JPS63165850A - 写真処理装置および方法 - Google Patents

写真処理装置および方法

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Publication number
JPS63165850A
JPS63165850A JP62321122A JP32112287A JPS63165850A JP S63165850 A JPS63165850 A JP S63165850A JP 62321122 A JP62321122 A JP 62321122A JP 32112287 A JP32112287 A JP 32112287A JP S63165850 A JPS63165850 A JP S63165850A
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JP
Japan
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cassette
processing
liquid
compartment
photographic
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Application number
JP62321122A
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English (en)
Inventor
ジヨゼフ・ポリーナ・ド・プリークル
アルブレシユ・フラン・ドマン
マルセル・ロベール・フイエラン
アンリ・ジヨアンナ・ヴアン・アル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/02Details of liquid circulation
    • G03D3/06Liquid supply; Liquid circulation outside tanks

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は像に従って露光された写真用ハロゲン化銀乳剤
層素子を処理する写真処理装置および方法、特に所謂末
端使用者により作られるC0)I (計算機出力マイク
ロフィルム)フィッシュ、またはマイクロフィルムカメ
ラで記録されたマイクロフィルムの如きマイクロ像を持
つ写真フィルムシートを便利に処理する装置および方法
に関する。
マイクロ像は通常下記の2つの方法の一つに従うて写真
処理される。
第1の方法は「乾式処理」ハロゲン化銀システムであり
、9糧の感光性ハロゲン化銀、有機銀石鹸および還元剤
を含む感光性層を露光し熱現像した後に像が発生する。
このシステムは乾式処理(液を用いない)の重要な利点
を有するが、フィルムの貯蔵条件が厳格であり、また処
理が温度に依存し、フィルムのグラデージジンおよび最
大密度が変化する。他の欠点はこれらの像の達成率が低
いことである。
第2の方法は古典的なハロゲン化銀法であり、これは非
常に満足な像を与えるが、空気酸化に鑑み再生の制御を
必要とする現像液の使用により妨害され、而して毎週は
ぼ5ないし50個のマイクロフィッシュを作る末端使用
者にとって不便である。
例えば、グラフィックラインおよびスクリーンワークの
ために、アルカリ性活性化溶液との接触により活性化す
る現像剤を組み入れた感光性ハロゲン銀乳剤物質を使用
することは写真複写の他の分野で知られている。この方
法では、在来のハロゲン銀写真法における如く現像剤が
空気に露出することにより現像剤が早期に酸化すること
がなく、処理液の再生が簡単になる。
装置に倒立位置に置かれかつその内容物がチキンフィー
ド(chicken feed)制御システムにより処
環ステーションへ供給される例えば11本の瓶により種
々の処理ステーションへ処理液を供給すれば、写真処理
が更に便利になる。
この種の活性型写真処理装置は数日から敗退の期間に亙
り待機状態に放置でき、しかも数秒間の運転後に良好な
処理成績を修めることができる。
上記利点にも拘わらず、上記倒立瓶型処理装置にはその
使用を不便にする欠点がやはりある。
第1の欠点は、処理液を有する瓶に必要とされる特定の
弁によるものであり、この弁は倒立瓶が装置の取付部に
おけるその操作位置に到達した瞬間にのみ開く。
他の点は、瓶が空になるということである。これは大型
の像、例えば^4シートの処理には問題にならない。何
故ならば、不満足な処理済み像を一つ捨てることは、通
常大きい損失にならないからである。しかし、C0Il
l記録の場合には、一つのフィルムフィッシュは120
個までの異なる像を含むことができ、1枚のフィルムシ
ートを失うことは、総てのこれら記録をやり直さなけれ
ばねばならないことを意味する。
1本の空瓶を新しい瓶と取り替え、残りの瓶を取り替え
ないのであれば、他の瓶がすぐに空になり、装置が動か
なくなる。
