JPS6315366B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6315366B2
JPS6315366B2 JP20027084A JP20027084A JPS6315366B2 JP S6315366 B2 JPS6315366 B2 JP S6315366B2 JP 20027084 A JP20027084 A JP 20027084A JP 20027084 A JP20027084 A JP 20027084A JP S6315366 B2 JPS6315366 B2 JP S6315366B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dryer
sensor
winder
raw silk
thread
Prior art date
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Expired
Application number
JP20027084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6183304A (ja
Inventor
Bunichi Arai
Kenzo Takei
Hajime Nagata
Takeshi Matsunaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANEBO SHIRUKU EREGANSU KK
Original Assignee
KANEBO SHIRUKU EREGANSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by KANEBO SHIRUKU EREGANSU KK filed Critical KANEBO SHIRUKU EREGANSU KK
Priority to JP20027084A priority Critical patent/JPS6183304A/ja
Publication of JPS6183304A publication Critical patent/JPS6183304A/ja
Publication of JPS6315366B2 publication Critical patent/JPS6315366B2/ja
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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直繰機において生糸をドライヤーで
乾糸し捲き取る際の、乾糸するためにドライヤー
に捲き付けた生糸量を検出しワインダーの回転を
制御する直繰機における糸捲取装置に関する。
〔従来の技術〕
直繰機にあつては繰糸部で繰糸した糸は、小枠
に捲き取ることなく、繰糸部から引き出して直ち
に乾糸しワインダーに捲き取つているが、生糸は
乾燥のため多角筒乃至は円筒型の枠体をなしたド
ライヤーに細密なピツチで螺旋形に捲き付けられ
該枠体上で乾糸され引き出されている。この引き
出し速度はドライヤーに捲き付けた生糸の量を知
ることによつて変化させている。即ち、ドライヤ
ーに捲き付けた繭糸の乾燥終了位置、従つて、ド
ライヤーから繭糸を引き出す位置にセンサーを設
置し、該位置における繭糸の有無を検出して、も
しセンサーが糸無しわ検知したときは、センサー
からの信号によりワインダーの捲き取り量を少な
くするためにワインダーを惰性乃至は低速回転し
ワインダーの捲取量を少なくし、ドライヤーへの
生糸の捲き付け量を多くし、糸有りを検知したと
きは、センサーからの信号によりワインダーの捲
き取り量を多くするためワインダーを積極駆動し
ている。
上記センサーは、付属アンプ内部にレベル比較
回路を内蔵し外部出力には、糸の有無に相当する
オンオフ信号として出力された。又検出ビームは
分解能を上げるため、集光性が高く、且つ、レベ
ル比較回路の設定点が半固定のため稼動中焦点の
移動回転数の変化等により動作点が変動し不安定
であつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ドライヤーに捲かれた糸の捲き付け量を検知す
るセンサーは、ドライヤー外周面に捲かれた糸に
接近して設けられているが、ドライヤーの構造上
センサーと糸面との距離は回転時一定ではあり得
ない。このため、出力はパルス状になり、パルス
巾も回転数により第4図A,Bに示す如く、変化
し、又、センサー附近の明るさが変化するなどの
環境の変化によつてもパルス巾が変化し、糸量の
平均レベルを検出する目的には不適当で例え一定
速度で繭糸を捲き取つていたとしてもセンサーの
調整を絶えずしておらねばならなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
繰糸機から繰り上げた生糸を乾燥するため、生
糸を所定回数螺旋状に捲き付け、一端から繭糸を
引き出すようにした筒状籠型のドライヤーの周面
にセンサーを対設し、センサーが糸有を検出して
パルス列の出力を発しそのパルス間時間をtとし
たとき、トリガーパルスを印加すればスタートす
るタイマーの作動時間Tをt<T<2tに設定して
タイマーを作動させ、タイマーの作動時のみワイ
ンダーの駆動を高速にし、タイマーが非作動のと
きワインダーの回転を低速に移行し糸条の捲き取
り量を減少させるようにした。
〔作用〕
センサーが直繰機のドライヤー上の糸を検出
し、パルス間時間をtとするパルス列の出力とな
