示されている。第7図及び第8図か
ら特に明らかなように、各移動プレート37.38には
該各移動プレートの伸長方向に伸びる案内溝37a、3
7b並びに38a、38b 、38cが形成されており
、各移動プレート37.38は該各室内溝が立面部16
b、16cの外面に突設されたピン16dに移動自在に
外嵌することによって支持部材たるシャーシ16に取り
付けられている。すなわち、移動プレート37及び38
は前後方向において往復動自在となっているのである。
第6図ないし第9図に示されるように、移動部材18に
は、左側部及び右側部に2つずつ、計4つのピン18a
が突設されている。第7図及び第8図から明らかなよう
に、これら各ピンは支持部材たるシャーシ16の左右両
立面部16b、16Cに上下方向に伸長して形成された
4つの案内溝16eに移動自在に嵌合しており、これに
よって、移動部材18が上下方向に案内される。
移動部材18の左右両側に突設されたピン18aはシャ
ーシ16の案内溝16eを通じて該シャーシの外側に突
出しており、移動プレート37゜38に形成された階段
状のカム孔37d、38dがこのピン18aと移動自在
に係合している。移動プレート37に形成されたカム孔
37dは全体として、前方(矢印Y方向)に向って下方
(反矢印Z方向)に傾斜するように形成されている。ま
た、移動プレート38に形成されたカム孔38dは全体
として前方に向って上方に傾斜するように形成されてい
る。すなわち、移動プレート37及び38が相対的に移
動すると移動部材18が上下に移動するように各カム孔
37d、38dが形成されているのである。第6図及び
第8図に示されるように、右方の移動プレート38の後
端部には、該移動プレートを常に後方(反矢印Y方向)
に付勢するコイルスプリング38hが連結されている。
故に、この移動プレート38に形成されたカム孔38d
と該カム孔に摺接するピン18aとの間の間隙が常にゼ
ロとなり、移動部材18の上下動が高精度になされる。
第6図、第7図及び第14図に示されるように、左方の
移動プレート37の前端部には該移動プレートの伸長方
向に沿ってラック部37hが形成されている。第6図及
び第7図から明らかなように、このラック部37hには
、シャーシ16上に設けられたダブル歯車40の小歯車
部40aが噛合している。移動プレート37は、このダ
ブル歯車40を含む歯車減速機構41を介してモータ4
5により駆動せしめられる。
第6図に示されるように、左右の移動プレート37及び
38の間には回動レバー47が配置されており、且つ、
シャ′−シ16上に突設されたピン16gを介して仮想
中心47aを中心として回動するようにシャーシ16に
取り付けられている。
回動レバー47の両端部は左右の移動プレー37゜38
に枢着せしめられている。
上記したモータ45と、歯車減速機構41と、回動レバ
ー47と、これらに関連する周辺小部材とによって、移
動プレート37.38に駆動力を付与する駆動力付与手
段が構成されている。また、該駆動力付与手段と、移動
プレート37.38とにより、移動部材18を上下方向
(矢印Z方向及びその反対方向)に移動せしめる移動部
材移動手段が構成されている。
第6図に示されるように、シャーシ16が有する左側の
立面部16bの上部には検知スイッチ49か設けられて
いる。この検知スイッチ4つは、前後方向に往復動する
移動プレート37か最復動位置(前方移動限界位置)に
あることを検知するためのものであうで、移動プレート
37の一部がその作動子に係合することによって動作す
る。移動プレート37の前端部右面には該移動プレート
の移動方向に沿ワて整列した6つのスリット50aを有
するアドレスプレート50が設けられている。また、検
知スイッチ49の後方には該アドレスプレートのスリッ
ト50に対応して該スリットを検知するためのフォトセ
ンサ51が設けられている。なお、検知スイッチ49を
第1センサと称し、これに対して、フォトセンサ51を
第2センサと称する。第2センサから得られるスリット
検知信号は該スリット検知信号をカウントするカウンタ
(図示せず)に送られる。また、当該マルチディスクプ
レーヤの自動制御をなす制御部(図示せず)がプレーヤ
ハウジング2内の所定位置に配置されており、該制御部
は上記カウンタのカウント値によって移動プレート37
の停止位置を知る。
上記した第1センサたる検知スイッチ49と、アドレス
プレート50と、第2センサたるフォトセンサ51と、
カウンタと、制御部とにより、移動プレート37を所望
のアドレス位置に移動せしめ且つ該位置にて位置決めす
