JPS63152077A - 磁気デイスクカ−トリツジ - Google Patents

磁気デイスクカ−トリツジ

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JPS63152077A
JPS63152077A JP29886486A JP29886486A JPS63152077A JP S63152077 A JPS63152077 A JP S63152077A JP 29886486 A JP29886486 A JP 29886486A JP 29886486 A JP29886486 A JP 29886486A JP S63152077 A JPS63152077 A JP S63152077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
liner
cartridge
magnetic
sheet material
Prior art date
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Pending
Application number
JP29886486A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Mizushima
水島 邦夫
Nobuhiro Umebayashi
信弘 梅林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP29886486A priority Critical patent/JPS63152077A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はライナーを内貼りした収納体に表面粗さの極め
て小さい磁気ディスクを回転可能に内蔵したディスクカ
ートリッジに係り、該ライナーと磁気ディスクとの摩擦
係数を低減して磁気ディスクの回転トルクを低減した磁
気ディスクカートリッジに関する。
〔従来の技術〕
磁気ディスクカートリッジは、磁気ヘッド挿入口ならび
に回転駆動用穴などを有するカートリッジケースと、そ
のカートリッジケース内に回転可能に収納されたフレキ
シブルな磁気ディスクと。
前記カートリッジケースの内面に支持されたライナーと
から主に構成されている。
線記録密度が20Kf、 i以上の高密度記録を行うメ
タルフロッピ・ディスク、バリウムフェライトフロッピ
ーディスク等では、ディスク−ヘッド間のスペーシング
を低減するため、微粒子粉の使用や表面平滑処理等によ
って該ディスクの表面粗さくRa)を0.02μm以下
にしている。なお、この表面粗さは、スタイラス径2μ
m、触針荷重23mg。
カットオフQ、Q13m、走査速度Q、Q3w/秒の条
件下で触針式表面粗さ計で測定したものである。
前記の表面粗さとしたディスクにおいても、従来のレー
ヨン/ポリプロピレン繊維やポリエステル/レーヨン繊
維から成る不織布をライナーとしてカートリッジケース
内面に貼付固着した場合。
ディスク−ライナー間の摩擦係数が極めて大きく。
ディスク回転トルクの増大によってディスクの回転むら
が生じ、出力変動やエラーの発生1時にはディスク表面
に走行傷が発生することによる信号のドロップアウトを
招(ことがあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記従来技術における欠点を解消し。
ディスクとの摩擦係数を低減することのできるライナー
を備えた磁気ディスクカートリッジを提供することを目
的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的は、 0.05〜3デニール(好ましくは。
0.1〜2デニール)のアクリル繊維が30%以上含有
した不織布をカートリッジケースの内面に固着すること
により連成される、 上記アクリル繊維は、その繊維長が5〜75■。
比重が1.1〜1.2のステーブルであることが望まし
く、その坪量は20〜70シー、厚さは0.1〜5■が
望ましい。坪量が’10 g/m” より小さいと、繊
維のほつれが生じ易(,70g/m”より大きいとライ
ナーが硬くなってクッション性もなくなり、磁気ディス
クに傷が生じ易くなる。
〔作用〕
アクリル繊維は、その繊維長さ、太さを均一にコントロ
ールし易く、それによるライナーの均一性は優れたもの
となり、また磁気ディスクの磁気塗膜との摩擦係数が小
さいので、特に表面平滑な塗膜に対してはトルクを低減
する効果が大きい。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図ないし第3図は本発明による磁気ディスクカート
リッジの一実施例を説明するための図であって、第1図
は磁気ディスクカートリッジの底面図、第2図は第1図
のA−N断面図、第3図は第1図の磁気ディスクカート
リッジの展開図で。
磁気ディスクを除去して示したものである。
磁気ディスクカートリッジは、カートリッジケース1と
、そのカートリッジケース1内に回転可能に収納された
シート状のフレキシブルな磁気ディスク2と、カートリ
ッジケース1の内面に貼着されたライナー3とから構成
される。
前記カートリッジケース1はwJa図に示すように1例
えば硬質ポリ塩化ビニル1製の長方形をしたケースシー
ト材4から成り、一方の端部には3つの貼合用縁部5a
、5b、5cが設けられている。
ケースシート材工の片面には、それとほぼ同じ広さを有
する長方形のライナーシート材6が1例えば超音波溶着
によって固着されている。ケースシート材工とライナー
シート材長の中央折曲線X−X″によって区分された2
つの正方形部分4a。
4bならびに6a、6bには、磁気ディスク2(第1図
、第2図)の中央孔7よりも大径で該中央孔7の周辺部
を露出するための回転駆動用穴8゜磁気ヘッド挿入口9
.磁気ディスク2の周方向の位置を検知して正しくトラ
ッキングをするための検知孔10.磁気ディスクカート
リツ9ジ1のA面かB面かを検知するための切欠部11
などが、それぞれ左右対称の位置に形成されている。
第3図のケースシート材1の上にライナーシート材!を
載置した後、該ライナーシート材長のほぼ全面に亘って
スポット状に超音波溶着12すると共に、前記回転駆動
用穴8.磁気ヘッド挿入口9゜検知孔10ならびに切欠
部11の周囲を線状に超音波溶着13することにより、
ライナーシート林立が。
それの柔軟性1弾性を損うことなく、ケースシート材↓
に固着される。この場合1.ライナーシート材長は必ず
