JPS6315604Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6315604Y2
JPS6315604Y2 JP11464282U JP11464282U JPS6315604Y2 JP S6315604 Y2 JPS6315604 Y2 JP S6315604Y2 JP 11464282 U JP11464282 U JP 11464282U JP 11464282 U JP11464282 U JP 11464282U JP S6315604 Y2 JPS6315604 Y2 JP S6315604Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
water
tank body
tank
reservoir tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11464282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5920001U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11464282U priority Critical patent/JPS5920001U/ja
Publication of JPS5920001U publication Critical patent/JPS5920001U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6315604Y2 publication Critical patent/JPS6315604Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用リザーバタンク構造に係わり、
特にキヤツプに開口している空気孔からタンク内
に水が浸入しないようにしたパワーステアリング
用リザーバタンク構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のパワーステアリング用リザーバタンク
は、第1図に示されるように、タンク本体1を構
成するロアータンク2の上部に、シール部材3を
介して一体的に結合されたアツパータンク4と、
該アツパータンク4の上部にシール部材5を介し
て組み付けられたキヤツプ6とから主として構成
されている。また、該キヤツプ6のフランジ部6
aおよびキヤツプ6の本体部6b底面には、それ
ぞれ第1、第2の通気孔6c、6dが設けられて
おり、該第1、第2の通気孔6c、6dを介して
タンク内圧を逃がす構造となつている。なお、図
中7はキヤツプ6に固定されたオイルレベルゲー
ジである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、このような従来のパワーステアリン
グ用リザーバタンクの構造においては、例えば、
自動車が冠水道路を走行する場合、該道路上の水
がエンジンルーム内に入り、下方に向つて開口さ
れた前記キヤツプ6の第1の通気孔6cからキヤ
ツプ6内に入り、更に第2の通気孔6dからタン
ク本体1内に入る可能性があつた。そして、該タ
ンク本体1内のオイルに水が混入した場合、次の
ような不具合が生ずる。(i)オイルの劣化が早くな
り、オイル交換時期が早くなる。(ii)タンク内部の
錆の発生及び部品の損傷が早くなる可能性があ
る。(iii)異音の出る可能性がある。以上の不具合が
発生してパワーステアリングの耐久性に悪影響を
及ぼすという欠点があつた。
本考案の目的は上述した欠点に鑑みなされたも
ので、キヤツプのフランジ部に下方に向つて開口
された通気孔から浸入した水がタンク本体内のオ
イルに混入するのを確実に防止するようにした車
両用リザーバタンク構造を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案の車両用
リザーバタンク構造は、タンク本体の給油口にシ
ール部材を介在してキヤツプを装着すると共に、
該キヤツプのフランジ部に下方に向つて開口され
た通気孔を有する車両用リザーバタンク構造にお
いて、前記タンク本体の給油口に対応する位置に
設けられたキヤツプ通気孔の下部に水受け部材を
配設したことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の構成によると、道路上の水などが、自動
車のエンジンルーム内に入り、更にリザーバタン
クのキヤツプに設けられた通気孔からタンク本体
内に浸入した際に、第2の通気孔の直下にある水
受け部材に落下してたまり、オイルへの水の混入
が防止される。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を
説明する。
第2図は本考案に係る車両用リザーバタンク構
造のうちパワーステアリング用リザーバタンク構
造の一実施例を示す要部断面図で、第1図と同一
部分には同一符号を付してある。本実施例が第1
図の従来例と異なる点は、キヤツプ6に固定され
たオイルレベルゲージ7に、アツパータンク4の
上端中央部に開口された給油口4aに対応して設
けられたキヤツプ6の第2の通気孔6dの下部に
位置するよう、水受け容器8を取り付けた構成と
したところにある。なお、この水受け容器8は、
タンク本体1の動きがあつても、その中にたまつ
た水が容器外に出ないように適当な容量をもつて
いる。
次に本実施例の作用を説明する。冠水道路走行
時に、その道路上の水がキヤツプ6の第1、第2
の通気孔6c、6dからタンク本体1内に浸入し
たとしても、その水は水受け容器8内にたまり、
タンク本体1内のオイルと混入することがないの
で、オイルの早期劣化等の防止を図ることができ
る。また、該水受け容器8にたまつた水は、キヤ
ツプ6をタンク本体1から取り外すことによつて
同時に外部にすてることができる。
第3図は本考案構造の他の変形例を示すもの
で、オイルレベルゲージ7に取り付けた水受け容
器8内に、該容器8内にたまつた水の水位を検知
する水位センサ9を配設し、該水位センサ9を車
室内のインジケータ10と連動させるよう構成し
たもので、該インジケータ10の作動したとき
に、水受け容器8内にたまつた水を外部にすてる
ようにすればよい。したがつて、このような構造
