JPS6316286Y2 - - Google Patents

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JPS6316286Y2
JPS6316286Y2 JP1979158530U JP15853079U JPS6316286Y2 JP S6316286 Y2 JPS6316286 Y2 JP S6316286Y2 JP 1979158530 U JP1979158530 U JP 1979158530U JP 15853079 U JP15853079 U JP 15853079U JP S6316286 Y2 JPS6316286 Y2 JP S6316286Y2
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JP
Japan
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voltage
section
circuit
output
constant voltage
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JP1979158530U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電源アクテイブフイルタ回路に関す
る。
さらに詳しく述べると、本考案は、交流入力を
整流して得た直流入力を入力される制御部と誤差
増幅部とを含む直列型定電圧回路から構成され、
直流入力が所定の定電圧より低下した場合に、前
記定電圧回路出力側に定電圧より低下して現われ
る直流電圧から、さらに同電圧中に含まれるリツ
プル分を除去するに充分な電圧分を差し引いて出
力する電源アクテイブフイルタ回路の改良に関す
るものである。
従来の電源アクテイブフイルタ回路において
は、交流入力を整流して得た直流入力が所定の定
電圧より低下した場合、定電圧回路出力側に定電
圧より低下して現われる直流電圧から、同電圧中
に含まれるリツプル分を除去するために、さらに
差し引くべきしきい値電圧の大きさがリツプル分
の大・小にかかわらずほぼ一定であり、従つて前
記制御部における電圧降下分による損失が、リツ
プル分の大・小にかかわらずほぼ一定となつてし
まうので、電源回路の電力の利用率が悪いという
欠点があつた。
本考案の目的は、従来の回路に特殊の回路を付
加することにより従来の欠点を除去し、効率のよ
い電源アクテイブフイルタ回路を提供することに
ある。
本考案の構成について述べると、本考案は、交
流入力を整流して得た直流入力を入力される制御
部と誤差増幅部とを含む直列型定電圧回路から構
成され、直流入力が所定の定電圧より低下した場
合に、前記定電圧回路出力側に定電圧より低下し
て現われる直流電圧から、さらに同電圧中に含ま
れるリツプル分を除去するに充分な電圧分を差し
引いて出力する電源アクテイブフイルタ回路にお
いて、前記電源アクテイブフイルタ回路の一方の
出力端に接続されるリツプル増幅部と、このリツ
プル増幅部出力の整流部と、この整流部の平滑部
と、この平滑部出力電圧が大きいとき前記誤差増
幅部の動作電流を低下させるトランジスタとを具
備し、電源回路出力電圧中に含まれるリツプル分
を除去するための電圧降下量を前記リツプル分の
大きさに対応するようにした電源アクテイブフイ
ルタ回路である。
以下本考案を実施例により図面を参照して説明
する。
第1図は従来の電源回路のブロツク図を示す。
第1図において、E1は交流入力が整流された直
流入力電圧を示し、この電圧E1が制御部1に加
えられる。E0は制御部1により制御されて出力
される直流出力電圧で電源電圧となるものであ
る。この出力電圧E0に比例した電圧が誤差増幅
部2に入力され、誤差増幅部2は入力電圧と自体
内に保有している一定電圧とを比較して制御電圧
を出力し、これを制御部1に入力し、制御部1は
これに基いて制御を行う。
第2図は第1図の動作特性を示す図で、入力電
圧E1が一定の電圧、すなわち第2図のE1′に相当
する電圧より大きい場合には、第1図の制御部1
と誤差増幅部2との共同動作により定電圧動作が
行われて出力電圧E0は水平線3に示すように定
電圧E0′となる。しかし入力電圧E1がE1′に相当す
る大きさより低下するときは、最早制御部1と誤
差増幅部2は定電圧動作を行うことができないた
め、出力電圧E0は直線4に沿つて降下する。こ
の場合出力電圧E0中には直流入力に含まれるリ
ツプル分および出力変動に伴うリツプル分Epが
含まれるので、制御部1による電圧降下分を、図
のEcにて示すように、リツプル分Epより充分大
きい値に設定し、そのため直線4は直線5まで下
方に下がることになる。従つてこの電圧降下分
Ecに相当する分だけの電力損失が電源回路内に
発生することになり、しかもその量はリツプル分
の大きさと関係なくほぼ一定に設定されていて、
電源回路の電力利用効率は低下することになる。
第3図は上述の欠点を除去した本考案の電源ア
クテイブフイルタ回路のブロツク図を示す。第3
図において、符号1,2とE1,E0は第1図に示
したものと同一のものを示しており、本考案の第
3図が従来の第1図に対し付加した部分は、リツ
プル増幅部6と整流部7と平滑部8とトランジス
タ9とである。第3図の具体的回路例を第4図に
示し、以下第4図の構成と動作について説明す
る。
第4図において、10は交流入力を直流入力に
変換するための整流回路を示し、20は従来の電
源アクテイブフイルタ回路に相当する直列型定電
圧回路であり、30は本考案において付加した回
路部分である。本考案の動作説明に入る前に、そ
の前提として前記付加回路部分30が存在しない
ときの従来の直列型定電圧回路20の動作につい
て簡単に説明しておく。
従来の回路20の動作について簡単に説明する
と、入力直流電圧が定電圧以上である場合におい
て、いま出力直流電圧が上昇するときは、ツエナ
ーダイオード23の一端に接続されるトランジス
タ22のエミツタの電圧は前記上昇電圧と同一電
圧だけ上昇するが、トランジスタ22のベースの
電圧はボリユウム抵抗24による分割抵抗分だけ
