JPH0729480B2 - インクジエツト記録用シ−ト - Google Patents
インクジエツト記録用シ−トInfo
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- JPH0729480B2 JPH0729480B2 JP61311084A JP31108486A JPH0729480B2 JP H0729480 B2 JPH0729480 B2 JP H0729480B2 JP 61311084 A JP61311084 A JP 61311084A JP 31108486 A JP31108486 A JP 31108486A JP H0729480 B2 JPH0729480 B2 JP H0729480B2
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- recording sheet
- jet recording
- ink jet
- ink
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5254—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 A. 産業上の利用分野 本発明はインクジエツト記録用シートに関し、特にイン
ク吸収性に優れ、かつ記録画像の鮮明性の優れたインク
ジエツト記録用シートに関する。
ク吸収性に優れ、かつ記録画像の鮮明性の優れたインク
ジエツト記録用シートに関する。
B. 従来の技術 インクジエツト記録方式は騒音が少いこと、カラー化が
容易であること、高速記録が可能であること等の理由か
ら、フアクシミリ、各種プリンター等への応用が進めら
れている。従来、インクジエツト記録方式に使用される
被記録材としては通常の紙が使用されてきた。しかし、
記録の高速化あるいは多色化などインクジエツト記録機
の性能向上に伴いインクジエツト記録用シートに対して
もより高度な特性が要求されてきている。すなわち第１
にインクの吸収速度が大きいこと、第２にインクドツト
の径が必要以上に大きくならないこと、第３にインクド
ツトの形状が真円に近いこと等である。
容易であること、高速記録が可能であること等の理由か
ら、フアクシミリ、各種プリンター等への応用が進めら
れている。従来、インクジエツト記録方式に使用される
被記録材としては通常の紙が使用されてきた。しかし、
記録の高速化あるいは多色化などインクジエツト記録機
の性能向上に伴いインクジエツト記録用シートに対して
もより高度な特性が要求されてきている。すなわち第１
にインクの吸収速度が大きいこと、第２にインクドツト
の径が必要以上に大きくならないこと、第３にインクド
ツトの形状が真円に近いこと等である。
これらの要求を満たすため、インク吸収性材料として、
ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルピロリドン等を用いるなど、種々の検討がなされてい
るが、実用レベルの要求に遠くおよばないというのが現
状である。
ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルピロリドン等を用いるなど、種々の検討がなされてい
るが、実用レベルの要求に遠くおよばないというのが現
状である。
C. 本発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、前記のような諸要求を満足させ、特に
インク吸収性および記録画像の鮮明性にすぐれたインク
ジエツト記録用シートを提供することにある。
インク吸収性および記録画像の鮮明性にすぐれたインク
ジエツト記録用シートを提供することにある。
本発明の更にもう一つの目的は、スライドやOHP等の光
学機器により記録画像をスクリーン等へ投影することに
より観察に用いるもの、あるいはカラーデイスプレイ等
の透過光観測用に用いることのできる透明性にすぐれた
インクジエツト記録用シートを提供することにある。
学機器により記録画像をスクリーン等へ投影することに
より観察に用いるもの、あるいはカラーデイスプレイ等
