JPS63154619A - 頻尿および残尿感治療剤 - Google Patents

頻尿および残尿感治療剤

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JPS63154619A
JPS63154619A JP30085086A JP30085086A JPS63154619A JP S63154619 A JPS63154619 A JP S63154619A JP 30085086 A JP30085086 A JP 30085086A JP 30085086 A JP30085086 A JP 30085086A JP S63154619 A JPS63154619 A JP S63154619A
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JP
Japan
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parts
weight
dissolving part
granules
flavoxate hydrochloride
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JP30085086A
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English (en)
Inventor
Keiji Ozawa
啓二 小沢
Shuichi Kojima
秀一 小島
Kahoru Abiko
安孫子 かほる
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KOWA YAKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
KOWA YAKUHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は有効成分として塩酸フラボキサート′  を含
有する頻尿および残尿感治療剤に関する。
〔従来の技術〕
従来より、塩酸フラボキサート製剤としては、であられ
される塩酸フラボキサートに、白糖などの賦形剤、ヒド
ロキシプロピルセルロースなどの結合剤およびヒドロキ
シプロピルメチルセルロースなどのコーティング剤を配
合した顆粒および錠剤が市販されている。これらのもの
は確かにずぐれた頻尿および残尿感治療効果が証明され
ているが、胃・腸管からの吸収が速やがてかつ生物学的
半減期が1.3時間と短いことがら、薬効持続時間が最
大限でも4〜5時間と短かく、通常用量(塩酸フラボキ
サートとして200mg) 、さらにはその2倍量を1
日3回以上服用しなければ充分な効果かえられない欠点
がある。塩酸フラボキサート製剤を服用する患者の多く
は高齢者であり、薬効持続時間が短いことは夜間の頻尿
によって睡眠妨害を生ずるなど多大な苦痛をもたらして
いる。
このような状況から薬効の持続時間が長く、しかも服薬
俊速やかに効果を発揮する塩酸フラボキサート製剤が要
望されているが塩酸フラボキサ−1・自体がきわめて生
物学的半減期の短いものであるため、いまだ有用な製剤
の出現を見ていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らはかかる事情に鑑みて、鋭意研究の結果、塩
酸フラボキサート製剤を、消化液に溶けにくいコーティ
ング剤を用いた遅溶部と消化液に溶は易いコーティング
剤を用いた速溶部とで構成し、該速溶部と遅溶部とを一
定比率で配合することによって、かかる問題点を解消で
きるという結論に到達し本発明を完成するにいたった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、速溶部が塩酸フラボキサ−1−100重量部
、賦形剤0〜2700重量部、結合剤0〜270重量部
およびコーティング剤0〜800重量部の成分からなり
、遅溶部が塩酸フラボキサート100重量部、賦形剤0
〜3800重量部、結合剤0〜380重量部、コーティ
ング剤2〜750重量部および可塑剤0〜150重量部
の成分からなり、速溶部と遅溶部とが塩酸フラボキサー
トを基準として1:0.5〜5の重量比で配合されてな
る頻尿および残尿感治療剤に関する。
