JPS63157766A - 開先倣い制御方法 - Google Patents

開先倣い制御方法

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JPS63157766A
JPS63157766A JP30462386A JP30462386A JPS63157766A JP S63157766 A JPS63157766 A JP S63157766A JP 30462386 A JP30462386 A JP 30462386A JP 30462386 A JP30462386 A JP 30462386A JP S63157766 A JPS63157766 A JP S63157766A
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JP
Japan
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reversal
welding torch
torch
circuit
welding
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Application number
JP30462386A
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English (en)
Inventor
Yasuyoshi Kitazawa
保良 北澤
Wakaki Saruta
猿田 若樹
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/02Seam welding; Backing means; Inserts
    • B23K9/0216Seam profiling, e.g. weaving, multilayer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、溶接トーチを開先幅方向にオシレートさせ
ながら溶接線に沿って進行させて溶接を行う場合の開先
倣い制御方法に関する。
〔従来の技術〕
アーク溶接におけるこの種の開先倣い制御方法では、従
来、例えば、特公昭52−29973号公報や持分昭和
59−15743号公報に記載されているように、アー
ク電圧を常時監視し、アーク電圧が一定になるように電
極高さを調整し電極先端が開先壁(開先端)に近づいて
上記電極高言の検出値が設定値に等しい値(反転高さ)
になってトーチ反転条件が成立した時に反転指令を発生
せしめて溶接トーチのオシレート方向を反転させるよう
にしている。この場合、溶接トーチのオシレート半サイ
クル中に、仮付ビードがあったり、フィラーワイヤーの
不安定供給が起ったり、溶融金属の波釘等があると、溶
接トーチが開先端まで移動されないうちに上記反転高さ
を検知して反転動作を行い、所望の反転位置での反転動
作が行われないといった事態が発生する。これを防止す
る為、従来は、例えば、特公昭60−18270号公報
に示されているように、前サイクルにおける溶接トーチ
の反転位置より所定区間手前の区域に不感帯域を設定し
、この不感帯域では溶接トーチの反転動作を禁止するよ
うにしている。
この不感帯域を設定する開先倣い制御では、溶接トーチ
が開先壁近傍の所望の位置に達する以前に開先中央部近
傍で反転指令が発生して誤動作してしまうと云う問題は
解消することができるが、今度は、溶接トーチが開先壁
近傍の所望の位置に達しても反転指令が発生せず、誤動
作するといった別の問題が発生する。以下これについて
説明する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
開先壁が低い場合、例えば、被溶接母材(以下、母材と
略記する)の板厚が薄い場合や多層溶接において溶接が
上層部まで進んだ場合等、仮付はビードや開先幅の変化
等が原因してビード表面に高低差が生まれると、極所的
に開先壁が存在しない個所ができ、この個所では、反転
指令が作成されないので、溶接トーチが暴走してしまう
と云う問題があり、上記したような開先倣い制御は開先
壁の低い場合には用いることができないと云う欠点があ
った。
上記の開先倣い制御の他に、例えば、特公昭55−16
1571号公報に記載されているように、オシレートの
半サイクルの開先中央部付近におけるアーク電流検出値
