JPS63165596A - 蛍光増白剤を含有する紙コーテイングスリツプ - Google Patents

蛍光増白剤を含有する紙コーテイングスリツプ

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JPS63165596A
JPS63165596A JP62311145A JP31114587A JPS63165596A JP S63165596 A JPS63165596 A JP S63165596A JP 62311145 A JP62311145 A JP 62311145A JP 31114587 A JP31114587 A JP 31114587A JP S63165596 A JPS63165596 A JP S63165596A
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JP
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formula
coating slip
optical brightener
water
compound
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JP62311145A
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ヨツヘン・コル
フリートヘルム・ミユラー
ベルナー・ビーバー
ヨアヒム・ケーニツヒ
ウド・エツクシユタイン
ハンス・タイデル
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Bayer AG
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H21/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
    • D21H21/14Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
    • D21H21/30Luminescent or fluorescent substances, e.g. for optical bleaching

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コートした紙及び板紙の製造のためには、通常の白色顔
料、特にカオリン及び炭酸カルシウムのほかに、結合剤
として重合体分散物を含有する水性コーティングスリッ
プを、きわめて広範囲に使用する。
これらのコーティングスリップの栄光増白剤としては、
ビス−トリアゾニルアミノスチルベンジルスルホン酸形
のアルカリ金属塩から成る蛍光増白剤が一般に使用され
る。しかしながら、これらの蛍光増白剤は不十分な増白
効果ときわめて低い灰色北限v1.(それ以上の増白剤
の添加が白色度の増大を生じさせないか又は低下すら生
じさせる蛍光増白剤濃度)を有するのみである。その上
、上記の種類の蛍光増白剤は、これらのコーティングス
リップ中で、きわめて低い耐光性を有しているに過ぎな
い。
−mに、上記の難点は、二つの方法によって部分的に解
決できることが知られている:1、蛍光増白剤に結合す
ることができる少量の親水性共結合剤のコーティングス
リップへの添加。
このような共結合剤は、たとえば、殿粉、カゼイン、カ
ルボキシメヂルセルロース、アルギン酸塩、ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸塩、メラミン−又は尿素〜
ホルムアルデヒド樹脂である(“D as P api
er″36 (I982)、66参照)2、親水性担体
を含有する特定の水溶性蛍光増白剤の使用。このような
担体は、たとえば、ポリグリコールとすることができる
(ドイツ特許公告第3.502,038号及びヨーロッ
パ特許公告筒43.790号参照)。
これらの両方法は部分的な解決をもたらすにすぎないが
、それはコーティングスリップへの上記の物質の添加は
明らかに次のような限界を有しているからである:これ
らはコートした紙の水に対する感受性を増大させ、それ
がある種の印刷プロセス及びコートした紙の使用に対し
て問題を生じさせる。加うるに、これらの添加剤をコー
ティングスリップに添加するときに、新式の高速コーテ
ィング機械においてはレオロジー的な問題が生じること
