JPH04191015A - 異硬度クッション体の製造方法 - Google Patents
異硬度クッション体の製造方法Info
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- JPH04191015A JPH04191015A JP2324147A JP32414790A JPH04191015A JP H04191015 A JPH04191015 A JP H04191015A JP 2324147 A JP2324147 A JP 2324147A JP 32414790 A JP32414790 A JP 32414790A JP H04191015 A JPH04191015 A JP H04191015A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/70—Upholstery springs ; Upholstery
- B60N2/7017—Upholstery springs ; Upholstery characterised by the manufacturing process; manufacturing upholstery or upholstery springs not otherwise provided for
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/80—Head-rests
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、部分的に硬さの異なる異硬度クッション体
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
(従来技術)
自動車の座席あるいはヘッドレスト等は、乗り心地また
は感触等の点から、部分的に硬さの異なる異硬度クッシ
ョン材が好ましいとされている。
は感触等の点から、部分的に硬さの異なる異硬度クッシ
ョン材が好ましいとされている。
その異硬度クッション体の製造方法としては、製造作業
が簡単であることおよび得られる成形品の外観が良好で
あることなどから次の方法が主に用られている。
が簡単であることおよび得られる成形品の外観が良好で
あることなどから次の方法が主に用られている。
その製造方法は、発泡成形型のキャビティ面の所定部に
所定硬さの軟質発泡体(通常軟質ポリウレタンフォーム
のスラブ)からなる異硬度部材をセットし、その発泡成
形型のキャビティにポリウレタンフォーム原料を注入し
、キャビティ面の異硬度部材と一体に発泡成形する方法
である(特開昭58−209385号公報等)。なお、
異硬度部材は、前記ポリウレタンフォーム原料から形成
されるクッション材とは異なる硬さのものが用いられる
。第3図はそのようにして成形したヘッドレスト用異硬
度クッション体10の一部切り欠き斜視図である。その
異硬度クツ262体10は、頭部と接する部分が他の部
分のクッション材(前記ポリウレタンフォーム原料から
形成されたクッション材)14よりも柔らかい異硬度部
材12からなるものである。図の中の16はインサート
である。
所定硬さの軟質発泡体(通常軟質ポリウレタンフォーム
のスラブ)からなる異硬度部材をセットし、その発泡成
形型のキャビティにポリウレタンフォーム原料を注入し
、キャビティ面の異硬度部材と一体に発泡成形する方法
である(特開昭58−209385号公報等)。なお、
異硬度部材は、前記ポリウレタンフォーム原料から形成
されるクッション材とは異なる硬さのものが用いられる
。第3図はそのようにして成形したヘッドレスト用異硬
度クッション体10の一部切り欠き斜視図である。その
異硬度クツ262体10は、頭部と接する部分が他の部
分のクッション材(前記ポリウレタンフォーム原料から
形成されたクッション材)14よりも柔らかい異硬度部
材12からなるものである。図の中の16はインサート
である。
(発明が解決しようとする課題)
しかし前記の方法にあっては、キャビティに注入したポ
リウレタンフォーム原料が、その発泡時に接する異硬度
部材12の表面に含浸して、クッション材14との境界
面にポリウレタンフォーム原料の含浸硬化層18を数關
厚で形成する。そのため硬い含浸硬化層18が、異硬度
クッション体10の使用者に違和感を与える問題があっ
た。
リウレタンフォーム原料が、その発泡時に接する異硬度
部材12の表面に含浸して、クッション材14との境界
面にポリウレタンフォーム原料の含浸硬化層18を数關
厚で形成する。そのため硬い含浸硬化層18が、異硬度
クッション体10の使用者に違和感を与える問題があっ
た。
しかも異硬度クッション体10の硬度差を犬にするため
に異硬度部材I2を低密度にし、あるいは蒸れ防止のた
めに異硬度部材12を通気量の窩いものにすると、前記
ポリウレタンフォーム原料の含浸硬化が一層著しくなる
傾向がある。したがって前記異硬度クツ91フ体の製造
方法で違和感を少なくしようとするには、異硬度部材を
30kg/m3以上の高密度のものとしたり、あるいは
501/win以下の低通気量(ASTM−D−357
4準拠)のものとする必要があった。しかし、高密度あ
るいは低通気性の異硬度部材は高価なものであるため、
そのような異硬度部材を使用することは製品価格を上昇
させるという問題がある。また、高密度あるいは低通気
