JPS63153424A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPS63153424A
JPS63153424A JP30090986A JP30090986A JPS63153424A JP S63153424 A JPS63153424 A JP S63153424A JP 30090986 A JP30090986 A JP 30090986A JP 30090986 A JP30090986 A JP 30090986A JP S63153424 A JPS63153424 A JP S63153424A
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JP
Japan
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slits
code plate
position detection
mask
slit
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Application number
JP30090986A
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English (en)
Inventor
Norio Okuya
奥谷 憲男
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は位置検出装置に関し、特に絶対位置を検出する
アブソリュート式1ンコーグとして利用できる位置検出
装置に関するものである。
従来の技術 従来のアブソリュート式エンコーダとしては、光源と、
移動方向に沿う複数のトラックに2進符号パターンを形
成したコード板と、前記トラックに対応させて配置した
複数の光検出器を有し、光検出器の出力信号を検出して
コード板の位置を求めるように構成されている。
また、上記2進符号パターンを用いた位置検出方式とイ
ンクリメンタル方式の位置検出を組み合わせ、一定の検
出幅で大まかな絶対位置を2進符号パターンによって検
出し、その検出幅内の詳細な位置はインクリメンタル方
式によって検出するようにしたアブソリュート式エンコ
ーダも知られている。
発明が解決しようとする問題点 ところが、2進符号パターンを用いた位置検出方式で位
置検出精度を高めるためには、極めて多数のトラックを
形成するとともにそれに対応する光検出器を設ける必要
があり、信号処理の複雑化も加わり、極めてコスト高に
なるという問題がある。
また、2進符号パターンを用いた位置検出方式とインク
リメンタル方式を組み合わせたものにおいては、パター
ン及び光検出器の数は比較的少なくて済み、高精度の位
置検出を安価に行うことができるが、2進符号パターン
により大体の位置を検出した後、その検出幅内に設定さ
れている基準位置を基準信号パターンを探して検出し、
その基準位置から検出すべき位置までの変位量をインク
リメンタルに検出するという動作が必要になり、動作が
複雑であるため応答速度が遅くなるという問題がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、絶対位置を高精度に
かつ応答性良く、しかも安価に検出できる位置検出装置
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明に係る位置検出装置は、上記目的を達成するため
、光源と、規則的に配列されたパターンを有するコード
板と、光検出器に対応してスリットを形成されたマスク
と、光検出器とを有し、前記コード板に規則的に配列さ
れたパターンによりコード板の絶対位置を検出する第1
次の位置検出部と、前記第1次又はそれ以上の次数の位
置検出部の最小位置検出幅を配列ピッチとして周期的に
かつコード板の移動方向とθ (0° <θ≦90°)
なる角度で交差するように前記コード板に形成されたス
リットと、このスリットに対応してマスクに形成された
スリットとにより前記第1次又はそれ以上の次数の位置
検出部の最小検出幅内の位置を検出する第2次以上の位
置検出部とを備えていることを特徴とする。
又、本発明に係る第2発明は、前記第1次の位置検出部
として、コード板に、位置検出範囲を配列ピッチとして
周期的にかつコード板の移動方向と01 (0°<θ1
≦90°)なる角度で交差するようにスリットを形成し
、このスリットに対応してマスクにスリットを形成する
ことによりコード板の絶対位置を検出するようにしたこ
とを特徴とする。
又、本発明に係る第3発明は、前記第1次の位置検出部
として、前記コード板にその移動方向に沿って形成され
た複数のトラックに2進符号パターンを形成してなる2
進符号パターンによる位置検出部を設けたことを特徴と
する。
さらに、本発明に係る第4発明は、光源として平行光束
