JPS63167096A - 自動給水装置 - Google Patents

自動給水装置

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JPS63167096A
JPS63167096A JP31382786A JP31382786A JPS63167096A JP S63167096 A JPS63167096 A JP S63167096A JP 31382786 A JP31382786 A JP 31382786A JP 31382786 A JP31382786 A JP 31382786A JP S63167096 A JPS63167096 A JP S63167096A
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JP
Japan
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pump
water supply
pumps
operation control
parallel
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JP31382786A
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Yasushi Shinko
信耕 靖
Hideyuki Hida
飛田 秀幸
Takashi Nagai
永井 隆史
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Hitachi Ltd
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集合住宅等の給水に好適な自動給水装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来より、集合住宅や大店舗等を給水対象とする自動給
水装置においては、例えば特公昭59−720号公報等
に開示されるように、圧力タンクと複数台のポンプを組
合すせて給水を行っている。第5図は、この種自動給水
装置の従来例を示すものである。同図において、30は
貯水タンクのタンク水、31は吸込管、32は先行ポン
プ、32′は追従ポンプ、33は吐出管、34は圧力タ
ンク。
35は先行ポンプ制御用の圧力スイッチ、36は追従ポ
ンプ制御用の圧力スイッチ、37はポンプ制御装置であ
る。圧力スイッチ35.36は、圧力タンク34内の圧
力変化から給水量の変化を検知するもので、タンク圧が
設定圧力値以下になるとスイッチが閉じるもので、その
圧力設定値は夫夫ずらしである。しかして、このような
給水システムを構成することにより、所定の給水量の範
囲内では、先行ポンプ制御用の圧力スイッチ35が圧力
タンク34の圧力状態を検知して、先行ポンプ32を単
独運転制御し、給水量が更に増大した時には追従圧力ス
イッチ36も閉じ、この検出信萼に基づき、制御装置3
7が先行ポンプ32の他に追従ポンプ32′にも運転指
令を与えて、ポンプ32.32’の並列運転が行われる
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来の給水システムは、一般に中規模(20世
帯)以上の集合住宅や大店舗給水を対象として使用され
ているが、給水装置が比較的大形で且つ容量も給水規模
に応じて様々であるので。
圧力タンク、ポンプ、モータ等を受注設計・生産する方
式が採用されている。ところで、最近の住宅傾向は、3
,4階建ての10〜20世帯の小規模集合住宅が増加す
る傾向にあり、このような小規模集合住宅にも前述した
如き自動給水システムが採用されつつある。しかしなが
ら、小規模集合住宅に前述の自動給水システムを採用し
た場合には、この場合にも中規模以上の給水システム同
様に給水装置を受注設計・生産しなければならず、給水
規模の割には装置及び設置コストが高価なものとなり、
しかも受注方式なので設置までに時間を要したり、収容
スペースが大形化して設置面積比率が高くなる等の改善
すべき点があった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、個々の家庭にも使用できる汎用型の