更に、洗浄水のホルダを過大寸法にせねばならない。何
故ならば、洗浄水は溶解しかつ現像された写真用ハロゲ
ン化銀素子の定着により漂白された物質で負荷されるか
らである。洗浄液におけるかかる物質の濃度は与えられ
たレベルを超えないかもしれず、洗浄が不十分になる。
この問題は装置を給水部へ接続することにより克服でき
るが、この解決策は装置の使用の便利さをかなり減少す
る。
最後に、種々の処理ステーションを清掃目的または修理
のために装置から除去する前にかかるステーションを空
にするために、ステーションに液排出手段を設けなけれ
ばならない。装置内にある間に空にならない浅いトレー
の形態の処理区分の場合、操作員はかかるトレーを装置
から慎重に除去し、液を排出するためにこれをシンクへ
運ばなければならない。
本発明の目的は、露光された写真用ハロゲン化銀乳剤素
子、例えばシートを湿式処理するためのもので、その使
用、特にその操作に含まれる処理液の使用が周知の装置
におけるよりも便利であるような写真処理装置を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、最終の像の特性に悪影響を与える
ことなく処理の便利さと処理成分および洗浄水の経済的
使用とを兼ね備えることである。
本発明のなお他の目的は、コンパクトであり、事務所で
容易に使用できる上記型の装置を提供することである。
本発明によれば、写真用ハロゲン化銀乳剤層素子を処理
する写真処理装置であって、処理ステーションを設けて
前記素子がかかるステーションを通過するときに現像剤
または活性剤液、定着および洗浄液を前記素子へ漸次付
与し、また前記素子がかかるステージジンから出た後に
かかる液を前記素子から漸次除去するようにし、装置を
通じて前記素子を輸送する手段を設け、液がホルダから
処理ステーションへ重力により流入できるように装置へ
除去可能に接続された処理液を持つホルダの開口と協働
する手段を設けた写真処理装置の特徴とするところは、
ホルダは種々の処理液のための種々の隔室を有する処理
カセットの形態とし、前記種々の隔室は装置に設けられ
た穿孔手段により穿孔可能な膜によりシールされ、また
洗浄水隔室は前記隔室の洗浄水から定着剤イオンおよび
錯化された銀イオンを除去するためにスカベンジング剤
を備えたことである。
本発明の装置の特徴により与えられる利点は下記の通り
である。
以後カセットと称される同じホルダの隔室に種々の処理
液を設けることにより、複数のホルダの取り替えに関す
る問題が解決される。
好ましくはチオサルフェートおよび銀チオサルフェート
錯イオンスカベンジング剤である前記スカベンジング剤
を洗浄水隔室に設けることにより、処理された材料を満
足に洗浄するのに必要な水の量を非常に減少することが
できる。何故ならば、洗浄液の劣化が極めて低速だから
である。
最後に、穿孔可能な膜により種々の隔室をシールし、装
置に設けた穿孔手段によりかかる膜を穿孔することによ
り、かかる隔室のための特別な弁の必要性が完全に除か
れる。
この装置は、カセットを錠止する蓋またはカバーを閉じ
ると、穿孔手段またはカセット自体が変位し、これによ
り穿孔が行われるように設計できる。
好適実施例によればチオサルフェートおよび錯型銀チオ
サルフェートイオンを捕捉するイオン交換剤であるイオ
ンスカベンジャーは、カセットの洗浄水隔室に配置され
た例えばフィルタバッグの如き多孔性または透水性構造
のエンベロープ内に微細であるも不溶形態で存在する。
好適実施例によれば、本発明の処理装置は現像剤から遊
離したアルカリ性水溶液である活性剤液を付与すること
により現像が進行するよう露光前に現像剤を既に含んだ
写真用ハロゲン化銀乳剤素子の処理に用いられる。
本発明による装置で現像および定着に使用される液は像
の写真品質および/または処理速度と便利さに影響する
他の成分を含むことができる。例えば、リックローラ(
lick roller)により写真材料へ便利に付与
される(メニスカス被覆)活性剤液および定着液はその
被覆技術で液の粘度および表面張力を最適化する水溶性
ポリマを含む。
粘度を制御する好適な水溶性ポリマはポリアクリルアミ
ドである。前記ポリマは増粘剤として作用し、装置が負
荷されていないときに装置のりツクローラの如き処理部
品に乾いた皮殻質の難溶性付着物が形成するのを阻止す
る。乾燥ローラ上に形成されたゲル状被覆は引き継ぐ処
理で再湿潤により直ちに除去される。
好適実施例によれば、活性剤液および/または定着液は
0.5ないし5.0g/Iの範囲の濃度でポリアクリル
アミドを含む。
本発明による装置に用いる新しい処理薬品を持つ処理カ
セットは、処理カセットに含まれた量の処理液で容易に
処理できる多数のシートと共に包装カートンに適当に包
装できる。かかる包装では、最後のシートを使用するこ
とは、より多くのシートに対する処理液の満足な操作が
疑わしくなることを操作員に警告し、故に次の回のフィ
ルムシートの処理のために新しい包装の処理パッケージ
