JPS6316265B2 - - Google Patents

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JPS6316265B2
JPS6316265B2 JP55120409A JP12040980A JPS6316265B2 JP S6316265 B2 JPS6316265 B2 JP S6316265B2 JP 55120409 A JP55120409 A JP 55120409A JP 12040980 A JP12040980 A JP 12040980A JP S6316265 B2 JPS6316265 B2 JP S6316265B2
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JP
Japan
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heat
sheet
laminate
recoverable
softening point
Prior art date
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Expired
Application number
JP55120409A
Other languages
English (en)
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JPS5743864A (en
Inventor
Naruaki Maeda
Akira Shimizu
Yutaka Hibino
Yutaka Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP55120409A priority Critical patent/JPS5743864A/ja
Publication of JPS5743864A publication Critical patent/JPS5743864A/ja
Publication of JPS6316265B2 publication Critical patent/JPS6316265B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は現地施工用熱回復性物品に関するもの
である。 従来から熱回復性物品としてポリエチレン樹
脂、塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニルコポリ
マー、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム等
から成る熱回復性物品が各種電線、ケーブル及び
鋼管、銅管等の接続部、端末部の電気絶縁用、防
水用、保護用として用いられていた。これら熱回
復物品は管端から通すことなく、管の任意の位置
に装着出来ることが特に利点とされる。そのよう
な熱回復性物品は巻付け式のスリーブとして一般
に知られている。このような熱回復性物品の製造
と装置において最も問題となる点は、該熱回復性
物品の加熱収縮に発揮される相当な収縮力に耐え
得る嵌合部であつて、しかも小口径から大口径の
物品まで安価に製造出来、そして使用時に簡単に
装置出来るものをいかにして得るかということで
ある。 従来の熱回復性物品から成る巻付け式スリーブ
としては、米国特許第3379218号に記載されてい
るようなスリーブの重なり合つた縁にボタンとボ
タン穴を設けて機械的に嵌合する方法、米国特許
第3455337号に記載されているようなスリーブの
縁にレール状の突起を設け柔軟なC字型金属製締
め具で機械的に嵌合する方法、あるいは日本公開
特許公報第47−4437号に記載されているようなス
リーブの重ね合せ部をゴム系の感圧接着剤を塗布
