JPS63158112A - 濾過装置の流量制御方式 - Google Patents

濾過装置の流量制御方式

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JPS63158112A
JPS63158112A JP31141686A JP31141686A JPS63158112A JP S63158112 A JPS63158112 A JP S63158112A JP 31141686 A JP31141686 A JP 31141686A JP 31141686 A JP31141686 A JP 31141686A JP S63158112 A JPS63158112 A JP S63158112A
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pressure
pipe
polluted water
module
difference
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JP31141686A
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Masao Takagi
正夫 高木
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FINE FUIIRUDO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばグンボール紙の印刷に用いた印版・
などを洗浄して得られる汚濁水などを浄化する濾過装置
などに好適に用いられる濾過装置の流量制御方式に関す
る。
従来技術 第14図は典型的な従来技術のt過装jl161の系統
図である。v濾過装W161においては、汚濁水タンク
63に貯溜された汚濁水がポンプ64によって、濾過手
段であるモジュール62に管路65を介して圧送される
。モジュール62では、圧送された汚濁水がt過されて
、濃縮汚濁水と清水とに分離される0分離された清水は
清水タンク67に圧送され、ここで貯溜されろ、一方、
分離された濃縮汚濁水は、管路66を介して再び汚濁水
タンク63に戻される。
このような″J5過装ra61においては、モジュール
62に圧送される汚濁水の流量をm整するために、ポン
プ64から圧送された汚濁水の一部を再び汚濁水タンク
63に戻す管路68が電磁弁69を介して設けられてい
る。すなわちモジュール62に圧送される汚濁水の定格
流量は予め設定されており、一方、ポンプ64の定格吐
出量も予め設定されている。これらの定格は一般に一致
せず、この流量差を補償し、かつモノニール62を効率
的に活動させる流1を得るために管路68が設けられ、
また電磁弁69の開度が調整されている。
しかしながらモジュール62において、前述したような
1渦動作を繰り返して行うと、汚濁水中に含まれる溶質
が固化した付着物がモジュール62の内部に付着し、こ
の付着物の層厚の増大に起因してモジュール62に圧送
される汚濁水の流量が低下するという現象が生ずる。す
なわち付着物の成長による流動抵抗の増大によって、管
路68に圧送される汚濁水の流量が増大し、これによっ
て管路65を流過する汚濁水の流量は、ますます低下し
ていく。
発明が解決すべき問題点 一般にこのようなモノニール62においては、圧送され
る流量が低下すれば、付着物による層厚が大きくなるこ
とが知られており、ひとたび付着物が積層されれば、前
述したような悪循環が繰り返乏されることは避けられな
かった。
そこで電磁弁69の操作によって管路68の流量を低下
させで、管路65の流量を増大させることも考えられる
が、この方法によればモジュール62に過大な流量の汚
濁水が圧送される危険性があり、これに起因してモジュ
ール62の耐久性を劣化させていた。またこの方法に従
えば、常に管路6Bを必要とし、1過装置1161の小
形化の妨げとなっていた。
本発明の目的は、前述の問題点を解決し、簡略化された
構成を有し、かつ機作性が格段に向上される濾過装置の
流量制御方式を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明は、圧力損失を生ずるr過手段と、を過手段に被