自動式ポンプを任意に複数組合わせて小規模集合住宅に
対応でき、しかも簡易に且つ低コストで設置できる自動
給水装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、複数のポンプを並列に組合おせ。
揚水量の変化に応じて前記ポンプを単独或いは並列運転
に切換制御して給水運転を行う方式の自動給水装置にお
いて1次の手段を講じることで達成される。なお、本発
明の内容の理解を容易にするため、第1図に示す本発明
の一実施例の符号を引用しながら説明する。
本発明は、(1)複数の各ポンプ5.5の夫々が、各自
のポンプ運転状態を検出する検出素子18と、ポンプ運
転状態に応じて各ポンプ5を設定の揚水特性に基づき個
別に運転制御する運転制御部8とを有して、ポンプ5自
身が単独の給水装置として使用できる汎用型のポンプよ
りなる。
(2)また、前記各ポンプ5の運転制御部8には、検出
素子18で検出したポンプ運転状態検出信号を外部に出
力させる出力端子と、外部からポンプ運転・停止指令信
号を入力するための入力端子を設け、この入出力端子及
び信号線10.11を介して前記各ポンプ5の運転制御
部を外部の中央制御装置9に電気的に接続する。(3)
一方、前記中央制御装置9は、前記ポンプ運転状態検出
信号に応じてポンプ単独運転、並列運転のいずれかを必
要に応じて選択し、その選択に応じて前記各ポンプ5の
運転制御部8にポンプ運転・停止指令信号を送るよう設
定する。
〔作用〕
このような構成よりなる本発明によれば、現在、一方の
ポンプ5(例えば給水ユニット4側のポンプ)が単独運
転にあれば、そのポンプ運転状態〔例えば、ポンプ運転
による圧力タンク内給水圧力(全揚程)、給水量(揚水
量)、ポンプモータの供給電流等の変化状態〕が検出素
子18.運転制御部8.信号線10を介して中央制御装
置9に信号として送られる。中央制御装置9は、このポ
ンプ運転状態に応じて、ポンプ5が単独運転でも充分で
あるか或いは並列運転の必要性があるかを判断し、単独
運転を続行すべきと判断した場合には、給水ユニット4
側の運転制御部8のみに信号線11を介して運転指令を
送る。また、並列運転を続行すべきと判断した場合には
、他方のポンプ5(給水ユニット4′側)の運転制御部
8にも給水ユニット4同様に運転指令を送る。このよう
にして、ポンプの単独運転成いは並列運転が必要に応じ
て選択的に行われるが、中央制御装置9から運転指令を
受けた各ポンプ5の運転そのものは各自の運転制御部8
によって行うものである。
しかして1本発明では、小規模集合住宅にこのような給
水システムを適用する場合には、モータ5そのものが小
形で足り、且つ各ポンプ5は、各自が検出素子18.運
転制御部8を有して、それ自身が単独の給水装置として
使用できるので1個々のポンプ(検出素子18.運転制
御部8を含む)5が一般家庭用の汎用タイプの自動式給
水ポンプとして市販できる性質を有している。換言すれ
ば、本発明は自動給水システムを施工する場合に、従来
のように受注設計・生産方式により各ポンプ部品を組合
わせる必要がなく、市販される量産型の汎用自動給水ポ
ンプを任意に組合わせるだけで集合住宅対応の給水シス
テムを構成することができる。更に、その組立も、各ポ
ンプ5の運転制御部8に入出力端子を設けて、中央制御
装置9と信号線10.11を介して接続するだけで良い
ので、簡易且つ安価に給水システムを構成でき、更に必
要に応じてポンプを追加接続でき施工上の給水規模の変
更にも臨機応変に対応できる。また、小型ポンプの組合
わせが可能なので、設置スペースをさ程要さず、給水対
象に対する設置面積比率が低くなる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づき説明す
る。
第1図は本発明の一実施例たる自動給水装置のシステム
構成図、第2図は本実施例に使用する各ポンプの制御回
路図、第3図及び第4図は本実施例の動作状態を説明す
るためのポンプの特性線図である。
第1図において、1は上水道より一度切り離されて貯水
されているタンク水、2は吸込管、3は吐出管であり、
吸込管2及び吐出管3よりなる給水系は複数に並列接続
され、一方の給水系に第1給水ユニツト4が、他方の給
水系に第2給水ユニツト4′が配置されている。第1.
