JPS6316059Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316059Y2 JPS6316059Y2 JP9097987U JP9097987U JPS6316059Y2 JP S6316059 Y2 JPS6316059 Y2 JP S6316059Y2 JP 9097987 U JP9097987 U JP 9097987U JP 9097987 U JP9097987 U JP 9097987U JP S6316059 Y2 JPS6316059 Y2 JP S6316059Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- cassette
- tape cassette
- reel
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は通常のテープカセツト(以下、第1の
テープカセツトという)のリール間距離を狭くし
て外形形状を小型にしたテープカセツト(以下、
第2のテープカセツトという)において、第1の
テープカセツトが使用される機器にも使用できる
ようにするためのカセツトアダプターに関するも
のである。
テープカセツトという)のリール間距離を狭くし
て外形形状を小型にしたテープカセツト(以下、
第2のテープカセツトという)において、第1の
テープカセツトが使用される機器にも使用できる
ようにするためのカセツトアダプターに関するも
のである。
従来の技術
ビデオテープレコーダ等に使用されるテープカ
セツトにおいては、オーデイオ用のコンパクトな
テープカセツト等と比較すると、テープ幅やリー
ル間距離等の規格の関係で、外形形状がかなり大
きく、ポータブルの機器においても、テープカセ
ツトが大きいことから小型化にも限度があり、一
つの大きな問題となつている。
セツトにおいては、オーデイオ用のコンパクトな
テープカセツト等と比較すると、テープ幅やリー
ル間距離等の規格の関係で、外形形状がかなり大
きく、ポータブルの機器においても、テープカセ
ツトが大きいことから小型化にも限度があり、一
つの大きな問題となつている。
また、現状の技術では、画質の問題もあつて、
テープ幅の狭い小型のテープカセツトを作ること
も難しい状態である。
テープ幅の狭い小型のテープカセツトを作ること
も難しい状態である。
このようなことから、テープカセツトの小型化
並びに機器の小型化を図るための手段として、テ
ープ幅は従来からの第1のテープカセツトと同じ
で、リール間距離をその第1のテープカセツトの
約1/2程度にするとともに、テープの量も第1の
テープカセツトのフルサイズのものに比べて1/4
〜1/6程度の量にした小型の第2のテープカセツ
トが考えられるようになつてきた。
並びに機器の小型化を図るための手段として、テ
ープ幅は従来からの第1のテープカセツトと同じ
で、リール間距離をその第1のテープカセツトの
約1/2程度にするとともに、テープの量も第1の
テープカセツトのフルサイズのものに比べて1/4
〜1/6程度の量にした小型の第2のテープカセツ
トが考えられるようになつてきた。
このような小型の第2のテープカセツトによれ
ば、現在の第1のテープカセツトと同等の画質が
得られ、しかもテープカセツト自体の小型化を実
現できるだけでなく、テープカセツトを使用する
機器の小型化も実現することができるのである
が、当然のこととして、テープ量が少なくなるた
め、記録時間が現在の第1のテープカセツトより
短かいものとなつてしまう。この記録時間および
小型化の点を考えた場合、用途等に応じて使用す
るテープカセツトを変えることが望ましく、小型
の第2のテープカセツトに対して、第1のテープ
カセツトとの間で互換性を持つ、すなわち第1の
テープカセツトを使用する機器にも使用可能なこ
とが要求されることとなり、この要求を満足する
ためのカセツトアダプターが必要となつてくる。
ば、現在の第1のテープカセツトと同等の画質が
得られ、しかもテープカセツト自体の小型化を実
現できるだけでなく、テープカセツトを使用する
機器の小型化も実現することができるのである
が、当然のこととして、テープ量が少なくなるた
め、記録時間が現在の第1のテープカセツトより