を基準値としてオシレート反転条件を設定する方法があ
るが、この場合には、仮付ビードや溶融金属の波打ち等
によって上記基準値に変動が起こると、溶接トーチが開
先壁に近づいても所定の反転指令が作成されず、アーク
が開先壁に乗り上げて開先にアンダーカットを生せしめ
るという問題がある。
また、消耗電極を用いる短絡移行溶接においては、短絡
の影響で検出値が不安定になるので、溶接トーチが開先
壁に近接しても所定の指令が作成されない場合があり、
この場合にも、アークが開先壁に乗り上げて開先にアン
ダーカットを生ぜしめ、溶接品質の著しい低下を招く。
この発明は上記したような従来の問題を解消するために
なされたもので、充分な開先壁高さが得られない薄板溶
接や、多層盛溶接における上層部溶接おいても、開先の
アンダーカット等を作ることなく溶接トーチのオシレー
ト動作を制御することができ、従来に比して、溶接品質
を向上させることができる開先倣い制御方法を得ること
を目的とする。
(問題を解決するための手段〕 この発明は上記目的を達成するため、オシレート半サイ
クル毎に、溶接トーチのオシレート方向の反転位置の外
側に無条件反転位置を設定し、今回オシレート半サイク
ルに対する上記無条件反転位置は前回オシレート半サイ
クル以前のオシレート動作に基づき演算により設定し、
上記無条件反転位置では上記トーチ反転条件の成立の有
無にかかわらず溶接トーチのオシレート方向を反転させ
る構成としたものである。
〔作用〕
この発明では、溶接トーチが開先壁近傍に移動して、該
開先壁例の所望の反転位置を開先巾方向に通過したにも
かかわらず反転指令が作成されず、該開先壁側に更に過
移動した場合、この過移動中が設定値に達して溶接トー
チが無条件反転位置に到達すると、上記反転指令が作成
されなくても、即ち、トーチ反転条件が成立しなくても
、溶接トーチが強制的に反転されられるので、前記した
溶接トーチの暴走や開先のアンダーカットの発生等は確
実に防止される。
〔実施例〕
第1図はこの発明における基本技術思想を、消耗電極式
アーク溶接を行う場合を例にって説明するための図であ
って、1は母材、2は溶接トーチ、3は電極(ワイヤー
)、4は開先、4Lは左傾行間先壁、4Rは右傾斜開先
壁、5は開先底面を示している。A点は溶接トーチ2が
右開先壁側に向かって反転した時の反転位置(左反転位
置)、B点は溶接トーチ2が左開先壁側に向かって反転
した時の反転位置(右反転位置)を示している。
なお、溶接トーチ2は開先底面5に対して一定高さに保
持されつつ開先巾方向にオシレート駆動され、ワイヤ3
の先端が開先面に対して所定距離を隔てるようにワイヤ
突出長さが制御される。
この発明では、右反転位置Bより幅ΔRだけ外側に右無
条件反転位置Cを、左反転位置Aより幅ΔLだけ外側に
左無条件反転位置りを設定し、例えば、溶接トーチ2が
A点側からB点側に移動するオシレート半サイクル(右
行オシレートサイクル)において、溶接トーチ2が前回
(もしくは前回以前数回反転位置の平均反転位置)のオ
シレート反転位置Bを通過する前後から右無条件反転位
置Cに達するまでに反転指令が作成されなかった場合、
即ち、トーチ反転条件が成立しなかった場合には、溶接
トーチ2が右無条件反転位置Cに達した時に、トーチ反
転条件成立の有無に関係なく溶接トーチ2を反転させる
絶対反転指令を発生させ、右無条件反転位置Cに達する
までの間に反転指令が作成された場合にはこの反転指令
に基づいて溶接トーチ2を反転させる。同様に、溶接ト
ーチ2がB点側からA点側に移動するオシレート半サイ
クル(左行オシレートサイクル)において、溶接トーチ
2が前回(もしくは前回以前数回反転位置の平均反転位
置)のオシレート反転位置Aを通過する前後から左無条
件反転位置りに達するまでに反転指令が作成されなかっ
た場合には、溶接トーチ2が左無条件反転位置りに達し
た時に、トーチ反転条件成立の有無に関係なく溶接トー
チ2を反転させる絶対反転指令を発生させ、左無条件反
転位置りに達するまでの間に反転指令が作成された場合
にはこの反転指令に基づいて溶接トーチ2を反転させる
第2図は、上記第1図について説明した開先倣い制御を
実現するための回路構成を示すロック図であって、7は
溶接トーチ2を開先巾方向に揺動させるためのオシレー
タ、8はオシレータ7の駆動モータ、9はオシレート位
置検出器である。オシレート位置検出器9は溶接トーチ