した耐熱性補強材で嵌合する方法、公開特許公報
第52−119684号に記載されているようなスリーブ
の重ね合せ部を架橋された熱軟化性重合体から成
る強化部材で嵌合する方法が考えられていた。 しかし前者のボタン又は金具で機械的に嵌合す
る方法は、金具の存在によつて熱収縮が不均一と
なり、突起部でL字型になつたり、空隙部が出来
たりして被覆物に密着せず、絶縁、防水性が充分
得られなかつた。またスリーブ端部に突起物を設
ける熱回復性物品の製造方法は、精巧な押出し技
術と高価な金型が多数必要となり、安価な熱回復
性物品が得られなかつた。 一方、後者の強化部材による嵌合方法は溶剤を
ベースとするゴム系感圧接着剤を接合現場で塗布
したり、補強部材例えばガラスクロスや金網を通
して架橋された熱軟化性重合体を加熱して熱回復
性物品を接合しなければならないため、乾燥ある
いは加熱条件によつて接合部の強度が大きくバラ
ツキ安定した熱回復性物品が得られなかつた。特
にゴム系感圧接着剤を使用する場合は雨天や寒冷
地では殆んど使用することが出来ず、一方架橋さ
れた熱軟化性重合体、例えばポリオレフイン樹脂
にフエノール系樹脂を混合し電子線照射により架
橋させたものを使用する場合は、接着剤が架橋さ
れているため、強力に加熱しても接着剤が流動せ
ず、気泡が多く入り込み熱回復性物品の均一な一
体化は望めなかつた。 このため非架橋型の熱溶融接着剤によつて容易
に嵌合部が接着出来、且つ加熱収縮時に発揮され
る相当な収縮力に耐え得るものが必要であつた
が、従来は不可能とされていた。 本発明はこのような欠点を解消し、接合金具や
補強部材を使用することなく、新規な嵌合構造と
新規な非架橋型熱溶融接着剤を組合せることによ
り、安価な現地施工用熱回復性物品を提供するも
のである。 本発明は、熱回復性シートの長手方向に沿う少
なくとも一方の縁部に、前記熱回復性シートから
延長する架橋樹脂シートと高軟化点の熱溶融接着
シートからなる第1の積層体及び架橋樹脂シート
と低軟化点の熱溶融接着シートからなる第2の積
層体によつて構成され、前記第1の積層体と前記
第2の積層体の前記熱回復性シートの縁部側端部
が接合された積層部を有し、且つ前記第1と第2
の積層体の他端を開口自在としたことを特徴とす
る熱回復性物品である。 本発明に用いる熱回復物品としては、ポリエチ
レン樹脂、エチレン酢酸ビニルコポリマー、エチ
レンエチルアクリレートコポリマー、エチレンプ
ロピレンゴム等を電子線、α線等の放射線によつ
て架橋させたもの、あるいは過酸化物やシラン架
橋剤によつて化学架橋させたものをシート状に成
形し延伸あるいは圧延せしめたものである。 この架橋型熱収縮性樹脂シートの長手方向の少
なくとも一方の縁部に設けられた第1と第2の積
層体における架橋樹脂シートは非収縮性シートで
あることが望ましい。その理由は架橋樹脂シート
を通して熱溶融接着シートを溶融接着させる際、
架橋樹脂シートの歪を受けず、均一な接着面が得
られるためである。 本発明の熱溶融接着シートは次のものを使用す
る必要がある。 高軟化点の熱溶融接着シートとしてはポリエチ
レン、エチレン酢酸ビニルコポリマー、エチレン
エチルアクリレートコポリマー、ポリプロピレン
等のポリオレフイン樹脂をベースに若干の石油樹
脂やポリアミド樹脂を添加したもので、少なくと
も軟化点が180℃以上のものでなければならない。
但しあらかじめ電子線架橋によつて軟化点を180
℃以上にしたものは、加熱時の流動性に乏しく好
ましくない。ポリオレフイン樹脂中に過酸化物を
混入しておいて、現地における接着時に架橋せし
める場合には、流動性は充分得られるため熱反応
性接着剤も使用することは可能である。 低軟化点の熱溶融接着シートとしてはポリエチ
レン、エチレン酢酸ビニルコポリマー、エチレン
エチルアクリレートコポリマー、ポリアミド樹
脂、天然ゴム、ブチルゴム、スチレンブタジエン
ブロツクコポリマー、スチレンイソプレンブロツ
