JPS63159576A - バイアス布の製造方法 - Google Patents

バイアス布の製造方法

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JPS63159576A
JPS63159576A JP30473786A JP30473786A JPS63159576A JP S63159576 A JPS63159576 A JP S63159576A JP 30473786 A JP30473786 A JP 30473786A JP 30473786 A JP30473786 A JP 30473786A JP S63159576 A JPS63159576 A JP S63159576A
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JP
Japan
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cloth
cylindrical
cylindrical cloth
woven
bias
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JP30473786A
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彰宏 佐藤
和弘 越野
秀幸 森
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Ashimori Industry Co Ltd
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Ashimori Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は糸が長さ方向に対して斜行したバイアス布の製
造方法に関するものであって、特に航空機等の構造材と
して使用される複合材の強化材として使用される、炭素
繊維、アラミド繊維、ガラス繊維等の長尺のバイアス布
を製造する方法に関するものである。
従来の技゛術 従来バイアス布を得るためには、たて糸とよこ糸とで通
常に織成した布を斜めに切断していなのであるが、この
方法では長尺のバイアス布を得ることができない。
そこで長尺のバイアス布を得るためには、例えば特開昭
59−22720号公報や、特開昭59−22721号
公報に示されるように、縦口袋織りに織成した筒状布を
螺旋状に切開することが行われていた。
また実公昭61−13578号公報に示されるように、
環状織機で筒状布を織成しながら螺旋状にマーキングし
、これを織り上げた?灸マーキングに沿って螺旋状に切
開してバイアス布を得る方法も知られている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記各公報に示された方法においては、ナ
イロンやポリエステル、ビニロン等の汎用の繊維を使用
して織成された布について適用するには逍しているが、
前述のような炭素繊維等の高強度繊維を使用したバイア
ス布を製造するには適していない。
すなわち、特開昭59−22720号公報や特開昭15
9−22721号公報に記載された方法においては、筒
状布を通常の織機を使用して縦口袋織り組織により織成
するのであるが、前述のような高強度繊維を使用して縦
口袋織り組織により織成すると、筒状布を織成する際に
織耳においてよこ糸が反転するときに強いテンションが
加わり、毛羽が立ち、また目ずれが生じてたて糸密度に
むらが生じる。
また織成された筒状布を引取って切開工程に移行するた
めには、筒状布を偏平に折畳み、これを両面から強く押
えなければならないのであって、織耳においてよこ糸が
歪んだり目ずれを生じなりする。
また実公昭61−13578号公報に記載された方法に
おいては、織成時には筒状布は円筒状を保持しており、
織耳による問題は生じないが、織成された筒状布を引取
るには偏平に強く折畳んだ状態で引取らなければならな
いのであって、その折畳みの際に耳部が形成されること
となり、その耳部の毛羽立ち、歪み、目ずれ等を防止す
ることはできない。
前述のような坑空機等の構造材として使用される複合材
の強化材には、高強度・高弾性の炭素繊維が最も逍して
いるのであるが、前記従来例における間芭点は炭素繊維
を使用した場合に特に著しく、織耳又は織成後に形成さ
れる耳部に欠陥を有しない炭素繊維製のバイアス布を得
ることは、はとんど不可能である。
本発明はかかる事情に経みなされたものであって、環状
織機を使用して織耳を形成することなく筒状布を織成す
ると共に、織成後においても折畳 、みによる耳部を形
成することなく螺旋状に切開し、欠陥を有しないバイア
ス布を得ることを目的とするものである。
問題点を解決する手段 而して本発明は、たて糸とよこ糸とを環状織機により織
成して筒状布を形成し、該筒状布を円筒状を保持したま
ま前記環状織機から引取り、その筒状布を一旦弛ませ、
然る後に該筒状布を再度円筒状に拡開すると共に捩れを
矯正つつその長さ方向に進行せしめながら、螺旋状に切
開することを特徴とするものである。
図面は本発明によりバイアス布を製造する方法を示すも
のである。図面において1は環状織機である。環状織機
1はボビン(図示せず〉から環状に供給されるたて糸2
をベルト3で開き、その開いたたて糸2間にシャトル4
を旋回走行させ、該シャトル4からよこ糸5を織り目6
に供給して円筒状の筒状布7を連続的に織成するように
なっている。
而してこの環状織機1の織り目6.の内側には、織成さ
れる筒状布7の内径にはゾ等しい直径の円筒状の芯木8
が配置されている。該芯体8はその一端が前記織り目6
の内側に位置し、そこから上方に延びており、織り目6
において織成された筒状布7は、芯体8に被さったまま
芯体8の外面に沿って上方に引上げられる。
そして芯体8の外周にはキャタピラ状の引上げ装置9が
複数配置されている。各引上げ装置9は一対の支持ロー