で可干渉性を有する光を投射する光源を用い、2進符号
パターンを1次元フレネル帯板にて構成するとともに、
この1次元フレネル帯板の焦点距離と前記コード板に形
成されたスリットによる7ラウンホ一77回折像の0次
の主極大と1次の主極大の間隔がスリットの配列ピッチ
に一致する距離とが一致するように構成し、その距離だ
け前記コード板から離れた位置に前記マスクを配置した
ことを特徴とする。
作用 本発明は、上記構成を有するので、第1次の位置検出部
にて一定の位置検出幅をもっで絶対位置を検出し、さら
にコード板の移動方向に対して0°を越え、90°以下
の範囲の角度で交差するようにコード板に形成されたス
リットを用いた第2次又はそれ以上の次数の位置検出部
にて前記第1次又はそれ以上の次数の位置検出幅内にお
ける絶対位置を同時に検出することができ、絶対位置を
高精度にしかも少ない光検出器を用いて安価に、かつ応
答性良く検出することができる。待に、コード板の移動
方向に対して傾斜したスリットを用いることによって、
小さなスリット幅のスリットを用いながらコード板の移
動方向に対するスリットの配列ピッチを大きくすること
ができるため、多数のスリット透過光の積分平均化によ
るスリット加工誤差の吸収効果及び照明むらの平均化効
果を得ることができ、かくして広い位置検出範囲におい
てもスリットを用いて位置検出を行うことが可能となる
。従って、位置検出範囲の広い低次の位置検出部におけ
る最小位置検出幅を順次位置検出範囲の狭い高次の位置
検出部の位置検出範囲とするとともに低次の位置検出部
に傾斜したスリットを用いることによって、広い位置検
出範囲の絶対位Mをスリットを用いて高精度で検出する
ことができるのである。
尚、前記コード板の移動方向に沿う線に対して対称に傾
斜するスリットを2列形成し、2列のスリットによる光
量変化の検出信号の差をとるようにすれば、傾斜スリッ
トを用いてもコード板の移動方向と交差する方向の振れ
による検出誤差を無くすことができる。
また、前記スリットによる位置検出を位相分割によって
行うことにより、振幅分割で位置検出する場合に比して
光量変化による検出漏れや波形変化による検出位置のず
れを生ずる虞れがなく、安定的に高精度の位置検出が可
能であり、分解能を高くすることができる。さらに、こ
の位相分割をコード板とマスクに形成したスリットにで
発生させたモアレ縞の検出によって行うことによって、
スリットの配列ピッチが微小な場合においても容易に誤
差成分の少ない信号が得られて位相検出の精度が高くな
り、一層分解能を高めることがでとるのである。
又、第2発明によれば、第1次の位置検出部において、
位置検出範囲をスリットの配列ピッチとする傾斜スリッ
トを用いたことによって、スリットだけを用いた位置検
出部にて広範囲の絶対位置を高精度で検出することが可
能となる。
又、第3発明によれば、広い位置検出範囲における大ま
かな絶対位置を検出する第1次の位置検出部に、構成の
簡単な2進行号パターンを用い、これと第2次以下のス
リットによる高精度の位置検出とを組み合わせたことに
より、広い検出範囲における絶対位置を安価にかつ高精
度で検出することができる。
さらに、第4発明によれば、2進行号パターンによる第
1次の位置検出部にフレネル帯板を用い、スリットによ
る位置検出部に7ラウンホ一77回折像を用いているこ
とによって、コード板とマスクを間隔を設けて配設して
も精度の良い検出が可能となり、さらに各次数の位置検
出部についてコード板とマスクの間隔が同じになるため
、コード板、マスク及び光検出器を共通化でき、位置検
出装置としての製品化を容易かつ安価に行うことができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
位置検出装置の全体構成を示す第5図においで、1はレ
ーザダイオード、2はコリメータレンズ、3はコード板
、4はマスク、5は光検出器である。
前記コード板3には、第1図及び第3図に示すように、
その移動方向に沿って8本のトラックが配置され、その
内の5本のトラックには、1次元のフレネル帯板にて構
成された2連符号パターン1.1a〜1.1eが形成さ
れている。これらフレネル帯板からなる2連符号パター
ン1.1a〜lieを透過した透過光はそのフレネル帯
板の焦点に集光する。すなわち、フレネル帯板は規則的
に多数形成されたスリットにて回折された光がその焦点
に集光するように構成されており、フレネル帯板の焦点
距離をF、光の波長をλ、中心線からN番目のスリット
の内側縁までの距離をRnとすれば、近似的にF=(R
n)2/Nλなる焦点に集光することになるのである。
従って、コード板3からこの焦点距離Fだけ離れた位置
に前記マスク4が配置されている。マスク4には、第2
図及び第4図に示すように、これら2連符号パターンに
対応してスリット21a〜21eが形成されている。そ
して、マスク4に投影された2連符号パターン118〜