〔実施例〕
本発明において、速溶部とは投与後、ただちに薬効を呈
し、消化液(胃液)に溶は易い部である。また、本発明
において、遅溶部とは消化液に溶は難い部である。
本発明では賦形剤は必ずしも必要としないが、粒形を整
えるためにはある程度使用するのが好ましく、使用する
賦形剤としては、たとえば白糖、乳糖、澱粉、結晶セル
ロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースなど製
薬学的に許容され通常使用されているものを単独でまた
は2種以」二を混合して使用すればよく、とくに限定さ
れない。本発明において賦形剤の速溶部における使用量
は前述の如く塩酸フラボキサート(以下、PLという)
100重量部(以下、部という)に対して0〜2700
部、好ましくは 0〜500部、同じく遅溶部での使用
量は0〜3800部、好ましくは0〜1200部である
。使用量が速溶部、遅溶部それぞれの上限をこえると所
望の製剤をつくるのか困難になる。
また、本発明では結合剤は必ずしも必要としないが、あ
る程度使用するのが好ましい。本発明で使用する結合剤
は製薬学的に許容され通常使用されているものを単独で
または2種以上を混合して使用すればよく、とくに限定
されない。
これにはたとえばヒドロキシプロピルセルロース、ポリ
ビニルピロリドン、ポリビニルアルコールおよび糊化澱
粉などがあげられる。本発明において結合剤の使用量は
、速溶部でFL100部に対して0〜270部、好まし
くは0.5〜40部、同じく遅溶部での使用量は0〜3
80部好ましくは0.5〜40部である。使用量が速溶
部で270部、遅溶部で380部をこえると製剤の各粒
子が結合してしまうので製造的にも服薬に際しても不都
合である。
本発明で使用するコーティング剤は速溶部と遅溶部とで
種類が異なる。まず、速溶部において使用するものとし
ては、たとえばポリビニルアセタルジエチルアミノアセ
テート、ポリビニルピロリドンなどの非水系のものおよ
びヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、プルラン、メタアクリル酸ジメチル
アミノエチルメタアクリル酸メチル共重合体などの水系
のものがあげられるか、水または酸に可溶性のもので製
薬学的に許容されるコーティング剤であればとくに限定
されない。
速溶部において、コーティング剤の使用量はPL100
部に対して0〜800部であり、かならずしも必要とし
ないものではあるが、PL自体苦みのある成分であるの
で10〜50部程度使用するのが好ましい。使用量が8
00部をこえると速溶性が失われるので好ましくない。
一方、遅溶部で使用するコーティング剤としては、たと
えばヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、
セルロースアセテートフタレート、カルボキシメチルエ
チルセルロースまたはメタアクリル酸−メタアクリル酸
メチル共重合体などの非水系のものおよびメタアクリル
酸−アクリル酸エチル共重合体、メタアクリル酸−メタ
アクリル酸メチル共重合体またはヒドロキシプロピルメ
チルセルロースアセテートサクシネートなどの水系のも
のがあげられるが、水および唾液、胃液などの消化液に
難溶性のもので製薬学的に許容されるコーティング剤で
あればとくに限定されない。遅溶部においてコーティン
グ剤は必要である。その使用量はFL 100部に対し
て2〜750部であり、好ましくは10〜250部であ
る。使用量が2部未満では遅溶部の目的を達することが
できず、また750部をこえると製造上コーティング時
間が長くかかりすぎるので好ましくない。
さらに、遅溶部において使用する可塑剤としては、たと
えばグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコー
ル、フタル酸エステルなど製薬学的に通常使用されるも
のを使用しうる。
使用量はPL 100部に対して0〜150部であり、
好ましくくは2〜30部である。使用量が150部をこ
えると、皮膜の溶解性が変化して軟らかくなりすぎるた
め、製造できなくなるので好ましくない。
本発明製剤において、前記速溶部と遅溶部との配合は塩
酸フラボキサートを基準として重量比1:  0.5〜
5であり、好ましくは1:1〜4、とくに好ましくはl