を使用することが指示される。
現像剤または活性剤および定着液を処理ステージジンへ
送る適当な方法は、チキンフィーダレベル制御手段によ
る。
洗浄水を洗浄ステーションへ送る適当な方法は、ポンプ
手段による。この方法では、液の比較的に高い循環速度
がこのステーションに維持でき、単一のオーバフロー縁
を用いて前記ステーションの液レベルを制御できる。
第1実施例によれば、本発明による装置は、第1のもの
と同一の第2の処理カセットと協働するように構成され
る。第1のカセットは、処理ステーションのレベルより
も上のレベルで、装置内に倒立位置に配置され、これに
よりチキンフィード制御を通じ対応ステーションへ送り
、第2のカセットは処理ステーションのレベルよりも下
のレベルで直立位置に配置される。両力セットは互いに
同じである。倒立位置を取るカセットはその活性剤およ
び定着隔室用にのみ用いられ、直立位置を取るカセット
は洗浄水隔室用に用いられる。後者の隔室の液は適当な
吸引ポンプにより上方ヘボンブ輸送できる。
本発明の第2実施例によれば、装置は一つの処理カセッ
トだけと協働するように構成され、前記カセットの構造
および装置内における位置は、洗浄水隔室を除く総ての
処理液隔室が対応処理ステーションよりも上のレベルに
あり、また洗浄液隔室は洗浄ステーションのレベルより
も下にある。
本発明は写真シートを便利に処理する方法をも含む。
上記の特徴付けられた装置により写真シートを処理する
方法は、装置内に倒立位置に置かれた正常型の処理カセ
ット(即ち、装置の操作に必要な処理液の総てを含むカ
セット)により、装置の操作のための前記カセットの現
像および定着溶液のみを用いて、また洗浄水のみを含み
(第2のカセットとして)装置内に直立位置に置かれた
特定のスタート型カセットにより、洗浄水以外は倒立カ
セットの処理液を用いてかつ直立カセットの洗浄水を用
いて、装置の第1の操作を開始し、処理液の操作寿命の
終了後にスタート型カセットを捨て、倒立位置を占める
カセットを除去してこれを装置に直立位置で挿入し、新
しい正常型カセットを装置内に第1カセツトとして倒立
位置に置くことから成る。
第1図、第2図、第3図に示す装置に関し、数字10に
より一般的に示された装置は、現像ステーションII、
定着ステーション12、洗浄ステーション13、および
乾燥ステーション14から成り、これらのステーション
は遮光性ハウジング14に配置されている。
このハウジングは入口開口9を有し、これを通じて露光
済みマイクロフィルムを装置へ導入でき、破線で示され
た如く装置を通る経路をたどることができる。
現像ステーション11は1対の駆動ローラ16.17お
よび浅いトレー19内で回転するりツクローラ18を有
する。1対の案内板20.21は現像ステーションにお
けるシートの位置を決め、また現像済みシートを次の駆
動ローラ対22.23へ案内する。
駆動ローラ22.23は現像液をシートから絞り取り、
シートを定着ステーション12へ送す、ここでリックロ
ーラ25がトレー26に含まれた定着液を付与する。
案内板27.28は定着済みシートを洗浄ステーション
13へ運び、ここでローラ対29.30は定着液を絞り
取り、シートを洗浄トレー31の水に通す。案内板32
はトレーを通る経路を制御し、シートを出口ローラ対3
4.35へ運び、このローラ対により洗浄液が絞られて
トレー31へ戻る。
乾燥ステーションは2つの対称に配置されたブロワ36
.37を含み、ブロワの空気はシートに当たる前にヒー
タ3B、39の上を通される。乾燥したシートは最後に
装置からローラ40.41により除去される。
装置の輸送ローラは、内蔵減速歯車を有するモータによ
りベルト44を介して駆動される共通駆動軸42(破線
で示す)によりウオームギヤ装置を通じて駆動される。
処理トレー19.26のりツクローラは、内蔵減速歯車
を有する第2のモータ46によりベルト47を介して駆
動される駆動軸45(破線で示す)によりウオームギヤ
装置を介して同様に駆動される。
ローラ対22.23および29.30によりシートから
絞られた液は、弾性吸収材料のパッド48.49により
吸収される。
トレー19.26は、チューブ50,51を備え、これ
らのチューブを介して、第3図に示された装置52およ
び第5図に示された装置102の如きチキンフィード液
レベル制御装置に接続する。
レベル制御装置(例えば装置52参照)は、充填チュー
ブ53を含み、この充填チューブを経て液が倒立カセッ
トの隔室から装置52へ流れることができる。チューブ
の下端は開口54に終わる角度付き部分を有する。開口
54の頂部は対応トレー26の妓のレベル55を決める
。装置52はロッド58により制御される弁57を備え
た放出開口56を有する。この弁は圧縮ばねにより平常
開かれるが、後述の如くロッド58の下降変位により弁
が閉じられる。
洗浄トレー31は、ポンプ60(第5図参照)により液
がトレーへ輸送されるときに通る充填チューブ33、お
