JPS63154333A - 繊維強化プラスチツクス製円筒の連続硬化装置 - Google Patents

繊維強化プラスチツクス製円筒の連続硬化装置

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JPS63154333A
JPS63154333A JP61305066A JP30506686A JPS63154333A JP S63154333 A JPS63154333 A JP S63154333A JP 61305066 A JP61305066 A JP 61305066A JP 30506686 A JP30506686 A JP 30506686A JP S63154333 A JPS63154333 A JP S63154333A
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fiber
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博久 伊藤
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洋一 笹島
Hisami Bessho
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Fusao Akiyama
秋山 房夫
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、円筒状の金型上に樹脂含浸繊維の巻付は層
を形成し、この層を、金型を回転させながら硬化させる
方法で製作される繊維強化プラスチックス製円筒(以下
、FRP円筒と略称する)の連続硬化装置に関する。な
お、この発明で云うFRP円筒の中にはベロース円筒も
含まれる。
〔従来の技術〕
FRP円筒の硬化に用いられている従来の硬化装置は、
第7図に示すように、樹脂含浸繊維巻付は後の金型1を
、温風発生器31を備える硬化炉30内に挿入し、炉3
0の外部に設置した駆動モータ32の回転力を炉内の金
型1に伝達して金型を回転させながら炉内温度を上昇さ
せ、さらに、この温度を途中で切換えて2段階に保つこ
とにより繊維に対する含浸樹脂の硬化を行なう構造にな
っている。第8図は、2段設定の温度と時間の関係を表
わしている。
なお、金型を樹脂の硬化中に回転させるのは、炉内温度
が上がると繊維に含浸した樹脂の粘度が下がり、非回転
の場合には樹脂の垂れが起こって樹脂の偏在につながる
からである。
また、硬化中の温度を2段階に設定するのは、−次、二
次硬化を行うためであり、−次硬化で樹脂を固め、二次
硬化でアフターキエアを実施する。
これは、熱残留応力を低減させる処置であって、FRP
円筒の硬化には欠かせない工程である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の装置は、1基の硬化炉内に金型を1本人
れるバッチ式の装置であって、金型は定位置で回転する
ところが、バフ′チ式の装置は、1回毎に炉を開けて金
型を入れ替えるため、炉内に外気が流入し、このため、
外部温度の変化による昇温速度の変化があり、また、炉
内温度の分布にもムラが出易く、これが原因で完成品の
質が低下すると云う問題がある0例えば、温度分布が悪
いと硬化が不均一になってFRP円筒の内径がバラつく
また、バッチ方式は、単品硬化であることに加えて、硬
化後一旦炉内温度を下げる必要があることから、生産性
も悪いと云う欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上述の問題点を無くすため、所定間隔で横
架保持した金型を、自転させつつ走行させて硬化炉に通
すようにした。具体的には、表面に樹脂含浸繊維の巻付
は層が形成された円筒状の金型を、所定間隔で定位置回
転可能に横架保持して金型の軸心と直角方向に移動させ
る機構と、駆動源側の動力伝達手段を金型側の動力伝達
手段に係合させて硬化炉内に進入して入口から出口に向
かう上記金型の各々を軸心を中心に回転させる機構とを
具備し、かつ、その2つの機構が個々に速度msの可能
な別駆動源によって駆動される装置構成にして硬化条件
の安定した流・れ作業を実現している。
(作用) この装置によれば、硬化中に金型が自転するので樹脂の
偏在が起こらない、しかも、金型の自転速度と走行速度
は、別駆動源を用いて任意にコントロール可能となしで
あるため、加熱の過剰又は不足の問題も起こらない。
また、金型を移動させるので、炉内温度を上げ下げする
必要がなく、炉内雰囲気の外気との混合も回避できる。
従って、炉内の温度分布を常時一定に保って時間ロスの
無い均一な加熱を行なうことができる。
さらに、炉内の温度分布を、仕切板を使って2つρ領域
に区分けしておけば、−次、二次硬化を連続的に実施で
き、全工程が流れ作業となろため、生産性も大巾に向上
する。
〔実施例〕
以下に、この発明の実施例を挙げる。
第1図及び第5図の1は、表面に樹脂含浸繊維の巻付は
層2を形成した金型である。この金型の両端には支軸3
が設けられ、その軸の一方にスプロケットホイール4が
止着されている。第1図の5は、金型1を硬化炉6の入
口に搬送するラインである。
硬化炉6は、第2図を見て判かるように、入ロアと出口
8を有する炉体9内に、仕切板10によって区分けされ
る予熱ゾーン1)、−次硬化ゾーン12、二次硬化ゾー
ン13、冷却ゾーン14を設け、少なくとも一次及び二
次硬化ゾーン12.13を互いに独立したヒータ等の熱
源(図示せず)や温風発生器(これも図示せず)からの
温風循環口を設けた構造である。
