JPS63164732A - 通信制御処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の端末をベア線や同軸ケーブル等に接続
し、相互に情報の伝送を行う通信システムにおける通信
制御装置による同報通信の制御処理に関するものである
。

従来の技術 第２図〜第６図とともに従来技術について説明する。第
２図は本発明の同報制御処理システムが適用されるバス
システムの構成例を示す図である。

第３図は第２図に示す既存のバスシステムにおけるデー
タの構成図、第４図は第２図における同報通信処理の従
来のシーケンスを示す。第２図中、２０は同軸やペア線
等の伝送路、２１＋Ｌ〜２１ｎはバス上の通信制御に従
い、データの送受信を行う通信制御装置、２２Ｌ％２２
ｎは２１２Ｌ％２Ｉｎによシ相互に通信可能な機器であ
る。第３図中、３１〜３９は伝送路上で通信制御装置が
相互に遣シ取シするデータ形式であシ、３１は伝送路上
でのデータの衝突の際の優先を示すだめの優先コード、
３２はデータ送信元の通信制御装置のアドレスを示すコ
ード、３３はデータ受信先のアドレス及び同報通信を示
すコード、３４は電文に対する制御コード、３６はデー
タ部の電文長コード、３６はデータ、３７は３２〜３６
までのコードを足した２の補数によるフレームチェック
コード、３８はダミーコード（１オクテツトの休止時間
）、３９は前記データに対する受信側の通信制御装置か
らの１バイト応答コードであり、非同報データ正常受信
時にはｈａｌｃ　（ＡｓｉｃＩ：ｒ−）”ｘ’０６°）
、非同報エラー受信時にはＮＡＫ（ムＳＫＵコードＸ’
１５’）の応答コードが入り、同報データ受信時には正
常、エラーの別なく無応答となる。１バイトはスタート
ビット、エンドビット、及ヒパリティピットを含む１１
ビツト構成になっている。

第４図中、４１２Ｌ〜４１ｎは通信制御装置（第２図２
１＆〜２１ｎ）の時間経過、４２１Ｌ〜４４１Ｌは３１
〜３７により構成される送受信データ、４２ｂ〜４４ｂ
は３９で示される１バイト応答コードを示す。第５図中
、５１１Ｌ〜！Ｉｎは通信制御装置（第２図２１ａ〜２
１ｎ）の時間経過、６２は３１〜３７によシ構成される
送受信データを示す。

従来の同報通信制御処理方法について以下、説明する。

通常のアドレス指定データの送受信においては、必ず五
〇に／ＮＡＫの応答が返ってくる。

例えば、通信制御装置２１１Ｌから通信制御装置２１ｂ
宛にアドレス指定データ４２２Ｌを送出し、通信制御装
置２１ｂにて正常受信した場合には１バイト応答４２ｂ
として人ＣＫを送出する。通信制御装置２１＆から通信
制御装置２Ｉｎ宛にアドレス指定データ４３＆を送出し
、通信制御装置２１ｎがデータエラーを検出した場合に
は１バイト応答４３ｂとしてＮＡＫを送出する。ＮＡＫ
４３ｂを検出した通信制御装置２１＆は、通信制御装置
２Ｉｎ宛に再送バケツ）４４ａを送る。これに対して、
同報通信の場合には、通信制御装置２１＆から全通信制
御装置に対して同報データ５２を送出し、通信制御装置
２１ｂでは正常に受信でき、通信制御装置２１ｎではデ
ータエラーを検出した場合、どちらも無応答となるため
、通信制御装置２１２Ｌは、データを送出した時点では
そのデータが正しく受信されたかどうかを検知できなか
った。

発明が解決しようとする問題点 上記従来技術においては、同報の通信に対して、同報通
信を行いたい通信制御装置全部に確実にデータが受信さ
れたか否かの判断が直ぐにはできないといった問題点を
有していた。

本発明は、上記従来例の問題点に鑑み、ネットワークを
介して複数の端末が相互に通信しあうシステムにおいて
、同報データの通信を確実に行うことを可能とするもの
である。

問題点を解決するための手段 ゛上記問題点を解決するために、同報データ受信側では
、下記（１）〜（３）の処理が行なえるように構成し、
同報データ送信側では送出した同報パケットに対する１
バイト応答が無応答を確認できない時に同報パケットの
再送を行うように構成する。