クコポリマー、ポリイソブチレン、ポリブテン、
アスフアルト、タールピツチ、脂肪族系石油樹
脂、芳香族系石油樹脂、クマロン樹脂、テルペン
樹脂、テルペンフエノール樹脂、アルキルフエノ
ール樹脂、フエノール樹脂、タルク、クレー炭カ
ル、カーボン等を1種もしくは2種以上混練した
もので、少なくとも軟化点が150℃以下の感圧性
粘着剤、あるいはホツトメルト接着剤をシート状
に成形もしくは塗布したものを用いることが出来
る。 第1図は発明に係る熱回復性物品の断面図で、
以下の様にして作成される。長尺の熱回復性架橋
樹脂シート1の所定の位置に高軟化点の熱溶融接
着シート2を熱溶着する。この時重ね合せられた
部分が第1の積層体5であつて、この部分の熱回
復性架橋樹脂シートは、熱により収縮応力が緩和
され非収縮性の架橋樹脂シートとなる。また他の
方法でこの部分のみ非収縮性を与えることも可能
である。 高軟化点の熱溶融接着シート2の上にはさらに
架橋樹脂シート3をセツトし、その端部のみ熱溶
着し2と3の間は開口自在になつている。この時
使用する架橋樹脂シート3は薄肉の非収縮性架橋
樹脂シートが好ましい。その理由は熱回復性物品
の加熱接着時の熱伝導性を良くし、収縮歪の影響
を受けず均一な接着が可能となるためである。 架橋樹脂シート1及び3の上部全面には、低軟
化点の熱溶融接着シート4を貼り合せるか、もし
くは溶融した接着剤を塗布する。かくして架橋樹
脂シート3と熱溶融接着シート4からなる第2の
積層体6が設けられている。このように得られた
長尺の熱回復性シートは第1の積層体と第2の積
層体から構成される積層部7のところで長手方向
に沿つて切断することにより、所定の口径の熱回
復性物品が得られる。 第2図は上記の様にして得られた一方の縁部の
みに開口自在の積層部を有する熱回復性物品であ
つて、第1図におけるA点で切断し左部を丸めた
ものである。 第3図は同様に右部を丸めたもので両端に開口
部を有する熱回復性物品である。このように長尺
の熱回復性架橋樹脂シートの数多くの位置(任意
の口径の位置)に、高軟化点の熱溶融接着シート
と薄肉の架橋樹脂シートと低軟化点の熱溶融接着
シートを貼り合せ、その後所定の位置で切断する
ことにより一度に多数の熱回復性物品を得ること
が出来る。 得られた熱回復性物品は施工現場において、ケ
ーブルや鋼管接続部に巻付け対抗する端部を開口
部へ挿入してセツトする。端部の積層部は粘着テ
ープ等で仮止めした後、端部のみを上部よりガス
バーナーや電熱器等で180℃以上に加熱し、第1
の積層体の高軟化点熱溶融接着シートを溶融させ
架橋樹脂シート同志を接着する。この時積層され
た最内層の低軟化点熱溶融接着シートは溶融する
まで加熱されることにより積層部の再加熱は不要
となり、施工時間は短縮される。積層部の加熱が
完了したら残りの熱回復性物品全体を加熱するこ
とにより、熱回復性物品は収縮しながら低軟化点
の熱溶融接着剤が溶融し、被着体と接着する。こ
のようにして得られた接続部は絶縁、防水性に優
れたものでどのような環境の施工現場でも容易に
得ることが出来る。 以下実施例に基づいて説明する。 実施例 1 第1図のごとく厚さ2.0mm、巾500mm、長さ40m
の架橋ポリエチレン樹脂シート(収縮率20%)
に、680mm間隔で、厚さ0.5mm、巾500mm、長さ200
mmの高軟化点熱溶融接着シート(エチレン酢酸ビ
ニルコポリマーにテルペン樹脂を混練した軟化点
183℃のもの)を熱溶着し、その上部に厚さ0.3
mm、巾500mm、長さ220mmの架橋樹脂(ポリエチレ
ン)シートをセツトし、その両端20mmを熱溶着し
た。 さらに前記架橋樹脂シートに厚さ1.0mm、巾500
mm、長さ40mに渡つて低軟化点熱溶融接着剤(ア
スフアルトにテルペンフエノール樹脂とポリブテ
ンを混練した軟化点90℃のもの)を塗布し、長尺
の熱回復性シートを得た。その後高軟化点の熱溶