111〕の集光した投影像が、これらスリット21a〜
21eと一致したとき、前記光検出器5のそれぞれに対
応した光検出素子51a〜51e(第6図)から信号が
出力されるように構成されている。
又、前記コード板3の別の2本のトラックには、第3図
に詳細に示すように、その移動方向に対して所定の配列
ピッチで、即ち前記2連符号パターンlla〜lieに
て検出可能な最小位置検出幅に等しいピッチで、かつコ
ード板3の移動方向に対して交差するように傾斜させて
形成された多数のスリットからなる2種類の傾斜スリッ
ト群12a、12bが形成されている。これら傾斜スリ
ット群12a、12bのスリットは、コード板3の移動
方向に対して互いに対称に角度θで傾斜している。その
傾斜角θは、例えば、スリットのコード板3移動方向の
配列ピッチを3.2768+nmとし、かつ検出精度を
高めるために、スリッ1間隔を0.0256m+nとし
た場合には、0.45°に設定される。
なお、これらの傾斜スリット群12a、12bのスリッ
トを透過した波長λの光の7ラウンホ一7ア回折像は次
の通りとなる。即ち、これらのスリットは同一矩形スリ
ット開口を規則的にきわめて多数配置したものと考えら
れるから、その光の回折は同一開口の規則的配列と矩形
単開口とを組み合わせたものである。したがって、7ラ
ウンホ一7ア回折像の強度分布の計算より、0次の主極
大と1次の主極大は鋭いビーム状となり、その間隔がM
d  (dはスリット間隔、Mは正の整数)となるスリ
ットから7ラウンホ一77回折像までの距離りは、L=
M−d2/λで与えられる。そして、この距離りと前記
フレネル帯板の焦点距離Rとが同一となるように、前記
フレネル帯板及びこれら傾斜スリット群12a、121
+のスリット間隔dが設計されている。
一方、この7ラウンホ一77回折像が明瞭な明暗縞とな
って投影される前記マスク4には、第4図に詳細に示す
ように、前記傾斜スリット群12aに対応して傾斜スリ
ット群22aと22I)が、傾斜スリット群12)〕に
対応して傾斜スリット群22c、22dが形成されてい
る。そして、前記傾斜スリット群22a、22bのスリ
ットは前記傾斜スリット群12aのスリットに対応する
ように、また前記傾斜スリット群22c、22clのス
リットは前記傾斜スリット群12bのスリットに対応す
るように、それぞれ前記コード板3の移動方向に対して
θの角度で互いに対称に傾斜して形成されている。又、
傾斜スリット群22a〜22dのスリットは、前記コー
ド板3の傾斜スリット群12a、12bのスリットより
もその配列ピッチ及びスリット間隔dが若干小さく設定
されており、前記傾斜スリット群12a 、  12+
1とこれら傾斜スリット群22a〜22dとによってコ
ード板3の移動方向には位置検出範囲を周期とし、これ
に交差する方向には検出器5による検出領域を周期とす
るモアレ縞を発生するように構成されている。また、前
記傾斜スリット群22aと221〕のスリットは互いに
π/2だけ位相をずらせて形成され、同様に傾斜スリッ
ト群22dと22cのスリ7)・もπ/2だけ位相をず
らせて形成されている。
又、前記コード板3の残りの幅広のトラックには、第3
図に詳細に示すように、前記コード板3の傾斜スリット
群12a、12bとマスク4の傾斜スリット群22a〜
22dとによって検出可能な最小位置検出幅と等しいス
リット間隔でかつコード板3の移動方向に則して90°
の角度で交差するように形成された多数のスリットから
なるスリット群13が設けられている。そのスリット間
隔は、例えば前記傾斜スリット群による位置検出が、3
.2768+nmの検出範囲を128分割する分解能を
有しているとすると、その最小位置検出幅である0、0
256111111に設定されている。このスリット群
13による7ラウンホ一77回折像は同様に前記マスク
4に投影され、その明暗縞を検出するため、前記マスク
4に、第4図に詳細に示すように、スリット群13に対
応してスリット群23が形成されでいる。このスリット
群23のスリットは、検出器5による検出領域の両端部
で前記スリット群13のスリット間隔の1ピッチ分だけ
変位するように傾斜して形成されでおり、前記スリット
群13とこのスリット群23にてモアレ縞が発生するよ
うに構成されている。又、このスリット群23はそのス
リットの長手方向に4つのスリット群23a〜23dに
分割されている。
さらに、前記検出器5は、前記マスク4の各スリ7)2
1a〜21eに対応する5個の光検出素子51a〜51
e1各傾斜スリット群22a〜22dに対応する4個の
光検出素子52a〜52d及びスリ7) # 23 a
〜23dに対応する4個の光検出素子53a〜53dの
合計13個の光検出素子を備えており、第6図に示すよ
うに、光検出素子51a〜51eの出力信号は信号処理
回路6に入力され、光検出素子52a〜52dの出力信
号は演算回路7、スイッチング回路8aを経て前記信号
