JPS63154332A - 発泡成形品の補修方法 - Google Patents
発泡成形品の補修方法Info
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- JPS63154332A JPS63154332A JP30335286A JP30335286A JPS63154332A JP S63154332 A JPS63154332 A JP S63154332A JP 30335286 A JP30335286 A JP 30335286A JP 30335286 A JP30335286 A JP 30335286A JP S63154332 A JPS63154332 A JP S63154332A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、プラスチック表皮とポリウレタン発泡体と
からなる表皮材一体発泡成形品の補修方法に関し、特に
は発泡体に形成されることのある欠陥の中、ボイド(空
洞)の補修方法に関する。
からなる表皮材一体発泡成形品の補修方法に関し、特に
は発泡体に形成されることのある欠陥の中、ボイド(空
洞)の補修方法に関する。
(従来の技術)
プラスチック表皮とポリウレタン発泡体が一体となった
表皮材一体発泡成形品は、インストルメントパネル等の
車両用内装材を始め、種々の分野で用いられている。
表皮材一体発泡成形品は、インストルメントパネル等の
車両用内装材を始め、種々の分野で用いられている。
ところでポリウレタン発泡体は、その発泡体の形状、配
合、あるいは発泡条件のわずかな狂いによって、内部に
空洞(空気溜まり)、通称ボイドが生じ易く、特に近年
のソフト化ニーズに伴う、発泡体の高発泡倍率化に伴っ
てより発生しやすい傾向がある。しかもそのボイドによ
って、発泡成形品の性能が低下したり、ボイド位置で表
皮が陥没する等の不具合が発生するようになる。
合、あるいは発泡条件のわずかな狂いによって、内部に
空洞(空気溜まり)、通称ボイドが生じ易く、特に近年
のソフト化ニーズに伴う、発泡体の高発泡倍率化に伴っ
てより発生しやすい傾向がある。しかもそのボイドによ
って、発泡成形品の性能が低下したり、ボイド位置で表
皮が陥没する等の不具合が発生するようになる。
そこで従来、かかる不具合品であっても、表皮外例えば
裏面から補修用ウレタン原料を注射器等でボイド内に注
入し、ボイド内で該補修用ウレタン原料を硬化させてボ
イドを塞ぐ補修方法が一部用いられている。
裏面から補修用ウレタン原料を注射器等でボイド内に注
入し、ボイド内で該補修用ウレタン原料を硬化させてボ
イドを塞ぐ補修方法が一部用いられている。
第1図は従来の補修を要する表皮付一体発泡成形品−例
10の部分断面図である。図中12はボイド、14は補
修用ウレタン原料、16は表皮、18は発泡体、20は
芯材である。
10の部分断面図である。図中12はボイド、14は補
修用ウレタン原料、16は表皮、18は発泡体、20は
芯材である。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、前記の如く補修した表皮材一体発泡成形
品において、表皮が軟質塩化ビニル樹脂等のプラスチッ
ク表皮からなる場合、経時的に前記補修部上面の表皮が
局部的に硬化し、場合によっては収縮、変色等を生じ、
感触や表面外観を損ねることが往々にしである。この様
な欠点はインストルメントパッド等安全機能と共に美感
を要求される内装部品にとっては致命的欠点の−であり
、その改善が望まれていた。
品において、表皮が軟質塩化ビニル樹脂等のプラスチッ
ク表皮からなる場合、経時的に前記補修部上面の表皮が
局部的に硬化し、場合によっては収縮、変色等を生じ、
感触や表面外観を損ねることが往々にしである。この様
な欠点はインストルメントパッド等安全機能と共に美感
を要求される内装部品にとっては致命的欠点の−であり
、その改善が望まれていた。
(問題点を解決するための手段)
よって本発明者らは前記硬化等の原因を鋭意追求するに
、該硬化部分の表皮中に含まれる可塑剤量が他部分より
少ないことを見出し、また該部分の可塑剤が硬化した補
修ウレタンに移行していることを見出した。その移行す
る理由は未だ詳らかではないが、核部における表皮中の
可塑剤が一種の拡散を起こしていることおよび可塑剤が
油性であることに鑑み、その拡散を阻止するに可塑剤を
もってすることに想到し本発明を完成したものである。
、該硬化部分の表皮中に含まれる可塑剤量が他部分より
少ないことを見出し、また該部分の可塑剤が硬化した補
修ウレタンに移行していることを見出した。その移行す
る理由は未だ詳らかではないが、核部における表皮中の
可塑剤が一種の拡散を起こしていることおよび可塑剤が
油性であることに鑑み、その拡散を阻止するに可塑剤を
もってすることに想到し本発明を完成したものである。
そしてその要旨とするところは、発泡成形品のボイド補
修方法において、可塑剤を含むウレタン原料をボイドに
注入することにある。
修方法において、可塑剤を含むウレタン原料をボイドに
注入することにある。
〈作用)