の透過光観測用に用いることのできる透明性にすぐれた
インクジエツト記録用シートを提供することにある。
D. 問題点を解決するための手段 本発明者らは上記の問題点を解決し、上述の目的を達成
すべく鋭意検討した結果、支持基体中および／または表
面にインク吸収層を有するインクジエツト記録用シート
において、該吸収層が下記一般式（Ｉ）〜（Ｖ） 〔ここで、R1、R2は水素原子またはメチル基、R3は炭素
数８以下のアルキル基（置換基を含んでもよい）、R4は
炭素数４以下のアルキル基または Ａは５〜６員環を形成する基（酸素、チツ素原子を含ん
でもよい）を示す。〕 よりなる群から選ばれた１種または２種以上の単位より
なる重合体あるいは該重合体とポリビニルアルコール系
重合体（以下ポリビニルアルコールをPVAと略記する）
を含有することを特徴とするインクジエツト記録用シー
トは、インク吸収性に優れ、かつ記録画像の鮮明性に優
れたインクジエツト記録用シートであることを見出し本
発明を完成するに到つたものである。
すべく鋭意検討した結果、支持基体中および／または表
面にインク吸収層を有するインクジエツト記録用シート
において、該吸収層が下記一般式（Ｉ）〜（Ｖ） 〔ここで、R1、R2は水素原子またはメチル基、R3は炭素
数８以下のアルキル基（置換基を含んでもよい）、R4は
炭素数４以下のアルキル基または Ａは５〜６員環を形成する基（酸素、チツ素原子を含ん
でもよい）を示す。〕 よりなる群から選ばれた１種または２種以上の単位より
なる重合体あるいは該重合体とポリビニルアルコール系
重合体（以下ポリビニルアルコールをPVAと略記する）
を含有することを特徴とするインクジエツト記録用シー
トは、インク吸収性に優れ、かつ記録画像の鮮明性に優
れたインクジエツト記録用シートであることを見出し本
発明を完成するに到つたものである。
本発明において用いられる重合体は下記一般式（VI）〜
（Ｖ）よりなる群から選ばれた１種または２種以上の単
量体をラジカル重合開始剤存在下で重合させることによ
り得ることができる。
（Ｖ）よりなる群から選ばれた１種または２種以上の単
量体をラジカル重合開始剤存在下で重合させることによ
り得ることができる。
〔ここで、R1、R2は水素原子またはメチル基、R3は炭素
数８以下のアルキル基（置換基を含んでもよい）、R4は
炭素数４以下のアルキル基または Ａは５〜６員環を形成する基（酸素、チツ素原子を含ん
でもよい）を示す。〕 本方法において使用される上述の単量体のうち（VI）式
で表わされる単量体の具体例としては例えば、Ｎ−メチ
ル（メタ）アクリルアミド、Ｎ−エチル（メタ）アクリ
ルアミド、Ｎ−メトキシメチル（メタ）アクリルアミ
ド、Ｎ−ブトキシメチル（メタ）アクリルアミド、ジア
セトン（メタ）アクリルアミド、N,N−ジメチル（メ
タ）アクリルアミド、N,N−ジエチル（メタ）アクリル
アミド、Ｎ−メチル−Ｎ−エチル（メタ）アクリルアミ
ド等が挙げられる。
数８以下のアルキル基（置換基を含んでもよい）、R4は
炭素数４以下のアルキル基または Ａは５〜６員環を形成する基（酸素、チツ素原子を含ん
でもよい）を示す。〕 本方法において使用される上述の単量体のうち（VI）式
で表わされる単量体の具体例としては例えば、Ｎ−メチ
ル（メタ）アクリルアミド、Ｎ−エチル（メタ）アクリ
ルアミド、Ｎ−メトキシメチル（メタ）アクリルアミ
ド、Ｎ−ブトキシメチル（メタ）アクリルアミド、ジア
セトン（メタ）アクリルアミド、N,N−ジメチル（メ
タ）アクリルアミド、N,N−ジエチル（メタ）アクリル
アミド、Ｎ−メチル−Ｎ−エチル（メタ）アクリルアミ
ド等が挙げられる。
また（VII）式で表わされる単量体の具体例としては例
えば、Ｎ−（メタ）アクリロイルモルホリン、Ｎ−（メ
タ）アクリロイルピロリジン、Ｎ−ビニルイミダゾリド
ン等が挙げられる。
えば、Ｎ−（メタ）アクリロイルモルホリン、Ｎ−（メ
タ）アクリロイルピロリジン、Ｎ−ビニルイミダゾリド
ン等が挙げられる。
また（VIII）式で表わされる単量体の具体例としては例
えば、Ｎ−ビニルアセトアミド、Ｎ−ビニル−Ｎ−メチ
ルアセトアミド、Ｎ−ビニル−Ｎ−エチルアセトアミド