る位置決め機構が構成されている。該位置決め機構は、
第2センサたるフォトセンサ51がスリット検知信号を
発している場合に移動指令があると現在アドレスと希望
アドレスとの差に対応した距離だけ移動プレート37を
移動せしめ、フォトセンサ51がスリット検知信号を発
していないときに移動指令があると移動プレート37を
第1センサたる検知スイッチ4つから検知信号が得られ
るまで移動(後方移動)させてから希望アドレスの位置
に移動せしめるようになっている。
第9図に示されるように、移動部材18の右前端部には
マガジン5内の各トレイ11,12(第2図(b>等参
照)の1つずつに係合して該各トレイをマガジン本体8
の外部に突出せしめるためのトレイ係合部材53が設け
られている。トレイ係合部材53は全体として略り字状
に形成されており、移動部材18に形成された弧状案内
溝18dに該十レイ係合部材に突設されたピン53aが
摺動自在に係合することによって案内される。すなわち
、トレイ係合部材53は弧状案内溝18dの曲率の中心
を回転軸として回転し、その回転端部53b及び53c
にてトレイ11,12を押してマガジン本体8に対して
突出及び収納せしめるのである。
なお、第9図から明らかなように、トレイ係合部材53
の仮想回転軸(弧状案内溝18dの曲率の中心)と各ト
レイ11,12の回転支持軸8aの位置は一致せしめら
れている。また、各トレイ11及び12はその回転支持
軸8aの近傍11k。
12k (第4図(田、第5図(a)参照)をトレイ係
合部材53によって押されることによってマガジン本体
8の外部に突出する。第9図に示されるように、弧状案
内溝18dの始端部18e及び終端部18f’は、後述
するトレイ係合部材駆動手段によって該トレイ係合部材
53に付与される駆動カニPの方向に対して略直角に伸
長している。
なお、トレイ係合部材53は移動部材18上に設けられ
ていることから、前述した移動部材移動手段(移動プレ
ート37.38等から成る)と、アドレスプレート50
等を含む位置決め機構とによって、演奏さるべきディス
ク10を担持したトレイ(11または12)と係合する
位置にトレイ係合部材53を移動部材18と共に移動す
るトレイ係合部材移動手段が構成されている。
次いで、上述した各トレイ11.12をマガジン本体8
から突出させるべくトレイ係合部材53を回転駆動する
トレイ係合部材駆動手段について説明する。
第6図及び第16図に示されるように、シャーシ16の
右側部下面には、前後方向に伸長する移動体56が配置
されており、且つ、その伸長方向において移動自在にシ
ャーシ16に取り付けられている。第17図(田ないし
く小に移動体56の詳細が示されている。移動体56の
右前端部には該移動体の伸長方向に沿ってラック部56
aが形成されている。このラック部56aには、シャー
シ16上に設けられたダブル歯車57(第6図及び第8
因参照)の小歯車部57aが噛合している。移動体56
は、このダブル歯車57を含む歯車減速機構58を介し
てモータ62により駆動される。
これら歯車減速機構58及びモータ62により、移動体
56に駆動力を付与する駆動力付与手段が構成されてい
る。
第12図及び第18図に示されるように、プレーヤハウ
ジング2内のマガジン装着部の最深部近傍には、該マガ
ジン装着部に装着されたマガジン5を該マガジン装着部
の外部に突出せしめるための揺動レバー63が略左右方
向に伸長して配置されており、且つ、シャーシ16の下
部に設けられたサブシャーシ64にその略中央部にてピ
ン63aを介して揺動自在に取り付けられている。但し
、ピン63aは上下方向(矢印Z方向及びその反対方向
)に伸長している。図から明らかなように、揺動レバー
63の右端部には上方に伸びる張出部63bが突設され
ており、揺動レバー63は該張出部にてマガジン5の後
端部に当接する。また、揺動レバー63の左端部にはピ
ン63aをその曲率の中心とするギア部63cが形成さ
れており、ダンパ65が有する制動歯車65a (第1
2図示)がこのギア部63cに噛合している。ダンパ6
5はその内部に保持したグリスなどの粘性剤の粘抵抗を
以て制動力を付与するものである。なお、第18図に示
されるように、揺動レバー63はコイルスプリング63
dによってマガジン突出力を与えられる。
上記した揺動レバー63と、ダンパ65と、コイルスプ
リング63dとによって、マガジン5をプレーヤハウジ
ング2内のマガジン装着部から外部に突出せしめる突出
手段が構成されている。
第8図に示されるように、シャーシ16の右側の立面部
16cにはその回動一端部がマガジン5の係止凹部5g