:  1.7である。配合比が1;0.5より少ない遅
溶部配合量では従来の製品と同じ血中パターンを示すた
め、本発明の持効性l的の達成が困難であり1:5より
大きい遅溶部配合量では投与直後の血漿中濃度が上がら
ず、持続時間を延ばせない。
本発明の頻尿および残尿感治療剤は、前記成分を使用し
て遠心流動型コーティング造粒装置または押出造粒機を
用いて常法により造粒し、混合して製造すればよい。
なお、本発明製剤は成人1人あたり1回0.5〜3g 
(PLとして約400mg)を朝、晩1日2回服用する
ものである。
つぎに本発明の頻尿および残尿感治療剤について、実施
例をあげてさらに詳しく説明するが、本発明はかかる実
施例のみに限定されるものではない。
実施例1 遠心流動型コーティング造粒袋W(フロント社製、商品
名: CF−360)をローター回転数170rpm 
、スリット空気量150g/min、スリット空気温度
25℃にセットし、白糖の球状顆粒1.5kgを投入し
、ヒドロキシプロピルセルロース(以下、llPcとい
う)14g含有水溶液280 mlを噴霧しながら塩酸
フラボキサート(以下、PLという)  1.5kgを
少しずつ添加し、白糖顆粒に付着させ造粒した。造粒後
、乾燥機に移して乾燥し、約3 kgの顆粒をえた。
つぎに、乾燥した顆粒1kgを、ローター回転数170
rpm 、スリット空気量300g/min、スリット
空気温度40℃にセットした遠心流動型コーティング造
粒装置に入れ、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフ
タレート(以下、HP−55という)  100gとグ
リセリン脂肪酸エステル10gを含むジクロルメタン・
メタノール混合液帽1比1:1)2gを噴霧してコーテ
ィングを行い、運漕部顆粒1 、1. kgをえた。
また、前記の乾燥した顆粒500gをローター回転数1
40rpm、スリット空気量300g/min。
スリット空気温度60°Cにセットシた遠心流動型コー
ティング造粒装置に入れ、ポリビニルアセタルエチルア
ミノアセテート25gを含むエタノール溶液500m1
を噴霧してコーティングを行い、速溶部顆粒520fを
えた。
えられた速溶部顆粒と運漕部顆粒を、乾燥後31[f、
5g (FL  150g含有)  :  557.B
g (PL 250g含有)の比で混合し、最終的に白
色顆粒874.1g (PL 400g含有)をえた。
実施例2 実施例1においてえられた速溶性顆粒と遅溶性顆粒を1
68.8g (PL 80 g含有)  :  7J3
.7g(PL 320g含有)に混合し、白色顆粒88
2.5g(PL400g含有)をえた。
実施例3 乳鉢にPL 200gと乳糖・澱粉混合物(重量比1 
: 1)  3[i5,3gをとり、ポリビニルピロリ
ドン(以下、PvPという)  4.7g含有水溶液1
00mlを加え、練合した。これを押し出し造粒機(日
本薬業機゛械社製、バスケット0.8mm)に投入して
造粒したのち乾燥して約510gの顆粒をえた。
つぎに上記顆粒300g (FL 105g含有)を、
乾燥温度74℃、風tr 35j7 / min s噴
霧圧力1 kg/ cm 3にセットした流動槽装置(
ヤマト科学社製、商品名;パルビスミニベッドGA−2
1型)に投入し、オイドラギットL30D−55250
m1 (メタアクリル酸−メタアクリル酸メチル共重合
体75g含有)、ポリエチレングリコール(以下、PE
Gという)11.25 g、タルク23.75 g、水
375gで調製したコーテイング液を用いてコーティン
グし、乾燥機で乾燥して遅溶性顆粒的400gをえた。
一方、これとは別に、PL200g、低置換RPC20
0g、乳糖300gおよび澱粉1.95.3gの混合物
にポリビニルピロリドン4.7 Fr含有水溶液100
 mlを加え、前記と同様にして、押し出し造粒機で造
粒し、約720gの顆粒をえた。上記顆粒300gにヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース(以下、HP M 
Cという)30g含有水溶液B OOmlを前記流動槽
内にて噴霧し、速溶性顆粒的325gをえた。えられた
速溶性顆粒と遅溶性顆粒を248g (PL 50 g
含有)  :  195g(PL 50g含有)に混合
し、最終的に白色顆粒443g (FL 100 g含
