JPS6315247B2 - - Google Patents

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JPS6315247B2
JPS6315247B2 JP7421475A JP7421475A JPS6315247B2 JP S6315247 B2 JPS6315247 B2 JP S6315247B2 JP 7421475 A JP7421475 A JP 7421475A JP 7421475 A JP7421475 A JP 7421475A JP S6315247 B2 JPS6315247 B2 JP S6315247B2
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JP
Japan
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streptococcus
milk
miutans
aht
antibodies
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JP7421475A
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English (en)
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JPS521014A (en
Inventor
Aaru Betsuku Kuu
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SUTOORU RISAACHI ANDO DEV CORP ZA
Original Assignee
SUTOORU RISAACHI ANDO DEV CORP ZA
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  • Dairy Products (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はムシバ防止のために歯に適用するスト
レプトコツカス ミユータンス(Streptococcus
mutans)に対する抗体を含有する乳製品の製造
方法に関するものである。 最近の研究によれば、歯の腐朽は口腔バクテリ
ア(ストレプトコツカス ミユータンス)の反応
の自然の結果であることが示された。詳述すれ
ば、上記バクテリアミユータンスは歯のエナメル
質表面に付着し、そして温度の適当な環境及び基
質の酸性度及び利用の下に、転移増殖反応が起こ
り、次には該バクテリア集落が歯のエナメル質中
に、そして次に歯の構造中に事実上のムシバを形
成する。 抗体を上記バクテリアと接触させ、そして抗体
は上記バクテリア集落の成長を抑制することがで
きることも公知である。 ストレプトコツカス ミユータンスの増強に対
する適当な解毒剤の効果を発生させるためには、
抗体は一定の基準、望ましくは毎日適用する必要
のあることに注意するのが大切である。 ストレプトコツカス ミユータンスは多くの人
間の口腔内に存在すること、及び個人差のある上
記バクテリアに対する自然の抵抗水準または度だ
けである点において、ストレプトコツカス ミユ
ータンスを得ることには問題はない。貢献する環
境要素を使用して開始すると、転移増殖は急速に
進行する。 抗体は多くの動物の血清中でストレプトコツカ
ス ミユータンスに対し発生することは公知であ
る。家兎及び馬が血清抗体の発生にしばしば使用
される。 雌牛は雌牛に注射された抗原に対し抗体を発生
させるための有効な工場であることはよく確証さ
れている。雌牛について独特なことは、血清抗体
を発生するほかに、雌牛はまた血清と同一の抗体
を含有する乳をも生成することである。動物血清
は一般には容認された食品ではないが、雌牛の乳
は容認された食品である。本発明は、雌牛が人間
の消費に安全であり、そしてムシバの基礎を抑制
する食欲をそそる食品の形でストレプトコツカス
ミユータンスに対し特異性の抗体を多量に生成
することができると言う事実に基づく。 本発明は一般にムシバ発生を抑制する抗体を含
