JPS6316257B2 - - Google Patents
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- JPS6316257B2 JPS6316257B2 JP12946079A JP12946079A JPS6316257B2 JP S6316257 B2 JPS6316257 B2 JP S6316257B2 JP 12946079 A JP12946079 A JP 12946079A JP 12946079 A JP12946079 A JP 12946079A JP S6316257 B2 JPS6316257 B2 JP S6316257B2
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- Japan
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- urethane foam
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- ordinary urethane
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Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、通常は高周波加熱により融着され得
ない普通ウレタン発泡体を使用して融着したシー
トトリムカバーの製法に関する。
ない普通ウレタン発泡体を使用して融着したシー
トトリムカバーの製法に関する。
本明細書において普通ウレタンとは、一般的な
市販グレードのポリエーテル系軟質ポリウレタン
フオームで、連続的に生産されたポリウレタン発
泡体ブロツクより切り出された軟質ポリウレタン
フオームのスラグ材を云うものとする。
市販グレードのポリエーテル系軟質ポリウレタン
フオームで、連続的に生産されたポリウレタン発
泡体ブロツクより切り出された軟質ポリウレタン
フオームのスラグ材を云うものとする。
自動車用シートの表面を被覆する、表皮、ポリ
ウレタン発泡体、裏地の三層より成るトリムカバ
ーを高周波によつて融着して形成する方法は、電
極である融着型(電極型)によつて圧縮された部
分が誘電発熱により発熱し、融解して融着するこ
とによる。この発熱温度(量)は、高周波の周波
数、電流の2乗、被加工物(誘電体)の誘電率、
誘電力率に比例する。さらに、誘電率、誘電力率
は一定の値ではなく、温度、周波数によつて増大
する。
ウレタン発泡体、裏地の三層より成るトリムカバ
ーを高周波によつて融着して形成する方法は、電
極である融着型(電極型)によつて圧縮された部
分が誘電発熱により発熱し、融解して融着するこ
とによる。この発熱温度(量)は、高周波の周波
数、電流の2乗、被加工物(誘電体)の誘電率、
誘電力率に比例する。さらに、誘電率、誘電力率
は一定の値ではなく、温度、周波数によつて増大
する。
従来、前記ポリウレタン発泡体としては特に、
ウエルダフオーム材などの低融点化処理したポリ
ウレタン発泡体を使用していたが、これらは普通
ウレタン発泡体に比べて物性が劣り(例えば、へ
たり易く、弾性に乏しいなど)、その上価格は高
かつた。ここで、ウエルダフオーム材とは高周波
融着等の熱融着加工に使用されるために生産され
た軟質発泡体の一般名称であつて、例をあげるな
らばポリ塩化ビニール発泡体等の軟質熱可塑性樹
脂の発泡体、ポリウレタンフオームへ塩化ビニル
樹脂をコーテイング又は含浸したもの等があげら
れる。上述の欠点を解消するために、近年、普通
ウレタン発泡体に、融着を必要とする部分のみに
高周波により融解する物質、例えばナイロンなど
の粉末を含浸させるか、もしくは熱接着材などを
ラミネートしたものを使用し、普通ウレタン発泡
体は融解しなくともこれらの物質を融解させるこ
とによつて、普通ウレタン発泡体を圧縮融着させ
ることが行なわれている。この方法によると物性
は普通ウレタン発泡体使用のため向上するもの
の、価格は融解する物質や含浸させる設備などの
ため高くなる場合が多かつた。
ウエルダフオーム材などの低融点化処理したポリ
ウレタン発泡体を使用していたが、これらは普通
ウレタン発泡体に比べて物性が劣り(例えば、へ
たり易く、弾性に乏しいなど)、その上価格は高
かつた。ここで、ウエルダフオーム材とは高周波
融着等の熱融着加工に使用されるために生産され
た軟質発泡体の一般名称であつて、例をあげるな
らばポリ塩化ビニール発泡体等の軟質熱可塑性樹
脂の発泡体、ポリウレタンフオームへ塩化ビニル
樹脂をコーテイング又は含浸したもの等があげら
れる。上述の欠点を解消するために、近年、普通
ウレタン発泡体に、融着を必要とする部分のみに
高周波により融解する物質、例えばナイロンなど
の粉末を含浸させるか、もしくは熱接着材などを
ラミネートしたものを使用し、普通ウレタン発泡
体は融解しなくともこれらの物質を融解させるこ
とによつて、普通ウレタン発泡体を圧縮融着させ
ることが行なわれている。この方法によると物性
は普通ウレタン発泡体使用のため向上するもの
