JPS6315762Y2 - - Google Patents

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JPS6315762Y2
JPS6315762Y2 JP1346982U JP1346982U JPS6315762Y2 JP S6315762 Y2 JPS6315762 Y2 JP S6315762Y2 JP 1346982 U JP1346982 U JP 1346982U JP 1346982 U JP1346982 U JP 1346982U JP S6315762 Y2 JPS6315762 Y2 JP S6315762Y2
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JP
Japan
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annular body
optical
annular
cylinder
inspected
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JP1346982U
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JPS58116602U (ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は筒体内底面の仕上り検査具に係り、特
に、光フアイバと光電素子とを接続する光レセプ
タクルの内面の加工仕上り検査具に関するもので
ある。
発光・受光素子を内蔵した光レセプタクル本体
と光結合部本体とを組合せて接続する場合は、光
コネクタプラグ先端がストツパ(細径部)の位置
まで十分に挿入されないと光を効率良く伝送する
ことができない。
第1図は光レセプタクル本体に光コネクタプラ
グを装着するときの状態を示す断面図である。発
光素子又は受光素子等の光電素子7を中心に取り
付ている光結合部本体5の上面には光電素子7を
保護するガラス窓6が設置され、光レセプタクル
本体3のプラグストツパ4で押えられている。光
レセプタクル本体3の上部開口より光コネクタプ
ラグ2が挿入され、その中心に設置した光フアイ
バ1の下端を光電素子7に接近させる。したがつ
て、光電素子7の発光を光フアイバ1に正確に導
入したり、光フアイバ1内を伝送された光を光電
素子7へ能率良く導入することができる。
第2図は他の光レセプタクル本体に光コネクタ
プラグを装着した状態を示す断面図で、この場合
は光結合部本体5の上部に光フアイバ1bを中心
に設置したスリーブ8を固定している。また、光
フアイバ1aを中心に固定した光コネクタプラグ
2はプラグストツパ4に接触するまで挿入されて
いるので、光フアイバ1aの下端と光フアイバ1
bの上端とは接近して光伝送効率を高めている。
なお、この場合は光フアイバ1bの下端は光電素
子7に近接するまで伸びているので、第1図の光
コネクタプラグ2を押し込んだ時よりも光伝送量
は増加する。即ち、光フアイバ1a,1bの端部
を接近させることができる。
このようなプラグストツパ4を有する光レセプ
タクル本体3で問題となるのは、プラグストツパ
4の工作精度である。即ち、段差を生じたり削り
残しを生じたときは光コネクタプラグ2の光フア
イバ1aとスリーブ8の光フアイバ1bとの端面
間隔が増加して結合効率を低下させる。また、プ
ラグストツパ4の厚さが薄いときは光フアイバ1
a,1bが接触して傷つく。第1図の場合はガラ
ス窓6を破壊する等の事故を発生させる原因とな
る。一般に工作物の外径や外観を測定する計測器
は多数あり、短時間に高精度で測定可能である
が、内径を測定する検査具等には適当なものがな
く、小さい内径の筒状のものをミクロンオーダの
寸法精度で測定することはむずかしい。また、可
能であつても多大の検査時間を必要とする。従つ
て、光レセプタクル本体3の内部にプラグストツ
パ4を形成したものの内部仕上げ状態を短時間
に、正確に測定できる検査測定具の開発が要望さ
れていた。
本考案は光レセプタクル等の筒体内底面の仕上
り状態を能率良く正確に測定することができる筒
体内底面の仕上り検査具を提供することを目的と
し、その特徴とするところは、被検筒体内に嵌合
させることが可能でその下端面の縁を直角又は曲
率を付して形成した一対の環状体と、この環状体
の内面に嵌合する中軸と、被検筒体の上部外側に
形成した雄ねじに螺合して環状体の上面を押圧す
る袋ナツトを有するサポータと、このサポータに
支持されてその測定針を中軸の上端に接触させた
ダイヤルゲージとを有し、直角な下端面を有する
環状体と曲率を付した下端面を有する環状体とを
交互に被検筒体の内部に装着した時のダイヤルゲ
ージの読みの差によつて、被検筒体の仕上り状態
を判定することにある。
第3図は本考案の一実施例である仕上り検査具
の使用状態を示す斜視図で、第4図は第3図の中
軸10に装着される環状体11の断面図である。
仕上り検査具はダイヤルゲージ9をサポータ14
にねじ15で固定すると共に、サポータ14には
袋ナツト12が取り付けられており、ダイヤルゲ
ージ9からは測定針13が突出している。中軸1
0が矢印方向に移動するとサポータ14内の測定
針13も移動してダイヤルゲージ9の指針を回転
させるので、中軸10の移動量を直接読取ること
ができるようにしてある。
環状体11の径は測定する光レセプタクル本体
3の内径に円滑に合致するように形成し、環状体
11の先端は第4図aの様に平担なもの(以下F
ゲージと記す)と、第4図bの様に角が少し丸み
を帯びたもの(以後Rゲージと記す)の2種類を
用いる。
ここで使用する環状態11、中軸10、測定針
13等は耐摩耗性で熱膨張係数の小さい材料を用
いている。
次に、光レセプタクル本体3内のプラグストツ
パ4の加工状態を測定する手順を説明する。第5
図aはFゲージの零較正の状態を示す断面図で、
鏡面に仕上げてある平面板16の上面で環状体1
1と中軸10の先端を揃える。即ち、第3図のダ
イヤルゲージ9より離れた所の中軸10を平面板
16の上に立てるようにすると、ダイヤルゲージ
9の指針が任意の値を示すので、較正用リング9
aを回転させて零目盛に合致させる。
第5図bは光結合部本体5を光レセプタクル本
体3にB方向から装着した状態であるが、この光
レセプタクル本体3のA方向から第5図aの環状
