JPS63152209A - 梯子型電気濾波器の直列共振子 - Google Patents

梯子型電気濾波器の直列共振子

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JPS63152209A
JPS63152209A JP30208286A JP30208286A JPS63152209A JP S63152209 A JPS63152209 A JP S63152209A JP 30208286 A JP30208286 A JP 30208286A JP 30208286 A JP30208286 A JP 30208286A JP S63152209 A JPS63152209 A JP S63152209A
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JP
Japan
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electrode
series resonator
partial
dummy electrode
dummy
Prior art date
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Pending
Application number
JP30208286A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Achinami
阿知波 陽
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、直列共振子と、並列共振子とを組合わせてな
る梯子型電気濾波器の、その直列共振子の構造に関する
ものである。
〈従来技術〉 直列共振子と、並列共振子とによって構成される公知の
梯子型電気濾波器にあっては、並列共振子は静電容量を
大きくし、直列共振子は静電容量を小さくする必要があ
る。
この静電容量の調整は、その厚を異ならせることによっ
て達成できる。ところでこの手段にあっては、夫々別異
に誘電体素子板を形成する必要があり、製造工程が複雑
となり、量産上好ましくない。
かかる欠点を除去する別の手段として、誘電体素子板を
同一とし、前記直列共振子の電極を、並列共振子の電極
に比して小さくしたものがある。
この手段による従来の直列共振子aは、第5図に示すよ
うに、誘電体素子板すの一面に部分電極Cを形成し、そ
の他面には全面電極dを形成してなるものであった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 この従来構成の直列共振子aの製造は、第6図に示すよ
うに、大形状の誘電体基板eの裏面に銀被膜fを形成し
、表面にはスクリーン印刷により部分的に銀被膜gを点
在させ、これを焼付け、該銀被膜gの焼付けにより形成
される部分電極Cを含む所定形状に切断することにより
なされる。
ところで、前記誘電体基板eの一面には部分的に銀波I
II gが形成され、他面には全面的に銀被膜fが形成
されるから、その表裏にあって物理的負荷が異なる。こ
のため、その銀焼付は時に、誘電体基板eが薄いことか
らソリが発生し、分極用電極の塗布時またはその切断時
に、素子割れやクラックを生じ易い。そして、従来構成
の直列共振子aの場合には、その製造工程にあって歩留
りが悪くなる。また直列共振子a自体にもソリが生じて
いるから、濾波器の筐体への組込みを困難とする等の欠
点があった。
本発明は、その製造過程における問題点を誘起せず、し
かも形状を小さくすることができて、梯子型電気濾波器
の小型化に最適となる直列共振子の提供を目的とするも
のである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、誘電体素子板の一面には部分電極を形成し、
他面には全面電極を形成してなる直列共振子において、 前記一面にあって、部分電極周囲の余面部に、該部分電
極と分離してダミー電極を形成したことを特徴とするも
のである。
く作用〉 、かかる構成にあっては、部分電極が形成される誘電体
素子板の一面にダミー電極が形成され、その表裏がほぼ
同一の物理的条件となる。このため、単一の誘電体素子
板に部分電極と、ダミー電極を焼付は形成する場合には
、誘電体素子板のソリが解消する。
また直列共振子を量産する場合には、誘電体素子板を形
成する大形の誘電体基板を用いて、その一面に多数の部
分電極を形成するとともに、その全面をダミー電極で満
たして焼付けることとなるが、この場合にも、部分電極
の形成される面も、はぼ全面に渡って銀電極が焼付は形
成され、従って、その反対面の全面電極と物理的条件が
近似してくる。従って、ソリが発生しにくい。
尚、誘電体基板への部分電極及びダミー電極との形成手
段としては、まず当該面にも全面電極を焼付は形成して
おいてから、部分電極の分離縁を切削等の手段で部分電
極の周縁を切除して分離形成する方法によってもよい。
また、周波数定数C9周波数Fr、辺の長さLにおいて
、 FrXL=C の関係がある。ところが、ダミー電極を形成することに
より、振動が抑制され、周波数定数Cが小さくなること
が確認された。従って、特定の共振周波数Frを生じさ
せようとする場合に、ダミー電極を形成することにより
、辺の長さLを小さくすることができるようになり、結
局、直列共振子は小型となる。
〈実施例〉 第1図は、本発明の一実施例の直列共振子lを示す。
ここで、該直列共振子lは、誘電体素子板2の裏面に全
面電極3が形成され、その表面には、円形の部分電極4
と、環状分離部5を置いて、その全面に形成されたダミ
ー電極6とが形成されてなる。