等が挙げられる。
えば、Ｎ−ビニルアセトアミド、Ｎ−ビニル−Ｎ−メチ
ルアセトアミド、Ｎ−ビニル−Ｎ−エチルアセトアミド
等が挙げられる。
また（IX）式で表わされる単量体の具体例としては例え
ば、Ｎ−ビニルサクシンイミド、Ｎ−ビニルグルタルア
ミド等が挙げられる。
ば、Ｎ−ビニルサクシンイミド、Ｎ−ビニルグルタルア
ミド等が挙げられる。
また（Ｘ）式で表わされる単量体の具体例としては例え
ば、ビニルメチルスルホン、ビニルジメチルスルホンア
ミド等が挙げられる。
ば、ビニルメチルスルホン、ビニルジメチルスルホンア
ミド等が挙げられる。
上述の（VI）〜（Ｘ）式で表わされる単量体において、
工業的製造の容易性あるいはインク吸収性の点で、（V
I）あるいは（VIII）が好ましく用いられる。
工業的製造の容易性あるいはインク吸収性の点で、（V
I）あるいは（VIII）が好ましく用いられる。
また、上述の単量体の重合を実施する際には、これらの
他に、他の共重合性単量体、例えば、エチレン、プロピ
レン、スチレン、アルキルビニルエーテル、バーサチツ
ク酸ビニル、（メタ）アクリルアミド、（メタ）アクリ
ル酸、無水マレイン酸、クロトン酸、イタコン酸、フマ
ル酸等の不飽和酸およびそのアルキルエステル、アルカ
リ酸、トリメチル−３−（１−（メタ）アクリルアミド
−1,1−ジメチルプロピル）アンモニウムクロライド、
トリメチル−３−（１−（メタ）アクリルアミド−1,1
−ジメチルエチル）アンモニウムクロライド、トリメチ
ル−３−（１−（メタ）アクリルアミドプロピル）アン
モニウムクロライド、Ｎ−ビニルイミダゾール、Ｎ−ビ
ニル−Ｎ−メチルイミダゾールおよびこれらの４級化物
等のアミノ基あるいはアンモニウム塩基を有する単量体
を少量併用使用することもできる。
他に、他の共重合性単量体、例えば、エチレン、プロピ
レン、スチレン、アルキルビニルエーテル、バーサチツ
ク酸ビニル、（メタ）アクリルアミド、（メタ）アクリ
ル酸、無水マレイン酸、クロトン酸、イタコン酸、フマ
ル酸等の不飽和酸およびそのアルキルエステル、アルカ
リ酸、トリメチル−３−（１−（メタ）アクリルアミド
−1,1−ジメチルプロピル）アンモニウムクロライド、
トリメチル−３−（１−（メタ）アクリルアミド−1,1
−ジメチルエチル）アンモニウムクロライド、トリメチ
ル−３−（１−（メタ）アクリルアミドプロピル）アン
モニウムクロライド、Ｎ−ビニルイミダゾール、Ｎ−ビ
ニル−Ｎ−メチルイミダゾールおよびこれらの４級化物
等のアミノ基あるいはアンモニウム塩基を有する単量体
を少量併用使用することもできる。
本発明に用いられる重合体は単独であるいは、他の水溶
性あるいは水分散性樹脂と併用して使用することもでき
る。併用使用できる他の水溶性あるいは水分散性樹脂と
しては、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、
カチオン化でん粉、アラビアゴム、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、ポ
リアミド樹脂、メラミン樹脂、PVA、ポリ（メタ）アク
リルアミド、ポリビニルピロリドン等のノニオン性水溶
性樹脂、CMC、ポリ（メタ）アクリル酸ナトリウム、ア
ニオン変性PVA、アルギン酸ナトリウム、水溶性ポリエ
ステル等のアニオン性水溶性樹脂、ポリエチレンイミ
ン、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン、ポリアリル
アミンスルホン共重合体あるいはこれらのアンモニウム
塩、カチオン化でん粉、カチオン化ポリ（メタ）アクリ
ルアミド、カチオン変性PVA、カチオン化ポリアミド樹
脂等のカチオン性水溶性樹脂、SBRラテツクス、NBRラテ
ツクス、酢酸ビニル系エマルジヨン、エチレン／酢酸ビ
ニル共重合体エマルジヨン、（メタ）アクリルエステル
系エマルジヨン、塩化ビニル系エマルジヨン等の水分散
性樹脂が挙げられる。
性あるいは水分散性樹脂と併用して使用することもでき
る。併用使用できる他の水溶性あるいは水分散性樹脂と
しては、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、