短かいものとなつてしまう。この記録時間および
小型化の点を考えた場合、用途等に応じて使用す
るテープカセツトを変えることが望ましく、小型
の第2のテープカセツトに対して、第1のテープ
カセツトとの間で互換性を持つ、すなわち第1の
テープカセツトを使用する機器にも使用可能なこ
とが要求されることとなり、この要求を満足する
ためのカセツトアダプターが必要となつてくる。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら従来のカセツトアダプターにおい
てはガードパネルが不透明なので、第2のテープ
カセツトの磁気テープが所定のテープガイド位置
まで引出されているかどうか確認できなかつた。
てはガードパネルが不透明なので、第2のテープ
カセツトの磁気テープが所定のテープガイド位置
まで引出されているかどうか確認できなかつた。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本考案は、第1の
テープカセツトよりリール間距離の短かい第2の
テープカセツトを収納するカセツト収納部および
前面開口部を開閉可能なように配設したガードパ
ネルを有し、かつ前記第1のテープカセツトと略
同一寸法の本体ケースと、この本体ケース内に配
設されかつ前記第2のテープカセツトから第1の
テープカセツトのテープ走行位置まで磁気テープ
を引出す引出動作および第2のテープカセツトに
磁気テープを収容する収容動作を行うテープ引出
収容手段と、前記本体ケース内に配設されかつこ
の本体ケース内に収納した第2のテープカセツト
のリールを駆動させるリール駆動手段とを備え、
前記ガードパネルを透明もしくは半透明としたも
のである。
テープカセツトよりリール間距離の短かい第2の
テープカセツトを収納するカセツト収納部および
前面開口部を開閉可能なように配設したガードパ
ネルを有し、かつ前記第1のテープカセツトと略
同一寸法の本体ケースと、この本体ケース内に配
設されかつ前記第2のテープカセツトから第1の
テープカセツトのテープ走行位置まで磁気テープ
を引出す引出動作および第2のテープカセツトに
磁気テープを収容する収容動作を行うテープ引出
収容手段と、前記本体ケース内に配設されかつこ
の本体ケース内に収納した第2のテープカセツト
のリールを駆動させるリール駆動手段とを備え、
前記ガードパネルを透明もしくは半透明としたも
のである。
作 用
本考案は上記した構成によつて、第2のテープ
カセツトの磁気テープが所定のテープガイド位置
まで引き出されているかどうか一目で確認でき
る。
カセツトの磁気テープが所定のテープガイド位置
まで引き出されているかどうか一目で確認でき
る。
実施例
以下、本考案のカセツトアダプターの一実施例
を示す第1図〜第3図の図面を用いて説明する。
を示す第1図〜第3図の図面を用いて説明する。
図において、1は第2のテープカセツトであ
り、この第2のテープカセツト1は、ハーフケー
ス2内に磁気テープを巻取つたリール3,4を回
転自在に支持して収納するとともに、前面側にお
いて磁気テープが外部に表出するような所定の走
行経路を形成することにより構成されている。こ
の第2のテープカセツト1においては、一方のサ
プライ側のリール3はハーフケース2の底部に設
けた窓(図示せず)を通してハーフケース2の底
部側より操作可能で、機器のリール台の先端が内
部の中空部に嵌込んで係止し、また他方のテイク
アツプ側のリール4はハーフケース2に植設され
たリール軸(図示せず)により回転自在に支持さ
れるとともに、外周部にギヤ部4aが形成されて
おり、ハーフケース2の側面の窓を通して前記ギ
ア部4aに噛合する駆動源側のギアにより回転さ
せられることとなる。
り、この第2のテープカセツト1は、ハーフケー
ス2内に磁気テープを巻取つたリール3,4を回
転自在に支持して収納するとともに、前面側にお
いて磁気テープが外部に表出するような所定の走
行経路を形成することにより構成されている。こ
の第2のテープカセツト1においては、一方のサ
プライ側のリール3はハーフケース2の底部に設
けた窓(図示せず)を通してハーフケース2の底
部側より操作可能で、機器のリール台の先端が内
部の中空部に嵌込んで係止し、また他方のテイク
アツプ側のリール4はハーフケース2に植設され