尚、部分電極4は正方形状等の方形であってもよく、こ
の場合には、当然ながら環状分離部5は一矩形環状等の
形状となる。
この直列共振子1の電気的接続は、前記電極3.4に施
され、部分電極4側にあって、ダミー電極6は、その電
気的接続には関与しない。
前記構成の、直列共振子lの製造ステップを第2図につ
いて説明する。
ここで、第2図イは大形の矩形状誘電体基板10であっ
て、第2図口に示すように、スクリーン印刷の手段によ
り、その裏面には全面に銀被膜11が形成され、その表
面のパターン形成面12には、所定パターンに基いて多
数の円環状分離部5が形成され、焼付は処理される。
次に、第2図へのように前記パターン形成面12に分極
用電極13が塗布され、前記銀被膜11と1分極用電極
13に直流電圧が印加されて、誘電体基板10の分極処
理が施される。その後に、分極用電極13をトリクロロ
エチレン等の溶剤で溶かし去り、第2図二のように前記
誘電体基板10を切断線立に沿って矩形状に切断し、そ
の各片を円環状分離部5を含む直列共振子4とする。
ところで、この切断時に、ダミー電極6の切断縁にパリ
が生ずる恐れがある。またはパリを回避するためには、
切断速度を低下させる必要を生じ、生産速度が低下する
。そこで、第4図に示すように、前記パターン形成面1
2にはあらかじめ切断縁立に沿った幅1mm程度の電極
除去線20を、環状分離部5とともにスクリーン印刷に
より形成しておき、該電極除去線20の中心に沿って切
断する。これにより、ダミー電極6の周縁には、パリが
生ずる恐れはなくなる。そして、この手段によって形成
された直列共振子1aは、第3図に示すように、その矩
形状周縁に電極除去縁21が形成されていることとなる
前記製造過程の誘電体基板10を、従来の誘電体基板e
と比較した結果、厚さQ、35mm、部分電極の径1.
81.φの正方形状のもので、ソリ高さH(第6図参照
)は従来品で0.578mm±0.014mmであった
のが、前記実施例量では、0.383am±0.004
鵬mであり、ソリはほとんど無くなった。また直列共振
子1と直列共振子aの圧電特性については、はとんど同
じであった。また周波数は、本実施例の直列共振子lは
従来品に比して7 KH2低下したことが確認された。
このことは周波数定数Cが降下したことを示す、そして
さらにはその形状を小さくすることができることを意味
する。
尚、小型化をもたらす他の手段とビて、特公昭41−8
662号に開示されるように、素子板の周縁にスリット
を形成するものがあるが、本発明と併用することにより
、そのスリットの深さを減少させることが可能となり、
かかる手段にあって、その強度を向上させ得る利点を生
ずる。
〈発明の効果〉 本発明は、上述のように、部分電極4が形成される誘電
体素子板2の一面にダミー電極6を形成し、その表裏を
ほぼ同一の物理的条件としたから、その製造過程での歩
留りを向上することができるとともに、周波数定数が降
下するため、形状を小さくすることを可能として濾波器
の小型化の要請に対応することができる等の優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の斜視図、第2図は直列共
振子1の製造ステップを示す説明図、第3図は他の直列
共振子1aの実施例図、第4図は直列共振子1aの製造
ステップの一過程を示す説明図、第5図は従来構成の直
列共振子aの斜視図、第6図は従来構成の誘電体基板e
の斜視図である。 1、la;直列共振子 2;誘電体素子板 3;全面電
極 4;部分電極 5;環状分離部6;ダミー電極 1
0;誘電体基板 11;銀被膜 12;パターン形成面
 20;電極除去線 笥1図 第3図 第42 第512 第60

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  誘電体素子板の一面には部分電極を形成し、他面には
    全面電極を形成してなる直列共振子において、 前記一面にあって、部分電極周囲の余面部に、該部分電
    極と分離してダミー電極を形成したことを特徴とする梯
    子型電気濾波器の直列共振子。
JP30208286A 1986-12-17 1986-12-17 梯子型電気濾波器の直列共振子 Pending JPS63152209A (ja)

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JP30208286A JPS63152209A (ja) 1986-12-17 1986-12-17 梯子型電気濾波器の直列共振子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0370306A (ja) * 1989-08-10 1991-03-26 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振子の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55127717A (en) * 1979-03-27 1980-10-02 Tohoku Metal Ind Ltd Production of piezoelectric vibrator with partial electrode added
JPS61258518A (ja) * 1985-05-10 1986-11-15 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振子

Patent Citations (2)

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