JPS6315624A - デマンドコントロ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、デマンド時限における使用電力址が契約電
力を越えないように監視・制御する装置（デマンドコン
トロール装置ｉ￥）に関する。

［従来の技術］ 第３図に特開昭５５−４３９５０号に開示された従来の
デマンドコントロール装置を示す。

負荷（Ａ）〜（Ｎ）は電源線（２）から電力を供給され
る。ｊｔ荷（＾）〜（Ｎ）で使用される電力量は、発信
装置付電力計（４）によって計測され、入力側（Ｊ１１
部（６）に入力される。

デマンドコントロール装置（１）は、使用電力が契約電
力を越えないように、次のような制御を行う、契約電力
に基づいて演算される３０分間の目標使用電力（目標デ
マンド値という）が、設定値記憶部（８）に記憶されて
いる０時限部（１０）はデマンド時限（この場合、上記
のように３０分）を計測するものである。

演算処理部（１２）は、使用電力、経過時間をもとに、
デマンド時限終了時における使用電力の予測値（以下予
測デマンド値という）を演算する。

また、各時点において基準となる電力よりいくら多く電
力を使用できるか、またいくら電力便用を抑えなければ
ならないか（以下調整電力という）を演算する。

この調整電力は下式によって演算される。

デマンド時限計測開始から一定時間 （例えば１０分）経過した時点で、予測デマンド値が、
目標デマンド値を越えていると、演算処理部（１２）は
警報信号をだす、この警報信号は、警報制御部（１４）
に与えられ、制御電力線（１６ａ）　〜（１６Ｎ）を介
して警報ブザ−（１８Ａ）〜（１８Ｎ）動作させる。こ
うして警報が発生されたにもかかわらず、その後電力の
使用抑制されず、使用量が増加し、調整電力値がしゃ断
電力値を越えていると、演算処理部（１２）はしゃ断信
号を出力する。このしゃ断信号は負荷制御部（２０）に
与えられ、制御電力線（２２Ａ）〜（２２Ｎ）を介して
負荷（Ａ）〜（Ｎ）がしゃ断される。この際、演算処理
部（１２）は予測デマンド値が目標デマンド値を下まわ
るようにするために必要な負荷のみをしゃ断する。

このようにして、デマンドコントロール装置（１）は、
予測デマンド値が目標デマンド値を越えるときは警報を
発し、調整電力値がしゃ断電力値を越えるときには所定
の負荷をしゃ断する。その結果、３０分のデマンド時限
ごとにおいて、平均使用電力値は目標デマンド値を越え
ることがないよう制御される。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来のデマンドコントロール装置では、デマンドコント
ロールを行うデマンド時限が−通り例えば３０分に設定
されていたので、各電力会社と需要者との間で結ばれた
各契約ごとに、デマンドコントロール装置のデマンド時
限を設定しなければならなかった。そのために、製造者
にとっては出荷する各需要者ごとにデマンド時限の異な
った演算処理装置を用意しなければならず、また需要者
にとっては、当該デマンドコントロールのデマンド時限
の設定を変更するたびに、デマンドコントロール装：Ｒ
の演算処理装置の設定を変更しなければならないという
問題点があった。

この発明は、上記の問題点を解決して、安価でかつ制御
能力の高いデマンドコントロール装置を提供することを
目的とする。

ｃ問題点を解決するための手段］ この発明に係るデマンドコントロール装置は第１図に示
すように、パルス入力手段、時限信号発生手段、設定値
記憶手段、予測デマンド値演算手段、調整電力値演算手
段、警報信号発生手段、しゃ断信号発生手段、および時
限設定手段を備えている。さらに、警報信号、しゃ断信
号、再投入信号を直列信号にしたうえ、これらの信号を
与えるべき制御装置のアドレスコードを付加して伝送路
に送り出す信号伝送手段を備えている。負荷制御装置な
らびに警報制御装置は、それぞれ一群の負荷ならびに警
報手段の近傍に設けられ、伝送路を介して伝送手段から
の信号を受けるよう配置されている。