体11と中軸10とを挿入する。
第5図cは環状体11がプラグストツパ4の上
面に接触し、中軸10は光結合部本体5の上面に
接触した状態で、このときは中軸10はプラグス
トツパ4の上面と光結合部本体5の上面との間隔
だけ下降し、ダイヤルゲージ9の指針を回転させ
る。
なお、この際は袋ナツト12を回転させて環状
体11と光レセプタクル本体3とを固定し、ダイ
ヤルゲージ9の読みを記録する。このときの読み
をlFとする。
次に袋ナツト12をゆるめて光レセプタクル本
体3を分離して環状体11aを取りはずし、Rゲ
ージである環状体11bを挿入して第5図aの零
較正を行い、同様にして第5図cの状態でダイヤ
ルゲージ9の指針が示す数値を読み取る。このと
きの読みをlRとする。
ここでlF=lRとなつていればプラグストツパ
4の上面、特に角隅の加工が正しく直角に行われ
ていることを示し、lF>lRとなればプラグスト
ツパ4の上面が平担でなく、特に角隅が直角に加
工されていないことを示している。なお、lF<
lRは原則として成立しない。したがつてlF−lR
の値が加工面の段差や直角度の不正確度を表わす
もので、プラグストツパ4の面仕上り状態を容易
に知ることができる。
このような検査法は円筒状物体の内面に設けた
ストツパの加工精度を知るのに有効であり、上記
Fゲージである還状体11a、Rゲージである環
状体11bの交換は極めて容易である。
本実施例の筒状物体内面ストツパの仕上り検査
具は、ダイヤルゲージの中軸に嵌合する環状体の
先端面を直角に形成したものと曲面を形成したも
のとを交換して使用し、ダイヤルゲージの読みの
差よりその加工精度を知ることができる。この加
工精度は光コネクタプラグの挿入位置に直接関係
するので、読みの差が零であることを確認して光
コネクタプラグを装着すれば設計上の最適の光伝
送効率が得られるという効果をもつている。
第6図は中軸の変形例を示す部分的断面図で、
その先端には円形の小孔17を設けてある。これ
は第5図cの場合のように中軸10の下端面が光
結合部本体5の中心に設置した光フアイバ1の端
面に接触して傷付けることを防ぐため、中軸10
の先端中央に小穴17を設けたものである。
第7図は底部中央部に突起部を有する円筒体1
8の断面図である。この場合は高さhの突起部1
9があるので、破線内の環状の底面の加工は困難
である。この部分にまで中軸を密着嵌合させる必
要があるときは、第4図の環状体11a,11b
に類する部材を挿入してその挿入深さの差を求め
ると、環状底面の加工状態の良否が判定される。
本実施例の環状プラグ形検査具は、環状底面を
有しその中央に突起部を設けた筒状体の内面加工
の良否を判定するのに利用できるという効果をも
つている。
本考案の筒体内面の仕上り検査具は、環状体の
下面を直角に形成したものと曲率を付けて形成し
た検査具を交互に挿入した時の位置を測定するこ
とにより、測定困難であつた内面底面の加工状態
を容易に判定できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光レセプタクル本体に光コネクタプラ
グを装着するときの状態を示す断面図、第2図は
他の光レセプタクル本体に光コネクタプラグを装
着した状態を示す断面図、第3図は本考案の一実
施例である仕上り検査具の使用状態を示す斜視
図、第4図は第3図の中軸に装着される環状体の
断面図、第5図は光レセプタクル本体内のプラグ
ストツパの加工状態を測定する手順を説明する
図、第6図は中軸の変形例を示す部分的断面図、
第7図は底部中央部に突起部を有する円筒体の断
面図である。 1:光フアイバ、2:光コネクタプラグ、3:
光レセプタクル本体、4:プラグストツパ、5:
光結合部本体、6:ガラス窓、7:光電素子、
9:ダイヤルゲージ、10:中軸、11:環状
体、12:袋ナツト、13:測定針、14:サポ
ータ、15:固定ねじ、16:平面板、17:小
穴、18:円筒体、19:突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検筒体内に嵌合させることが可能でその下端
    面の縁を直角又は曲率を付して形成した一対の環
    状体と、この環状体の内面に嵌合する中軸と、上
    記被検筒体の上部外側に形成された雄ねじに螺合
    して上記環状体の上面を押圧する袋ナツトを有す
    るサポータと、このサポータに支持されてその測
    定針を上記中軸の上端に接触させたダイヤルゲー
    ジとを有し、上記直角な下端面を有する環状体と
    上記曲率を付した下端面を有する環状体とを交互
    に上記被検筒体の内部に装着した時の上記ダイヤ
    ルゲージの読みの差によつて、上記被検筒体の仕
    上り状態を判定することを特徴とする筒体内底面
    の仕上り検査具。
JP1346982U 1982-02-02 1982-02-02 筒体内底面の仕上り検査具 Granted JPS58116602U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1346982U JPS58116602U (ja) 1982-02-02 1982-02-02 筒体内底面の仕上り検査具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1346982U JPS58116602U (ja) 1982-02-02 1982-02-02 筒体内底面の仕上り検査具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58116602U JPS58116602U (ja) 1983-08-09
JPS6315762Y2 true JPS6315762Y2 (ja) 1988-05-06

Family

ID=30025985

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1346982U Granted JPS58116602U (ja) 1982-02-02 1982-02-02 筒体内底面の仕上り検査具

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JPS58116602U (ja) 1983-08-09

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