よびトレーの液のレベルを決めるオーバフローバイブロ
1を備え、液はポンプ62により洗浄液の隔室へ戻され
る。バイブロ1はトレーの底の近くに小さい開口63を
備え、装置の停止後にこの開口によりトレーを完全に空
にすることができる。
ポンプ60.62は本例では共通モータ64により駆動
される膜ポンプである。これらのポンプは、ポンプ62
の流速がポンプ60の流速よりも僅かに大きくなるよう
に調節される。最後に、洗浄タンクを空にすべきときに
吸引導管を暑気するソレノイド65により制御される暑
気弁66がポンプ60へ向かう回路65に設けられる。
装置の操作のための処理液を有するカセットは、第2図
、第3図に示す如く装置の入来端の近くに位置するカセ
ットハウジング70内に配置される。
ハウジングは、カセットを倒立位置に置くことができる
上区分71(このカセットは以後「第1」カセット72
と称される)、カセットを直立位置に置くことができる
下区分73(このカセットは以後「第2」カセット74
と称される)、および2つのレベル制御装置52.10
2が装着された中央区分75を有する。上区分71はヒ
ンジ動作可能なM2Sにより閉じることができ、また下
区分73はヒンジ動作可能な蓋77により閉じることが
できる。M2Sの前側は蓋77に重畳し、上区分が開か
れた後にのみ下区分へ近寄ることができる。
1176の位置はプラットホーム78の垂直位置を制御
する。プラットホーム78は水平区分、および第5図に
示された区分79の如き2つの垂直区分を含み、これに
より一種の開いたトレーが形成され、これへカセットを
滑り込ませることができる。水平区分は後述の如くカセ
ット隔室の開口に対応した開口を有する。プラットホー
ムの垂直区分は垂直に離間した案内ピン107.108
を有し、これらの案内ピンはハウジング70の対応側壁
の垂直スロット109に滑り込み、これにより垂直方向
にプラットホームの案内を与える。蓋の両側壁は、上ピ
ン107と協働する図示のスロツ)+10の如きスロッ
トを備え、而して蓋の開放位置において、蓋はプラット
ホームを第6図、第7図に示す如き「高」位置へ引き込
み、また蓋の閉位置においてプラットホームは第3図、
第5図に示す如き「低」位置を占める。
同様に、下蓋77の位置はプラットホーム81の垂直位
置を制御し、このプラットホームの直立壁はハウジング
のスロット113と協働する案内ピンの対111.11
2により案内される。M77へ連結された腕80のスロ
ット82は、プラットホームの下ピン112と協働し、
而して第6図に示す如く蓋の開放位置においてプラット
ホームはその「低」位置を占め、蓋の閉位置においてプ
ラットホームは第3図、第5図、第7図に示す如く「高
」位置へ上昇する。
本発明に用いられるカセットはカセット72に対して第
48図ないし第4c図に示され、カセット74はカセッ
ト72と同じである。カセットは例えば射出成形により
プラスチックから作られた硬質の長方形容器であり、3
つの別々の液隔室85.8G、87を決める内壁を有す
る。隔室は開口88をシールする膜92の如き可撓性膜
により各々シールされた円形開口88ないし91を備え
る。
隔室85は定着液を含み、隔室86は活性化液を含み、
隔室87は洗浄液、例えば水を含む。
隔室87は2つの開口を有し、開口91はカセットの底
の近くに終わる内方に突出したチューブ93を有する。
また隔室87は事実上離間した穿孔面の対147である
3つの隔壁94を備え、面147間に粒状イオン交換物
質、例えば陰イオンである銀チオサルフェートイオンを
捕捉するための陰イオン交換樹脂が配置される。隔壁9
4は数ミリの厚さの硬質プラスチックの板の形態にでき
、この板は細メツシユの布、例えばナイロン布で板の両
側で覆われた比較的に大きい中央開口を有する。このよ
うにして、粉または粒の形態のイオン交換体を含みうる
室が形成される。隔壁94は布を取り付けた2つの密接
した周囲ボーダを持つ窓状フレームの形態にできる。
例えば写真洗浄水からのチオサルフェート錯銀を捕捉す
るイオン交換樹脂は、商業的に入手可能である。イオン
交換カラムの使用は、例えば、Journal of 
Imaging Technologys第5巻、第6
号、1984年12月号、244−246頁に記載され
ている。銀イオンスカベンジング剤としてのフェニルチ
オウリア樹脂による消費された定着液の回復は、Pho
tografic 5cience and Engi
neering、第17巻、第3号、1984年5月7
6月号、2g2−284頁に記載されている。銀イオン
を沈澱させる他の適当な樹脂は、SMPTE Jour
nal 1984年9月号、800−807頁に記載さ
れている。
次に装置の操作を関連図面、特に装置の液回路を示す第
8図について説明する。
第6図に関し、穿孔されていない膜を持つ新しいカセッ
トがプラットホーム78上に「第1」カセット72とし
て倒立位置に置かれる。次いで、第1のものと全体的に
同一のものにできるが洗浄水のみで満たされた「スター
