JPS63162273A

JPS63162273A - カラーインクジェット記録用シート

Info

Publication number: JPS63162273A
Application number: JP61311084A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Maruyama; 均丸山; Sadahiko Shiragami; 白神　貞彦; Junnosuke Yamauchi; 山内　淳之介
Original assignee: Kuraray Co Ltd
Current assignee: Kuraray Co Ltd
Priority date: 1986-12-26
Filing date: 1986-12-26
Publication date: 1988-07-05
Anticipated expiration: 2010-04-05
Also published as: JPH0729480B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】人、産業上の利用分野本発明はインクジェット記録用シートに関し、特にイン
ク吸収性に優れ、かつ記録画像の鮮明性に浚れ几インク
ジェット記録用シートに関する。

Ｂ　従来の技術インクジェット記録方式は騒音が少いこと、カラー化が
容易であること、高速記録が可能であること等の理由か
ら、ファクシミＩＪ　、各槌プリンター等への応用が進
められている。従来、インクジェット記録方式に使用さ
れる被記録材としては通常の紙が使用されてきた。しか
し、記録の高速化あるいは多色化などインクジェット記
録機の性能向上に伴いインクジェット記録用シートに対
してもより高度な特性が要求されてきている。すなわち
第１にインクの吸収速度が大きいこと、第２にインクド
ツトの径が必要以上に大きくならないこと、第３にイン
クドツトの形状が真円に近いこと等である。

これらの要求を満たすため、インク吸収性材料として、
ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルビクリトン等を用いるなど、種々の検討がなさｎてい
るが、実用レベルの要求に遠くおよばないというのが現
状である。

Ｃ０本発明が解決しようとする問題点本発明の目的は、前記のような諸要求を満足させ、特に
インク吸収性および記録画像の鮮明性にすぐれたインク
ジェット記録用シート′ｆｃ提供することにある。

本発明の更にもう一つの目的は、スライドや０１（Ｐ等
の光学機器により記録画像をスクリーン等へ投影するこ
とにより観察に用いるもの、あるいはカラーディスプレ
イ等の透過光観測用に用いることのできる透明性に丁ぐ
ｎたインクジェット記録用シートを提供することにある
。

Ｄ９問題点を解決する友めの手段本発明者らは上記の問題点を解決し、上述の目的を達成
すべく鋭意検討し几結果、支持基体中および／または表
面にインク吸収層を有するインクジェット記録用シート
において、該吸収層が下記一般式（Ｉ）〜（Ｖ）（−ＣＨ２−Ｃ＋（１）０＝Ｃ−Ｎ−Ｒ３Ｒ１＋ＣＨ２−σ÷　　　　　　　　　（［［）−Ｃ−Ｒ３ ÷Ｃルー〇す　　　　　　　（■） △ （−Ｃ）Ｒ２−Ｃ−）−（Ｖ）０＝Ｓ−Ｒ４凸〔ここで　Ｒ１、Ｒ２は水素原子またはメチル基、Ｒ３
は炭素６．８以下のアルキル基（直換基を含んでもよい
）、Ｒ４は炭素数４以下のアルキル基ま素、チッ素原子
金含んでもよい＞ｆｊｒ：示す。〕よりなる群から選ば
れ九１種または２種以上の単位よりなる重合体あるいは
該重合体とポリビニルアルコール系重合体（以下ポリビ
ニルアルコールをＰＶＡと略記する）を含有することを
特徴とするインクジェット記録用シートは、インク吸収
性に優れ、かつ記録画像の鮮明性に優れたインクジェッ
ト記録用シートであることを見出し本発明を光取するに
到ったものである。

本発明において用いられる重合体は下記一般式（Ｖｌ）
〜（Ｘ）よりなる群より選ばｎた１植または２種以上の
単量棒金ラジカル重合開始剤存在下で重合させることに
より得ることができる。

ＲＩ　　　Ｒ２ＣＨ２＝Ｃ−Ｃ−Ｎ−Ｒ３（■）ＲＩ　　Ｒ２ＣＨ２＝Ｃ−Ｎ−Ｃ−Ｒ３（■）〔ここで　Ｈｌ　、Ｒ２は水素原子またはメチル基、Ｒ
３は炭素数８以下のアルキル基（”置挾基を含んでもよ
い〕、Ｗは炭素数４以下のアルキル基ま素、チッ素原子
を含んでもよい）を示す。〕本方法において使用される
上述の単量体のうち（Ｖｌ）式で表わさｎる単量体の具
体例とじてに例えば、Ｎ−メチル（メタ）アクリルアミ
ド、Ｎ−エチル（メタ）アクリルアミド、Ｎ−メトキシ
メチル（メタ）アクリルアミド、Ｎ−ブトキシメチル（
メタ）アクリルアミド、ジアセトン（メタ）アクリルア
ミド、Ｎ、Ｎ−ジメチル（メタ）アクリルアミド、Ｎ、
Ｎ−ジエチル（メタ）アクリルアミド、Ｎ−メチル−Ｎ
−エチル（メタ）アクリルアミド等が挙げられる。

