JPH0256742B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0256742B2
JPH0256742B2 JP10430785A JP10430785A JPH0256742B2 JP H0256742 B2 JPH0256742 B2 JP H0256742B2 JP 10430785 A JP10430785 A JP 10430785A JP 10430785 A JP10430785 A JP 10430785A JP H0256742 B2 JPH0256742 B2 JP H0256742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
magazine
disk
movable
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10430785A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61261857A (ja
Inventor
Juji Ikedo
Tsutomu Myagawa
Takahiro Okajima
Masahiko Myake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP10430785A priority Critical patent/JPS61261857A/ja
Publication of JPS61261857A publication Critical patent/JPS61261857A/ja
Publication of JPH0256742B2 publication Critical patent/JPH0256742B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 本発明はデイスクプレーヤに関し、特に複数枚
のデイスクを収納でき且つその収納された任意の
デイスクを順次選択して連続した演奏が可能なマ
ルチデイスクプレーヤに関する。 背景技術 かかるデイスクプレーヤとしては、ジユークボ
ツクスが一般的に知られている。ところが、従来
のジユークボツクスは本体そのものが非常に大き
く、家庭用としては不向きであつた。 近年、デイジタルオーデイオデイスク(以下、
DADと略称する)と呼ばれ、デイジタル信号を
記録することによつて従来のアナログ的に信号を
入れたオーデイオデイスクに比して収容する情報
量を増大し得かつ再生の際の雑音発生も少ないデ
イスクが数種開発され且つ多く利用されている。
この内、特にレーザ光を用いて信号を記録し且つ
読み取る方式で、一般にコンパクトデイスクと呼
ばれる外径が約12cmのデイスクは、取り扱いが簡
単であると共にデイスクプレーヤ全体の小型化を
可能とするものである。近時、この小型DADを
複数枚(例えば5〜6枚)、常時収納でき、これ
らを連続的に演奏する家庭用ジユークボツクスと
して最適なマルチデイスクプレーヤが開発されて
いる。ちなみに、小型DADは演奏時間が1時間
と、従来のアナログオーデイオデイスクの約1.5
倍の情報量を収容することが出来る。そのため、
例えば6枚のデイスクには演奏時間が3分前後の
曲であればおよそ120曲収容することが可能で、
ジヤズあるいは演歌など、好みのジヤンル別に網
羅することも容易となる。 マルチデイスクプレーヤは基本的には、ターン
テーブル及びピツクアツプ等を含む演奏手段と、
複数枚のデイスクを所定ピツチで順に配列収納す
るマガジンと、該マガジンにおける任意のデイス
クを順次選択して演奏位置、すなわち上記ターン
テーブル上に搬送するデイスク取出搬送機構とを
備えている。 マルチデイスクプレーヤにおいては選択したデ
イスクを演奏位置、すなわちターンテーブル上に
搬送する場合、例えばターンテーブルのデイスク
担持面と平行な方向及びこれに略垂直な方向の2
方向にデイスクを移動することが行なわれる。と
ころが、既に開発されたマルチデイスクプレーヤ
においてはこの搬送をなすための上記デイスク取
出搬送機構が、上記マガジン内の所望のデイスク
を直接、該デイスクのマガジンからの突出方向端
部またはデイスクの略全体を把持してマガジン外
に引き出す形式のものであり、デイスクを把持す
る把持機構をはじめとする該デイスク取出搬送機
構の構成が大型かつ複雑であり、しかもその動作
に必要なスペースも大きく、プレーヤ全体として
の小型化が困難であると共にコストの増大を招来
していた。 発明の概要 [発明の目的] 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところはプレーヤ全体とし
ての小型化及びコスト低減が容易であり、且つ、
デイスク搬送が円滑になされるマルチデイスクプ
レーヤを提供することである。 [発明の構成] 本発明によるマルチデイスクプレーヤは、第2
4図及び第25図の機構概念図並びに第26図の
要部斜視図からも明らかな如く、ハウジングと、
ターンテーブルを含み該ハウジング内に設けられ
た演奏手段と、各々主面上にデイスクを担持し得
かつ回転自在に設けられて各主面に沿つて突出収
納自在に配列された複数の板状トレイを有し該ハ
ウジング内の所定装着部に着脱自在に装着される
マガジンと、該マガジンにおける任意のトレイを
順次選択してターンテーブルのデイスク担持面上
に搬送するデイスク取出搬送機構とを含み、該デ
イスク取出搬送機構はマガジンに対してトレイの
各々の配列方向において相対的に移動可能に設け
られた支持部材と、該支持部材上に該配列方向に
伸びる回転軸を中心として回転自在に設けられて
各トレイの1つずつに回転端部にて係合して該ト
レイをマガジンから突出させ且つマガジンに収納
するトレイ押出部材と、該トレイ押出部材を演奏
さるべきデイスクを担持したトレイと係合し得る
位置に持ち来すべく上記マガジン及び支持部材を
互いに位置決めする位置決め手段と、上記トレイ
押出部材を回転せしめるトレイ押出部材駆動手段
とを有し、該トレイ押出部材はトレイ配列方向に
少量移動可能に支持されていると共に該トレイ押
出部材の回転端部の一部が上記支持部材に設けた
係合部に係合することにより所定位置に位置決め
され、該回転端部の一部が上記マガジン内に嵌入
すると同時に該回転端部は該係合部との係合状態
から解除されてトレイ配列方向において可動とな
り、該回転端部がマガジンに設けられたトレイ案
内路に傲つて移動することを特徴としている。 実施例 以下、本発明の実施例としてのマルチデイスク
プレーヤを添付図面を参照しつつ説明する。 図において、参照符号1は当該マルチデイスク
プレーヤの前代を示している。 第1図に示されるように、ハウジング2のフロ
ントパネル3には該ハウジング内にマガジン5を
収納するための長方形の開口部3aが設けられて
いる。開口部3aは左右方向に伸長している。但
し、ここで言う左右方向とは矢印Yにて示される
前方に向つてのものであり、矢印X方向が左方で
ある。また、矢印Zは上方を示している。フロン
トパネル3上にはまた、当該マルチデイスクプレ
ーヤの操作をなすための操作ボタン群6と表示部
7が設けられている。 第2図及び第3図に示されるように、マガジン
5は全体として偏平な直方体状のマガジン本体8
と、各々主面上にデイスク10を担持した3枚ず
つ2種類、合計6枚の矩形板状トレイA11及び
トレイB12とから成る。トレイA11及びトレ
イB12、従つてデイスク10は、後述するター
ンテーブルのデイスク担持面に対して直角な方
向、この場合、上下方向(矢印Z方向及びその反
対方向)において所定のピツチにて順に配列収納
されている。トレイA11及びトレイB12は、