処理液を圧送する圧送手段と、r過手段の流入側と流出
側との圧力差を検出する圧力検出手段とを含み、 を過手段の圧力損失が所定のレベルを超えると圧送手段
の出力を増大し、上記圧力差を一定となるように圧送手
段の駆動状態を制御するようにしたことを特徴とする濾
過装置の流量制御方式である。
作  用 本発明に従えば、被処理液が圧送手段によってr過手段
に圧送され、ここでr過処理が行なわれる。前記被処理
液がt過手段を流過する際には圧力損失を生ずるので、
その流入側の圧力が流出側の圧力よりも大きくなる。そ
こでこの圧力差を圧力検出手段によって検出して、y5
過手段の圧力損失が所定のレベルを超えると圧送手段の
出力を増大し、この圧力差が一定となるように圧送手段
の駆動状態を制御するようにする。これによってt過手
段内を流過する被処理液の流量を常に一定に保つことが
できる。
実施例 第1図は本発明の一実施例である″濾過装置10の構成
を示す系統図である0本実施例のF−A装置10は、た
とえばグンボールの印刷に要するインクなどの廃液の処
理に好適に用いられるものである。汚濁水タンク1は、
管路71を介して電磁駆動型三方切換弁(以下、三方弁
と略称する)AIのボー)Pi 1に接続されており、
この三方弁A1のボー)Pi2は管路12を介しで、モ
ータ3によって駆動されるポンプ2に接続される。ポン
プ2は、管路13を介して三方弁A2のボー)P22に
接続される。三方弁A2の残余のボー)P21 、P 
23は、それぞれ管路74 、J!5を介して三方弁A
3のボートP31.P33に接続される。
上記管路74は、管路16、後述されるポール供給装置
sおよび管w177を介してt過手段であるモノニール
6に接続され、モジュール6は管路!8、ポール供給装
置7および管路79を介して前記管路ノ5に接続される
。なお前記管路76および管路!9には、それぞれ圧力
検出手段である圧力センサS1.S2が設置されている
。また前記三方弁A3のボー)P32は、管路、/10
を介して汚濁水タンク1に接aされる。
モノニール6は、管路J!11を介して浄化水タンク8
に接続される。この浄化水タンク8には、浄化水タンク
8がオーバー70−したと訃に浄化水を逃がすために設
けられる管路!13および浄化水タンク8の浄化水をド
レイン弁A4の操作によって排出するために設けられる
管路!14がそれぞれ接続される。なお浄化水タンク8
は、管路ノ12を介して前記三方弁A1のボートP13
に接続される。
第2図はモジュール6の一部を切欠いた斜視図である。
モジュール6は、円筒形の胴部28、胴部28の両端に
固着された査29,30および胴部28の内部に収納さ
れたU字形のr通管24とから構1′&される。蓋29
には、挿通口30a、30bが設けられており、U字形
のP:A管24の両端部24m、24bが挿通されてい
る。なお、両端部24a、24bは、それぞれ管路77
.15に接続されている。
また胴部28には、浄化水を排出するための排出口27
が設けられでおり、この排出口27は管路20に接続さ
れでいる。y′通過管4は、積層された複数の透過膜か
ら形成され、この透過膜は浄化水のみを透過させる構造
となっている。すなわち、汚濁水を一定の圧力でr通管
24に注入することにより、を通管24の内部は濃縮汚
濁水が残り、浄化水は外部に透過する。
これによって、たとえばt通管24の管口25aから汚
濁水が一定の圧力で注入された場合、濃縮汚濁水は管口
25bから流出されて、浄化水は胴部28の内部空間2
6側に透過される。また、管口25bに汚濁水を注入し
でも同様の結果が得られる。したがって、一方の管口に
汚濁水を一定の圧力で注入することにより、濃縮汚濁水
は他方の管口から流出し、胴部28の内部空間26には
浄化水が貯留される。この浄化水は排出口27から排出
される。これによって濃縮汚濁水と浄化水を分離して、
汚濁水を浄化することがで終る。
第3図はボール供給装置5の正面図であり、第4図はポ
ール供給装ra5の断輿図であり、第5図はボール供給
装置5の一部を欠いた分解斜視図である。以下、第3図
〜第5図を参照して、ボール供給装r115について説
明する。
ボール供給装置i5は、ボール案内部材31ならびにポ
ール収納かご40および外筒45から成る本体46から
構成される。ボール案内部材31は、7ランノ部32.
