JPS63162030A - 造粒装置 - Google Patents

造粒装置

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Publication number
JPS63162030A
JPS63162030A JP30782386A JP30782386A JPS63162030A JP S63162030 A JPS63162030 A JP S63162030A JP 30782386 A JP30782386 A JP 30782386A JP 30782386 A JP30782386 A JP 30782386A JP S63162030 A JPS63162030 A JP S63162030A
Authority
JP
Japan
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opening
rotor
melt
storage tank
rotating rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP30782386A
Other languages
English (en)
Inventor
Motonori Yamaguchi
山口 元紀
Yosuke Yanagida
柳田 洋輔
Takayuki Sakimoto
先本 隆之
Tadashi Imamura
忠 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Steel Chemical Co Ltd
Priority to JP30782386A priority Critical patent/JPS63162030A/ja
Publication of JPS63162030A publication Critical patent/JPS63162030A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は常温固体で力0熱時溶融する物質の造粒装置に
関する。
〔従来の技術〕
各種化学製品においては、造粒は、袋詰め、搬送、計量
混合、再溶解が容易等の利点があり、種々の造粒技術が
知られている。
特に溶融滴下装置と、スチールベルトクーラーを辿み合
わせたロートフオーム・プロセス(冷却固化造粒装置)
に関しては、特開昭55−81116号と特開昭60−
261537号にて公知である。
前者は、流動性材料を押し出す装置として内外筒からな
り、内筒底部にスリットが、外筒には、複数の開口が穿
設され、外筒だけが回転することによって、開口が内筒
のスリットと周期的に重なったときに、ビ容赳虫l夜が
?a下されるようにしたちのである。また、この装置の
開口とスリットは、直接接触して回転するために、エツ
ジ部分が摩耗し易い欠点があるが、これを解決したのが
後者の装置である。即ち、後者の装置では、内筒側スリ
ット部を熱硬化性樹脂で着脱自在に嵌装させることによ
って、エツジ部分の摩耗を防止し、@単に取り替えられ
るようにしたものである。
これら公知の造粒装置は、いずれも外筒を回転させ、内
筒のスリー/ )に滞留している溶融液を回転する外筒
の開口部内に、瞬間的に流入させ、分離してから下方の
冷却スチールベルト上へ滴下するものである。従って溶
融液は、高流動性を保持させておかないと、うま(外筒
の開口部内へ流入しないため、外筒の回転スピードと共
に、その流動性の維持管理が難しい。特に高粘性溶融液
の場合は、粘性を下げるために高温度に保持させるか内
筒内を加圧状態に保持させる必要があり、製品の熱劣化
、或いは加圧ポンプを必要とする等の諸欠点がある。
本発明者等は、かかる従来の諸欠点を解決するために、
逆に外筒を固定し、内筒を回転することを試みたが、従
来のような組合せではあまり効果が認められなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は高粘度で滴下し難い材料や、容易に流動
性となる材料も簡単に高効率で造粒加工できる装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは内筒の形状に工夫をし更に外筒の開口ノズ
ルにも工夫をすることによって、従来の諸欠点が解決で
きることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、加熱溶融液を貯留する貯槽の底部
に、複数の開口部が穿設されてなる貯槽内において、表
面に中心軸と平行な複数の凹溝が穿設された回転ロータ
が外部駆動装置に軸封部を介して連結され、かつ該回転
ロータの回転で貯槽底部の開口部と回転ロータの凹溝が
周期的に重なった時に、溶融液が開口部から滴下するよ
うに配置された構造からなる溶融液滴下装置と、該滴下
装置の下部に位置し開口部から滴下する溶融液の融点以
下の温度に保持させた冷却手段とからなる造粒装置であ
る。
以下本発明を一実施例である添付図面に基づいて詳細に
説明する。本発明の造粒装置は、溶融液の滴下装置と、
その下部に位置した冷却手段とからなり、特に溶融液滴