第2の各給水ユニット4,4′の夫々は、汎用タイプの
小形ポンプ5(家庭用自動給水ポンプでモータを含む:
モータ容量0.75kW程度)と、この小形ポンプ5に
見合った小形圧力タンク6と、圧力タンク6内の上限・
下限設定圧力値で開閉動作を行う圧力スイッチ7と、各
給水ユニット4,4′のポンプ5の単独運転特性が所定
の揚水特性(この特性については後述する)となるよう
制御する運転制御部8とで構成する。運転制御部8は、
給水が始まりタンク6内圧が下限設定値まで低下して、
圧力スイッチ7が閉じると回路動作が可能な状態となる
。ここで、運転制御部8で設定される各ポンプ5の単独
運転特性について第3図に基づき説明する。第3図は縦
軸を全揚程(Ht ) 、横軸を揚水量(Q)として揚
水曲線(H−Q特性)を表わし、符号Aで示す実線は本
実施例における運転制御部8で設定する揚水特性である
。更に詳述すれば本実施例の揚水特性は、実線Aのa点
以下の揚程とならないように、揚水特性が予め設定され
た圧力スイッチ7のオン−オフの上下限範囲内で入るよ
うに設定するもので、この揚水特性を保つ手段として揚
水量(給水量)Qの変化に応じてポンプモータの電力(
回転数)制御を行っている。このように揚水特性を設定
するのは次の理由による。
すなわち、従来は一般にポンプモータの電力制御につい
ては行わないので、揚水曲線も破線A′に示すように揚
水量Qが減少すると全揚程(タンク圧力)の上昇が急勾
配となり、そのため、全揚程の所定範囲a点で圧力スイ
ッチオン、b点で圧力スイッチオフさせて、ポンプの駆
動・停止制御を行っているが、この方式では揚水量Qの
変化によって給水圧力の変動が比較的大きく、またポン
プ起動・停止の頻度が多くなる。そこで、本実施例では
、このような事態が生じないようにするため、揚水特性
が圧力スイッチ7のオン・オフ間(a点−g点間)に入
るように設定するものである。揚水特性Aを保つための
具体的ポンプ運転制御については後述する。
9は中央制御装置で、中央制御装置9は各給水ユニット
4,4′の運転制御部8と信号線10゜11を介して接
続され、信号線10を介して各運転制御部8から送られ
てきたポンプ運転情報に基づき給水ユニット4,4′の
いずれかのポンプ5を単独運転すべきか並列運転すべき
を判断し、その指令信号を各信号同[11を介して各ポ
ンプの運転制御部8に送る機能を有する。ポンプ5の単
独運転・並列運転の判断基準となるものは第3図の単独
運転特性のa点であり、一方のポンプ5のみが単独運転
している時に、その単独運転特性の全揚程が第3図に示
すa点以上であれば単独運転、a点以下になろうとする
と並列運転に移行する。
次に1本実施例の各給水ユニット4,4′内に組込まれ
る運転制御部8の具体的回路構成を第2図に基づき説明
する0図中、第1図と同一符号は同一部分を示す、運転
制御部8は、マイクロコンピュータよりなる運転制御素
子24や、その他の周辺機器(電流センサ18.D/A
変換審21゜交流電力制御素子13,14.比較器20
等)で構成される。
12はポンプ5のモータで、モータ12は圧力スイッチ
7が閉じると運転が可能な状態にセラ]−され、交流電
力制御素子13.14を介して電力制御される。交流電
力制御素子13は光電形層方向制御素子を、14は双方
向制御素子を使用し、運転制御素子24の出力ポートP
20からの信号で作動制御される。15は運転制御素子
24の電源トランス、16は整流・平滑回路、17は定
電圧回路である。
18はモータ10の電流変化によりポンプ5の運転状態
を検出する電流センサで、本実施例はカレント・トラン
ス形の電流センサ18を用いて検出電流値を電圧変換し
、整流回路19を通した後の電圧値が検出値として、比
較器20の一方側に入力される。また、比較器20の他
方側にD/A変換器21のアナログ電圧値が入力される
。D/A変換器21は、運転制御素子24のP2O。
P31.P32.P33ボートから出力される4ビツト