34および逆ラッパ形の案内部33から成り、72ンノ
部32,34は、案内部33の両端に形成されている゛
、この案内部33の内周半径は、7ランノ部32から7
ランノ部34に向うに従い、なめらかに大きくなる構造
を有する。また7ランノ部32.34の外周には、等間
隔の距離をあけて複数の透孔が設けられている。
ボール収納かご40は、ゴムなどの伸縮自在な材質から
成る7ランノ状の係止部材41および不錆性の網などか
ら成る収納部材42とから構成されており、係止部材4
1は収納部材42の開口の周縁部に固着されでいる。ま
た収納部材42には、後述されるいわゆるスボンノなど
から成るボール43が複数個収納される。なお、ボール
43の径は、モジュール6のt通管24の内径よりもや
や大きいものが選ばれる。
外筒45は、金属などから成り、円筒形の筒部49お上
りその両端に位置する7ランノ$47゜52とから構成
され、7ランノ部47.52の外周には、等間隔に距離
をあけて複数の透孔が設けられており、また、7ランノ
部52の中心には挿通口54が形成されている。
第6図は、外tIi45にポール収納かご40を収納し
た状態の7ランノg47付近の縦断面図であ5.7ラン
ノ部47の反対方向には、外筒45の半径方向内方に向
けて、全周に亘って突出した係止突条48が設けてあり
、7ランノ部47の内周面47bと前記係止突条48の
上面48bとから係止段差部50が形成される。ポール
収納かご40を外筒45に収納した状態では、ポール収
納かご40の係止部材41は、前記係止段差n50に係
止される。なお、係止部材41の幅L1は、7ランノg
47の内周面47bの幅L2より大きいものとする。
このように係止部材41の幅を大きくとるのは、外筒4
5にポール収納かと40を入れて、ボール案内部材31
と固着する際に、ボール案内部材31の7ランノ部34
、ポール収納かご40の係止部材41および外1245
の係止段差n50との三者の間に、すきまができないよ
うにするためである。
なお、ボール案内部材31と外筒45とは、それぞれの
7タンク部34.47に設けられた透孔にねじを螺合す
ることにより固着される。また、管路1aの端部には、
7タンク部55が形成されており、その外周には等間隔
に距離をあけて複数の透孔が設けられている。この透孔
お上り外fi145の7タンク部52に設けられた透孔
にねじを螺合することにより、管路16とボール供給装
置I5とは固着される。なお、外筒45の7タンク部5
2の挿通口54の径は、管路!6の内径と一致するもの
とする。
また、ボール供給装置I7は、ボール供給装r!15と
同一構造を有しており、各々同一方向に並列に配置され
ている。対応する各部の参照符は、同一のものを用いる
。すなわち、ボール供給iisのボール案内部材31は
管路77に、外@45は前述のように管路76に接続さ
れており、ボール供給装置7のボール案内部材31は管
路J!8に、外fa145は管路79に接続されている
ここで第1図を参照して、汚濁水の流れの経路について
説明する。
まず三方弁A2のボートP21とボートP22とを接続
状態とし、三方弁A3のボートP32とポー)P33と
を接続状態とする。なお、以下、特に断わらない限り三
方弁A1のボートP11とボー)Pi 2とは接続状態
であり、ドレイン弁A14は閉弁状態である。そこで汚
濁水タンク1から流出した汚濁水は、ポンプ2の圧送力
によって管路ノ1、三方弁A1およゾ管路72,73を
介して三方弁A2に圧送される。三方弁A2に圧送され
た汚濁水は管路i?4に流出し、管路J!6ボール供給
装置5および管路!7を介してモジュール6に送られる
モノニール6では、前述したように送られてきた汚濁水
が浄化されて、濃縮汚濁水と浄化水とに分離される1分
離された浄化水は管路711を介して浄化水タンク8に
流入される。一方、濃縮汚濁水は、管路18、ボール供
給装W17および管路79を介して管路!5に流出する
。管路75に流入した濃縮汚濁水は三方弁A3へ送られ
、管路!10を介して汚濁水タンク1に戻される。以下
、このような経路を順方向の流れと称する。
次に、三方弁A2のポンプ22とボートP23を接続状
態とし、三方弁A3のボート31とボートP32を接続
状態とする。そこで汚濁水タンク1から流出した汚濁水
は、ポンプ2の圧送力によって、管路71、三方弁A1
お上り管路J!2.73を介して三方弁A2に圧送され
る。三方弁A2に送られて軽だ汚濁水は管路!5に流出