  (第2図(b)、 (C)参照)に係合することに
よって該マガジンをプレーヤハウジング2に対して装着
位置にてロックするロック部材67が回動自在に設けら
れている。また、該ロック部材によるマガジン5の上記
ロック状態が上述した移動体56の前方への移動によっ
て解除されるようになされている。
第6図及び第16図に示されるように、シャーシ16の
右端部には、共に前後方向(矢印Y方向及びその反対方
向)に伸長する第ルバ一部材71及び第2レバ一部材7
2が配置されており、且つ、シャーシ16にその各伸長
方向において往復動自在に取り付けられている。第19
図くω、山)及び第20図(田、山)に第ルバ一部材7
1及び第2レバ一部材72の詳細が示されている。第ル
バ一部材71は後述するクランプ機構の構成部材である
支持体を駆動するためのものであり、第2レバ一部材7
2は中間レバー73(第6図及び第16図示)を介して
前述のトレイ係合部材53(第9図参照)を回転駆動す
るためのものである。中間レバー73は上下方向に伸長
するピン73aを介してシャーシ16上に回転自在に設
けられており、その回転一端部に形成されたカム溝73
b(第6図及び第16図に図示)に、第2レバ一部材7
2に突設されたピン72aが係合することにより回転す
る。中間レバー73の回転他端部には下方に伸びるロッ
ド73cが設けられており、このロッド73cはトレイ
係合部材53(第9図示)に形成された孔53dに嵌入
し、これにより、トレイ係合部材53が回転せしめられ
る。なお、第6図に示されるように、中間レバー73に
は、上記のビン72aとカム溝73bとを密接させるた
めの板ばね73eが設けられている。
また、上記のカム溝73bは、トレイ係合部材53がト
レイAll又はトレイB12を押してマガジン本体8内
に収納せしめた後、該トレイ係合部材を該各トレイから
離間せしめるように形成されている。
上記した第ルバ一部材71及び第2レバ一部部材73は
共に、前述した移動体56により移動せしめられる。
第6図、第16図、第17図(a)及び(C) i:示
されるように、移動体56の所定位置には第1凹部56
cが形成されている。これに対して、第6及び第16図
に示されるように、第ルバ一部材71にはこの第1凹部
56cと対向し得る第1開ロ部71cが形成されており
、該第1開口部内には第1四部56cと係合し得る可動
駒74が設けられている。これら第1凹部56c1第1
開ロ部710及び可動駒74などによって、移動体56
の移動に応じて第ルバ一部材71を該移動体に対して適
宜ロックし、且つ、該ロック状態を解除するロック・解
除手段が構成されている。すなわち、移動体56の移動
距離に応じて第ルバ一部材71が該移動体と共に移動し
たり、停止したりし、これによって後述するクランプ機
構が駆動されるのである。なお、上記のロック・解除手
段については特願昭59−29309に詳述されている
一方、第6図、第16図、第17図(a)及び(C)に
示されるように、移動体56には他の第2及び第3凹部
56d、56eが形成されており、これに対して、第2
レバ一部材72にはこれら第2及び第3凹部と対向可能
に第2開ロ部72d及び第3開ロ部72eが形成されて
いる。該第2及び第3凹部56d、56eと、第2及び
第3開ロ部72d、72eとの間には、2つの可動駒7
5及び76が介装されている。これら第2及び第3凹部
56d、56e、第2及び第3開ロ部72d、72e並
びに可動駒75.76等により、移動体56の移動に応
じて第2レバ一部材72を該移動体に対して適宜ロック
し、且つ、該ロック状態を解除するロック・解除手段が
構成されている。すなわち、移動体56の移動距離に応
じて第2レバ一部材72が該移動体と共に移動しあるい
は停止し、これによってトレイ係合部材53(第9図参
照)が駆動されるのである。なお、当該ロック・解除手
段については特願昭60−072908に詳述されてい
る。
上記したロック・解除手段と、第2レバ一部材72と、
移動体56と、モータ62等を含み移動体56に駆動力
を付与する駆動力付与手段とによって、トレイ11及び
12(第4図、第5図参照)をマガジン本体8に対して
突出及び収納させるべくトレイ係合部材53(第9図示
)を回転駆動するトレイ係合部材駆動手段が構成されて
いる。また、該トレイ係合部材駆動手段と、支持部材た
るシャーシ16と、移動部材18と、トレイ係合部材5
3と、移動プレート37.38等から成るトレイ係合部
材移動手段(前述)とによって、演奏さるべきディスク
