JPS6316241Y2 - - Google Patents

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JPS6316241Y2
JPS6316241Y2 JP13896784U JP13896784U JPS6316241Y2 JP S6316241 Y2 JPS6316241 Y2 JP S6316241Y2 JP 13896784 U JP13896784 U JP 13896784U JP 13896784 U JP13896784 U JP 13896784U JP S6316241 Y2 JPS6316241 Y2 JP S6316241Y2
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JP
Japan
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pantograph
underframe
hydraulic
actuator
push
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JP13896784U
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JPS60144702U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案は電気車のパンタグラフを架線に追随
させる流体制御機構を備えたパンタグラフに関す
るものである。
〔従来技術とその問題点〕
電車の走行中にパンタグラフの集電舟と架線が
離れる(以下離線という。)ことを極力防止する
ため、油圧シリンダを含む油圧制御系で離線を検
出し、この検出信号を用いて一定時間パンタグラ
フの押上力を増し、集電舟を架線に対して強制的
に追随させる制御が提案されている。
第2図はこの種のパンタグラフの制御系の一例
を示す図で、1は集電舟で、油圧で作動する検出
押上用アクチユエータ2により支持され、このア
クチユエータ2は、復元ばね3と支持装置4を介
して公知のパンタグラフ枠4上に設置されてい
る。
検出押上用アクチユエータ2にはモータ5を含
む油圧ユニツト6から圧油が供給され、離線が生
じたとき、検出押上用アクチユエータ2のピスト
ンが上向きに伸張し、集電舟1を架線に強制的に
押圧する。
そして離線区間を通過するような所定時間後
に、アクチユエータ2のピストンを復帰させるよ
うに時限弁7とこれを制御するパイロツト弁8が
設けられる。
一方、検出押上用アクチユエータ2のピストン
の伸張により、このアクチユエータ2の本体がパ
ンタグラフ4を押し下げるので、この降下分を補
償して押し上げるための押上シリンダ9が設けら
れ、この押上シリンダ9に圧油を供給し制御する
シーケンスバルブ10が設けられる。
この種のパンタグラフにおいては、油圧ユニツ
ト6をパンタグラフ側に設置する場合には電動モ
ータ5をパンタグラフから電気的に絶縁して設置
しなければならず、その絶縁機構が複雑となり、
また該電動モータを制御する制御機器も充分絶縁
耐力をとることが要求される。そのため保守が面
倒となる問題があり、さらにパンタグラフの占有
面積が大きくなり、加えて、万一電動モータや制
御機器の電気絶縁が破壊した場合、当該電車に搭
載した電気品に及ぼす影響も大きい。
これに対し、油圧ユニツト6や時限弁7やパイ
ロツト弁8、シーケンス弁10等をパンタグラフ
から離して設置しようとすれば、車両のスペース
面から、車両の床下に設置されるようになる。こ
のような配置では、これらの油圧ユニツトやバル
ブ類からパンタグラフ側に付属している検出押上
用アクチユエータ2や押上シリンダ9への油圧配
管が長くなり、そのため制御時間の遅れや油洩れ
の発生等の種々の問題が生じる。一方油圧系を空
気圧系に代えれば多小の洩れは許容されるが、制
御の応答性が低下し機器が大形化する欠点があつ
た。
〔考案の目的〕
この考案は上述の問題点を解決するためになさ
れたもので、検出押上用アクチユエータを油圧等
の圧力流体で作動して集電舟を架線に追随させる
ようにしたパンタグラフにおいて、圧力流体を発
生するポンプユニツトの駆動源としてエアーモー
タを用いるとともに、ポンプユニツトならびに種
種の制御機器をパンタグラフ側に設置することに
より、電気絶縁に対する負担を解消し、かつ架線
への追随動作の迅速化を実現できるようよしたパ
ンタグラフを提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の要点〕
この考案は前記の目的を達成するために、高速
電気車の集電舟の離線を防止する公知の流体制御
系において、検出押上用アクチユエータを制御す
る制御機器と圧力流体を発生する圧力流体発生用
ユニツトとを油圧系で構成してパンタグラフの台
枠内に設け、前記油圧系の油圧ポンプをエアーモ
ータで駆動する空気圧系/油圧系変換手段を前記
台枠内に設け、この台枠の外の電車の空気圧源か
ら台枠内へ配管を介して空気圧を導入して前記エ
アーモータに供給するように構成する。
要するに空気圧系/油圧系変換手段を台枠内に
設けることにより、油圧系のメリツトとデメリツ
ト及び空気圧系のメリツトとデメリツトを完全に
補完させようとするものである。
〔考案の実施例〕
以下にこの考案の一実施例を図面とともに説明
する。
第1図において、1は集電舟、2は検出押上用
アクチユエータである。4はパンタグラフ枠組
で、その上枠4a上端に水平に支持された支え装
置4b上に復元ばね3を介して、上記検出押上用
アクチユエータ2が支持され、集電舟1が弾力的
に架線Aに摺接するようになつている。
パンタグラフ枠組4の下枠体4cの下端は公知