では、タンク本体内において水受け容器8内の水
が溢れだすという不具合を未然に防ぐことができ
る。
なお、上述した実施例では水受け容器8はオイ
ルレベルゲージ7に取り付けた構造を示したが、
別にこれに限定されるものでないことは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る車両用リザー
バタンク構造によれば、タンク本体の給油口に対
応する位置に設けられたキヤツプ通気孔の下部に
水受け部材を配設した構成としたので、自動車が
冠水道路を走行する場合においても、該道路上の
水がキヤツプの通気孔を通つてタンク本体内のオ
イルに混入するようなことは確実に防止されるの
で、オイルの劣化が防止され、早期のオイル交換
が不要となる。また、タンク内部の錆の発生及び
部品の損傷を防ぐことができると共に、不純物の
混入による異音が生じない等、従来に較べてパワ
ーステアリングの機能を長期継続できるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパワーステアリング用リザーバ
タンク構造の一部断面図、第2図は本考案に係る
パワーステアリング用リザーバタンク構造の一実
施例を示す要部断面図、第3図は本考案構造の他
の実施例を示す要部断面図である。 1……タンク本体、4a……給油口、5……シ
ール部材、6……キヤツプ、6a……フランジ
部、6c……第1の通気孔、6d……第2の通気
孔、7……オイルレベルゲージ、8……水受け容
器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) タンク本体の給油口にシール部材を介在して
    キヤツプを装着すると共に、該キヤツプのフラ
    ンジ部に下方に向つて開口された通気孔を有す
    る車両用リザーバタンク構造において、前記タ
    ンク本体の給油口に対応する位置に設けられた
    キヤツプ通気孔の下部に水受け部材を配設した
    ことを特徴とする車両用リザーバタンク構造。 (2) 前記水受け部材はキヤツプに固定されたオイ
    ルレベルゲージに取り付けられて成る実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の車両用リザーバタ
    ンク構造。
JP11464282U 1982-07-28 1982-07-28 車両用リザ−バタンク構造 Granted JPS5920001U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11464282U JPS5920001U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 車両用リザ−バタンク構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11464282U JPS5920001U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 車両用リザ−バタンク構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5920001U JPS5920001U (ja) 1984-02-07
JPS6315604Y2 true JPS6315604Y2 (ja) 1988-05-02

Family

ID=30264927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11464282U Granted JPS5920001U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 車両用リザ−バタンク構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5920001U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5920001U (ja) 1984-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101274591A (zh) 车辆用过滤罐的安装构造
CA2371952C (en) J-shaped seam tapping plate with gasket groove for spin-on filter assemblies
US4953742A (en) Plastic sealing cover
EP1314896A2 (en) Reservoir having a ventilating structure
JPS6315604Y2 (ja)
US6371167B1 (en) Drain pipe for draining water or the like from casing
US8166949B2 (en) Cylinder head dry valley drain
GB2054481A (en) Drain structure for vehicle sun roof
JPS609061Y2 (ja) 燃料タンク用セパレ−タタンクの配設構造
JPH04330311A (ja) 潤滑オイルのための遅延部材
KR0128308Y1 (ko) 자동차용 카울 판넬 구조
JPS6341222Y2 (ja)
WO2000071225A1 (en) Wing tapping plate for spin-on filters
JPS6146297Y2 (ja)
CN211252745U (zh) 一种转向器输入轴密封结构、转向器及车辆
CN217814287U (zh) 一种呼吸器防溅装置、液压油箱及工程机械
JP2000168374A (ja) エアーインテークダクト構造
JPS606595Y2 (ja) ブロ−バイガス還元装置
JPS6216378Y2 (ja)
JP2534113Y2 (ja) 吸気系部品の水抜穴構造
JPH0217148Y2 (ja)
JPS5923604Y2 (ja) ベンチレ−タ−の水抜き構造
JPH0125740Y2 (ja)
JPS5826910Y2 (ja) 容器のキャップ装置
JPS5911830Y2 (ja) オ−トバイのオイルタンク