10を担持したトレイ11または12をマガジン本体8
から突出せしめるトレイ突出手段が構成されている。
第9図、第21図ないし第23図に示されるように、移
動部材18上に、は、各々前後方向(矢印Y方向及びそ
の反対方向)並びに左右方向(矢印X方向及びその反対
方向)に伸長する一対の板状の支持体78及び79が設
けられており、且つ、支持軸としてのピン78a、79
aを介してターンテーブル23(第8図、第10図参照
)のディスク担持面23a (第10図示)に対して略
直角な面内において揺動するように移動部材18上に形
成されたブラケット部IEH’に取り付けられている。
第24図及び第25図に各支持体78,79の詳細が示
されている。両支持体78.79の自由端部にはディス
ク10のターンテーブル23との反対向面に当接して該
ターンテーブルと協働してディスククランプ作用をなす
円盤状の抑圧部材80が回転可能に取り付けられている
。詳しくは、支持体78の自由端部は抑圧部材80に形
成されたフランジ部81aのディスク抑圧面側に当接し
、また、支持体7つの自由端部は該フ→ンジ部81aの
反デイスク抑圧面側に当接しており、両支持体78.7
9の各自由端部により押圧部材8′0を上下方向におい
て挾持する形となっている。
第21図ないし第25図に示されるように、各支持体7
8.79には、該各支持体が第22図。
第23図において実線にて示される位置にあるときに移
動部材18のブラケット部18fに係合して上記各ビン
78a、79aの伸長方向と平行な方向における該各支
持体の移動を規制する規制部78c、79cが設けられ
ている。第22図及び第23図において二点鎖線で示さ
れる各支持体78.79の位置は該各支持体をブラケッ
ト部18rに取り付けるときの位置であり、実線にて示
される位置は、該各支持体がその機能をなす位置である
。すなわち、実線で示される位置は作動位置であり、二
点鎖線で示される位置は何の作用もなさぬ非動位置であ
る。
第9図及び第21図から明らかなように、両支持体78
.79の上方には弓状に形成されたクランパカム82が
配置されており、且つ、ピン82aを介してその曲率の
中心を中心として移動すべく移動部材18(第9図参照
)に取り付けられている。第26図(a)ないいC)及
び第27図にクランパカム82の詳細が示されている。
また、第28図及び第29図に押圧部材80の詳細が示
されている。第26図(C)及び第27図から特に明ら
かなように、クランパカム82の略中央部には、各支持
体78及び79の上面に突設された円柱状の突起78d
、79d  (第21図示)と各々係合するカム部82
d、82eが形成されている。すなわち、クランパカム
82が往復動することによって各支持体78.79が駆
動され、ターンテーブル23に対する押圧部材80の脱
着がなされるのである。なお、上記各カム部82d、8
2eは、押圧部材80がターンテーブル23に吸着せら
れた後に上記各支持体78.79が該抑圧部材から離脱
するように、又逆に、該各支持体による押圧部材80の
挾持が完了した後に該押圧部材がターンテーブル23か
ら離脱するように形成されている。
第21図、第26図(ω及び(C)に示されるように、
クランパカム82の一端部にはU字状の切欠部82「が
形成されており、第ルバ一部材71(第6図、第16図
、第19図(ω及び山)に図示)に下方に伸長すべく形
成された突部71eが円滑に係合している。すなわち、
この第ルバ一部材71が往復動することにより、クラン
パカム82が移動せられ、以て支持体78及び79が上
下に揺動するのである。
前述したクランパカム82と、第ルバ一部材71と、移
動体56(第17図などに図示)と、該第ルバ一部材7
1及び移動体56を該移動体の移動に応じて適宜ロック
し且つロック解除するロック・解除手段(可動駒74等
から成る)と、モータ62等を含み移動体56に駆動力
を付与する駆動力付与手段とによって、上記各支持体7
8及び79を駆動する駆動手段が構成されている。
また、該駆動手段と支持体78.79により、抑圧部材
80をターンテーブル23に対して脱着せしめる抑圧部
材移動手段が構成されている。また、該抑圧部材移動手
段と抑圧部材80とによって、ディスク10をクランプ
するクランプ機構が構成されている。なお、第22図及
び第23図に示されるように、抑圧部材80がターンテ
ーブル23のディスク担持面23a (第10図参照)
に近づく方向に各支持体78及び79を付勢するバネ部
材(図示せず)が設けられている。
第10図は第21図に関するX−X矢視を示すものであ