され、管路19、ボール供給装W17および管路78を
介してモジュール6に送られる。
モジュール6で分離された濃縮汚濁水は、管路!7、ボ
ール供給装r!15および管路i!6を介して管路!4
に流出する。管路74に流出した濃縮汚濁水は三方弁A
3に与えられ、管路、/10を介して汚濁水タンク1に
戻される。なおモジュール6で分離された浄化水は、前
述したように浄化水タンク8に流入される。以下、この
ような経路を逆方向の流れと称する。
上述したような二つの経路の選択と、三方弁A2、A3
の接続状態との関係を次の第1表に示す。
第    1    表 第7図はボール供給装置2t5の内部の流れの様子を模
式的に示す図である。以下、ボール供給装置5.7の作
用について説明する。
まず、順方向の流れの場合、ボール供給装置i!5の外
f245の透孔54に、管路76から汚濁水が流入する
。外筒45内に入った汚濁水は、ボール収納かご40を
介して、ボール収納かご40に収納されているボール4
3を押上げる。これによって、ボール43は案内部33
に案内されて透孔37から流出する。この過程において
汚濁水の流れは、第7図に示すような渦流を形成する。
すなわち、汚濁水は管路76から外筒45の内部に入る
際に、管路!6の内径D1と外筒45の内径D2との差
(D 1 <D 2 )により、反転渦流A、Bが形成
される。さらに、外筒45から、ボール案内部材31を
経て管路17に流出する際に、外筒45の内径D2とボ
ール案内部材31の透孔37の内径D3との差(D 2
 > D 3 )により、渦流Cが形成される。これに
よって、ボール収納かご40内のボール43は攪拌され
て、複数のボール43が一度に透孔37に向かうことを
防ぐ、すなわち、ボール43は順次、個別にボール供給
11115から送り出されることになる。
モジュール6は、たとえばインク等の排液を員返して浄
化する場合には、を通管24内周面にインク等が固化し
た付着物が形成される。したがって、y!l:AW24
では排液などの汚濁水のt過が次第に困難になる。そこ
で、前記ボール供給装置5から送り出された複数のボー
ル43を、管路77を介してモジュール6のr通管24
内を通過させることにより、前記付着物を剥離除去する
ことができ、f通管24の内周面を洗浄を本ことができ
る。これによって、を通管24の内周面の状態が元にも
どり、y’3am能が回復する。
モジュール6を通過したボール43は、管路18を経て
、ボール供給装rI17の透孔37を介してボール案内
部材31に至り、ボール収納かと40に収納される。
また、三方弁A2.A3を操作し逆方向の流れに設定す
ると、ボール43はボール収納装置7がら管路!8を介
してモジュール6に与えられ、管路!7を介してボール
収納装置5のボール収納装40に収納される。これによ
って再びモジュール6のt道管2Gが洗浄される。この
ように順方向あるいは逆方向と流れを切り換えることに
よって、モジュール6のyi作月な停止することなく、
モジュール6内を洗浄することが可能となり、モジュー
ル6の連続運転を実現できる。
次に汚濁水がモジュール6内を流過する過程におけるt
適時性について説明する。
PIS8図は、モジュール6のt通管24内の圧力分布
を説明するための図である。汚濁水が同図(1)で図示
のようにr通管24内をその一方端Aから他方端Bに向
けて流過する際における管24内の圧力分布および、他
方端Bから一方端Aに向けで流過する際におけるt過W
24内の圧力分布を、それぞれ同図(2)および同図(
3)に示す、なお同図(2)および同図(3)図示のグ
ラフの横軸には、r通管24の一方端Aから他方端に向
かう距離をと9、縦紬には、これに対応する1過管24
内の圧力をとっである。
汚濁水がt通管24内を一方端Aから他方端Bに向けて
流過する際には、同図(2)図示のように内部圧力は、
流入口である一方端Aにおいて最も大さく、他方端Bに
向かうに従って次第に小さくなって行く。
ここで注目すべきは、−万端Aからの距離!1の位置、
すなわち他方端Bにおける圧力が0ではないということ
である。すなわち、を過g24におけるt過作用はその
内部圧力に起因するものであり、したがって他方端Bに
おいてその内部圧力が0になるということは、この付近
においては浄化動作が行なわれないことになる。そこで
他方端Bにおいて内部圧力が常に0以上になるように、
一端部Aへの流量を設定する。
汚濁水がr通管24内を他方端Bから一方端Aに向けて