マガジン本体8の右後端部に該各トレイの配列方
向(上下方向)に伸長して設けられた回転軸8a
を中心として回転自在に設けられており、マガジ
ン本体8に対して各主面に沿つて突出収納自在と
なつている。第4図にトレイA11が、また、第
5図にトレイB11の詳細が示されているが、両
トレイはほぼ同形状であり、聴取者がマガジン本
体8から該各トレイを引き出す際に指先をかける
部分11a,12aの形状及び位置が異なるだけ
である。なお、トレイA11及びトレイB12は
交互に配列されている。また、マガジン本体8に
は回転軸8aの近傍に、板バネ13aと、該各ト
レイの配列方向において整列して配置され且つ該
各トレイに形成された小さな開口部11b,12
bに移動可能に嵌合する5個の球状部材13bと
が設けられている。各球状部材13bの直径は各
トレイ11,12のピツチ寸法と等しく、板バネ
13aによつてその移動方向におけるバイアス力
を付与されている。この板バネ13a及び球状部
材13bは、1枚のトレイがマガジン本体8から
突出しているときに他のトレイが突出しないよう
になすためのものである。 第1図に示されるように、ハウジング2内に固
設された底板15上には支持部材としてのシヤー
シ16が取り付けられている。シヤーシ16は前
後方向(矢印Y方向及びその反対方向)並びに左
右方向(矢印X方向及びその反対方向)において
延在する平面部16aと、該平面部の左右両側端
に連続し且つ前後方向及び上下方向(矢印Z方向
及びその反対方向すなわち上記各トレイの配列方
向)において延在する一対の立面部16b及び1
6cとから成る。 第6図ないし第10図に示されるように、上記
したシヤーシ16の一対の立面部16b及び16
cの後端部間には、支持部材としての移動部材1
8が配置されており、且つ、該各立面部に上下方
向すなわち各トレイ11,12の配列方向におい
て移動可能に取り付けられている。詳しくはこの
移動部材18は、第11図a,bに示された樹脂
から成る可動シヤーシA19と、第12図に示さ
れる鋼板から成る平板状の可動シヤーシB20と
をネジ等にて結合したものである。但し、可動シ
ヤーシA19が可動シヤーシB20の上面に固定
された形となつている。 ここで、第11図bから特に明らかなように、
樹脂製の可動シヤーシA19の上面にはゴムなど
からなる防振部材21を介して担持板22が取り
付けられており、該担持板上にはターンテーブル
23が取り付けられている。担持板22上にはま
た、光学式ピツクアツプ手段を担持したキヤリツ
ジ24が配置されており、且つ、ターンテーブル
23のデイスク担持面23aを含む平面に沿つ
て、この場合、左右方向(矢印X方向及びその反
対方向)において移動自在に担持板22に取り付
けられている。また、キヤリツジ24の一部に螺
合するスクリユーシヤフト26と、該スクリユー
シヤフトに回転力を付与せしめるためのモータ2
7等とから成り、キヤリツジ24を駆動するキヤ
リツジ駆動手段が設けられている。 上記したターンテーブル23と、光学式ピツク
アツプ手段を含むキヤリツジ24と、上記キヤリ
ツジ駆動手段とによつて、デイスク演奏をなす演
奏手段が構成されている。すなわち、該演奏手段
は移動部材18上に担持され、該移動部材と共に
上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)に移動
するのである。 第10図、第11図a,b並びに第26図に示
されるように、可動シヤーシA19の下面には、
マガジン本体8から突出する各トレイ11及び1
2の回転端部が摺接し得る弧状案内面19aが形
成されている。また、第10図、第12図及び第
26図に示されるように、可動シヤーシB20の
上面にはこの弧状案内面19aと各トレイ11及
び12の厚み寸法より僅かに大なる離隔距離を以
て対向し且つ該各トレイの回転端部が摺接し得る
弧状案内突部20aが形成されている。これら弧
状案内面19a及び弧状案内突部20aにより、
マガジン本体8から突出する一枚のトレイを案内
するトレイ案内部が構成されている。 第6図、第9図及び第10図並びに第26図に
示されるように、シヤーシ16の一対の立面部1
6b,16cの前端部間にはマガジン5の下面と
摺接して該マガジンを案内し且つ保持する板状の
案内保持部材29が配置されており、該案内保持
部材はネジ等によつてシヤーシ16の平面部16
aに固設されている。第13図は案内保持部材2
9の詳細が示されている。この案内保持部材29
の左端部上面には、第26図にも示すトレイ案内
部材30が設けられている。第26図から特に明
らかな如く、トレイ案内部材30には、上記した
トレイ案内部(弧状案内面19a及び弧状案内突
部20aから成る)とマガジン本体8のトレイ案
内路(下記)との間に位置し且つこれらに連続す
る複数の弧状トレイ案内溝30aが形成されてい
る。すなわち、マガジン本体8から突出した各ト
レイ11,12は、このトレイ案内溝30aに係
合し、これに沿つて摺動したのち移動部材18の
トレイ案内部(上述)内に案内されるのである。
なお、マガジン本体8のトレイ案内路は第2図、
第3図及び第26図に示す如く、マガジン本体8
の側部を形成する側板が有する隔壁8b及び8
c、並びに天板8e及び底板8fとにより形成さ
れている。 ここで、第10図、第13図及び第14図に示
されるように、マガジン装着部の最深部には一対
のプツシユレバー32,33がマガジン5の厚さ
部分に対応する距離だけ上下方向(矢印Z方向及
びその反対方向)に離隔して設けられている。各
プツシユレバー32,33はピン32a,33a
を中心として揺動自在となつている。上方に配置
されたプツシユレバー32は前述したトレイ案内
部材30に取り付けられており、また、下方のプ
ツシユレバー33は案内保持部材29に取り付け
られている。各プツシユレバー32,33は各揺
動一端部32b及び33bにおいてマガジン5の
後端部と係合し、これによつて、該各プツシユレ
バーが第10図における反時計方向に揺動するよ
うになつている。各プツシユレバー32,33の
前方には揺動した各プツシユレバーの揺動他端部
32c,33cがその作動子34a,35aに係
合して該作動子を動作せしめるように一対の検知
スイツチ34及び35が配置せられている。これ
ら各プツシユレバー32,33と、検知スイツチ
34,35とにより、マガジン5がハウジング2
内のマガジン装着部に装着されたことを検知する
ためのマガジン装着検知手段が構成されている。 次いで、可動シヤーシA19及び可動シヤーシ
B20から成る移動部材18を上下方向(矢印Z
方向及びその反対方向)に移動せしめる移動部材
移動手段について説明する。 第6図ないし第10図に示されるように、シヤ
ーシ16の左右の立面部16b及び16cの外面
には、前後方向に伸長する一対の移動部材たる長
手移動プレート37及び38が設けられている。
第7図及び第8図から特に明らかなように、各移
動プレート37,38には該各移動プレートの伸
長方向に伸びる案内溝37a,37b並びに38
a,38bが形成されており、各移動プレート3
7,38は該各案内溝が立面部16b,16cの
外面に突設されたピン16dに移動自在に外嵌す
ることによつて支持部材たるシヤーシ16に取り
付けられている。すなわち、移動プレート37及
び38は前後方向において往復動自在となつてい
るのである。 ここで、可動シヤーシA19及び可動シヤーシ
B20から成る移動部材18を第1移動部材と称
し、移動プレート37及び38をこれに対して第
2移動部材と称する。なお、第7図、第8図から
明らかな如く、第2移動部材たる移動プレート3
7,38に形成された案内溝37a,37b,3
8a,38bのうち一部の案内溝37b,38b
