JPS63158031A

JPS63158031A - 電気掃除機の吸込口体

Info

Publication number: JPS63158031A
Application number: JP30437786A
Authority: JP
Inventors: 阿部　秀男
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1986-12-20
Filing date: 1986-12-20
Publication date: 1988-07-01
Anticipated expiration: 2010-10-11
Also published as: JPH0793914B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、回転ブラシを備えた電気掃除機の吸込口体に
係り、とくに、回転ブラシを駆動する′Ｗｉ動機の配設
構造に関する。

（従来の技術）従来、この種の電気掃除機の吸込口体においては、たと
えば第５図に示すように、１・面前側に吸込口を有する
吸込口本体１のｖｉ部中央に、前記吸込口と連通し昂除
機本体にホースおよび延長管などを介して接続される接
続管２を設け、前記吸込口本体１内の前部にその吸込口
に臨んで、じゅうたんなどから塵埃を掻き出す回転ブラ
シ３を回転自信に支持し、前記吸込口本体１内の後部−
側に、前記回転ブラシ３を回転駆動する電！１１１１４
を配設するとともに、この電動機４の回転軸に固定され
たプーリ５と前記回転ブラシ３の端部に固定されたプー
リ６とに回転伝達用のベルト７を掛は渡した構造が採ら
れている。

しかしながら、この従来の構造では、回転ブラシ３と電
動機４とを吸込口本体１内に並べて配設しているため、
吸込口本体１が大型にならざるを青ない。また、電動ｖ
Ａ４は、吸込口と接続管２との間の風路を避けて配設し
なければならないから、必然的に吸込口本体１内の一側
に偏位して位置させることになるが、そのため、全体の
重心位置が中央から外れ、吸込口体を持ち上げたとき傾
くなどの不都合が生ずる。そこで、吸込口本体１の他側
に電動機４と重陽が鉤り合う何らかの部品を設けたとす
ると、全体の重量が不必要に増してしまう。

また、上記従来の構造では、ベルト７を用いているため
、くつ下などが回転ブラシ３にからんでその回転が妨げ
られたとき、電動機４のみならずベルト７に無理な負荷
が加わり、このベルト７に破損が生じやすい。そのため
、ベルト７の頻繁な交換が必要となる。

さらに、電動機４の冷却についても、吸込口本体１に複
雑な風路を形成する必要がある。また、冷却用の風路を
設けても、上述のような無理な負荷が加わった場合、電
ｖＪ機４の温度が過度に上昇するおそれがあるため、電
動機４を必然的に大型のものとせざるを得す、吸込口本
体１を小型にしようとすると、この吸込口本体１への電
動機４の組込みが困難になる。

（発明が解決しようとする問題点）上述のように、従来の電気掃除機の吸込口体は、吸込［
１本体内に回転ブラシとこの回転ブラシを駆動する電ｌ
１機とをたとえば前後に並べて設けていたため、大型に
なる問題があった。

本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、小型にできる電気掃除機の吸込口体を提供することを
目的とするものである。

〔発明の構成〕

（ＩＫＩ題点を解決するための手段）本発明の電気掃除機の吸込口体は、吸込口を下面に有す
るとともにこの吸込口に連通する接続管を有する吸込口
本体内に、前記吸込口に臨んでブラシ台の表面にブラシ
毛を植設してなる回転ブラシを回転自在に設け、この回
転ブラシを回転駆動する電動機を前記ブラシ台の内部に
配設したものである。

（作用）本発明の電気掃除機の吸込口体では、回転ブラシのブラ
シ台内に配設された？ｌ動機、たとえばブラシ台内に固
定されかつ吸込口本体に回転軸が固定された電動機によ
り、回転ブラシを回転駆動して、じゅうたんなどから塵
埃を掻き出し、この塵埃を吸込口より吸込む。そして、
上述のようにブラシ台内に電動機を配設することにより
、回転ブラシおよび電動機を内蔵した吸込口本体の小型
化を可能としている。

（実施例）以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例を第１
図および第２図に基づいて説明する。

１１は吸込口本体で、この吸込口本体１１は、下部ケー
ス１２とこの下部ケース１２の上側に結合された上部ケ
ース１３とからなっている。そして、前記上部ケース１
２の前側にはその下面に開口した凹部１４が形成されて
おり、この凹部１４の下面の開Ｅ］が吸込口１５となっ
ている。また、前記吸込口本体１１の接部中央の上側に
は、基管１６を介して接続管１７が設けられており、こ
の接続管１７の内部は前記凹部１４に連通されている。

なお、前記基管１６は、下部ケース１２および上部ケー
ス１３と一体的に設けてもよいが、別体にして吸込口本
体１１に対して回動自在としてもよい。さらに、前記下
部ケース１２の下部両側には、走行用のロー５１８が設
けられている。　　２１は前記吸込口本体１１の凹部１
４内に四転自るに支持された回転ブラシで、この回転ブ
ラシ２１は、円筒形状のブラシ台２２の外周面に複数の
ブラシ毛２３を植設したものであり、前記ブラシ台２２
の両ｆｉｉ部には、より径小な円筒形状の筒状部２４が
同軸的に形成されている。