2のオシレート位置変化量を検出して位置信号Xと、左
反転位置信号XA及び右反転位置信号X、を作成する。
10は溶接電源である。11は溶接電流検出器であって
、ワイヤ3を流れる溶接電流を検出して該電流に対応し
た検出信号(電圧信号)Pを反転指令作成回路12に送
出する。この反転指令作成回路12は、ワイヤ3先端が
開先4の底面5に接触した時の電流の最低値(電流最低
値)IMINに対してワイヤ3が左傾斜開先壁4Lもし
くは右傾斜開先壁4Rに近接しワイヤ突出長さが短くな
って電流がΔIだけ増大した時、即ち、上記検出信号P
が予め設定されたトーチ反転条件(設定反転値Q(ΔI
+Iや、8)に対応する値になった時に反転指令(信号
)Mを切換回路13に送出する。切換回路13は入力さ
れた反転指令Mが右傾斜開先壁4R近傍へ溶接トーチ2
が移動した時に発生した反転指令である場合には、出力
回路13Rを開して該反転指令を右反転指令MRとして
、OR回路22を経由してモータ駆動回路24に送出し
、また、入力された反転指令Mが左傾斜開先壁4L近傍
へ溶接トーチ2が移動した時に発生した反転指令である
場合には、出力回路13Lを開して該反転指令を左反転
指令MLとして、OR回路23を経由してモータ駆動回
路24に送出する切換動作を行う。この切換回路13は
OR回路22とOR回路23の出力を切換指令信号とし
て上記弁別作用を行い、OR回路22の出力を受けた後
は、出力回路13Rを閉し、OR回路23の出力を受け
ると出力回路13Lを閉する。14は右反転位置記憶回
路であって、オシレート位置検出器9が作成する右反転
位置信号XBが導かれ右反転位置Bを記憶する。15は
左反転位置記憶回路であって、オシレート位置検出器9
が作成する左反転位置信号XAが導かれ左反転位置Aを
記憶する。
18は右オシレート限界設定回路(差動増幅回路)であ
って、右反転位置記憶回路14に記憶された最新の右反
転位11ZB (前回右行オシレートサイクルにおける
右反転位置)に中段定器16からの中段定値ΔRを加算
し、右無条件反転位置信号Cを作成する。同様に、左オ
シレート限界設定回路19は、記憶回路15に記憶され
た最新の左反転位置B(前回左行オシレートサイクルに
おける左反転位置)に中段定器からの17幅設定値ΔL
を加(減)算し、左無条件反転位置信号りを作成する。
20は右無条件反転指令作成回路(比較演算回路)であ
って、右無条件反転位置信号Cとオシレート位置検出器
9からの位置信号Xが導かれ、両者が一敗した時に右無
条件反転指令(信号)2、を作成する。この右無条件反
転指令(信号)Z、IはOR回路22を通してモータ駆
動回路24に供給される。同様に、左無条件反転指令作
成回路(比較演算回路)21は、左無条件反転位置信号
りとオシレート位置検出器9からの位置信号Xが導かれ
、両者が一致した時に左無条件反転指令(信号)ZLを
作成する。この左無条件反転指令(信号)ZLはOR回
路23を通してモータ駆動回路24に供給される。モー
タ駆動回路24は、OR回路22の出力(右反転指令M
、もしくは右無条件反転指令2*)を受けると、駆動モ
ータ8を停止させ停止後直にもしくは所定時間後に該駆
動モータ8を停止前とは逆方向に回転させるための制御
信号を該駆動モータ8に送出し、また、OR回路23の
出力(右反転指令MLもしくは右無条件反転指令ZL)
を受けると、駆動モータ8を停止させ停止後直にもしく
は所定時間後に該駆動モータ8を停止前とは逆方向に回
転させるための制御信号を該駆動モータ8に送出する。
次に、この装置の動作について説明する。
今、溶接トーチ2は右行オシレートサイクルにあって、
A点側から右傾斜開先壁4Rに向かって移動し始めたも
のとする。この時、切換回路13の出力回路13Rは開
状態、出力回路13Lは閉状態にある。
溶接トーチ2は一定の高さに保持されてオシレートされ
、開先形状に応じてワイヤ3の突出長さが変化するので
、溶接電流検出器11は上記ワイヤ3の突出長さの変化
に対応して変化する溶接電流を検出する。溶接トーチ2
が右傾斜開先壁4Rに近接して、溶接電流検出器11の
検出信号Pの値がオシレート反転条件Qに等しくなるま
で増大すると、反転指令作成回路12が反転指令Mを送
出する。切換回路13の出力回路13Lが閉されている
ので、上記反転指令MはOR回路22を経由し、右反転
指令M、Iとしてモータ駆動回路24に供給される。モ
ータ駆動回路24は上記反転指令M、を受けると前記し
