JPS6315712A - 石材製様器物の製造方法 - Google Patents

石材製様器物の製造方法

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JPS6315712A
JPS6315712A JP12852786A JP12852786A JPS6315712A JP S6315712 A JPS6315712 A JP S6315712A JP 12852786 A JP12852786 A JP 12852786A JP 12852786 A JP12852786 A JP 12852786A JP S6315712 A JPS6315712 A JP S6315712A
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Japan
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molding
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小口 渡
Yuichi Hayashi
祐一 林
Yoshiharu Oota
太田 吉春
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は、大理石等の41材製器物に見せ掛けた模造器
物を、適宜樹脂材を用いて製造する方法に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、不飽和ポリエステル樹脂等の樹脂材を用いて、床
面又は壁面構成用のパネル、浴槽、洗面カウンター等の
大型の器物を製造し、該大型器物が恰も大理石製である
かの如く見せ掛ける製造方法があった。
ところで、第6図は、」−記の如き製造方法に沿って、
石鹸人等の、小型の器物を製造する方法(以下、従来方
法という)を示す概略図である。この従来方法を簡単に
説明する。まず、硬化後に透明又は半透明となる不飽和
ポリニスデル樹脂等を主材として、これに副材たる顔料
を添加し混合して成形用素材を得る。そして該素材に適
宜の硬化剤を添加すると共に、該素材1を、倒立状の石
前入用成形凹部2aを有した゛下型2内へ充填する。次
に5、該下、型2に、製品の厚みを均等にし、且つ製 
品座面を量潰に仕上げるための上型3を合□型する。 
′・  そして、前記素材1.が硬化するまでの間、下
型2及び上型3を微振動させる。この微振動処置は、素
材1を得る際の混合攪拌時や、該素材1を下型2内へ充
填する時等に微小な泡状となって混入する空気を、上型
3の成形内面3a寄り(即ち、石鹸人の座面側)へ排出
させるために行うものであり、前記した大型の器物を製
造する場合にも行う手順の一つである。
(発明が解決しようとする問題点) 第7図に、従来方法によって製造された石鹸入4の断面
を拡大して示す。同図に示すように石鹸入4の座面4a
には、微小な窪み状に開口する気泡′aや視覚的に認識
可能な深さ領域(X−Xで示す)内に位置する閉気泡す
が多数残留していた。また甚だしい場合は、座面4aか
ら排出された空気が、上型3の成形内面3a (前記第
6図参照)で停留することによって、該座面4aに大き
な凹みCが形成されることがあり、これを見る考に、−
目して模造品であることが分かる、らやちな印象を与え
ていた。また、製品器物が浴槽等の如く、熱サイクルを
受ける容器である場合は、気泡が表面近くにあると、経
年使用により、「フクレ」や剥離現象が生じ、耐用年数
を著しく短縮さする。場合によ、っては使い物にならな
いものができる。また、反応液容器等についても同様な
ことがあり得る。こ、のような欠点は、素材中の気泡が
全て排出されるより先に、素材が硬化してしまうためで
あると考□えられる。そこで、微振動の振幅数や素材の
混合度合を変化させる等の種々の対策を試みたが、何”
等欠点解消には至らなかった。つまり、従来方法は、前
記石鹸人等の如き小物器物は勿論のこと、その使用状態
において、裏面側(気泡抜きとなる′面)を容易に見る
ことができるような大型器物の製造にも通さないという
ことである。尚、素材の周囲環境を真空にして、その内
部気泡を吸引排出する装置(図示省略)はあるが、この
真空脱泡装置を用いても、下型2への注入時の空気混入
は避けられず、また作業が面倒になtiいう欠点をも有
していた。
本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、外観可能な面に残留する気泡を皆無・  にして、
石材−器物が模造されたもので屍゛る′ことを感じさせ
ることのない、模造器−の新規な製造方法(以下、本発
明方法という)を提供する゛ことを目的とする。
「′発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 本発明方法の要旨とするところ1よ、不飽和ポリエステ
ル樹脂等の樹脂材を主材として石材製様の器物を製造す
る方法において、前記主材に顔料等の副材を添加して成
形用素材を得、該素材のうち受型の゛2〜8割内容量に
相当する量の素材に硬化剤を添加して受型内に注入し、
該注入素材達半硬化するまでの間受゛型を微振動”させ
て注入素材内の気泡を注入面寄りに移動゛させ、しかる
後前記成形石素材の顧り量分に硬化剤を添加して前記妥
型内示充満するm<半硬化体上に補充し、次に該受型と
押型とを合型して上下反転させ為と共に該合型体を微振
動させて補充素材内の気泡を補充界面寄りに移動させ、
前記注入素材及び補充素材の硬化後に受型及び押型から
器物成形体を脱型させることである。 ゛ (作用) 受型内において硬化しつつある注入素材中の気泡は、受
型の微振動によって、その注入面へ向かって上昇するよ
うになる″、勿績、気泡のうちのいくつかは、注入面か
ら大気中に放出される。そしてこの微振動は、注入素材
が半硬化するまで続けられ゛るものであ゛す、受型の成
形内面寄りに存在する気泡は、゛皆□無とな為。また、
注入素材が半硬化した時点で、受゛型内を満たず如く補
充さ軌る補充素材中゛の気泡は、受型と押型との゛合型
体を上下反転させた後に′J該台型体を微振動させるこ
とにより、補充素材中の、前記注入素材との界面部分へ
向かって上昇′する″ようになる。従って、押型°の成
形内゛面寄りに存在す゛る気泡も皆無となる。この゛よ
うに、本発明方法では、素材中に存在する気泡の全てを
徹底排出するという、困難且つ時間のかかる手段を排し
て、脱泡不可能に近い気泡の残留はある程度許容し、こ
れを製品内の実害のない深奥部(gザイクル等の影響が