は、該各移動プレートの移動方向に関する一側
部、この場合、下側部に偏移して設けられてい
る。他の案内溝37a,38aはこれ程は偏移し
て設けられてはいない。 第1移動部材たる移動部材18の構成部材であ
る可動シヤーシB20には、左側に1つ、右側に
2つ、計3つのピン20cが突設されている。第
7図及び第8図から明らかなように、これら各ピ
ンは支持部材たるシヤーシ16の左右量立面部1
6b,16cに上下方向に伸長して形成された案
内溝16eに移動自在に嵌合しており、これによ
つて、可動シヤーシB20が上下方向に案内され
る。 なお、シヤーシ16に形成された案内溝16e
を第1案内溝と称し、これに対して、第2移動部
材たる移動プレート37,38に形成された案内
溝37b,38bを第2案内溝と称する。 可動シヤーシB20の左右両側に突設されたピ
ン20cはシヤーシ16の案内溝16eを通じて
該シヤーシの外側に突出しており、第2移動部材
たる移動プレート37,38の内側面に形成され
たカム溝37d,38dがこのピン20cと移動
自在に係合している。移動プレート37に形成さ
れたカム溝37dは全体として、前方(矢印Y方
向)に向つて下方(反矢印Z方向)に傾斜するよ
うに形成されている。また、移動プレート38に
形成されたカム溝38dは全体として前方に向つ
て上方に傾斜するように形成されている。すなわ
ち、第2移動部材たる移動プレート37及び38
が相対的に移動すると第1移動部材たる移動部材
18(可動シヤーシA19及び可動シヤーシB2
0から成る)が上下に移動するように各カム溝3
7d,38dが形成されているのである。 カム溝37d,38dは、移動プレート37,
38の移動方向に関する一側部(下側部)に形成
された案内溝37b,38bと、該各移動プレー
トの他側部(上側部)との間に形成されている。
また、各カム溝37d,38dは、移動プレート
37,38の移動方向(前後方向)に伸びる6つ
の直線状部37e,38eと、骸各直線状部に連
続し且つ該直線状部に対して傾斜した斜状部37
f,38fとから成り、全体として階段状のカム
溝となつている。また、第7図、第8図に示され
る如く、カム溝37d,38dの端部と、シヤー
シ16に形成された案内溝(第2案内溝)16e
の端部は一致せしめられている。 上記の構成から明らかなように、移動部材18
(の構成部材である可動シヤーシB20)は、ピ
ン20c及び移動プレート37,38を介して支
持部材たるシヤーシ16に対して三点支持されて
いるが、第10図から明らかなように、この支持
点(すなわちピン20cの位置)の1つは、トレ
イ案内部材30のトレイ案内溝30aと移動部材
18のトレイ案内部(可動シヤーシA19の弧状
案内面19a及び可動シヤーシB20の弧状案内
突部20aにより構成される)の接続部の近傍に
配置されている。。 移動部材18の支持点の1つをこの位置に配置
したことによつて、移動する移動部材18に設け
られた上記トレイ案内部のトレイ案内溝30aに
対する位置出しを高精度とし得、従つて、デイス
クの搬送が円滑かつ高精度にて行われるのであ
る。 第6図及び第9図に示されるように、左方の移
動プレート37の右前端部には該移動プレートの
伸長方向に沿つてラツク部37hが形成されてい
る。このラツク部37hには、シヤーシ16の平
面部16a上に設けられたダブル歯車40の小歯
車部40aが噛合している。ダブル歯車40の大
歯車40bは、歯車41と、該歯車41と一体に
形成されたプーリ42と、ベルト43と、小プー
リ44とによつてモータ45の出力軸に連結され
ている。また、左右の移動プレート37及び38
の間には、上下方向(矢印Z方向及びその反対方
向)に伸びる回動支持軸47aを介してシヤーシ
16の平面部16aにその略中央部にて回動自在
に取り付けられた回動レバー47が設けられてお
り、該回動レバー47の両端部は左右の移動プレ
ート37,38に各々設けたu状態に係合せしめ
られている。 上記したダブル歯車40と、歯車41と、プー
リ42と、ベルト43と、小プーリ44と、モー
タ45と、回動レバー47と、これらに関連する
周辺小部材とによつて、第2移動部材たる移動プ
レート37,38に駆動力を付与する駆動力付与
手段が構成されている。また、該駆動力付与手段
と、第2移動部材たる移動プレート37,38と
によつて、可動シヤーシA19及び可動シヤーシ
B20から成る移動部材18を上下方向(矢印Z
方向及びその反対方向)に移動せしめる移動部材
移動手段が構成されている。 第7図に示されるように、シヤーシ16が有す
る左側の立面部16bの立面には検知スイツチ4
9が設けられている。この検知スイツチ49は、
前後方向に往復動する第2移動部材たる移動プレ
ート37が最復動位置(前方移動限界位置)にあ
ることを検知するためのものであつて、移動プレ
ート37の左面に突設された係合突起37iがそ
の作動子に係合することによつて動作する。移動
プレート37の前端部右面には該移動プレートの
移動方向に沿つて整列した6つのスリツト50a
を有するアドレスプレート50が設けられてい
る。また、検知スイツチ49の後方には該アドレ
スプレトのスリツト50に対応して該スリツトを
検知するためのフオトセンサ51が設けられてい
る。なお、検知スイツチ49を第1センサと称
し、これに対して、フオトセンサ51を第2セン
サと称する。第2センサから得られるスリツト検
知信号は該スリツト検知信号をカウントするカウ
ンタ(図示せず)に送られる。また、当該マルチ
デイスクプレーヤの自動制御をなす制御部(図示
せず)がハウジング2内の所定位置に配置されて
おり、該制御部は上記カウンタのカウント値によ
つて移動プレート37の停止位置を知る。 上記した第1センサたる検知スイツチ49と、
アドレスプレート50と、第2センサたるフオト
センサ51と、カウンタと、制御部とにより、移
動プレート37を所望のアドレス位置に移動せし
め且つ該位置にて位置決めする位置決め機構が構
成されている。該位置決め機構は、第2センサた
るフオトセンサ51がスリツト検知信号を発して
いる場合に移動指令があると現在アドレスと希望
アドレスとの差に対応した距離だけ移動プレート
37を移動せしめ、フオトセンサ51がスリツト
検知信号を発していないときに移動指令があると
移動プレート37を第1センサたる検知スイツチ
49から検知信号が得られるまで移動(後方移
動)させてから希望アドレスの位置に移動せしめ
るようになつている。 第6図及び第10図に示されるように、移動部
材18の構成部材である可動シヤーシB20の上
面右前端部にはマガジン5内の各トレイ11,1
2の1つずつに係合して該各トレイをマガジン本
体8の外部に突出せしめるためのトレイ押出部材
53が設けられている。第15図にトレイ押出部
材53の詳細が示されている。第15図から明ら
かなように、トレイ押出部材53は全体として略
L字状に形成されており、可動シヤーシB20に
形成された異なる半径の2つの弧状案内溝20
e,20fに該トレイ押出部材に突設された一対
のピン53aが移動自在に係合することによつて
案内されると同時に案内溝20e,20fに対し
てピン53aは若干長くなつており、これによ
り、トレイ押出部材53はこれを担持したシヤー
シB20に対して、トレイ配列方向において少量
移動可能となつている。すなわち、トレイ押出部
材53は各弧状案内溝20e,20fの曲率の中
心を回転軸として回転し、その回転端部53bに
てトレイ11,12を押してマガジン本体8から
突出せしめるのである。なお、第3図、第6図か
ら明らかなように、トレイ押出部材53の仮想回
転軸(案内溝20e,20fの曲率の中心)と各
トレイ11,12の回転軸8aは一致せしめられ
ている。また、各トレイ11及び12はその回転