ま友（■）式で表わさｎる単量体の具体例としては例え
ば、Ｎ−（メタ）アクリロイルモルホリン、Ｎ−（メタ
）アクリロイルピロリジン、Ｎ−ビニルイミダゾリトン
等が挙げらｎる。

ま友（■）式で表わされる単量体の具体例としてハ例え
ば、Ｎ−ビニルアセトアミド、Ｎ−ビニル−Ｎ−メチル
アセトアミド、Ｎ−ビニル−Ｎ−エチルアセトアミド等
が挙げられる。

ま九（ＩＸ）式で表わされる単量体の具体例としては例
えば、Ｎ−ビニルアセトアミド、Ｎ−ビニルグルタルア
ミド等が挙げらｎる。

また（Ｘ）式で表わされる単量体の具体例としては例え
ば、ビニルメチルスルホン、ビニルジメチルスルホンア
ミド等が挙げらｎる。

上述の（■）〜（Ｘ）式で表わされる単を体において、
工業的製造の容易性おるいはインク吸収性の点で、（■
）あるいは（■）が好ましく用いらｎる。

ま友、上述の単量体の重合？実施する際には、こｎらの
他に、他の共重合性単量体、例えば、エチレン、プロピ
レン、スチレン、アルキルビニルエーテル、バーサチッ
ク酸ビニル、（メタ）アクリルアミド、（メタ）アクリ
ル酸、無水マレイン酸、クロトン雇、イタコン酸、フマ
ル酸等の不飽和酸およびそのアルキルエステル、アルカ
リ酸、トリメチル−３−（１−（メタ）アクリルアミド
−１，１−ジメテルグロビル）アンモニウムクロライド
、トリメチル−３−（１−（メタ）アクリルアミド−１
，１−ジメナルエチル）アンモニウムクロライド、トリ
メチル−３−（１−（メタ）アクリルアミドプロピル）
アンモニウムクロライド、Ｎ−ビニルイミダゾール、Ｎ
−ビニル−Ｎ−メチルイミダゾールおよびこれらの４級
化物等のアミノ基あるいはアンモニウム塩基金有する単
量体全少量併用使用することもできる。

本発明に用いらｎる重合体はｊＩＬ独であるいは、他の
水浴性あるいは水分散性樹脂と併用して便用することも
できる。併用使用できる他の水溶性あるいは水分散性樹
脂としては、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷ
ん、カチオン化でん粉、アラヒアゴム、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体
、ポリアミド樹脂、メラミン樹脂、ＰＶＡ、ポリ（メタ
）アクリルアミド、ポリビニルピロリドン等のノニオン
性水溶性樹脂、ＣＭＣ，ポリ（メタ）アクリル酸ナトリ
ウム、アニオン変性ＰＶＡ、アルギン酸ナトリウム、水
溶性ポリエステル等のアニオン性水溶性樹脂、ポリエチ
レンイミン、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン、ポ
リアリルアミンスルホン共重合体おるいはこれらのアン
モニウム塩、カチオン化でん粉、カチオン化ポリ（メタ
）アクリルアミド、カチオン変性ＰＶＡ、カチオン化ポ
リアミド樹脂等のカチオン性水溶性樹脂、ＳＢＲラテッ
クス、ＮＢＲラテックス、酢酸ビニル系エマルション、
エチレン／酢酸ビニル共重合体エマルジョン、（メタ）
アクリルエステル系エマルジョン、塩化ビニル系エマル
ジョン等の水分散性樹脂が挙げらｎる。

上述の併用可能なポリマーの中で特に未変性ＰＶＡまた
は各種変性ＰＶＡを含むＰＶＡ系重合体はインクドツト
の径を必要以上に大きくしない点で併用ポリマーとして
は最も好ましいものである０これらの水溶性あるいは水分散性樹脂全本発明において
用いられる重合体と併用して使用する場合の併用割合と
しては、Ｍ量割合で〔本発明の重合体／池の水溶性、水
分散性樹脂］　＝　１７２〜９／１、より好ましくは１
／１〜９／１の範囲で使用さｎる。

上述の併用割合が１／２より小さい（本発明の重合体が
より少ない）場合、インク吸収性が低下し、９／１より
大きい（本発明の重合体がより多い）場合には、インク
ドツト径を必要以上に大きくしないとめう点での効果が
得らｎない。