カチオン化でん粉、アラビアゴム、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、ポ
リアミド樹脂、メラミン樹脂、PVA、ポリ（メタ）アク
リルアミド、ポリビニルピロリドン等のノニオン性水溶
性樹脂、CMC、ポリ（メタ）アクリル酸ナトリウム、ア
ニオン変性PVA、アルギン酸ナトリウム、水溶性ポリエ
ステル等のアニオン性水溶性樹脂、ポリエチレンイミ
ン、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン、ポリアリル
アミンスルホン共重合体あるいはこれらのアンモニウム
塩、カチオン化でん粉、カチオン化ポリ（メタ）アクリ
ルアミド、カチオン変性PVA、カチオン化ポリアミド樹
脂等のカチオン性水溶性樹脂、SBRラテツクス、NBRラテ
ツクス、酢酸ビニル系エマルジヨン、エチレン／酢酸ビ
ニル共重合体エマルジヨン、（メタ）アクリルエステル
系エマルジヨン、塩化ビニル系エマルジヨン等の水分散
性樹脂が挙げられる。
上述の併用可能なポリマーの中で特に未変性PVAまたは
各種変性PVAを含むPVA系重合体はインクドツトの径を必
要以上に大きくしない点で併用ポリマーとしては最も好
ましいものである。
各種変性PVAを含むPVA系重合体はインクドツトの径を必
要以上に大きくしない点で併用ポリマーとしては最も好
ましいものである。
これらの水溶性あるいは水分散性樹脂を本発明において
用いられる重合体と併用して使用する場合の併用割合と
しては、重量割合で〔本発明の重合体／他の水溶性、水
分散性樹脂〕＝1/2〜9/1、より好ましくは1/1〜9/1の範
囲で使用される。上述の併用割合が1/2より小さい（本
発明の重合体がより少ない）場合、インク吸収性が低下
し、9/1より大きい（本発明の重合体がより多い）場合
には、インクドツト系を必要以上に大きくしないという
点での効果が得られない。
用いられる重合体と併用して使用する場合の併用割合と
しては、重量割合で〔本発明の重合体／他の水溶性、水
分散性樹脂〕＝1/2〜9/1、より好ましくは1/1〜9/1の範
囲で使用される。上述の併用割合が1/2より小さい（本
発明の重合体がより少ない）場合、インク吸収性が低下
し、9/1より大きい（本発明の重合体がより多い）場合
には、インクドツト系を必要以上に大きくしないという
点での効果が得られない。
また、本発明において用いられる重合体は、シリカ、ク
レー、タルク、ケイソク土、ゼオライト、炭酸カルシウ
ム、アルミナ、酸化亜鉛、サテンホワイト等の充填材と
併用して使用することもできる。この場合の併用割合と
しては透明性にすぐれた記録シートとそれ以外の場合と
で異なるが、通常本発明の重合体／充填材が、重量比で
1/100〜100/1、好ましくは5/100〜100/5の範囲から選ば
れる。
レー、タルク、ケイソク土、ゼオライト、炭酸カルシウ
ム、アルミナ、酸化亜鉛、サテンホワイト等の充填材と
併用して使用することもできる。この場合の併用割合と
しては透明性にすぐれた記録シートとそれ以外の場合と
で異なるが、通常本発明の重合体／充填材が、重量比で
1/100〜100/1、好ましくは5/100〜100/5の範囲から選ば
れる。
本発明で用いられる支持基体としては、透明性、不透明
性の従来高知の支持基体がいずれも使用できる。
性の従来高知の支持基体がいずれも使用できる。
透明性支持基体としては、例えばポリエステル、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート、
酢酸セルロース、ポリカーボネート、ポリイミド、セロ
ハン、セルロイド等のフイルム、シートあるいは透明性
の高い紙等が挙げられる。
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート、
酢酸セルロース、ポリカーボネート、ポリイミド、セロ
ハン、セルロイド等のフイルム、シートあるいは透明性
の高い紙等が挙げられる。
不透明性支持基体としては、例えば一般の紙、顔料コー
ト紙、布、木材、金属板、合成紙、不透明化処理した合