軸8aの近傍11c,12c(第3図ないし第5
図参照)をトレイ押出部材53によつて押される
ことによつてマガジン本体8の外部に突出する。 トレイ押出部材53は比較的柔かな樹脂から成
り、該トレイ押出部材の回転端部53bは上下方
向、すなわち各トレイ11,12の配列方向に可
撓となつていると共に、前述の如く、トレイ配列
方向すなわち上下方向に少量の遊びを持たされて
いる。従つて、トレイ押出部材53の回転端部5
3bの一部がマガジン本体8のトレイ案内路(前
述)内に嵌入すると、この可撓性及び遊び分を以
て、該回転端部が、それまで係合していた可動シ
ヤーシB20のY状溝20gすなわち係合部(第
10図及び第12図に図示)から離脱して該トレ
イ案内路に傲つて移動するようになつている。ま
た、トレイ押出部材53はその回転端部53bが
非動作時、シヤーシB20のY状溝20gに係合
してZ方向(上方)への動作が規制される。 上記したトレイ押出部材53の回動の構成を更
に詳述する。 即ち、第26図から特に明らかな如く、マガジ
ン本体8外に押し出すべきトレイが、配列した6
枚のトレイのうち例えば最下段のトレイA11で
ある場合、トレイ押出部材53の回転端部53b
は、図示の如くマガジン本体8の底板8fと側板
の隔壁8cとにより形成されるトレイ案内路に嵌
入し、該トレイ案内路に傲つて回動すべく撓み、
且つトレイ配列方向において僅かに移動し、該ト
レイA11をマガジン外に押し出すのである。 このように、トレイ押出部材53の回転端部5
3bがマガジン本体8内に嵌入すると該回転端部
がトレイ配列方向において可動となり、該回転端
部がマガジン本体8に設けられたトレイ案内路に
傲つて移動するようになされた構成の故、プレー
ヤハウジングに対するマガジン5の装着の精度が
それ程高くなくてトレイ押出部材53の回転端部
53bがマガジン本体8内に嵌入するに従つてト
レイ配列方向に屈曲するような状態であろうと
も、トレイ押出部材53はこれが摺接する上記ト
レイ案内路の表面に対して相互間の摩擦により拮
抗することがない。よつて、各トレイはトレイ押
出部材53によつて円滑に突出せしめられるので
ある。 なお、トレイ押出部材53は移動部材18の構
成部材である可動シヤーシB20上に設けられて
いることから、前述した移動部材移動手段(移動
プレート37,38等から成る)とアドレスプレ
ート50等を含む位置決め機構とによつて、演奏
さるべきデイスク10を担持したトレイ11また
は12と係合する位置にトレイ押出部材53を移
動部材18と共に移動せしめて位置決めする位置
決め手段すなわちトレイ押出部材移動手段が構成
されている。 次いで、上述した各トレイ11,12をマガジ
ン本体8から突出させるべくトレイ押出部材53
を回転駆動するトレイ押出部材駆動手段について
説明する。 第6図、第9図及び第10図に示されるよう
に、シヤーシ16の右側部には、前後方向に伸長
する移動体56が配置されており、且つ、その伸
長方向において移動自在にシヤーシ16に取り付
けられている。第16図a及びbに移動体56の
詳細が示されている。移動体56の左前端部には
該移動体の伸長方向に沿つてラツク部56aが形
成されている。このラツク部56aには、シヤー
シ16の平面部16a上に設けられたダブル歯車
57の小歯車部57aが噛合している。ダブル歯
車57の大歯車部57bは、歯車58と、該歯車
58と一体に形成されたプーリ59と、ベルト6
0と、小プーリ61と、モータ62と、これらに
関連する周辺小部材とによつて、移動体56に駆
動力を付与する駆動力付与手段が構成されてい
る。なお、移動体56は後述する作用の他に、マ
ガジンイジエクト信号に応じて前方移動し、マガ
ジン5をハウジング2の外部に突出せしめる作用
をなす。ただし、移動体56によるマガジン5の
突出動作は、第6図に示される揺動レバー64に
該移動体の一部が係合することによつて該揺動レ
バーがその揺動支持軸64aを中心として第6図
における時計方向に揺動し、マガジン5の後端部
に係合した該揺動レバーの揺動端部がマガジン5
を押し出すことによりなされる。なお、揺動レバ
ー64はバネ部材65によつて、第6図における
反時計方向へのバイアス力を付与される。 また、第6図及び第10図に示されるように、
シヤーシ16の右端部近傍にはその回動一端部6
7aがマガジン5の係止凹部5a(第3図参照)
に係合することによつて該マガジンをハウジング
2に対して装着位置にてロツクするロツク部材6
7がピン67bを中心として回動自在に設けられ
ている。このロツク部材67は上記回動一端部6
7aがマガジン5の係止凹部5a内に嵌入するよ
うにバネ部材68によつて付勢されている。第1
6図aに示される如く、ロツク部材67の回動他
端部67cに突設されたピン67dが移動体56
の前端部に形成されたカム溝56cに摺動自在に
係合している。すなわち、ロツク部材67及びバ
ネ部材68から成るロツク機構によるマガジン5
の上記ロツク状態が移動体56の移動によつて解
除されるようになされているのである。 第6図、第9図及び第10図に示されるよう
に、上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)に
移動する移動部材18(の構成部材である可動シ
ヤーシB20)の下面にはピン70aを介して中
間レバー70が回動自在に取り付けられている。
中間レバー70の回動一端部には、移動体56の
後端部に上下方向に伸長して形成された円柱状係
合部56dと円滑に係合し得るU字状切欠部70
bが形成されている。第17図及び第18図にも
示される如く、可動シヤーシB20の下面前端部
には共に左右方向に伸長する第1レバー部材71
及び第2レバー部材72が配置されており、且
つ、複数のピン73を介して可動シヤーシB20
にその各伸長方向において往復動自在に取り付け
られている。第19図a及びbに第1レバー部材
71及び第2レバー部材72の詳細が示されてい
る。中間レバー70の回動他端部にはピン70c
が突設させらており、該ピンは第2レバー部材7
2の右端部に前後方向に伸長して形成された長孔
72aに摺動自在に嵌合している。すなわち、移
動体56が前後(矢印Y方向及びその反対方向)
に往復動すれば中間レバー70がピン70aを中
心として回動し、これによつて第2レバー部材7
2が左右(矢印X方向及びその反対方向)に往復
動するようになされているのである。上記した移
動体56と、モータ62等を含み移動体56に駆
動力を付与する駆動力付与手段(前述)と、中間
レバー70と、これらに関連する周辺小部材とに
よつて、第2レバー部材72を駆動する駆動機構
が構成されている。なお、第1レバー部材71は
右端部にてトレイ押出部材53に係合しており、
その往動(右方への移動)によつて該トレイ押出
部材を回転させる作用をなす。また、第2レバー
部材72は後述するクランプ機構の構成部材であ
る支持体(後述)を移動させるためのものであ
る。 第10図、第17図及び第18図に示されるよ
うに、第1レバー部材71には該第1レバー部材
をその往動方向、すなわち、右方(反矢印X方
向)に付勢するための付勢手段たるコイルスプリ
ング75の一端が連結されている。コイルスプリ
ング75は第1及び第2レバー部材71,72の
間に介装される形にて組み込まれており、該コイ
ルスプリングの他端は第2レバー部材72に連結
されている。 第17図に示されるように、可動シヤーシB2
0の下面には左右方向(矢印X方向及びその反対
方向)に伸びる第1凹部20hが形成されてお
り、第2レバー部材72の上面にはこの第1凹部
20hと対向可能に第2凹部72cが形成されて
いる。可動シヤーシB20と第2レバー部材72
によつて挟まれるように位置する第1レバー部材
