JPS63157943A - 蜂蜜粉末組成物及びその製造方法 - Google Patents

蜂蜜粉末組成物及びその製造方法

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Publication number
JPS63157943A
JPS63157943A JP61299870A JP29987086A JPS63157943A JP S63157943 A JPS63157943 A JP S63157943A JP 61299870 A JP61299870 A JP 61299870A JP 29987086 A JP29987086 A JP 29987086A JP S63157943 A JPS63157943 A JP S63157943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honey
maltitol
powder composition
porous
solid
Prior art date
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Pending
Application number
JP61299870A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ebisu
戎 高志
Noboru Maeda
登 前田
Hideki Matsubara
秀樹 松原
Kazuaki Kato
和昭 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Towa Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Towa Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Towa Chemical Industry Co Ltd filed Critical Towa Chemical Industry Co Ltd
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  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 崖1」41月」黛U 本発明は、蜂蜜と多孔質の粉末マルチトールからなり、
・良好な味と香りを有する蜂蜜粉末組成物及びその製造
方法に関する。
蜂蜜は、ブドウ糖、果糖、蔗糖及び少量の麦芽糖を主な
成分とし、他にオリゴ糖、ビタミン、ミネラルなどを含
んだ滋養に冨んだ食品として知られている。又、蜂蜜は
消化・吸収の良さから、病人や乳幼児用の栄養として用
いられ、一方では医薬用に皮膚の荒れ止めや増血剤とし
ても使用されている。更に、一般には蜂蜜の保湿性や味
、香りをいかして洋菓子類等の製菓材料として多量に使
用されている。
しかし、蜂蜜は通常シロップ状又は糖の結晶を含むペー
スト状を呈しているため他の食品あるいは薬品との混合
に難があり、粉末状の蜂蜜組成物が望まれていた。
従来の技術 従来、蜂蜜の粉末化はデキストリン、澱粉、乳糖、サイ
クロデキストリンなどを添加混合することによりおこな
われてきた。又、それらの改良法として、例えば特開昭
59−2663号公報にはDE1〜5のワキシースター
チを使用した例が紹介されており、特開昭60−186
256号公報にはサイクロデキストリンを使用した例が
紹介されている。
■が解゛しようとする問題点 しかしながら、従来の蜂−蜜粉末やその製造方法は種々
の欠点を有しており、満足な品質を有する蜂蜜粉末組成
物は得られなかった。すなわち、上記の乳糖やデキスト
リンやデンプンを使用して蜂蜜を粉末化しようとした場
合、蜂蜜の吸湿性が高いためにデンプン等の添加量を蜂
蜜の5倍以上もいれる必要があり、商品価値が低くなる
という欠点があった。つまり、蜂蜜以外の物が主成分と
なってしまうのである。従って、従来の方法で粉末蜂蜜
を製造した場合には香り・味の極めて劣る製品しか得ら
れなかった。
また、デキストリンの添加量を減少させる意味で特開昭
59−2663号公報ではワキシースターチを使用して
いるが、この方法ではカゼイン等の蛋白質を添加する必
要があり、乾燥助剤を2種用いるので操作が煩雑であり
、蛋白質具のために蜂蜜の風味を損なうという欠点があ
った。
一方、特開昭60−186256号公報に紹介されてい
るようにサイクロデキストリンを使用してハチミツを粉
末化した場合は、その製品の甘味減少や水に対する溶解
困難などの不都合があった。つまり、口の中で粉っぽさ
を感するという欠点があった。
問題点を解決するための手段 本発明者らは、以上の様々な問題点を解決するために鋭
意研究を重ねた結果、濃縮した蜂蜜に対して粒度が10
0ミクロン以下である多孔質の粉末マルチトールをまぶ
して相対湿度60%以下の条件下にて粉砕する事によっ
て30〜80重量%の蜂蜜を含有し良好な味と香りを有
すると共に水によく溶ける蜂蜜粉末組成物を得て、本発
明を完成した。
すなわち、本発明は蜂蜜30〜80重量%と多孔質の粉
末マルチトール20〜70重量%からなることを特徴と
する蜂蜜粉末組成物を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に使用する蜂蜜はミツバチが集めた蜂蜜であれば
よく、特に蜂の種類や花の種類を特定する必要は無い。
更に本発明で用いる粉末マルチトールは純度を限定する
必要はないが、一般に低純度のマルチトールは高い吸湿
性を示すことからマルチトール純度の高いものが好まし
い。
本発明における多孔質粉末マルチトールは、次式により
算出された気孔率が0.63以上のものを使用すること
によって蜂蜜の香りを充分に残存させることが可能とな
った。
(粉末の真密度) 本蜂蜜粉末組成物中の蜂蜜の比率は蜂蜜の風味や香りを
充分に備えるためには30重量%以上であることが好ま
しく、30重量%未満では蜂蜜としての味や香りが不足
するので好ましくない。又、蜂蜜の比率が80重量%を
越えたばあいは味や香りは蜂蜜本来のものとなるが、粉
末化が困難となり、更に吸湿性が激しくなるため好まし
くない。
更に、この蜂蜜粉末組成物を製造する上で、蜂蜜の粒の
表面を多孔質の粉末マルチトールで充分に被覆するため
には該マルチトールの粒径は100ミクロン以下である
ことが望ましい。
上記の本蜂蜜粉末組成物は下記の方法によって製造でき
る。まず最初に蜂蜜を濃縮するが、蜂蜜の香りを残すた