しも全面にわたってスポット状に超音波溶着する必要は
なく、ライナーシート林立がケースシート材1から容易
に離脱しない程度に固着されればよい。
しかる後、ライナーシート材=9−の方を内側にしてケ
ースシート材まをその中央折曲線x−x’で2つ折りに
し、正方形部分4bの方に設けられている貼合用縁部5
a、5b、5cのうちで相対向している貼合用縁部5a
、5cを、他方の正方形部分4aの外側忙折り重ねて、
第1図に示すように部分的に超音波溶着14することに
より、一方が開いた袋状体を作る。この袋状体にシート
状の磁気ディスク2を挿入し、残っていた貼合用縁部5
bを正方形部分4aの外側に折り重ね、超音波溶着する
ことによって、第1図に示すような磁気ディスクカート
リッジを得る。
第2図に示すように、磁気ディスクカートリッジは、収
納する磁気ディスク2を、その両面からライナー3で挾
持する様な構成を有しており、このライナー3は、磁気
ディスク2を円滑に回転させると共に、該磁気ディスク
2のクリーニング機能も有しているものである。
本発明では、このライナー3を0.05〜3デニール(
好ましくは、0.1〜2デニール)のアクリル繊維が3
0%以上含有した不織布を用いることによって、磁気デ
ィスクとの摩擦を低減するものである。
アクリル繊維としては、繊維長が5〜75m、比重が1
.1〜1.2のステープルであることが望ましい。
また1坪量は20〜7Q gβ、厚さは0.1〜5■が
望ましい。坪量が70 g/m”より大きいと、ライナ
ーが固くなってクッション性もなくなり、磁気ディスク
に傷が生じ易くなる。
アクリル繊維は、約85%以上のアクリロニトリルを含
む合成繊維で柔軟性が高く1合成繊維の中では最も羊毛
に似ており、繊維長さ、太さが均一にコントロールし易
いため、ライナーシート材としての均一性に優れるもの
である。
次に、磁気ディスクについて説明する。
磁気ディスクは、厚さ約75μmのポリエチレンテレフ
タレー)(PET)フィルムの基板の両面に。
金属鉄粉(比表面積50 m’/g )を150部。
塩化ビニール・酢酸ビニール共重合体を20部。
ボリクレタン樹脂を20部。
イソシアネート化合物を1o部。
オレイン酸オクチルを15部。
α−At、O5を20部。
から成るスラリーとして塗布し、乾燥して厚さが2.5
μmの磁性塗膜をつくり、カレンダの温度条件を変えて
表面粗さが0.03〜0.005 pm (0,08+
amのカットオフCLA(センターラインアベレージ・
・・・・・表面粗さの標準偏差))になるように表面処
理を行い、これを5インチディスクに打ち抜いて磁気デ
ィスクとする。
上記の磁性塗膜を構成する強磁性体としては。
純鉄、コバルト、コバルト・クローム合金、鉄−ニッケ
ル合金などが考えられるが、このような強磁性金属の外
、バリウムフェライト系磁性体を用いることもできる。
また1強磁性体を含むスラリーを用いる所謂塗布型の磁
性膜のみでなく、バリウムフェライト。
コバルト・クローム、鉄、鉄−ニッケル合金、コバルト
・ニッケル合金などの強磁性体を真空蒸着法によって基
板上に成膜して磁性膜を形成することもでき、あるいは
これらの強磁性体をスパッタリング法によって基板上に
被着させ、磁性膜とした磁気ディスクを用いることがで
きる。
以上のようにして構成した磁気ディスクと共にカートリ
ッジケース内に収納するライナーの具体例について説明
する。
具体例1 1.5デニールのアクリル繊維の不織布を1坪量32g
/m’ 、厚さ0.21o+とじてライナーシート材と
なし、これをカートリッジケースに固着するライナー形
状に成形して該カートリッジケースに貼着固定した。
一方1本発明によるライナーの効果を比較するために、
アクリル繊維にかえてポリエステル繊維の不織布を用い
た場合と、従来のポリプロピレン/レーヨンの不織布を
用いたライナーを下記のように作製した。
比較例1 1.5デニールのポリエステル繊維の不織布を坪量31
g/ffi”、厚さ0.20tllとしてライナーシー
ト材となし、これをカートリッジケースに固着するライ
ナー形状に成形して該カートリッジに貼着固定した。
比較例2(従来例) 165テニールのポリプロピレン繊維20%とV−ヨン
繊維80%とから成り1坪量32g/m”、厚さ0.2
0圏としてライナーシート材となし、これをカートリッ
ジケースに固着するライナー形状に成形して該カートリ
ッジに貼着固定した。
上記本発明によるライナーの具体例1と比較例1及び2
を用い、これに磁気ディスクを収納して得た各磁気ディ
スクカートリッジをディスク駆動装置に装着し、磁気ヘ
ッドをコンタクトさせずにその回転トルクを測定して、
ライナーと磁気ディスクとの摩擦係数を測定した。
第4図はこの摩擦係数の測定結果を示す磁気ディスクの
表面粗さとライナー・磁気ディスク間摩擦係数の関係図
であって、100は本発明によるライナーを用いた場合
(具体例1 ) 、 200は比較例1.300は比較
例2(従来例)をそれぞれ示す。
@4図から明らかなように、磁気ディスクの表面粗さに
関係なく1本発明の具体例のライナーを用いた場合は比
較例1と比較例2に対してその摩擦係数はかなり小さい
ことがわかる。
そして、前記した磁気ディスクの表面粗さRaを0.0
2μm以下において特に顕著であることが示されている
なお1以上の実施例では所謂ジャケットタイプの磁気デ
ィスクカートリッジについて説明したが。
本発明はこれに限らず、他のサイズのジャケットタイプ
カートリッジや、ハードカバーでカートリッジを形成す
る例えば3.5インチのディスクカートリッジにも適用
できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、柔軟性に富むア
クリル繊維を主体としたライナーを用いるため、該ライ
ナーと磁気ディスクとの間の摩擦係数が極めて小さく、
ライナーが磁気ディスクに傷を生じせしめ、あるいはそ
の回転トルクを増大させる等の従来技術における欠点を
除いて優れた機能の磁気ディスクカートリッジを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気ディスクカートリッジの底面図。 wI、2図は第1図のA−に断面図、第3図は磁気ディ
スクカートリッジの展開■、第4図は磁気ディ・・・・
・・ライナーシート材、7・・・・・・中央孔、8・・
・・・・回転駆動用穴、9・・・・・・磁気ヘッド挿入
口、 10・・・・・・検知孔、11・・・・・・切欠
部。 代理人 弁理士  武 順次部(外1名)(P第1図 月9テ 二・〆 g