下装置に特徴を有する。
先ず、加熱溶融液を貯留する貯槽lの形状は、ボックス
状、円筒状、樋状等任意で良いが、適宜内部又は外部に
加熱装置(図示せず)を付属させる。該貯槽の底部2好
ましくは最底部には溶融液の滴下ノズルに相当する複数
の開口部3が穿設されるが、その配列方向は、下部に配
置される冷却手段が、スチールベルトクーラー4の場合
は、該ベルト巾の範囲内に、かつ該ベルトを直角方向又
はある程度の角度をもって横断するように配置する。な
お、開口部3の形状は丸、三角、四角、長方形などでよ
い。また、孔径は、取扱う溶融液の種類、流動性と希望
する造粒の大きさによって適宜選定する。
貯槽内に配置する回転ロータ5は表面に中心軸と平行な
凹溝6が少なくとも1個好ましくは、一定間隔で複数個
穿設されており、前記の貯槽底部2に穿設した複数の開
口部3の配列方向と同一方向で、且つこの開口部に近接
して回転するように、適宜回転数制御機能を存する外部
駆動装置(図示せず)に液密封部(図示せず)を介して
連結される。なお凹d46の形状は凹や凹環任意でよく
、又大きさは少なくとも貯槽底部の開口ノズル3内全容
積より大きくすることが好ましい6回転ロータ5の回転
で、貯槽底部の開口部3と回転ロータ5の凹溝6が周期
的に重なった時に、この凹溝6内に貯め込まれてくる溶
融液がロータの回転にともなって発生する押し込み圧力
を受けて開口部3から滴下するように配置することが重
要である。
又回転ロータ5の凹溝6以外の表面7と開口部3とは、
接触させてもよいが、接触による摩耗を防止するために
小さなりリアランス8を残して近接させるのが好ましく
、クリアランス8の大きさは、溶融液の種類、流動性(
粘性)によって適宜選定すべきであるが、停止時等に熔
融液が滴下しないものであればよく、合成樹脂の場合は
、51謹以内に保持されることが好ましい。
クリアランス8からの溶融液の流下を効率的に阻止する
と同時に凹溝内の溶融液を下方の開口部内へ送り込むた
めには、底部2の開口部の内表面側は、回転ロータ外表
面7の円弧とほぼ同径の円弧状凹部9を形成させるのが
望ましい。
また貯槽底部の開口部出口側先端は、先細りの突出ノズ
ル3°にするのが好ましい。即ち回転ロータの回転によ
って凹溝が)容融液を周期的に開口部3へ押し込ませる
作用を行うがこのとき開口部3が先細りの突出ノズル3
°になっている程圧力充填させ、かつ下部冷却手段へ滴
下させた直後は一瞬間減圧を生しさせて、残留液を減圧
で引き込ませ、滴下溶融液との切れをよくする効果があ
る。
滴下溶融液の冷却手段としては、表面を溶融液の融点以
下の温度に保持させる従来より公知のスチールベルトク
ーラー4を採用することが出来る。
スチールヘルド4を冷却するには、ベルトの裏側から水
又は空気等を吹きつけることなどによりできる。なお冷
却手段はスチールベルトクーラーに限定するものではな
く、例えば他の一例として冷却水の貯槽であって、溶融
液を水中に滴下し粒状化することもできる。
本発明の造粒装置に適用し得るものは、一般に室温で固
体であり加熱によって容易に軟化し、又は溶融液となっ
て流動性を持つような有機化合物である0例えば、ホッ
トメルト接着剤、脂肪酸、高級アルコール、ワックス、
パラフィン、天然および合成樹脂、クマロン樹脂、フェ
ノール樹脂、ポリプロピレン、ゴム用酸化防止剤、食品
などの他、ポリアミド樹脂等に適用できる。
以下本発明の詳細な説明する。
〔実施例〕
・クマロン樹脂(融点130℃)の粒状化を、開口部孔
径ノズルと溶融液の温度を変えることによって実施した
。その時の評価を第1表に示す。
・スチールベルトクーラー(中800 am、走行スピ
ードMaX5 、 6 m/s)の上部位置に下記寸法
からなるクマロン樹脂の溶融滴下装置を設置して行った
・溶融液貯槽ボックス;巾180”X長さ250″′×
高さ300”、底部には、嵌め込み式で開口ノズル孔径
1.51φ、2,01φ、2.5”φ三種類の底板が取
り替えられるようにした。
・貯槽ボックス内には、直径80”φ×長さ180龍の
回転ローターであって表面には、直径1601φからな
る半円弧状凹溝が8本穿設され、液密封部を経由して、
外部電動モーターに連結されている。
・なお、ローター、開口部ノズル間のクリアランス及び
回転数は、最適粒子が出来る状態に設定して実験を行っ
た。
・溶融液滴下装置から滴下したクマロン樹脂は、スチー
ルへルトクーラー上で冷却され造粒製品となる。
・ノズル形状と樹脂温度を変更したときの得られた粒子
の直径D、高さ)4、H/D 、重さg/100個、割
れ易さ等を第1表に示す。
前記実験データから明らかな如くクマロン樹脂の造粒化
には、樹脂溶融温度は、155〜175℃でかつ開口ノ
ズルは2鶴φ以上で突出ノズルが好ましいことが判る。
即ち、樹脂温度が175℃以上であると流動し易いため
に117Dが小さくなり、割れ易い粒子となる。
一方公知技術の内外筒からなり、外筒を回転させて、内
筒からの溶融樹脂を滴下させる場合の最適な樹脂温度は
、170℃以上2oo℃ぐらいが必要であり、本発明装