成樹脂系フイルムあるいはシート等が挙げられる。
ト紙、布、木材、金属板、合成紙、不透明化処理した合
成樹脂系フイルムあるいはシート等が挙げられる。
本発明の目的の一つである透明性にすぐれたインクジエ
ツト記録シートの場合には透明性支持基体が用いられ
る。
ツト記録シートの場合には透明性支持基体が用いられ
る。
本発明において支持基体中および／または表面に本発明
において用いられる重合体を含有するインク吸収層を形
成せしめる方法としては上述の重合体単独水溶液または
これと他の水溶性または水分散性樹脂、あるいは重合体
と充填材との混合物水溶液あるいは水分散液をサイズプ
レス、エアーナイフコーター、ロールコーター、バーコ
ーター、ブレードコーター等通常のコーテイング方法に
よつて支持基体中に含浸するか、支持基体の上表面ある
いは上表面と下表面との両表面上にコート層を形成せし
める等の方法が使用できる。
において用いられる重合体を含有するインク吸収層を形
成せしめる方法としては上述の重合体単独水溶液または
これと他の水溶性または水分散性樹脂、あるいは重合体
と充填材との混合物水溶液あるいは水分散液をサイズプ
レス、エアーナイフコーター、ロールコーター、バーコ
ーター、ブレードコーター等通常のコーテイング方法に
よつて支持基体中に含浸するか、支持基体の上表面ある
いは上表面と下表面との両表面上にコート層を形成せし
める等の方法が使用できる。
また支持基体が紙である場合には抄紙時に上記水溶液あ
るいは水分散液を内添する方法も使用しうる。
るいは水分散液を内添する方法も使用しうる。
本発明のインクジエツト記録用シート中の前述の重合体
の含有量としては特に制限はないが、通常0.1〜200g/m2
好ましくは１〜100g/m2が用いられる。
の含有量としては特に制限はないが、通常0.1〜200g/m2
好ましくは１〜100g/m2が用いられる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、
本発明はこれによつて限定されるものではない。尚実施
例中、特にことわりのないかぎり、「％」及び「部」は
重量基準を表わす。
本発明はこれによつて限定されるものではない。尚実施
例中、特にことわりのないかぎり、「％」及び「部」は
重量基準を表わす。
なお実施例中の諸物性の測定方法を以下に示す。
（１） インクジエツト記録方法 60μｍの吐出オリフイス径のオンデイマンド型インクジ
エツト記録ヘツドを有する記録装置を用い、下記４色の
インクを用いてカラーインクジエツト記録を行い、記録
特性の評価を行つた。
エツト記録ヘツドを有する記録装置を用い、下記４色の
インクを用いてカラーインクジエツト記録を行い、記録
特性の評価を行つた。
イエローインク（組成） C.I.アシツドイエロー2.3 ２部 ジエチレングリコール 30部 水 70部 マゼンタインク（組成） C.I.アシツドレツド32 ２部 ジエチレングリコール 30部 水 70部 シアンインク（組成） C.I.ダイレクトブルー86 ２部 ジエチレングリコール 30部 水 70部 ブラツクインク（組成） C.I.ダイレクトブラツク19 ２部 ジエチレングリコール 30部 水 70部 （２） インク吸収速度 インクジエツト記録後、一定時間ごとに記録シート上の
印字を指でこすり、印字部分が変化しなくなるまでの時
間を測定した。時間が短かいほどインク吸収速度が大で
ある。
印字を指でこすり、印字部分が変化しなくなるまでの時
間を測定した。時間が短かいほどインク吸収速度が大で
ある。
（３） にじみ度 印字ドツトの直径を実体顕微鏡で測定し、インク滴の何
倍になつたかを示した。倍率が低いほどにじみが少ない
ことを示す。
倍になつたかを示した。倍率が低いほどにじみが少ない
ことを示す。
（４） 透明度 インクジエツト記録用シートの非印字部分の可視光線透
過率（％）を、500nmの波長の可視光線を用いて分光光
度計で測定した。この透過率をもつて透明度とする。透
過率が大である程、透明性が高いことを示す。
過率（％）を、500nmの波長の可視光線を用いて分光光
度計で測定した。この透過率をもつて透明度とする。透
過率が大である程、透明性が高いことを示す。