71にはこれら第1及び第2凹部20h,72c
と対向可能な開口部71aが設けられている。開
口部71a内には、第1凹部20h及び第2凹部
72cに係合し得る球状の可動駒76が配置され
ている。ここで、第17図においてdaにて示さ
れる寸法、即ち、可動シヤーシB20と第2レバ
ー部材72の相対移動範囲内における対向面間距
離は可動駒76の外径寸法より小さくなつてい
る。また、同じく第17図においてdbにて示さ
れる寸法、即ち、可動シヤーシB20及び第2レ
バー部材72の対向面のいずれか一面と第1凹部
20h及び第2凹部72cのうち該一面に対向す
る凹部の底面との離隔距離が可動駒76の外径寸
法よりも僅かに大となつている。 上記した第1及び第2凹部20h,72cと、
開口部71aと、可動駒76等によつて、第1及
び第2レバー部材71,72をロツクし且つ該ロ
ツク状態を以て該第1及び第2レバー部材が往動
(右方=反矢印X方向)して第1レバー部材71
が最往動位置(すなわち、トレイ押出部材53が
マガジン本体8からトレイ11,12を完全に突
出せしめる位置)の近傍に達すると該ロツク状態
を解除するロツク・解除手段が構成されている。
なお、第2レバー部材72とのロツク状態を解除
された後の第1レバー部材71の上記最往動位置
への僅かな移動は前述したコイルスプリング75
の付勢力によつてなされ、且つ、該第1レバー部
材の僅かな移動の途中でトレイ11,112の弧
状部11d,12d(第4図、第5図等参照)が
可動シヤーシA19に形成された弧状所定当接部
19c(第6図、第10図参照)に当接して、該
トレイ上に担持されたデイスク10がターンテー
ブル23のデイスク担持面23a(第11図b参
照)に対して同心位置すなわち該デイスク担持面
の直下に位置決めされる。 上記したロツク・解除手段(可動駒76等から
成る)と、第1及び第2レバー部材71,72
と、付勢手段たるコイルスプリング75と、移動
体56及びモータ62等を含み第2レバー部材7
2を駆動する駆動機構(前述)とによつて、トレ
イ11,12をマガジン本体8から突出させるべ
くトレイ押出部材53を回転駆動するトレイ押出
部材駆動手段が構成されている。 また、該トレイ押出部材駆動手段と、支持部材
たるシヤーシ16と、第1移動部材たる移動部材
18(可動シヤーシA19及び可動シヤーシB2
0から成る)と、トレイ押出部材53と、移動プ
レート37,38等から成るトレイ押出部材移動
手段とによつて、演奏さるべきデイスク10を担
持したトレイ11または12をマガジン本体8か
ら突出せしめるトレイ突出手段が構成されてい
る。 第10図に示されるように、移動部材18(の
構成部材である可動シヤーシB20)の下面左側
部には左右方向(矢印X方向及びその反対方向)
に伸長する支持体79が設けられており、且つ、
ピン79aを介してその左端部にて可動シヤーシ
B20に揺動自在に取り付けられている。ピン7
9aは前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)
に伸びており、従つて、支持体79の揺動方向は
ターンテーブル23のデイスク担持面23a(第
11図b参照)に対して直角な面内となつてい
る。支持体79の自由端部にはデイスク10のタ
ーンテーブル23との反対向面に当接して該ター
ンテーブルと協働してデイスクランプ作用をなす
円盤状の押圧部材80が回転自在に取り付けられ
ている。また、図示されてはいないが、押圧部材
80がターンテーブル23のデイスク担持面23
aに近づく方向に支持体79を付勢するコイルス
プリングが設けらている。 上記した支持体79及び押圧部材80等とによ
つて、デイスクをクランプするクランプ機構が構
成されている。 第10図に示されるように、支持体79の自由
端部には前方に伸びるピン79cが突設されてお
り、該ピンは第2レバー部材72の上面後縁部の
平面ガイド部72eに係合している。平面ガイド
部72eの延長上であつて第2レバー部材72の
左端部には、支持体79のピン79cと係合可能
にテーパ部72fが形成されている。第17図か
ら特に明らかな如く、テーパ部72fは左方(矢
印X方向)に向つて上方(矢印印Z方向)に傾斜
している。すなわち、第2レバー部材72の往動
(右方=反矢印X方向への移動)に伴つて支持低
79のピン79cは平面ガイド部72e上を摺動
し、このときは押圧部材80はクランプ解除位置
にて保持され、デーパ部72fに沿つてピン79
cが下降することによつて押圧部材80がクラン
プ位置に移動するようになされているのである。 上記したクランプ機構と、第2レバー部材72
と、該第2レバー部材を駆動する駆動機構(前
述)とによつて、前述したトレイ突出手段により
マガジン本体8外に突出せられたトレイ11また
は12上に担持されたデイスク10をターンテー
ブル23のデイスク担持面(第11図b参照)に
対して直角な方向に移動するデイスク移動手段が
構成されている。また、該デイスク移動手段と、
上記トレイ突出手段とによつて、マガジン5にお
ける任意のデイスク10を順次選択してターンテ
ーブル23のデイスク担持面23a上に搬送する
デイスク取出搬送機構が構成されている。なお、
第2レバー部材72と、該第2レバー部材を駆動
する駆動機構(前述)とは、上記トレイ突出手段
とデイスク移動手段に兼用されている。 第6図、第9図及び第10図に示されるよう
に、移動部材18を構成する可動シヤーシA19
と可動シヤーシB20との間に挟まれるように板
状のデイスク押え部材83が配置されており、且
つ、該デイスク押え部材に突設された複数のピン
83aが可動シヤーシA19に形成されたカム溝
19eに移動自在に係合することによつて該可動
シヤーシAに取り付けられている。第11図bに
も示される如く、カム溝19eは例えば左方(矢
印X方向)に向つて上方(矢印Z方向)に傾斜し
て形成されている。すなわち、デイスク押え部材
83が左右に動けば該デイスク押え部材が上下動
するようにカム溝19eが形成されているのであ
る。第9図及び第10図から明らかなように、デ
イスク押え部材83の右後端部下面には下方に伸
びる突起83bが形成されており、回動する中間
レバー70の一端70e(第10図参照)がこの
突起83bの右縁部を押すことによつて該デイス
ク押え部材が左方(矢印X方向)に移動せしめら
れるようになされている。なお、デイスク押え部
材83は、例えば第9図に示されるコイルスプリ
ング84によつて右方(反矢印X方向)に向けて
のバイアス力を付与される。 上記したデイスク押え部材83は、前述したデ
イスク移動手段によりターンテーブル23のデイ
スク担持面23a(第11図b参照)に対して直
角な方向(上下方向)に移動せられるデイスクの
該デイスク担持面との対向面にその下面にて当接
し、以て、該デイスク担持面に対するデイスクの
平行度を維持するためのものである。 話は前後するが、第6図及び第8図に示される
ように、シヤーシ16の一部である右方の立面部
166cの内面(左面)には前後一対の検知スイ
ツチ86,87が取り付けられている。両検知ス
イツチ86,87は、モータ62によつて駆動さ
れる移動体56の移動位置を検知するためのもの
である。第8図から特に明らかな如く、各検知ス
イツチ86,87はスイツチ本体に対して斜めに
突出し且つ揺動する作動子86a,87aを有し
ている。シヤーシ16に対して上下方向(矢印Z
方向及びその反対方向)においてのみ移動自在に
設けられた一対のローラ88,89がこれら作動
子86a,87aの自由端部に係合している。第
16図a,bに示されるように、各ローラ88,
89は移動体56の前端部下面に前後方向に伸長
して形成された断面台形状の突部56fに係合し