の、価格は融解する物質や含浸させる設備などの
ため高くなる場合が多かつた。
そこで、普通ウレタン発泡体だけを高周波によ
つて融解して融着させれば良いが、普通ウレタン
発泡体は融点が高いので、電圧を上げすぎるとコ
ロナ現象により、絶縁破壊などを生じ、また、周
波数を上げ過ぎると高周波電流の被加工物に対す
る配分を均一にすることがむずかしい。特にシー
トトリミングカバーの如く面積が大きい場合には
著しく困難である。さらに、単に周波数を上げた
だけでは後述の高周波ウエルダに割り当てられた
工業用周波数では普通ウレタンは融解しない。
つて融解して融着させれば良いが、普通ウレタン
発泡体は融点が高いので、電圧を上げすぎるとコ
ロナ現象により、絶縁破壊などを生じ、また、周
波数を上げ過ぎると高周波電流の被加工物に対す
る配分を均一にすることがむずかしい。特にシー
トトリミングカバーの如く面積が大きい場合には
著しく困難である。さらに、単に周波数を上げた
だけでは後述の高周波ウエルダに割り当てられた
工業用周波数では普通ウレタンは融解しない。
このため、第1図に示す如く高周波による被加
工物(表皮1、普通ウレタン発泡体2および裏地
3)の加熱に加えて、別個の加熱用ヒータ5によ
り加熱し、融着型6により圧縮して融着させるこ
とが提案された。第2図はこのようにして融着部
9で融着されたトリムカバーAを示す。このよう
に加熱用ヒータ5を併用すると普通ウレタン発泡
体を融着させることが出来るが、その設備費と温
度調整などでコストが増大する。さらに表皮1の
融解温度の低い、例えばビニールレザー(一般に
裏生地が付いている。以下同様)などの場合は常
時加熱用ヒータ5を使用するため高周波設備内及
び融着型6の温度が上がり、融着型6に接する部
分あるいはビニールレザーを図示とは変えて加熱
用ヒータ5に接するようにした場合は、この接す
る部分が融けて、エンボスが消えたり、光沢が出
たり、ケロイド状になつたり、ビニールが再発泡
したりする欠点があつた。また、織物表皮の場合
でも融着型6に接する融着必要部分が融け過ぎ
て、上記の光沢が出て外観上好ましくなく、さら
に融け過ぎて薄くなり、裂目などが出て劣化し、
品質の低下などの問題が生ずる欠点があつた。
工物(表皮1、普通ウレタン発泡体2および裏地
3)の加熱に加えて、別個の加熱用ヒータ5によ
り加熱し、融着型6により圧縮して融着させるこ
とが提案された。第2図はこのようにして融着部
9で融着されたトリムカバーAを示す。このよう
に加熱用ヒータ5を併用すると普通ウレタン発泡
体を融着させることが出来るが、その設備費と温
度調整などでコストが増大する。さらに表皮1の
融解温度の低い、例えばビニールレザー(一般に
裏生地が付いている。以下同様)などの場合は常
時加熱用ヒータ5を使用するため高周波設備内及
び融着型6の温度が上がり、融着型6に接する部
分あるいはビニールレザーを図示とは変えて加熱
用ヒータ5に接するようにした場合は、この接す
る部分が融けて、エンボスが消えたり、光沢が出
たり、ケロイド状になつたり、ビニールが再発泡
したりする欠点があつた。また、織物表皮の場合
でも融着型6に接する融着必要部分が融け過ぎ
て、上記の光沢が出て外観上好ましくなく、さら
に融け過ぎて薄くなり、裂目などが出て劣化し、
品質の低下などの問題が生ずる欠点があつた。
また加熱用ヒータ5およびそれに付随する絶縁
物4の介在のため上盤7と下盤8または融着型6
との間の平行度及び平滑度が狂い、融着部におけ
る圧縮が均一に行なわれず、融着ムラが生ずる場
合があつた。
物4の介在のため上盤7と下盤8または融着型6
との間の平行度及び平滑度が狂い、融着部におけ
る圧縮が均一に行なわれず、融着ムラが生ずる場
合があつた。
本発明はこれらの問題点を解消することを目的
としてなされたものである。すなわち本発明は、
ビニールレザー、化繊織物あるいは天然繊維織物
などの材料から成る表皮、普通ウレタン発泡体の
中間層、および不織布あるいは天然繊維などの材
料から成る裏地より構成される異なる材料の複数
層より成る被加工物を高周波により必要部分で融
着させるシートトリムカバーの製法において、上
記被加工物と高周波誘電加熱設備の上盤または下
盤との間に、シリコンゴムなどの耐熱性合成ゴム
の弾性体と、被加工物に加える高周波による誘電
発熱の温度、発熱量の値を大きくすることの出来
る誘電率、誘電力率の大きい値を有する誘電発熱
体とを介在せしめ、上記被加工物を融着型に接す
る部分において均一に圧縮し、誘電発熱体の発熱
によつて被加工物のこの圧縮部分を加熱し、上記
普通ウレタン発泡体自体の誘電発熱を増進せしめ
て溶融接着させることを特徴とする、普通ウレタ
ン発泡体の中間層を溶融接着したシートトリムカ
バーの製法にある。
としてなされたものである。すなわち本発明は、
ビニールレザー、化繊織物あるいは天然繊維織物
などの材料から成る表皮、普通ウレタン発泡体の
中間層、および不織布あるいは天然繊維などの材
料から成る裏地より構成される異なる材料の複数
層より成る被加工物を高周波により必要部分で融
着させるシートトリムカバーの製法において、上