処理回路6に入力され、光検出素子53a〜53dの出
力信号はスイッチング回路81〕を介して前記信号処理
回路6に入力され、かつ前記スイッチング回路8a及び
81)を駆動するスキャン信号発生回路9からの信号が
スイッチング回路8a、8b及び信号処理回路6に入力
されている。
以上のように構成された位置検出装置について、以下そ
の動作を説明する。
まず前記レーザダイオード1の発光面より出た光は前記
コリメータレンズ2で平行光束となり、可干渉性を有す
る平行光束となって前記コード板3を照射する。照射光
は、このコード板3に形成されたフレネル帯板からなる
2連符号パターン11a−11e、傾斜スリット群12
a、12b及びスリット群13のスリットを透過し、他
の部分では遮光され、透過光はマスク4を照射する。
このとき、2連符号パターン11a〜1.1eは一19
= フレネル帯板にて構成されているので、その透過光はそ
の焦点に集光する。そして、コード板3の位置に応じて
この集光した投影像がマスク4に形成されたスリット2
1a〜21e と一致すると、光検出器5の対応する光
検出素子51a〜51eより信号が出力され、その検出
信号に基づいてコード板3の絶対位置が検出される。そ
の際、フレネル帯板の可干渉性による集光効果によって
生じた投影像を検出することにより、高出力で隣接する
トラックとの分離度の高い2進信号を得ることができ、
トラック間隔を小さくすることができるのである。尚、
この2連符号パターンlla〜11eによる最小位置検
出幅は、そのトラック数によって規定され、5本のトラ
ックを用いたこの実施例では検出範囲を32分割して検
出でき、この実施例では略100 +n+nの検出範囲
に対して最小位置検出幅が3.2768totoとなる
ように設定されている。
又、前記傾斜スリット群12a 1.2bに照射され、
そのスリットを透過してマスク4に照射され=20− た光は、マスク4に形成された傾斜スリット群22a〜
22dの各スリットで透過し、他の部分で遮光され、透
過光は光検出器5の対応する光検出素子52a〜52d
にて検出される。
このとき、傾斜スリット群12a、12b及び22a〜
22dのスリットはコード板3の移動方向に対してθの
角度で形成されているので、コード板3の移動に伴いコ
ード板3のスリットとマスク4のスリットが一致、不一
致を繰り返すことにより発生する、前記光検出器5を照
射する光量の変化周期、即ち位置検出範囲をTとすると
、この検出範囲Tとスリット間隔dの関係は、T=d/
r、in θ となり、傾斜角θを小さくすることにより、検出範囲T
を広くとってもスリット間隔dを小さくすることができ
る。こうして多数のスリット透過光を光検出器で積分平
均化することができ、スリットの加工誤差や照明光量分
布むらを平均化でき、小型の光源で精度の高い位置検出
が可能となる。
又、傾斜スリット群12aと22a、22bのスリット
と、傾斜スリット群12bと22c、22dのスリット
とは、コード板3の移動方向に沿う線に対して対称に形
成されているため、これら傾斜スリット群12aと22
a、22bの組み合わせと、傾斜スリット群12bと2
2c、22dの組み合わせで生じる前記コード板3の移
動に伴う前記光検出器5を照射する各々の光量変化は、
前記移動方向に移動すると鰺は同位相で変化し、前記移
動方向に交差する方向に移動するとき逆位相で変化する
こととなる。よって、前記2つの組み合わせに対応する
光検出素子53aと53d1及び531〕と53cがら
出力される信号の差を演算回路7にて演算することによ
り、前記コード板3の移動方向と交差する方向への移動
、即ち、前記コード板3の移動時の振れが出力信号に与
える影響を無くすことができるのである。
さらに、前記コード板3の傾斜スリット群12a、12
bのスリットに対して前記マスク4の傾斜スリット群2
2a〜22dのスリットのピッチを小さくしているため
、これら傾斜スリット群12a、12bと傾斜スリット
群22a−2213の開にバーニヤ方式でモアレ縞が形
成され、かつマスク4における傾斜スリット群22aと
22bとの間、及び22cと22dの間でスリットをπ
/2だけ位相をずらせて形成しているため、π/2だけ
位相のずれたモアレ縞が光検出器5の光検出i子53a
〜53d上に投影される。これら光検出素子53a〜5
3dがら出力され、演算回路7にて演算された差信号は
、上記のようにスキャン信号発生回路9からの信号に基
づいてスイッチング回路8aのスイッチにて順次選択さ
れ、スキャン信号とともに信号処理回路6に入力される
。信号処理回路6では、入力された信号を反転して位相
がπ及び3π/2の信号を得た後、基本波成分が抽出さ
れる。こうして、前記コード板3の移動に伴って前記モ
アレ縞が移動することにより、コード板3の位置に応じ
て入力信号が位相変調され、スキャン信号に基づく参照
波に対する位相を測定することによりコード板3の位置