つたとき、トリガーパルスを印加すればスタート
するタイマーを作動し、その作動時間をTとした
とき、t<T<2tを満足する時間、糸有の信号を
出し、該信号にもとずきワインダーを高速で駆動
し、タイマーの作動が終了後は、ワインダーの高
速駆動を停止しワインダーの回転を低速回転に移
行するようにした。
〔実施例〕
本発明方法を実施する装置の実施の一例を図面
と共に次に説明する。
1はドライヤーで、図示しない繰糸部で繰糸さ
れた生糸2を乾糸するため、繰糸部の各繰糸緒ご
とに1ユニツトずつ機台3の長手方向に、繰糸緒
数に応じた複数ユニツトが列設されている。
ドライヤー1は次のように構成されている。
4は機台3の頂部に設けられたドライヤー支持
部材で、垂直軸5を垂下支持している。垂直軸5
の上部には傘歯車6と一体の上部円盤7を、下部
には下部円盤8をそれぞれ垂直軸5に対し回転自
在に支持し、両上下円盤7,8間には端部を両円
盤7,8に支持され上下方向を向いた複数の糸案
内棒9(本実施例では6本)を垂直軸5の周囲に
設ける。上記糸案内棒9の上端は、上部円盤7の
中心から等距離の円周上に等間隔に支持され、糸
案内棒9の下端は下部円盤8の中心から等距離の
円周上に等間隔に支持されているが、下部円盤8
における糸案内棒9の支持半径の方が上部円盤7
における糸案内棒9の支持半径より小となつてい
る。また、糸案内棒9は円盤7,8の回転によつ
て垂直軸5の周囲を公転自転するよう円盤7,8
に支持されている。これによつて糸案内棒9に捲
き付けられた生糸2が両円盤7,8の回転によつ
て糸案内棒9に沿つて順次下方に移動する。
ドライヤー1は機台3に設けられた回転用モー
ター10によつて駆動系11傘歯車6を介して回
転される。
ドライヤー1の側面にはドライヤー1に捲き付
いた糸の有無を検出するセンサー12を設ける。
センサー12はフアイバーセンサーよりなり、
所定面に投光し、その反射光を受光し、反射量に
比例したアナログ量として検出することができる
もので、ドライヤー1に捲き付かられている生糸
2に接近して設けられ、センサー12に相対する
位置に生糸2がなくなると生糸2からの光の反射
がなくなるため、それを感知することにより発し
た信号にもとずいて後述するワインダ20の駆動
を制御する。
センサー12の出力は第2図に示す如く、増巾
器40で増巾し、比較器41でレベル比較をし、
設定電圧は容易に可変出来る構造になつている。
比較器41の出力はタイマー42に入り所定時間
の間糸有の信号を継続して発する。
ワインダー20は次のように構成され主駆動部
材と補助駆動部材を有している。
21はワインダー駆動用のモーター、22は電
磁クラツチ・ブレーキで、モーター21の出力は
ベルト23を介して電磁クラツチ・ブレーキ22
の入力軸24に伝えられる。25は出力軸プーリ
ーで、ワインデイングドラム26と一体のドラム
プーリー27との間にベルト28を渡し主駆動部
材を構成している。ワインデイングドラム26及
びドラムプーリー27は軸29に回転自在に支持
されている。30は補助モーターで、モータ軸の
プーリー31は前記ベルト28に圧接し補助駆動
部材を構成している。補助駆動部材は特に設けな
いこともある。32はボビンでワインデイングド
ラム26と当接し、ワインデイングドラム26の
回転を受けて回転し糸を捲き付ける。ボビン32
は軸33に揺動可能に軸支されたクレードルアー
ム34に支持されている。
ワインダー20はドライヤー1と同数、並設さ
れていることは勿論であるが、上記実施例ではワ
インダー20は上下2段に列設されている。
また、上下各段に設けたワインダー20の列の
それぞれに1台のモーターを配しても良い。
図示しない繰糸部において繰糸された生糸2
は、案内されてドライヤー1に捲き付けられる。
即ち、ドライヤー1はモーター10の回転を駆動
系11を介して傘歯車6に動力が伝達され傘歯車
6と一体の上部円盤7が回転し、糸案内棒9、下
部円盤8も共に回転することになる。このとき糸
案内棒9は垂直軸5の周囲を公転自転し、筒状籠
型をなした複数の糸案内棒9の周囲に生糸2を捲
き付ける。ドライヤー1に所定数捲き付けた生糸
2はその下方に引き出されてワインダー20のボ
ビン32に巻き取られる。
ボビン32は、ワインデイングドラム26に当
接し、ワインデイングドラム26の回転を受けて
生糸2を捲き取るが、ワインデイングドラム26
はモーター21の回転を電磁クラツチ・ブレーキ
22を介して伝えられている。常態にあつては電
磁クラツチ・ブレーキ22はクラツチが入つた状
態で作動し、ワインデイングドラム26は回転し
ている。
上記においてドライヤー1は常にモーター10
によつて定速回転しているが、ワインダー20の
ワインデイングドラム26は、上記ドライヤー1
の糸送り出し速度より若干速い糸捲取速度で回転
するように調整されている。そのために、ボビン
32への糸の捲き取りが進むにつれてドライヤー
1での糸の捲き付き回数が減少して来る。ドライ
ヤー1の側面にはセンサー12が設けられてお
り、センサー12に対面する位置に生糸2がある
と、センサー12自身の投光が繭糸2により反射
して来るためそれを受光したセンサー12は、第
3図Aに示す如き、回転数に比例する時間tの間
隔を有するパルス列の出力となる。一方このパル
ス列は、タイマー回路42に入るが、タイマー回
路42はパルス印加をすればスタートするもので
あるため、パルス列の第1のパルスを印加されれ
ば、作動を開始し、時間Tだけタイマー42は出
力する。時間Tはt<T<2tに設定してある。タ
イマー42の出力は、糸有の信号として後述のワ
インダー20の電磁クラツチ・ブレーキ22を作