［作用］ 次に、第１図を用いて作用を説明する。

調整電力演算手段は、時限設定手段によって設定された
デマンド時限、時限信号、目標デマンド値、および予測
デマンド値にもとづいて調整電力値を演算する。また、
予測デマンド値演算手段は、時限信号、測定電力にもと
づいて予測デマンド値を演算する。

予測デマンド値が目標デマンド値をこえている場合、警
報信号発生手段が警報信号を出力する。この警報信号は
、伝達手段によって警報を発すべき警報手段のアドレス
コードが付加されて、直列信号に構成されたうえ伝送路
に出力される。

アドレスコードによって呼出された警報制御装置は警報
信号を受けて警報手段を動作させる。

次に、Ｆ！ＩＩ整電力値がしゃ断電力値をこえていると
、しゃ断信号発生手段がしゃ断信号を出力する。この信
号も、アドレスコードが付加されたのち、伝送路に出力
され、所定の負荷制御装置が呼出されて負荷がしゃ断さ
れる。

［実施例］ 第２図にこの発明の一実施例を示す。

以下、第２図を用いて説明する。

デマンドコントロール装置の制御ユニット（１０１）は
、入力制御部（１０６）、記憶部（１０８）、演算処理
部（１１２）、信号伝送部（１１４）、時限部（１１８
）、時限設定部（１２０）で構成されている。

負荷（１００Ａ）〜（１００Ｎ）で使用される電力は、
電力測定手段である発信装置付電力針（１０４）によっ
て計測され、制御ユニツ）　（１０１）の入力制御部（
１０６）へ出力される０時限設定部（１２０）はデマン
ドコントロール装置の使用開始に先立って当該デマンド
コントロール装置の使用されるデマンド時限に応じて例
えば１５分、３０分、６０分等のデマンド時限を設定す
るためのものである６時限部（１１Ｂ）は、時限信号を
発生する。入力制御部は発信装置付電力計（１０４）か
らの各員青の使用電力に相当する信号を所定の信号（例
えば８ビットデジタル信号〉に変換する。演算処理部（
１１２）は前記信号を計数し、その結果を記憶部（１０
８）に記憶させる。演算処理部（１１２）は不図示の記
憶手段に内蔵されているプログラムの内容に従って演算
処理を行う。０７７エ己プログラムは予測デマンド値演
算部、調整電力演算部、警報信号発生部、しゃ断信号発
生部で構成されている。

制御ユニット（１０１）の演算処理部（１１２）は、前
記時限設定部（１２０）により設定されたデマンド時限
と、前記所定の信号に変換された負荷の使用電力と、時
限部（１１Ｂ）の出力である時限信号と、前記予測デマ
ンド値演算部に内蔵されているプログラムに従って予測
デマンド値を演算する０次に前記設定値記憶部（１０８
）に設定されている目標デマンド値、および時限部（１
１８）の出力である時限信号にもとづいて、前記調整電
力演算部に内蔵されているプログラムに従って調整電力
値を演算する。そして前記予測デマンド値が前記目標デ
マンド値を越えているか否かを判断し、越えていれば警
報信号発生部に内蔵されているプログラムにしたがって
第１の警報信号を出力する。この信号は、信号伝送手段
である信号伝送部（１１４）においてアドレスコードを
付加されて直列信号に変換され、伝送３！ｌ＄　（１１
６）に送り出される。この際の伝送路（１１６）は、送
り出される信号が予め設定されているクロックによって
読み出される。警報ブザ−（１３０）〜（１３ＯＮ）お
よび負荷（１００＾）〜（１００Ｎ）はそれぞれアドレ
スコードを有しており、警報制御装置（３０１）、。