が多い。
それ故、比較的高い白色度及び高い白色度を有するコー
トした紙の製造は大部分の場合に、解決が困難であるか
又はしばしば不十分にしか解決できない問題である。
それ故、水溶性蛍光増白剤を、たとえば、尿素又はメチ
ロール樹脂のような、ある種のプラスチックに結合させ
、且つこれらの増白化したプラスチックを分散物として
紙コーテイングスリップに添加することが既に提案され
ている(ドイツ特許公告筒3,112,435号参照)
、シかしながら、これらの提案は、それがきわめて大き
な費用を要するため及びレオロジー上の問題のために、
未だ定着するには至っていない。
ここに、紙コーテイングのためのコーティングスリップ
は、低分子量の、式 式中で Aは、高親和性、陰イオン性セルロース増白剤の陰イオ
ンを表わし、 R1は、場合によっては置換しである、アルキル、アル
ケニル、アラルキル、アリール又はシクロアルキルを表
わし、 R2、R1及びR4は、相互に無関係に、水素又はR1
を表わし、あるいはそれぞれの場合に2つ又は3つのこ
れらの基が共同して、N原子を含む、複素環式基を形成
することができ、nは整数〉0を表わす、 の、はとんど水に不溶性の蛍光増白剤を使用するときに
、上記の問題なしに、増白することができるということ
が見出された。
前記の目的のためのこれらの蛍光増白剤の適当性は、ビ
ストリアゾニル−アミノスチルベン−ジスルホン酸に基
づく水に不溶性の蛍光増白剤は、それを英国特許第72
1.238号及び1,058.918号に従って通常の
ポリカチオン生成物を用いて沈殿させる場合に、結合剤
フリーの紙コーテイングスリップとして、きわめて不十
分な効果を与えるか又は全く効果がないということが知
られていることから、きわめて予想外なこととみなすべ
きである。
それと対照的に、本発明の蛍光増白剤塩は、細かく粉砕
するか又は溶解した状態で添加するときは、陽イオン性
の成分を過剰に使用する場合ですら、異なる程度の蛍光
性を示すことが認められた。
基R2〜R4の中の二つによって形成させることができ
る適当な複素環式基は、なかんずく、たとえばモルホリ
ン、ビボリジン又はピロリジンのような、飽和5−又は
6員の化合物に基づく基である。
これらの基の三つによって形成させることができる適当
な複素環式基は、飽和した種類のもの、特にピリジンに
基づく基である。
適当なアルキル基は、特に、1〜20C原子を有し且つ
CN、OH、ハロゲン、C3〜C4−アルコキシ又はC
I〜C1−アルキルカルボニルアミノによって置換して
あってもよいものである。
適当なアルキレン基は、特に、2〜100原子を有する
ものである。
適当なアラルキル基はフェニル−01〜C5−アルキル
基である。
適当なアリール基は、ハロゲン、01〜C1−アルキル
又はCI〜C4−アルコキシによって置換してあっても
よい、フェニル基である。
適当なシクロアルキル基は、なかでも、シクロヘキシル
基である。
“ハロゲン°′はC1とBrを意味することが好ましい
適当なセルロース蛍光増白剤中のX、Aは、ビストリア
ゾリルスヂルベンー、ビススチルベン−及び、特に、ビ
ストリアジニル−アミノスチルベン−ジスルホン酸から
由来する基である。
式Iの好適な蛍光増白剤塩は、式I中で1え、〜R4が
Hではない場合のものである。特に好適な塩は、たとえ
ば、C,〜C2゜−アルキル、アラルキル又はアリール
のような、疎水性化する基を含有するものである。
適当な基Aは、式 式中で X、はアミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチル
アミノ、ジエチルアミノ、2−ヒドロキシ−エチル−ア
ミノ、3−ヒドロキシプロピルアミノ、ジー(2−ヒド
ロキシ−エチル)−アミノ、ジー(2−ヒドロキシ−プ
ロピル)−アミノ、2−スルホエチルアミノ、モルホリ
ノ、アニリノ、クロロアニリノ、スルホアニリノ、メチ
ルアニリノ又はジスルホアニリノを表わし、且つ X2はヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、メトキシ−
エトキシ、塩素又はXlを表わす、のちの且つまた、式 式中で X、及びX、は水素、メチル、エチル、フェニル又はス
ルホフェニルを表わす、 のらの、及び式 式中で X、は水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩
素又はスルホを表わす、 のらのである。