性の異硬度部材を使用しなければならないとなると、異
硬度クッシばン体の硬度差を所望の大きさにしたり、あ
るいは蒸れ防止を良好にしたりすることができなくなる
問題もある。
に異硬度部材I2を低密度にし、あるいは蒸れ防止のた
めに異硬度部材12を通気量の窩いものにすると、前記
ポリウレタンフォーム原料の含浸硬化が一層著しくなる
傾向がある。したがって前記異硬度クツ91フ体の製造
方法で違和感を少なくしようとするには、異硬度部材を
30kg/m3以上の高密度のものとしたり、あるいは
501/win以下の低通気量(ASTM−D−357
4準拠)のものとする必要があった。しかし、高密度あ
るいは低通気性の異硬度部材は高価なものであるため、
そのような異硬度部材を使用することは製品価格を上昇
させるという問題がある。また、高密度あるいは低通気
性の異硬度部材を使用しなければならないとなると、異
硬度クッシばン体の硬度差を所望の大きさにしたり、あ
るいは蒸れ防止を良好にしたりすることができなくなる
問題もある。
そこでこの発明は、異硬度部材を高密度あるいは低通気
性のものにしなくても、異硬度部材に硬い含浸硬化層を
生じにくい、異硬度クツ26フ体の製造方法を捉供しよ
うとするものである。
性のものにしなくても、異硬度部材に硬い含浸硬化層を
生じにくい、異硬度クツ26フ体の製造方法を捉供しよ
うとするものである。
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するため、この発明では、発泡成形型の
キャビティ面の所定部に所定硬さの軟質発泡体からなる
異硬度部材をセットシ、その発泡成形型のキャビティに
ポリウレタンフォーム原料を注入し、異硬度部材と一体
に発泡させて異硬度クッション体を製造する方法におい
て、前記ポリウレタンフォーム原料と接する異硬度部材
表面にあらかじめ水分を含浸させておくことにしたので
ある。
キャビティ面の所定部に所定硬さの軟質発泡体からなる
異硬度部材をセットシ、その発泡成形型のキャビティに
ポリウレタンフォーム原料を注入し、異硬度部材と一体
に発泡させて異硬度クッション体を製造する方法におい
て、前記ポリウレタンフォーム原料と接する異硬度部材
表面にあらかじめ水分を含浸させておくことにしたので
ある。
(作用)
キャビティに注入したポリウレタンフォーム原料は、キ
ャビティ面の異硬度部材と一体に発泡して異硬度クッシ
ョン体になる。
ャビティ面の異硬度部材と一体に発泡して異硬度クッシ
ョン体になる。
その際、ポリウレタンフォーム原料の一部は、ポリウレ
タンフォーム原料と接する異硬度部材表面に含浸する。
タンフォーム原料と接する異硬度部材表面に含浸する。
しかし、そのポリウレタンフォーム原料が含浸する異硬
度部材表面は、あらかしめ水分が含浸している。そのた
め、その水分の存在によりて、ポリウレタンフォーム原
料の含浸部は硬くなるのが妨げられる。
度部材表面は、あらかしめ水分が含浸している。そのた
め、その水分の存在によりて、ポリウレタンフォーム原
料の含浸部は硬くなるのが妨げられる。
なお、ポリウレタンフォーム原料の含浸部が硬くならな
い理由は、次のメカニズムによると考えられる。
い理由は、次のメカニズムによると考えられる。
ポリウレタンフォームの生成反応は、イソシアネート基
(−NGO)とヒドロキシル基(−OH)の反応が主体
であり、多くは次のような反応による。
(−NGO)とヒドロキシル基(−OH)の反応が主体
であり、多くは次のような反応による。
■ イソシアネート基を2個以上持つポリイソシアネー
トと、ヒドロキシル基を2個以上持つポリオール(例え
ばポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール)
との反応により架橋ポリマーを生成する。
トと、ヒドロキシル基を2個以上持つポリオール(例え
ばポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール)
との反応により架橋ポリマーを生成する。
■ イソシアネート基と水の反応により生ずる炭酸ガス
(その際の主生成物はポリウレア)により、前記架橋ポ
リマー内に気泡を形成して、ポリウレタンフォームを形
成する。
(その際の主生成物はポリウレア)により、前記架橋ポ
リマー内に気泡を形成して、ポリウレタンフォームを形
成する。
その際前記の反応速度は、一般に■のイソシアネートと
水の反応の方が速い。
水の反応の方が速い。
そのため、水分を含浸させた異硬度部材をキャビティ面
にセットして、キャビティ内にポリイソシネートとポリ
オールを主体とするポリウレタンフォーム原料を注入し
発泡させると、その発泡時に異硬度部材に含浸したポリ
ウレタンフォーム原料については、まずポリウレタンフ
ォーム原料中のポリイソシアネートと異硬度部材中の水
分とが反応する。その結果、異硬度部材に含浸したポリ
ウレタンフォーム原料は、イソシアネートxが減少し、
前記■に示したポリイソシアネートとボリオールの反応
による架橋ポリマーの生成が少なくなって、架橋度の低
いポリマーになる。またこのとき、イソシアネート基と
水の反応が前記■のように炭酸ガスの発生を伴うもので
あるため、異硬度部材に含浸したポリウレタンフォーム
原料は、他の部分で発泡するポリウレタンフォーム原料
よりも炭酸ガスの割合が大きくなり、発泡程度も太き(
