JPS63156929A

JPS63156929A - 加熱調理器

Info

Publication number: JPS63156929A
Application number: JP30148486A
Authority: JP
Inventors: Yoshinari Arahori; 荒堀　能成; Masahiko Wada; 昌彦和田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-12-19
Filing date: 1986-12-19
Publication date: 1988-06-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕／　　、ｔ　　！　　＋−／ｆｉ　　１１１　　ｍｌ＋
ｈ１１Ｋ　　Ｓこの発明は、加熱室の天井面に面状発熱
体を設けたオーブンレンジなどの加熱調理器に関する。

（従来の技術）＾周波加熱調理と発熱体による加熱調理が可能なオーブ
ンレンジなどの加熱調理器は、一般に第６図に示すよう
に構成されている。すなわち、１は加熱室で、この内部
には被７１（）熱食品を載置するための棚板２が設けら
れている。加熱室１の外側壁には高周波発振器３が設け
られ、この高周波発振器３から発振された高周波は導波
管４を介して加熱室１の側壁に設けられた励振口５に導
かれるようになっている。また、加熱室１の天井面６の
上部および底面７の下部には面状発熱体８．８が設けら
れている。すなわち、面状発熱体８．８は加熱室１の外
部に設けられ、壁面を介して加熱室１の内部を加熱する
ようになっている。

ところで、前記面状発熱体８は平行状態に配置した帯状
発熱体９をマイカ板等の絶縁板１０．１０によってサン
ドインチした重合体によって構成され、この重合体を加
熱室１の天井面６および底面７に接合固定したものであ
る。したがって、面状発熱体８．８は、間接的に加熱室
１を加熱するものであり、加熱室１の温度立上がり時間
が゛長く、調理時間が長くなるという欠点がある。また
、面状発熱体８．８によってキャビネットの外郭温度が
高くなり、キャビネットの温度上昇を防止する対策を講
じる必要がある。

（発明が解決しようとする問題点）このように、従来の加熱調理器は、加熱室の外側に面状
発熱体があるため、加熱室を加熱する熱効率が悪いとと
もに、周辺の電装部品に熱的影響を与えるという事情が
ある。

この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、加熱室の温度立上がり時間を速め
ることができ、加熱調理時間の短縮を図ることができる
加熱調理器を提供することにある。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段及び作用）この発明は、
面状発熱体を平板状の絶縁板によって絶縁された発熱体
によって構成し、この面状発熱体を加熱室内の天井面に
設け、面状発熱体によって加熱室を直接的に加熱するよ
うにしたことにある。

（実施例）以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図乃至第３図において、１１は加熱室で、この内部
には被加熱食品を載置するための棚板１２が設けられて
いる。加熱室１１の外部には高周波発振器１３が設けら
れ、この高周波発振器１３から発蚤された高周波は導波
管１４を介して加熱室１１の天井面１５に設けられた励
振口１６に導かれるようになっている。また、加熱室１
１の内部における天井面１５および底面１７には凹部１
５ａ、１７ａが設けられ、これら凹部１５ａ１１７ａに
は面状発熱体１８．１８が設けられている。すなわち、
面状発熱体１８．１８は加熱室１１の内部に設けられ、
加熱室１１の内部を加熱するようになっている。

前記面状発熱体１８は、マイカ等の絶縁板１９と発熱体
２０および無機質絶縁板２１の重合体によって構成され
ている。そして、前記発熱体２０は両端縁に凹凸部から
なる係止部２２を設けた絶縁プレート２３と、この絶縁
プレート２３の係止部２２に中途部を係止することによ
り絶縁プレート２３め下面に蛇行させ平行状態に添設し
た帯状発熱体２４とから構成されている。また、前記無
機質絶縁板２１は赤外線放射効率の高いガラス板によっ
て形成されており、この無機質絶縁板２１が前記加熱室
１１内に対向するように前記面状発熱体１８．１８が装
着されている。さらに、この面状発熱体１８の中央部、
すなわち前記励振口１６に対向する部分は励振口１６よ
り大きい矩形状の電波透過部２５が設けられ、この電波
透過部２５は面状発熱体１８を構成する絶縁板１９およ
び発熱体２０に開口を設けることによって形成されてい
る。しかも、前記励振口１６の長手方向の口縁と前記発
熱体２０との距離ＡおよびＢはほぼ　。