動させ、ワインデイングドラムを駆動することに
なる。上記パルスは糸の存在をセンサーが検出す
れば発せられるものであり、第1のパルスに続い
て第2のパルスが印加されれば、第1のパルスに
より作動したタイマー駆動時間Tが終了しないう
ちに次のトリガーパルスが入力することになり、
第2のパルスが印加されたその時点から再び時間
Tだけ延長される。
このようにして、パルスが印加されなくなるま
でタイマー42は出力し電磁クラツチ・ブレーキ
22を駆動している。
その出力はトリガーパルスの周期がt>Tとな
るまで継続する。実際にはt>Tの条件は糸面か
らの反射光がなくなつたことに相当する。
センサー12に対面する位置の糸がなくなると
糸からの光の反射がセンサー12に入らなくな
り、それを感知したセンサー12はパルスを印加
しなくなる。即ち、トリガーパルスの周期がt>
Tとなつたときである。理論的には第3図Bのよ
うに最終パルスが入力されてからT4相当分だけ
出力は延長されるがTを適正に選ぶ事により特に
大きな影響はない。
これによりワインダー20の主駆動部材の電磁
クラツチ・ブレーキ22のクラツチは切られ、モ
ーター21の出力はドラム26には伝えられなく
なり、ドラム26は惰性回転をする。
上記センサ12の信号による電磁クラツチ・ブ
レーキ22のオフと同時に同信号は補助駆動部材
の補助モーター30のスイツチを入れる。補助モ
ーター30のプーリー31は電磁クラツチ・ブレ
ーキ22の出力軸プーリー25とドラムプーリー
27との間に架け渡したベルト28に圧接してい
るために、補助モーター30の回転はベルト28
に伝えられ、ワインデイングドラム26は低速で
はあるが停止することなく回転を続行する。しか
し、このときのワインデイングドラム26の回転
によるボビン32の生糸捲取量は、ドライヤー1
が繰糸機から受け入れる生糸2の受け入れ量より
少ないために、ドライヤー1から引き出す糸量が
次第に少なくなり、ドライヤー1に捲き付いた糸
の量は次第に増大し逐には、センサー12に再度
対面する位置にまで達することにより、センサー
12によつて糸の存在が検知されると信号を発し
電磁クラツチ・ブレーキ22のクラツチを入れモ
ーター21の回転がワインデイングドラム26に
伝えられワインデイングドラム26は付勢され回
転速度を上げる。上記の糸存在信号により電磁ク
ラツチ・ブレーキ22のクラツチが入ると同時に
補助モーター30は通電を断たれてベルト28に
よりつれ廻りをすることになる。
上記補助モータ30を全く使用せず電磁クラツ
チ・ブレーキが切れたときワインダー20を全く
の惰性回転として良い。
上記のクラツチのオンオフを繰り返えることに
よつて連続して繰糸される。
〔効果〕
本発明方法にあつては、センサーが糸有を検知
して発したパルスによつて、トリガーパルスを印
加すればスタートするタイマーを用いているため
に、ドライヤーの回転数や糸とセンサーの距離セ
ンサー附近の明るさ等に変化が生じばらつきが生
じたとしても、タイマーに設定した時間は、ワイ
ンダーを駆動する電磁クラツチブレーキを作動さ
せることができ、センサーの調整絶えず行なう必
要はなくなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の概略側面
図、第2図はセンサーの回路図、第3図はトリガ
ーパルスとタイマー出力との関係を示す図、第4
図は回転変化によるパルスの変化を示す図であ
る。 1……ドライヤー、2……生糸、12……セン
サー、20……ワインダー、22……電磁クラツ
チ・ブレーキ、26……ワインデイングドラム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 繰糸した生糸を乾燥するドライヤーの周囲に
    螺旋状に捲き付けた生糸の糸面反射を受けて糸有
    を検出するセンサーをドライヤー周面に対設し、
    センサーが糸有を検出して出力したパルス列のパ
    ルス間時間をtとしたとき、トリガーパルスを印
    加すればスタートするタイマーの作動時間Tをt
    <T<2tに設定しタイマーの作動時にのみ、生糸
    をドライヤーより引き出し捲き取るワインダーの
    回転を駆動させ、タイマーの作動が終了後はワイ
    ンダーの高速駆動を停止しワインダー回転の回転
    を低速回転に移行する直繰機における糸捲取方
    法。
JP20027084A 1984-09-25 1984-09-25 直繰機における糸捲取方法 Granted JPS6183304A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20027084A JPS6183304A (ja) 1984-09-25 1984-09-25 直繰機における糸捲取方法

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JP20027084A JPS6183304A (ja) 1984-09-25 1984-09-25 直繰機における糸捲取方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6183304A JPS6183304A (ja) 1986-04-26
JPS6315366B2 true JPS6315366B2 (ja) 1988-04-04

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ID=16421533

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