ま之、本発明において用いられる重合体は、シリカ、ク
レー、タルク、ケイソウ土、ゼオライト、炭酸カルシウ
ム、アルミナ、酸化亜鉛、サテンホワイト等の充填材と
併用して使用することもできる。この場合の併用割合と
しては透明性にすぐ扛た記録シートとそれ以外の場合と
で異なるが、通常本発明の重合体／充填材が、重量比で
１／１００〜１００／１　、好ましくは５／１００〜１
００１５の範囲から選ばれる。

本発明で用いられる支持基体としては、透明性、不透明
性の従来公知の支持基体がいずれも使用できる。

透明性支持基体としては、例えばポリエステル、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート、
酢ばセルロース、ポリカーボネート、ポリイミド、セロ
ハン、セルロイド等のフィルム、シートあるいは透明性
の高い紙等が挙げらｎる。

不透明性支持基体としては、例えば一般の紙、顔料コー
ト紙、布、木材、金属板、合成紙、不透明化処理した合
成樹脂系フィルムあるいはシート等が挙げら几る。

本発明の目的の一つである透明性にすぐれたインクジェ
ット記録シートの場合には透明注支持基体が用いらｎる
。

本発明において支持基体中および／または表面に本発明
において用いらｎる重合体を含有するインク吸収層全形
成せしめる方法とじては上述の重合体単独水溶液または
こｎと他の水溶性まｔは水分散性樹脂、あるいは重合体
と充填材との混合物水溶液あるいは水分散液をサイズプ
レス、エアーナイフコーター、ロールコータ−、バーコ
−ｐ　−、ブレードコーター等通常のコーティング方法
によって支持基体中に含浸するか、支持基体の上表面あ
るいは上表面と下表面との両表面上（ＣコートＪ−全形
成せしめる等の方法が使用できる。

また支持基体が紙である場合には抄紙時に上記水浴ｉあ
るいは水分散液を内添する方法も使用しつる。

不発明のインクジェット記録用シート中の前述の重合体
の含有量としては特に制限はないが、通常０．１〜２０
０　ｆｅｄ好ましくは１〜１００　Ｖ／ｒｌが用いられ
る。

以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、
本発明はこれによって限定さ扛るものではない。尚実施
例中、特にことわりのないかぎり、「悌」及び「部」は
重−ｉ基準を妖わす。

なお実施例中の諸′＃ｌ性の測定方法ｆ！ｒ、以下に示
す０（１）　　インクジェット記録方法６０μｍの吐出オリフィス径のオンディマント型インク
ジェット記録ヘッドを有する記録ｆｃ　ｔ（ｔを用い、
下記４色のインク金柑いてカラーインクジェット記録全
行い、記録特性の評価全行った。

イエローインク（組成）Ｃ０１，アシッドイエロー２．３　　　　　２部ジエチ
レングリコール　　　　　　３０部水　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　７０部マゼンタイン
ク（組成）Ｃ，１，アシッドレッド３２　　　　　２部ジエチレン
グリコール　　　　　　３０部水　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　７０部シアンインク（組
成）Ｃ，１，ダイレクトブルー８６　　　　２部ジエチレン
グリコール　　　　　　３０部水　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　７０部ブラックインク（組
成）Ｃ，１，ダイレクトブラック１９　　　２部ジエチレン
グリコール　　　　　　３０部水　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　７０部２　インク吸収速度インクジェット記録後、一定時間ごとに記録シート上の
印字を指でこすり、印字部分が変化しなくなるまでの時
間を測定した。時間が短かいほどインク吸収速度が大で
ある。

（３）　　にじみ度印字ドツトの直径ヲ笑体顕微鏡で測定し、インク滴の何
倍になつ几かを示し友。倍率が低いほどにじみが少ない
ことを示す。

（４）　　透明度インクジェット記録用シートの非印字部分の可視光線透
過率（チ）を、５００ｎｍの波長の可視光線を用いて分
光光度計で測定しｔｏこの透過率をもって透明度とする
。透過率が大である程、透明性が高いこと金示す。

実施例１〜４厚さ５０ρＬ透明度９５チのポリエステルシート上に、
第１表に示す如き単量体をラジカル重合して得られる重
合体の１０チ水溶液を乾燥後の塗布量が１５　？／ｒｒ
ｌとなるよう塗布し乾燥してインクジェット記録用シー
トを得九。このシートのインク吸収速度、にじみ度、透
明度を第１表に併せて示す。

実施例５〜８実施例１〜４で用いられ比重合体単独にかえてこ九らと
重合度１７５０．けん化度８８モルチのＰＶＡとの１／
１混合物を用いる以外は実施例１〜４と同様に行った。