なる。そのため、異硬度部材に含浸したポリウレタン原
料は、含浸部以外で形成されるポリウレタンフォームよ
りも密度の低いポリウレタンフォームになる。
にセットして、キャビティ内にポリイソシネートとポリ
オールを主体とするポリウレタンフォーム原料を注入し
発泡させると、その発泡時に異硬度部材に含浸したポリ
ウレタンフォーム原料については、まずポリウレタンフ
ォーム原料中のポリイソシアネートと異硬度部材中の水
分とが反応する。その結果、異硬度部材に含浸したポリ
ウレタンフォーム原料は、イソシアネートxが減少し、
前記■に示したポリイソシアネートとボリオールの反応
による架橋ポリマーの生成が少なくなって、架橋度の低
いポリマーになる。またこのとき、イソシアネート基と
水の反応が前記■のように炭酸ガスの発生を伴うもので
あるため、異硬度部材に含浸したポリウレタンフォーム
原料は、他の部分で発泡するポリウレタンフォーム原料
よりも炭酸ガスの割合が大きくなり、発泡程度も太き(
なる。そのため、異硬度部材に含浸したポリウレタン原
料は、含浸部以外で形成されるポリウレタンフォームよ
りも密度の低いポリウレタンフォームになる。
したがって、あらかじめ水分を含浸させた異硬度部材に
ポリウレタンフォーム原料が含浸して硬化してなる部分
は、従来のような水を含まない異硬度部材にポリウレタ
ンフォーム原料が含浸して硬化した部分と比べると、硬
度の低いものとなる。
ポリウレタンフォーム原料が含浸して硬化してなる部分
は、従来のような水を含まない異硬度部材にポリウレタ
ンフォーム原料が含浸して硬化した部分と比べると、硬
度の低いものとなる。
(実施例)
以下この発明の一実施例について、第1図に示すヘッド
レスト用異硬度クッション体の製造工程に従い説明する
。
レスト用異硬度クッション体の製造工程に従い説明する
。
まず異硬度部材に水分を含浸させる。その水分の含浸方
法は、異硬度部材を水槽に漬けた後、その異硬度部材を
ロールで圧縮して余分の水分を除去することにより、あ
るいは異硬度部材表面に水を霧状に吹き付ける等により
行う。霧吹きにより含浸を行う場合は、後に行うポリウ
レタンフォーム原料の注入時にポリウレタンフォーム原
料と接することになる異硬度部材表面、すなわちキャビ
ティ内側となる異硬度部材表面のみに水分を霧状に吹き
付ければよい。
法は、異硬度部材を水槽に漬けた後、その異硬度部材を
ロールで圧縮して余分の水分を除去することにより、あ
るいは異硬度部材表面に水を霧状に吹き付ける等により
行う。霧吹きにより含浸を行う場合は、後に行うポリウ
レタンフォーム原料の注入時にポリウレタンフォーム原
料と接することになる異硬度部材表面、すなわちキャビ
ティ内側となる異硬度部材表面のみに水分を霧状に吹き
付ければよい。
なお、この実施例では次に示す軟質ポリウレタンフォー
ムスラブからなる異硬度部材を用いた。
ムスラブからなる異硬度部材を用いた。
また水分の含浸はロールを用いる方法とし、水分の含浸
量は16gとした。
量は16gとした。
・軟質ポリウレタンフォームスラブからなる異硬度部材
の物性 硬さ: 9° (日本ゴム協会規格0101準拠、アス
カ−C型による。) 密度: 20kg/m” (AS TM−D −156
4)通気ffi: 150 l /win(A S T
M−D 3574)厚み: 15m■ 重jl:10g 次に、第2図の断面図に示す発泡成形型20のキャビテ
ィ面210所定部に、水分含浸後の異硬度部材22(以
後単に異硬度部材22とも示す)をセットする。発泡成
形型20のキャビティ面21には異硬度部材22をセッ
トするための突起24.24が所定位置に形成してあり
、その突起24.24間に異硬度部材22をセットする
。このとき、インサート23も発泡成形型20にセット
する。そのインサート23は、補強およびヘッドレスト
を座席に取り付けるためのものである。
の物性 硬さ: 9° (日本ゴム協会規格0101準拠、アス
カ−C型による。) 密度: 20kg/m” (AS TM−D −156
4)通気ffi: 150 l /win(A S T
M−D 3574)厚み: 15m■ 重jl:10g 次に、第2図の断面図に示す発泡成形型20のキャビテ
ィ面210所定部に、水分含浸後の異硬度部材22(以
後単に異硬度部材22とも示す)をセットする。発泡成
形型20のキャビティ面21には異硬度部材22をセッ
トするための突起24.24が所定位置に形成してあり
、その突起24.24間に異硬度部材22をセットする
。このとき、インサート23も発泡成形型20にセット
する。そのインサート23は、補強およびヘッドレスト
を座席に取り付けるためのものである。
その後発泡成形型20のキャビティ25内にポリウレタ
ンフォーム原料(図示せず)を注入し、発泡させる。発
泡を始めたポリウレタンフォーム原料は、膨張してキャ
ビティ25内を満たすとともに、そのポリウレタンフォ
ーム原料の一部が、水分の含浸した異硬度部材22表面
に含浸し、異硬度部材22と一体になった異硬度クッシ
ョン体(図示せず)をキャビティ25内に形成する。
ンフォーム原料(図示せず)を注入し、発泡させる。発
泡を始めたポリウレタンフォーム原料は、膨張してキャ
ビティ25内を満たすとともに、そのポリウレタンフォ
ーム原料の一部が、水分の含浸した異硬度部材22表面
に含浸し、異硬度部材22と一体になった異硬度クッシ