たリール軸(図示せず)により回転自在に支持さ
れるとともに、外周部にギヤ部4aが形成されて
おり、ハーフケース2の側面の窓を通して前記ギ
ア部4aに噛合する駆動源側のギアにより回転さ
せられることとなる。
5はアダプターの本体ケースであり、この本体
ケース5は第1のテープカセツトと同じ外形寸法
をしており、この本体ケース5のカセツト収納部
6内に前記第2のテープカセツト1が装填され
る。また、カセツト収納部6には開閉蓋7が設け
られている。この本体ケース5において、ビデオ
テープレコーダのリール台と対応する位置には、
その一方のリール台の先端に装着可能なリールギ
ヤが回転自在に支持されて配設されるとともに、
他方のリール台の先端に前記第2のテープカセツ
ト1のリール3を装着可能とするための窓5aが
設けられている。前記リールギアにはアイドラギ
ヤが噛合し、このアイドラギヤには前記第2のテ
ープカセツト1のリール4のギヤ部4aが噛合
し、リールギヤの回転により第2のテープカセツ
ト1のリール4が回転して磁気テープを走行させ
る。この本体ケース5には、つり針状のテイクア
ツプ側引出アーム8が軸を中心に回動するように
配設されており、またそのテイクアツプ側引出ア
ーム8の一端には、第2のテープカセツト1の磁
気テープを引掛けて所定の位置まで引出すための
ガイドローラ9が取付けられている。
ケース5は第1のテープカセツトと同じ外形寸法
をしており、この本体ケース5のカセツト収納部
6内に前記第2のテープカセツト1が装填され
る。また、カセツト収納部6には開閉蓋7が設け
られている。この本体ケース5において、ビデオ
テープレコーダのリール台と対応する位置には、
その一方のリール台の先端に装着可能なリールギ
ヤが回転自在に支持されて配設されるとともに、
他方のリール台の先端に前記第2のテープカセツ
ト1のリール3を装着可能とするための窓5aが
設けられている。前記リールギアにはアイドラギ
ヤが噛合し、このアイドラギヤには前記第2のテ
ープカセツト1のリール4のギヤ部4aが噛合
し、リールギヤの回転により第2のテープカセツ
ト1のリール4が回転して磁気テープを走行させ
る。この本体ケース5には、つり針状のテイクア
ツプ側引出アーム8が軸を中心に回動するように
配設されており、またそのテイクアツプ側引出ア
ーム8の一端には、第2のテープカセツト1の磁
気テープを引掛けて所定の位置まで引出すための
ガイドローラ9が取付けられている。
また、本体ケース5のテイクアツプ側引出アー
ム8と相対する位置には、サプライ側引出アーム
10が軸を中心に回動するように配設され、そし
てこのサプライ側引出アーム10の一端にも、前
記テイクアツプ側引出アーム8と同様に、第2の
テープカセツト1の磁気テープを引掛けて所定の
テープガイド位置まで引出すためのガイドローラ
11が取付けられている。このテイクアツプ側引
出アーム8およびサプライ側引出アーム10は、
連動してテープ引出動作およびテープ収容動作を
行う。12は本体ケース5の前面にこの前面開口
部を開閉可能なように配設したガードパネルであ
り、このガードパネル12は両端部の軸を本体ケ
ース5の軸受孔により回動自在に支持している。
このガードパネル12は、透明もしくは半透明に
してあるので、ガードパネル12が閉じている状
態でも、磁気テープを見ることができる。
ム8と相対する位置には、サプライ側引出アーム
10が軸を中心に回動するように配設され、そし
てこのサプライ側引出アーム10の一端にも、前
記テイクアツプ側引出アーム8と同様に、第2の
テープカセツト1の磁気テープを引掛けて所定の
テープガイド位置まで引出すためのガイドローラ
11が取付けられている。このテイクアツプ側引
出アーム8およびサプライ側引出アーム10は、
連動してテープ引出動作およびテープ収容動作を
行う。12は本体ケース5の前面にこの前面開口
部を開閉可能なように配設したガードパネルであ
り、このガードパネル12は両端部の軸を本体ケ
ース5の軸受孔により回動自在に支持している。
このガードパネル12は、透明もしくは半透明に
してあるので、ガードパネル12が閉じている状
態でも、磁気テープを見ることができる。
すなわち、本考案のカセツトアダプターにおい
ては、ガードパネル12を通して、内部の磁気テ