この発明による表皮材一体発泡成形品の補修方法は、可
塑剤を含む補修用ウレタン原料を発泡体内の欠陥である
ボイドに注入し、硬化させて該ボイドを塞ぐものである
。即ち、発泡体内の欠陥であるボイドは、可塑剤の分散
された補修ウレタンによって塞がれているのである。
塑剤を含む補修用ウレタン原料を発泡体内の欠陥である
ボイドに注入し、硬化させて該ボイドを塞ぐものである
。即ち、発泡体内の欠陥であるボイドは、可塑剤の分散
された補修ウレタンによって塞がれているのである。
従って、可塑剤を含むプラスチックレザーから表皮を構
成した場合でも、ボイド内の硬化した補修ウレタン内に
も可塑剤が分散しているため、表皮と補修ウレタン間の
可塑剤の濃度差が少なくなり、あるいはなくなり、表皮
から補修ウレタンへの可塑剤の移行(拡散)が阻止され
ることになる。
成した場合でも、ボイド内の硬化した補修ウレタン内に
も可塑剤が分散しているため、表皮と補修ウレタン間の
可塑剤の濃度差が少なくなり、あるいはなくなり、表皮
から補修ウレタンへの可塑剤の移行(拡散)が阻止され
ることになる。
そのため、可塑剤の移行により生じていた表皮の部分的
な硬化を防ぐことができるのである。
な硬化を防ぐことができるのである。
(実施例)
以下実施例に基づきこの発明を説明する。
表皮は、軟質塩化ビニル樹脂に代表されるプラスチック
レザーからなるものが用いられる。
レザーからなるものが用いられる。
発泡体は、ウレタンフオーム等の合成樹脂発泡体からな
るものが用いられる。なお、表皮の装置された成形型内
にウレタンフオーム原料を注入して、表皮と一体となっ
た発泡体を発泡成形すれば、表皮と発泡体との接着作業
を省くことができる。
るものが用いられる。なお、表皮の装置された成形型内
にウレタンフオーム原料を注入して、表皮と一体となっ
た発泡体を発泡成形すれば、表皮と発泡体との接着作業
を省くことができる。
また、発泡体内あるいは発泡体の裏面等に金属またはプ
ラスチック芯材が一体に設けられることもある。
ラスチック芯材が一体に設けられることもある。
そして、この表皮材一体発泡成形品にボイドが形成され
た場合、発泡体と一体とされた表皮の外例えば発泡体の
裏面から、注射器等で発泡体内の欠陥であるボイドに補
修用ウレタン原料が注入硬化されて、補修される。補修
用ウレタン原料は、可塑剤と発泡体を構成する発泡原料
と同種のウレタン原料からなる。可塑剤としては、フク
ル酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、エポキシ
系、リン酸エステル系、塩素系、ポリエステル系、芳香
族カルボン酸エステル系、脂肪酸エステル系等が用いら
れる。好ましくは表皮中に含まれる可塑剤と同一若しく
は同種の可塑剤が適宜組合わされ、更には表皮中の可塑
剤量と抵抗若しくはその移行を阻止す°るに足りる量配
合される。なお、その量は表皮によって異なるため予め
実験により定めるものである。また、ウレタン原料とし
てはポリオール、インシアネート、硬化用触媒等が適宜
組合わされて使用される。なお、このウレタン原料は、
前記発泡体の種類、硬度等に応じて選択され、発泡体と
補修ウレタンとの間に違和間の生じないようにするのが
好ましい。特には補修用ウレタン原料が硬化したとき、
非発泡又は補修される発泡体より低発泡とするのが表皮
の局部的膨らみを生じないことから好ましい。以下に補
修用ウレタン原料の配合例を示す。
た場合、発泡体と一体とされた表皮の外例えば発泡体の
裏面から、注射器等で発泡体内の欠陥であるボイドに補
修用ウレタン原料が注入硬化されて、補修される。補修
用ウレタン原料は、可塑剤と発泡体を構成する発泡原料
と同種のウレタン原料からなる。可塑剤としては、フク
ル酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、エポキシ
系、リン酸エステル系、塩素系、ポリエステル系、芳香
族カルボン酸エステル系、脂肪酸エステル系等が用いら
れる。好ましくは表皮中に含まれる可塑剤と同一若しく
は同種の可塑剤が適宜組合わされ、更には表皮中の可塑
剤量と抵抗若しくはその移行を阻止す°るに足りる量配
合される。なお、その量は表皮によって異なるため予め
実験により定めるものである。また、ウレタン原料とし
てはポリオール、インシアネート、硬化用触媒等が適宜
組合わされて使用される。なお、このウレタン原料は、
前記発泡体の種類、硬度等に応じて選択され、発泡体と
補修ウレタンとの間に違和間の生じないようにするのが
好ましい。特には補修用ウレタン原料が硬化したとき、
非発泡又は補修される発泡体より低発泡とするのが表皮
の局部的膨らみを生じないことから好ましい。以下に補
修用ウレタン原料の配合例を示す。
O配合例−1
A液
ポリエーテルポリオール:分子14800官能基数3.
08価35 −、、、、、、、、loo重量重量部3
ミアミン触 媒ニチルエタノールアミン 0.1 可塑剤:フタル酸エステル 55B液 インシアネート: ジフェニルメタン−4,41−ジイソシアナート(クル
ードMDI) A液/B液 100 /7.3 0配合例−2 A液 ポリエーテルポリオール:分子量6800官能基数4.