及ばないところ)又は視覚の及ばない領域へ封じ込めて
しまおうとするものである。
(実施例) 以−ト本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次のとおりである。
第1図乃至第5図は、本発明方法の各手順を示す概略図
である。
本発明方法における技術構成の基本原理は、素材内に含
まれる気泡を、製品器物における実害のない深奥部又は
外部からの視覚の及ばない領域(中央部分)へ封し込め
ようとするところにある。
そして、この技術的思想を実現するだめの特徴的手順は
、第1図及び第3図に示す如く、成形用素415(5]
及び52)の注入を2度に別けて行う点及び第5図に示
す如く、素材5(51及び52)の2度の充填後に、受
型6と押型7との合型体8を上下反転させるようにして
いる点にある。以下に、本発明の具体例を、従来方法の
説明で示した石鹸入と略々同形状の小物器物を製造する
場合について説明する。
まず、成形用素材を製造する。該素材は、主材と副相と
を混合して成る。
主材は、液体状の不飽和ポリエステル樹脂と、寒水石及
び炭酸カルシウム(又は水酸化アルミニウム)の混和物
とを準備して、両者を20−1%二80wt%の割合で
混合して得た。
次に、該主材に、副材たる顔料を添加、攪拌して素材を
得るが、本実施例では、節理模様(斑紋状の模様)を有
した大理石を表現させるにあたり、一旦、2f1の素材
下地を形成し、この両者を混合することで素材を得るよ
うにした。つまり、前記の如くして得た主材を略々二分
して、一方の半分量主材に、ヘースカラーとなる基礎顔
料(例えば乳白色)を添加、攪(1!シて第1下地祠と
する。また、他方の半分量土材に、節理模様を表現する
ための模様顔料(例えば薄茶色)を添加、攪拌して第2
下地材とする。前記基EMR料及び模様顔料は、半分量
の各主材に対する添加割合が、顔料と主材との合計量を
100wt%とするうちの0.1〜1.Owt%を占め
るようにする。
前記第1下地材に対して第2下地材を混合する場合は、
恰も「墨流し」の如く、第1下地材中で第2下地材が斑
紋状又は膜状に存在する程度にとどめておく。このよう
に、両者の混合割合は、第2下地材の存在量を視覚的に
判断して適宜に決定すればよい。そしてこれをもって成
形用素材の製造を終わる。
次に、前記素材の製造工程で余った第2下地材に、その
全体量の0.4〜2.0 wt%にあたる硬化剤(メチ
ルエチルケトンパーオキサイド)を添加すると共に、こ
の第2下地材を、受型6の成形内面6a (第1図参照
)及び押型7の成形内面7a (第4図参照)に薄く塗
布し、ゲル化(図示省略)させておく。尚、本実施例に
おいて、以下の工程で用いる硬化剤は、前記と同じメチ
ルエチルケトンパーオキサイドであり、その添加割合も
、前記の場合と同じ、0.4〜2.Owt%としている
ものであるから、硬化剤については、いちいち詳説しな
いこととする。
次に、前記成形用素材のうち、受型6の7−・8割内容
量に相当する量の素材に硬化剤を添加゛J−ると共に、
この素材を、第1図に示す如く、受型6内に注入する。
このとき、受型6に対する注入素材51の周囲縁部を盛
り上げておくと、該盛土部5]a内に気泡が混入し難く
なり、成形後の製品円面に、気泡が存在することも防止
できるようになる。そして第2図に示す如く、前記受型
6にバイブレータ−9をつなぎ、注入素材51が半硬化
するまで(20〜30分の間、受型6をWI振動させる
。この微振動は、注入素材51内に存在する気泡を、そ
の注入面51b寄りに上昇移動させるためのものであり
、注入素材51が半硬化するまでの間には、受型6の成
形内面6a寄りに存在する気泡が皆無となる。前記注入
素材51が半硬化したならば、次に残りの素材に硬化剤
を添加して補充素材52とし、第3図に示す如く、受型
6内が多少山盛り状となるように、注入素材51の半硬
化体上に前記補充素材52を注入する。次に、第4図に
示す如(、前記受型6に押型7を合型した後、第5図に
示す如く、該合型体8を上下反転させると共に該合型体
8にバイブレータ−9をつなぎ、補充素材52が硬化す
るまで合型体8を微振動させ続ける。このことにより、
補充素材52内に存在する気泡は、該補充素材52内の
、前記注入素材51との界面部分(二点鎖線で示す)寄
りに上昇移動し、押型7の成形内面7a寄りにも気泡が
存在しないようになる。最後に、受型6及び押型7から
成形器物を脱型すると共に、該成形器物の座面部に突出
したパリ (第5図の符号52a参照)を削り取り、本
発明方法を完了する。尚、前記パリ取りにおいて、本発
明方法では、従来方法(第6図参照)と異なり、パリ 
(52a )が成形器物より下方へ突出するようになっ
ており、パリの削除後に気泡が現れるおそれはない。
(別態様の検討) 前記実施例においては、注入素材51を受型6内へ7〜
8割程度注入し、残りの余白分を補充素材52で補うよ
うにした。これは、製品器物が石鹸人であり、受型6の
成形四部に、懸隔した深さの差異が存在するためである
。しかし、製品器物を外観した場合に、気泡の存在が認
識可能な深さ領域は、その外観面から略々5鶴前後の深
さまでである。従って、前記注入素材51及び補充素材
52における注入後の層厚が51m以上となるように確
保しておけば、前記注入素材51の注入量は、受型6に
おける2〜8割の間で任意に選択できるものである。ま
た、製品器物が前記実施例の如き石鹸人等である場合に
は、通常の使用状態において外観され得る面はあくまで
も上面側である。従って、押型7における成形内面7a
のゲルコートを省いたり、補充素材52内に顔料等の副
材を添加しなくてもよい、このように、本発明方法の細
部にわたる構成は、実施の態様に応じて適宜変更可能な
ものである。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明に係る石材製様器
物の製造方法によれば、いずれの面から見ようとも、石
材製であることを疑わせない模造4物を製造することが
可能となった。また、従来方法におむ、1て行われてい
たような慎重且つ念入りな脱泡作業は不要となっている
から、製造能率が極めて向上する等、幾多の優れた利点
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明方法の手順を示す概略図、第
6図は従来方法を示す概略図、第1図は従来方法によっ
て製造された石鹸人を拡大して示す断面図である。 5・・・素材(51・・・注入素材、52・・・補充素
材)6・・・受型      7・・・押型8・・・合
型体゛