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ｃ：コ←ト番１〒いる。

このように構成された加熱調理器によれば、高周波調理
時においては、高周波発振器１３から発蚤されて高周波
は導波管１４を介して励振口１６に導かれ、高周波は面
状発熱体１８の電波透過部２５を透過して加熱室１１に
放射される。この場合、励振口１６と発熱体２０との距
離ＡおよびＢはほぼλ／６〜λ／４（λ：高周波波長）
に設定されているため、励振口１６の近傍の強電界を避
けることができ、発熱体２０のスパーク、異常加熱等を
未然に防止できる。さらに、加熱調理時おいては、加熱
室１１の天井面１５および底面１７に設けた面状発熱体
１８．１８に通電することによって加熱室１１を直接的
に加熱することができ、温３度立上がり時間が速くなり
、調理時間を短縮できる。しかも、加熱室１１の内部に
面状発熱体１８．１８を設けることによってキャビネッ
トおよび周辺の電装部品に熱的悪影響を与えることもな
いという効果が、ある。

なお、前記一実施例によれば、面状発熱体を絶縁板と発
熱体および無機質絶縁板との重合体によって構成したが
、この発明の面状発熱体は前記実施例に限定されるもの
ではなく、第４図および第５図に示すように構成しても
よい。すなわち、２６は面状発熱体であり、これは平板
状に形成された絶縁板２７と、この絶縁板２７の内部に
埋設された発熱体２７とから構成されている。そして、
発熱体２７は帯状発熱体２８を蛇行状に屈曲することに
より、内部は平行状態に配置され、均一発熱面を形成し
ている。そして、この面状発熱体２６の片面には接着層
２９が設けられ、この接着層２９によって加熱室１１の
天井面１５の内面および底面１７の上面に接着固定され
ている。このように構成することによって、発熱体２８
と絶縁板２７との密着度が一定に保たれ、組立によるオ
ーブン特性の変動を減少できるとともに、部品点数を削
減できる。

（発明の効果）以上説明したように、この発明によれば、加熱室の内部
における天井面に面状発熱体を設けたから、加熱室を直
接的に加熱することができ、加熱室の温度立上がり時間
を速めて調理時間を短縮できる。ざらに、面状発熱体を
加熱室の内部に設けることによってキャビネットおよび
周辺の電装部品に熱的悪影響を与えることもないという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図はこの発明の一実施例を示すもので、
第１図は加熱室の縦断側面図、第２図は面状発熱体の平
面図、第３図は面状発熱体の分解斜視図、第４図はこの
発明の他の実施例を示す面状発熱体の平面図、第５図は
同じく面状発熱体の一部切欠した斜視図、第６図は一般
的な加熱調理器の加熱室を示す縦断正面図である。１１・・・加熱室、１５・・・天井面、１６・・・励振
口、１８・・・面状発熱体、１９・・・絶縁板、２０・
・・発熱体。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　愚策１図第２図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）加熱室の天井面に面状発熱体を設けた加熱調理器
において、前記面状発熱体を平板状の絶縁板によって絶
縁された発熱体によって構成し、この面状発熱体を前記
天井面の加熱室側に設けたことを特徴とする加熱調理器
。
（２）絶縁板は、ガラスなどの無機質絶縁板からなり、
その中央部に励振口と対向する電波透過部が設けられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の加熱
調理器。
（３）励振口の長手方向に沿う口縁と発熱体との距離を
ほぼλ／６〜λ／４（λ：高周波波長）としたことを特
徴とする特許請求の範囲第２項記載の加熱調理器。