JPS63158164A - 塗りムラ検知方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、プライマーの塗布ムラを容易に確認すること
ができる塗りムラ検知方法に関する。

〔従来技術〕

従来、例えば、自動車のウィンドウパネルを接着剤を介
して車体に組付ける場合には、接着剤を塗布する前工程
において、プライマーといわれる塗料を予め塗布してい
る。このプライマーは、接着剤の接着性をよくするため
のものである。

しかしながら、このプライマーの塗りムラを確認するの
は困難である。例えば、被塗装物が黒色である場合、黒
色プライマーを塗布するとその塗りムラを目視すること
ができない。

〔発明の目的〕

零発明け、プライマーの塗布ムラの確認が容易な塗りム
ラ検知方法を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

このため、本発明は、プライマーを被塗装物に塗布する
に際し、前記プライマー中に螢光物質を分散させ、つい
でこのプライマーを塗布した後、該プライマーから発す
る冷光を紫外線センサーで検知することを特徴とする塗
りムラ検知方法を要旨とするものである。

以下、本発明の構成について詳しく説明する。

本発明においては、プライマー中に螢光物質を分散させ
ておく。この場合の螢光物質の量は、プライマーの量（
重量）の０．２〜５％程度でよい。

螢光物質としては、複素環系クマリン、オキサゾール、
ナフタルイミド等の螢光染料、或いは樹脂の微粉末を前
記螢光染料で着色した螢光顔料を挙げることができる。

つぎに、このように螢光物質を含有したプライマーをハ
ケ等にてガラス板などの被塗装物に塗布する。

塗装後、紫外線センサーで塗布面をなぞることにより該
プライマーから発する冷光の有無を検知する。冷光が検
知されない箇所があれば、その箇所にはプライマーが塗
布されていない。

このようにして、プライマーの塗りムラを確認すること
ができる。

なお、黒色プライマーを用いる場合には、プライマー中
のカーボンブラック等のフィラーにより光が吸収される
ので、紫外線センサーの感度を高めておくとよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、被塗装物が透明又
は不透明であることにかかわらず、塗りムラの検知を容
易に行えるから、塗布状態の自動検知が可能となり、プ
ライマー自動塗布システムの信鯨性を高めることができ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プライマーを被塗装物に塗布するに際し、前記プライマ
   ー中に螢光物質を分散させ、ついでこのプライマーを塗
   布した後、該プライマーから発する冷光を紫外線センサ
   ーで検知することを特徴とする塗りムラ検知方法。