式■の化合物の製造においては、スルホン酸又はその水
溶性塩、特にそのアルカリ金属塩としての式■〜■によ
る蛍光増白剤を、式V 式中で Yは無色の、非蛍光性陰イオン又はQ)(+−1を表わ
す、 の低分子量、塩基性窒素化合物と反応させるという手順
に従うことが便宜的であり、その際、場合によっては■
を10〜20%不足で又は50%まで過剰で用いること
もできる。
この反応は、水及び/又は、たとえばメタノール、エタ
ノール、プロパツール、イソプロパツール、ブタノール
、グリコール、グリコールメチルエーテル、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキ
シド、スルホラン又はヘキサメチルりん酸トリアミドの
ような有機溶剤中で、20℃から各溶剤の還流温度まで
の温度において、行なわれる。
このようにして取得した難溶性蛍光増白剤を、直接に又
は事前の微粉砕又は液状化ののちのいずれかに、蛍光増
白剤として使用することができる。
本発明による分散物は、次のようにして調製することが
できるニ ブレスケーキ又は粉末を界面活性剤及び、適当ならば、
水の添加後に激しい撹拌によって均質化する。次いで界
面活性剤の景を、適宜、分散物の安定化のために必要な
完全な量まで増大させる。
取得した懸濁物を次いで予備細分化し且つ湿式摩砕する
予備細分化は、ペブル又は歯付きコロイドミルを用いて
行なうことができる。
続く湿式摩砕は、コロイド、スイング、ボール及び振動
ミル、さらには、溶解材またはサブ−ミクロン分散器を
用いて行なうことができる。しかしながら、好ましくは
SiO2から成る、0.2〜5m+sの直径の摩砕要素
を伴なう連続撹拌ミルを用いることが好ましい。
摩砕後に、追加量の界面活性剤又は、たとえば、エチレ
ングリコール又はグリセリンのような親水性物質、防腐
剤、湿潤剤、消泡剤及び/又は水を、それらがもっと早
い時期に、たとえば摩砕前に、加えてない場合は、必要
に応じて添加することができる。
本発明による水に難溶性又は不溶性の蛍光増白剤及びそ
の分散物の調製のための別の方法は、反応と摩砕のプロ
セスを組み合わせた方法である。
そのためには、式■〜■による蛍光増白剤のアルカリ金
属塩を、均質化と予備粉砕後に、式■の塩基性窒素化合
物且つまた水及び界面活性剤と共に湿式細分化するが、
その際に使用する量は、前記のように、変えることがで
きる。
この場合に、蛍光増白剤塩■〜■と塩基性窒素化合物V
との完全な反応は、ミル中で、好ましくは5in2摩砕
要素を伴なう連続撹拌ミル中で行なうことができる。
これらの三方法によって調製した本発明による分散物は
1〜25%、好ましくは5〜20%の本発明による水に
難溶性又は不溶性の蛍光増白剤塩、1〜50%、好まし
くは5〜20%の界面活性剤、0〜15%の防腐剤及び
水を含有するが、水の一部を親水性の物質で置き換える
こともできる(%は重量百分率である)。
使用可能な界面活性剤は、たとえばドイツ特許公告第2
.334,769号、8〜10頁(英国特許第1,41
7,071号に相当)中に記すような、あらゆる通常の
カチオン及び非イオン界面活性剤である。
非イオン界面活性剤を用いることが好ましい。
本発明に従って使用する蛍光増白剤塩を混入すべき紙コ
ーテイングスリップは次のようなものから成っている:
少量の親水性共結合剤を用い又は用いずに、白色顔料と
組み合わせた、スチレン−ブタジェン、カルボキシル化
スチレン−ブタジェン又はポリ酢酸ビニル共重合体に基
づく重合体分散物、あるいはアクリル酸エステルに基づ
く重合体分散物。
使用する化合物Iの量は、所望する増白効果に依存する
。一般に重量で0.01〜0.5%の純活性物’a<増
白すべき紙コーテイングスリップの固形物に対して)で
十分である。コーティングスリップ組成物に依存して、
達成できる灰色化限界(蛍光増白剤のそれ以上の添加が
一層の効果を生じなくなるまでの濃度)がきわめて高い
ということが特に有利である。
X施1−」一 式 の蛍光増白剤10gとベンジル−n−ドデシルジメチル
アンモニウムクロリド10yを100mfの水中で30
分間還流する0次いで生成物を約60℃で炉別して60
℃の水で洗う、真空屹燥後に、融点:258〜259℃
の上式の蛍光増白剤の第四アンモニウム塩14.5gを
取得し、それはn−ブタノールから再結晶することがで
きる。この物質は水に不溶であるが、実施例9〜13に
従って水性分散物とすることができる。
紙コーテイングスリップに混入した、実施例14〜16
