JPS63164848A - 滑らかさを有するハ−ドキヤンデイ及びその製造方法 - Google Patents

滑らかさを有するハ−ドキヤンデイ及びその製造方法

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JPS63164848A
JPS63164848A JP61309243A JP30924386A JPS63164848A JP S63164848 A JPS63164848 A JP S63164848A JP 61309243 A JP61309243 A JP 61309243A JP 30924386 A JP30924386 A JP 30924386A JP S63164848 A JPS63164848 A JP S63164848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
octacosanol
hard candy
fat
weight
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP61309243A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Iijima
飯島 義男
Hiroshi Uchino
内野 寛
Tomokazu Kono
智和 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lotte Co Ltd
Original Assignee
Lotte Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、オクタコサノールと油脂を含有するハード
キャンディおよびその製造方法に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、たとえば、チューインガムなどの食品に高級ワッ
クス類を添加してその感触、固さ。
味覚などの諸性質を改善することが当業界で知られてい
る。他方、最近に到り効能性(たとえば生理学的効能性
)を有する食品の開発が急テンポで進められており、ハ
ードキャンディ分野もその例外でない。この目的で、キ
ャンディ業界においては効能上作用効果を有する添加物
の検索および開発が進められている現状である。
たとえば、この種の例としては口臭除去作用や抗咳作用
を備えた、薬草抽出物入りなどのキャンディが既に市販
されている。最近では、効能性を有する脂肪族高級アル
コール類も見出され、食品添加物として使用され始めた
。たとえばオクタコサノールは小麦胚芽油中の運動能力
向上性の物質として見出され、150℃までの熱安定性
と75〜85℃の融点とを有し、さらに次のような効能
上の作用効果を有することが知られている: (1)耐久性、精力1体力の増進 (2)反射、鋭敏性の向上 (3)ストレスの影響に対する抵抗性の向上(4)性ホ
ルモンの刺激、筋肉皿子の低減(5)心筋を含む筋肉機
能の良化 (6)収縮期血圧の低下 (7)基礎代謝率の向上 このような生理学的効能を有するオクタコサノールも、
前記従来のワックス添加法によって食品中へ配合するこ
とができるであろう。しかしながら、たとえオクタコサ
ノールが効能性を有するとしてもこれをそのまま単独で
キャンディに添加すると製品の劣化をもたらすため、使
用されていないのが現状である。その理由として、タフ
ィ−、キャラノル。ファツジなどのキャンディはその感
触、固さ、味覚などの諸性質を配慮してショートニング
や植物性油脂などの油脂類を主として使用した例はある
が、オクタコサノールをそのまま単独でハードキャンデ
ィへ添加すると、ハードキャンディ表面に白濁が生じた
り或いはザラツキの原因となって製品価値を著しく減殺
するからである。
−Mに、キャンディ中へ添加物を混入するには次の方法
が採用されている: !1)キャンディ無訪中に添加物を添加する方法。
(2)キャンディ煮詰後に冷却テーブル上で冷却しなが
ら添加する方法。
(3)キャンディ煮詰前に他の原料と共に添加した後、
煮詰める方法。
オクタコサノールをこれらの方法でハードキャンディに
ついて採用すると、前記のような欠点を生じてハードキ
ャンディ製品の品質を著しく阻害する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明の目的は、オクタコサノールをハードキ
ャンディの製品品質に悪影響を及ぼすことなく含有して
なるハードキャンディを提供するにある。
さらに、本発明の池の目的は、オクタコサノールをハー
ドキャンディへ添加する従来法の欠点(表面白濁やザラ
ツキ)を伴うことなく、ハードキャンディを製造する方
法を提供するにある。
C問題点を解決するための手段〕 本発明によれば、主として口中温度よりも高い融点を有
するオクタコサノールと油脂を含有し、しかも品質の劣
化していないハードキャンディが提供される。
従来法の上記欠点を伴うことな(オクタコサノールをハ
ードキャンディへ添加するため、本発明の改良添加方法
はオクタコサノールを油脂と乳化剤とからなる媒体中に
加熱溶解して均一なオクタコサノール/油脂組成物を作
成し、この組成物をキャンディに添加し、次いで常法に
よりハードキャンディを形成することを特徴とする。
本明細書において「効能」という用語は、生理活性上の
効能は勿論のこと、たとえば感触。
固さ、味覚などハードキャンディの性質に及ぼす効能を
も包含することを意図する。
油脂および乳化剤としては、ハードキャンディ製造に関
する当業界で知られかつ使用されている任意の種類のも
のを本発明に使用することができる。たとえば、油脂と
してはショートニングや植物性油脂を挙げることができ
、また乳化剤としては、大豆リン脂質(レシチン)。
グリセリン脂肪酸エステル、シg糖脂肪酸エステル、プ
ロピレン脂肪酸エステル並びにソルビタン脂肪酸エステ
ルの少なくとも1種が通している。
オクタコサノールの使用量はハードキャンディの重臣に
対し2.5重臣%以下となるような量であり、この量の
オクタコサノールを油脂と乳化剤とからなる媒体中に加
熱溶解させる。このlJ的で、オクタコサノール1重量
部に対し油脂を少なくとも1/2重量部の割合で使用す
るのが好適である。なお、油脂と乳化剤との混合割合は
特に限定はないが、油脂重量に対し1〜5市量%程度で
