JPS63152631A - ポリエーテルイミドエステル - Google Patents

ポリエーテルイミドエステル

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Publication number
JPS63152631A
JPS63152631A JP62272010A JP27201087A JPS63152631A JP S63152631 A JPS63152631 A JP S63152631A JP 62272010 A JP62272010 A JP 62272010A JP 27201087 A JP27201087 A JP 27201087A JP S63152631 A JPS63152631 A JP S63152631A
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JP
Japan
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molecular weight
polyetherimide ester
high molecular
poly
diol
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Pending
Application number
JP62272010A
Other languages
English (en)
Inventor
ラッセル・ジェームズ・マクレディ
ジョン・アルフレッド・ティレル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS63152631A publication Critical patent/JPS63152631A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08G73/16Polyester-imides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 熱可塑性コポリエステル接着剤が、例えば米国特許第3
.832,314号、同3. 932. 326号、同
4,062,907号、同4,130゜603号及び同
4,145,335号各明細書(U、S、Pat、No
s、3,832,314.3,932゜326.4,0
62.907.4,130,603  and 4,1
45,335)を含む多数の特許明細書に記載されてい
ることが知られている。これらは、全て、単独の、ある
いは低分子量熱可塑性樹脂とブレンドされた、長鎖のエ
ーテル−エステル単位及び短鎖のエステル単位を有する
セグメント化コポリエーテルエステルを基材としている
別のホット・メルト接着剤組成物が、ポリエステルアミ
ドに基いて調製されている[例えば、米国特許第4,2
54,254号明細書(U、S、PatentN(L4
,254,254)参照]。
熱可塑性ポリエーテルエステルイミドが、ウルフ・ジュ
ニアの米国特許第4.371,692号及びマクレディ
の米国特許第4.552.950号明細書(U、S、P
at、に4. 371. 692  t。
シolf’e、Jr、、and U、S、Patent
  N(L4. 552. 950  to McCr
eady )に記載されていることが知られている。ウ
ルフ・ジュニアの特許明細書に記載されているポリエー
テルエステルイミドは、ジオール;ポリオキシアルキレ
ングリコール;及び、比較的に低分子量の脂肪族ジアミ
ンもしくは芳香族ジアミンとトリメリト酸無水物との反
応生成物であるジイミド二酸;の反応生成物である。こ
れらのポリマーは、ケーブル、ベルト及びホースのコー
テイング材として使用される。マクレディの特許明細書
に記載されたポリエーテルイミドエステルは、低分子ニ
ジオール;及び、比較的に高分子量のポリオキシアルキ
レンジアミンと、2つの隣接したカルボキシル基を有す
るトリカルボン酸もしくはこの無水物との反応生成物で
あるジイミド二酸;の反応生成物である。
発明の概要 本発明は、(1)少なくとも1種の低分子量ジオール及
び少なくとも1種の高分子量ジオールを含むジオール混
合物、及び(ii )少なくとも1種の高分子量ポリオ
キシアルキレンジアミド二酸、の反応生成物を含む熱可
塑性エラストマー性のポリエーテルイミドエステルに係
わる。前記ポリオキシアルキレンジイミド二酸は、少な
くとも1種の高分子量ポリオキシアルキレンジアミンと
、2つの隣接したカルボキシル基を有する少なくとも1
種のトリカルボン酸もしくはその無水物と、の反応生成
物からなる。
詳細な説明 本発明の新規なポリマーは、(1)少なくとも1種の低
分子量ジオール及び少なくとも1種の高分子量ジオール
を含むジオール混合物、及び(ii )ポリオキシアル
キレンジイミド二酸、の反応生成物からなる。
本発明のポリマーは、一般に、少なくとも下記2つの一
般式で表わされる繰返し構造単位を含有している。
及び 1I       I+ c式中、各Rは夫々3価の有機基であり、Gは長鎖アル
キレンエーテルジアミンの末端(もしくは、末端にでき
る限り近い)アミノ基を除去したあとに残る残基であり
、Dは低分子量ジオールの末端ヒドロキシル基を除去し
たあとに残る残基であり、Bは高分子量ジオールの末端
ヒドロキシル基を除去したあとに残る残基である。] 本発明の組成物の調製に使用するのに適した前記低分子
量ジオールには、飽和及び不飽和の脂肪族及び脂環式ジ
ヒドロキシ化合物、及び芳香族ジヒドロキシ化合物が包
含される。これらのジオールは、低分子量の、即ち約3
00もしくはこれ以下の平均分子量を有するものである
。本明細書中で使用される場合、「低分子量ジオール」
という用語には、このジオールと等価のエステル形成誘
導体が包含されるものと解釈されるべきである。
但し、分子量の要件はジオールのみに係わり、その誘導
体には関係しない。エステル形成誘導体の典型例として
は、ジオールの酢酸エステル、及びエチレングリコール
に対する例えばエチレンオキシト又はエチレンカーボネ
ートを挙げることができる。
好適な飽和及び不飽和の脂肪族及び脂環式の低分子量ジ
オールは、約2乃至約19個の炭素原子を存するもので
ある。これらのジオールの典型例として、エチレングリ
コール、プロパンジオール、ブタンジオール、ベンタン
ジオール、2−メチルプロパンジオール、2,2−ジメ