有)をえた。
実施例4 pi、 ikgにHPCj f含有水溶液100m1を
加え、押出造粒機で造粒し、約750gの顆粒をえた。
上記顆粒300gにオイドラキッドL30D−5520
0m1 (メタアクリル酸−メタアクリル酸メチル共重
合体80g含有)、PE09g、タルク19g1水30
0gを流動槽内にて噴霧し、遅溶性顆粒的380gをえ
た。これとは別に、前記顆粒300gにポリビニルアセ
タルジエチルアミノアセテート30g含有エタノール溶
液600 mlを流動槽内にて噴霧し、速溶性顆粒的3
30gをえた。
えられた速溶性顆粒と遅溶性顆粒を127g(FL 1
15g含有)  ;  300g (PL 230g含
有)に混合し、白色顆粒427g (PL 34.5g
含有)をえた。
実施例5 FL 100gおよび白糖1.000gの混合物に、H
P02g含有水溶液40m1を加え、押出造粒機で造粒
し、約1000 gの顆粒をえた。上記顆粒1ooog
に、I P −5511,3gおよびグリセリン脂肪酸
エステル11g含有エタノール・ジクロルエタン混液(
重量比1 : 1 ) 2300m1の混合液を加え、
流動槽内にて噴霧し、遅溶性顆粒的1 、1 kgをえ
た。
これとは別に、PL 600gおよび白糖400gにR
PC5g含有水溶液100m1を加え、押出造粒機にて
造粒し、約950gの顆粒をえた。前記顆粒300gに
ポリビニルアセタルジエチルアミノアセテート[i0g
含有エタノール溶液1.2gを流動槽内にて噴霧し、速
溶性顆粒的340gをえた。
えられた速溶性顆粒と遅溶性顆粒を138.5g(PL
68g含有)  :  674g (PL  54.4
g含有)に混合し、白色顆粒810g (PL 122
g含有)をえた。
 15 一 実施例6 FL HOgおよび白糖400gの混合物に、NPC5
g含有水溶液to Omlを加え、遠心流動型コーティ
ング造粒装置で造粒し、約1kgの顆粒をえた。前記顆
粒に、)IP−55100gおよびグリセリン脂肪酸エ
ステル10g含有エタノール・ジクロルメタン混液(重
量比1 : 1 ) 2000m1の混合液を同装置内
にて噴霧し、遅溶性顆粒的1.1kgをえた。
これとは別に、FLloogおよび白糖2.3kgにH
PMC3g含有水溶液60m1を加え、同装置にて造粒
し、約2.3kgの顆粒をえた。前記顆粒1kgにポリ
ビニルアセタルジエチルアミノアセテート10g含有エ
タノール溶液200 mlを同装置内にて噴霧し、速溶
性顆粒1kgをえた。えられた速溶性顆粒と遅溶性顆粒
を[foog (FL 18 g含有):100g(P
L 54 g含有)に混合し、白色顆粒100g (P
L 72 g含有)をえた。
実施例7 PL 200gおよび乳糖440gの混合物にHPC8
0g含有エタノール液300 mlを加え、押出造粒機
で造粒し、約600gの顆粒をえた。前記顆粒300g
にオイドラギッドL30D−55200m1 (メタア
クリル酸−メタアクリル酸共重合体60g含有)、PE
09g、タルク19g1水300gの混合溶液を流動槽
内にて噴霧し、遅溶性顆粒的380gをえた。
これとは別に前記顆粒300gにHPMC30g含有水
溶液800 mlを流動槽内にて噴霧し、速溶性顆粒3
20gをえた。
えられた速溶性顆粒と運漕溶性顆粒を127g(PL3
3g含有)  :  299g(PL 66g含有)に
混合し、白色顆粒426g (PL 99g含有)をえ
た。
試験例1 実施例1でえられた白色顆粒を健康成人男子6名に下記
試験条件にしたがって服用せしめて、塩酸フラボキザー
トの主代謝物質3−メチル−フラボン−8−カルボン酸
(以下、PL−)1という)の血漿中濃度を測定した。
なお、対照として従来の塩酸フラボキサート製剤である
市販のブラダロン(日本新薬■製、登録商標ニブラダロ
ン)顆粒を用量を変えて2群(1群につき健康成人男子
6名)に服用せしめた。
(試験条件) 試験開始12時間前から絶食し投与開始20分前に軽食
を、投与開始3時間後に普通食を摂取した。以後通常の
食生活にもどした。服用量はそれぞれ、白色顆粒的1 
g (PL400mg含有)を1日1回、ブラダロン■
顆粒的1 g (FL200+I1g含有)を1日1回
、ブラダロン■顆粒的2 g (PL400mg含有)
を1日1回とした。
血中濃度の測定は服用前、服用後0.5.1.2.3.