乳化剤を使用すれば充分である。
上記使用量のオクタコサノールを上記量もしくは割合の
油脂と乳化剤とからなる媒体中に投入し、混合しながら
オクタコサノールを加熱して完全に溶解させ、これによ
り均一なオクタコサノール/油脂組成物を得る。
他方、ハードキャンディ成分(たとえば砂糖。
水飴、水、並びに所望に応じて着色料、香料などの食品
用添加物)を鍋で煮詰め、その煮詰め温度が110−1
30℃に達した際上記で得られたオクタコサノール/油
脂組成物をハードキャンディに対し油脂量が10重量%
以下となるよう添加し、次いで常法によりハードキャン
ディを作成する。すなわち、組成物を添加した後にさら
に145〜150℃まで煮詰め続け、次いで冷却成型す
る。
本発明の方法に使用する装置は、上記工程の説明から当
業者には自明であるため、説明を要しない。
〔作用効果〕
本発明によれば、オクタコサノールを油脂と乳化剤とか
らなる媒体中に均一に加g溶解させ、これを煮詰中の所
定温度の段階でハードキャンディ煮詰物に添加すること
により、従来法に伴う欠点のない(すなわちハードキャ
ンディの白濁やザラツキのない)高品質かつ効能性を有
するハードキャンディが得られる。さらに、効能f生を
有するオクタコサノールをハードキャンディに均一配合
して、異和感なく人体内に取り入れることをも可能にす
る。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに説明する。
鮭−1 下表に示す量のオクタコサノールを、同じ(下表に示す
量の油脂と乳化剤とからなる媒体中に均一に加熱溶解さ
せて、オクタコサノール/油脂組成物AおよびBをそれ
ぞれ作成した。
これらオクタコサノール/油脂組成物を作成し7た後、
冷却固化して次の例2および3にそれぞれ使用した。
例  2 砂糖115重量部と、水飴115重量部と、水40電量
部とからなるハードキャンディ原料を加熱容器で煮詰め
、温度が120℃に達した時点で上記表の組成物Aを4
重量部の量で添加し、さらに145℃まで加熱して煮詰
めたのち、レモンフレーバーを加え、次いでモールド中
に入れて冷却成型した。
例  3 砂糖115重量部と水飴115重贋重臣水40重量部と
からなるハードキャンディ原料を加熱容器で煮詰め、温
度が110℃に達した時点で上記表の組成物Bを2重量
部の里で加え、さらに145℃まで加熱して煮詰めた後
、レモンフレーバーを加えて冷却テーブル上にあけ、こ
れを冷却してドロップロールに通すことにより成型した
対照例 この例は、従来の添加法に準じてオクタコサノールをハ
ードキャンディへ添加した例を示している。
砂糖115重量部と、水飴115重量部と、水40市量
部とからなるハードキャンディ原料を徴詰め、温度が1
20℃に達した時点でオクタコサノール10重量部とモ
ノグリセリン脂肪酸エステル0.6[;f部とレシチン
0.3重量部とをそれぞれ別々に計量して投入し、さら
に145℃まで加熱して煮詰めた後、レモンフレーバー
を加えてモールド中に流し入れ、冷却成型した。
評価試験 上記例2および対照例で試作したキャンディにつき、3
0名よりなるパネルで官能試験を行って、次の結果を得
た。
※表中の数値は、どちらのハードキャンディにつき左欄
に示した性質を強く感じるかとの質問に答えたパネルの
人数を示す。
以上の結果から判るように、本発明によればオクタコサ
ノールを使用して滑らかさ、ザラツキ感および異味感の
点で申し分なく、しかも効能性を有するハードキャンデ
ィが得られる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オクタコサノールと油脂を含有するハードキャン
    ディ。
  2. (2)オクタコサノール1重量部に対し油脂が少なくと
    も1/2重量部からなる特許請求の範囲第1項記載のハ
    ードキャンディ。
  3. (3)ハードキャンディに対してオクタコサノールが2
    .5重量%以下、油脂が10重量%以下である特許請求
    の範囲第1項記載のハードキャンディ。
  4. (4)オクタコサノールを油脂と乳化剤とからなる媒体
    中に加熱溶解して均一なオクタコサノール/油脂組成物
    を作成し、この組成物をハードキャンディ製造中に添加
    し、次いで常法によりハードキャンディを形成すること
    を特徴とするオクタコサノールを含有するハードキャン
    ディの製造方法。
  5. (5)乳化剤が大豆リン脂質(レシチン)、グリセリン
    脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、プロピレン脂
    肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルの少なくとも
    1種である特許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. (6)オクタコサノールをハードキャンディ重量に対し
    2.5重量%以下となる量にて油脂と乳化剤との媒体中
    に加熱溶解させる特許請求の範囲第4項記載の方法。
JP61309243A 1986-12-27 1986-12-27 滑らかさを有するハ−ドキヤンデイ及びその製造方法 Pending JPS63164848A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901804A1 (en) * 1997-09-12 1999-03-17 Loders Croklaan B.V. Fat continuous dispersions
JP2010187578A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Uha Mikakuto Co Ltd 柔軟性を有するハードキャンディおよびその製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901804A1 (en) * 1997-09-12 1999-03-17 Loders Croklaan B.V. Fat continuous dispersions
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