結果を併せて第１表に示す。

比較例１〜５実施例１で用いらｎた重合体にかえて以下に示す樹脂を
用いる以外は実施例１と同様に行つ九。

結果を併せて第１表に示す。

比較例１で用いｔ樹脂：重合度１７５０、けん化度９８
．５モルチ０ＰＶＡ。

比較例２で用い念樹脂：ボリビニルピロリドン。

比較例３で用いｔ樹脂：ポリビニルピロリドンと重合度
１７５０、けん化度８８モルチのＰＶＡの等量混合物０比較例４で用いた樹脂：ポリアクリルアミド比較例５で
用いた樹脂：ポリアクリルアミドと重合度１７５０．け
ん化度８８モルチのＰＶＡの等全混合物。

以下余白実施例９〜１２支持基体としてアート紙を用い、第２表に示す如き単量
体のラジカル重合体を用いる以外は実施例１と同様に行
った。結果を併せて第２表に示す。

実施例１３〜１６実施例９〜１２で用いられ比重合体単独にかえて、これ
らと重合度１７５０．けん化度８０モルチのＰＶＡとの
Ｖ１混合物を用いる以外は実施例９〜１２と同様に行つ
友。結果を併せて第２表に示す。

実施例１７〜１９、比較例６〜７実施例９で用いられた重合体単独に代えて、これと重合
度１７５０．ケン化度８０モルチのＰＶＡとの種々の重
量割合の混合物を用いる以外は、実施例９と同様に行つ
之。結果を併せて第２表に示す０以下余白実施例２０支持基体として上質紙を用い、実施例１で用いらｗｅ重
合体を用い次下記組成の塗工液を乾燥固形分が２０　？
／ｒｒｌとなるようにバーコーターにより塗布し乾燥し
て記録用シートを得た。このシートのインク吸収速度、
にじみ度を第３表に示す。

比較例８実施例２０において用いられ比重合体にかえて重合度１
７５０、けん化度９８．５モルチのＰＶＡ′Ｊｋ用いる
以外は実施例２０と同様に行った。結果を併せて第３表
に示す。

実施例２１支持基体として市販のインクジェット用紙を用い、来施
例１４で用いられ元型合体混合物を乾燥固形分が１１β
となるようサイズプレスで含浸塗布し記録用シートを得
た。このシートのインク吸収速度、にじみ度を第４表に
示す。

比較例９実施例２１において用いらｎ比変性ＰＶＡにかえてポリ
ビニルピロリドンを用いる以外は実施例２１と同様に行
った。結果を併せて第４表に示す。

第４表

Claims

【特許請求の範囲】

（１）支持基体中および／または表面にインク吸収層を
有するインクジェット記録用シートにおいて、該吸収層
が下記一般式（ I ）、（ I ）、（III）、（IV）また
は（Ｖ）よりなる群から選ばれた１種または２種以上の
単位よりなる重合体を含有することを特徴とするインク
ジェット記録用シート。 ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ） ▲数式、化学式、表等があります▼（II） ▲数式、化学式、表等があります▼（III） ▲数式、化学式、表等があります▼（IV） ▲数式、化学式、表等があります▼（Ｖ）〔ここで、Ｒ＾１、Ｒ＾２は水素原子またはメチル基、
Ｒ＾３は炭素数８以下のアルキル基（置換基を含んでも
よい）、Ｒ＾４は炭素数４以下のアルキル基または▲数
式、化学式、表等があります▼、Ａは５〜６員環を形成
する基（酸素、チッ素原子を含んでもよい）を示す。〕
（２）支持基体中および／または表面にインク吸収層を
有するインクジェット記録用シートにおいて該吸収層が
下記一般式（ I ）、（II）、（III）、（IV）または（
Ｖ）よりなる群から選ばれた１種または２種以上の単位
よりなる重合体及びポリビニルアルコール系重合体を含
有することを特徴とするインクジェット記録用シート。 ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ） ▲数式、化学式、表等があります▼（II） ▲数式、化学式、表等があります▼（III） ▲数式、化学式、表等があります▼（IV） ▲数式、化学式、表等があります▼（Ｖ）〔ここで、Ｒ＾１、Ｒ＾２は水素原子またはメチル基、
Ｒ＾３は炭素数８以下のアルキル基（置換基を含んでも
よい）、Ｒ＾４は炭素数４以下のアルキル基または▲数
式、化学式、表等があります▼、Ａは５〜６員環を形成
する基（酸素、チッ素原子を含んでもよい）を示す。〕
（３）一般式（ I ）〜（Ｖ）よりなる群から選ばれた
１種または２種以上の単位よりなる重合体とポリビニル
アルコール系重合体との重量配合比率が１／２〜９／１
である特許請求の範囲第２項に記載のインクジェット記
録用シート。