めに低い温度で濃縮することが好ましく、温度は80℃
以下、更に好ましくは60℃以下で減圧濃縮するのがよ
い。
次に、この濃縮した蜂蜜を充分な堅さになるまで冷却す
るが、冷却温度は10〜35℃程度にすると充分な堅さ
が得られて好ましい。このようにして得られた蜂蜜の固
化物に多孔質の粉末マルチトールをまぶして、相対湿度
60%以下、更に好ましくは45%以下の雰囲気で粉砕
することによって本発明の味及び香りの良好な蜂蜜粉末
組成物が得られる。
上記粉砕のときの雰囲気が60%を越えた相対湿度の場
合は、粉砕中にベトッキが生じて好ましくなく、たとえ
無理に粉砕して得られた粉末を再度乾燥しても保存に耐
え得る程吸湿性の低い蜂蜜粉末組成物を得ることはでき
ない。
大旌炎 以下に本発明の実施例及び比較例を説明する。
実施例−1 市販の蜂蜜(水分18.1%、埼玉養蜂製)100gを
ポリプロピレン製のバットに入れ(液の厚さ3〜4鶴)
、減圧乾燥器にて55℃〜60℃で18時間濃縮し、8
1gの濃縮蜂蜜を得た。これを低湿度雰囲気下(20°
C9相対湿度47%)で粗粉砕しポリ袋に19gの多孔
質の粉末マルチトール(平均粒径:60ミクロン)と共
にいれて内容物をよくまぶす(多孔質の粉末マルチトー
ルは東和化成工業■製のMR100を使用した)。
これを予め多孔質の粉末マルチトール20gを入れた乳
鉢にいれて同上雰囲気下にて粉砕し、収量120gの蜂
蜜粉末組成物を得た。
実施例−2 市販の蜂蜜(水分18.0%、埼玉養蜂製)92gをス
テンレス製のバットに入れ(液の厚さ2〜3韮)、減圧
乾燥器にて45℃〜55°Cで 20時間濃縮し、75
gの濃縮蜂蜜を得た。これを低湿度雰囲気下(20’C
,相対湿度55%)で粗粉砕し、これを予め多孔質の粉
末マルチトール(平均粒径ニア0ミクロン、東和化成工
業側製粉末マルチトール)25gを入れた乳鉢で粉末マ
ルチトールをまぶしながら粉砕し、収量100gの蜂蜜
粉末組成物を得た。
比較例−1 市販の蜂蜜77g(水分18%、埼玉養蜂製)にβ−サ
イクロデキストリン(三楽オーシャン■製すングデソク
スB)38gを加え、60℃の温水100 ccを入れ
たのち室温にて1時間攪拌後凍結乾燥によって乾燥した
。乾燥後粉砕して収量約100gの粉末組成物を得た。
比較試験 上記で製造した物と生蜂蜜を比較するため、10人のパ
ネラ−に嘗させ、生蜂蜜を10点として各々採点させた
。その結果を第−表に示す。
第−表 この結果によると、生蜂蜜を100とした時、実施例−
1,2の呈味合計点、香り合計点共に好結果を呈するの
に反し、比較例では何れも低値であった。即ち味、香り
が劣った。
発明の効果 上記のように、本発明による蜂蜜粉末組成物は、低吸湿
性であるので、多量の添加剤を加える必要もなく、従っ
てそのために商品価値を損うこともない。又、スターチ
を使用する方法の如く、カゼイン等の蛋白質を加えるこ
ともなく、また乾燥助剤を加えるような煩雑さもなく、
従って蛋白質を加えることによる風味の損いもない。更
に、本発明は、前述のようなデキストリンを使用する粉
末化法における甘味が不足したり、日中に含んだ場合の
粉っぽさを惑するなどの欠点を改善し、従来の要望に応
えて良好な味と香りを有する特有な効果を発揮したもの
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 蜂蜜30〜80重量%と多孔質の粉末マルチトール
    20〜70重量%からなることを特徴とする蜂蜜粉末組
    成物。 2 蜂蜜を濃縮した固形物30〜80重量%に相対湿度
    60%以下の雰囲気下で粒径100ミクロン以下の多孔
    質の粉末マルチトール20〜70重量%をまぶし、粉砕
    することを特徴とする蜂蜜粉末組成物の製造方法。
JP61299870A 1986-12-18 1986-12-18 蜂蜜粉末組成物及びその製造方法 Pending JPS63157943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61299870A JPS63157943A (ja) 1986-12-18 1986-12-18 蜂蜜粉末組成物及びその製造方法

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JP61299870A JPS63157943A (ja) 1986-12-18 1986-12-18 蜂蜜粉末組成物及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63157943A true JPS63157943A (ja) 1988-06-30

Family

ID=17877951

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61299870A Pending JPS63157943A (ja) 1986-12-18 1986-12-18 蜂蜜粉末組成物及びその製造方法

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JP (1) JPS63157943A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2664472A1 (fr) * 1990-07-11 1992-01-17 Oetker Nahrungsmittel Kg Augus Poudre de miel, procede de fabrication de cette poudre, comprime fabrique a partir de ladite poudre, et procede de fabrication dudit comprime.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2664472A1 (fr) * 1990-07-11 1992-01-17 Oetker Nahrungsmittel Kg Augus Poudre de miel, procede de fabrication de cette poudre, comprime fabrique a partir de ladite poudre, et procede de fabrication dudit comprime.

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