、負荷制御装置（２０１）、、、に接続されている。し
たがって、この場合には第１の警報を出す警報ブザ−（
１３０Ａ）、（１３０Ｂ）、、、を制御する警報制御装
置（３０１）のみが呼び出され警報信号を受信する。さ
らにアドレスコードによって警報ブザ−（１３０Ａ）の
みが動作させられる。これにより第１の警報ブザーがな
り、予測デマンド値が目標デマンド値を越えていること
を知らせる。

Ｌ己憶部（１０８）に記憶されている、次に投入される
具有の電力容量を越えているか否かを判断し、越えてい
れば第２の警報を出力して上記と同じように前記警報ブ
ザ−（１３０Ａ）をならし、前記信号伝送部（１１４）
で前記警報ブザーに対応した負荷（１００Ａ）のアドレ
スコードしゃ断信号に付加し、伝送路（１１６）に出力
する。負荷（１００＾）の接続されている負荷制御装置
（２０１）が前記しゃ断信号を受信して、その後負荷（
１００Ａ）への電力供給をしゃ断する。なお、警報ブザ
ーの他警報ランプ等も警報手段として用いることができ
る。

負荷近傍に設置されている負荷制御装置（２０１）ある
いは警報制御装置（３０１）は、信号伝送部（２０２，
３０２）、演算処理部（２０４，３０４）ア１！ンス設
２部（２０６，３０６）、出力制御部（２０８，３０８
）、負荷制御部（２１０）、警報制御部（３１０）から
なる、信号伝送部（１１４）と（２０２）あるいは（３
０２）との間の信号伝送は、すでに述べたようにアドレ
スコードを負荷した直列信号のやりとりである。演算処
理部（２０４，３０４）はアドレス設定部（２０６，３
０６）に記憶されているデータと比較して警報信号ある
いはしゃ断信号を出力すべき警報ブザ−、あるいは負荷
を決定し、出力制御部（２０８，３０８）を介して警報
制御部（３１０）に警報信号を、負荷制御部（２１０）
にしゃ断信号を出力する。

［発明の効果］ この発明によれば、需要者がデマンド時限を変更しなけ
ればならない事態が生じても時限設定手段を備えている
ので、いがなるデマンド時限のデマンドコントロールに
も対応することが可能となり従来の装置に比べて融通性
および経済性の高いデマンドコントロール装置を提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の構成を示す図、第２図は一実施例を
示す図、第３図は従来のデマンドコントロール装置を示
す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）発信装置付電力計からのパルス数を受信し計数し
   所定の伝送信号に変換し出力するパルス入力手段、 デマンド時限を設定するための時限設定手 段、 時限信号を発生する時限信号発生手段、 目標デマンド値、しゃ断電力値各負荷の電 力容量を記憶する設定値記憶手段、 前記パルス入力手段から出力された信号と 前記時限信号とからデマンド時限終了時の予測デマンド
   値を演算する予測デマンド値演算手段、前記予測デマン
   ド値、時限信号および目標 デマンド値とから調整電力を演算する調整電力値演算手
   段、 前記予測デマンド値が所定の値を越えた場 合およびしゃ断信号が出力された場合に警報信号を出力
   する警報信号発生手段、 前記調整電力値が次に投入される負荷容量 値をこえているとしゃ断信号を出力するしゃ断信号発生
   手段、 前記警報信号を与えるべき警報制御装置の アドレスコードまたは前記しゃ断信号を与えるべき負荷
   制御装置のアドレスコードを付加し、前記警報信号、し
   ゃ断信号を直列信号として送出する信号伝送手段、 前記直列信号のアドレスコードによって呼 び出され、前記警報信号を受けて警報手段を動作させる
   少なくとも１つの警報制御装置、 前記直列信号のアドレスコードによって呼 び出され、前記しゃ断信号を受けて負荷をしゃ断する負
   荷制御装置、 を備えたことを特徴とするデマンドコント ロール装置。