チルプロパンジオール、ヘキサンジオール、デカンジオ
ール、1゜2−シクロヘキサンジメタツール、1.3−
シクロヘキサンジメタツール、1.4−シクロヘキサン
ジメタツール、ブチンジオール、ヘキセンジオール等が
挙げられる。好適なのは、1,4−ブタンジオール及び
1.4ブタンジオールとヘキサンジオール、ブチンジオ
ールもしくはシクロヘキサンジメタツールとの混合物で
ある。
本発明で使用するのに適した芳香族ジオールは、一般に
6乃至約19個の炭素原子を有するものである。これら
の低分子量芳香族ジヒドロキシ化合物には、レゾルシノ
ール、ハイドロキノン、1゜5−ジヒドロキシナフタレ
ン、4.4’ −ジヒドロキシジフェニル、ビス(p−
ヒドロキシフェニル)メタン及び2.2−ビス(p−ヒ
ドロキシフェニル)プロパンが含まれる。
特に好適な低分子量ジオールは、各ジオールが2乃至約
8個の炭素原子を含む、飽和脂肪族ジオール類、これら
の混合物、及び1つ又は2つ以上の飽和ジオールと1つ
又は2つ以上の不飽和ジオールとの混合物である。1種
より多くのジオールが使用される場合、総ジオール含量
に基いて、少なくとも約60モルパーセント、更に好ま
しくは、少なくとも80モル%が同一のジオールである
のが、一般に好ましい。特に有用な組成物は、1゜4−
ブタンジオールが、単独で又はブチンジオールもしくは
シクロヘキサンジメタツール等地のジオールと混合され
て存在している組成物である。
本発明に係るジオール混合物の第2の成分を構成する高
分子量ジオールは、少なくとも約400、好ましくは少
なくとも約6001更に好ましくは少なくとも約900
の平均分子量を有するものである。これらは、約12.
000、好ましくは1o、ooo、更に好ましくは約4
.000程度の高い平均分子量を有し得る。本発明の実
施の際に使用するのに適した高分子量ジオールには、飽
和及び不飽和の脂肪族及び脂環式ジヒドロキシ化合物、
好適には飽和及び不飽和脂肪族ジヒドロキシ化合物が包
含される。飽和及び不飽和脂肪族ジヒドロキシ化合物に
は、ポリ(アルキレン)グリコール、ポリ(アルケニレ
ン)グリコール、及びポリ(オキシアルキレン)グリコ
ール(ポリエーテルグリコール)が包含される。高分子
量ポリ(アルキレン)グリコールの若干の例示的・非限
定的な例には、完全水素添加ポリ(ブタジェン)グリコ
ール、ポリ(エチレン)グリコール、ポリ(プロピレン
)グリコール及びポリ(テトラメチレン)グリコールが
包含される。ポリ(アルケニレン)グリコールの若干の
例示的・非限定的な例には、ポリ(ブタジェン)グリコ
ール及び部分水素添加ポリ(ブタジェン)グリコールが
包含される。ポリ(オキシアルキレン)グリコールの若
干の例示的・非限定的な例には、ポリ(エチレンエーテ
ル)グリコール;ポリ(プロピレンエーテル)グリコー
ル;ポリ(テトラメチレンエーテル)グリコール;プロ
ピレンオキシド末端停止ポリ(エチレンエーテル)グリ
コールを含むエチレンオキシドとプロピレンオキシドの
ランダムもしくはブロック共重合体;テトラヒドロフラ
ンと、エチレンオキシド、プロピレンオキシド及びメチ
ルテトラヒドロフラン等の少ユの第2のモノマーと、の
ランダムもしくはブロック共重合体が包含される。特に
好適なポリ(アルキレンエーテル)グリコールは、ポリ
(テトラメチレンエーテル)グリコール、ポリ(プロピ
レンエーテル)グリコール、及びポリ(プロピレンエー
テル)グリコール及び/又はプロピレンオキシドで末端
をキャップされたポリ(エチレンエーテル)グリコール
が包含される。
高分子量、即ち長鎖のポリ(アルキレンエーテル)グリ
コールを使用するとき、これらの高分子量ポリ(アルキ
レンエーテル)グリコールか、約1.8乃至約4.3の
炭素/酸素比を存することが、一般的に好ましい。
本明細書中で使用する場合、「高分子量ジオール」とい
う用語には、このジオールと等価のエステル形成誘導体
が包含されるものと解釈されるべきである。但し、分子
量の要件はジオールのみに係わり、この誘導体には関係
しない。長鎖、即ち高分子量のジオールのエステル形成
誘導体の典型例としては、ジオールのアセテート、及び
ポリ(エチレン)グリコールに対する例えばポリエチレ
ンオキシドもしくはポリエチレンカーボネートが挙げら
れる。
個々の長鎖ジオールと同様、これらの高分子量ジオール
の混合物も、本発明の実施に際して使用し得る。これら
ジオールの混合物とは、例えば、2種又はこれ以上の異
なるポリ(アルキレン)グリコールの混合物、2種又は
これ以上の異なるポリ(アルケニレン)グリコールの混
合物、2種又はそれ以上の異なるポリ(アルキレンエー
テル)グリコールの混合物、少なくとも1種のポリ(ア
ルキレン)グリコールと少なくとも18のポリ(アルキ
レンエーテル)グリコールとの混合物などの、2種もし
くはこれ以上の異なる高分子量ジオールの混合物を包含
することを意味している。
低分子量ジオールと高分子量ジオールとのジオール混合
物には、一般に約5乃至約70重量パーセント、好まし
くは約10乃至約60重量パーセント、更に好ましくは
約15乃至約50重量パーセントの、少なくとも1種の
高分子量ジオールが含有される。高分子量ジオールの重
量パーセントは、ジオール混合物中に存在する低分子量
ジオールと高分子量ジオールとの総二に基いて計算され
る。
本発明の組成物中に存在する前記繰返し構造単位I及び
■の回が、一般に、前記ジオール混合物中に存在する低
分子量ジオール及び高分子量ジオールの量に関係し且つ
依存していることから、本発明の組成物は、一般に約5
乃至約70重量パーセント、好ましくは約10乃至約6
0重量パーセント、更に好ましくは約15乃至約50重
量パーセントの前記繰返し構造単位IIを含有する。本
発明の組成物に存在する繰返し構造単位■の重量パーセ
ントは、本発明の組成物中に存在する構造単位I及びH
の総重量に基いて計算される。
本発明で使用するのに適したポリオキシアルキレンジイ
ミド二酸は、平均分子瓢が約700以上、最適には約9
00以上の高分子量ジイミド二酸である。これらは、1
種又はそれ以上の、2つの隣接するカルボキシル基もし
くは酸無水物基、及びエステル化可能でなければならな
い追加のカルボキシル基を含何するトリカルボン酸化合
物と、高分子量ポリオキシアルキレンジアミンとのイミ
ド化反応によって調製し得る。これらのポリオキシアル
キレンジイミド二酸及びこの製造法は、米国特許m4.