融接点シートの中心点を規準に長さ880mm間隔で
切断し、第3図のような熱回復性物品を多数得
た。得られた熱回復性物品は200Aポリエチレン
被覆鋼管(外径216mmφ)の接続部にガスバーナ
ーで加熱収縮させ、次の性能試験の供試品とし
た。 性能試験1 加熱収縮後の熱回復性物品積層部の接着性を調
べるため、積層部より10mm巾の剪断接着試験片を
採取し、20℃、80℃、150℃に於ける剪断接着強
度を求めた。 性能試験2 熱回復性物品の鋼管との接着性を調べるため、
熱回復性物品の10mm巾のノツチを入り180゜剥離強
度試験を20℃、50℃で行なつた。 性能試験3 200A鋼管に被覆した熱回復性物品を3%塩水
中に浸漬し、熱回復性物品の絶縁抵抗変化を求め
た。この結果を第1表に示す。 実施例 2 実施例1と同様の製造方法で試作した熱回復性
物品の片端部のみを第2図のごとく切断し、片端
開口部の熱回復性物品を得た。 得られた熱回復性物品は実施例1と同様の性能
試験を行なつた。その結果を第1表に示す。 実施例 3 第1図のごとく、厚さ2.0mm、巾500mm、長さ40
mの架橋ポリエチレン樹脂シート(収縮率25%)
に、680mm間隔で厚さ0.5mm、巾500mm、長さ200mm
の高軟化点熱溶融接着シート(エチレンエチルア
クリレートコポリマーにテルペンフエノール樹脂
を混練した軟化点210℃のもの)を熱溶着し、そ
の上部に厚さ0.3mm、巾500mm、長さ220mmの架橋
樹脂(ポリエチレン)シートをセツトし、その両
端20mmを熱溶着した。さらに前記架橋樹脂シート
に厚さ1.0mm、巾500mm、長さ40mに渡つて低軟化
点熱溶融接着剤(エチレン酢酸ビニルコポリマー
にテルペンフエノール樹脂とポリエチレンワツク
スを混練した軟化点105℃のもの)を塗布し長尺
の熱回復性シートを得た。その後高軟化点の熱溶
融接着シートの中心点を規準に長さ880mm間隔で
切断し、第3図のような熱回復性物品を得た。 得られた熱回復性物品は実施例1と同様の性能
試験を行なつた。その結果を第1表に示す。 実施例 4 実施例3と同様の製造方法で試作した熱回復性
物品の片端部のみを第2図のごとく切断し片端開
口部をもつ熱回復性物品を得た。 得られた熱回復性物品は実施例1と同様の性能
試験を行なつた。その結果を第1表に示す。 実施例 5 第1図のごとく厚さ2.0mm、巾500mm、長さ40m
の架橋ポリエチレン樹脂シート(収縮率30%)
に、680mm間隔で厚さ0.5mm、巾500mm、長さ200mm
の高軟化点熱溶融接着シート(エチレンエチルア
クリレートコポリマーにポリアミド樹脂を混練し
た軟化点240℃のもの)を熱溶着し、その上部に
厚さ0.3mm、巾500mm、長さ220mmの架橋樹脂シー
トをセツトし、その両端20mmを熱溶着した。さら
に前記架橋樹脂シートに厚さ1.0mm、巾500mm、長
さ40mに渡つて低軟化点熱溶融接着剤(軟化点
130℃のポリアミド樹脂)を塗布し、長尺の熱回
復性シートを得た。その後高軟化点の熱溶融接着
シートの中心点を規準に長さ880mm間隔で切断し、
第3図のような熱回復性物品を多数得た。 得られた熱回復性物品は実施例1と同様の性能
試験を行なつた。その結果を第1表に示す。 実施例 6 実施例5と同様の製造方法で試作した熱回復性
物品の片端部のみを第2図のごとく切断し、片端
開口部をもつ熱回復性物品を得た。 得られた熱回復性物品は実施例1と同様の性能
試験を行なつた。その結果を第1表に示す。 比較例 第1図のごとく厚さ2.0mm、巾500mm、長さ40m
の架橋ポリエチレン樹脂シート(収縮率20%)に
680mm間隔で厚さ0.5mm、巾500mm、長さ200mmの熱
溶融接着シート(エチレン酢酸ビニルコポリマー
に脂肪族石油ロジンを混練した軟化点165℃のも
の)を熱溶着し、その上部に厚さ0.3mm、巾500