（１）初送を示す同報パケットに対しては、正常受信時
には無応答、データエラー検出時にはＮＡＫ応答を返す
。

（２）　　データエラー検出時にＮＡＫ応答を返した場
合のみ、再送を示す同報パケットを受信する。

（３）データエラー検出無し時の再送の同報パケットは
廃棄する。

作用 上記手段によシ、ネットワークを介して複数の端末が相
互に通信しあうシステムにおいて、同報データの通信を
確実に行うことを可能とするという作用を持つものであ
る。

実施例 次に、既存のシステムである第２図において、本発明の
同報制御処理システムを適用した場合について、第１図
および第２図とともに説明する。

第１図は本発明を適用した際の同報通信シーケンス図で
ある。第１図中、１１＆〜１１ｎは通信制御装置（第２
図２１２Ｌ〜２１ｎ）の時間経過、１２＆　、　１３は
３１〜３７により構成されるパケット、１２ｂは３９で
示される１バイト応答コードを示す。第１図において、
通信制御装置２１１Ｌが同報データ１２＆を送出し、通
信制御装置２１ｂにおいてデータエラーが検出された場
合、通信制御装置２１ｂ以外は無応答であるが、通信制
御装置２１ｂはＮＡＫを送出し、同報データエラーを通
信制御装置２１＆に通知する。これに対して、同報デー
タ送信元の通信制御装置２１＆は、ＮＡＫ応答１２ｂを
受信すると、同報データを再送指定にして再送する。こ
の再送の同報データに対しては、ＮＡＫ応答を返した通
信制御装置２１ｂ以外は処理を行わない（無視する）。

これにより、同報通信におけるデータエラーによるデー
タの通知漏れが避けられ、データエラー有りの場合でも
同報通信を確実に行わせることができる。また、複数回
の再送にも関わらすＮＡＫ応答が返る場合には、同報が
正しく行われなかった旨を同報送信元が認識できるため
にその対策も可能となる。

本方式によれば、同報通信時のデータの通知漏れが防げ
るとともに、同報データのエラーを検知した通信制御装
置以外は再送の同報データの処理を行わないようにする
ことにより、処理の重複も防げるといった効果がある。

発明の効果 以上のように、本発明ではネットワークを介して複数の
端末が相互に通信しあうシステムにおいて、同報データ
受信時にデータエラーを検出した時にＮＡＫ応答を返し
、正常な同報データ受信時には無応答とし、同報データ
送信元ではＮＡＫ応答を受信した際には同報データを再
送し、同報データのエラーを検知した通信制御装置以外
は再送の同報データの処理を行わないようにすることに
より、同報通信時のデータの通知漏れが防げ、且つ、同
報データ受信側における同報データによる処理の重複も
防げるといった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の通信制御処理システムにお
ける同報通信における同報データエラー検出時のシーケ
ンス図、第２図は本発明の適用される通信制御処理シー
ケンスの一実施例の構成図、第３図は第２図における伝
送路上のデータの構成図、第４図は同報データ以外のデ
ータエラ一時のシーケンス図、第５図は従来の同報通信
における同報データエラ一時のシーケンス図である。 １１１Ｌ〜１１ｎ・・・・・・通信制御装置、１２＆・
・・・・・同報データ、１２ｂ・・・・・・応答コード
、１３・・・・・・パケット。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の、端末を伝送路により結合してネットワー
   クを形成し、前記伝送路上に送出されたデータの終了後
   、既データに対する１バイトの応答コードを返す際に、
   受信データの内容により、前記応答コードを変化させる
   ように構成された通信制御装置を伝送路との間に設け、
   前記通信制御装置が、前記伝送路上のデータの送受信と
   １バイト応答コードの送受信を行い、同報データの受信
   に際しては、受信データに伝送誤りが検出されなければ
   応答は返さず、伝送誤りが検出された場合は１バイト応
   答としてＮＡＫを送信し、同報データの送信に際しては
   、１バイト応答として無応答を検出した場合には再送は
   行わず、何らかの１バイト応答を受信した場合には再送
   を行うことを特徴とする通信制御処理システム。
2. （２）再送を示した同報データは、初送の同報データに
   伝送誤り検出を行った通信制御装置のみが受信後に処理
   を行い、初送の同報データ受信時に正常受信していた通
   信制御装置は受信後、既同報データを廃棄することで、
   同一内容のデータの重複受信を避けることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の通信制御処理システム。