電圧上昇するため、結局トランジスタ22のバイ
アスは浅くなり、トランジスタ22のコレクタ電
流は減少し、従つてトランジスタ21のエミツタ
電流も減少し、そのためトランジスタ21のコレ
クタ電流も減少してトランジスタ21のエミツタ
−コレクタ間の抵抗が高くなり、これによる電圧
降下分が増加し、これにより出力直流電圧は定電
圧に保持される。しかし次に入力直流電圧が定電
圧以下に低下すると、トランジスタ22のコレク
タ電圧も低下し、トランジスタ22は十分な機能
を発揮できなくなり、出力直流電圧は定電圧以下
に低下すると同時に、トランジスタ21の電圧降
下分はリツプル分Epより大きいEcという一定電
圧になるため、出力直流電圧はその分だけさらに
低下する。そしてこの一定電圧Ecの降下分に相
当する損失が発生し、電源の効率が悪化すること
になる。
次に第4図に示す本考案にて付加した回路部分
30の動作について説明する。まず第4図の回路
30内の6にて示した部分は第3図の6にて示し
たリツプル増幅部であり、同様に回路30内の
7,8,9はそれぞれ第3図の7,8,9と同一
の整流部,平滑部,トランジスタである。いま直
流出力電圧中のリツプル分が大きいときは、第4
図のリツプル増幅部6の出力交流成分は大きく、
これが整流部7にて整流され、次いで平滑部8に
て平滑され、大きい直流電圧がトランジスタ9の
ベースに印加される。これによりトランジスタ9
のコレクタ電流は増加し、これが接続点25を通
じてボリユウム抵抗24中を流れる電流に加わつ
て、結局接続点25の電圧は大きく降下し、この
ためトランジスタ22のベース−エミツタ間バイ
アスは浅くなり、トランジスタ22のコレクタ電
流は減少し、これにより21のエミツタ電流が減
少してトランジスタ21のエミツタ−コレクタ間
の抵抗は大きくなり、またその間の電圧降下は大
きくなる。すなわちリツプル分が大きいときは、
電圧降下分が大きくなる。
次に直流出力電圧中のリツプル分が上述の場合
より減少して行くときは、上述したところにより
トランジスタ21のエミツタ−コレクタ間の電圧
降下分が減少して行き、リツプル分が零になれば
トランジスタ21のエミツタ−コレクタ間の電圧
降下分は最小となり、従つて電源回路の電力利用
効率は最高になる。
以上に説明したように、本考案によれば、電源
アクテイブフイルタ回路において、直流入力電圧
が所定の定電圧より低下した場合、直流出力電圧
中に含まれるリツプル分の大小に応じてリツプル
除去用の電圧降下分電圧を変化させることができ
るので、電源回路内の電力利用効率を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電源アクテイブフイルタ回路の
ブロツク図、第2図は第1図の動作特性図、第3
図は本考案による回路のブロツク図、第4図は第
3図回路の実施例回路図を示す。なお図面に使用
した符号はそれぞれ以下のものを示す。 1……制御部、2……誤差増幅部、3……定電
圧直線、4……低下出力電圧直線、5……リツプ
ル分除去用しきい値電圧直線、6……リツプル増
幅部、7……整流部、、8……平滑部、9……制
御用トランジスタ、10……電源整流回路、20
……直列型定電圧回路、21,22……トランジ
スタ、23……ツエナーダイオード、24……ボ
リユウム抵抗、25……接続点、30……本考案
にて付加した制御回路、E1……直流入力電圧、
E0……直流出力電圧、E1′……E1の定電圧限界電
圧、E0′……定電圧、Ep……リツプル電圧、Ec…
…リツプル分除去用しきい値電圧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流入力を整流して得た直流入力を入力される
    制御部と誤差増幅部とを含む直列型定電圧回路か
    ら構成され、直流入力が所定の定電圧より低下し
    た場合に、前記定電圧回路出力側に定電圧より低
    下して現われる直流電圧から、さらに同電圧中に
    含まれるリツプル分を除去するに充分な電圧分を
    差し引いて出力する電源アクテイブフイルタ回路
    において、前記電源アクテイブフイルタ回路の一
    方の出力端に接続されるリツプル増幅部と、この
    リツプル増幅部出力の整流部と、この整流部の平
    滑部と、この平滑部出力電圧が大きいとき前記誤
    差増幅部の動作電流を低下させるトランジスタと
    を具備し、電源回路出力電圧中に含まれるリツプ
    ル分を除去するための電圧降下量を前記リツプル
    分の大きさに対応するようにしたことを特徴とす
    る電源アクテイブフイルタ回路。
JP1979158530U 1979-11-15 1979-11-15 Expired JPS6316286Y2 (ja)

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JP1979158530U JPS6316286Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15

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JPS5674928U JPS5674928U (ja) 1981-06-19
JPS6316286Y2 true JPS6316286Y2 (ja) 1988-05-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49111142A (ja) * 1973-02-23 1974-10-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4852834U (ja) * 1971-10-20 1973-07-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS49111142A (ja) * 1973-02-23 1974-10-23

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