流過する際には、その内部圧力は同図(3)図示のよう
に流出口である一方端Aにおいて最も小さく、他方端B
に向かうに従って次第に大きくなっていく、すなわち同
図(2)図示の状態とt通管24内における流れの方向
が逆松しているので、同図(2)図示の特性!!様と反
対のものが得られることになる。
!59図は、を通管24内を流過する汚濁水の流速の時
間的経過による変化を示すグラフである。
r過It24内にたとえばインクなどの廃液を繰り返し
て流過させて浄化する場合においては、前述したように
y!l過管通管の内周面にインクなどが固化した付着物
が形成される。したがってr通管24内では廃液などの
汚濁水の1過が次第に困難となる。これにともなってそ
の流速が低下し、第9図示のような特性曲線が得られる
ことになる。
第10図は、一般に管路内を流過する流体の流速とその
流動抵抗との関係を示すグラフである。
一般に管路内を流過する流体の流動抵抗は、その流速の
2乗に比例することが知られており、その特性曲線は、
第10図示のようになる。
第11図はr通管24内を流過する汚濁水の流速とこれ
によって成長される付着物の層厚との関係を示すグラフ
である。y′過If!24を流過する汚濁水の流速は、
一般に前述したように時間の経過と共に小さくなる。す
なわちr通管24の浄化動作が繰返されると、を通管2
4の内周面には付着物が成長してr通管24の内径が小
さくなる。すなわち、その流速が当初のものに比べて低
下し、これによって付着物がさらに成長し易くなる。
一方、ポンプ2の圧送力を高めでt通管24内の汚濁水
の流速を大きくすると、前記付着物が成長されにくくな
る。これは、以下の理由による。
流速が大きくなると、前述したように流動抵抗が大きく
なり、この流動抵抗によって付着物が成長しにくくなる
。また、たとえ付着物がt長しても、汚濁水との前記流
動抵抗によってこの付着物層が剥離されていく、このよ
うにして流速を一定になるようにポンプ2を駆動すると
、前記付着物の層圧の成長が抑制されて平衡状態を保つ
ようになる。
そこで任意の制御流速vOを設定すれば、これに対応し
た制御層厚dOが得られることになる。
なお制御流速vOは、付着物の成長抑制効果、モジュー
ル6の耐圧定4!および当該濾過i置のランニングコス
トなどを考慮して設定される。また前記制御層厚dOは
、を通管24の所望の程度のt過動率を得られる値に設
定される。この上う1こして設定された制御層厚dOに
基づいて、制御速度VOが設定され、たとえば2.5〜
2.6 ml secに選んでもよい、そこで次にこの
ような制御速度vOを得るための制御動作について説明
する。
第12図はt過装ra10の電気的構成を示すブロック
図である。y′過装W110は前述したように、圧力検
出手段である圧力センサSl、S2を含んでおり、この
圧力センサSl、S2は、たとえばそれぞれ2つの半導
体抵抗素子(以下、抵抗素子と略称する)R1,R2:
R3,R4から構成され、これら4つの抵抗素子R1〜
R4は、ループ状にそれぞれ相互に11!続される。こ
れらの抵抗素子R1、R2;R3,R4は、それぞれ管
路16および管路!9内を流過する汚濁水の圧力値を検
出して、この圧力値に応じて各抵抗値が変化する特性を
有する。
抵抗素子R1と抵抗素子R3との接続点Glお上り抵抗
素子R2と抵抗素子R4との接続点G2は、それぞれ共
通に電源9によって電力付勢される。一方、抵抗素子R
1と抵抗素子R2との接続点H1お上り抵抗素子R3と
抵抗素子R4との接続点H2は、それぞれ比較器11の
一方端子および他方端子に接続される。この比較器11
の出力は、電流変換回路12お上りアナログ/デジタル
変換器(以下、A/D変換器と略称する)13を介して
、マイクロプロセッサ14に与えられる。マイクロプロ
セッサ14は、電圧/周波数変換器(以下、インバータ
と略称する)15お上り前述した3つの三方弁A 1 
、A 2 、A 3をそれぞれ制御する。インバータ1
5の出力は、モータ3に与えられ、これによってポンプ
2が駆動される。
接続点G1.G2に印加された電源電圧は、抵抗素子R
1,R2:R3,R4によってそれぞれ分圧されて、接
続点H1、H2から出力電圧Vl、V2が取出される。
この出力電圧Vl、V2は、前記抵抗素子R1,R2;
R3,R4の抵抗値によって決定され、これらの抵抗値
は前述したように管路7G、 J!9のそれぞれの内部