552.950号明細書(U、S、PatentNo、
4,522,950)により完全に記載されている。
一般に、本発明において有用なポリオキシアルキレンジ
イミド二酸は、下記一般式■によって特徴づけられる。
一般式■ OO [式中、各Rは夫々3価の有機基、好ましくは炭素数2
乃至20の脂肪族、芳香族又は脂環式の有機基であり、
各R′は夫々水素原子、又は炭素数1乃至6の脂肪族及
び脂環式基、及び例えばベンジル基等の炭素数6乃至1
2の芳香族基、から好ましく選択される1価の有機基で
あって好ましくは水素原子であり、Gは約600乃至約
12,0001好ましくは約900乃至約4,000の
平均分子口を有し、約1,8乃至約4.3の炭素/酸素
比をaする長鎖アルキレンエーテルジアミンの、末端(
もしくはできる限り末端に近い)アミノ基を除去したあ
とに残る残基である。コアミノ化によりポリオキシアル
キレンジアミンとされる長鎖エーテルグリコールの代表
例には、ポリ(エチレンエーテル)グリコール;ポリ(
プロピレンエーテル)グリコール;ポリ(テトラメチレ
ンエーテル)グリコール;プロピレンオキシド末端停止
ポリ(エチレンエーテル)グリコールを含むエチレンオ
キシドとプロピレンオキシドのランダムもしくはブロッ
ク共重合体;テトラヒドロフランと、例えばエチレンオ
キシド、プロピレンオキシド及びメチルテトラヒドロフ
ラン等のラニの第2のモノマーと、のランダムもしくは
ブロック共重合体;が包含される。ホルムアルデヒドと
、例えば1,4−ブタンジオール及び1.5−ベンタン
ジオール等のジオールとの反応により調製されるポリホ
ルミルグリコールも、また有用である。特に好適なポリ
(アルキレンエーテル)グリコールは、ポリ(テトラメ
チレンエーテル)グリコール、ポリ(プロピレンエーテ
ル)グリコール、及びポリ(プロピレンエーテル)グリ
コール及び/又はプロピレンオキシドで末端をキャップ
されたポリ(エチレンエーテル)グリコールである。
前記式■のポリオキシアルキレンジアミド二酸の調製に
使用するのに適したポリ(アルキレンエーテル)ジアミ
ンは、 一般式■: H2N −G −NH2 (式中、Gは前述の意味を有する。)によって特徴づけ
られる。これらのポリエーテルジ第一アミンは、テキサ
コ・ケミカル・カムバニ−(Texac。
Chea+1cal Company )より、登録商
標シェフアミン(JEFr’AMINE■)の名で市場
入手可能である。
一般に、これらはグリコールのアミノ化に関して公知の
方法により調製される。例えば、これらはベルギー特許
第634.741号明細書(Belgiuta Pat
、Na634. 741)に示されている様に、アンモ
ニア、ラニー・ニッケル触媒及び水素の存在下でのグリ
コールのアミノ化により調製し得る。
代りに、これらは米国特許第3,654,370号明細
V’l (U、S、Patant  No、3. 65
4.  j70)に教示されている様に、ニッケルー銅
−クロム触媒りでのグリコールのアンモニア及び水素に
よる処理により調製し得る。これらの調製に関する他の
方法には、米国特許第3.155.728号及び同3,
236,895号明細書(U、S、Pat、Nos。
3.155.728  and 3,236.895)
、並びにフランス特許第1.551,605号及び同1
,466.708号各明細書(French Pat、
Nos、  1. 551. 605  and 1.