ョン体(図示せず)をキャビティ25内に形成する。
なお、この実施例では次に示す配合からなるポリウレタ
ンフォーム原料を用いた。
ンフォーム原料を用いた。
−ポリウレタンフォーム原料の配合
ポリプロピレングリコール
官能基数3、分子量4700
CP4701、三菱化成ダウ製 70重置部ポリマーポ
リオール 官能基数3、分子jt 5000 POP3128、三井東圧製 30重量部水
3.5M量部
触 媒 トリエチレンジアミン 33LV、 中東油脂製 0.6重量部ジメチル
エタノールアミン D M E A、 日本乳化剤製 0,4重間部整
泡剤 ジメチルシロキサン変性シリコンオイルS F 296
1、東しシリコン製 0.3重量部架橋剤 エチレンジアミンベースのポリオール EDP−450、旭電化製 2重量部トルエンジイソ
シアネート /粗製MD I +11 =50150 40重量
部MD I ill:4.4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート 発泡終了後、発泡成形型20を開けて異硬度り皮部材中
の水分を蒸発させて最終製品たるヘッドレスト用異硬度
クッション体を得る。なお、この実施例における前記水
分の蒸発は、発泡成形型から取り出した異硬度クッショ
ン体を、80℃の加熱炉に10分間入れることにより行
った。
リオール 官能基数3、分子jt 5000 POP3128、三井東圧製 30重量部水
3.5M量部
触 媒 トリエチレンジアミン 33LV、 中東油脂製 0.6重量部ジメチル
エタノールアミン D M E A、 日本乳化剤製 0,4重間部整
泡剤 ジメチルシロキサン変性シリコンオイルS F 296
1、東しシリコン製 0.3重量部架橋剤 エチレンジアミンベースのポリオール EDP−450、旭電化製 2重量部トルエンジイソ
シアネート /粗製MD I +11 =50150 40重量
部MD I ill:4.4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート 発泡終了後、発泡成形型20を開けて異硬度り皮部材中
の水分を蒸発させて最終製品たるヘッドレスト用異硬度
クッション体を得る。なお、この実施例における前記水
分の蒸発は、発泡成形型から取り出した異硬度クッショ
ン体を、80℃の加熱炉に10分間入れることにより行
った。
そして、前記実施例によって得た異硬度クック、ン体を
切断して、ポリウレタンフォーム原料含浸部の硬さを、
前述のアスカ−C型硬度計により測定したところ、その
値は10であった。これに対して、異硬度部材に水分を
含浸させない点を除き、他の条件を前記実施例と同様に
して異硬度クッション体を製造しくすなわち従来方法に
よって製造し)、ポリウレタンフォーム原料含浸部の硬
さを前記と同様にして測定したところ、その値は20で
あった。従って、前記実施例によって得た異硬度クツ9
17体は、ポリウレタンフォーム原料の含浸部が、従来
の方法によって得た異硬度クッション体の場合よりも硬
度の低い、柔らかいものとなっている。
切断して、ポリウレタンフォーム原料含浸部の硬さを、
前述のアスカ−C型硬度計により測定したところ、その
値は10であった。これに対して、異硬度部材に水分を
含浸させない点を除き、他の条件を前記実施例と同様に
して異硬度クッション体を製造しくすなわち従来方法に
よって製造し)、ポリウレタンフォーム原料含浸部の硬
さを前記と同様にして測定したところ、その値は20で
あった。従って、前記実施例によって得た異硬度クツ9
17体は、ポリウレタンフォーム原料の含浸部が、従来
の方法によって得た異硬度クッション体の場合よりも硬
度の低い、柔らかいものとなっている。
なお、前記実施例の説明ではヘッドレスト用異硬度クッ
ション体について説明したが、この発明はヘッドレスト
用に限るものではなく、座席等のような他の用途の異硬
度クッシ□ン体にも適用できる。−また異硬度部材の物
性、ポリウレタンフォーム原料の配合等も前記実施例に
限るものではない。
ション体について説明したが、この発明はヘッドレスト
用に限るものではなく、座席等のような他の用途の異硬
度クッシ□ン体にも適用できる。−また異硬度部材の物
性、ポリウレタンフォーム原料の配合等も前記実施例に
限るものではない。
(効果)
この発明の異硬度クッション体の製造方法は、前記のよ
うにポリウレタンフォーム原料が含浸する異硬度部材表
面にあらかじめ水分を含浸させておいて、その異硬度部
材と一体にポリウレタンフォーム原料を発泡させるもの
であるため、通常の異硬度部材を用いても、その含浸部
が硬くなるのを妨げることができたのである。そして、
異硬度クツ917体の使用時に違和感を生じるのを防止
することができるのである。
うにポリウレタンフォーム原料が含浸する異硬度部材表
面にあらかじめ水分を含浸させておいて、その異硬度部
材と一体にポリウレタンフォーム原料を発泡させるもの
であるため、通常の異硬度部材を用いても、その含浸部
が硬くなるのを妨げることができたのである。そして、
異硬度クツ917体の使用時に違和感を生じるのを防止
することができるのである。
第1図はこの発明の一実施例による製造工程を示す図、
第2図はその実施例における異硬度部材のセット時を示
す発泡成形型の断面図、第3図は従来の方法によって得
た異硬度クツ282体の一部切り欠き斜視図である。 20:発泡成形型、21ニ キャビティ面、22:水分