ト型」カセットが下プラットホーム81上に直立位置に
置かれ、「第」2カセツト74として操作する。
下蓋77が閉じられ(第7図参照)、これによりカセッ
ト74は上昇され、カセットの4つの膜はハウジングの
下区分へ下へ延入した4本のチューブ95.96.10
5.106の開口に設けたクロス状切断ナイフにより穿
孔されるようになる。
第3図、第6図、第7図において、2本のチューブ95
.96が示され、チューブ95はカセット74の定着隔
室85に終わり、チューブ96は洗浄隔室と協働する。
第5図において、2本のチューブ105.106が示さ
れ、チューブ105は洗浄隔室85と協働し、チューブ
306はカセットの活性剤隔室86に終わる。
クロス状切断ナイフは実際には2つの尖った切断ブレー
ドであり(例えば第6図のブレード97.98参照)、
4つの切断縁を持つ切断工具を形成するように互いに垂
直に配置され、この例ではチューブ99である円形の液
導管と一体化される。
切断ナイフが膜に突き通ることにより、チューブが膜に
入るときに互いに漸次除去される膜の4つのフラップ状
区分を形成するクロス状スリットが膜に形成される。膜
の上記区分は膜の弾性に起因してチューブのまわりにき
っちり嵌まり、これにより実質的に液密接続が行われる
(デユープを膜から除去することにより、撓んだ膜区分
が初期位置へ戻り、これにより開口はほぼ完全に再閉鎖
される)。
次いで操作員は上蓋76を閉じ(第3図参照)、これに
よりカセット72は下へ変位し、活性化および定着隔室
の膜が2本の液放出チューブ、即ちカセットの活性剤隔
室86のチューブ53(第3図参照)および定着隔室8
5のチューブ100(第5図参照)、の対応ナイフによ
り突き通される。
カセット72の下向き変位により2つのレベル制御装置
52.102の弁が閉じ、この閉鎖は装21102に対
して第5図に示されている。カセット72の底壁は2本
の平行なピン58を下へ押し、これにより弁57の座が
圧縮ばね99の作用を受ける。
弁座は装置102の偏平底壁の穴により形成でき、弁自
体は筒状の硬い半分と可撓性の翼状の他半分とから成る
軸受用の従来のゴム密封リングにより形成できる。密封
リングはピン58へ接続されたロッドへ取り付けられ、
リングの可撓性端は下に向き、しかして装置の底へ押圧
されると液密シールを形成することができる。
同じことは装置52についても生じ、カセットの2つの
隔室の処理液が装置52.102を通って対応トレー1
9.26へ流入し、第3図のチューブ53の開口54の
如きチューブの開口が液により閉じられるようなレベル
になり、しかしてそれ以上空気が対応カセット隔室へ入
らず、故に液の放出が阻止される。
次いでローラの駆動モータ、ブロワおよびポンプが始動
され、これにより洗浄水が下カセット74の隔室87か
ら導管96を介してポンプ60により汲み出され、バイ
ブロ5を経て洗浄トレー31へ送られる(第8図をも参
照)。トレー31へ送られる液の流量はオーバフローバ
イブロ1の穴63(第5図参照)から流出する液の流量
よりも大きく、而して数十秒後には液がバイブロ1の頂
部に到達し、これによりトレーの液のレベルが正確に決
められる。バイブロ1の穴63から頂部リムを経て出る
液はポンプ62により導管[03を通じてカセットの洗
浄水隔室へ戻される(第5図、第8図参照)。
ポンプ62の流量はポンプ60の流量よりも大きく、而
して液がオーバフローチューブ61により決められるレ
ベルよりも高いトレー31におけるレベルに到達する恐
れはない。
液は開口90を通じてカセット74の対応隔室に入り、
次いで第8図においてカセットの左側へ流れ、これによ
り液は隔室の3つのイオン交換隔壁94を順次通って流
れる。イオン交換体を隔室の3箇所に分布させたことに
より、隔室を通る液の流動抵抗が減少するという利点を
有するが、このことは装置の操作において数ミリを超え
ない隔室の4つの区分の液のレベル差から判る。
開口91から下へ延びたチューブ区分93の目的は、液
が常に導管へ吸引されること、また処理されるシートに
よる液の消費およびイオン交換隔壁94の液の流れ(第
4図において右から左)の抵抗の増加の結果、開口91
より下の液のレベルが低くなる場合にも液が吸引される
ことを保証することである。
装置は使用する態勢にあり、暗室条件が確立された後に
、1個または数個のマイクロフィルムを入口9において
装置に導入できる。入口9は、像に従って露光されたフ
ィルムシートまたはフィルム部分を含んだ適当な遮光性
マガジンまたはローダと協働して遮光性となるように構
成でき、而してかかる場合露光されたフィルム材料を装
置に昼間でも送ることができる。処理されたフィルムシ
ートはローラ対40.41により排出される。
装置に通されるシートにより消費される処理液は、トレ
ー19.26の液のレベルが低下して第3図の装置52
の開口54の如き開口から空気が入るようになるとトレ
ー19.26に自動的に補給され、また洗浄トレー3!
