JPS63161260A - 外装材の除去方法 - Google Patents
外装材の除去方法Info
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- JPS63161260A JPS63161260A JP30390286A JP30390286A JPS63161260A JP S63161260 A JPS63161260 A JP S63161260A JP 30390286 A JP30390286 A JP 30390286A JP 30390286 A JP30390286 A JP 30390286A JP S63161260 A JPS63161260 A JP S63161260A
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- Japan
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- exterior material
- removal
- cutting blade
- exterior
- exterior materials
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Links
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G23/00—Working measures on existing buildings
- E04G23/006—Arrangements for removing of previously fixed floor coverings
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、老朽建物の改修等に当ってコンクリート構
造物の外壁に用いられた仕上げや漏水防止に用いられた
シーリング材等の外装材を除去する方法に関するもので
ある。
造物の外壁に用いられた仕上げや漏水防止に用いられた
シーリング材等の外装材を除去する方法に関するもので
ある。
[従来の技術]
従来、仕上げ材やシーリング材等の外装材を除去するに
は、(1)削り棒で人力により外装材を削り取る方法、
(2)溶剤を吹き付けて外装材を溶かす方法、(3)ウ
ォータージェットにより高圧水を吹き付けて外装材を剥
ぎ取る方法、(4)サンダーによる電動切削工具を用い
て削り取る方法が行われていた。
は、(1)削り棒で人力により外装材を削り取る方法、
(2)溶剤を吹き付けて外装材を溶かす方法、(3)ウ
ォータージェットにより高圧水を吹き付けて外装材を剥
ぎ取る方法、(4)サンダーによる電動切削工具を用い
て削り取る方法が行われていた。
[発明が解決しようとする問題点]
上記従来の方法のうち、(1)の方法は、作業能率が低
く、かつ削り残しを避けることができず、(2)の方法
は溶剤が飛散し周辺を汚染し、かつ悪臭が発生し、(3
)の方法は大量の水を使用するため使用後の水の処理が
必要であり、また作業の騒音がきわめて大きく、かつ削
り残しが生じ、(4)の方法は作業能率が低い欠点があ
る。これらの欠点を克服するための方法として外装材を
削り取る作業前にこれを加熱して強度を低下させ除去を
容易にすることが考えられるが、この方法は加熱により
強度が下がると同時にきわめて高い粘性を生じ削り取る
工具に粘着するとともに下地コンクリートにも強く粘着
して剥ぎ取れなくなる問題点があった。
く、かつ削り残しを避けることができず、(2)の方法
は溶剤が飛散し周辺を汚染し、かつ悪臭が発生し、(3
)の方法は大量の水を使用するため使用後の水の処理が
必要であり、また作業の騒音がきわめて大きく、かつ削
り残しが生じ、(4)の方法は作業能率が低い欠点があ
る。これらの欠点を克服するための方法として外装材を
削り取る作業前にこれを加熱して強度を低下させ除去を
容易にすることが考えられるが、この方法は加熱により
強度が下がると同時にきわめて高い粘性を生じ削り取る
工具に粘着するとともに下地コンクリートにも強く粘着
して剥ぎ取れなくなる問題点があった。
[問題点を解決するための手段]
上記の問題点を解決するだめのこの発明の手段は、外装
材を加熱した後、加熱部分に超音波振動する切削刃を押
し当てて外装材を剥ぎ取るとともに外装材の下地コンク
リート表面を削るようにした外装材の除去方法からなる
ものである。
材を加熱した後、加熱部分に超音波振動する切削刃を押
し当てて外装材を剥ぎ取るとともに外装材の下地コンク
リート表面を削るようにした外装材の除去方法からなる
ものである。
[実施例]
この発明の実施例について図面を参照して説明する。
まず、第1の実施例について説明すると、第1図におい
て、(1)はコンクリート版(2)上に塗布された厚さ
2〜3mmのエポキシ樹脂系仕上げ材からなる外装材で
1週間放置した後、ガスバーナー(3)によって加熱し
、振動数28.5KH2、振幅15μm1出力150W
の超音波振動器(4)の先端に固定されたホーン(5)
に刃幅35mmの工具鋼からなる切削刃(6)を取付け
