JPS631664Y2 - - Google Patents

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JPS631664Y2
JPS631664Y2 JP12473782U JP12473782U JPS631664Y2 JP S631664 Y2 JPS631664 Y2 JP S631664Y2 JP 12473782 U JP12473782 U JP 12473782U JP 12473782 U JP12473782 U JP 12473782U JP S631664 Y2 JPS631664 Y2 JP S631664Y2
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flexible strip
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locking
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JP12473782U
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JPS5929380U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、所定の繋止部材に繋止される可撓性
条体を接続固定するロツク装置、及び可撓性条体
の切断時に作動する警報装置を備えた車輌用盗難
防止装置の改良に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、この種の盗難防止装置として例えば実開
昭49−64945号公報に記載されるようなものが知
られている。
これによると、車輌(自転車)のフレームの適
宜個所に固定される筐体(装置本体)に、可撓性
条体(ワイヤ)を装着し、このワイヤを延出して
前輪等の車体または他の構造物に繋止すると共
に、このワイヤを装置作動用電源(電池)を収納
する電源収納部(内筒)を備えた警報装置の作動
回路の一部とするように構成したものが開示され
ている。
しかしながら、かかる従来の構成によると、電
源収納部には特段のロツク手段が設けられていな
いので、電源収納部が取り外された場合には可撓
性条体の切断にも拘わらず、警報装置が作動しな
いという問題点があつた。かかる問題点は、当該
車輌が自動二輪車等である場合、車輌用電源とは
別個に盗難防止装置専用の電源が設けられている
ような場合も当然に生じる。
(問題点を解決するための手段) この考案はかかる従来技術の問題点を解決すべ
くなされたものであり、車体と繋止部材45との
間に配設される可撓性条体1の切断を検知して警
報を発する車輌用盗難防止装置において、車体に
設けられる筐体11に前記可撓性条体1の一端部
2を挿入する挿入部12を設けると共に、該挿入
部12に隣接して当該装置作動用電源を収納する
電源収納部14を設ける一方、前記挿入部12に
挿入された前記可撓性条体1の一端部を付勢力に
より係止する第1ロツク部16aと、該第1ロツ
ク部16aの係止時に前記電源収納部14を付勢
力により係止する第2ロツク部16bとをそれぞ
れ有すると共に、当該車輌用キー20が挿入され
るキーシリンダ13の回動と連動して移動するロ
ツク部材16を前記筐体11に設け、該ロツク部
材16の移動により前記第1ロツク部16aと前
記可撓性条体の一端部2との係脱、及び前記第2
ロツク部16bと前記電源収納部14との係脱を
それぞれ選択的に図るようにしたことを特徴と
し、可撓性条体と電源収納部との筐体への係止を
同時に、しかも容易かつ確実に行い得るようにし
た車輌用盗難防止装置を提供することを目的とす
る。
(作用) 可撓性条体1及び電源収納部14の係止を図る
には、可撓性条体1の一端部2をロツク部材16
の付勢力に抗して挿入部12に挿入させ、挿入部
12内の可撓性条体1をばね手段により付勢され
た第1ロツク部16aにより係止し、同時に、電
源収納部14をロツク部材16の第1ロツク部1
6aと共に付勢された第2ロツク部16bにより
係止する。
また、ロツク部材16による可撓性条体1及び
電源収納部14の係止状態の解除を図るには、キ
ー20をキーシリンダ13に挿入してロツク部材
16を回動することにより付勢力に抗して移動さ
せ、第1ロツク部16aを挿入部12から、第2
ロツク部16bを電源収納部14からそれぞれ離
脱させる。
(実施例) 以下本考案を図示の一実施例について説明す
る。第1図は切断されると自動的に警報音を発す
る形式の盗難防止装置の可撓性条体を示すもの
で、可撓性条体1の一端部1aには接続部材であ
るプラグ2が固設されており、他端部1b側には
小ループ1cが形成され、この他端部1bはカシ
メ用金具3により当該可撓性条体1に強固にカシ
メ止めされている。可撓性条体1の軸芯には図示
しない光フアイバ及び電線が組み込まれており、
光フアイバの外周部は合成樹脂でコーテイングさ
れている。これらの光フアイバ及び電線の外周に
は可撓性部材例えば複数本のワイヤが長手方向に