るが、読図から明らかなように、支持体78の自由端部
には、押圧部材80(の本体81)の外周部に係合して
ターンテーブル23に対する該抑圧部材の位置決め、こ
の場合、ターンテーブル23のディスク担持面23aと
平行な面内における位置決めをなすテーパ部78gが形
成されている。これにより、ターンテーブル23に対す
る抑圧部材80の芯出しが高精度にてなされる。
ここで、ターンテーブル23と押圧部材80の形状につ
いて詳述する。
第10図から明らかなように、押圧部材80には、ディ
スク10の中心孔に嵌合して該ディスクの調芯をなすデ
ィスク調芯突部80aが設けられている。一方、ターン
テーブル23にはディスククランプ時に該ディスク調芯
突部が嵌入する凹部23cが設けられている。この構成
により、ターンテーブル23のディスク担持面23aと
平行な方向へのディスク10のずれが防止される。
尚、前述したクランプ機構は、前述したトレイ突出手段
によりマガジン本体8外に突出せられたトレイ11また
は12上に担持されたディスク10をターンテーブル2
3のディスク担持面23a(第10図参照)に対して直
角な方向、この場合上方(矢印Z方向)に移動せしめる
ディスク移動手段として作用する。また、該ディスク移
動手段と、上記トレイ突出手段とによって、マガジン5
における任意のディスク10を順次選択してターンテー
ブル23のディスク担持面23a上に搬送するディスク
取出搬送機構が構成されている。
第9図に示されるように、移動部材18上には、略弓状
に形成されたディスク押え部材駆動カム87が設けられ
ており、且つ、ピン87aを介してその全体の曲率の中
心を中心として移動すべく移動部材18に取り付けられ
ている。第30図にこのディスク押え部材駆動カム87
の詳細が示されている。第9図及び第30図に示される
ように、ディスク押え部材駆動カム87の一端部には開
口部87cが形成されており、前述のクランパカム82
の端部に上方に向けて突設されたビン82h(第9図、
第26図(a)及び(b)参照)が該開口部内に円滑に
嵌入している。すなわち、クランパカム82の移動に伴
ってディスク押え部材駆動カム87が移動するようにな
されているのである。このディスク押え部材駆動カム8
7は、前述したディスク移動手段(クランプ機構)によ
りターンテーブル23のディスク担持面23a (第1
0図参照)に対して直角な方向(上下方向)に移動せら
れるディスクの該ディスク担持面との対向面に当接し、
以て、該ディスク担持面に対するディスク10の平行度
を維持するディスク押え部材88(第31図(ω及び(
b)に図示)を駆動するためのものである。
すなわち、ディスク押え部材駆動カム87がその曲率に
沿って動けばディスク押え部材88が上下に移動するよ
うになされているのである。
話は前後するが、第6図及び第11図に示されるように
、シャーシ16には検知スイッチ34゜35と並んで他
の2つの検知スイッチ89及び90が取り付けられてい
る。両検知スイッチ89゜90は、モータ62によって
駆動される移動体56と係合して該移動体の移動位置を
検知するためのものである。
なお、前述した各検知スイッチ34,35,49、89
.及び90とフォトセンサ51から発せられる検知信号
は前述した制御部(図示せず)に伝達され、これら各検
知信号に応じて該制御部から送られる動作信号によって
モータ45.62並びにターンテーブル23が後述する
所定のタイミングにて動作するのである。
第32図(ω及び山)は前述したトレイ係合部材53の
詳細を示すものである。また、第33図(a)及び山)
は前述した移動体56(第6図、第16図及び第17図
参照)のラック部56a(第17図(田。
山>、 +d+参照)に噛合する歯車57の詳細を本管
ものである。但し、この歯車57は大歯車部(参照符号
なし)と小歯車部57aとを一体成形したものであり、
該小歯車部57aにて上記のラック部56aと噛合して
いる。
第33図(ω及び(b)に示されるように、歯車57の
小歯車部57aにはその歯の1つに切欠部57bが形成
されている。一方、第17図(a)、山)及び(d)に
示されるように、該小歯車部57aが噛合する移動体5
6のラック部56aにはこの切欠部57bに対応して2
つの突部56gが形成されている。すなわち、当該ディ
スクプレーヤの組立時などにおいて歯車57の小歯車部
57aとラック部56aとを噛合させる際、これら切欠
部57bと突部56gを一致させなければ該歯車57及
び移動体56の差動がなされぬように構成されているの
である。
第34図(田ないしくC)はマガジン5の係止凹部5g