圧力によって決定される。したがって、出力電圧Vl、
V2は、前記管路76.79のそれぞれの圧力に対応し
た出力レベルを有することになる。
このような出力レベルを有する出力電圧■1゜v2が比
較器11に与えられ、この比較器11の出力Veには、
前記2つの出力電圧V 1 、V 2のレベル差が得ら
れる。したがって比較器11の出力Veは、管路7 G
 、79における圧力差に対応した出力レベルを有する
ことになる。この出力Vcは、電流変換回路12におい
てその電流レベルがA/D変換器13の作動レベルに変
換されて、A/D変換器13に与えられる。A/D変換
器13では、前記電流変換回路12からの出力のアナロ
グレベルがデジタル信号に変換されて、マイクロプロセ
ッサ14に与えられる。
マイクロプロセッサ14においては、A/D変換器13
からのデジタル信号に対応した制御電圧がインバータ1
5に与えられ、インバータ15では、この制御電圧に対
応した周波数を有する交番駆動電圧に変換される。この
交番駆動電圧は、モータ3に与えられて、交番駆動電圧
が有する周波数と対応する回転数でモータ3を駆動させ
る。
このようにして圧力センサS1.S2を作動させること
によって、管路、/6.、/9の圧力差に対応してモー
タ3の回転数を制御することができる。
すなわち管路、/6.79の圧力差が大きくなると、モ
ータ3の回転数を高めることができ、したがってポンプ
2の圧送力が増大することになる。
第13図はr道管24内を流過する汚濁水の流速と管路
、7G、79の圧力差との関係を示すグラフである。濾
過管24内の流速を大′軽くすると、すなわちポンプ2
の圧送力を増大すると、管路16、!9の圧力差が大き
くなる。管路/ 6 、、ji’ 9の圧力差はt道管
24の両端部の圧力差に対応するものであり、この圧力
差の絶対値は流れの経路が順方向あるいは逆方向であっ
ても同様である。
そこで前述したy′通過管4内の制御速度vOを設定す
るためには、第13図における制御速度VOに対応する
圧力差(以下、基準圧力差と称する)pOを前記マイク
ロプロセッサ14内に設定する。
すなわち、この基準圧力差pOに対応するデジタル信号
の基準値をマイクロプロセッサ14に予め記憶させ、こ
の基準値より大きい値がA/D変換器13から出力され
ると、インバータ15に与える制御II電圧の出力レベ
ルを小さくし、前記基準値より小さな値がA/D変換器
13から出力されると、インバータ15に与える制御電
圧の出力レベルを大きくするように設定する。
このように設定すれば、インバータ15からは常に所定
の周波数を有する交番駆動電圧が出力されるように制御
される。したがって前記交番駆動電圧によって駆動され
るモータ3は、ポンプ2の圧送力を常に所定の大きさに
するように制御され、これに伴なってr道管24内の流
速を制御速度VOに収束させることが実現可能となる。
このようにr道管24内の流速を所望の大きさに設定す
ることによって、を通管24内の付着物の成長を抑制し
て、r通管24の浄化効率を安定させることかできる。
しかしながらこのように流速を制御しても、前記付着物
の成長抑制を所望の程度に実現されない場合も想定され
る。すなわち汚濁水の種類の変更、あるいはSF″過管
通管の使用頻度が極めて大きくなった場合などにおいて
は、前記付着物の成長抑制効果が低減され、前記圧力差
が基準圧力差pOを大きく上回る場合が想定される。
そこで前記圧力差が基準圧力差pOを大きく越える圧力
差レベル(以下、流路切換レベルと称する)plに達し
たときは、前記三方弁A 2 、A 3を制御して流れ
を順方向から逆方向に、あるいは逆方向から順方向に切
換えるようにする。これによってボール収納装ra5あ
るいはボール収納装置7内に収納されたボール43がモ
ジュール6内を往復してr通管24が洗浄され、浄化効
率が再び向上される。
なお、前記三方弁Al、A2の接続状態の制御は、A/
D変換tS13から前記流路を切換レベルp1  に対
応するデジタル信号が出力されたときに、マイクロプロ
セッサ14がこれを行なうようにする。
またさらに前述した動作によっても付着物の成長を抑制
することができないときは、三方弁A1を制御してボー
)PI3とボー)Pigとを接続状態とする。これによ
ってたとえば順方向の流れを指定すれば、浄化水タンク
8から流出した浄化水は、管路712を介して三方弁A
1に与えられる。三方弁A1に与えられた浄化水は、前
述した順方向の流れの経路に沿ってモジュール6に達し