ラー10a、10bと、該支持ローラー108,10b
に掛は渡されたベルト11とよりなり、前記芯体8の周
囲に環状に二段に配置されている。そして上段の引上げ
装置9と下段の引上げ装R9とは、互いに食違った位1
に配置されている。
而して芯木8と引上げ装置りどの間を通過する筒状布7
は、その全周に亙っていずれかの引上げ装置9のベルト
11が当接しており、当該引上げ装置9を回転すること
により芯体8の外面に沿って上方に引上げられるように
なっている。そして前記環状織機1で織成された筒状布
7は、引上げ装置9によって全周に亙って均一に芯体8
の外面に沿って引上げられる。
筒状布7の上方及びその側方には、ガイドローラー12
.13が配置されており、該ガイドローラー12.13
は非常に軽く回転するようになっている。そして引上げ
装置9により引上げられて芯体8の上端から上方に抜は
出た筒状布7は、ガイドローラー12及びガイドローラ
ー13に掛は渡され、図中左方に移送される。
而してガイドローラー12及びガイドローラー13に掛
けられた筒状布7は偏平に畳まれるが、ガイドローラー
12とガイドローラー13との間の筒状布7部分に弛み
を形成し、これらの部分の筒状布7に力をかけないよう
にして、筒状布7に折畳みによって耳部が形成されるの
を防止している。
ガイドローラー13の下方には前記芯体8と同様の芯木
14が設けられており、ガイドローラー13を通過した
筒状布7は芯体14の上方から被せられ、再び円筒状に
拡開される。
芯体14の上部外方には、複数の捩れ矯正ローラー15
が環状に配置されている。該捩れ矯正ローラー15は筒
状布7の外面に当接して回転し、筒状布7を芯体14の
外面に沿って下方に引下げると共に、センサー16で筒
状布7の捩れを検出すると図面に示すように捩れ矯正ロ
ーラー15の回転軸を傾斜させ、筒状布7を斜めに引下
げることにより筒状布7の捩れを矯正し、芯体14に被
さった筒状布7を常に捩れがない状態に維持するように
なっている。
]7はカッターであって、芯体14の周囲を回転し、筒
状布7を螺旋状に切開するようになっている。そして切
開されたバイアス布18は、これも芯体14の周囲を回
転する巻取りローラー19に巻取られる。
作用 本発明においては、筒状布7は環状織機1で織成される
ので織耳が形成されることがなく、またその環状織機1
で織成された筒状布7は、円筒状を維持したまま引上げ
られるので、折畳みによる耳部も形成されることがない
而して円筒状に引上げられた筒状布7は一旦弛みが形成
されるので、環状織機1において織成にトラブルが生じ
たような場合には、その弛み分だけ筒状布7を後退させ
ることができ、トラブルを解消することができる。また
弛みを形成することにより、図面に示すように筒状布7
の進行方向を変更する場合においても、ガイドローラー
12゜13において筒状布7に強い力が加わることがな
く、耳部が形成されることがない。
またその後筒状布7を拡開すると共に筒状布7の捩れを
矯正するので、拡開された筒状布7は円筒状に保持され
ると共に長さ方向に真直ぐ延びる。
従ってこれを螺旋状に切開することにより、バイアス布
18における糸の角度を正しい角度に保つことができる
なお本発明においては、筒状布7の弛みの大きさを一定
の大きさに保ちつつ筒状布7を連続的に進行させ、且つ
連続的に切開してバイアス布18を得ることもできるが
、環状織機1で織成した筒状布7を一旦弛み部分に蓄積
し、それを間欠的に進行させながら切開してバイアス布
18とすることもできる。
また図面の例においては環状織機1で織成した筒状布7
を上方に引上げ、次いでこれを側方に移送し、然る後下
降させながら捩れを矯正し、切開しているが、筒状布7
を連続的に上方に引上げながら、環状織機1の上方にお
いて捩れの矯正及び切開を行うことも可能である。ただ
この場合においても、その途中に弛み部分を形成すべき
ことは同様である。
発明の効果 本発明によれば、筒状布7を螺旋状に切開するので長尺
のバイアス布18が得られる。また筒状布7を環状織機
1で織成するので、筒状布7に織耳が形成されることが
なく、またその後の工程においても途中に弛みを形成し
、強く折畳むことなくそのまま切開工程に移行するので
、折畳みによる耳部が形成されることもない。
従って筒状布7の耳による毛羽立ちや糸の歪み、密度む
ら、目ずれ等の欠陥が生じることがなく、全長に亙って
均一で欠陥の無いバイアス布18を得ることができる。
また筒状布7を切開するに先立って筒状布7を円筒状に
拡開し、その捩れを矯正するので、捩れがなく正しい状
態で切開されることとなり、糸が正しい方向に延び、且
つ幅も一定のバイアス布18を得ることができるのであ
る。
従って本発明により、炭素繊維、アラミド繊維、ガラス
繊維等の高強度繊維を使用して、長尺で均−且つ正しい
組織のバイアス布18を製造することができ、航空機等
の構造材として使用する複合材の強化材として、極めて
優れたものが得られるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明を実施する状態を示す正面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 たて糸(2)よこ糸(5)とを環状織機(1)によ
    り織成して筒状布(7)を形成し、該筒状布(7)を円
    筒状を保持したまま前記環状織機(1)から引取り、そ
    の筒状布(7)を一旦弛ませ、然る後に該筒状布(7)
    を再度円筒状に拡開すると共に捩れを矯正しつつその長
    さ方向に進行せしめながら、螺旋状に切開することを特
    徴とする、バイアス布の製造方法
JP30473786A 1986-12-19 1986-12-19 バイアス布の製造方法 Expired - Fee Related JPH07103513B2 (ja)

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