JPS63158707A - 口金取付体およびこれを用いた電球口金形蛍光ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は口金取付体およびこれを用いた電球口金形蛍光
ランプに関するものである。

従来の技術 近年、発光管を安定器、点灯装置と一体化し、口金取付
体を介して電球口金を設けることにより、電球ソケット
にそのまま差し込んで使用できる電球口金形蛍光ランプ
が製品化されている。

ところで、一般に電球口金としてはねじ込み口金とパイ
ヨネット（Ｂａｙｏｎｅ　ｔ）口金との二種類が主流を
なしており、電球口金形蛍光ランプにおいて、これらに
対応させるには二種類の口金取付体を製作用意しなけれ
ばならなかった。

発明が解決しようとする問題点 このため、口金取付体の金型の制作コストのアップ、部
品コストのアップ、部品管理コストのアップ等の問題が
発生していた。

本発明はこのような問題点にかんがみてなされたもので
あり、複数種の電球口金に対して兼用できる口金取付体
と、これを用いた電球口金形蛍光ランプを提供するもの
である。

問題点を解決するための手段 本発明の口金取付体は、皿状部またはカップ状部とこの
皿状部またはカップ状部の中央に突出して形成した筒状
部とからなり、前記筒状部の内側に相対向して隔壁を設
ける一方、口金が取り付けられるための前記筒状部の外
債にねじ部を形成し、かつ前記間隔壁の間に位置する前
記筒状部の部分を切り欠いてなるものである。

また、本発明の電球口金形蛍光ランプは、皿状部とこの
皿状部の中央に突出して形成した筒状部とからなる口金
取付体のｒｉ＃Ｏ部にキャップを固着し、このキャップ
に発光管を支持するとともに、前記筒状部の内側に相対
向して隔壁を設ける一方、前記筒状部の外側にねじ部を
形成し、かつ前記間隔壁の間に位置する前記筒状部の部
分を切り欠いてなり、前記筒状部の外側に口金を固着し
たものである。

さらに、本発明の電球口金形蛍光ランプは、カップ状部
とこのカップ状部の中央に突出して形成した筒状部とか
らなる口金取付体の開口部内に帽状基盤を嵌挿し、この
帽状基盤に発光管を支持するとともに、前記筒状部の内
側に相対向して隔壁を設ける一方、前記筒状部の外側に
ねじ部を形成し、かつ前記間隔壁の間に位置する前記筒
状部の部分を切り欠いてなり、前記筒状部の外側に口金
を固着したものである。

作用 口金取付体の筒状部外側にねじ部を形成しているので、
ねじ部にねじ込み口金をねじ込むことにより容易に取り
付けることができるとともに、筒状部内側に相対向して
隔壁を設け、間隔壁の間に位置する前記筒状部の部分を
切り欠いてなるので、パイヨネットロ金の絶縁体に相対
向して内方へ突出する突出部を設けておくことにより、
口金取付体とパイヨネットロ金との位置合わせを容易に
行え、またこの口金に接続されるリード線相互を隔壁に
て簡単に絶縁分離できる。

実施例 第１図は本発明の一実施付である口金取付体の斜視図を
示す。同図に示すように、本発明実施例の口金取付体１
は、プラスチック等の絶縁体からなり、皿状部２とこの
皿状部の中央に突出して形成した筒状部３とからなる。

皿状部２と筒状部３とは一体に成型されている。筒状部
３の内側には、相対向して隔壁４が設けられており、ま
たその外側の一部には、ねじ部５が形成されている。

また、間隔壁４の間に位置する筒状部３の部分は切り欠
かれていて切り欠き部６となっている。

第２図は口金取付体の正面図、第３図は同平面図を示す
。第２図において、ねじ部５０幅ｅは第５図に示すパイ
ヨネットロ金７の大径部８の深さより小さい。また、ね
じ部５の最大径はパイヨネットロ金７の大径部８の内径
より小さい。

次に、このような口金取付体へのねじ込み口金とパイヨ
ネットロ金の取り付けについて説明する。

ねじ込み口金の場合には、第４図に示すようなねじ込み
口金９を口金取付体１の筒状部３のねじ部５にねじ込む
ことにより取り付けられる。第６図Ａ、Ｂにその取り付
は状態を示している。

またパイヨネットロ金の場合には、第５図に示すような
パイヨネットロ金７を筒状部３にかぶせ、パイヨネット
ロ金７の底部に設けられたガラス等の絶縁体の突出部が
パイヨネットロ金７の切り欠き部６に合致するようパイ
ヨネットロ金７を回転させる。第７図Ａ、Ｂにその取り
付は状態を示している。第７図Ａ、Ｂにおいて、１０は
ガラス等の絶縁体、１１は相対向して内方へ突出して設
けられた絶縁体１０の突出部を示す。なお、合致してい
ないときは、パイヨネットロ金７の端面が口金取付体１
の筒状部３の膨出部の面１２に接触せず、面１２から浮
いた状態となる。

上記のように合致させることにより、口金取付体１に対
してパイヨネットロ金７の取り付は方向を常に一定にす
ることができる。

また、この合致状態で筒状部３と隔壁４とで囲まれた弓
形の空間内にそれぞれリード線（図示せず）を貫通させ
ることにより、これらリード線相互の絶縁分離を簡単に
行うことができる。したがって、リード線に裸線を使用
することが可能となる。