置の樹脂温度より高温度に保持させなければならない。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したことから明らかな如く、本発明の造
粒装置では固定された溶融液の滴下用開口部3と、表面
に凹溝6が穿設された回転ロータ5との組み合わせから
なるために、溶融液は、回転ロータ5の凹溝6からの押
込圧力が加わって円滑に滴下されるため、溶融液の高流
動化のために高温加熱する必要がない。又、圧力を付加
する必要もない。更に又、回転ロータ5の表面7と開口
部3とは直接接触しないようにすることもできるために
、このようにすれば摩耗の欠点もない等の諸効果を生ず
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部拡大断面図であり
、第2図は開口部の他の実施例の一部拡大断面図である
。 lは貯槽、3は開口部、4はスチールへルトクーラー、
5は回転ロータ、6は凹溝、8はクリアランス、である
。 出1頭人 新日鐵化学株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱溶融液を貯留する貯槽の底部に、複数の開口
    部が穿設されてなる貯槽内において、表面に中心軸と平
    行な複数の凹溝が穿設された回転ロータが外部駆動装置
    に連結され、かつ該回転ロータの回転で貯槽底部の開口
    部と、回転ロータの凹溝が周期的に重なった時に溶融液
    が、開口部から滴下するように配置された構造からなる
    溶融液滴下装置と該滴下装置の下部に位置し開口部から
    滴下する溶融液を固化させるために溶融液の融点以下の
    温度に保持させた冷却手段とからなる造粒装置。
  2. (2)開口部は、先細りのノズルになっている特許請求
    の範囲第1項記載の造粒装置。
  3. (3)開口部の内側周辺は回転ロータ外表面と、ほぼ同
    径の円弧状凹部が形成されている特許請求の範囲第1項
    記載の造粒装置。
  4. (4)冷却手段が冷却されたスチールベルトである特許
    請求の範囲第1項記載の造粒装置。
JP30782386A 1986-12-25 1986-12-25 造粒装置 Pending JPS63162030A (ja)

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JP30782386A JPS63162030A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 造粒装置

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JP30782386A JPS63162030A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 造粒装置

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JPS63162030A true JPS63162030A (ja) 1988-07-05

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ID=17973634

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JP30782386A Pending JPS63162030A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 造粒装置

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JP (1) JPS63162030A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5295799A (en) * 1989-02-13 1994-03-22 Diversey Corporation Pellet forming apparatus
JP2003504192A (ja) * 1999-07-15 2003-02-04 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 溶融物から顆粒を製造する方法
US10040912B2 (en) 2014-01-31 2018-08-07 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Method for granulating polyamide or polyamide composition

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003504192A (ja) * 1999-07-15 2003-02-04 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 溶融物から顆粒を製造する方法
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