、モジュール6では送られてきた浄化水が洗浄廃液と浄
化水とに分類されて、浄化水は管路710゜!11を介
して浄化水タンク8に戻り、洗浄廃液は前記順方向の流
れの経路に沿って汚濁水タンク1に注入される。
また三方弁A1の接続状態をそのままとして、逆方向の
流れを指定すれば、浄化水タンク8から流出した浄化水
は逆方向の流れの経路に沿って、前述したような動作を
行なう、このようにして浄化水タンク8の浄化水の流過
状態を順方向、あるいは逆方向と交互に繰返すことによ
り、モジュール6内のt通管24内に形成された付着物
をボール43により除去することができる。
すなわち汚濁水で付着物を除去するよりは、浄化水を用
いた方がt道管24を効果的に洗浄す為ことができる。
ただし、浄化水を用いた場合には、汚濁水タンク1に貯
留された濃縮汚濁水の濃度を薄めることになるので、モ
ジュール6のVsfi状態が悪化し、かつ汚濁水タンク
1内には高度に濃縮された汚濁水が貯留されているとき
に、浄化水を用いてモジュール6を洗浄するようにする
。なお三方弁A1の接続状態の制御もマイクロプロセッ
サ14において行なう。
なお本発明においては、浄化する汚濁水は段ボールの印
刷に要するインクなどの廃液に限らず、どのような種類
の汚濁水をも洗浄するようにしてもよい、@らに本発明
の構成は、第1図示の構成に限らず、たとえばモノニー
ル6を複数個設けてもよい。
効  果 以上のように本発明に従えば、1過手段の流入側と流出
側との圧力差を一定となるように制御したので、を過手
段内の付着物の成長抑制を実現でき、これによってV!
″過手段の浄化効率を低減させることなく、繰返して浄
化動作を行なうことができる。また流過状態の変更、あ
るいは浄化水を用いて前記付着物を除去することにより
、y!′過手段をさらにさらに効果的に浄化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるr過装ra10の系統
図、第2図はモジュール6の一部を切欠いた斜視図、第
3図はボール供給波r!15の正面図、第4図はボール
供給装置5の断面図、第5図はポール供給装置5の一部
を切欠いた分解斜視図、第6図は外筒45にボール収納
かご40を入れた状態の7タンク部47付近の縦断面図
、第7図はボール供給波W15の内部の流れの様子を模
式的に示十図、第8図はr通管24内の圧力分布を説明
するための図、第9図は/fi管2管内4内過する汚濁
水の流速と時間との関係を示すグラフ、第10図はt過
gF24内を流過する汚濁水の流速と、流動抵抗との関
係を示すグラフ、第11図はr通管24内衛流遇する汚
濁水の流速とt通管24内に成長する付着物の層厚との
関係を示すグラフ、第12図はt過装r!110の電気
的構成を示すブロック図、第13図はt過W24を流過
する汚濁水の流速と管路!6とノ9との圧力差との関係
を示すグラフ、第14図は従来技術を説明するための図
である。 1・・・汚濁水タンク、2・・・ポンプ、3・・・モー
タ、5.7・・・ポール供給装置、6・・・モノニール
、8・・・浄化水タンク、9・・・電源、10・・・を
過装置、11・・・比較器、12・・・電流変換回路、
13・・・A/D変換器、14・・・マイクロプロセッ
サ、15・・・インバータ、71〜,514・・・管路
、A1−A3・・・三方弁、A4・・・ドレイン弁、8
1.S2・・・圧力センサ、R1−R4・・・抵抗素子 第1図 第2図 第3図 第4図 g7図 第8図 xl ?鳳f24fl一方!AF6のjEJtフ1【管24の
一方!Al’5ajEM第 9F!A 篤10図 流止 第11図 Δも ヱ4 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 圧力損失を生ずる濾過手段と、 濾過手段に被処理液を圧送する圧送手段と、濾過手段の
    流入側と流出側との圧力差を検出する圧力検出手段とを
    含み、 濾過手段の圧力損失が所定のレベルを超えると圧送手段
    の出力を増大し、上記圧力差を一定となるように圧送手
    段の駆動状態を制御するようにしたことを特徴とする濾
    過装置の流量制御方式。
JP31141686A 1986-12-23 1986-12-23 濾過装置の流量制御方式 Pending JPS63158112A (ja)

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