第８図Ａ、Ｂはかかる口金取付体を備えた電球口金形蛍
光ランプを示す。第８図Ａ、Ｂに示すように、この電球
口金形蛍光ランプ１３は口金取付体１の開口部外周面に
アルミニウム等の金属製のキャップ１４がかしめにより
固着されている。このキャップには計３個の穴があけら
れていて、非直線形発光管例えばＵ字形発光管１５の両
脚端部が２個の穴に挿入され、かつ小型電球からなる安
定器１６の端部が残りの穴に挿入され、それぞれが接着
剤１７にてキャップ１４に固着されている。Ｕ字形発光
管１５はガラス管の両端部に電極（図示せず）が設けら
れ、その内面に蛍光体被膜（図示せず）が形成され、か
つその内部に水銀とともに希ガスが封入されている。

第８図Ａにおいて、１８は口金取付体１とキャップ１４
とで囲まれた空間内に設けられたグロースタータ、１９
ははと目を示す。

またパイヨネットロ金の場合は、上記ねじ込み口金に代
えて第７図Ａ、Ｂに示すものと同様にパイヨネットロ金
を口金取付体を装着する。

以上の構成を有するので、電球ソケット（図示せず）に
ねじ込み口金９またはパイヨネットロ金を差し込むこと
によりＵ字形発光管１５は点灯する。

上記実施例では口金取付体が皿状部を有している例につ
いて説明したが、本発明は口金取付体がカップ状部を有
しているものでも実施することができることはいうまで
もない。また、カップ状部を有している口金取付体を備
えた電球口金形蛍光ランプ（特開昭５８−１７６’ｉ号
公報、特開昭６０＝１０９１０２号公報、特開昭６１−
１０７６０３号公報等所載〉においては、口金取付体内
に帽状基盤を嵌挿し、この帽状基盤に発光管を支持する
ものである。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、ねじ込み口金とパ
イヨネットロ金に対して兼用できる口金取付体およびこ
れを用いた電球口金形蛍光ランプが得られる。これによ
り、口金取付体の金型の制作コストの低減と部品の共用
化によるコストの低減とが可能となる。また、電球口金
としてパイヨネットロ金を用いる場合、口金取付体に対
して位置合わせを容易に行うことができるとともに、隔
壁にてリード線相互を簡単に絶縁分離できるので、リー
ド線に裸線を使用することができ、材料コストが低減し
、かつ作業性もきわめてよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である口金取付体の斜視図、
第２図は口金取付体の正面図、第３図は同平面図、第４
図はねじ込み口金の斜視図、第５図はパイヨネットロ金
の斜視図、第６図Ａ、Ｂは口金取付体にねじ込み口金を
取り付けた状態を示す一部切欠正面図および一部切欠側
面図、第７図Ａ、Ｂは口金取付体にパイヨネットロ金を
取り付けた状態を示す一部切欠正面図および一部切欠側
面図、第８図Ａ、Ｂは口金取付体を備えた電球口金形蛍
光ランプの一部切欠正面図および側面図である。 １・・・・・・口金取付体、２・・・・・・皿状部、３
・・・・・・筒状部、４・・・・・・隔壁、５・・・・
・・ねじ部、６・・・・・・切り欠き部、７・・・・・
・パイヨネットロ金、９・・・・・・ねじ込み口金、１
３・・・・・・電球口金形蛍光ランプ、１４・・・・・
・キャップ、１５・・・・・・Ｕ字形発光管、１６・・
・・・・安定器、１８・・・・・・グロースタータ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名第２図子　
照−６７２／、ｓ 第３図 第５図 第６図　　　子　照−６７４ｉｓ 第７図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）皿状部またはカップ状部とこの皿状部またはカッ
   プ状部の中央に突出して形成した筒状部とからなり、前
   記筒状部の内側に相対向して隔壁を設ける一方、口金が
   取り付けられるための前記筒状部の外側にねじ部を形成
   し、かつ前記両隔壁の間に位置する前記筒状部の部分を
   切り欠いてなることを特徴とする口金取付体。
2. （２）皿状部とこの皿状部の中央に突出して形成した筒
   状部とからなる口金取付体の開口部にキャップを固着し
   、このキャップに発光管を支持するとともに、前記筒状
   部の内側に相対向して隔壁を設ける一方、前記筒状部の
   外側にねじ部を形成し、かつ前記両隔壁の間に位置する
   前記筒状部の部分を切り欠いてなり、前記筒状部の外側
   に口金を固着したことを特徴とする電球口金形蛍光ラン
   プ。
3. （３）カップ状部とこのカップ状部の中央に突出して形
   成した筒状部とからなる口金取付体の開口部内に帽状基
   盤を嵌挿し、この帽状基盤に発光管を支持するとともに
   、前記筒状部の内側に相対向して隔壁を設ける一方、前
   記筒状部の外側にねじ部を形成し、かつ前記両隔壁の間
   に位置する前記筒状部の部分を切り欠いてなり、前記筒
   状部の外側に口金を固着したことを特徴とする電球口金
   形蛍光ランプ。