による分散物は、すぐれた白色効果を与える。
X1j[−り 実施例1に記すと同様にして、式(I)の蛍光増白剤を
7.5gのベンジルジメチル−フェニルアンモニウムク
ロリドと反応させる。エチレングリコールから再結晶す
ることができる、融点:259〜260℃の、12.2
gの淡黄色結晶を取得する。
この物質は水にほとんど不溶であり、分散物として紙コ
ーテイングスリップにずぐれた白色効県を与える。
火1m二と 式 の蛍光増白剤0.6gを200m1の水中で6gのベン
ジル−ジメチル−フェニルアンモニウムクロリドと共に
1時間還流する。約50〜60℃で濾過し、真空乾燥後
に、n−ブタノールから再結晶することができる、融点
=212〜215℃の、8gの淡黄色結晶性粉末を取得
する。これは分散物として、紙コーテイングスリップに
光沢ある白色効果を与える。
火11L二L 6gの式 の蛍光増白剤を100m1の水中で10FIのベンジル
ドデシル−ジメチルアンモニウムクロリドと共に1時間
還流する。濾過及び真空乾燥は、エチレングリコールか
ら再結晶することができる、融点=268〜270℃の
、10.3yのほとんど無色の結晶を与える。
え1鮭−1 7gの式 の蛍光増白剤を120m1のジメチルホルムアミド中で
10gのベンジル−ドデシル−ジメチルアンモニウムク
ロリドと共に2時間還流し、10℃に冷却したのち濾過
する。エチレングリコールから再結晶することができる
、融点:182〜184℃の、8.7gの淡黄色生成物
を取得する。
K1鮭−1 8,5gの式 の蛍光増白剤を100m1の水中に溶解し、次いで10
FIのベンジルジメチルフェニル−アンモニウムクロリ
ドと共に2時間還流する。冷却と吸引下の濾過は、エチ
レングリコールから再結晶することができる、融点=2
24〜226℃の、13FIの黄色がかった結晶を与え
る。
火鳳諮−7− 10yの式(I)の蛍光増白剤と3gのトリエチルアミ
ン塩酸塩を150m1の水中で1時間還流したのち、メ
チルグリコールから再結晶することができる、黄色がか
った結晶を炉別する。
須1L亙 先行実施例中に記すと同様にして、式 の化合物を式 CH。
のアンモニウム塩と反応させることによって、その他の
蛍光増白剤の難溶性第四アンモニウム塩を取得すること
ができる。
下表は使用する出発化合物(6)及び(7)の基を示す
勘旧 実施例1に従って製造した200gの水に不溶性の蛍光
増白剤塩を200gの乳化剤と600gの水と共に均質
化したのち、歯付きのコロイドミルを用いて予備粉砕す
る。懸濁液を次いでビードミル中の4回の通過によって
室温で湿式細分化する。
生じた安定な分散物は容易に紙コーテイングスリップ中
に混入することができ且つ多電を加えるときにすら、す
ぐれた白色効果を示す(実施例14〜16参照)。
丸板λ−り更 160gの実施例1からの式1の蛍光増白剤を128g
のベンジルジメチル−フェニル−アンモニウムクロリド
、160gの乳化剤及び552gの水と共に撹拌するこ
とによって均質化し且つ歯付きのコロイドミルを用いて
予備粉砕する。懸濁液をビードミル中の4回の通過によ
って室温において湿式細分化する。生じた安定な分散液
は容易に紙コーテイングスリップ中に混入することがで
き、すぐれた白色効果を表わす。
塞[ 実施例1からの160gの式1の蛍光増白剤を128g
のベンジル−ドデシル−ジメチル−アンモニウムクロリ
ド(=理論量の110%)、16gの乳化剤及び520
gの水と共に撹拌することによって均質化したのち、歯
付きのコロイドミルを用いて予備粉砕する。懸濁液をビ
ードミル中の4回の通過によって室温において湿式細分
化し、次いで紙コーテイングスリップ中への混入すると
、すぐれた白色効果を示す。
K1鮭−L^ 実施例9に記すと同様にして、実施例4.5及び6の難
水溶性又は水不溶性の蛍光増白剤塩及び実施例8に記し
た化合物(a)〜(n)を、安定な分散物に変換するこ
とができる。
火m 実施例10及び11に記すと同様にして、実施例8に記
した出発物質(a)〜(n)もまた、反応させ且つ安定
な分散物に変換することができる。
夫1涯−り先 重量で31部のカオリンSPS、重量で13部の炭酸カ
ルシウム、重量で26部のブタジェン−スチレン共重合
体の濃度50%分散液及び重量で30部の水を−・緒に
撹拌することによって紙−コーティングスリップを調製
し、そのpHを水酸化ナトリウム溶液を用いて8.5に
調節する。
実施例9〜13に従って調製した蛍光増白剤5.10.