た制御信号を送出するので、オシレータフの駆動モータ
8は停止し、これにより溶接トーチ2も停止して右行オ
シレートサイクルが終了する。溶接トーチ2のこの停止
位置はオシレート位置検出器9により検出されて、前回
右行オシレートサイクルに於ける右反転位置BN−1を
記憶している右反転位置記憶回路14に入力され、該右
反転位置記憶回路14の内容は今回右行オシレートサイ
クルにおける上記反転位置(右反転位置)BNに書き換
えられる。
仮止め等が原因して、溶接トーチ2が上記前回右行オシ
レートサイクルに於ける右反転位置BN−1近傍を通過
しても、反転指令作成回路12が出力せず、溶接トーチ
2が更に右へ過移動する場合、溶接トーチ2の上記右反
転位置B’H−1を通過してからの過移動距離が中段定
値ΔRに達すると、比較演算回路20が右無条件反転指
令ZRを送出する。この右無条件反転指令Z、lはOR
回路22を経由してモータ駆動回路24に送出されるの
で、該モータ駆動回路24は、上記右反転指令Mlを受
けた場合と同様に、駆動モータ8を停止させたのち逆回
転させ、これにより溶接トーチ2は停止したのち左行オ
シレートサイクルを開始する。また、右反転位置記憶回
路14には溶接トーチ2のこの時の停止位置が今回オシ
レートサイクルにおける右反転位置BNとして格納され
る。なお、溶接トーチ2の上記過移動中にトーチ反転条
件が成立して反転指令作図路12が反転指令Mを送出し
た場合には、該反転指令Mは右反転指令MRとしてモー
タ駆動回路24に供給されるので、溶接トーチ2はこの
反転指令の発生時点に対応する位置で反転する。
溶接トーチ2の左行オシレートサイクルにおいても同様
に、溶接トーチ2が左傾斜開先壁4L近傍に達して反転
指令Mが作成されると、該反転指令は左反転指令M、と
してモータ駆動回路24に供給され、溶接トーチ2は反
転し、前回左行オシレートサイクルに於ける左反転位置
、A、N、、、を記tgしていた左反転位置記憶回路1
5の内容は今回左行オシレートサイクルにおける上記反
転位置(左反転位置)ANに書き換えられる。また、溶
接トーチ2が左反転位置AN−1近傍を通過しても、反
転指令作成回路12が出力せず、溶接トーチ2が更に左
に過移動する場合には、溶接トーチ2の上記左反転位置
A H+ 1を通過してからの移動距離が設定値ΔLに
達すると、比較演算回路21が左無条件反転指令ZLを
送出する。この左無条件反転指令ZLはOR回路23を
経由してモータ駆動回路24に送出されるので、溶接ト
ーチは停止した後反転し、左反転位置記憶回路15には
溶接トーチ2のこの時の反転位置が今回オシレートサイ
クルにおける左反転位置AMとして格納される。
このように、本実施例では、オシレート半サイクル中の
溶接トーチの移動径路において仮付ビード等があったた
めに、溶接トーチ2が開先壁近傍の所望の反転位置まで
移動しても、反転指令が作成されず、過移動した場合、
この過程動量が中段定値ΔR1ΔLに等しくなると、ト
ーチ反転条件が成立しなくても、無条件反転指令が作成
され、溶接トーチは強制的に反転させられるので、中段
定値を適切に設定してお(ことにより、前記した溶接ト
ーチの暴走や傾斜開先壁のアークの乗り上げを防止する
ことができる。なお、溶接トーチ2の上記過移動中にト
ーチ反転条件が成立がして反転指令作回路12が反転指
令Mを送出した場合には、該反転指令Mは左反転指令M
Rとしてモータ駆動回路24に供給されるので、溶接ト
ーチ2はこの反転指令の発生時点に対応する位置で反転
すする。
許容過移動量であるΔR1ΔLは、その値が小さすき゛
ると、オシレート1サイクル当たりのオシレート巾修正
量が小さく開先の倣いの追従性が悪くなり、大きすぎる
と、アークが開先に乗り上げる量が大きくなって、開先
にアンダーカットを発生させやすくなるため、溶接法や
溶接条件、開先倣い精度等を考慮して適宜決定すること
が望ましい。例えば、消耗電極式のガスシールド溶接法
では、ΔR1ΔLは0.2〜4mmが好ましく、4mm
以上になると、アークが傾斜開先壁に過大に乗り上げア
ンダーカットを生せしめる。一方、0.2mm以下にな
ると、アークの安定性から、最大オシレート速度がI 
Hz 、溶接速度が5〜30cm/minとなるので、
開先の変動が1/25以上であると、倣い不能となる。
上記実施例における無条件反転位置C,Dは、反転位置
B、Aの外側にΔR1ΔLを固定値として設定器16.