 466、 708)に教示されている方法が含まれる
前記トリカルボン酸成分は、追加のカルボキシル基を含
有するカルボン酸無水物、又はこれに対応する、無水物
基の代りに2個のイミド形成性の隣接カルボキシル基を
含有するカルボン酸の殆ど何れでもよい。これらの混合
物も適切である。前記追加のカルボキシル基は、エステ
ル化可能である必要がある。
!・リカルボン酸成分としてトリメリト酸無水物が好適
であるが、当該技術分野の熟達者にとって、2.6.7
−ナフタレントリカルボン酸無水物、3.3’、4−ジ
フェニルトリカルボン酸無水物、3.3’ 、4’ −
ベンゾフェノントリカルボン酸無水物、1,3.4−シ
クロペンタントリカルボン酸無水物、2.2’、3−ジ
フェニルトリカルボン酸無水物、ジフェニルスルホン−
3’、3゜4−トリカルボン酸無水物、エチレントリカ
ルボン酸無水物、1,2.5−ナフタレントリカルボン
酸無水物、1,2.4−ブタントリカルボン酸無水物、
ジフェニルイソプロピリデン−3,3’。
4−トリカルボン酸無水物、3,4−ジカルボキシフェ
ニル−3′−カルボキシフェニルエーテル無水物、1,
3.4−シクロヘキサントリカルボン酸無水物等を含め
た、多くの適切なトリカルボン酸成分が思いあたろう。
これらのトリカルボン酸材料は、一般式V: (式中、R及びR′は前述の意味を有する。)によって
特徴づけることができる。
簡潔に言うと、前記一般式■のポリオキシアルキレンジ
イミド二酸は、溶融合成を含む公知のイミド化反応又は
溶媒系における合成により調製し得る。例えば、このジ
イミド二酸は、ポリオキシアルキレンジアミン1モルあ
たりトリカルボン酸成分2モルを、当該技術分野の熟達
者に周知のなかでもとりわけジメチルホルムアミド、ジ
エチルホルムアミド、ジエチルアセトアミド、N−メチ
ルカプロラクタム又はジメチルスルホキシド等の適切な
溶媒中、あるいは上記溶媒と例えばキシレン等の追加の
不活性溶媒との共沸混合物中で、約100℃と300℃
の間、好ましくは150℃と250℃の間で還流させて
反応させることにより調製し得る。溶媒は引続いて蒸留
により除去され、残余の溶媒は真空乾燥により除去され
て、ジイミド二酸が残される。代りに、トリカルボン酸
成分とジアミンを、100℃と300℃の間、好ましく
は150℃と250℃の間で、数時間水を排出させなが
ら加熱して前記二酸を生成させる溶融合成によって調製
することもできる。
本発明のポリマーは、溶融縮合法により調製することが
できる。代表的には、この方法はチタネムト触媒の存在
下での、前記一般式■のポリオキシアルキレンジイミド
二酸もしくはそのエステルと、低分子量ジオールと高分
子量ジオールを含有したモル過剰の前記ジオール混合物
と、の反応を包含する。始め、はぼ大気圧下で、揮発分
を留去させながら、温度が約160℃乃至260℃に高
められるときに、反応が起こる。かくして得られる比較
的低分子量のプレポリマーは、200℃乃至260℃で
、減圧下、好ましくは30mm以下、更に好ましくは約
5mm以下で、反応を継続させることにより、高分子量
ポリマーに転換され得る。
本発明のポリマーの代表的な調製法は、広範に変更され
得る。例えば、前述の方法の代りに、前記一般式■のジ
イミド二酸を予備形成するのでなく、むしろ反応容器も
しくは系に直接ポリオキシアルキレンジアミド二酸の反
応物質を装入することが可能である。
特に、ジイミド二酸もしくはそのエステルが溶融縮合の
過程で形成される方法により本発明のポリマーを調製す
る場合には、予備形成される前記一般式■のジイミド二
酸もしくはそのエステルの代りに、トリカルボン酸成分
及び前記一般式■のポリオキシアルキレンジアミンが、
低分子量ジオール及び高分子量ジオールのジオール混合
物を含む他の成分と共に装入される。それ以後は、溶融
縮合は前述と実質的に同じ方法で行なわれる。理論的に
は、2モルのトリカルボン酸成分が1モルのジアミンと
反応するが、しかし、ジオール混合物の存在下でジイミ
ド二酸が調製されるときは、少量のトリカルボン酸成分
が、存在するヒドロキシル基と反応し、最終的に生成ポ
リマー中で分岐剤として機能し得る。適度な範囲で、生
成ポリマー中の枝分れの程度をトリカルボン酸成分のジ
アミンに対するモル比を変えることにより調節し得る。
過剰のジアミンは枝分れの程度を減らし、一方過剰のト
リカルボン酸成分は枝分れを増す。2モルのトリカルボ
ン酸成分に対し0.85乃至1゜15モルのジアミンの
比率が、有用なポリマーを生成することが見い出された
。トリカルボン酸成分/ジアミンのモル比を変えること
による枝分れの調節に加えて、少量の安息香酸等の単官
能性反応物質を導入することにより分枝を調製できる。
枝分れに関しては、予備形成されたジイミド二酸から調
製されるとき、本発明のポリマーが実質的に枝分れを含
まないことに留意すべきである。
もし分枝が望ましいなら、単に予備形成されたジイミド
二酸と共にトリメリト酸無水物等の分岐剤を導入するこ
とが必要となる。分岐剤の量は、一般にジイミド二酸も
しくはこのエステル1モルあたり、約0.15モル以下
である。トリメリト酸無水物以外に有用な分枝剤には、
トリメリト酸トリメチル、グリセロール、トリメチロー
ルプロパン、トリメシン酸及びその誘導体等が包含され
る。
一般に、本明細書に記載されている新規なポリエーテル
イミドエステルは、ポリエステル調製に関して従来から
使用されているエステル化/縮合反応により調製するこ
とができる。使用可能な方法の典型例は、例えば、米国
特許第3.023゜192号、同3,763.109号
、同3,651.014号、同3,663.653号及
び同3゜801.547号各明細書(U、S、Pat、
Nos、3. 023.192.3,763,109.