有する衛生的自然食品の製造方法に関するもので
ある。 本発明は極めて特異なものである。出願人は、
その懐胎期における規定された時点において雌牛
をストレプトコツカス ミユータンス抗原で免疫
することにより、該雌牛はその乳中に上記抗原に
対する抗体を発生することを知つた。上記抗原が
自然食品中に含有される事実が、それを衛生的な
有効製品とする。 特異性の抗体を生成するため雌牛を免疫する正
確な方法は獣医の分野においては公知に属する。
一般に雌牛は2つの段階で免疫される。4回の注
射を含む第1段階は1週間の間隔で筋肉内に与え
られる。筋肉内注射から成る免疫の第2段階は15
日の間隔で雌牛に与えられる。 実際の免疫方法における新規なものはなにも特
許請求しない。実際に、本発明者は、本発明者が
確立された方法により培養したストレプトコツカ
ス ミユータンスの菌株を採用した。ストレプト
コツカス ミユータンス AHT(Streptococcus
mutans AHT)(血清学的群a)、同BHT(群
b)、同10449(群c)及び同6715(群d)の培養は
透析されたトリプトーズ媒質中で発育された。細
胞は4000×Gで遠心法により採取され、そして
0.1Mリン酸塩緩衝含塩液PH7.0で5回洗浄した。
該細胞は60℃で30分間加熱して不活性化し、そし
てストレプトコツカス ミユータンス AHT、
同BHT、同10449及び同6715の最終濃度1ml当り
5×108個の細胞で再懸濁させた。該調製剤を2
匹の雌牛の免疫に使用した。それぞれの雌牛はス
トレプトコツカス ミユータンスの4群(群a、
b、c及びd)すべてからの新鮮な抗原で2つの
別の時に免疫された。次に雌牛は確立された方法
により免疫して乳製品を生成した。免疫の後に、
血清抗体価がその最高準位に達するまで、該牛の
血液試料を採取し、次に乳を補集した。次に該乳
自体を乾燥し、そして粉末化し、再び確立させた
方法によりストレプトコツカス ミユータンスに
対する抗体を含有する粉末乳を調製した。実際に
は、牛乳免疫グロブリンが調製された。以下に具
体的な製造方法の一例を記載する。 ホルスタイン種の雌牛(成獣)10頭をストレプ
トコツカス ミユータンス AHT、同BHT、同
10449及び同6715の4種のバクテリア菌株の各等
量を使用して調製した多価バクテリアワクチンを
使用して免疫した。生理的食塩水の殺生バクテリ
ア細胞の懸濁液を製造し、次いで生理的食塩水1
ml当り2×10細胞濃度に希釈した。各バクテリア
製剤の100mlづつを一緒に混合した。この混合液
5mlを上記雌牛に筋肉内注射によつて投与した。
免疫化は1週間の間隔で4回、次いで2週間の間
隔で6箇月にわたつて繰返した。処理開始1箇月
後に採取した牛乳は粉末脱脂乳を得るために加工
した。牛乳は乳脂脂を除くために標準的な方法を
使用して遠心し、次いで脱脂乳を噴霧乾燥した。
この噴霧乾燥乳は動物実験のために使用した。 上記乳製品は数種の消費者製品のいずれか1つ
の基本成分となる:例えば: a 上記乾燥乳自体を1乃至5倍の等部の水に希
釈して含嗽剤を調製する。該含嗽剤は単に毎日
口腔をすすぐだけで有効で、それにより歯のエ
ナメル質表面上のストレプトコツカス ミユー
タンスの転移増殖を抑制する。 b 上記製品はガムまたはキヤンデーの形の砂糖
のない糖剤中に配合するか、またはアイスクリ
ームまたは他の食品中に免疫グロブリンの相当
%、すなわち25%またはそれ以上を配合してア
イスクリームまたは他の食品の形とする。 c 上記免疫グロブリンは歯科医用または市販の
標準洗浄剤、粉末または練歯みがきに配合され
る。公知の市販製品に上記牛乳免疫グロブリン
25%またはそれ以上を添加すると、その効果を
実質的に改善する。 d 実際問題として、上記還元された(recons
tituted)牛乳は本来、そして自然にストレプ
トコツカス ミユータンスの転移増殖を抑制す
るのに有効で、すなわち上記牛乳を飲むだけ
で、歯と免疫グロブリンとの間の接触を十分に
有効ならしめる。 胃腸の道を通る血液中への上記牛乳免疫グロビ
リンの吸収及び続いて血液の流れにより口腔への
送りは、摂取された牛乳中の抗体がムシバ形成を