実施例１〜４ 厚さ50μｍ、透明度95％のポリエステルシート上に、第
１表に示す如き単量体をラジカル重合して得られる重合
体の10％水溶液を乾燥後の塗布量が15g/m2となるよう塗
布し乾燥してインクジエツト記録用シートを得た。この
シートのインク吸収速度、にじみ度、透明度を第１表に
併せて示す。
１表に示す如き単量体をラジカル重合して得られる重合
体の10％水溶液を乾燥後の塗布量が15g/m2となるよう塗
布し乾燥してインクジエツト記録用シートを得た。この
シートのインク吸収速度、にじみ度、透明度を第１表に
併せて示す。
実施例５〜８ 実施例１〜４で用いられた重合体単独にかえてこれらと
重合度1750、けん化度88モル％のPVAとの1/1混合物を用
いる以外は実施例１〜４と同様に行つた。結果を併せて
第１表に示す。
重合度1750、けん化度88モル％のPVAとの1/1混合物を用
いる以外は実施例１〜４と同様に行つた。結果を併せて
第１表に示す。
比較例１〜５ 実施例１で用いられた重合体にかえて以下に示す樹脂を
用いる以外は実施例１と同様に行つた。結果を併せて第
１表に示す。
用いる以外は実施例１と同様に行つた。結果を併せて第
１表に示す。
比較例１で用いた樹脂：重合度1750、けん化度98.5モル
％のPVA。
％のPVA。
比較例２で用いた樹脂：ポリビニルピロリドン。
比較例３で用いた樹脂：ポリビニルピロリドンと重合度
1750、けん化度88モル％のPVAの等量混合物。
1750、けん化度88モル％のPVAの等量混合物。
比較例４で用いた樹脂：ポリアクリルアミド 比較例５で用いた樹脂：ポリアクリルアミドと重合度17
50、けん化度88モル％のPVAの等量混合物。
50、けん化度88モル％のPVAの等量混合物。
実施例９〜12 支持基体としてアート紙を用い、第２表に示す如き単量
体のラジカル重合体を用いる以外は実施例１と同様に行
つた。結果を併せて第２表に示す。
体のラジカル重合体を用いる以外は実施例１と同様に行
つた。結果を併せて第２表に示す。
実施例13〜16 実施例９〜12で用いられた重合体単独にかえて、これら
と重合度1750、けん化度80モル％のPVAとの2/1混合物を
用いる以外は実施例９〜12と同様に行つた。結果を併せ
て第２表に示す。
と重合度1750、けん化度80モル％のPVAとの2/1混合物を
用いる以外は実施例９〜12と同様に行つた。結果を併せ
て第２表に示す。
実施例17〜19、比較例６〜７ 実施例９で用いられた重合体単独に代えて、これと重合
度1750、けん化度80モル％のPVAとの種々の重量割合の
混合物を用いる以外は、実施例９と同様に行つた。結果
を併せて第２表に示す。
度1750、けん化度80モル％のPVAとの種々の重量割合の
混合物を用いる以外は、実施例９と同様に行つた。結果
を併せて第２表に示す。
実施例20 支持基体として上質紙を用い、実施例１で用いられた重
合体を用いた下記組成の塗工液を乾燥固形分が20g/m2と
なるようにバーコーターにより塗布し乾燥して記録用シ
ートを得た。このシートのインク吸収速度、にじみ度を
第３表に示す。
合体を用いた下記組成の塗工液を乾燥固形分が20g/m2と
なるようにバーコーターにより塗布し乾燥して記録用シ
ートを得た。このシートのインク吸収速度、にじみ度を
第３表に示す。
比較例８ 実施例20において用いられた重合体にかえて重合度175
0、けん化度98.5モル％のPVAを用いる以外は実施例20と
同様に行つた。結果を併せて第３表に示す。
0、けん化度98.5モル％のPVAを用いる以外は実施例20と
同様に行つた。結果を併せて第３表に示す。
実施例21 支持基体として市販のインクジエツト用紙を用い、実施
例14で用いられた重合体混合物を乾燥固形分が1g/m2と
なるようサイズプレスで含浸塗布し記録用シートを得
た。このシートのインク吸収速度、にじみ度を第４表に
示す。
例14で用いられた重合体混合物を乾燥固形分が1g/m2と
なるようサイズプレスで含浸塗布し記録用シートを得
た。このシートのインク吸収速度、にじみ度を第４表に
示す。
比較例９ 実施例21において用いられた変性PVAにかえてポリビニ