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カートリッジケースと、このカートリッジケース
    内面に固着されるライナーと、このライナーによって挾
    持されるごとく上記カートリッジケース内に回転可能に
    収納される磁気ディスクとより成る磁気ディスクカート
    リッジにおいて、前記ライナーはアクリル繊維を主体と
    する不織布で形成され、前記磁気ディスクはその表面粗
    さが0.08mmのカットオフCLAで0.02μm以
    下であることを特徴とする磁気ディスクカートリッジ。
JP29886486A 1986-12-17 1986-12-17 磁気デイスクカ−トリツジ Pending JPS63152077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29886486A JPS63152077A (ja) 1986-12-17 1986-12-17 磁気デイスクカ−トリツジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29886486A JPS63152077A (ja) 1986-12-17 1986-12-17 磁気デイスクカ−トリツジ

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Publication Number Publication Date
JPS63152077A true JPS63152077A (ja) 1988-06-24

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ID=17865179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29886486A Pending JPS63152077A (ja) 1986-12-17 1986-12-17 磁気デイスクカ−トリツジ

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JP (1) JPS63152077A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0352999A2 (en) * 1988-07-25 1990-01-31 Hitachi Maxell Ltd. Disc cartridge

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930272A (ja) * 1982-08-12 1984-02-17 Hitachi Maxell Ltd デイスクカ−トリツジ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930272A (ja) * 1982-08-12 1984-02-17 Hitachi Maxell Ltd デイスクカ−トリツジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0352999A2 (en) * 1988-07-25 1990-01-31 Hitachi Maxell Ltd. Disc cartridge

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