が検出される。
かくして、前記コード板3の位置、即ち前記2進符号パ
ターンの最小位置検出幅内における位置を検出すること
ができる。例えば、上記2連符号パターンによる最小位
置検出幅である3、2768manの位置検出範囲を、
スリット間隔が0.0256m+oのスリットを用いて
128分割して検出することにより、最小位置検出幅が
0.0256m+nの精度で位置検出することができる
のである。
また、コード板3のスリット群13に照射され、そのス
リットを透過してマスク4に照射された光は、マスク4
に形成されたスリット群23の各スリットで透過、他の
部分で遮光され、透過光は光検出器5における対応する
光検出素子を照射する。
このときコード板3のスリット群13による7ラウンホ
一77回折像の明暗縞と、マスク4のスリット群23と
により、モアレ縞が形成され、前記光検出器5の対応す
る4つの光検出素子53a〜53d上に投影される。よ
って、前記コード板3の移動に伴い、前記光検出素子5
3a〜53dの光電変換信号は各々の位相がπ/2だけ
異なる周期的信号となる。これら光検出素子53a〜5
3dの出力信号は、スキャン信号発生回路9からの信号
に基づいてスイッチング回路8bのスイッチにて順次選
択され、スキャン信号とともに信号処理回路6に入力さ
れる。信号処理回路6に入力された信号は、フィルター
により基本波成分が抽出される。かくしで、前記コード
板3の移動にともなって前記モアレ縞が移動することに
より、コード板3の位置に応じて入力信号は位相変調さ
れ、スキャン信号に基づく参照波に対する位相を測定す
ることによりコード板3の位置が検出される。
このように、コード板3上のスリットにより生じる7ラ
ウンホ一77回折像の明暗縞とマスク4上のスリットに
より生じるモアレ縞を光検出器で検出することにより、
1 #JLのスリット群13で4個の位相差を有する周
期的光電変換信号を得ることができ、微小間隔のスリッ
トパターンの加工が容易となり、位相差検出による高分
解能化を容易に行い、小型化・高分解能化な達成できる
。こうして、このスリット群13と23にて前記位置検
出範囲0.0256mmを128分割して位置認識する
と、0.2μf1の最小位置検出幅で絶対位置の検出が
可能となる。かくして、この位置認識装置によれば、略
100+nωの位置認識範囲のM!i対位置を0.2μ
Inの精度で位置検出することができるのである。
」−記実施例では、第1次の位置検出部は2連符号パタ
ーンを用いたが、コード板3の傾斜スリット群12a、
121〕とマスク4の傾斜スリット群22a〜22dを
組み合わせた第2次の位置検出部と同様にさらに傾斜角
の小さい傾斜スリット群を用いた検出部で構成すること
も可能であり、位置検出範囲が狭い場合は、単に上記実
施例における第1次の位置検出部を省略すればよい。
又、上記実施例におけるスリットを用いた位置検出は、
モアレ縞を用いた位相分割によって位置検出したが、他
の方式の位相分割にて位置検出してもよい。又、場合に
よれば振幅分割によって位置検出してもよい。
また、2連符号パターンをフレネル帯板で形成したもの
を例示したが、通常のスリットを用いてよい。
さらに、光源にレーザダイオード1とコリメータレンズ
2を用いたが、可干渉性でかつ平行光束を得られる他の
光源を用いることができることは勿論、場合によれば回
折像を生しない平行光束を用いることもできる。
又、7ラウンホ一7ア回折像の明暗縞とスリットにより
生じるモアレ縞の代わりに、フレネル回折像の明暗縞を
用いても同様の効果がイ(トられる。
さらに、本発明は上記実施例の如くリニアな位置検出装
置に限らず、コード板が回転ディスクからなるロータリ
ーエンコーダにも同様に適用可能である。
発明の効果 本発明の位置検出装置によれば、以上のように第1次の
位置検出部にて一定の位置検出幅をもって絶対位置を検
出し、さらにコード板の移動方向に対して交差するよう
にコード板に形成されたスリットを用いた第2次又はそ
れ以上の次数の位置検出部にて前記第1次又はそれ以]
二の次数の位置検出幅内における絶対位置を同時に検出
することができ、広い範囲の絶対位置を高精度にしがも
少ない光検出器を用いて安価にかつ応答性良く検出する
ことができるという効果を発揮する。
又、第2発明によれば、第1次の位置検出部においでも
スリットを用いたことにより、スリン)だけを用いた位
置検出部にてコンパクトな構成でかつ安価に広範囲の絶
対位置を高精度で検出することができる。
又、第3発明によれば、第1次の位置検出部に構成の簡
単な2連符号パターンを用い、スリットによる高次の位
置検出と組み合わせたことにより、広範囲における絶対
位置を一層安価にかつ高精度で検出することがで外る。
さらに、第4発明によれば、2連符号パターンにフレネ
ル帯板を用い、スリットによる位置検出部に7ラウンホ
一77回折像を用いていることによって、コード板とマ