沿つて螺旋状に密に巻装され、更にこのワイヤの
外周は例えばビニール等の合成樹脂で被覆され
る。
プラグ2は略円筒状をなし、外周部略中央には
周方向に沿つてフランジ2a及び環状溝2bが形
成され、環状溝2b内には防水及び防塵用のOリ
ング2cが嵌合される。更に、このプラグ2の外
周部には係止用の切欠2d及び先端からフランジ
2aに向つて軸方向に沿うキー溝2eが形成され
る。プラグ2内には前記光フアイバの一端面に対
向して発光素子(図示せず)が組込まれ、その接
続端子はプラグ2の先端部に嵌挿されたコネクタ
2fに接続される。カシメ用金具3内には前記光
フアイバの他端に対向して受光素子(図示せず)
が配設され、その接続端子は前記電線を介して前
記コネクタ2fに接続される。そして、前記発光
素子から発せられた光は光フアイバ中を伝播して
受光素子に到達される。
第2図および第3図は本装置の本体の内部を示
し、本体10の筐体11にはソケツト12、キー
シリンダ13、電池ケース14、電気回路30及
び警報器31等が設けられる。挿入部としてのソ
ケツト12はプラグ2のフランジ2aが当接して
挿入し得る大きさになつており、底面にはプラグ
2のコネクタ2fと係合するコネクタ15が、周
壁12aの所定位置にはプラグ2のキー溝2dと
係合する凸条12cが、設けられる。このコネク
タ15の各接続端子は第3図に示すように電気回
路30の所定の接続端子(図示せず)に接続され
る。
ソケツト12の周壁12aにはプラグ2の切欠
2cと対応する位置に穴12bが穿設される。こ
の穴12bは、L字状のロツク部材16の第1ロ
ツク部としてのプラグロツクバー16aが出入自
在に嵌挿され、ロツク部材16はスプリング17
によりバー16aの押出し方向に押圧され、バー
16aの先端にはソケツト12の開口側に傾斜面
を臨ませるようにテーパ部16cが形成されてい
る。またロツク部材6の第2ロツク部としての電
池ケースロツクバー16bの突起16dは、筐体
11の壁部に貫通した穴14aに出入自在に嵌入
する。ロツク部材16の段部16eにはキーシリ
ンダ13の内部端面に植設されたピン18が係合
される。
電池19を保持する電池ケース14は筐体11
の下部に挿入され、コネクタ15を介して自動的
に内部回路に電源が接続されると共い、電池ケー
ス14の側壁に穿設する穴14aにバー16bが
貫通する。
電気回路30は図示しない送信回路、受信回
路、断線検出回路及び駆動回路等を備えており、
送信回路から出力したパルス信号をプラグ2内の
発光素子に加えて発光させ、条体1内の光フアイ
バを通してカシメ用金具3内の受光素子に光信号
を伝播させ、受信回路により受光素子からの受信
パルス信号を検出した後、断線検出回路により前
記送、受信信号に基づいて前記光フアイバすなわ
ち可撓性条体1の断線を検出し、断線時には駆動
回路を介して警報器31を作動させて警報を発生
させるようになつている。尚、断線検出回路はプ
ラグ2のコネクタ2fと筐体11のソケツト12
内のコネクタ15との接続状態を判別し、両コネ
クタが接続されているときすなわち、プラグ2が
ソケツト12内に差込まれているときには電源を
オンにして盗難防止装置を作動状態にし、接続さ
れていないときすなわち、プラグ2がソケツト1
2から外れているときには電源をオフにして当該
装置を不作動状態とするように構成されている。
この筐体11は第4図に示すように自動二輪車
40の所定個所例えばメインフレーム41とリヤ
ステー42との間且つこれらを接続するガゼツト
43の上方部の略三角形状の空間部分に図示しな
い取付金具を介してボルト等により容易に取り外
せないように強固に固設されている。
次に作用を説明する。ソケツト12にプラグ2
が差込まれていないときはロツク部材16はスプ
リング17に押圧され、プラグロツクバー16a
はソケツト12内に突出すると共に電池ケースロ
ツクバー16bの突起16dは電池ケースの穴1
4aに嵌入し電池ケース14を固定する。
第5図に示すように可撓性条体1を電柱等の強
固な構造物45に巻き付け、次いで、小ループ1
c内にプラグ2を挿通した後このプラグ2を筐体
11のソケツト12内にプラグ2のキー溝2eと
ソケツト12の突条12cとを合わせて挿入す
る。プラグ2は先端でプラグロツクバー16aの
テーパ部16c部をスプリング17に抗して押下
げ、完全に挿入された状態でスプリング17が復
帰して切欠き2d部にテーパ部16cを嵌入し、
プラグ2を筐体11にロツクすると共にプラグ2
とソケツト12の両コネクタ2f,15を接続さ
せる上記プラグ2の挿入時、一瞬電池ケースロツ
クバー16bの突起16dも電池ケースの穴14
aを出入するが、プラグ2がロツクされた状態で
電池ケース14も完全にロツクされ、電池19の
抜取りが防止される。
プラグ2をソケツト12から抜く時、または電
池ケース14をその係止状態から解錠する時は、
キー20を第2図において左回りに回動するとピ
ン18を介してロツク部材16はスプリング17
を圧縮して図上右方に移動させ、テーパ部16c
を引込むと同時に電池ケースロツクバー16bを
引込むのでプラグ2がその係止状態を解錠され、
プラグ2を引抜くことができる。かつ電池ケース