ープの状態を見ることができ、第2のテープカセ
ツト1から磁気テープが引出され所定のテープガ
イド位置で保持されているかどうかの確認をガー
ドパネル12を閉じたままで行うことができ、こ
れによつてテープ引出しが行われていない状態で
磁気記録再生装置に装填されるという誤操作をな
くすことができる。
ては、ガードパネル12を通して、内部の磁気テ
ープの状態を見ることができ、第2のテープカセ
ツト1から磁気テープが引出され所定のテープガ
イド位置で保持されているかどうかの確認をガー
ドパネル12を閉じたままで行うことができ、こ
れによつてテープ引出しが行われていない状態で
磁気記録再生装置に装填されるという誤操作をな
くすことができる。
考案の効果
以上のように本考案のカセツトアダプターによ
れば、内部の磁気テープの状態を一目で判読する
ことができるため、テープ引出しが行われていな
い状態で磁気記録再生装置に装填されるという誤
操作をなくすことができる。
れば、内部の磁気テープの状態を一目で判読する
ことができるため、テープ引出しが行われていな
い状態で磁気記録再生装置に装填されるという誤
操作をなくすことができる。
第1図は本考案の一実施例によるカセツトアダ
プターの外観を示す斜視図、第2図は同カセツト
アダプターの平面図、第3図は同カセツトアダプ
ターのカードパネルを示す平面図である。 1……第2のテープカセツト、2……ハーフケ
ース、3,4……リール、5……本体ケース、6
……カセツト収納部、8……テイクアツプ側引出
アーム、9,11……ガイドローラ、10……サ
プライ側引出アーム、12……ガードパネル。
プターの外観を示す斜視図、第2図は同カセツト
アダプターの平面図、第3図は同カセツトアダプ
ターのカードパネルを示す平面図である。 1……第2のテープカセツト、2……ハーフケ
ース、3,4……リール、5……本体ケース、6
……カセツト収納部、8……テイクアツプ側引出
アーム、9,11……ガイドローラ、10……サ
プライ側引出アーム、12……ガードパネル。
Claims (1)
- 第1のテープカセツトよりリール間距離の短か
い第2のテープカセツトを収納するカセツト収納
部および前面開口部を開閉可能なように配設した
ガードパネルを有し、かつ前記第1のテープカセ
ツトと略同一寸法の本体ケースと、この本体ケー
ス内に配設されかつ前記第2のテープカセツトか
ら第1のテープカセツトのテープガイド位置まで
磁気テープを引出す引出動作および第2のテープ
カセツトに磁気テープを収容する収容動作を行う
テープ引出収容手段と、前記本体ケース内に配設
されかつこの本体ケース内に収納した第2のテー
プカセツトのリールを駆動させるリール駆動手段
とを備え、前記ガードパネルを透明もしくは半透
明としたカセツトアダプター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9097987U JPS6316059Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9097987U JPS6316059Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62202673U JPS62202673U (ja) | 1987-12-24 |
JPS6316059Y2 true JPS6316059Y2 (ja) | 1988-05-09 |
Family
ID=30951342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9097987U Expired JPS6316059Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6316059Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP9097987U patent/JPS6316059Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62202673U (ja) | 1987-12-24 |
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