ている。すなわち、移動体56が前後に所定距離
だけ移動することによつて、上記突部56fの作
用により各ローラ88,89が適宜上下に移動せ
られ、これによつて各検知スイツチ86及び87
が動作するのである。但し、ローラ88,89の
上方への移動は、各検知スイツチ86,87内に
設けられたバイアス力付与手段により各作動子8
6a,87aに付与されるバイアス力によつてな
される。 なお、前述した各検知スイツチ34,35,4
9,86及び87とフオトセンサ51から発せら
れる検知信号は前述した制御部(図示せず)に伝
達され、これら各検知信号に応じて該制御部から
送られる動作信号によつてモータ27,45,6
2並びにターンテーブル23が後述する所定のタ
イミングにて動作するのである。 第20図及び第21図は、当該マルチデイスク
プレーヤ1のマガジン装着部に対して脱着自在で
且つ、一枚のデイスク10(第3図参照)を交換
可能に収納するシングルアダプタ90を示すもの
である。図示されるように、シングルアダプタ9
0は互いに所定方向、この場合、前後方向(矢印
Y方向及びその反対方向)において所定範囲内で
相対的に移動可能な第1部材91、第2部材92
及び第3部材93を有している。第2部材92の
略中央部には歯車94が設けられており、且つ、
第1部材91に前後方向に伸長して形成されたラ
ツク部91aと噛合している。また、第3部材9
3にも第1部材91のラツク部91aと対向する
ラツク部(図示せず)が形成されており、歯車9
4は該ラツク部とも噛合している。第1部材91
の後端部にはピン95aを介してレバー部材95
が揺動自在に取り付けられており、該レバー部材
はその自由端部95bが第2部材92の後端面に
押し付けられるようにコイルスプリング96によ
り付勢されている。また、第2部材92自体も他
のコイルスプリング97によつて前方(矢印Y方
向)に向けて付勢されている。すなわち、コイル
スプリング96,97及びレバー部材95の作用
によつて第2部材92が第1部材91に対して前
方に突出せしめられ、故に、歯車94及びラツク
部91a等の作用により第3部材93が前方に突
出せられるようになされているのである。但し、
第3部材93の突出速度は第2部材92の突出速
度の2倍となる。なお、第21図に示されるよう
に、第3部材93の右端部には、例えば第10図
に示されるロツク部材67によつてロツクされる
係止凹部93aがマルチ用マガジン5と同一位置
に形成されている。 第3部材93の右後端部上面には上方に伸びる
ピン93cが突設されており、該ピンに、デイス
ク10を担持する板状トレイC98がピン孔98
aにて揺動自在に取り付けられている。トレイC
98は例えば第4図に示されるトレイA11と略
同形状に形成されており、第10図等に示される
トレイ押出部材53によつてシングルアダプタ9
0の本体から突出せしめられる。なお、第3部材
93の上面にはトレイC98を覆うべくカバー部
材100が設けられている。 ここで、例えば第10図に示される検知スイツ
チ34,35、すなわち、マガジン5がプレーヤ
本体内に装着されたことを検知するための各検知
スイツチによつて、上記シングルアダプタ90の
プレーヤ本体内への装着も検知される。但し、第
20図に示される如く、検知スイツチ35を動作
せしめるためのプツシユレバー32(第14図参
照)の揺動他端部32bに係合すべきカバー部材
100の一部分100aは切り落されており、プ
ツシユレバー32は揺動せず、故に検知スイツチ
35が動作しないようになつている。従つて、第
1部材91の左後端角部がプツシユレバー33に
係合することによつて検知スイツチ34のみが動
作し、前述した制御部はこれをシングルアダプタ
の装着完了とみなす。 なお、図示されてはいないが、シングルアダプ
タ90には、プレーヤ本体内に該シングルアダプ
タが装着されていないときに第3部材93及び第
2部材92を第1部材91に対してロツクするロ
ツク機構が設けられている。このロツク機構によ
るロツク状態はシングルアダプタ90をプレーヤ
本体内に装着したときに解除される。 なお、上記した実施例としての機構を第24図
及び第25図の機構概念図において概念的に針金
細工的に略記して示している。 これら機構概念図は以下の概念略記画法の規則
に基づき描かれている。 概念略記画法の規則 (イ) 原則として単一の視点位置から観た図とす
る。但し、異なる視点位置の図の境界は二点鎖
線にて示す。 (ロ) 単一の部材又は部材群を一本の実線にて示
す。但し、比較的広い力の作用面として働く部
分及び同一部材上でありながら異なる機能を奏
する部分について、その他必要に応じて実線枠
にて示す。 (ハ) 参照符、部材名称の記入を許容する。 (ニ) 運動形態を示す矢印の近傍に運動順を示す番
号を記入する。 (ホ) 部材の性質、状態、上下方向部材間の相互関
係、運動形態等を別表の如きシンボルによつて
表わす。なお、既存シンボルとの整合性に留意
する。 (ヘ) 略記図から投影図又は斜視図への復元可能性
(可逆性)を要求しない。 (ト) 発明概捻に関する部分の機能を重視した抽象
化及び省略を許容する。
【表】 次に、上記した構成のマルチデイスクプレーヤ
の動作を第22図ないし第27図をも参照しつつ
演奏手順に沿つて簡単に説明する。 当該マルチデイスクプレーヤは、第27図aに
示す動作フローに沿つてデイスクのローデイング
動作をなし、第27図bに示す動作フローを辿つ
てアンローデイング動作を行う。なお、第24図
及び第25図に示す機構概念図において、当該マ
ルチデイスクプレーヤの各部の動作を、その動作
順に〇を付して示している。また、第27図に示
すフローチヤートにおいて、これら各動作の番号
をこれに対応するステツプに付している。 まず、第1図に示される操作ボタン群6が操作
されることにより演奏さるべきデイスクが指定さ
れると、モータ45に駆動電圧が供給され、第2
4図に示す如く、移動プレート37,38は前方
(矢印Y方向)あるいは後方(反矢印Y方向)に
移動を開始する。よつて、移動プレート37,3
8に形成された階段状のカム溝37d,38dと
シヤーシ16に形成された案内溝16eとの作用
によつて、該各溝に移動自在に嵌合するピン20
c(第7図及び第8図などに図示)が上下に移動
せられ、該ピン20cが突設された可動シヤーシ
B20を含む移動部材18が上下動する。従つ
て、移動部材18上に設けられたトレイ押出部材
53が、演奏さるべきデイスクを担持したトレイ
11あるいは12との係合位置に達する。 ここで、移動プレート37の前後の移動及び位
置決め、従つてトレイ押出部材53の上下の移動
及び位置決めについて第22図及び第23図に基
づいて詳述する。 第22図及び第23図に示されるDCNT信号
とは、フオトセンサ51から発せられるスリツト
検知信号である。また、DCHM信号とは、移動
プレート37がその最復動位置(前方移動限界位
置)すなわちホーム位置にあることを検知する検
知スイツチ49から発せられる検知信号である。
第22図に示されるように、フオトセンサ51が
DCNT信号を発している場合に移動指令がある
と現在アドレス(現在DISC)と希望アドレス
(サーチDISC)との差に対応した距離だけ移動プ
レート37が移動せられる。また、フオトセンサ
51がDCNT信号を発していないときに移動指
令があると、移動プレート37は検知スイツチ4
9からDCHM信号が発せられるまで復動(前方
への移動)せられた後に希望アドレス(サーチ
DISC)の位置に移動せしめられる。 このように、演奏さるべきデイスクを担持した
トレイとの係合位置にトレイ押出部材53が位置
決めされると、次いでモータ62が回転を始め、
第24図に示すように、移動体56が後方(反矢
印Y方向)に駆動される。よつて、中間レバー7
