JPS6315755Y2 - - Google Patents

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JPS6315755Y2
JPS6315755Y2 JP15895083U JP15895083U JPS6315755Y2 JP S6315755 Y2 JPS6315755 Y2 JP S6315755Y2 JP 15895083 U JP15895083 U JP 15895083U JP 15895083 U JP15895083 U JP 15895083U JP S6315755 Y2 JPS6315755 Y2 JP S6315755Y2
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JP
Japan
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frame
base brick
protrusion
roller conveyor
fired
Prior art date
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JP15895083U
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JPS6065600U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、煉瓦、陶器、タイル、瓦等の焼成
物をローラコンベア上で搬送するに適する焼成物
の連続搬送装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 窯業工場等では、焼成物は窯入れ、冷却等の各
工程ごとに移送される必要があるが、この移送手
段として、各場所間にローラコンベアを敷設し、
この上に焼成物を載せて移送させることがある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、このような場合も、その搬送形態はて
んでばらばらであり、焼成物を適当な集団にして
(あるいは単一なものを)直接ローラコンベア上
に載せ、手で押して移動させていたものである。
したがつて、その能率は悪い上、搬送途中で落下
して割れたりする欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、この考案は、焼成物をローラコンベア
上で搬送するに、外周から屈曲自在に巻着する枠
によつて台煉瓦を支持し、この台煉瓦上に前記焼
成物を載置した構造の搬送ユニツトを構成すると
ともに、前記枠に設けられる挿入筒に形をした
連結具の両端挿入部を上方から挿入して前記各搬
送ユニツトを連結したことを特徴とする焼成物の
連続搬送装置を提供することで、前記した問題点
を解決したものである。
(ホ) 作用 これにより、焼成物は枠で支持された台煉瓦の
上に載置されるから、据わりの安全性も向上し、
移送量も増え、かつ、一定する。また、この台煉
瓦の上に載置される焼成物からなる搬送ユニツト
は適宜連結されるから、搬送に際して省力化され
る。
(ヘ) 実施例 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
するが、添付図面中、第1図はこの考案に係る台
煉瓦固定用枠の斜視図、第2図はこの枠を台煉瓦
に装着する状態を示す平面図、第3図は連結具の
正面図、第4図および第5図はこの枠を用いて台
煉瓦をローラコンベア上で搬送している状態のそ
れぞれ一部断面側面図である。
枠Aは、2枚ずつの長辺1,1と短辺2,2を
4隅に蝶番3……を介して長方形に接続したもの
であり、さらに、このうちの長辺1の一つを中央
で二つに分断し、この分断個所に締結部4を形成
したものである。そして、この締結部4の具体的
な構造として、分断した長辺1のそれぞれ端部に
外方に屈曲するフランジ5,5を形成し、このフ
ランジ5,5に貫通孔6,6を穿ち、この貫通孔
6,6にネジ棒7を通すとともに、両端からナツ
ト8,8で締上げるものが考えられる。ところ
で、このような枠Aは、煉瓦片9……を組んで直
方体に整形した台煉瓦10に対し、蝶番3……を
屈曲点として締結部4を拡げ、その周囲から巻付
けて固定して行くのである。すなわち、長辺1,
1、短辺2,2とも、その内側に帯状突起部1
a,1a,2a,2aを突出する際、これより上
方を接当部1b,1b,2b,2bとしているも
のであるから(接当部1b,1b,2b,2bの
表面には、通常、ゴム等の緩衝材11……を添着
しておく)、直方体状の台煉瓦10の底面周縁を
この帯状突起部1a,1a,2a,2aの上面が
すくい上げ、また、その外周面をこの緩衝材11
……が押圧して支持することになるのである。な
お、以上において、短辺2,2に形成される帯状
突起部2a,2aは、中心から両端に行くほど上
り勾配に形成されているから、台煉瓦10もこの
方向では勾配になり、これに伴つて載置される焼
成物12もこの勾配に沿い、ちようどピラミツド
型になる。
さらに、短辺2,2の帯状突起部2a,2aの
下側に、何個かの(通常は3個)孔13……をあ
け、この孔13……間に支持棒14……を渡掛
け、外側からナツト15……で締付けるようにし
ておく。したがつて、台煉瓦10の底面は、帯状
突起部2a,2aの上面よりは上に位置している
ものの、その中央寄りは自重でだれるから、台煉
瓦10は、前記した帯状突起部1a,1a,2
a,2aの他にこの支持棒14……によつても一
部支持されていることになるのである。
ところで、台煉瓦10をこのように枠Aで強固
に固定するのは、この上に種々の焼成物12を乗
せ、これを一つの単位として、各所への搬送およ
び各種処理等をするのに便利なようにしたもので
あるが、この考案では、この枠Aをローラコンベ
ア上を搬送するに適したものに考案したものであ
る。
このための具体的な構成として、まず、長辺
1,1および短辺2,2とも、その下端部分に相
当の出張り、すなわち、短辺2,2のものは、蝶
番3……の厚みUおよび長辺1,1間に渡掛けら
れる支持棒14……の突出長さVよりも大きな出
張りTを、また、長辺1,1のものは、蝶番3…
…の厚みUおよび締結部4の外方突出長さ(フラ
ンジ5,5の突起長さ)Wの半分よりも大きな出
張りTを有する外方突起部16,16,17,1
7を設けておくのである。なお、支持棒14……
が短辺2,2から突出している部分にはナツト1
5……が嵌められるのであるから、この側の外方
突起部16,16の存在により、ナツト15……
が十分嵌められないようでは困るので、この外方
突起部16,16は、ナツト15……の嵌合代を
見込んで、孔13……よりも相当下方から突出さ
せるようにしておく。
次に、この4つの外方突起部16,16,1
7,17の下端面を平滑、かつ、面一に構成する
のである。したがつて、通常、この部分のうち、
長辺1,1のものの方にリフトのフオーク挿入用