のデジタル値をアナログ変換するものである。P30〜
P33のデジタル信号は4ビツトの組合わせを順々に変
えて出力され、そのビット組合わせのプログラムルーチ
ンが商用交流電源の半サイクル単位で終わるように、運
転制御素子24で設定されている。このようなビットの
組合わせで順々に変化するデジタル信号値ひいてはアナ
ログ信号値は、ポンプモータ12の負荷電流(すなわち
電流センサ18の検出値)が現在どの程度にあるか判断
する基準信号値となるものである。比較器20は、電流
センサ18の検出値と、 D/A変換器21の変化する
基準アナログ値を比較し、電流センサ18の検出値が現
在どの基準アナログ値に達しているか比較判断して、そ
の結果を運転制御素子24のP40ポートに入力する。
23はゼロクロスのタイミング入力回路であり。
タイミング信号が運転制御素子24に入力される。
運転制御素子24は、D/A変換1li121にビット
を順次組換えてデジタル信号を出力する他に。
ポンプ(モータ12)5の単独運転特性が既述した揚水
運転特性(第3図の実線Aの揚水特性)となるように制
御する機能を有する。具体的には、比較器20からの出
力信号に基づきタイミング回路23のゼロクロスのタイ
ミングを任意時間遅らせてP20ポートに出力し、この
出力信号に基づき光電双方向制御素子13ひいては双方
向制御素子14を作動制御して、モータ12の電力制御
を行う。運転制御素子24のP2Oは、ポンプ運転状態
を示す検出電流値の信号を中央制御装置9に送る出力ポ
ート、P51は中央制御装置9から送られてきた運転指
令信号を入力するための入力ポートで、P51ポートに
信号が入ると、P20ポート出力が可能となり、ポンプ
運転制御が行い得る。P50ポート、P51ポートは信
号線10゜11を介して中央制御装置9の入力ポート、
出力ポートに夫々接続される。中央制御装置9は、各給
水ユニット4,4′の運転制御部8と電気的接続を可能
にするため、2台以上の給水ユニットからの信号線10
.11を接続できる各2個以上の入力・出力ポートを備
えたマイクロコンピュータ或いはディスクリート回路で
構成されている。
次に本実施例の動作について説明する。
本実施例の給水システムは、基本的にはポンプ5の単独
運転、並列運転のいずれの場合でも、選択されたポンプ
5(単独運転の場合は給水ユニット4側のポンプ、並列
運転の場合は給水ユニット4.4′双方のポンプ)がタ
ンク水1を吸込管2を通して吸上げ、吸上げた水を加圧
した後に吐出管4を通して各階上の先端蛇口へ給水する
ものである。ポンプ5は給水当初から作動するものでは
なく、給水が始まり、圧力タンク6の内圧が低下すると
、圧力スイッチ7.が閉じ、これによって各給水ユニッ
トのポンプ5の運転が可能な状態にセットされる。そし
て、先ず中央制御装置9から先行給水ユニット4側の運
転制御素子24のP51ポートに信号線11を通して信
号が送られ、交流電力制御素子13.14の作動により
、先行給水ユニット4のポンプ(モータ12)5が単独
運転制御される。給水ユニット4の単独運転は、第3図
に示すように全揚程Htがa点以下にならない限り、揚
水特性Aが圧力スイッチ7のオン−オフ間に入るように
ポンプ運転制御される。このポンプ5の単独運転制御の
具体的動作は次のように行ねれる。先ず、第2図に示す
よやに、電流センサ18がモータ12の電流値(第3図
実線Iで示すもの、なお、破線■′は従来の電流状態で
ある。)を検出し、この電流値が比較器20に入力され
、D/A変換器21から順次送られてくる基準アナログ
値と比較される。比較41120は、電流センサ17の
検出値が現在D/A変換器21のどの程度のアナログ値
に達してるか比較判断して、その結果を運転制御素子2
4のP40ポートに送る。運転制御素子24は、この比
較器20の出力信号(電流センサ18の電流検出値)に
基づき、ポンプ5の運転状態(揚水量、揚程等)を判断
し、揚水量Qが減少する程(すなわち全揚程ひいてはモ