、この切削刃(6)を加熱された外装材(1)に押し付
け、切削刃(6)の送り速度を変化させて外装材(1)
の除去作業を行った。その結果、外装材の取り残し状況
は第1表に示すとおりである。
て、(1)はコンクリート版(2)上に塗布された厚さ
2〜3mmのエポキシ樹脂系仕上げ材からなる外装材で
1週間放置した後、ガスバーナー(3)によって加熱し
、振動数28.5KH2、振幅15μm1出力150W
の超音波振動器(4)の先端に固定されたホーン(5)
に刃幅35mmの工具鋼からなる切削刃(6)を取付け
、この切削刃(6)を加熱された外装材(1)に押し付
け、切削刃(6)の送り速度を変化させて外装材(1)
の除去作業を行った。その結果、外装材の取り残し状況
は第1表に示すとおりである。
第1表
(1)を削るだけでなく外装材(1)の下のコンクリー
ト版(2)の表面も削り取るので取り残しがほとんどな
(、外装材を除去することができる。
ト版(2)の表面も削り取るので取り残しがほとんどな
(、外装材を除去することができる。
また、超音波振動体は高粘性材料の粘着性にもかかわら
ず鋭い切断作用を有するので超音波振動を切削刃(6)
に与えることによって外装材(1)が切削刃(6)に粘
着することなく、これを除去することができる。そして
、除去作業に際しては粉塵等の飛散がほとんどなく環境
は非常に良好であり、除去された外装材は冷却して固ま
りべとつきがなくなり容易に回収することができる。
ず鋭い切断作用を有するので超音波振動を切削刃(6)
に与えることによって外装材(1)が切削刃(6)に粘
着することなく、これを除去することができる。そして
、除去作業に際しては粉塵等の飛散がほとんどなく環境
は非常に良好であり、除去された外装材は冷却して固ま
りべとつきがなくなり容易に回収することができる。
つぎに第2の実施例について説明すると、第2図におい
て、(7)はコンクリート(8)に塗られた下地モルタ
ルで、その上に厚さ2mmのエポキシ樹脂系仕上げ材か
らなる外装材(9)が塗布されている。外装材除去装置
は、加熱板(10)を有するアイロン型電熱器(11)
と振動数28.5KH71振幅15μm1出力500W
の超音波振動器(12)の先端に固定されたホーン(1
3)に刃幅150mmの工具鋼からなる切削刃(14)
を取付けた超音波切削機(15)とを把手(16)で連
結したものである。
て、(7)はコンクリート(8)に塗られた下地モルタ
ルで、その上に厚さ2mmのエポキシ樹脂系仕上げ材か
らなる外装材(9)が塗布されている。外装材除去装置
は、加熱板(10)を有するアイロン型電熱器(11)
と振動数28.5KH71振幅15μm1出力500W
の超音波振動器(12)の先端に固定されたホーン(1
3)に刃幅150mmの工具鋼からなる切削刃(14)
を取付けた超音波切削機(15)とを把手(16)で連
結したものである。
この外装材除去装置を使用するには、電熱器(11)に
通電して加熱板(10)を加熱し把手(16)を持って
外装材(9)に押し当ててこれを加熱した状態で超音波
切削m (15)の切削刃(14)を外装材(9)に対
してやや斜めに押し当てて削るようにする。この装置を
使用して外装材(9)を除去する場合の加熱温度は20
0℃、最適の切削刃の送り速度は2m/分であり、その
ときの作業能率は12〜18m2/時間である。これを
従来のウォータージェットおよびサンダーによる除去方
法と比較すると第2表のとおりである。
通電して加熱板(10)を加熱し把手(16)を持って
外装材(9)に押し当ててこれを加熱した状態で超音波
切削m (15)の切削刃(14)を外装材(9)に対
してやや斜めに押し当てて削るようにする。この装置を
使用して外装材(9)を除去する場合の加熱温度は20
0℃、最適の切削刃の送り速度は2m/分であり、その
ときの作業能率は12〜18m2/時間である。これを
従来のウォータージェットおよびサンダーによる除去方
法と比較すると第2表のとおりである。
第2表
第2表のウォータージェットの仕様は次のとおりである
。
。
第3表
第2表によれば、第2実施例の方法によるとサンダーで
除去したと同程度の除去状態の仕上げ面をウォータージ
ェットで行う場合の3〜5倍の能率で行うことができる
ことが理解できる。
除去したと同程度の除去状態の仕上げ面をウォータージ
ェットで行う場合の3〜5倍の能率で行うことができる
ことが理解できる。
なお、除去作業に際しては電熱器(11)の温度を調節
して外装材(9)の軟化に最適の温度で加熱することが
でき、かつガスバーナーのように炎が出ず風の影響もな
いので安全である。
して外装材(9)の軟化に最適の温度で加熱することが
でき、かつガスバーナーのように炎が出ず風の影響もな
いので安全である。
[発明の効果]
この発明は、(1)切削刃に外装材が粘着することがな
いとともに取り残しが発生せず、(2)サンダーによる
除去方法と比べると10倍以上作業能率が増大し、ウォ
ータージェットによりサンダー仕上げと同等の除去面を
得る除去方法と比べて数倍作業能率が増大し、(3)下
地コンクリート面が外装材と同時に削られて新たな表面
