JPS6315657Y2 - - Google Patents

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JPS6315657Y2
JPS6315657Y2 JP9572781U JP9572781U JPS6315657Y2 JP S6315657 Y2 JPS6315657 Y2 JP S6315657Y2 JP 9572781 U JP9572781 U JP 9572781U JP 9572781 U JP9572781 U JP 9572781U JP S6315657 Y2 JPS6315657 Y2 JP S6315657Y2
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JP
Japan
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spring
chamber
diaphragm
cover
valve member
Prior art date
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JP9572781U
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English (en)
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JPS581870U (ja
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はダイヤフラムを有するベーン装置に関
するもので、特にそのダイヤフラムに固定された
弁体を付勢するスプリングの圧縮荷重を調整可能
な弁装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来ダイヤフラムに固定された弁体を付勢する
スプリングの圧縮荷重、すなわちダイヤフラムの
開弁圧を調節する機構を有するダイヤフラム弁装
置として、例えば第4図に示されるようなものが
ある。
この第4図に示されるものでは、ダイヤフラム
を112の中心部にプレート113が固定され、
このプレート113には導入ポート121および
導出ポート120の連通を開閉する弁体122が
連接されている。そしてプレート113とスプリ
ングホルダー116との間にはスプリング115
が配され、このスプリング115は弁体122を
閉弁方向に付勢している。またカバー114には
調節ねじ117が螺合されており、この調節ねじ
117の先端はスプリングホルダー116の上面
に当接している。そしてこの調節ねじ117のね
じ込み度合を調整することにより、スプリングホ
ルダー116を介してスプリング115の圧縮荷
重を調整している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した第4図に示すされるよ
うなダイヤフラム弁装置では調整ねじ117がカ
バー114に螺合され、その先端がスプリングホ
ルダー116に当接することによつて、スプリン
グ115の調節を行なつている。従つて、このよ
うなものでは例えば第5図に示されるように信号
流体を導入するための入力ポート118がプレー
ト113の上面に開口する場合には調整ねじ11
7を設けることができず、従つてダイヤフラム1
12を付勢するスプリング115の圧縮荷重を適
切な値に調整するということができないという問
題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では上述したような従来技術の問題点に
鑑み、信号入力ポートの形成位置に関わらず、ダ
イヤフラムを付勢するスプリングの圧縮荷重即ち
ダイヤフラムに配された弁の開弁圧を適当な値に
可変できる弁装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本考案では次のよう
な構成をとつた。即ち、ダイヤフラムとカバーと
によつて形成される室内にスプリングストツパー
を配する。このスプリングストツパーとダイヤフ
ラムに配された弁体との間には弁体を開弁方向に
付勢するスプリングが配される。そして前記スプ
リングストツパーはカバーに形成されたガイド孔
を通つてカバーの外部に突出する突出し部を形成
する。そしてさらにこのスプリングストツパーの
突出し部の先端が当接し、かつカバーに形成され
た雌ねじ部に螺合する調整雄ねじを設ける。この
調整雄ねじのねじ込み量を調整することにより、
スプリングストツパーの位置が変位し、これによ
り前記弁部材を付勢するスプリングの圧縮荷重が
可変とされるようにしたのである。
〔実施例〕
次の本考案の実施例を図に基づきながら説明す
る。第1図は本考案の実施例を示す断面図であ
る。可撓性を有する円板状のダイヤフラム5はそ
の外周部をカバー1およびハウジング6によつて
挟持されている。ダイヤフラム5のほぼ中心部に
は底部を有するコツプ状をなした弁保持部材7が
固定されている。この弁保持部材7内には弁体8
が配されており、弁体8と弁保持部材7の底部に
はスプリング21が配されている。そしてこの弁
部材7と弁体8およびスプリング21により弁部
材が構成されている。
カバー1とダイヤフラム5とによつてカバー1
内部には室30が形成されている。この室30内
にはカバー1に一体に形成されたポート1aの一
端が開口している。このポート1aの他端は図示
しない負圧源等に接続されており。この負圧源か
らの負圧がポート1aの内部に形成された通路1
bを介して室30内に導入される。またポート1
aの他端側は上述した弁体8に対向する位置にお
いて開口しており、弁体8がこのポート1aの開
口端に当接あるいは開離することにより通路1b
内を介して導入される負圧の導入および遮断が行
われる。
またカバー1には室30内の流体圧力(負圧)
を外部に導出するための導出ポート1fがその一
端を室30に開口するように一体的に形成されて
いる。
室30内には第3図に示すような形状を有する
スプリングストツパー2が配されている。このス
プリングストツパー2の下方面にはスプリング4
の一端が係合している。またこのスプリング4の
他端は上述した弁保持部材7の上面に係合してい
る。
スプリングストツパー2は第3図は示すように