含浸後の異硬度部材、 25: キャビティ
第2図はその実施例における異硬度部材のセット時を示
す発泡成形型の断面図、第3図は従来の方法によって得
た異硬度クツ282体の一部切り欠き斜視図である。 20:発泡成形型、21ニ キャビティ面、22:水分
含浸後の異硬度部材、 25: キャビティ
Claims (1)
- 発泡成形型のキャビティ面の所定部に、所定硬さの軟
質発泡体からなる異硬度部材をセットし、その発泡成形
型のキャビティにポリウレタンフォーム原料を注入し、
異硬度部材と一体に発泡させて異硬度クッション体を製
造する方法において、前記ポリウレタンフォーム原料と
接する異硬度部材表面にあらかじめ水分を含浸させてお
くことを特徴とする異硬度クッション体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2324147A JP2952709B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 異硬度クッション体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2324147A JP2952709B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 異硬度クッション体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04191015A true JPH04191015A (ja) | 1992-07-09 |
JP2952709B2 JP2952709B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=18162659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2324147A Expired - Fee Related JP2952709B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 異硬度クッション体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2952709B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007038632A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-02-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 成形品及びその製造方法 |
JP2011224247A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Toyota Boshoku Corp | シート、シート用クッション体及びその製造方法 |
US20150375648A1 (en) * | 2013-02-05 | 2015-12-31 | Johnson Controls Technology Company | Headrest for a vehicle, and method for producing same |
WO2021002417A1 (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-07 | 株式会社村田製作所 | 複合成形体およびその製造方法、電池パック、電動工具ならびに電動車両 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP2324147A patent/JP2952709B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007038632A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-02-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 成形品及びその製造方法 |
JP2011224247A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Toyota Boshoku Corp | シート、シート用クッション体及びその製造方法 |
US20150375648A1 (en) * | 2013-02-05 | 2015-12-31 | Johnson Controls Technology Company | Headrest for a vehicle, and method for producing same |
WO2021002417A1 (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-07 | 株式会社村田製作所 | 複合成形体およびその製造方法、電池パック、電動工具ならびに電動車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2952709B2 (ja) | 1999-09-27 |
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