(第2図+tn、 (C)参照)にその爪部67aにて
係合することによって該マガジンをプレーヤハウジング
2に対して装着位置にてロックするロック部材67(第
8図に図示)の詳細を示すものである。
このロック部材67は第34図(ωにおいて二点鎖線で
示される第1位置と実線にて示される第2位置との間で
揺動し得る。該第1位置とはマガジン5をロックする位
置であり、第2位置とは該ロック状態を解除する位置で
ある。なお、図示されてはいないが、ロック部材67の
爪部67aがマガジン5の上記凹部5gに係合するよう
に該ロック部材を付勢する付勢手段としてのばね部材が
設けられている。
第34図+b+及び(C)に示されるように、ロック部
材67の側面部には突起67cが形成されている。
該突起67cは該ロック部材が上記第2位置及びその近
傍にあるときに、第33図などに示される歯車57に形
成された凹部57dに係合し、該歯車の回転が規制され
る。
第8図及び第34図中)に示されるように、ロック部材
67は、シャーシ16の立面部16cに突設されたブラ
ケット部16eの挿入孔(参照符合なし)にそのピン6
7eを挿入せしめることによって回動自在に取り付けら
れている。
第34図(a)ないしくC)に示されるように、ロック
部材67には、該ロック部材が第34図(C)において
実線にて示される位置にあるときにブラケット部16e
に係合して上記ピン67eの伸長方向と平行な方向にお
ける該ロック部材の移動を規制する規制部67g、67
hが形成されている。第34図(C)において二点鎖線
で示されるロック部材67の位置は、該ロック部材をブ
ラケット部16eに取り付けるときの位置であり、実線
にて示される位置は該ロック部材がそのロック作用をな
す位置である。
次に、上記した構成のマルチディスクプレーヤの動作を
演奏手順に沿って簡単に説明する。
まず、第1図に示される操作ボタン群6が操作されるこ
とにより演奏さるべきディスクが指定されると、モータ
45(第6図等参照)に駆動電圧が供給され、移動プレ
ート37.38は前方(矢印Y方向)あるいは後方(反
矢印Y方向)に夫々移動を開始する。よって、移動プレ
ート37.38に形成された階段状のカム溝37d、3
8dとシャーシ16に形成された案内溝16eとの作用
によって、該各溝に移動自在に嵌合するピン18aが上
下に移動せられ、該ピン18aが突設された移動部材1
8が上下動する。従って、移動部材18上に設けられた
トレイ係合部材53(第9図示)が、演奏さるべきディ
スクを担持したトレイ11あるいは12との係合位置に
達する。
このように、演奏さるべきディスクを担持したトレイと
の係合位置にトレイ係合部材53が位置決めされると、
次いでモータ62(第6図等参照)が回転を始め、移動
体56が後方(反矢印Y方向)に駆動される。
このとき、移動体56は、可動駒75. 76(第16
図等参照)などから成るロック・解除手段により第2レ
バ一部材72とロック状態にある。
なお、第ルバ一部材71はまだ移動体56とロックされ
ていない。よって、第2レバ一部材72のみが移動体5
6と共に後方に移動し、これによってトレイ突出部材5
3が第9図における反時計方向に回動する。従って、第
2図中)に示されるように、演奏さるべきディスクを担
持したトレイ(例えばトレイB12)がマガジン本体8
から突出し、ディスクはターンテーブル23のディスク
担持面23a (第10図参照)に対して同心位置、す
なわち該ディスク担持面の真下まで移動する。
この後、移動体56は更に後方(反矢印Y方向)に移動
するが、第2レバ一部材72は該移動体とのロック状態
を解除され、同時に第ルバ一部材71が該移動体に対し
てロックされる。よって、第ルバ一部材71が移動体5
6と共に後方に移動し、これにより、クランプ機構の支
持体78゜79(第21図等に図示)が上方(矢印Z方
向)に揺動する。故に、ディスクは上方に持ち上げられ
、且つ、ターンテーブル23に対してクランプされる。
かくして演奏可能となり、ターンテーブル23及びキャ
リッジ24(第9図参照)が動作して演奏が開始される
演奏が終了するとディスクはマガジン本体8内に収納さ
れるのであるが、ディスク収納動作は上述したディスク
ローディング動作の逆の過程を辿ってなされるので詳述
はしない。以下、指定された曲数に応じて上記の動作が
繰り返される。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明によるマルチディスクプレー
ヤにおいては、弧状案内溝(18d)にその一部(ビン