スクの間の間隔を大きくしても精度の良い検出ができる
とともに、各次数の位置検出部のコード板、マスク及び
光検出器を共=28− 進化でき、位置検出装置としての製品化を容易かつ安価
に行うことができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるコード板の正面図、
第2図は同マスクの正面図、第3図は第1図のコード板
の部分拡大正面図、第4図は第2図のマスクの部分拡大
正面図、第5図は同実施例の配置構成を概略的に示す斜
視図、第6図は検出信号処理部のブロック図である。 1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
レーザダイオード2・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・コリメータレンズ3・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・コード板4・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マスク5・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・光検
出器11a〜11.e・・・・・・・・2連符号パター
ン12a 、 1.211・・・・・・・・・傾斜スリ
ット群13・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・スリット群21a〜21e・・・・・・・・・
スリット22a〜22d・・・・・・・・・傾斜スリッ
ト群23a〜23d・・・・・・・・・スリット群。 第4図

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光源と、規則的に配列されたパターンを有するコ
    ード板と、光検出器に対応してスリットを形成されたマ
    スクと、光検出器とを有し、前記コード板に規則的に配
    列されたパターンによりコード板の絶対位置を検出する
    第1次の位置検出部と、前記第1次又はそれ以上の次数
    の位置検出部における最小位置検出幅を配列ピッチとし
    て周期的にかつコード板の移動方向とθ(0°<θ≦9
    0°)なる角度で交差するようにコード板に形成された
    スリットとこのスリットに対応してマスクに形成された
    スリットとにより前記第1次又はそれ以上の次数の位置
    検出部の最小検出幅内の位置を検出する第2次以上の位
    置検出部とを備えていることを特徴とする位置検出装置
  2. (2)スリットがコード板の移動方向に沿う線に対して
    対称に傾斜して2列形成されている特許請求の範囲第1
    項に記載の位置検出装置。
  3. (3)スリットによる位置検出を、位相分割によって行
    うことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に
    記載の位置検出装置。
  4. (4)コード板とマスクのスリットによりモアレ縞を発
    生させ、このモアレ縞を光検出器で検出して位相分割す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の位置
    検出装置。
  5. (5)光源と、規則的に配列されたパターンを有するコ
    ード板と、光検出器に対応してスリットを形成されたマ
    スクと、光検出器とを有し、前記コード板に位置検出範
    囲を配列ピッチとして周期的にかつコード板の移動方向
    とθ_1(0°<θ_1≦90°)なる角度で交差する
    ように前記コード板に形成されたスリットと、このスリ
    ットに対応してマスクに形成されたスリットとによりコ
    ード板の絶対位置を検出する第1次の位置検出部と、前
    記第1次又はそれ以上の次数の位置検出部の最小位置検
    出幅を配列ピッチとして周期的にかつコード板の移動方
    向とθ_2(0°<θ_2≦90°、θ_1<θ_2)
    なる角度で交差するようにコード板に形成されたスリッ
    トと、このスリットに対応してマスクに形成されたスリ
    ットとにより前記第1次又はそれ以上の次数の位置検出
    部の最小検出幅内の位置を検出する第2次以上の位置検
    出部とを備えていることを特徴とする位置検出装置。
  6. (6)スリットがコード板の移動方向に沿う線に対して
    対称に傾斜して2列形成されている特許請求の範囲第5
    項に記載の位置検出装置。
  7. (7)スリットによる位置検出を、位相分割によって行
    うことを特徴とする特許請求の範囲第5項又は第6項に
    記載の位置検出装置。
  8. (8)コード板とマスクのスリットによりモアレ縞を発