のパンタグラフと同様に、電車車両の車体の屋根
B上に絶縁碍子11を介して支持された台枠12
にピン13等により回動可能に枢支されている。
検出押上用アクチユエータ2に油圧を供給する
油圧ユニツト6は台枠12の枠内の適宜位置に固
定されている。第2図に示した時限弁7、パイロ
ツト弁8、シーケンス弁10等の油圧制御機器は
14で代表して示すように油圧ユニツト6と一体
的に台枠12内に設置される。
15は油圧ユニツト6の油圧ポンプ用のエアー
モータで、配管16を介して電車の制御用の空気
コンプレツサ(図示せず)から圧縮空気の供給を
受けて回転し、油圧ポンプを回転駆動して、所定
圧力の圧油を制御機器14に供給する。
制御機器14の各バルブの入、出力ポートと検
出押上用アクチユエータ2とは、パンタグラフ4
の下枠体4c、上枠体4a内に引通して設けられ
た可撓性の配管17を介して相互に接続され、両
者2と14との間で作動圧力、信号の送受が行わ
れる。
上記のように構成したパンタグラフにおいて、
圧縮空気が配管16からエアーモータ15に供給
されエアーモータ15が回転すると油圧ポンプが
回転駆動され、所定圧の作動油が油圧ユニツト6
から制御機器14中の時限弁7、配管17を介し
て、検出押上用アクチユエータ2に供給される。
そして電車の走行中に集電舟1が架線Aから離れ
ると検出押上用アクチユエータ2に供給される油
圧によつて、ピストン2a(第1図)が上昇し、
集電舟1を架線Aに摺接させる。所定時限後、パ
イロツト弁8と時限弁7の動作で、検出押上用ア
クチユエータのピストン2aは降下し、離線に対
する動作が完了する。
〔考案の効果〕
この考案によれば、油圧ユニツトはエアーモー
タにより駆動されるから、電気品が不要となり、
油圧ユニツト等をパンタグラフ側に電気的な絶縁
処置なしに直接的に設置することが可能となり、
パンタグラフの小型化、簡素化に役立つとともに
電気絶縁破壊による事故の発生を防止することが
出来、また保守を簡易化出来る効果もある。
制御特性は油圧系であるから集電舟の離線防止
特性は迅速でかつ機器が大巾にコンパクトになる
という効果があり、かつエネルギー源は台枠の外
部から供給されるので台枠のスペースを悪化させ
ないという効果がある。また配管及び機器に多小
の洩れがあつても台枠外は空気洩れであつて車体
を汚損することがなく、油洩れは台枠内に限られ
るので油損が特別問題になることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す側面図、第2
図はこの考案が適用される流体制御パンタグラフ
の制御系統の構成図である。 1……集電舟、2……検出押上用アクチユエー
タ、4……パンタグラフ枠組、6……油圧ユニツ
ト、14……制御機器、15……エアーモータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 架線と集電舟との接触力の変化により集電舟の
    離線を検出して、集電舟を押上げる流体圧により
    作動する検出押上用アクチユエータをパンタグラ
    フ枠上の復元ばねと集電舟との間に設けた電気車
    のパンタグラフにおいて、検出押上用アクチユエ
    ータを制御する制御機器と圧力流体を発生する圧
    力流体発生用ユニツトとを油圧系で構成してパン
    タグラフの台枠内に設け、前記油圧系の油圧ポン
    プをエアーモータで駆動する空気圧系/油圧系変
    換手段を前記台枠内に設け、この台枠の外の電車
    の空気圧源から台枠内へ配管を介して空気圧を導
    入して前記エアーモータに供給することを特徴と
    する流体制御パンタグラフ。
JP13896784U 1984-09-13 1984-09-13 流体制御パンタグラフ Granted JPS60144702U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13896784U JPS60144702U (ja) 1984-09-13 1984-09-13 流体制御パンタグラフ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13896784U JPS60144702U (ja) 1984-09-13 1984-09-13 流体制御パンタグラフ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60144702U JPS60144702U (ja) 1985-09-26
JPS6316241Y2 true JPS6316241Y2 (ja) 1988-05-10

Family

ID=30697356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13896784U Granted JPS60144702U (ja) 1984-09-13 1984-09-13 流体制御パンタグラフ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5288588B2 (ja) * 2008-03-28 2013-09-11 公益財団法人鉄道総合技術研究所 接触力制御装置及び集電装置の接触力制御装置
WO2020021606A1 (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 東洋電機製造株式会社 パンタグラフ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60144702U (ja) 1985-09-26

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