08価33 −−100重量部3級アミン触媒: N−メチルモルフォリン 0.1 可塑剤:ポリエステル系可塑剤・ 45B液 インシアネート: ジフェニルメタン−4,41−ジイソシアナート(クル
ードMDI) へ液/B液 100 /8.0 (発明の効果) この発明は、表皮材2体発泡成形品における発泡体内の
欠陥であるボイド(空洞部)を塞ぐに補修用ウレタン原
料を、可塑剤の含まれた原料からなるものとしたため、
表皮を構成するプラスチックレザー内の可塑剤が補修し
たウレタンへ移行するのを抑えることができ、表皮が部
分的に硬化するのを防ぐことができたのである。
08価35 −、、、、、、、、loo重量重量部3
ミアミン触 媒ニチルエタノールアミン 0.1 可塑剤:フタル酸エステル 55B液 インシアネート: ジフェニルメタン−4,41−ジイソシアナート(クル
ードMDI) A液/B液 100 /7.3 0配合例−2 A液 ポリエーテルポリオール:分子量6800官能基数4.
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ードMDI) へ液/B液 100 /8.0 (発明の効果) この発明は、表皮材2体発泡成形品における発泡体内の
欠陥であるボイド(空洞部)を塞ぐに補修用ウレタン原
料を、可塑剤の含まれた原料からなるものとしたため、
表皮を構成するプラスチックレザー内の可塑剤が補修し
たウレタンへ移行するのを抑えることができ、表皮が部
分的に硬化するのを防ぐことができたのである。
その結果、製品形状あるいは配合等の点から、発泡体内
にボイドが発生するのを抑止でいない場合であっても、
この発明によれば、ボイドのない表皮一体発泡成形品と
同一の品質からなるものを得ることができ、製品設計上
の自由度を高めることもできたのである。
にボイドが発生するのを抑止でいない場合であっても、
この発明によれば、ボイドのない表皮一体発泡成形品と
同一の品質からなるものを得ることができ、製品設計上
の自由度を高めることもできたのである。
第1図は、従来の表皮材2体発泡成形品の部分断面図で
ある。 12 中空部、14 補修ウレタン、16 表皮
、18 発泡体 特許出願人 井上エムチーピー株式会社第1図 手続補正書(自発) 昭和62年1月90日 昭和61年特許願第303352号 2、発明の名称 発泡成形品の補修方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒450 住 所 名古屋市中村区名駅南二丁目13番4号4、
補正命令の日付 自 発 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄6
0.補正の内容 明細書6ペ、−シフ行目の「抵抗
」とあ・るを「拮抗」と訂正します。
ある。 12 中空部、14 補修ウレタン、16 表皮
、18 発泡体 特許出願人 井上エムチーピー株式会社第1図 手続補正書(自発) 昭和62年1月90日 昭和61年特許願第303352号 2、発明の名称 発泡成形品の補修方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒450 住 所 名古屋市中村区名駅南二丁目13番4号4、
補正命令の日付 自 発 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄6
0.補正の内容 明細書6ペ、−シフ行目の「抵抗
」とあ・るを「拮抗」と訂正します。
Claims (3)
- (1)プラスチック表皮とポリウレタン発泡体とからな
る表皮付一体発泡成形品のボイド補修方法において、ボ
イドに可塑剤を含むウレタン原料を注入することを特徴
とする発泡成形品の補修方法。 - (2)可塑剤を含むウレタン原料が非発泡原料または発
泡成形品より低発泡原料である特許請求の範囲第1項記
載の発泡成形品の補修方法。 - (3)可塑剤が表皮に含まれる可塑剤と同一若しくは同
種の可塑剤である特許請求の範囲第1項または第2項記
載の発泡成形品の補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30335286A JPH0698702B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 発泡成形品の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30335286A JPH0698702B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 発泡成形品の補修方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63154332A true JPS63154332A (ja) | 1988-06-27 |
JPH0698702B2 JPH0698702B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=17919943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30335286A Expired - Lifetime JPH0698702B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 発泡成形品の補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0698702B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03231832A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-15 | Nishikawa Kasei Kk | 発泡成形品のボイド修正方法 |
US5403623A (en) * | 1990-04-26 | 1995-04-04 | Teroson Gmbh | Two-layer coating and process for its production |
US5543091A (en) * | 1994-08-18 | 1996-08-06 | Conley; Jeffery R. | Foam process of restoring depressions in carpet |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP30335286A patent/JPH0698702B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03231832A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-15 | Nishikawa Kasei Kk | 発泡成形品のボイド修正方法 |
JPH07121560B2 (ja) * | 1990-02-08 | 1995-12-25 | 西川化成株式会社 | 発泡成形品のボイド修正方法 |
US5403623A (en) * | 1990-04-26 | 1995-04-04 | Teroson Gmbh | Two-layer coating and process for its production |
US5543091A (en) * | 1994-08-18 | 1996-08-06 | Conley; Jeffery R. | Foam process of restoring depressions in carpet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0698702B2 (ja) | 1994-12-07 |
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