30又は50gを1kgの上記コーティングスリップに
添加して撹拌する。
ハンドコーター又はパイロットコーティング機械を用い
て増白したコーティングスリップを紙上にコーティング
し、且つ20〜130’Cで乾燥したのち、添加した蛍
光増白剤の量に依存して、透明乃至すぐれた増白効果を
示すコート紙を取得する。1kgのコーティングスリッ
プ当り50yを超える蛍光増白剤を加えた場合ですら、
通常は白色度の増大をなお達成することができる。
比較として、たとえば、下記のような、紙コーテイング
スリップにおいて一般的に用いられる蛍光増白剤を使用
することができる: 蛍光増白剤A:第四アンモニウム塩との反応を行なわな
い、実施例8の表からの No、14の化合物の濃度約25% 水溶液。
蛍光増白剤B:実施例8の式(6)中でX2=   (
HOC2H4)2N− の化合物の、第四アンモニウム塩 との反応を行なわない、担体とし て約40%のポリグリコールを追 論的に含有する、濃度約25%水 溶液。
実施例9〜13に記した蛍光増白剤分散物の代りに、1
kgのコーティングスリップ当り5gの蛍光増白剤A又
はBを添加すると、はぼ同様な白色効果が達成される。
Log/に#の添加においては、実施例9〜13に記し
た蛍光増白剤分散物は既に蛍光増白剤Aよりも良好な白
色効果を与え且つ大部分が蛍光増白剤Bよりも良好であ
る。
30g/kgを越える添加においては、実施例9〜13
に記した蛍光増白剤分散物は水溶性蛍光増白剤A及びB
を用いる場合よりも著しく良好な白色効果を達成する。
K1鰻−15 実施例14に記すと同様にして、アクリレート重合体に
基づく重合体分散物を用いてコーティングスリップと紙
コーテイングを調製することができる。
実施例9〜13に従って調製した蛍光増白剤分散物は、
特に比較的多量に加えるときに、従来の水溶性蛍光増白
剤(たとえば実施例14の蛍光増白剤A及びB)よりも
明らかに良好な白色効果を有している。
犬[ 実施例14に記すと同様にして、重量で32部のカオリ
ンSPS、重量で14部の炭酸カルシウム、重量で9.
0部のブタジェン−スチレン共重合体の濃度50%の分
散物、重量で4.5部の殿粉及び重量で40.5部の水
から成る、pH8,5のコーティングスリップを使用し
て、紙コーテイングを調製することができる。
この種のコーティングにおいては、従来の水溶性蛍光増
白剤(たとえば実施例14中のA及びB)も良好な白色
効果を与えるけれども、実施例9〜13に記した蛍光増
白剤分散物を用いた場合の結果は、比較的多量に加える
ときに、遥かに良好である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中で Aは、高親和性、陰イオン性セルロース蛍光増白剤の陰
    イオンを表わし、 R_1は場合によっては置換してある、アルキル、アル
    ケニル、アラルキル、アリール又はシクロアルキルを表
    わし、 R_2、R_3及びR_4は、相互に無関係に、水素又
    はR_1を表わし、あるいは、これらの基の中の2つ又
    は3つが共同して、N原子を包含する複素環式環を形成
    することができ、且つnは整数>0を表わす、 の蛍光増白剤塩を含有する、重合体分散物に基づく水性
    紙コーティングスリップ。 2、含有する蛍光増白剤塩は、前記式( I )中でAが
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中で X_1はアミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチ
    ルアミノ、ジエチルアミノ、2−ヒドロキシ−エチルア
    ミノ、3−ヒドロキシ−プロピルアミノ、ジ−(2−ヒ
    ドロキシ−エチル)−アミノ、ジ−(2−ヒドロキシ−
    プロピル)−アミノ、2−スルホ−エチルアミノ、モル
    ホリノ、アニリノ、クロロアニリノ、スルホアニリノ、
    メチルアニリノ又は2−ジ−スルホアニリノを表わし、
    且つ X_2はヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、メトキシ
    エトキシ、塩素又はX_1を表わす、を表わしている場
    合の式( I )の化合物であることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項記載のコーティングスリップ。 3、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を含有することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載のコーティングスリップ。 4、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を含有することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載のコーティングスリップ。 5、含有している蛍光増白剤は、前記式( I )中でR
    _1〜R_4がHではない場合の化合物であることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項記載のコーティングス
    リップ。 6、式 A^n^(^−^)[H]_n^(^+^)の蛍光増白
    剤又はその水溶性塩をn当量の式▲数式、化学式、表等
    があります▼ 式中でYは無色、非蛍光性、水可溶化性陰イオン又はO
    H^−を表わす、 の塩基性窒素化合物と反応させ、且つこの反応で生じた
    ほとんど水に不溶性の蛍光増白剤塩を単離し且つコーテ
    ィングスリップ中に混入することを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項記載のコーティングスリップの製造方法
    。 7、難溶性の蛍光増白剤塩に対して界面活性剤の存在に
    おいて湿式細分化を施すことを特徴とする、特許請求の
    範囲第6項記載の方法。 8、蛍光増白剤に対して塩基性窒素化合物及び界面活性
    剤と共に湿式細分化を施すことを特徴とする、特許請求
    の範囲第6項記載の方法。
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