この硬化炉6の出入口間には2&1)のチェーンコンベ
ア15.16が平行配置される。第1のチェーンコンベ
ア15は、スプロケットホイール17.17′間にかけ
渡してモータ18で駆動させる2条のエンドレスチェー
ン19.19と、それ等のチェーンに定ピツチで取付け
た軸受は具20を有し、左右のチェーンの軸受は具間に
金型1を回転可能に横架してその金型を横向きに搬送す
るようにしである、一方、第2のチェーンコンベア16
は、スプロケットホイール2).2)’間にかけ渡して
モータ22で駆動する1条のエンドレスチェーン23を
存し、回転中のこのチェーン23がコンベア15に載せ
られて移動を開始した金型1のスプロケットホイール4
に係合して金型に回転力を付与するようになっている。
第3図は、硬化炉6内の温度分布を、各ゾーン1).1
2.13.14と対応させて示したものであり、上述の
如き機構によって、回転させられかつ移動せしめられる
金型1が、この炉6を通過する間に樹脂の硬化が行なわ
れる。
第4図は、硬化炉6の他の例を簡略化して示している。
この炉は、予熱ゾーン1)内に、自転しながら走行して
いる金型1を誘導加熱や高周波加熱により内部から発熱
させる予備加熱手段24を付加したものである。
予熱ゾーン1)内にこのような予備加熱手段があると、
金型の昇温速度が早められて硬化時間が短縮されるほか
、昇温制御も容易になる。また、繊維巻付は層2を内部
からも加熱すると、巻付は時に層2の内側に巻込まれた
気泡の脱泡性が良くなり、ボイドの消滅に有効に機能し
て高品質の製品が得られる。
なお、金型1の回転機構と移動機構は例示のものに限定
されない。
また、使用する金型も例示のものに限定されない0例え
ば、第6図に示すように、一方の支軸3を回り止めして
着脱自在に止着し得るようにした金型であると、繊維巻
付は層2の形成を効率良く行なうことが可能であり、F
RP円筒のより一層の生産性向上が計れる。
〔効果〕
以上述べたように、この発明のvi置は、所定間隔で横
架した金型を硬化炉内において自転させながら移動させ
ることにより、樹脂の偏在防止効果と熱残留応力の除去
効果を得た上で、外気温度及び炉内温度分布のバラツキ
の影響による製品の質低下を防止すると共に、流れ作業
による高能率硬化を可能ならしめたものであるから、高
精度かつ高均一性FRP円筒の生産性向上に大きく貢献
できる。
特に、予熱ゾーン内に金型の加熱手段をもつ装置は、金
型の昇温速度が早まるほか昇温速度の制御もたやすくな
り、従って、生産性の向上に関する貢献度がより大きく
、また均一な加熱とボイドの消滅効果が期待できるため
品質面でもより優れたFRP円筒が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の装置の一例を示す一部切欠き斜視
図、第2図はその断面図、第3図は硬化炉内の温度分布
を示す線図、第4図は硬化炉の他の実施形態を簡略化し
て示す断面図、第5図は金型の一例を表面の繊維巻付は
層を破断して示す側面図、第6図は金型の他の例を示す
斜視図、第7図は従来の硬化装置の概要を示す断面図、
第8図は加熱硬化時の温度と時間の関係を示すグラフで
ある。 1・・・・・・金型、2・・・・・・繊維巻付は層、3
・・・・・・支軸、4・・・・・・スプロケットホイー
ル、6・・・・・・硬化炉、7・・・・・・入口、8・
・・・・・出口、S・・・・・・炉体、1)・・・・・
・予熱ゾーン、12・・・・・・−次硬化ゾーン、13
・・・・・・二次硬化ゾーン、14・・・・・・冷却ゾ
ーン、15.16・・・・・・チェーンコンベア、17
.17′、2).2)′・・・・・・スプロケットホイ
ール、18.22・・・・・・モータ、19.23・・
・・・・エンドレスチェーン、24・・・・・・予備加
熱手段。 特許出願人 住友電気工業株式会社 同 代理人  鎌  1) 文  二 第4図 第5図 第7図 第8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に樹脂含浸繊維の巻付け層が形成された円筒
    状の金型を、所定間隔で定位置回転可能に横架保持して
    金型の軸心と直角方向に移動させる機構と、駆動源側の
    動力伝達手段を金型側の動力伝達手段に係合させて硬化
    炉内に進入して入口から出口に向かう上記金型の各々を
    軸心を中心に回転させる機構とを具備し、かつ、その2
    つの機構が個々に速度制御の可能な別駆動源によって駆
    動されるように構成されていることを特徴とする繊維強
    化プラスチックス製円筒の連続硬化装置。
  2. (2)上記硬化炉が、炉内の温度分布を一次硬化温度と
    二次硬化温度の2段階に区別けする仕切板を有している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の繊維
    強化プラスチックス製円筒の連続硬化装置。
  3. (3)上記硬化炉が、入口部に予熱ゾーンを、出口部に
    冷却ゾーンを有し、上記予熱ゾーンには、走行中の金型
    を誘導加熱又は高周波加熱で内部から発熱させる予備加
    熱手段が設けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項又は第(2)項記載の繊維強化プラスチッ
    クス製円筒の連続硬化装置。
JP61305066A 1986-12-18 1986-12-18 繊維強化プラスチツクス製円筒の連続硬化装置 Expired - Lifetime JPH0720674B2 (ja)

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