の正しいレベルはオーバフローバイブロ1により制御さ
れる。
圧力ローラ対22.23および29.30によりシート
から絞り取られる液は、パッド48.49に集められる
。パッドに集められる液の量は制限され、また例えば1
4.8xlO,5cmのフィルムシート20ないし30
個からの処理液の収集には問題がないことが判明してい
る。
場合に応じて1枚または複数枚のシートが処理された後
に、装置のスイッチを切り、装置をその後数時間ないし
数日放置することができる。次のシートを処理すべき場
合、装置を数秒間操作するが、かかる期間は種々のロー
ラの周囲に乾燥した付着物などを除去するのに十分であ
ることが判明している。
所定の数のシートが処理されると、装置の処理液を更新
せねばならない。本発明の好適実施例によれば、この時
期は、写真材料の製造者がフィルムシートと、フィルム
シートを処理するための液を持つカセットとを一つの包
装カートンに入れて供給するならば、非常に簡単に合図
できる。このようにして、操作員は最後のフィルムシー
トの使用は処理カセットの操作寿命の終わりを意味する
こと、および新しいバックの開封は使用済み処理カセッ
トの取り替えを伴うことを知る。
カセットの取り替えは次のように行われる。ポンプ60
.62を運転し、弁66を開き、これによりポンプ60
はもはやカセット74から水を取り出すことができない
。その結果、トレー31の余液内容物がカセット74の
ポンプ62により排出される。次に、カセットハウジン
グ70の上蓋76が開かれ、これにより上カセット72
が上昇され放出チューブ99、!00から離脱され、ま
たレベル制御装置52.102のピン58はもはや押し
下げられず、而してばね99が開放位置の前記レベル制
御装置52.102の対応弁を押圧する。これにより、
トレー19.26からの液はレベル制御装置を流れて、
「スタート型」カセットの場合、下カセット74の対応
する空の隔室へ入る。
開口の膜の弾性は、対応する切断ナイフをもつ放出チュ
ーブがカセット開口から引き出された後にこれらの膜が
ほぼ完全に閉じる程度のものである。これは、真の開口
が膜に切られず、その代わりに膜をとおるチューブの入
来を許しかつチューブが一旦引き出されると膜をうまく
閉じることになる2つのクロス状スリットが形成される
ということの結果である。その結果、カセットから滴下
する液により装置を汚す危険なしに、倒立カセット72
を装置から引き出すことができる。
カセット74の隔室85.86の位置は上カセット72
の隔室の位置と比較して転倒しているが、これはカセッ
ト72が180度回転した結果である。この転倒の結果
、上方の大きい隔室、即ち定着隔室、の液内官物が下方
の小さい隔室、即ち活性剤隔室81へ放出され、またこ
の逆が生じる。
しかも定着液の量が収容活性剤隔室の容量を超える危険
はない。何故ならば、相次ぐシートの処理により定着ト
レー26から成る量の液が取られるからである。
次いで装置の下蓋77が開かれ、下カセット74が取り
出され捨てられる。既に除去された上カセットはカセッ
トハウジングの下区分に直立位置で挿入され、これによ
り「第2」カセット74として操作する。
このとき操作員は新しいパッケージの新しいカセットを
装置の上区分へ挿入でき、これによりカセットは「第1
」カセット72として操作する。
両蓋76.77が閉じた後、装置は新しいセットのフィ
ルムを処理する態勢にある。「第2」カセット74(即
ち、先の「第1」カセット)の洗浄水は洗浄トレー31
を通じてポンプ60.62により循環され、一方、新し
い「第1」カセット72の活性剤および定着液は対応ト
レー!9.26へ送られる。「第2」カセット74は先
の[スタート」カセットと全く同じように操作すること
は明らかであり、この工程は、活性剤および定着溶液が
所定数のフィルムシートの処理に役立った後に下位置へ
移送された各カセットについて行われる。
本発明の特定の利点によれば、洗浄水隔室87の隔壁9
4に陰イオン交換体が設けられる。これによりチオサル
フェートおよび銀チオサルフェート錯陰イオンがイオン
交換体へ定着されるが、イオン交換体は飽和時に廃棄、
回復または銀を回収すべくインシネレート(incen
erate)できる。
上述のようにカセットを用いることの他の利点は、「第
1」カセット72の残留活性および定着溶液が「第2」
カセット74の非対応定着および活性剤隔室に放出され
、これによりこれらの液が一定の程度まで中和される。
上記装置の操作において、活性剤および定着溶液を適当
な化合物の添加により増粘すれば処理の均一性およびコ
ンンステンンの点で良い結果が得られることが判明して
いる。適当な増粘剤は、例えば、カルボキシメチルセル
ロース、ポリアクリルアミドおよびグリセロールである
下記のデータは上記装置を示す。
処理速度: 50 am、 s −’ 処理幅: 10.5cm −包装パッケージの内容: 1個の処理カセット 148x105cmのフィルムシート25個処理カセッ
ト: 活性液のための3つの穿孔可能隔室を持つプラスチック
ホルダ 定着液および洗浄液 活性隔室は40cm’の液を含み、この液は下記の成分
を含む: 水酸化ナトリウム     60g/l亜硫酸ナトリウ
ム(anh、)   50 g/ 1臭化カリ    
       2g/l定着隔室は40cm″の液を含
み、この液は下記の成分を含む: 亜硫酸ナトリウム(anh)  29 g/ 1酢酸ナ
トリウム(3aq、)  25g/]氷酢酸     
     23g/lクエン酸          4
g/!チオ硫酸アンモニウム 220g/l 洗浄隔室は150cm’の水道水およびコ(スチレン−
ジビニルベンゼン−ビニルベンジル−β−ヒドロキシー
エチルーヂメチルアンモニウムクロライド)陰イオン交
換樹脂に対するLEMATIT M2O3(西ドイツ、
レベルクセン、ベイヤA、G、の登録商標)を含む。前