の手段が設けられるのであるが、この考案では、
それを挿入孔18……とし、下面が面一にならな
い切欠き等の手段はとらない。なお、クレーンに
よる吊上げのためには、外方突起部17,17の
下面に何んらかの細工をするものではないから、
通常のフツク19……等を設けておけばよい。
また、長辺1,1の一つには分断個所があり、
したがつて、外方突起部17もこの部分で連続し
ないのであるが、この空欠部分20に、長辺1の
他の部分の外方突起部17の下面と面一になる渡
金21を着脱自在に設けるのである。この具体的
な構成としても種々考えられるが、例えば、下面
を面一に合わせた平板体22を必要時、外側から
貼付けるようにし、ボルト23,23等で固着す
るもの等が考えられる。その他、平板体22の一
端を蝶番等で常時一方の外方突起部17に固定し
ておき、必要時、これを相手方の外方突起部17
に渡して固定するものも考えられ、この場合は、
その固着操作が容易である。
なお、以上において、渡金21を外方突起部1
7に取付けたとき、その外端面は、外方突起部1
7のそれよりも同じか低い程度にしておくのが好
ましい。
ところで、この枠Aの利用方法であるが、この
枠Aを用いて台煉瓦10を固定したなら、それを
ローラコンベア24上に載せ、その上を搬送する
のであり、このとき、枠Aの下端の外方突起部1
6,16,17,17はすべて平滑であり、か
つ、面一であるから、ローラコンベア24の各ロ
ーラ25……上を円滑に滑動して行くのである。
そして、本来なら長辺1のある個所に空欠部分2
0が存在し、この点で大きな振動を発生するので
あるが、この考案では、この部分に下面が他の外
方突起部17の下面と面一な渡金21が渡掛けら
れるのであるから、空欠部分20が存在しなくな
つて滑らかさにおいて何んら劣るものではない。
そして、この渡金21は、着脱自在に取付けられ
るものであるから、枠Aの台煉瓦10に対する取
付け、取外し操作を少しも阻害しない。
さらに、多くの枠Aをローラコンベア24上に
連続して搬送させるようなとき、各枠Aは必然的
に連結状態になるが、このとき、外方突起部1
6,16,17,17の外方への出張りT,
T′は、枠Aの外周付属物中、もつとも大きなも
のであるから、連結時、この外方突起部16,1
6,17,17の外端面同士が接面することにな
り、搬送力をもつとも効果的に発揮し得るのであ
る。
次に、この考案は、このようにローラコンベア
24上を枠Aで固定した台煉瓦10の上に焼成物
12を積載して移動する際、その移動がスムーズ
に、かつ、小さな搬送力であつても、多くの台煉
瓦10の搬送ができるように、隣接するもの同士
を連結する連結具26を提供したものである。
連結具26は操作が容易であつて、確実な機能
を奏するものでなければならないから、形をし
た金具のようなものが適する。そして、枠Aの長
辺1,1および短辺2,2とも、その前後端付近
の両側に挿入筒27……を上下に向けて設けてお
き、連結具26の両端に形成された下方への屈曲
部、すなわち、両端挿入部28,28をこの挿入
筒27……に挿入することで連結するである。
(ト) 考案の効果 以上、この考案は前記したものであるから、ま
ず、焼成物12を載せるベースとなるものが枠A
に台煉瓦10を固定したものであるので、そし
て、この枠Aは台煉瓦10に対して外周から屈曲
自在に巻着するものであるから、非常に安定した
ものであるとともに、組立て、分解が容易、か
つ、迅速である。また、焼成物12を台煉瓦10
に載せた場合、その載置姿勢が安定して搬送力も
小さくて足る。さらに、搬送量も増大する他、一
定化する。
次に、このような台煉瓦10上に焼成物12を
載せた構造の搬送ユニツトは形をした連結具2
6によつて適宜連結できるから、各搬送ユニツト
を数珠つなぎ状にして搬送力を省力化できるし、
また、この連結具26は枠Aに設けられる挿入筒
27に対してその両端挿入部28,28を単に上
下するのみで挿抜できるので、この操作が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであつて、
第1図はこの考案に係る台煉瓦固定用の枠の斜視
図、第2図はこの枠を台煉瓦に装着する状態を示
す平面図、第3図は連結具の正面図、第4図およ
び第5図はこの枠を用いて台煉瓦をローラコンベ
ア上で搬送している状態のそれぞれ一部断面側面
図である。 符号、A……枠、10……台煉瓦、12……焼
成物、24……ローラコンベア、26……連結
具、27……挿入筒、28……両端挿入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼成物12をローラコンベア24上で搬送する
    に、外周から屈曲自在に巻着する枠Aによつて台
    煉瓦10を支持し、この台煉瓦10上に前記焼成
    物12を載置した構造の搬送ユニツトを構成する
    とともに、前記枠Aに設けられる挿入筒27に
    形をした連結具26の両端挿入部28を上方から
    挿入して前記各搬送ユニツトを連結したことを特
    徴とする焼成物の連続搬送装置。
JP15895083U 1983-10-13 1983-10-13 焼成物の連続搬送装置 Granted JPS6065600U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15895083U JPS6065600U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 焼成物の連続搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15895083U JPS6065600U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 焼成物の連続搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6065600U JPS6065600U (ja) 1985-05-09
JPS6315755Y2 true JPS6315755Y2 (ja) 1988-05-02

Family

ID=30350036

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15895083U Granted JPS6065600U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 焼成物の連続搬送装置

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JP (1) JPS6065600U (ja)

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JPS6065600U (ja) 1985-05-09

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