そして、前記ブラシ台２２内には、電！ＩＩ機２５のケ
ース部２６がゴム製の支持体２１を介して固定されてお
り、この電動ｅ１２５のケースＰＩＳ２６の両端から突
出した一対の回転軸２８は、ブラシ台２２の中心軸上に
位置して前記筒状部２４内まで延びている。なお、これ
ら筒状部２４内において、前記回転輪２８はベアリング
２９により回転自在に支持されている。そして、これら
ベアリング２９より突出した前記一対の回転軸２８の先
端部は、前記吸込口本体１１の凹部１４の側面に固定さ
れ前記ブラシ台２２の両筒状部２４内位置した固定部材
３０にそれぞれ固定されている。

また、これら固定部材３０の外周面に固定接点３１がそ
れぞれ固定されており、一方、前記両筒状部２４の内周
面には、前記固定接点３１に摺動自在に接触された円筒
形状の回転接点３２が固定されている。そして、前記一
対の固定接点３１は、前記吸込口本体１１より外方へ延
びる電源コード３３にそれぞれリード線３４を介して接
続されており、一方、前記一対の回転接点３２は、前記
電動機２５の両極にそれぞれ前記ブラシ台２３内に位置
するり−、ドｌ１１３５を介して接続されている。

つぎに、上記実施例の作用について説明する。

掃除時には、図示しない痛論機本体の集塵室にホースお
よび延長管を介して接続管１１を着脱自在に連通接続し
ておく。

そして、電源コード３３、リード＠３４、固定接点３１
、回転接点３２およびリード線３５を介して電動機２５
に給電され、その回転軸２８が回転する。ところが、そ
の回転軸２８は吸込口本体１１に固定されているので、
電動１１１２５のケース部２６およびこのケース部２６
が固定された回転ブラシ２１のブラシ台２２が吸込口本
体１１に対して回転する。そして、この回転する回転ブ
ラシ２１がじゆうたＩυなどから塵埃を掻き出す。つい
で、掻き出された塵埃は、砕除機本体内の電動送風機の
駆動により、吸込口１５から吸込まれ、接続管１１、延
長管およびホースを介して掃除機本体の集塵室に導かれ
る。

上記構成によれば、回転ブラシ２１を駆動するｆｆｉ！
１１２５を回転ブラシ２１のブラシ台２２内に配設した
ので、これら回転ブラシ２１および電１ｌＪ１３９２５
を内蔵した吸込口本体１１を小型軽量化できる。したが
って、吸込口本体１１をじゅうたんや床面上で走行させ
る際の走行性も向上する。

また、電動機２５から回転ブラシ２１への回転の伝達に
おいて損傷しやすいベルトを用いていないので、ベルト
の損傷による交換の必要がなくなり、メインテナンスが
容易になるとともに、耐久性が向上する。

つぎに、第３図は、本発明の他の実施例を示すもので、
この実施例では、電９７３　機２５が回転ブラシ２１の
ブラシ台２２の中央でかつ吸込口本体１１の中央に位置
されている。

この構造によれば、吸込口体の全体の重心が吸込口本体
１１の中央に位置するので、重量的な安定性が向上し、
たとえば延長管やホースを持って吸込口本体１１を持ち
上げたとき、この吸込口本体１１が傾いてしまうことは
ない。

つぎに、本発明のさらに他の実施例を第４図により説明
する。

この実施例では、回転ブラシ２１のブラシ台２２の内周
面にファンブレード４１が固定されている。

また、前記ブラシ台２２には、吸気口４２が図示右側の
端面に開口形成されているとともに、排気口４３が図示
左側の端面に開口形成されている。

そうして、昂除中に回転ブラシ２１が回転すると、ファ
ンブレード４１の回転により、欠損で示すように、吸気
口４２よりブラシ台２２内に冷却風が流入し、このブラ
シ台２２内の駆動中の電動機２５の周囲を通って、この
電動ｔａ２５を冷却し、排気口４３よリブラシ台２２外
に流出する。

この実施例の構成によれば、回転ブラシ２１の回転を利
用することにより、電１Ｊｔｆｆ２５の高い冷却効果が
得られる。したがって、より小型の電動機２５を用いる
ことも可能となる。

なお、吸気０４２よりの空気の流入および排気口４３よ
りの空気の流出が１−分に行なわれるよう、吸込口本体
１１の側面の前記吸気口４２および排気口４３が対向す
る位置に連通口４４を間口形成してもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、回転ブラシを駆動する電動機を回転ブ
ラシめブラシ台内に配設したので、これら回転ブラシお
よび電動機を内蔵した吸込口本体を小型にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例を示
す断面図、第２図は同上一部を切り欠いた斜視図、第３
図は本発明の他の実施例を示す断面図、第４図は本発明
のさらに他の実施例を示す断面図、第５図は従来の電気
掃除機の吸込口体の−例を示す一部を切り欠いた斜視図
である。１１・・吸込口本体、１５・・吸込口、１７・・接続管
、２１・・回転ブラシ、２２・・ブラシ台、２３・・ブ
ラシ毛、２５・・電動機。昭和６１年１２月２０日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）吸込口を下面に有するとともにこの吸込口に連通
する接続管を有する吸込口本体と、この吸込口本体内に
前記吸込口に臨んで回転自在に設けられたブラシ台の表
面にブラシ毛を植設してなる回転ブラシと、この回転ブ
ラシを回転駆動する電動機を備え、この電動機は前記ブラシ台の内部に配設したことを特徴
とする電気掃除機の吸込口体。
（２）前記ブラシ台内の電動機は吸込口本体の中央部に
位置させたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の電気掃除機の吸込口体。