53a)が摺動自在に係合することによって案内されて
トレイ(11,12)をハウジング(マガジン本体8)
に対して突出及び収納せしめるトレイ係合部材(53)
と、該トレイ係合部材に駆動力を付与するトレイ係合部
材駆動手段とを有し、該弧状案内溝の始端部(18e)
及び終端部(18f’)が該トレイ係合部材駆動手段に
よって該トレイ係合部材に付与される上記駆動力(P)
の方向に対して略直角に伸長している。すなわち、トレ
イがディスクホルダのハウジング(マガジン本体8)に
対して完全に突出及び収納されたとき、上記駆動力の方
向においてトレイ係合部材の上記一部(ビン53a)と
上記弧状案内溝の内周面との間に生ずる間隙がほぼゼロ
となるように構成されているのである。
従って、トレイがハウジング(マガジン本体8)に対し
て完全に突出及び収納された状態における該トレイ及び
その搭載ディスクの位置決めが高精度になされるのであ
る。
また特に、上記弧状案内溝の始端部が駆動力の方向に対
して略直角に伸長していることによって、該始端部のい
わゆるくさび作用により生ずるトレイ係合部材の推進力
として大きなものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマルチディスクプレーヤの全体を
示す斜視図、第2図(a)ないし第5図中)はマガジン
を説明するための図、第6図は該マルチディスクプレー
ヤの内部構造の平面図、第7図及び第8図は第6図に関
する各々■−■矢視図及d■−■矢視図、第9図ないし
第15図は該内部構造の一部詳細図、第16図は第6図
に関するXVI−XVI断面図、第17図(田ないし第
34図(C)は該内部構造の一部詳細図、第35図ない
し第38図(b)は従来例を説明するための図である。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・プレーヤハウジング 5・・・・・・マガジン 8・・・・・・マガジン本体 10・・・・・・ディスク 11.12・・・・・・トレイ 16・・・・・・シャーシ 18・・・・・・移動部材 18d・・・・・・弧状案内溝 22・・・・・・担持板 23・・・・・・ターンテーブル 23a・・・・・・ディスク担持面 25・・・・・・スピンドルモータ 37.38・・・・・・移動プレート 45.62・・・・・・モータ 53・・・・・・トレイ係合部材 56・・・・・・移動体 56a・・・・・・ラック部 57・・・・・・歯車 67・・・・・・ロック部材 71・・・・・・第ルバ一部材 72・・・・・・第2レバ一部材 78.79・・・・・・支持体 80・・・・・・押圧部材 84・・・・・・ディスク調芯突部 84d・・・・・・バネ部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プレーヤハウジングと、ターンテーブルを含み前記プレ
    ーヤハウジング内に設けられた演奏手段と、ディスクを
    保持し且つ前記プレーヤハウジング内の装着部に挿入装
    着されるディスクホルダと、前記ディスクホルダ内のデ
    ィスクを演奏位置に搬送し且つ前記演奏位置から前記デ
    ィスクホルダ内に返送するディスク取出搬送機構とを含
    み、前記ディスクホルダはハウジングと、前記ハウジン
    グ内に前記ターンテーブルのディスク担持面に対して略
    直角な方向において配列され且つ該配列方向に伸長する
    支持軸を中心として回転自在に設けられて各々主面上に
    ディスクを担持し得かつ前記ハウジングに対して各主面
    に沿って突出収納自在な複数の板状トレイとを有し、前
    記ディスク取出搬送機構は前記配列方向において移動可
    能に設けられて前記演奏手段を担持した移動部材と、前
    記移動部材上に回転自在に設けられて前記各トレイの1
    つずつに回転端部にて係合して前記トレイを前記ハウジ
    ングに対して突出及び収納せしめるためのトレイ係合部
    材と、前記トレイと係合する位置に前記トレイ係合部材
    を前記移動部材と共に移動せしめるトレイ係合部材移動
    手段と、前記トレイを前記ハウジングに対して突出及び
    収納させるべく前記トレイ係合部材に駆動力を付与する
    トレイ係合部材駆動手段とを有し、前記トレイ係合部材
    は前記移動部材に形成された弧状案内溝にその一部が摺
    動自在に係合することによって案内され、前記各トレイ
    及びトレイ係合部材の各回転中心軸が略一致せしめられ
    、前記弧状案内溝の始端部及び終端部が前記トレイ係合