となるので次に施工される外装材の付着性が良好であり
、(4)ウォータージェットによる方法のような騒音や
溶剤による方法のような悪臭等の公害を発生せず、(5
)ウォータージェットのような大量の水を出さないので
その処理の必要がなく、また除去した外装材の回収が容
易であるという幾多の効果がある。
いとともに取り残しが発生せず、(2)サンダーによる
除去方法と比べると10倍以上作業能率が増大し、ウォ
ータージェットによりサンダー仕上げと同等の除去面を
得る除去方法と比べて数倍作業能率が増大し、(3)下
地コンクリート面が外装材と同時に削られて新たな表面
となるので次に施工される外装材の付着性が良好であり
、(4)ウォータージェットによる方法のような騒音や
溶剤による方法のような悪臭等の公害を発生せず、(5
)ウォータージェットのような大量の水を出さないので
その処理の必要がなく、また除去した外装材の回収が容
易であるという幾多の効果がある。
図面は、この発明の実施例の方法を説明するもので、第
1図は第1実施例の側面図、第2図は第2実施例の側面
図である。 (1)・・・外装材、(2)・・・コンクリート版、(
6)・・・切削刃、(7)・・・下地モルタル、(9)
・・・外装材、(14)・・・切削刃。 代理人 弁理士 坂 井 清 第1図 第2図
1図は第1実施例の側面図、第2図は第2実施例の側面
図である。 (1)・・・外装材、(2)・・・コンクリート版、(
6)・・・切削刃、(7)・・・下地モルタル、(9)
・・・外装材、(14)・・・切削刃。 代理人 弁理士 坂 井 清 第1図 第2図
Claims (1)
- 外装材を加熱した後、加熱部分に超音波振動する切削刃
を押し当てて外装材を剥ぎ取るとともに外装材の下地コ
ンクリート表面を削るようにした外装材の除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30390286A JPS63161260A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 外装材の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30390286A JPS63161260A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 外装材の除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63161260A true JPS63161260A (ja) | 1988-07-04 |
Family
ID=17926641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30390286A Pending JPS63161260A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 外装材の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63161260A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01315560A (ja) * | 1988-06-16 | 1989-12-20 | Tokyo Ootomatsuku Kk | 高速振動を利用した剥離方法及びその装置 |
WO2014065180A1 (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-01 | 株式会社丸高工業 | 剥離装置 |
JP2014084620A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Marutaka Kogyo Inc | 剥離方法 |
-
1986
- 1986-12-22 JP JP30390286A patent/JPS63161260A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01315560A (ja) * | 1988-06-16 | 1989-12-20 | Tokyo Ootomatsuku Kk | 高速振動を利用した剥離方法及びその装置 |
WO2014065180A1 (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-01 | 株式会社丸高工業 | 剥離装置 |
JP2014084620A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Marutaka Kogyo Inc | 剥離方法 |
JP2014084615A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Marutaka Kogyo Inc | 剥離装置 |
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