ータ電流値■が上昇する程)に、P20ポートから出力
されるタイミング信号を、タイミング入力回路23で設
定されるゼロクロスのタイミングより任意時間遅らせて
P20ボートに出力する。そして、この遅れたタイミン
グ信号で光電双方向制御素子13を介してスイッチング
素子の双方向制御素子14を駆動し、モータ電流の位相
制御が行われる。これによりモータ12に印加される交
流波形がカットされ、電力が低減され、モータ回転数が
低下する。このようにして、揚水量Qが減少する程にモ
ータ電流の位相制御が大きくかけられ、ポンプ運転特性
が落され、常にポンプ5の単独運転特性が圧力スイッチ
7のオン−オフ間に入り。
その結果、モータ5の断続運転が避けられ、また給水圧
力の変化も極力押さえることができる。逆に揚水量が増
して圧力が下がり、さらに単独運転における最大揚水量
に達すると、給水ユニット4゜4′のポンプ5による並
列運転に移行する。実施例においては、タンク7圧力が
低下し、任意点aに達する電流値すによって2台目を追
従させる方式を取っている。具体的には、揚水量が増し
、先行給水ユニット4のポンプ5のタンク圧力が任意点
aに達した時、給水ユニット4側の運転制御部8のP5
0ポート信号線10を介して中央制御装置9に電流検知
によるポンプ状態信号を出力し、並列運転を要請する。
そして、中央制御袋[9は、追従給水ユニット4′のP
51ボート信号線11を介して信号を出力し、このよう
にして追従給水ユニット4′のポンプ5が自身の運転制
御部8を介して、前述の給水ユニット4の運転動作同様
に運転制御される。
第4図にポンプ単独運転から2台並列運転に移行した時
の揚水特性を表わす、揚水特性は、給水始動時は単独運
転のA特性であるが、揚水量が増えa点に達すると先に
述べた通り、並列運転に移行する。この時の揚水特性は
Bとなる。揚水特性Bは、給水ユニット4,4′の各ポ
ンプ5の単独運転特性を合成したものであり、合成され
た揚水特性Bは、圧力スイッチ7のオン−オフ間に入る
揚水特性Bを単独運転特性Aの倍程度に拡張できる。そ
して、並列運転に移行すると、その移行時点に、白抜矢
印で示すように給水特性が変化して。
ポンプ運転状態がa点から給水特性iに基づき特性Bの
0点に変わる。なお、並列ポンプ運転の揚水特性が0点
にある時には、これを各ポンプ運転特性Aの任意の点に
置き換えると、それぞれのポンプ運転状態は0点からの
矢印で示すように給水特性五のa点に位置することにな
る。すなわち、この特性の和がC点となる。このように
並列運転時の運転状態を単独運転状態に置き換えたのは
、各給水ユニット4,4′の運転制御部8が自身の運転
状態を個別に中央制御装置9に送るためである。そして
、並列運転時の揚水量が所定値まで減少した場合(黒矢
印で示す)、換言すれば1台のポンプ運転でも圧力の変
動が少なく、供給可能な揚水量に達した時(給水特性■
1組合おせ点h)には、各ポンプ5は実際には0点で運
転されており、この時の検出電流値fをしきい値として
並列運転を終了させ、再び給水ユニット4による単独運
転制御がなされる。具体的には、電流センサ18が電流
値fを検出すると、運転制御部8の制御素子24が検出
値ft&P50ボート及び信号線10を介して中央制御
装置!9に送り、この検出信号に基づき中央制御袋[9
が単独運転をすべき判断をして、追従給水ユニット4′
のポンプ運転制御部8に運転停止指令、すなわちP51
ポートへの出力を停止して、先行給水ユニット4のみに
ポンプ運転指令を与える。
単独運転に戻った時の運転組合わせ点はh′となる。
以上のように本実施例によれば、ポンプの運転状態に応
じて、適宜ポンプを単独・並列運転に切換制御し揚水量
が変化しても給水圧力の変動のないポンプ特性の運転を
行い得る他に次の効果を奏し得る。すなわち、この種の
自動給水装置を小規模集合住宅に適用する場合には、各
給水ユニット4.4′のポンプ5は圧力タンク6等のポ
ンプ要素と共に小形のもので足り、更に本実施例では。