17で設定することにより得ているが(第3図(a))
、第3図(blに示すように、オシレート半サイクル毎
に、前回オシレート半サイクルのオシレート巾Wから演
算により(WXα1、但し、α1 ;定数〕として、或
いは、前回オシレート同方向半サイクル以前の複数半サ
イクルのオシレート巾や複数反転位置から演算により求
めて設定してもよい。この方法は開先中の変動が激しい
ときに特に有効である。
また、無条件反転位置C,Dは、今回オシレート半サイ
クルのオシレート開始端位置を基準として設定してもよ
く、この場合は、第3図fc)、[d)に示すように、
前回オシレート同方向半サイクルのオシレート巾Wから
演算により (WXα2、但し、α2シl)として、或
いは、〔W+α1、但し、α3=一定値〕として求めれ
ばよい。この方法は溶接線と装置進行方向にズレがある
場合に特に有効である。また、第3図telに示すよう
に、〔前回オシレート逆方向半サイクルのオシレート巾
W×α4、但し、α4〉1〕として設定してもよい。
また、多層盛溶接を行う場合には、前層の溶接時におけ
るオシレート巾もしくはオシレート反転位置を用いて、
実施例の設定方法や第3図(al、fblに示す設定方
法を採用するようにすれば、安定な下層の溶接時を基準
にすることできるため、無条件反転位置による反転が頻
発して開先倣いが乱れるような事態の発生を防止できる
なお、左右無条件反転位置は同一値である必要はなく、
横向姿勢溶接や開先が特殊である場合等には個別な値と
して設定することもある。
また、上記第1図の実施例における上記ΔR1ΔLは信
号レベル(電圧値)で設定しているが、オシレート速度
を一定として、時間で設定することもできる。
上記実施例は、開先倣い制御を行う消耗電極式アーク溶
接に本発明を実施した例であるが、定アーク長制御を行
う非消耗電極式アーク溶接、例えば、特公昭52−29
973号公報に記載されているような非消耗電極式アー
ク溶接に本発明を実施する場合には、溶接トーチを開先
底面に対して手下方向(Z軸方向)駆動するZ軸方向駆
動モータの変位量を検出器を通して取り出し、該変位量
を所定値と比較して溶接トーチの反転位置を決定する回
路部に加え、溶接トーチを開先巾方向にオシレートする
ための駆動モータ(Y軸方向駆動モータ)の回転1i(
i接トーチのオシレート半サイクルの回転量)を検出器
を通して取り出し、該回転量が、上記所定値と中段定値
ΔR(もしくはΔL)に対応する値との和に達した時に
無条件反転指令(信号)を作成してY軸方向駆動モータ
のモータ駆動回路に送出する回路部とを設けるようにす
れば良い。
定アーク長制御を行う上記非消耗電極式アーク溶接では
、アークが傾斜開先壁に乗り上げても比較的アンダーカ
ットを発生し難く、開先中変動は、通常、該開先中に比
例するので、ΔR1ΔLは前回オシレート巾の5〜30
%が好まし。30%を越えると開先壁にアンダーカット
を生ぜしめ、5%以下では倣い精度が低下して実用的で
はなくなる。
1 〔発明の効果〕 この発明は以上説明した通り、トーチ反転条件が成立し
た時に溶接トーチが反転する通常の反転位置の外側に無
条件反転位置を設定したことにより、溶接トーチが上記
通常の反転位置を通過して過移動した場合にも、上記無
条件反転位置まで移動するとトーチ反転条件の成立を有
無に関係なく溶接トーチを反転させることができるので
、仮付ビード、ワイヤの不安定供給や溶融金属の波うち
等があっても、溶接トーチの暴走やアークの開先壁への
乗り上げによるアンダーカットの発生を確実に防止して
従来に比し溶接品質を向上し、開先倣いの安定性を高め
ることができる利点があり、特に、薄板溶接や多層盛溶
接に用いて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本的な技術思想を説明するための
開先と溶接トーチの反転位置との関係を示した図、第2
図はこの発明の実施例を示すブロック図、第3図はこの
発明における無条件反転位置設定方法を説明するための
図である。 2・−・−溶接トーチ、4・・・開先、7−オシレータ
1.8・・・駆動モータ、12−・・反転指令作成回路
、13・・・切換回路、14.15・−反転位置記憶回
路、18.19・・−オシレート巾設定回路、20゜2
1・・・無条件反転指令作成回路、24−・モータ駆動
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶接トーチを被溶接母材の開先巾方向にオシレートさせ
    、溶接電流もしくは電圧もしくはこれらに対応して変化
    するパラメーターを監視して所定のトーチ反転条件が成
    立した時に上記溶接トーチのオシレート方向を反転させ
    つつ溶接トーチを溶接線に倣わせる開先倣い制御方法に
    おいて、オシレート半サイクル毎に、溶接トーチの上記
    オシレート方向の反転位置の外側に無条件反転位置を設
    定し、今回オシレート半サイクルに対する上記無条件反
    転位置は前回オシレート半サイクル以前のオシレート動
    作に基づき演算により設定し、上記無条件反転位置では
    上記トーチ反転条件の成立の有無にかかわらず溶接トー
    チのオシレート方向を反転させることを特徴とする開先
    倣い制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020019051A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 日鉄エンジニアリング株式会社 消耗電極式ガスシールドアーク溶接方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018277A (ja) * 1983-07-11 1985-01-30 Daikin Ind Ltd 開先溶接制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020019051A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 日鉄エンジニアリング株式会社 消耗電極式ガスシールドアーク溶接方法

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