阻止して有効である別のルートでもよい。 実施計画法 姙娠している鼠母獣〔ラツト(rat)〕
(COBS/CD血統)をチヤールズ・リバー実施室
(Charles River Lab.)〔マサチユーセツツ州、
ウイルミントン(Wilmington、Mass)〕から得
た。 それぞれの母獣を殺菌したカゴに入れ、そして
無菌水と上記菌相(bacteria flora)を抑圧する
ために選ばれた抗生物質を含有する特に規定され
た食餌とを与えた。分娩の場合には、各同産群は
1匹の母獣当り9匹の子に減らし、そして添付図
面の実施計画法に示すように、すべての同産群を
3群(群A、B及びC)に分けた。各群は1同産
群当り9匹の子を有する5同産群、または1群当
り合計45匹の子を有した。 離乳の際(年令19日)には、子は完全に規定さ
れたムシバ・促進食餌(表1)を与えられた。群
Aは免疫牛乳を含有する食餌を与えられ、他方群
B及びCは肉色(carnation)乾燥牛乳を含有す
る食餌を与えられた。 牛乳抗体効力検定 雌牛1222からの脱脂、乾燥した牛乳中の抗スト
レプトコツカス ミユータンス抗体のレベルは次
のように評価された:乾燥牛乳50mgを蒸留水1ml
中に溶解し、そして連続して2倍希釈の4組を塩
溶液で調製した。各希釈管の組に、1ml当り2×
108個の細胞の濃度において、ホルマリンで屠殺
したストレプトコツカス ミユータンス
AHT、同BHT、同10449か、または同6715を添
加した。上記管は振とうして混合し、そして37℃
で4時間保温した。終点凝集素価を記録し、そし
て管は40℃で24時間再保温し、そのときにおける
終点力価を再び記録した。 カリエススコア 上記実施の終り(45日)に、ラツト(rat)の
重量を計り、そしてギロチンにより斬首して屠殺
した。軟組織を離すために、頭は5分間オートク
レブで処理した。下顎を解剖し、洗浄し、そして
70%アルコール中の0.4%ムレキシドで染色した。
染色後、臼歯は歯科用ドリルで片側切断し、そし
てムシバ傷害をケイエス(Keyes)法でスコアし
た。 本実施において、これまでは1群当り合計15匹
のラツトを分析した。ラツトの各群からのスコア
は平均値を計算して標準偏差及び標準誤差に統計
学的に換算した。平均値間の差はダンカン
(Duncan)テストにより分散及び多重平均値比較
の分析により評価した。 結 果 牛乳抗体力価 多数の重複滴定の結果として、次の結果を得
た。
【表】 知られるように、4群の菌株のうち3群は有意
な凝集素価を示したが、ストレプトコツカス ミ
ユータンス10449(群C)に対する抗体は非常に微
量しか検出されなかつた。そのような理由で、子
ラツトは毒性ストレプトコツカス ミユータンス
AHT、同BHT及び同6715(実施計画法参照)で
攻撃感染された。検出できる抗体が対照の口腔バ
クテリア菌株、ストレプトコツカス サングイス
に対し検出されない。 なお、力価は牛乳の各バツチによつて非常に変
化し、更に同じ抗原によつて免疫された個々の雌
牛によつて非常に変化し得るが、動物実験によつ
て、ラツトのムシバを防ぐためには力価2×が最
小限効果のあることが判つた。 子ラツト食餌の組成 表1に示すように使用された食餌は、タンパク
質の代用品である牛乳を除いて完全に規定され
た。免疫牛乳及び肉色インスタントミルクの両方
の分析は、それがほぼ29%タンパク質であること
を指示し、それ故にそれはラクトアルブミンの代
りに上記割合でカリエス―促進食餌#305中に使
用された。子ラツトは年令19日で殺歯されたカゴ
中で離乳させ、そして45日(屠殺)まで適当な食
餌を与えた。 カリエス誘発性ストレプトコツカス ミユータ
ンスによる攻撃 実施計画法に示されたように、ストレプトコツ
カス ミユータンスAHT、同BHT及び同6715の
18時間培養を使用した。各培養のスワブ(swab)
を群A及びB中の各ラツトの口腔中に25日目に導
入した。群Cは非接種対照として使用した。26日
及び27日目に口腔スワブを、群A及びB中の1同
産群当り3〜4匹のラツトから取り、そして血液
及び弱―唾液―かんてん培養基(Mitis―
salivariusagar)上に載せて、転移増殖を確め
た。すべての場合に、ストレプトコツカス ミユ