0が第10図における反時計方向すなわち、第2
4図における時計方向に回動せしめられ、該中間
レバーに連結された第2レバー部材72が右方
(反矢印X方向)に移動する。第17図及び第2
5図aに示されるように、第2レバー部材72は
可動駒76等から成るロツク・解除手段100に
よつて第1レバー部材71とツク状態にある。故
に、第1レバー部材71も第2レバー部材72と
共に右方に移動し、これによつてトレイ押出部材
53が例えば第10図における時計方向、すなわ
ち第24図及び第26図における時計方向に回動
する。従つて、第3図、第24図及び第26図に
示されるように、演奏さるべきデイスクを担持し
たトレイ、(例えばトレイA11)がマガジン本
体8から突出し、デイスクはターンテーブル23
のデイスク担持面23a(第11図b参照)に対
して同心位置、すなわち該デイスク担持面の直下
まで移動する。但し、第25図bに示すように、
トレイ押出部材53の回動、従つて、第1レバー
部材71の右方への移動が完了する直前に、上記
ロツク・解除手段による第1及び第2レバー部材
71,72のロツク状態は解除され、以後の第1
レバー部材71の僅かな右方移動はコイルスプリ
ング75の付勢力によつてなされ、該付勢力によ
つて押されたトレイA11の弧状部11d(第4
図参照)が可動シヤーシA19の弧状所定当接部
(第24図におけるストツパ19c)に当接する
ことによて該トレイの位置決めが完了するのであ
る。なお、トレイのマガジン本体8からの突出完
了は移動体56の移動によつて動作する検知スイ
ツチ87(第8図等参照)からの検知信号により
検知される。 第1レバー部材71とのロツク状態を解除され
た第2レバー部材72は、第25図cに示す如
く、更に右方(反矢印X方向)に駆動され、第2
4図に示すように、該第2レバー部材のテーパ部
72fにピン79cによつて係合している支持体
79が上方(矢印Z方向)に揺動する。故に、デ
イスクは上方に持ち上げられ、ターンテーブル2
3に対してクランプされる。なお、このデイスク
の上方への移動が第22図においてDISC・ロー
ドとして示されている。また、このデイスクの上
方移動に伴つて、中間レバー70の回動によつて
デイスク押え部材83はデイスクと共に上昇す
る。ただし、デイスクのターンテーブルへのロー
デイングが完了した時点ではデイスク押え部材8
3はデイスクから僅かに離脱し、該デイスク押え
部材がデイスクの回転を妨げることはない。 かくして演奏可能となり、ターンテーブル23
及びキヤリツジ24(第9図等参照)が動作して
演奏が開始される。 演奏が終了するとデイスクはマガジン本体8内
に収納されるのであるが、デイスク収納動作すな
わちアンローデイング動作は第27図bに示す動
作フローを辿つてなされるので詳述はしない。以
下、指定された曲数に応じて上記の動作が繰返さ
れる。 尚、マガジン5のプレーヤ本体へのイジエクト
動作については、操作ボタン群6のうちマガジン
イジエクト用のボタンが押されることによつてこ
れがなされる。マガジンイジエクトボタンが押さ
れると、移動体56(例えば第16図参照)が所
定分だけ前方(矢印Y方向)に移動せられ、これ
によつて、ロツク部材67によるマガジン5のロ
ツク状態が解除される。この後、移動体56は更
に前方移動し、これによつて第6図に示される揺
動レバー64が揺動支持64aを中心として揺動
し、該揺動レバーの自由端部と係合しているマガ
ジン5はプレーヤ本体外に押し出される。 また、シングルアダプタ90の使用方法につい
てはマガジン5と該シングルアダプタを差し換え
るだけで、他は同様である。すなわち、シングル
アダプタ90を挿入口3aに挿入する。この時、
第1部材91に対して第2部材92をロツクする
図示しないロツク機構が解除される。ここで、コ
イルスプリング96,97の付勢力にさからつ
て、さらに押し入れる。すると、第3部材93に
設けた係止凹部93aにロロツク部材67が係合
する。 ここで、演奏が指示されると、マガジン5の場
合と同様にトレイC98を回動させて演奏を行な
う。ここで、聴取者がデイスク交換を行ないたい
時には、マガジン使用時と同一のマガジンイジエ
クトボタンを操作する。これによりマガジン5の
ときと同様にトレイC98を逆方向に回動させ、
ひきつづいてロツク部材67の係合が解かれる。
すると第3部材93は、コイルスプリング96,
97の作用により前方(矢印Y方向)にトレイC
98が完全に本体外部に露出するまで突出する。
聴取者は、ここで、そのトレイ上のデイスクを所
望のものに交換して第3部材93を押し込むのみ
でデイスク交換が完了するため、特に再度シング
ルアダプタ90を取り外す必要はない。また、こ
の第3部材93の突出状態で、さらにこれを引き
出せばこのシングルアダプタ90を取外し、マガ
ジン5と交換することもできる。 発明の効果 以上詳述した如く、本発明によるマルチデイス
クプレーヤにおいては、ハウジングと、ターンテ
ーブルを含み該ハウジング内に設けられた演奏手
段と、各々主面上にデイスクを担持し得かつ回転
自在に設けられて各主面に沿つて突出収納自在に
配列された複数の板状トレイを有し前記ハウジン
グ内の所定装着部に着脱自在に装着されるマガジ
ンと、該マガジンにおける任意のトレイを順次選
択してターンテーブルのデイスク担持面上に搬送
するデイスク取出搬送機構とを含み、該デイスク
取出搬送機構はマガジンに対してトレイの各々の
配列方向において相対的に移動可能に設けられた
支持部材と、該支持部材上に該配列方向に伸びる
回転軸を中心として回転自在に設けられて各トレ
イの1つずつに回転端部にて係合して該トレイを
マガジンから突出させ且つマガジンに収納するト
レイ押出部材と、該トレイ押出部材を演奏さるべ
きデイスクを担持したトレイと係合し得る位置に
持ち来すべく上記マガジン及び支持部材を互いに
位置決めする位置決め手段と、上記トレイ押出部
材を回転せしめるトレイ押出部材駆動手段とを有
している。 すなわち、各々デイスクを担持したトレイをマ
ガジン本体から単純に突出させるだけでデイスク
の一方向への搬送(ターンテーブルのデイスク担
持面と平行な方向におけるデイスク搬送)がなさ
れるように構成されているのである。従つて、既
に開発されたマルチデイスクプレーヤの如き、マ
ガジン内に収納された所望のデイスクの一部又は
全体を直接、把持機構により把持してマガジン外
に引き出す形式のデイスク取出搬送機構を備えた
ものに比して構成が簡単であり、プレーヤ全体と
しての小型化が図り易くなると共に、コストの低
減が可能となるのである。 また、上記各トレイはその配列方向に伸びる回
転軸を中心として回転自在とされ、該回転軸と平
行な回転軸を中心として回転自在なトレイ押出部
材53によつて、該各トレイを押してマガジン本
体から突出せしめる構成となつている。このよう
に、各トレイ及びトレイ押出部材をして、回転と
いう極めて単純な動作をなさしめることによつて
デイスクの一方向への搬送を行つているので、構
成がより簡単となり、コスト低減が更に図り易く
なつているのである。 更に、本発明によるマルチデイスクプレーヤに
おいては、上記トレイ押出部材53の上記回転端
部53bの一部が上記マガジン本体内に嵌入する
と該回転端部は上記配列方向において可動とな
り、該回転端部が上記マガジン本体に設けられた
トレイ案内路に傲つて移動するようになされてい
る。故に、プレーヤハウジングに対する上記マガ
ジン本体8の装着の精度がそれ程高くなくてトレ
イ押出部材の回転端部がマガジン内に嵌入するに
従つてトレイ配列方向に屈曲するような状態であ
ろうとも、トレイ押出部材はこれが摺接する上記
トレイ案内路の表面に対して相互間の摩擦により
拮抗することがなく、各トレイは上記トレイ押出