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、不飽和ポリエステル樹脂等の樹脂材を主材として石
    材製様の器物を製造する方法において、前記主材に顔料
    等の副材を添加して成形用素材を得、該素材のうち受型
    の2〜8割内容量に相当する量の素材に硬化剤を添加し
    て受型内に注入し、該注入素材が半硬化するまでの間受
    型を微振動させて注入素材内の気泡を注入面寄りに移動
    させ、しかる後前記成形用素材の残り量分に硬化剤を添
    加して前記受型内が充満する如く半硬化体上に補充し、
    次に該受型と押型とを合型して上下反転させると共に該
    合型体を微振動させて補充素材内の気泡を補充界面寄り
    に移動させ、前記注入素材及び補充素材の硬化後に受型
    及び押型から器物成形体を脱型させることを特徴とする
    石材製様器物の製造方法。
JP12852786A 1986-06-03 1986-06-03 石材製様器物の製造方法 Granted JPS6315712A (ja)

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JPH0318806B2 JPH0318806B2 (ja) 1991-03-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462110B1 (ko) * 2002-05-14 2004-12-17 현대자동차주식회사 몰드내의 기포발생 방지장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462110B1 (ko) * 2002-05-14 2004-12-17 현대자동차주식회사 몰드내의 기포발생 방지장치

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