3,651゜014.3. 663. 653  an
d 3. 801゜547)に示されている。
本発明のポリエーテルイミドエステルの製造法において
は、触媒を利用するのが通例であり、且つ好ましい。一
般的に、公知のエステル交換及び重縮合触媒の何れをも
、使用することができる。
1つをエステル交換用、1つを重縮合用にと2つの別々
の触媒もしくは触媒系を使用できるが、もし妥当である
ならば、これら両方の目的に1つの触媒もしくは触媒系
を使用するのが好ましい。これらの場合において、2つ
の別々の触媒が使用されるときは、得られるポリマーの
熱安定性を増大させるために、予備縮合反応の完了後に
、エステル交換触媒を公知の触媒抑制剤もしくは失活剤
、特に、例えばリン酸、ホスフェン酸、及びこれらのア
ルキルもしくはアリールエステル又は塩等のリン化合物
により無効力にするのが好ましく且つ有利である。
適切な公知の触媒の典型例として、亜鉛、マンガン、ア
ンチモン、コバルト、鉛、カルシウム及びアルカリ金属
の酢酸塩、カルボン酸塩、水酸化物、酸化物、アルコラ
ード、又は有機錯体化合物を、これらの化合物が反応混
合物に可溶である限りにおいて、挙げることができる。
特定の例には、酢酸亜鉛、酢酸カルシウム、及びこれら
と三酸化アンチモンとの組合せ等が含まれる。これらの
触媒及び追加の有用な触媒群が、引用により本明細書に
取り入れられている、米国特許第2,567゜319号
、同2,534,028号、同2,892.815号、
同2,937.160号、同2゜998.412号、同
3,047,539号、同3.110.693号及び同
3,385.830号各明細書(U、S、Pat、No
s、2. 567. 319.2.534,028.2
,892,815.2゜937.160.2,998,
412.3,047.539.3,110,693  
and 3,385.830)に記載されている。
もし反応物質及び反応が許容するならば、とりわけ、例
えば、米国特許第2.720,502号、同2,727
.881号、同2,729,619号、同2,822,
348号、同2. 906. 737号、同3,047
,515号、同3,056゜817号、同3,056,
628号及び同3. 075.952号各明細書(U、
S、Pat、Nos、 2 、 720.502.2,
727.881.2,729゜619.2,822,3
48.2. 906. 737.3,047,515.
3,056,817.3、 056. 628   a
nd  3. 075. 952)に記載されている触
媒の様な、無機及び有機のチタン含有触媒を包含する、
チタン触媒を使用するのが好ましい。特に好適なのは、
テトラブチルチタネート、テトライソプロピルチタネー
ト及びテトラオクチルチタネート等の有機チタネート、
並びにアルカリもしくはアルカリ土類金属アルコキシド
とチタネートエステルから誘導される錯体チタネートで
あり、最も好適なのは有機チタネートである。これらの
触媒もまた、単独で、あるいは例えば酢酸亜鉛、酢酸カ
ルシウム、酢酸マンガン又は三酸化アンチモン等の他の
触媒、及び/又は前述の触媒抑制剤と組合せて使用する
ことができる。触媒は、触媒量、即ち総反応物質に基い
て、約0.005乃至約2.0重量パーセントで存在す
る必要がある。
バッチ及び連続法の両方が、ポリマー調製におけるいか
なる工程においても使用し得る。低分子量ポリマーを更
に重合するには、真空中もしくは不活性ガス流中で固相
ポリマー粒子を加熱して遊離される低分子量ジオールを
除去することにより固相で達成される。
本発明のポリマーの調製は、酸化防止剤、並びに熱及び
紫外線安定剤等の他の安定剤の存在下で行なうことがで
きる。実験室の規模では安定剤は通常必要とされないが
、商業規模では一般にこれらの使用、特に酸化及び/又
は熱安定剤の使用が好ましい。
ポリエーテルイミドエステル用として当該技術分野で公
知の多イの安定剤が、フェノール及びその誘導体、アミ
ン及びその誘導体、ヒドロキシル基及びアミノ基の両方
を含有する化合物、ヒドロキシアジン、オキシム、ポリ
マー性フェノール性エステル、及び金属が低い方の原子
価状態にある多価金属塩を含めて、使用可能である。
使用し得る安定剤のうち、とりわけ、米国特許第4,5
52,950号明細書(U、S、Patent  N(
L4.552,950)に記載されているものが挙げら
れる。
本発明の第2の態様は、少なくとも1種の高分子量ジオ
ールと少なくともI Miの高分子量ポリオキシアルキ
レンジイミド二酸との反応生成物を含む熱可塑性エラス
トマー性ポリエーテルイミドエステル組成物である。高
分子量ジオールと高分子量ポリオキシアルキレンジイミ
ド二酸は、前述のものと同じである。この態様のポリマ
ーは、B及びGが前述されている前記一般式■で表わさ
れる繰返し構造単位の少なくとも1種を含有している。
この態様のポリエーテルイミドエステルの調製法は、反
応物質の一つとして、低分子量ジオールと高分子量ジオ
ールのジオール混合物を使うので°なく、高分子量ジオ
ール、又は2mもしくはそれ以上の異なる高分子量ジオ
ールの混合物を使用することを除けば、前述の方法と実
質的に同じである。
高分子量ジオールと高分子量ポリオキシアルキレンジイ
ミド二酸の反応において、高分子量ジオールは一般に等
モル量で、もしくはモル過剰で存在する。
本発明の熱可塑性エラストマー性ポリエーテルイミドエ
ステルは、ホット・メルト接着剤として有用である。こ
れらは、低分子量ジオールと高分子量ポリオキシアルキ