部材によつて円滑に突出せられ、デイスクの搬送
は円滑に行なわれるものである。また、プレーヤ
ハウジングに対するマガジン本体の装着精度、従
つて、プレーヤハウジングとマガジン本体の製作
精度を高くせずともよいので、コスト低減が更に
図り易いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマルチデイスクプレーヤ
の全体を示す斜視図、第2図ないし第5図はマガ
ジンを説明するための図、第6図は該マルチデイ
スクプレーヤ内部構造の平面図、第7図ないし第
9図は第6図に関する各々−矢視図、−
矢視図及び−矢視図、第10図は第9図に関
するX−X矢視図、第11図aないし第19図b
は該内部構造の一部詳細図、第20図及び第21
図はシングルアダプタを説明するための図、第2
2図及び第23図は該マルチデイスクプレーヤの
動作を説明するための図、第24図及び第25図
は本発明の実施例としての機構を針金細工的に表
わした機構概念図、第26図は本発明の要部の斜
視図、第27図a及びbは第24図ないし第26
図に示した機構の動作フローを示すフローチヤー
トである。 主要部分の符号の説明 2……ハウジング、3
……フロントパネル、5……マガジン、8……マ
ガジン本体、10……デイスク、11……トレイ
A、12……トレイB、16……シヤーシ、16
e……案内溝、18……移動部材、19……可動
シヤーシA、19a……弧状案内面、19c……
弧状所定当接部、20……可動シヤーシB、20
a……弧状案内部、20e,20f……弧状案内
溝、23……ターンテーブル、23a……デイス
ク担持面、24……キヤリツジ、27,45,6
2……モータ、30……トレイ案内部材、30a
……トレイ案内溝、32,33……プツシユレバ
ー、34,35,49,86,87……検知スイ
ツチ、37,38……移動プレート、37a,3
7b,38a,38b……案内溝、37d,38
d……カム溝、37e,38e……直線状部、3
7f,38e……斜状部、37h……ラツク部、
47……回動レバー、50……アドレスプレー
ト、50a……スリツト、51……フオトセン
サ、53……トレイ押出部材、53b……回転端
部、56……移動体、56a……ラツク部、64
……揺動レバー、67……ロツク部材、70……
中間レバー、71……第1レバー部材、72……
第2レバー部材、79……支持体、80……押圧
部材、83……デイスク押え部材、90……シン
グルアダプタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ハウジングと、ターンテーブルを含み前記ハ
    ウジング内に設けられた演奏手段と、各々主面上
    にデイスクを担持し得かつ回転自在に設けられて
    各主面に沿つて突出収納自在に配列された複数の
    板状トレイを有し前記ハウジング内の所定装着部
    に着脱自在に装着されるマガジンと、前記マガジ
    ンにおける任意のトレイを順次選択して前記ター
    ンテーブルのデイスク担持面上に搬送するデイス
    ク取出搬送機構とを含み、前記デイスク取出搬送
    機構は前記マガジンに対して前記トレイの各々の
    配列方向において相対的に移動可能に設けられた
    支持部材と、前記支持部材上に前記配列方向に伸
    びる回転軸を中心として回転自在に設けられて前
    記各トレイの1つずつに回転端部にて係合して前
    記トレイを前記マガジンから突出させ且つ前記マ
    ガジンに収納するトレイ押出部材と、前記トレイ
    押出部材を演奏さるべきデイスクを担持したトレ
    イと対向させるように前記マガジン及び前記支持
    部材を互いに位置決めする位置決め手段と、前記
    トレイ押出部材を回転せしめるトレイ押出部材駆
    動手段とを有し、前記トレイ押出部材は前記配列
    方向に少量移動可能に支持されているとともに前
    記トレイ押出部材の前記回転端部の一部が前記支
    持部材に設けた係合部に係合することにより所定
    位置に位置決めされ前記回転端部の一部が前記マ
    ガジン内に嵌入すると同時に前記回転端部は前記
    係合部との係合を解かれ前記配列方向において可
    動となり、前記回転端部が前記マガジンに設けら
    れたトレイ案内路に倣つて移動することを特徴と
    するマルチデイスクプレーヤ。
JP10430785A 1985-05-15 1985-05-15 マルチデイスクプレ−ヤ Granted JPS61261857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10430785A JPS61261857A (ja) 1985-05-15 1985-05-15 マルチデイスクプレ−ヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10430785A JPS61261857A (ja) 1985-05-15 1985-05-15 マルチデイスクプレ−ヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61261857A JPS61261857A (ja) 1986-11-19
JPH0256742B2 true JPH0256742B2 (ja) 1990-12-03

Family

ID=14377265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10430785A Granted JPS61261857A (ja) 1985-05-15 1985-05-15 マルチデイスクプレ−ヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61261857A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61261857A (ja) 1986-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0233321Y2 (ja)
JPH0150024B2 (ja)
JP2568066B2 (ja) デイスクホルダ
JPH0256742B2 (ja)
JPH0256744B2 (ja)
JPH0256741B2 (ja)
JPH0640417B2 (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPH0256743B2 (ja)
JP2536834B2 (ja) マルチディスクプレ−ヤ
JPS6214369A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPH0346908B2 (ja)
JPH0256746B2 (ja)
JPH0150025B2 (ja)
JPH054129Y2 (ja)
JPS6282551A (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPH0345472B2 (ja)
JPH039171Y2 (ja)
JPH0325336Y2 (ja)
JP2544339B2 (ja) マルチディスクプレ−ヤ
JPH0256745B2 (ja)
JPH0345473B2 (ja)
JPH0610915B2 (ja) マルチデイスクプレ−ヤ
JPH0329821Y2 (ja)
JPH0321980B2 (ja)
JPH0810875Y2 (ja) マルチディスクプレーヤ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees