JPS6230798Y2 - - Google Patents

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JPS6230798Y2
JPS6230798Y2 JP14592080U JP14592080U JPS6230798Y2 JP S6230798 Y2 JPS6230798 Y2 JP S6230798Y2 JP 14592080 U JP14592080 U JP 14592080U JP 14592080 U JP14592080 U JP 14592080U JP S6230798 Y2 JPS6230798 Y2 JP S6230798Y2
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JP
Japan
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waveguide
magnetron
heating device
frequency heating
antenna
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JP14592080U
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JPS5769194U (ja
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、食品を加熱する高周波加熱装置に
関する。
第1図は、従来例に係る高周波加熱装置を示す
説明図である。オーブン室11の上部には上部導
波管12を介してマグネトロン13が接続され、
マグネトロン13から発生する高周波は、上部導
波管12を介して、オーブン室11の天井部に設
けられている励振口14からオーブン室11の内
部に導入可能となつている。さらに、マグネトロ
ン13において発生する高周波は、垂直導波管1
5および下部導波管16を介して、下部導波管1
6に形成されている励振口17からオーブン室1
1の内部に導入可能となつている。すなわち、マ
グネトロン13において発生する高周波は、上下
の励振口14,17からオーブン室11の内部に
導入され、棚板18の上部に配置されている食品
を加熱可能となつている。
このような従来の高周波加熱装置においては、
食品19が上下から照射する高周波によつて加熱
され、その加熱むらの発生を良好とされている。
しかしながら、このように食品19を上下の励
振口14,17から導入される高周波によつて照
射する高周波加熱装置においては、上下のパワー
バランスによつて食品19の出来上がり状態が決
定され、従つて、マグネトロン13から上部導波
管12側、垂直導波管15側への分岐構造の寸法
関係、励振口の形状および配置等の設計を、パワ
ーバランスに応じて見直しする必要があるという
問題点がある。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みなされた
ものであつて、導波管の設計を容易化するととも
に、食品を均一加熱することができる高周波加熱
装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この考案は、マグ
ネトロンから上部導波管を介してオーブン室の天
井部から高周波を励振するとともに、マグネトロ
ンから垂直導波管および下部導波管を介してオー
ブン室の底部から高周波を励振する高周波加熱装
置であつて、マグネトロンの上部導波管と垂直導
波管への分岐部に反射板を設けるようにしたもの
である。すなわち、この考案に係る高周波加熱装
置においては、マグネトロン13のアンテナ20
から発射される電波の、上部導波管12と垂直導
波管15への分岐部21に、以下に述べるような
反射板を設けるようにしたものである。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第3図は、この考案の第1実施例を示す説明図
であり、マグネトロン13のアンテナ20と対向
する垂直導波管15のマグネトロン取り付け側を
延設し、反射板31を形成するようにしたもので
ある。この反射板31の高さhは、アンテナ20
の高さをHとすれば、 H/4h<H …(1) に設定する場合に上下のマツチングが良好とな
り、この状態においては上部40%、下部60%のパ
ワーバランスを得ることができる。
第4図は、この考案の第2実施例を示す説明図
であり、前記第1実施例における反射板31の上
端部をアンテナ20とは逆方向に屈曲形成した反
射板32を設けたものである。この反射板32の
形状は、その高さhをアンテナ20の高さHに対
して前記(1)式におけると同様に設定するととも
に、その曲げ寸法aを垂直導波管15の幅寸法W
に対し、 W/2a3/4W …(2) に設定することにより、上下のマツチングが良好
となり、上部50%、下部50%のパワーバランスを
得ることができる。
第5図は、この考案の第3実施例を示す説明図
であり、上部導波管12と垂直導波管15の交点
からアンテナ20の側に反射板33を突出形成す
るようにしたものである。この反射板33は、そ
の長さを、管内波長λgに対し、約λg/4に設
定するとともに、反射板33の先端部とマグネト
ロン13の取り付け面との隙間hを、アンテナ2
0の高さHに対し、 0hH/2 …(3) に設定することによつて、上部55ないし50%、下
部45ないし50%の良好なマツチングのもとでのパ
ワーバランスを得ることが可能となる。
上記各実施例に示されるように、高周波加熱装
置による調理性能目標に対して、反射板31,3
2,33の設定位置、形状等を選択することによ
り、所望のパワーバランスを得ることが可能とな
り、ロースト、ミートローフ等の高さのある食品
に対して、上下の温度差のない均一加熱状態を得
ることが可能となる。従つて反射板31,32,
33を設けることにより、導波管の分岐設計を容
易に決定することが可能となる。なお、前記第3
図および第4図の第1、第2実施例における反射
板31,32は、それぞれ垂直導波管15と一体
に形成することが可能になり、その製造が容易と
なる。
以上のように、この考案に係る高周波加熱装置
によれば、導波管の設計を容易化するとともに、
食品を均一加熱することができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係る高周波加熱装置を示す断
面図、第2図は同高周波加熱装置の要部を拡大し
て示す断面図、第3図はこの考案に係る高周波加
熱装置の第1実施例を示す要部断面図、第4図は
同第2実施例を示す要部断面図、第5図は同第3
実施例を示す要部断面図である。 11……オーブン室、12……上部導波管、1
3……マグネトロン、15……垂直導波管、16
……下部導波管、20……アンテナ、21……分
岐部、31,32,33……反射板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 マグネトロンから上部導波管を介してオーブ
    ン室の天井部から高周波を励振するとともに、
    マグネトロンから垂直導波管および下部導波管
    を介してオーブン室の底部から高周波を励振す
    る高周波加熱装置であつて、マグネトロンの上
    部導波管と垂直導管への分岐部に反射板を設
    け、この反射板は、マグネトロンのアンテナに
    対向する垂直導波管のマグネトロン取付側を延
    設して形成したことを特徴とする高周波加熱装
    置。 2 反射板の先端は、アンテナに対して逆方向に
    屈曲したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の高周波加熱装置。
JP14592080U 1980-10-14 1980-10-14 Expired JPS6230798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14592080U JPS6230798Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14592080U JPS6230798Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5769194U JPS5769194U (ja) 1982-04-26
JPS6230798Y2 true JPS6230798Y2 (ja) 1987-08-07

Family

ID=29505513

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JP14592080U Expired JPS6230798Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

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