レンジイミド二酸の反応生成物を成分とする従来のポリ
エーテルイミドエステルよりも、低温においてより優れ
た、もしくは改善された接着特性を発揮する。
好適な実施態様の説明 より十分に且つ明確に本発明を説明するために、以下の
実施例が示される。これらの実施例は、本明細書におい
て開示され、特許請求している発明を限定するというよ
りも、むしろこれを例示しているとみなされることを意
図している。実施例において、全ての部及びパーセント
は、特に断りのない限り重量基準とする。
以下の実施例は、本発明のポリマーを説明している。
実施例1 本実施例は、長鎖ポリアルキレンエーテルジイミド二酸
、低分子量ジオール、及び高分子量ジオールから誘導さ
れるポリエーテルイミドエステルを例示している。
反応容器中に、ブタンジオール16.52重量部、ポリ
オキシアルキレンジイミド二酸[トリメリト酸無水物と
、約2.000の平均分子量を有するポリプロピレンエ
ーテルジアミンである登録商標シェフアミンD −20
00(Je「farlne D −2000)とのイミ
ド化によって調製されている]480.8重量部、ポリ
(エチレングリコール)[アルドリッチ・ケミカル・カ
ムバニー(Aldrjch CheIllical C
o、)から入手可能で約1,000の平均分子量をqす
る]16.52重量部、及びチタン触媒を収容した。こ
の混合物が約180°Cに加熱され、この結果水が発生
した。1時間後、容器温度が約240℃に高められ、真
空が適用され、そして全部で3時間の反応時間の後、ポ
リエーテルイミドエステル生成物が冷却され、粘稠性の
ポリマーが得られた。
粘度が100℃において測定され、520センチポアズ
であることが確認された。赤外線スペクトルが測定され
、29 [3gcm−’、1776cm−’、1714
cm−’、1370cm−’、及び1100cm−’で
あった。
実施例2 本実施例は、長鎖ポリアルキレンエーテルジイミド二酸
と高分子量ジオールとから誘導されるポリエーテルイミ
ドエステルを例示している。
反応容器中に、ポリオキシアルキレンジイミド二酸[ト
リメリト酸無水物と、約2.000の平均分子量を有す
るポリプロピレンエーテルジアミンである登録商標シェ
フアミンD−2000(JarramIna D −2
000)とのイミド化によって調製されている1200
重量部、アルドリッチ・ケミカルψカムバニー(Ald
rleh Chea+1cal Co、)から入手可能
で約1,000の平均分子量を有するポリ(エチレング
リコール)84.4重量部、及びチタン触媒が収容され
た。この混合物が約180℃に加熱され、この結果水が
発生した。1時間後、容器温度が約240℃に高められ
、真空が適用され、そして全部で3時間の反応時間の後
、ポリエーテルイミドエステル生成物が冷却され、粘稠
性のポリマーが得られた。
このポリエーテルイミドエステルの粘度が100℃で測
定され、1550センチポアズであることが確認された
。赤外線スペクトルが測定され、2969cm−’、1
777cm−’、1717cm−’、1375(Jl−
’及び1100cm−’であった。
実施例3 本実施例は、長鎖ポリアルキレンエーテルジイミド二酸
と高分子量ジオールとから誘導されるポリエーテルイミ
ドエステルを例示している。
反応、容器中に、ポリオキシアルキレンジイミド二酸[
トリメリト酸無水物と、約2.000の平均分子量を有
するポリプロピレンエーテルジアミンである登録商標シ
ェフアミンD−2000(Jef’f’aiine D
 −2000)とのイミド化によって調製されている]
200重量部、ポリ(プロピレンオキシド)グリコール
[アルドリッチ・ケミカル・カムパニー(Aldric
h Chemical Co、)から入手可能で、約1
,000の平均分子量を有する1 84.4重量部、及
びチタン触媒が収容された。この混合物が約180℃に
加熱され、この結果水が発生した。1時間後、容器温度
が約240℃に高められ、真空が適用され、そして全部
で3時間の反応時間の後、ポリエーテルイミドエステル
生成物が冷却され、粘稠性のポリマーが得られた。
このポリエーテルイミドエステルの粘度が、100℃に
おいて測定され、470センチポアズであることが確認
された。赤外線スペクトルが測定され、2969σ−1
,1777cm−’、1717印−1,1375cm−
’ 、及び1100cm−’であった。
以上の教示から、明らかに、本発明のこのほかの変更乃
至変形が可能である。従って、特許請求の範囲に規定さ
れた、本発明の意図された範囲内の全てに回って、前記
説明された本発明の特定の実施態様における変更がなさ
れ得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(i)少なくとも1種の低分子量ジオール及び少
    なくとも1種の高分子量ジオールの混合物;及び (ii)(a)(i)少なくとも1種の高 分子量ポリ(オキシアルキレン)ジアミン、及び(ii
    )少なくとも1種のトリカルボン酸もしくはその誘導体
    、又は (b)少なくとも1種の高分子量 ポリオキシアルキレンジイミド二酸 から選ばれる反応物質 の反応生成物を含むポリエーテルイミドエステル組成物
    。 (2)ジオール混合物(i)中に存在する高分子量ジオ
    ールが少なくとも約400の平均分子量を有する特許請
    求の範囲第1項記載のポリエーテルイミドエステル組成
    物。 (3)高分子量ジオールが少なくとも約600の平均分
    子量を有する特許請求の範囲第2項記載のポリエーテル
    イミドエステル組成物。 (4)高分子量ジオールが少なくとも約900の平均分
    子量を有する特許請求の範囲第3項記載のポリエーテル
    イミドエステル組成物。 (5)高分子量ジオールが飽和脂肪族ジヒドロキシ化合
    物、不飽和脂肪族ジヒドロキシ化合物、又はこれらの混
    合物から選ばれる特許請求の範囲第1項記載のポリエー
    テルイミドエステル組成物。 (6)高分子量ジオールがポリ(アルキレン)グリコー
    ル、ポリ(アルケニレン)グリコール、ポリ(アルキレ
    ンエーテル)グリコール又はこれらの混合物から選ばれ
    る特許請求の範囲第5項記載のポリエーテルイミドエス
    テル組成物。 (7)ポリ(アルキレン)グリコールが完全水素添加ポ
    リ(ブタジエン)グリコール、ポリ(エチレン)グリコ
    ール、ポリ(プロピレン)グリコール、又はこれらの混
    合物から選ばれる特許請求の範囲第6項記載のポリエー
    テルイミドエステル組成物。 (8)ポリ(アルケニレン)グリコールがポリ(ブタジ
    エン)グリコール、部分水素添加ポリ(ブタジエン)グ
    リコール、及びこれらの混合物から選ばれる特許請求の
    範囲第6項記載のポリエーテルイミドエステル組成物。 (9)高分子量ジオールがポリ(アルキレンエーテル)
    グリコールから選ばれる特許請求の範囲第6項記載のポ
    リエーテルイミドエステル組成物。 (10)低分子量ジオールが約300もしくはこれ以下
    の平均分子量を有する特許請求の範囲第2項記載のポリ
    エーテルイミドエステル組成物。 (11)ジオール混合物(i)が約5乃至約70重量パ
    ーセントの高分子量ジオールを含有する特許請求の範囲
    第10項記載のポリエーテルイミドエステル組成物。 (12)ジオール混合物が約10乃至約60重量パーセ
    ントの高分子量ジオールを含有する特許請求の範囲第1
    1項記載のポリエーテルイミドエステル組成物。 (13)ジオール混合物が約15乃至約50重量パーセ
    ントの高分子量ジオールを含有する特許請求の範囲第1
    2項記載のポリエーテルイミドエステル組成物。 (14)(ii)が(a)である特許請求の範囲第1項
    記載のポリエーテルイミドエステル組成物。 (15)高分子量ポリ(オキシアルキレン)ジアミンが
    式:H_2N−G−NH_2(式中、Gは、約600乃
    至約12,000の平均分子量を有する長鎖アルキレン
    エーテルジアミンのアミノ基を除去したあとに残る残基
    である)で表わされる特許請求の範囲第14項記載のポ
    リエーテルイミドエステル組成物。 (16)ポリ(オキシアルキレン)ジアミンが約900
    乃至約4,000の平均分子量を有する特許請求の範囲
    第15項記載のポリエーテルイミドエステル組成物。 (17)トリカルボン酸(ii)(a)(ii)が、式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数2乃至20の脂肪族、脂環式又は芳
    香族の3価の有機基であり、R′は水素原子又は炭素数
    1乃至6の脂肪族もしくは脂環式基から選ばれる) で表わされる特許請求の範囲第15項記載のポリエーテ
    ルイミドエステル組成物。 (18)トリカルボン酸がトリメリト酸無水物である特
    許請求の範囲第17項記載のポリエーテルイミドエステ
    ル組成物。 (19)(ii)が(b)である特許請求の範囲第1項
    記載のポリエーテルイミドエステル組成物。 (20)高分子量ポリアルキレンジイミド二酸が、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Gは、約600乃至約12,000の平均分子
    量を有する長鎖アルキレンエーテルジアミンのアミノ基
    を除去したあとに残る残基であり、Rは炭素数2乃至2
    0の脂肪族、脂環式又は芳香族の3価の有機基であり、
    R′は水素原子又は炭素数1乃至6の脂肪族もしくは脂
    環式の1価の有機基である) で表わされる特許請求の範囲第19項記載のポリエーテ
    ルイミドエステル組成物。 (21)ポリオキシアルキレンジイミド二酸において、
    各Rが炭素数6の3価の芳香族炭化水素基、各R′が水
    素原子、及びGが約900乃至約4,000の平均分子
    量を有する長鎖アルキレンエーテルジアミンのアミノ基
    を除去したあとに残る残基である、特許請求の範囲第2
    0項記載のポリエーテルイミドエステル組成物。 (22)少なくとも下記繰返し構造単位からなるポリエ
    ーテルイミドエステルポリマー。 I 、▲数式、化学式、表等があります▼ 及び II、▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、各Rは夫々炭素数2乃至20の脂肪族及び脂環
    式の3価の有機基、又は炭素数6乃至20の芳香族の3
    価の有機基から選ばれ、Gは約600乃至約12,00
    0の平均分子量を有する長鎖アルキレンエーテルジアミ
    ンのアミノ基を除去したあとに残る残基であり、Dは低
    分子量ジオールのヒドロキシル基を除去したあとに残る
    残基であり、Bは高分子量ジオールのヒドロキシル基を
    除去したあとに残る残基である。) (23)Gが約900乃至約4,000の平均分子量を
    有する長鎖アルキレンエーテルジアミンのアミノ基を除
    去したあとに残る残基である特許請求の範囲第22項記
    載のポリエーテルイミドエステルポリマー。 (24)低分子量ジオールが約300もしくはこれ以下
    の平均分子量を有する特許請求の範囲第22項記載のポ
    リエーテルイミドエステルポリマ(25)高分子量ジオ
    ールが少なくとも約400の平均分子量を有する特許請
    求の範囲第24項記載のポリエーテルイミドエステルポ
    リマー。 (26)高分子量ジオールが少なくとも約600の平均
    分子量を有する特許請求の範囲第25項記載のポリエー
    テルイミドエステルポリマー。 (27)高分子量ジオールが少なくとも約900の平均
    分子量を有する特許請求の範囲第26項記載のポリエー
    テルイミドエステルポリマー。 (28)高分子量ジオールが飽和及び不飽和脂肪族ジオ
    ールから選ばれる特許請求の範囲第24項記載のポリエ
    ーテルイミドエステルポリマー。 (29)高分子量脂肪族ジオールがポリ(アルキレン)
    ジオール、ポリ(アルケニレン)ジオール、ポリ(アル
    キレンエーテル)ジオール、又はこれらの混合物から選
    ばれる特許請求の範囲第28項記載のポリエーテルイミ
    ドエステルポリマー。 (30)Rが芳香族の3価の有機基である特許請求の範
    囲第29項記載のポリエーテルイミドエステルポリマー
    。 (31)約5乃至約70重量パーセントの繰返し構造単
    位IIを含有する特許請求の範囲第22項記載のポリエー
    テルイミドエステルポリマー。 (32)約10乃至約60重量パーセントの繰返し構造
    単位IIを含有する特許請求の範囲第31項記載のポリエ
    ーテルイミドエステルポリマー。 (33)約15乃至約60重量パーセントの繰返し構造
    単位IIを含有する特許請求の範囲第32項記載のポリエ
    ーテルイミドエステルポリマー。 (34)(i)少なくとも1種の高分子量ジオール;及
    び (ii)(a)(i)少なくとも1種の 高分子量ポリ(オキシアルキレン)ジアミン、及び(i
    i)少なくとも1種のトリカルボン酸もしくはその誘導
    体、又は (b)少なくとも1種の高分子 量ポリオキシアルキレンジイミド二酸 から選ばれる反応物質 の反応生成物を含むポリエーテルイミドエステルポリマ
    ー。 (35)高分子量ジオールが少なくとも約400の平均
    分子量を有する特許請求の範囲第34項記載のポリエー
    テルイミドエステルポリマー。 (36)高分子量ジオールがポリ(アルキレン)グリコ
    ールである特許請求の範囲第35項記載のポリエーテル
    イミドエステルポリマー。 (37)高分子量ジオールがポリ(アルキレンオキシド
    )グリコールである特許請求の範囲第35項記載のポリ
    エーテルイミドエステルポリマー。 (38)高分子量ジオールが少なくとも約600の平均
    分子量を有する特許請求の範囲第35項記載のポリエー
    テルイミドエステルポリマー。 (39)高分子量ジオールが少なくとも約900の平均
    分子量を有する特許請求の範囲第38項記載のポリエー
    テルイミドエステルポリマー。 (40)(ii)が(a)である特許請求の範囲第35
    項記載のポリエーテルイミドエステルポリマー。 (41)高分子量ポリ(オキシアルキレン)ジアミンが
    式: H_2N−G−NH_2 (式中、Gは約600乃至約12,000の平均分子量
    を有する長鎖アルキレンエーテルジアミンのアミノ基を
    除去したあとに残る残基である)で表わされる特許請求
    の範囲第40項記載のポリエーテルイミドエステルポリ
    マー。 (42)ポリ(オキシアルキレン)ジアミンが約900
    乃至約4,000の平均分子量を有する特許請求の範囲
    第41項記載のポリエーテルイミドエステルポリマー。 (43)トリカルボン酸がトリメリト酸無水物である特
    許請求の範囲第41項記載のポリエーテルイミドエステ
    ルポリマー。 (44)(ii)が(b)である特許請求の範囲第35
    項記載のポリエーテルイミドエステルポリマー。 (45)高分子量ポリオキシアルキレンジイミド二酸が
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、各Rは夫々炭素数2乃至20の脂肪族もしくは
    脂環式の3価の有機基、又は炭素数6乃至20の芳香族
    の3価の有機基から選ばれ、Gは約600乃至約12,
    000の平均分子量を有する長鎖アルキレンエーテルジ
    アミンのアミノ基を除去したあとに残る残基を表わし、
    R′は水素原子又は炭素数1乃至6の脂肪族もしくは脂
    環式有機基である) で表わされる特許請求の範囲第44項記載のポリエーテ
    ルイミドエステルポリマー。 (46)ポリオキシアルキレンジイミド二酸において、
    各Rが炭素数6の3価の芳香族炭化水素基、各R′が水
    素原子、Gが約900乃至約4,000の平均分子量を
    有する長鎖アルキレンエーテルジアミンのアミノ基を除
    去したあとに残る残基である特許請求の範囲第45項記
    載のポリエーテルイミドエステルポリマー。
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