記被加工物と高周波誘電加熱設備の上盤または下
盤との間に、シリコンゴムなどの耐熱性合成ゴム
の弾性体と、被加工物に加える高周波による誘電
発熱の温度、発熱量の値を大きくすることの出来
る誘電率、誘電力率の大きい値を有する誘電発熱
体とを介在せしめ、上記被加工物を融着型に接す
る部分において均一に圧縮し、誘電発熱体の発熱
によつて被加工物のこの圧縮部分を加熱し、上記
普通ウレタン発泡体自体の誘電発熱を増進せしめ
て溶融接着させることを特徴とする、普通ウレタ
ン発泡体の中間層を溶融接着したシートトリムカ
バーの製法にある。
本発明によれば、被加工物を融解させるための
高周波と同一の高周波で誘電発熱体10も発熱
し、この熱が被加工物に伝わり、その誘電率、誘
電力率が増大するので、被加工物はさらにその誘
電発熱が促進されるのである。
高周波と同一の高周波で誘電発熱体10も発熱
し、この熱が被加工物に伝わり、その誘電率、誘
電力率が増大するので、被加工物はさらにその誘
電発熱が促進されるのである。
本発明製法における誘電発熱体10は、誘電
率、誘電力率の値の大きい材料でなければならな
い。また融解して被加工物に融着するような材料
でなく、繰り返し使用できるものでなければなら
ない。例えば通常エンパイヤクロスと呼ばれるワ
ニスクロス、グラスフアイバー入りワニスクロ
ス、グラスフアイバー又は生地に熱に融けない合
成樹脂膜をコーテイングしたもの、あるいは、フ
エライト粉末を耐熱ゴムもしくは耐熱性合成樹脂
などとシート状にしたものなどが好適であるが、
一般に誘電率、誘電力率が高く、誘電発熱温度が
高く発熱量の大きい材料であればよい。このよう
な材料を1枚又は2枚以上を組合せて使用するこ
とができる。
率、誘電力率の値の大きい材料でなければならな
い。また融解して被加工物に融着するような材料
でなく、繰り返し使用できるものでなければなら
ない。例えば通常エンパイヤクロスと呼ばれるワ
ニスクロス、グラスフアイバー入りワニスクロ
ス、グラスフアイバー又は生地に熱に融けない合
成樹脂膜をコーテイングしたもの、あるいは、フ
エライト粉末を耐熱ゴムもしくは耐熱性合成樹脂
などとシート状にしたものなどが好適であるが、
一般に誘電率、誘電力率が高く、誘電発熱温度が
高く発熱量の大きい材料であればよい。このよう
な材料を1枚又は2枚以上を組合せて使用するこ
とができる。
誘電発熱体10と上盤7との間には耐熱性合成
ゴム(シリコンゴムなど)の弾性体11のシート
を介在させて上盤7と融着型6又は下盤(テーブ
ル)8の平行度及び平滑度を調整し、被加工物を
均一に圧縮できるようにしてある。誘電発熱体1
0は絶縁物でもある。融着後のトリムカバーは第
2図と同様のものである。第3図の本発明製法に
おける装置において、誘電発熱体10を融着型6
と表皮1の間に置くこともできる。
ゴム(シリコンゴムなど)の弾性体11のシート
を介在させて上盤7と融着型6又は下盤(テーブ
ル)8の平行度及び平滑度を調整し、被加工物を
均一に圧縮できるようにしてある。誘電発熱体1
0は絶縁物でもある。融着後のトリムカバーは第
2図と同様のものである。第3図の本発明製法に
おける装置において、誘電発熱体10を融着型6
と表皮1の間に置くこともできる。
現在、高周波加工機用として割当てられている
工業用周波数は13.56Mc、27.12Mc、40.68Mcの
3波であるが、本発明においては、温度(発熱
量)をできるだけ高くするために、またはシート
トリムカバーの仕様によつては誘電発熱体10に
従来の価格の安い絶縁紙などを使用するために、
このなかでも高い方の周波数を使用する。
工業用周波数は13.56Mc、27.12Mc、40.68Mcの
3波であるが、本発明においては、温度(発熱
量)をできるだけ高くするために、またはシート
トリムカバーの仕様によつては誘電発熱体10に
従来の価格の安い絶縁紙などを使用するために、
このなかでも高い方の周波数を使用する。
本発明においては中間層の普通ウレタン発泡体
の溶融を計るものであるので、表皮1は熱によつ
て融けるもの、例えばビニールレザー、化繊の織
物、あるいは融点が高く融けない化繊の織物、天
然繊維の織物の如き全く融けないものなど各種の
もの、裏地としても融けるもの(例えば不織布)、
融けないもの(例えば天然繊維)が使用できる。
の溶融を計るものであるので、表皮1は熱によつ
て融けるもの、例えばビニールレザー、化繊の織
物、あるいは融点が高く融けない化繊の織物、天
然繊維の織物の如き全く融けないものなど各種の
もの、裏地としても融けるもの(例えば不織布)、
融けないもの(例えば天然繊維)が使用できる。
本発明は、従来の方法に比べて被加工物の全面
に加熱用ヒータが接し加熱するものではなく、融
着型の凸出部分のみで発熱する、また、融着型の
加熱される時間も高周波の通電時のみであり、融
着型の温度の上り方も低くすることも出来る。従
つて表皮1のビニールレザー又は織物の表皮が劣
化し、外観、品質などが低下することはない。
に加熱用ヒータが接し加熱するものではなく、融
着型の凸出部分のみで発熱する、また、融着型の