mm、長さ220mmの架橋樹脂(ポリエチレン)シー
トをセツトし、その両端20mmを熱溶着した。さら
に前記架橋樹脂シートに厚さ1.0mm、巾500mm、長
さ40mに亘つて前記の熱溶融接着剤(軟化点165
℃のもの)を塗布し長尺の熱回復性シートを得
た。その後熱溶融接着シートの中心点を規準に長
さ880m間隔で切断し、第3図のような熱回復性
物品を多数得た。得られた熱回復性物品は実施例
1と同様の性能試験を行なつた。その結果を第1
表に示す。 第1表の結果からも判るように実施例1〜6で
得られた熱回復性物品は嵌合された積層部の接着
特性に優れ、特に80℃以下の剪断接着強度試験に
おいては接着部より架橋ポリエチレン樹脂シート
の方が破断しており接着部の優秀性が証明され
た。さらに高温(150℃)においても熱回復性物
品の収縮応力以上の接着強度を有していることか
ら、ガスバーナーによる加熱収縮作業においても
何ら傷害がないことが判つた。また鋼管との接着
特性(180゜剥離強度)は実用に耐えうる充分な強
度を有しており、長時間の塩水浸水試験において
絶縁抵抗の変化が少なく絶縁、防水性に優れてい
ることが証明された。これに対して比較例のごと
く熱溶融接着剤として、外層に180℃以下のもの、
内層に150℃のものを使用すると高温の剪断接着
強度が充分得られず、収縮作業時に積層部がずれ
るばかりでなく、鋼管とも充分接着せず、塩水浸
漬試験において短時間で絶縁不良になることが判
つた。この事は本発明の熱回復性物品の少なくと
も片端に架橋樹脂シートと高軟化点の熱溶融接着
シート及び架橋樹脂シートと低軟化点の熱溶融接
着シートの積層体を開口部を有するように設け、
対抗する片端が前記開口部へ挿入出来ることによ
【表】 て成し得たものであり、特に前記の架橋樹脂シー
トが非収縮性シートで且つ180℃以上の軟化温度
を有する熱溶融接着シートと150℃以下の軟化温
度を有する熱溶融接着シートを用いた熱回復性物
品によつて成し得たもので、本発明の優位性を証
明するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る熱回復性物品の断面
図、第2図は、第1図に示す熱回復性物品をA点
で切断し、左部を丸めて成る熱回復性物品の断面
図、第3図は第1図におけるA点の右部を丸めて
成る熱回復性物品の断面図をそれぞれ示す。 1……熱回復性架橋樹脂シート、2……高軟化
点の熱溶融接着シート、3……架橋樹脂シート、
4……低軟化点の熱溶融接着シート、5……第1
の積層体、6……第2の積層体、7……積層部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱回復性シート1の長手方向に沿う少なくと
    も一方の縁部に、前記熱回復性シート1から延長
    する架橋樹脂シートと高軟化点の熱溶融接着シー
    ト2からなる第1の積層体5及び架橋樹脂シート
    3と低軟化点の熱溶融接着シート4からなる第2
    の積層体6によつて構成され、前記第1の積層体
    と前記第2の積層体との前記熱回復性シートの縁
    部側端部が接合された積層部を有し、且つ前記第
    1と第2の積層体の他端を開口自在としたことを
    特徴とする熱回復性物品。 2 第1の積層体5及び第2の積層体6における
    架橋樹脂シートが、非収縮性シートである特許請
    求の範囲第1項記載の熱回復性物品。 3 第1の積層体5及び第2の積層体6における
    架橋樹脂シートが、ポリオレフイン樹脂である特
    許請求の範囲第1項記載の熱回復性物品。
JP55120409A 1980-08-29 1980-08-29 Heat recovering article Granted JPS5743864A (en)

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