    部材駆動手段によって前記トレイ係合部材に付与される
    前記駆動力の方向に対して略直角に伸びていることを特
    徴とするマルチディスクプレーヤ。
JP31273486A 1986-12-27 1986-12-27 マルチデイスクプレ−ヤ Pending JPS63167470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31273486A JPS63167470A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 マルチデイスクプレ−ヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31273486A JPS63167470A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 マルチデイスクプレ−ヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63167470A true JPS63167470A (ja) 1988-07-11

Family

ID=18032780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31273486A Pending JPS63167470A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 マルチデイスクプレ−ヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63167470A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148460B2 (ja) * 1981-05-26 1986-10-24 Nissan Motor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148460B2 (ja) * 1981-05-26 1986-10-24 Nissan Motor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6282554A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPH02292773A (ja) 複数ディスク収納プレーヤ
JPH0150024B2 (ja)
JPS63167470A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPS63167468A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPS63167469A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPH0150025B2 (ja)
JPS6282555A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPS6282551A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPS61230665A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JP2544339B2 (ja) マルチディスクプレ−ヤ
JPS6282556A (ja) デイスクホルダ
JPH0810875Y2 (ja) マルチディスクプレーヤ
JP2536834B2 (ja) マルチディスクプレ−ヤ
JPS6282553A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPS6214369A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPH0256742B2 (ja)
JPH0810876Y2 (ja) マルチディスクプレ−ヤ
JPS62283445A (ja) デイスクプレ−ヤ
JPH0256746B2 (ja)
JP2672604B2 (ja) 複数ディスク収納プレーヤ
JPH054129Y2 (ja)
JPH0256744B2 (ja)
JPH0346908B2 (ja)
JPS61230669A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