ルピロリドンを用いる以外は実施例21と同様に行つた。
結果を併せて第４表に示す。
ルピロリドンを用いる以外は実施例21と同様に行つた。
結果を併せて第４表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−132377（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−134291（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−94380（ＪＰ，Ａ)
Claims (3)
- 【請求項１】支持基体中および／または表面にインク吸
収層を有するインクジエツト記録用シートにおいて、該
吸収層が下記一般式（Ｉ）、（II）、（III）、（IV）
または（Ｖ）よりなる群から選ばれた１種または２種以
上の単位よりなる重合体を含有することを特徴とするイ
ンクジエツト記録用シート。 〔ここで、R1、R2は水素原子またはメチル基、R3は炭素
数８以下のアルキル基（置換基を含んでもよい）、R4は
炭素数４以下のアルキル基または Ａは５〜６員環を形成する基（酸素、チツ素原子を含ん
でもよい）を示す。〕 - 【請求項２】支持基体中および／または表面にインク吸
収層を有するインクジエツト記録用シートにおいて該吸
収層が下記一般式（Ｉ）、（II）、（III）、（IV）ま
たは（Ｖ）よりなる群から選ばれた１種または２種以上
の単位よりなる重合体及びポリビニルアルコール系重合
体を含有することを特徴とするインクジエツト記録用シ
ート。 〔ここで、R1、R2は水素原子またはメチル基、R3は炭素
数８以下のアルキル基（置換基を含んでもよい）、R4は
炭素数４以下のアルキル基または Ａは５〜６員環を形成する基（酸素、チツ素原子を含ん
でもよい）を示す。〕 - 【請求項３】一般式（Ｉ）〜（Ｖ）よりなる群から選ば
れた１種または２種以上の単位よりなる重合体とポリビ
ニルアルコール系重合体との重合配合比率が1/2〜9/1で
ある特許請求の範囲第２項に記載のインクジエツト記録
用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61311084A JPH0729480B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | インクジエツト記録用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61311084A JPH0729480B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | インクジエツト記録用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63162273A JPS63162273A (ja) | 1988-07-05 |
| JPH0729480B2 true JPH0729480B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=18012930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61311084A Expired - Fee Related JPH0729480B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | インクジエツト記録用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729480B2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP61311084A patent/JPH0729480B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63162273A (ja) | 1988-07-05 |
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