    生させ、このモアレ縞を光検出器で検出して位相分割す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の位置
    検出装置。
  9. (9)光源と、規則的に配列されたパターンを有するコ
    ード板と、光検出器に対応してスリットを形成されたマ
    スクと、光検出器とを有し、前記コード板にその移動方
    向に沿って形成された複数のトラックに2進符号パター
    ンを形成してなる2進符号パターンによる第1次の位置
    検出部と、前記第1次又はそれ以上の次数の位置検出部
    の最小位置検出幅を配列ピッチとして周期的にかつコー
    ド板の移動方向とθ(0°<θ≦90°)なる角度で交
    差するように前記コード板に形成されたスリットと、こ
    のスリットに対応してマスクに形成されたスリットとに
    より前記第1次又はそれ以上の次数の位置検出部の最小
    検出幅内の位置を検出する第2次以上の位置検出部とを
    備えていることを特徴とする位置検出装置。
  10. (10)スリットがコード板の移動方向に沿う線に対し
    て対称に傾斜して2列形成されている特許請求の範囲第
    9項に記載の位置検出装置。
  11. (11)スリットによる位置検出を、位相分割によって
    行うことを特徴とする特許請求の範囲第9項又は第10
    項に記載の位置検出装置。
  12. (12)コード板とマスクのスリットによりモアレ縞を
    発生させ、このモアレ縞を光検出器で検出して位相分割
    することを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の
    位置検出装置。
  13. (13)平行光束でかつ可干渉性を有する光を投射する
    光源と、規則的に配列されたパターンを有するコード板
    と、光検出器に対応してスリットを形成されたマスクと
    、光検出器とを有し、前記コード板にその移動方向に沿
    って形成された複数のトラックに1次元フレネル帯板か
    らなる2進符号パターンを形成してなる2進符号パター
    ンによる第1次の位置検出部と、前記第1次又はそれ以
    上の次数の位置検出部の最小位置検出幅を配列ピッチと
    して周期的にかつコード板の移動方向とθ(0°<θ≦
    90°)なる角度で交差するように前記コード板に形成
    されたスリットと、このスリットに対応してマスクに形
    成されたスリットとにより前記第1次又はそれ以上の次
    数の位置検出部の最小検出幅内の位置を検出する第2次
    以上の位置検出部とを備え、かつ前記1次元フレネル帯
    板の焦点距離と前記コード板に形成されたスリットによ
    るフラウンホーファ回折像の0次の主極大と1次の主極
    大の間隔がスリットの配列ピッチに一致する距離とが一
    致するように構成し、この距離だけ前記コード板から離
    れた位置に前記マスクを配置したことを特徴とする位置
    検出装置。
  14. (14)スリットがコード板の移動方向に沿う線に対し
    て対称に傾斜して2列形成されている特許請求の範囲第
    13項に記載の位置検出装置。
  15. (15)スリットによる位置検出を、位相分割によって
    行うことを特徴とする特許請求の範囲第13項又は第1
    4項に記載の位置検出装置。
  16. (16)コード板とマスクのスリットによりモアレ縞を
    発生させ、このモアレ縞を光検出器で検出して位相分割
    することを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載の
    位置検出装置。
JP30090986A 1986-12-17 1986-12-17 位置検出装置 Pending JPS63153424A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4843236A (en) * 1987-04-02 1989-06-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Movable object position detecting method and apparatus

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US4843236A (en) * 1987-04-02 1989-06-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Movable object position detecting method and apparatus

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