円板状をなす円筒部2bとこの円筒部2bに連続
して形成される2つの突出し部2aを有してい
る。また円筒部2bのほぼ中心部には逃がし孔2
cが形成されており、この逃がし2c内に前述の
ポート1aが位置せしめられている。
第2図は第1図のA−A断面図である。この図
からもわかるようにカバー1にはガイド孔1dが
形成されている。このガイド孔1dの断面形状は
スプリングストツパー2の突出し部2aの断面形
状と相似の形状をしており、スプリングストツパ
ー2の突出し部2aはこのガイド孔1d内を第1
図中上下方向に移動自在となつている。
カバー1の第1図中上方部には雌ねじ部1cが
形成されている。そしてこの雌ねじ部1cには調
整雄ねじ3が螺合せしめられている。そしてさら
に調整雄ねじ3の下方面はスプリングストツパー
2の突出し部2a先端部に当接している。従つて
この調整雄ねじ3のねじ込み量を調整することに
より、そのねじ込み量がスプリングストツパーの
突出し部2aおよび円筒部2bを介してスプリン
グ4に伝達され、これによりスプリング4の圧縮
荷重が可変されるわけである。
なお、スプリングストツパー2は円筒部2bが
カバー1の内壁部1eでガイドされ、スプリング
ストツパー2の傾きによるスプリング4の傾きを
極力避ける構造となつている。
ハウジング6内には弁保持部材7の下面に当接
するプレート10が配されている。またこのプレ
ート10にはスプリング9の一端が係合し、さら
にこのスプリング9の他端はカムプレート11の
カム面11aに係合している。このカムプレート
11が回転することにより、カム面11aにその
一端が係合するスプリング9の圧縮荷重が変化す
る。よつてプレート10のその位置も変化し、プ
レート10に当接している弁保持部材7の位置が
このカムプレート11の回転によつて決定せしめ
られるのである。なお本実施例においてはこのカ
ムプレート11、カム11a、スプリング9、プ
レート10によつて弁部材の位置を決定せしめる
弁駆動機構が構成されている。
このように本実施例ではカバー1の雌ねじ部に
螺合せしめられた調整雄ねじ3の螺進量を調整す
ることによりスプリングストツパー2の位置が決
定せしめられ、これにより弁部材を制するスプリ
ング4の圧縮荷重が決定されるのである。また調
整雄ねじ3はカバー1の外周側に螺合せしめられ
ており、その螺合量がガイド孔内を挿通する突出
し部2aを有するスプリングストツパー2を介し
てスプリング4に伝達されるので、信号流体圧力
(負圧)を導入する導入ポート1aの開口位置に
関わらず、常に良好に調整せしめることができる
のである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の弁装置を用いれ
ば、導入ポートの開口位置に関わらず常に良好に
弁部材の開弁圧力を調整可能となさしめることが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図はスプリング
ストツパー2の斜視図、第4図および第5図は従
来例を示す断面図である。 1……カバー、1a……導入ポート、1c……
雌ねじ部、1d……ガイド孔、1f……導出ポー
ト、2……スプリングストツパー、2a……突出
し部、2c……逃がし孔、3……調整雄ねじ、4
……スプリング、5……ダイヤフラム、7……弁
保持部材、8……弁体、11……カムプレート、
11a……カム面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可撓性を有するダイヤフラムと、 このダイヤフラムの外周を挟持し、このダイヤ
    フラムと共に室を形成するカバーと、 前記室内に一端が開口し、作動流体を前記室内
    に導くための導入ポートと、 前記室内に一端が開口し、前記室内の作動流体
    を外部に導き出すための導出ポートと、 前記ダイヤフラムの略中心部に配され、前記導
    入ポートの一端を開閉するための弁部材と、 前記導入ポートの一端に対する前記弁部材の位
    置を移動させるための弁部材駆動機構と、 前記室内に配され、一端が前記弁部材に係合し
    て前記弁部材を前記導入ポートの一端から離れる
    方向に付勢するスプリングと、 前記室内に配されて前記スプリングの他端が係
    合すると同時に、前記カバーに形成されたガイド
    孔を通つて前記カバーの外部に突出する突出し部
    を有するスプリングストツパーと、 このスプリングストツパーの突出し部の先端が
    当接し、前記カバーに形成された雌ねじ部に螺合
    する調整雄ねじとを備え、 前記調節雄ねじの螺進量が前記スプリングスト
    ツパーに伝達されることにより前記スプリングの
    圧縮荷重が可変とされることを特徴とするダイヤ
    フラムを有する弁装置。
JP9572781U 1981-06-27 1981-06-27 ダイヤフラムを有する弁装置 Granted JPS581870U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9572781U JPS581870U (ja) 1981-06-27 1981-06-27 ダイヤフラムを有する弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9572781U JPS581870U (ja) 1981-06-27 1981-06-27 ダイヤフラムを有する弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS581870U JPS581870U (ja) 1983-01-07
JPS6315657Y2 true JPS6315657Y2 (ja) 1988-05-02

Family

ID=29890620

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9572781U Granted JPS581870U (ja) 1981-06-27 1981-06-27 ダイヤフラムを有する弁装置

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JPS581870U (ja) 1983-01-07

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