記樹脂は0.5mmの平均粒度を有し、洗浄隔室の3つ
の穿孔隔壁94の各々に設けられる。使用されたイオン
交換樹脂の虫は隔壁毎に20gである。
特定の「スタート型」カセットの使用は必須のものでな
く、装置は総ての処理液を含む通常のカセットにより最
初に起動できる。しかし、かかる場合、カセットの活性
剤および定着溶液は未使用のまま残る。何故ならば、装
置の下方の位置を占めるこのカセットはその洗浄液のた
めのみに使用されるからである。
この装置は従来の現像および定着溶液により操作するこ
ともできるが、かかる場合空気に対する酸化の問題のた
めに、より複雑な液再生手段を用いる必要がある。
シートから絞られた液の収集のためのスポンジ手段は、
装置に容易に挿入、除去できるようにしたカートリッジ
または同類物に装着できる。好ましくは、かかるカート
リッジはフィルムおよび処理カセットを一つのパッケー
ジとした状態で備える。
この装置はシートではなくフィルムストリップを処理す
るのにも使用でき、また紙ベースに設けた写真材料を処
理することもできる。
本発明による装置の第2実施例が第9図に示されている
。この実施例において、総ての所要処理液を含む一つの
カセットのみが使用される。L−字形のカセットI11
は活性剤液の隔室112、定着液の隔室113、および
洗浄液の隔室114を有する。隔室112.113は穿
孔可能な膜によりシールされた開口115.116をそ
れぞれ有し、洗浄隔室117.118.119は穿孔可
能膜により同様にシールされた開口117.118.1
19をそれぞれ有する。
カセットは矢印120により示された如く、水平運動に
より装置へ挿入され、またカセットがその最終位置に到
達すると、種々の開口の膜が上述の装置のチューブと同
様の液放出または還流チューブ区分の先端に装着された
クロス状ナイブにより穿孔される。装置の種々のステー
ションは下記の如く対応液供給部へ接続される。
活性剤ステーション123は活性剤隔室の開口に嵌まる
チューブへパイプ122を介して接続さ。
れる。水平線に対してなす前記パイプの角度がほぼ6な
いし10度であれば、液が消費されるにつれて隔室へ空
気が円滑に入ることができ、これにより隔室112に空
気が供給されることが判明している。
定着ステーション124はカセットの定着隔室の開口に
嵌まるチューブ区分とパイプ125を介して同様に接続
される。両ステーションは静止締着バー130および協
働する変位可能バー131により捻られうる可撓性垂直
区分を含む液放出導管126.127を備える。両導管
はカセットの洗浄隔室の開口117に嵌まるチューブ1
34へ向かう導管133へT接続部を介して接続される
チューブ134は洗浄隔室の吸引側に配置され、パイプ
135および可撓性導管(図示せず)を介して第1の循
環ポンプの吸引側へ接続される。パイプ135は弁13
7により開くことができる脱気装置136を有していた
。チューブ138は洗浄隔室の入口側に配置され、また
パイプ139および可撓性導管(図示せず)を通じて第
2循環ポンプの出口と接続している。ポンプおよび装置
の洗浄トレーは図示されていないが、これらは第8図に
示したものと同じである。
最後に、この装置は処理されているシートに付着した活
性剤液および定着液を絞り取るスクイーズローラ対14
0.141を含む。除去された液は吸収カートリッジ1
42.143に収集される。
装置の操作において、ステーションを通るフィルムシー
トにより液が取られるにつれてステーション123.1
24の液のレベルが低下する。最初に処理されたシート
と最後に処理されたシートとの間に5mmのレベル差が
あることが判明しているが、これは写真に悪影響を与え
なかった。洗浄ステーションの液レベルはオーバフロー
により一定に保たれる。オーバフロー洗浄液はカセット
の洗浄隔室内でチューブ118を流れて戻り、イオン交
換樹脂を持つ破線で示した数個の隔壁145を順次通る
。何等かの理由で隔壁145が詰まり、または洗浄液に
対して透過が不十分になると、液は隔室の上昇した脚の
場所でかかる隔壁の頂部を越えて流れることができる。
洗浄隔室を通る洗浄液の妨害されない循環は、カセット
の開口119に嵌まりかつ洗浄液隔室に常に大気圧を確
立する脱気チューブ146により可能になる。
装置の操作が停止すると、活性剤液および定着液のレベ
ルはそれぞれのトレー内で不変に留どまる。
装置の処理液が枯渇し、カセットを取り替えるべきとき
、装置の操作員はクランプ+31を開き、ポンプ手段の
スイッチを入れ、弁137を開く。
このようにして、トレー!23.124からの、および
これと接続したカセット隔室からの液は導管+26.1
27.133を通って洗浄隔室へ流入する。弁137は
開かれるから、ポンプは洗浄隔室からそれ以上液を取り
出さない。上記操作はマイクロプロセッサの制御下でも
行うことができる。
種々のトレーに含まれた総ての液がカセットに収集され
ると、カセットは装置から除去され、捨てられる。種々
の開口の膜は少な(とも1.0mmの厚さのシリコーン
箔の如き比較的に厚いエラストマから作られ、膜の穿孔
は剃刀状切断ナイフにより行われるから、膜はチューブ
およびその尖端の切断ナイフが引き出されるときにうま
く閉じ、而して液の漏洩は殆ど生じない。また吸収カー
トリッジ142.143が新しいものと取り替えられ、
このとき次の一連の写真シートを処理する聾勢にある装
置に新しいカセット111が挿入される。
最後に、バー130、+31が再び互いに押圧され、こ
れにより可撓性区分128.129を閉じ、また弁13
7が閉じられる。これらの操作はマイクロプロセッサの
制御下で行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は2つの処理カセットで操作する装置の一実施例
の縦断面図、第2図は装置の平面図、第3図は第2図の
3−3線における装置の断面図、第4a図ないし第4c