14もその係止状態を解錠されて電池ケース14
を筐体11から引出すことが可能になる。またこ
の時には電源がオフになり、警報器31は作動せ
ず警報は発せられない。もしプラグ2が係止され
た状態で可撓性条体1が切断されると、条体内の
光フアイバと電線が切断され、電気回路30内の
断線検出回路がこれを検出し、駆動回路を介して
警報器31を作動させ警報を発して盗難を知らせ
る。
(考案の効果) 以上のようにこの考案によれば、車体と繋止部
材との間に配設される可撓性条体の切断を検知し
て警報を発する車輌用盗難防止装置において、車
体に設けられる筐体に前記可撓性条体の一端部を
挿入する挿入部を設けると共に、該挿入部に隣接
して当該装置作動用電源を収納する電源収納部を
設ける一方、前記挿入部に挿入された前記可撓性
条体の一端部を付勢力により係止する第1ロツク
部と、該第1ロツク部の係止時に前記電源収納部
を付勢力により係止する第2ロツク部とをそれぞ
れ有すると共に、当該車輌用キーが挿入されるキ
ーシリンダの回動と連動して移動するロツク部材
を前記筐体に設け、該ロツク部材の移動により前
記第1ロツク部と前記可撓性条体の一端部との係
脱、及び前記第2ロツク部と前記電源収納部との
係脱をそれぞれ選択的に図る構成としたので、可
撓性条体と電源収納部との筐体への係止を同時に
行え、車輌の盗難防止は勿論、電源収納部からの
電池の抜取り等を未然に防止でき、しかも、可撓
性条体及び電源収納部の係脱はロツク部材の当該
車輌用キーを用いた単純な回動操作に基づく移動
により容易かつ確実に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本盗難防止装置に使用する可撓性条体
の一実施例を示す外観図、第2図は本体内部を示
す垂直断面図、第3図は第2図に示すA−A線断
面図、第4図は本装置を取付けた自動二輪車の側
面図、第5図は可撓性条体の繋止状態を示す図で
ある。 1……可撓性条体、2……プラグ(可撓性条体
の一端部)、11……筐体、12……ソケツト
(挿入部)、13……キーシリンダ、14……電池
ケース、16……ロツク部材、16a……プラグ
ロツクバー(第1ロツク部)、16b……電池ケ
ースロツクバー(第2ロツク部)、19……電池
(電源)、20……キー、31……警報器、45…
…構造物(繋止部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体と繋止部材との間に配設される可撓性条体
    の切断を検知して警報を発する車輌用盗難防止装
    置において、車体に設けられる筐体に前記可撓性
    条体の一端部を挿入する挿入部を設けると共に、
    該挿入部に隣接して当該装置作動用電源を収納す
    る電源収納部を設ける一方、前記挿入部に挿入さ
    れた前記可撓性条体の一端部を付勢力により係止
    する第1ロツク部と、該第1ロツク部の係止時に
    前記電源収納部を付勢力により係止する第2ロツ
    ク部とをそれぞれ有すると共に、当該車輌用キー
    が挿入されるキーシリンダの回動と連動して移動
    するロツク部材を前記筐体に設け、該ロツク部材
    の移動により前記第1ロツク部と前記可撓性条体
    の一端部との係脱、及び前記第2ロツク部と前記
    電源収納部との係脱をそれぞれ選択的に図るよう
    にしたことを特徴とする車輌用盗難防止装置。
JP12473782U 1982-08-18 1982-08-18 車輌用盗難防止装置 Granted JPS5929380U (ja)

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JP12473782U JPS5929380U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 車輌用盗難防止装置

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JP12473782U JPS5929380U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 車輌用盗難防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5929380U JPS5929380U (ja) 1984-02-23
JPS631664Y2 true JPS631664Y2 (ja) 1988-01-16

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ID=30284238

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JP12473782U Granted JPS5929380U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 車輌用盗難防止装置

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