ータンスAHT、同BHT及び同6715を再遊離する
ことができた。屠殺時(45日目)において特定の
動物で採取された追加のスワブもまたストレプト
コツカス ミユータンスの連続転移増殖を示す上
記3つの菌株の陽性培養を示した。 動物重量及びカリエススコア 各群からの15匹のラツトから得られたカリエス
スコアの結果は表2に示す。上記データから、免
疫性保護は、免疫雌牛からの牛乳を含有する食餌
を与えられたラツトにおいて起こることが明らか
である。2つの他の点がこの場合関係がある。先
づ、本実施における損傷の多くは溝、すなわちコ
ンパクトな食餌とカリオゲン(cariogen)とがカ
リエス病変を開始すると考えられる領域において
も起こる。次に、対照の攻撃されないラツトは本
質的にカリエスを発生せず、そして普通に非接種
の細菌のいないラツトにおいてだけ得られる限界
線を確立する。残りの歯は現在スコアされている
が、免疫牛乳を与えられる動物は、肉色代用食餌
を与えられ、そしてストレプトコツカス ミユー
タンスで攻撃されるラツトよりは有意により少な
い病変を有すると言うことができる。 更に、上記3つの群からのラツトの平均重量が
有意な差はなかつたから、栄養食が上記の結果に
恐らく寄与しなかつた。 今まで入手されたデータから、明細書中に記載
のように生成された牛乳免疫グロブリンがストレ
プトコツカス ミユータンスに対する抗体を含有
し、そして該抗体は歯と接触させること、ストレ
プトコツカス ミユータンスの転移増殖を不活性
化させ、それにより歯の腐朽を抑制することが測
定された。 結論として (1) そのほかは完全に規定されるカリエス―促進
食餌#305において乾燥粉末牛乳は満定にタン
パク質の代りに使用される。有意なストレプト
コツカス ミユータンスが存在すると、特に溝
中にカリエス損傷が発生する。 (2) 重要な凝集反応性抗体は、雌牛にストレプト
コツカス ミユータンス抗原を注射すると、牛
乳中に誘発される。 (3) 免疫雌牛からの牛乳は、そのほかは規定され
るカリエス―促進食餌中に配合されると、特に
歯の溝の部分においてムシバから保護する。
【表】
【表】
【表】 なお、上記表2において免疫乾燥牛乳の免疫グ
ロブリンを得るのに用いた菌株はストレプトコツ
カス ミユータンスAHT、同BHT、同10449及
び同6715の4種である。
【図面の簡単な説明】
添附図面は本発明の実施計画法を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ストレプトコツカス ミユータンス、AHT
    (Streptococcus mutans AHT)、ストレプトコ
    ツカス ミユータンス BHT(Streptococcus
    mutans BHT)、ストレプトコツカス ミユータ
    ンス 10449(Streptococcus mutans 10449)及
    びストレプトコツカス ミユータンス 6715
    (Streptococcus mutans 6715)の少なくとも4
    種のストレプトコツカス ミユータンス菌株を筋
    肉内注射によつて雌牛に投与して該雌牛を該菌株
    に対して免疫性となし、次いで免疫グロブリンを
    含有する牛乳を該雌牛から得ることを特徴とする
    免疫グロブリンを含有する乳製品の製造方法。
JP7421475A 1975-06-17 1975-06-17 Pharmaceutically acceptable carrier containing milk immunoglobulin Granted JPS521014A (en)

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JPS58154513A (ja) * 1982-03-09 1983-09-14 Sendai Biseibutsu Kenkyusho 予防及び治療薬
JPS59184153U (ja) * 1983-05-24 1984-12-07 富士ゼロックス株式会社 荷重可変型用紙剥離爪
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