JPS63155966A - 復調回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はＶＴＲ等の信号処理回路に使用されるＦＭの復
調回路に関するものである。

従来の技術 従来の復調回路は第２図に示すように雑音検出回路２、
パルス遅延回路３、ＦＭ復調器４、低域通過フィルタ５
、及びミューティング回路６、にて構成される。第３図
（ａ）に示す欠落のある信号は入力端子１より復調器４
、雑音検出回路２に入力され、従って低域通過フィルタ
５の出力には前記雑音が復調され第３図山）に示す雑音
を含んだ復調出力が現れる。一方雑音検出回路２の出力
には第３図（Ｃ）に示すミューティングパルスが出力さ
れるがこのパルスは信号の欠落を検出している為実際復
調された雑音の期間より短い。そこでこのパルスはさら
にパルス遅延回路３にて必要なだけ広げ第３図（ｄ）の
ようにしたのちミューティング回路６を制御する。従っ
て雑音は抑圧され第３図（ｅ）に示す信号となる。

発明が解決しようとする問題点 このような復調回路にドロップアウトやスパイク雑音等
時間の短い１μｓ程度の欠落のあるＦＭ信号が入力され
た場合、実際の欠落の在る時間は短くても低域通過フィ
ルタの為に引き伸ばされ出力においては例ば３μｓ位の
雑音になってしまう。

ミューティングはこの広がった３μｓ全てに動作させな
いと雑音が残るため結果３μｓ以上の信号の欠落ができ
てしまう。このように従来の復調器では欠落があった場
合実際の欠落の長さよりかなり広い時間信号伝送に使用
できなくなるという問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決し雑音の多いＶＴＲ等
の再生信号においても雑音による信号の欠落時間を最小
限にとどめる復調回路を提供するものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するためミューティング回路
を低域通過フィルターの前に設置し、ミューティングし
てしまうことにより、最小限のミューティング時間にて
雑音抑圧の効果を得るものである。

作用 本発明は上記構成により信号の欠落による雑音が低域通
過フィルターにより広がってしまう前ミューティング回
路にてミューティングしてしまうことにより、最小限の
ミューティング時間にて雑音抑圧の効果を得ることが出
来る。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。本発明の復調回路は第１図に示すように雑音検出回
路７、ＦＭ復調器８、低域通過フィルタ９、及びミュー
ティング回路１ｏ、にて構成される。第４図（ａ）に示
す欠落のある信号は入力端子１１より復調器８、雑音検
出回路７に入力される。

一方雑音検出回路７の出力には第３図（ｂｌに示すミュ
ーティングパルスが出力される。また復調器８の出力は
信号の欠落の為第４図（Ｃ）に示す様に不連続となり、
スパイクノイズが発生しているが、その時間は欠落期間
と一致して広がりがない。この期間を雑音検出回路７に
より検出されたパルスにより制御されるミューティング
回路１ｏ、にてミューティングし、第４図（ｄ）のよう
に大きなスパイクノイズのない信号として低域通過フィ
ルタ９に入力する。従って低域通過フィルタ９の出力に
は前記雑音が復調されず第３図（ｅ）に示すミューティ
ングされた復調出力が現れる。ここでミューティングす
る期間はスパイク雑音が低域通過フィルタ９にて広がる
前に対処する為信号の欠落時間より大幅に広くとる必要
がない為最小限のミューティング時間にて雑音抑圧の効
果を得ることが出来る。

第５図は第１図における２逓倍パルスカウント復調器の
構成を示している。１２はリミッタ−で、トランス１３
、ダイオード１４．１５によりＦＭ波のエツジは両波整
流され出力端子１６に出力される。第６図は雑音検出回
路７として使用するエンベロープ検波回路を示している
。入力端子１７より入力された欠落期間のある信号はダ
イオード１８及び抵抗１９、コンデンサー２０による片
波整流回路にてエンベロープ検波される。そして低い電
圧として現れた欠落部をコンパレータ２１により検出し
出力するものである。

発明の効果 以上のべてきたように本発明によるとＶＴＲなど、再生
信号にドロップアウトやスパイク雑音のように時間の短
い欠落のあるＦＭ信号を復調する場合、実際の欠落の期
間をミューティングするだけで雑音は抑圧され、再生信
号の欠落は最小限に抑えることが出来るためドロップア
ウトやスパイクをふくむ信号から欠落の少ない良質の再
生信号を得る事が出来る。勿論ドロップアウトコンペン
セーター等を使って擬似信号に置き換える場合にも置き
換える時間は最小限することができるためより正確な補
償ができる。

また２ヘツドヘリカルスキヤンＶＴＲのヘッドスイッチ
ングポイントのようにあらがしめ欠落の在る時間と期間
が分かっている時にも本発明の復調回路を適用するとヘ
ッドスイッチングノイズを最小限にすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の復調回路のブロック図、第
２図は従来の復調回路のブロック図、第３図は第２図の
従来例の各部の波形図、第４図は本発明の復調回路の各
部の波形図、第５図は二逓倍パルスカウント復調器の構
成図、第６図は雑音検出に使うエンベロープ検波回路の
構成図である。 １．１１．１７・・・・・・入力端子、２．７・・・・
・・雑音検出回路、３・・・・・・遅延回路、４．８・
・・・・・復調器、５．９・・・・・・低域通過フィル
タ、６．１０・・・・・・ミューティング回路、１２・
・・・・・リミッタ、１３・・・・・・トランス、１４
．１５．１８・・・・・・ダイオード、１９・・・・・
・抵抗器、２０・・・・・・コンデンサー、２１・・・
・・・コンパレータ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名−へ 城　　　　　　　　　　　帳 ζ５　　　　　　　　　Ａ　　　　　　’＋ｌ　　　　
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Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＦＭ復調器と復調用の低域通過フィルタの間にノ
   イズ検出回路により制御されたミューティング回路を具
   備し、雑音を低域通過フィルタに入る前にミューティン
   グしたのち復調出力を得る事を特徴とする復調回路。
2. （２）復調器に二逓倍パルスカウント復調器を用いるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の復調回
   路。
3. （３）ノイズ検出回路にエンベロープ検波回路を使用す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項または第
   （２）項のいずれかに記載の復調回路。