各ポンプ5が自身のポンプ運転制御部8により自動給水
運転を行い得るので、各ポンプ5(或いは給水ユニット
4.4’ )自身が汎用の給水装置(例えば小型の家庭
用自動給水ポンプ)として市販できる性質を有している
。裏返せば1本実施例の給水装置は、汎用形のポンプを
複数組合わせて構成することができ、特に各ポンプ5の
運転制御部8に中央制御装置9と接続できる入出力端子
(ボートP50.P51)を設けることで、汎用形ポン
プ5を簡易に組合わせて給水システムも構成することが
できる。従って、従来の自動給水システムのように、受
注設計・生産方式を採用することなく、市販の小形汎用
自動ポンプを必要な数だけ複数組合わせて、給水システ
ムを構成することができる。しかも簡易に組立てること
ができるので、受注から設置までに要する時間が短縮化
され、且つ小型・量産化されたポンプを使用できるので
、設置スペースの簡略化、設置コストの低減化を図り得
る。
本実施例において状態検出を電流センサ18で行い、電
流値をポンプ運転状態としたが、揚水量に対応する圧力
、入力、さらに揚水量そのものの状態を検出してポンプ
運転状態を表わしても良く、またポンプ特性の制御は位
相制御の他、交流断続運転1周波数変化運転などでも可
能である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、各ポンプそれ自身が運転
制御機能を有する汎用形の自動ポンプを複数組合わせて
給水システムを構成できるので、小規模集合住宅に対応
でき、且つ簡易にして低コストで設置できる自動給水装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動給水装置のブロッ
ク構成図、第2図は上記実施例に使用する各ポンプの運
転制御部の回路図、第3図は上記実施例のポンプ単独運
転特性を従来の単独運転特性と比較して表わす線図、第
4図は上記実施例のポンプ並列運転特性を従来の並列運
転特性と比較して表わす線図、第5図は従来の自動給水
装置の一例を示すブロック構成図である。 1・・・タンク水、4,4′・・・給水ユニット、5・
・・ポンプ、6・・・圧力タンク、7・・・圧力スイッ
チ、8・・・運転制御部、9・・・中央制御装置、10
.11・・・信号線、12・・・ポンプモータ、18・
・・検出素子(電流センサ)、P2O・・・出力端子(
出力ボート)、P51・・・入力端子(入力ボート)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数のポンプを並列に組合わせ、揚水量の変化に応
    じて前記ポンプを単独或いは並列運転に切換制御して給
    水運転を行う方式の自動給水装置において、前記各ポン
    プは、各自のポンプ運転状態を検出する検出素子と、ポ
    ンプ運転状態に応じて前記各ポンプを設定の揚水特性に
    基づき個別に運転制御する運転制御部とを有して、それ
    自身が単独の給水装置として使用できる汎用型のポンプ
    よりなり、且つ前記各ポンプの運転制御部には、前記検
    出素子で検出したポンプ運転状態検出信号を外部に出力
    させる出力端子と、外部からポンプ運転・停止指令信号
    を入力するための入力端子を設け、該入出力端子及び信
    号線を介して前記各ポンプの運転制御部を外部の中央制
    御装置に電気的に接続し、一方、前記中央制御装置は、
    前記ポンプ運転状態検出信号に応じてポンプ単独運転、
    並列運転のいずれかを必要に応じて選択し、その選択に
    応じて前記各ポンプの運転制御部にポンプ運転・停止指
    令信号を送るよう設定してなることを特徴とする自動給
    水装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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