4.5.6.7.8.10および24時間に行なった。
(試験結果) 試験結果を第1表および第1図に示す。なお、第1表に
おけるTmaxおよびCmaxは各服用成人の平均値を
示し、第1図におけるヒト血漿中P L −H濃度曲線
は各時点の平均値を示す。
本発明の白色顆粒は対照のブラダロン■顆粒の通常用量
(1回1g)と比較して推定有効血漿中濃度持続時間が
約2倍と長くまた通常用量の2倍量(1回2g)のばあ
いと比較して最高血漿中濃度到達時間(Tmax)が長
いなど同様の結果かえられた。
なお、塩酸フラボキザートの推定有効血漿中濃度は1〜
2μg / mlである。
試験例2 実施例2でえられた白色顆粒を各人に約0.9g (P
L 400mg含有)服用させたほかは試験例1と同様
にしてPL−)1の血中濃度を測定した。その結果を第
1表および第2図に示す。
なお、第1図および第2図におけるヒト血漿中P L 
−H濃度曲線は各時点の平均を示す。
試験例3 実施例3でえられた白色顆粒を各人に約1.7g (P
L400mg含有)服用させたほかは試験例1と同様に
してP L −Hの血漿中濃度を測定した。その結果を
第1表に示す。
試験例4 19 一 実施例4でえられた白色顆粒を各人に約0.5g (P
 L 400 mg含有)服用させたほかは試験例1と
同様にしてPL−1(の血漿中濃度を測定した。その結
果を第1表に示す。
試験例5 実施例5でえられた白色顆粒を各人に約2.7g (P
L400mg含有)服用させたほかは試験例1と同様に
してP L −Hの血漿中濃度を測定した。その結果を
第1表に示す。
試験例6 実施例6でえられた白色顆粒を各人に約4g(PL40
0mg含有)服用させたほかは試験例1と同様にしてP
L −11の血漿中濃度を測定した。その結果を第1表
に示す。
試験例7 実施例7でえられた白色顆粒を各人に約1.7g (P
L400mg含有)服用させたほかは試験例1と同様に
してP L −1(の血漿中濃度を測定した。その結果
を第1表に示す。
〔発明の効果〕
本発明の頻尿および残尿感治療剤は、速溶部と運漕部が
一定比率の配合からなるため、服薬後すみやかに頻尿お
よび残尿感治療効果を発揮するとともにヒト試験血漿中
濃度パターンから見て薬効持続時間を従来の塩酸フラボ
キサート製剤の4〜5時間に対して7〜8時間と大幅に
延長することができるものである。
したがって、本発明の製剤は、就寝時に服用されれば夜
間の頻尿による起床の苦痛を解消でき、また従来製剤が
1日3回服用を必要とする−のに対して本発明の製剤は
1日2回の服用ですむため、服用忘れが防げるなど患者
の負担を大幅に軽減できるという効果を奏する。
すなわち、本発明の製剤は従来の製剤にくらべてきわめ
て汎用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は試験例1における本発明の製剤および従来製剤
ブラダロン顆粒投与後のPL−11ヒト血漿中濃度曲線
を示し、第2図は本発明の製剤の試験例2における本発
明の製剤投与後のP L −Hヒト血漿中濃度曲線を示
す。 −23=

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 速溶部が 塩酸フラボキサート  100重量部 賦形剤     0〜2700重量部 結合剤      0〜270重量部 コーティング剤  0〜800重量部 の成分からなり、 遅溶部が 塩酸フラボキサート  100重量部 賦形剤     0〜3800重量部 結合剤      0〜380重量部 コーティング剤  2〜750重量部 可塑剤      0〜150重量部 の成分からなり、前記速溶部と遅溶部が塩酸フラボキサ
    ートを基準として1:0.5〜5の重量比で配合されて
    なる頻尿および残尿感治療剤。 2 速溶部が 塩酸フラボキサート  100重量部 賦形剤      0〜500重量部 結合剤     0.5〜40重量部 コーティング剤  10〜50重量部 の成分からなり、 遅溶部が 塩酸フラボキサート  100重量部 賦形剤     0〜1200重量部 結合剤     0.5〜40重量部 コーティング剤 10〜250重量部 可塑剤       2〜30重量部 の成分からなり、前記速溶部と遅溶部とが塩酸フラボキ
    サートを基準として1:1〜4の重量比で配合されてな
    る特許請求の範囲第1項記載の頻尿および残尿感治療剤
    。 3 賦形剤、結合剤、速溶部のコーティング剤、遅溶部
    のコーティング剤および可塑剤がそれぞれ、白糖、ヒド
    ロキシプロピルセルロース、ポリビニルアセタルジエチ
    ルアミノアセテート、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
    ースフタレートおよびグリセリン脂肪酸エステルである
    特許請求の範囲第1項記載の頻尿および残尿感治療剤。
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