図は装置に用いられる液力セットの図、第5図は第2図
の5−5線における装置の略断面図、第6図は完全に開
いた位置にあるカセットハウジングの断面図、第7図は
一部開いた位置にあるカセットハウジングの断面図、第
着ステーション、  13.、、洗浄ステーション、1
6.17.22.23100.輸送ローラ、48.49
.、、吸収パッド、 60.62.、。 ポンプ、  61.、、オーバフローパイプ、  72
.74.、、カセット、  85.86.87゜112
.113.114.、、隔室、92.、。 膜、94.、、隔壁、 97.98.、、切断ブレード
、  52.102.、、チキンフィードレベル制御装
置。 FIG、  4a FIG、 l、b FIG、  4c

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、写真用ハロゲン化銀乳剤層素子を処理する写真処理
    装置であって、処理ステーション(11、12、13、
    123、124)を設けて前記素子がかかるステーショ
    ンを通過するときに現像剤または活性剤液、定着および
    洗浄液を前記素子へ漸次付与し、また前記素子がかかる
    ステーションから出た後にかかる液を前記素子から漸次
    除去するようにし、装置を通じて前記素子を輸送する手
    段(16、17、22、23、29、30、34、35
    )を設け、液がホルダから処理ステーションへ流入でき
    るように装置へ除去可能に接続された処理液を持つホル
    ダの開口と協働する手段を設けた写真処理装置において
    、ホルダは種々の処理液のための種々の隔室(85、8
    6、87、112、113、114)を有する処理カセ
    ット(72、111)の形態とし、前記種々の隔室は装
    置に設けられた穿孔手段(97、98)により穿孔可能
    な膜(92)によりシールされ、また洗浄水隔室(87
    、114)は前記隔室の洗浄水から定着剤イオンおよび
    錯化された銀イオンを除去するためにスカベンジング剤
    を備えたことを特徴とする写真処理装置。 2、スカベンジング剤はチオサルフェートイオンおよび
    銀チオサルフェート錯イオンを除去するように働く特許
    請求の範囲第1項記載の写真処理装置。 3、前記スカベンジング剤は洗浄水隔室内に配置された
    幾つかの穿孔隔壁(94)に設けた陽イオン交換体であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の写真処理装置。 4、現像剤または活性剤を吸収する吸収カートリッジ(
    48、49)を含み、また定着液はそのまま素子から除
    去されることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれか一項記載の写真処理装置。 5、第1のものと同一の第2のカセット(74)と協働
    するようにした特許請求の範囲第1項ないし第4項のい
    ずれか一項記載の写真処理装置。 6、洗浄液を除く第1のカセットの総ての処理液、およ
    び第2のカセットの洗浄液と協働するようにした特許請
    求の範囲第5項記載の写真処理装置。 7、前記第1のカセットは処理ステーションのレベルよ
    りも上のレベルで装置内に倒立位置に配置され、前記第
    2のカセットは処理ステーションのレベルよりも下のレ
    ベルで直立位置に配置され、前記穿孔手段は第2のカセ
    ットの洗浄水隔室(87)の膜を穿孔し、第1のカセッ
    トの活性剤(85)および定着(86)隔室の膜を穿孔
    するようにした特許請求の範囲第6項記載の写真処理装
    置。 8、一つの処理カセットだけと協働するよう構成され、
    前記カセットの構造および装置内における位置は、活性
    剤および定着隔室(112、113)が対応処理ステー
    ションのレベルよりも上にあり、また洗浄液隔室(11
    4)は洗浄ステーションのレベルよりも下にあるように
    した特許請求の範囲第1項記載の写真処理装置。 9、現像剤または活性剤液および定着液のレベル(55
    )を制御するチキンフィーダレベル制御手段(52、1
    02)、および洗浄ステーションにおけるポンプ手段(
    60、62)とオーバフロー液レベル制御手段(61)
    を有する特許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか
    一項記載の写真処理装置。 10、カセットに含まれた量の処理液により容易に処理
    されうる多数の写真素子と共に包装カートンに包まれる
    特許請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか一項記載
    の装置に用いる処理カセット。 11、特許請求の範囲第7項記載の装置により写真用ハ
    ロゲン化銀層素子を処理する方法であって、装置内に倒
    立位置に置かれた正常型のカセット(即ち、装置の操作
    に必要な処理液の総てを含むカセット)により、装置の
    操作のための前記カセットの現像および定着溶液のみを
    用いて、かつ洗浄水のみを含み装置内に直立位置に置か
    れた特定のスタート型カセットにより装置の第1の操作
    を開始し、処理液の枯渇後に直立位置を占めるカセット
    を捨て、倒立位置を占めるカセットを除去してこれを装
    置内に直立位置に挿入し、新しい正常型カセットを装置
    内に倒立位置に置くことから成る方法。
JP62321122A 1986-12-19 1987-12-18 写真処理装置および方法 Pending JPS63165850A (ja)

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