加熱される時間も高周波の通電時のみであり、融
着型の温度の上り方も低くすることも出来る。従
つて表皮1のビニールレザー又は織物の表皮が劣
化し、外観、品質などが低下することはない。
第1図は従来製法における融着装置の断面図、
第2図は自動車用シートトリムカバーの断面図、
第3図は本発明製法における融着装置の断面図で
ある。 1……表皮、2……普通ウレタン発泡体、3…
…裏地、5……加熱用ヒータ、6……融着型、7
……上盤、8……下盤(テーブル)、9……融着
部、10……誘電発熱体、11……弾性体。
第2図は自動車用シートトリムカバーの断面図、
第3図は本発明製法における融着装置の断面図で
ある。 1……表皮、2……普通ウレタン発泡体、3…
…裏地、5……加熱用ヒータ、6……融着型、7
……上盤、8……下盤(テーブル)、9……融着
部、10……誘電発熱体、11……弾性体。
Claims (1)
- 1 ビニールレザー、化繊織物あるいは天然繊維
織物などの材料から成る表皮、普通ウレタン発泡
体の中間層、および不織布あるいは天然繊維など
の材料から成る裏地より構成される異なる材料の
複数層よりなる被加工物を高周波により必要部分
で融着させるシートトリムカバーの製法におい
て、上記被加工物と高周波誘電加熱設備の上盤ま
たは下盤との間に、シリコンゴムなどの耐熱性合
成ゴムの弾性体11と、被加工物に加える高周波
による誘電発熱の温度、発熱量の値を大きくする
ことの出来る誘電率、誘電力率の大きい値を有す
る誘電発熱体10とを介在せしめ、上記被加工物
を融着型に接する部分において均一に圧縮し、誘
電発熱体の発熱によつて被加工物のこの圧縮部分
を加熱し、上記普通ウレタン発泡体自体の誘電発
熱を増進せしめて溶融接着させることを特徴とす
る、普通ウレタン発泡体の中間層を溶融接着した
シートトリムカバーの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12946079A JPS5653028A (en) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | Production of sheet trim cover having ordinary polyurethane welded thereto |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12946079A JPS5653028A (en) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | Production of sheet trim cover having ordinary polyurethane welded thereto |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5653028A JPS5653028A (en) | 1981-05-12 |
JPS6316257B2 true JPS6316257B2 (ja) | 1988-04-08 |
Family
ID=15010032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12946079A Granted JPS5653028A (en) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | Production of sheet trim cover having ordinary polyurethane welded thereto |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5653028A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1143204B (it) * | 1981-06-25 | 1986-10-22 | Alberto Borzi | Cuscino con apertura passante centrale per affetti da artrosi cervicale e procedimento di costruzione |
JPS62104923U (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-04 | ||
JPH0326529A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-05 | Achilles Corp | クッション部材の製造方法 |
-
1979
- 1979-10-09 JP JP12946079A patent/JPS5653028A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5653028A (en) | 1981-05-12 |
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