JPS63151370A - 分与装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、容器内の内溶液を指圧力てポンプアップし
た分与液に、更に別のピストンで発生した圧縮空気を混
入して分与する分与装置に関し、特に指圧力の抑圧に関
係なく均一な霧並び泡状として分与することかてきる改
良された分与装置に関する。

（従来の技術） 分与液に圧縮空気を混入すると、該圧縮空気の飛散作用
てより微細な霧か得られ、また、起泡性を持つ内溶液、
例えばジャンプ、髭剃りクリーム等の分与液に圧縮空気
を混入すると泡状か得られることは知られている。

従来のこの種の分与装置、すなわち、ポンプアツブした
分与液に、更に発生した圧縮空気を混入して分与する分
与装置は、実開昭４８−１００４１５　、特公昭５８−
４３３１５等て公知である。

かかる従来の分与装置は、分与する際、発生した圧縮空
気か容器内に侵入することを防止しである。それは、圧
縮空気で容器内の液を加圧することによるスプレィパタ
ーンの変動や液タレを防止するためと、容器内侵入によ
る圧縮空気損失を防止し霧や泡の形成に有効利用させる
ためである。

そして、その一方ては、分与によって容器内が減圧した
とき、容器内へ置換空気の許容を行なうようにしである
。

しかしながら、従来の分与装置は分与液に圧縮空気を混
入しても、均一て微細な霧が作り出せなかった。その理
由は、ピストンを押圧する指圧力の強弱によって、分与
液並び圧縮空気に圧力の強弱を生じ、その結果、圧力に
影響を受ける霧の状態、即ち、スプレィパターンに変動
を生じるためである。

しかも、従来の容器内への圧縮空気侵入による残留噴霧
や液タレ防止を講しても、アクチュエータの押圧によっ
て、該アクチュエタの気室に圧縮空気固有の圧縮性によ
る弱い残留圧が生じ、かかる残留圧て液通路やノズル等
に残っている液を押し出して荒い霧の残留噴霧や液タレ
を生じていた。

（発明が解決しようとする問題点） 従ってこの発明は、従来、アクチュエータを押圧する指
圧力の変動によって、均一な霧や泡が形成し得なかった
問題点、アクチュエータ抑圧後に生じる圧縮空気の残留
圧で、荒い霧の残留噴霧や液タレを防ぎ得なかった問題
点を解決しようとするものである。

（問題点を解決するための手段） 以上のような問題点を解決するため、スプレィパターン
変動や液ダレの要因である噴霧圧変動や残留圧を排除す
るため、噴霧圧に係る指圧力が、ある−足下になった場
合、また、一定圧下の残留圧か生した場合、ノズル５に
通じる液通路及び圧縮空気通路はぼね圧で直ちに閉鎖さ
れ、良好な霧や泡の形成に有害な低圧分与を防止しであ
る。

（作用） 上記構成のアクチュエータｌを押すと、ステム７内の液
はポンプ作用て圧縮されて分与されると同時に、アクチ
ュエータ１内気室］４の空気もポンプ作用で圧縮され、
該圧縮空気を容器１０内に許容することなく前記分与液
に混合させて霧状、泡状として分与するようにしである
。

また、アクチュエータｌを押す指圧力が一定の圧力以下
になった場合、ノズル５に通しる液通路はスロットル弁
９で、また、気室１４からノズル５に通しる空気通路は
開閉可能な遊嵌状態にあるアクチュエータ１とステム７
て、それぞればね圧て閉鎖するようにして低圧噴霧を防
止しである。

更に、アクチュエータ１か作動すると、容器１０内に通
じるハウジング３の置換空気通路１６は構成部材から離
れて開口し、したがって、容器１０内か減圧したときは
置換空気か許容される。

（実施例） 次に、この発明の実施例を、図面を参照しながら詳細に
説明する。

第１実施例 第１図は霧状として分与するもので、圧縮空気を発生さ
せるピストンとしての作用を持ち、且つ前記圧縮空気か
容器１０内に侵入するのを防止した隔離弁４が固定的に
設けられたこの発明の実施例を示すものである。

容器１０の螺子に、ハウジング３を一体として構成した
ボデー２を螺合し、前記ハウジング３は、内径部を大小
に設け、その小内径部には、該小内径部の内壁を気密状
に作動する逆止弁６と、該逆止弁６と一体に構成し且つ
上方に伸びるスロットル弁９と、該逆止弁６及びスロッ
トル弁９を付勢する圧縮ばね８とが設けてあり、更に容
器１０の底まて伸びるチューブ１５が挿入しである。

前記ハウジング３の大内径部には、その内径部の内壁を
気密状に作動するステム７が設けてあり該ステム７の液
通路１３は、前記スロットル弁９の上端部で常時閉鎖さ
せである。

前記ステム７の上端部には、液を微細霧化するノズル５
と、該ノズル５から前記ステム７の液通路１３と連通ず
る液通路１１と、隔離弁４の置換空気通路１６を気密状
に閉鎖する段部１７を設けたアクチュエータ１が開閉可
能に遊嵌しである。

勿論、液を微細霧化するノズル５に代えて、第３図に示
すように、起泡部材１８を設けてもよい。

前記ハウジング３には、その外周部と気密状に嵌合され
且つ一端は外部に通じる置換空気通路１６を備えた隔離
弁４と、該空気通路１６と容器１０内とを連通ずる置換
空気通路１２とが設けである。

そして隔離弁４の外周部は、前記アクチュエータ１の内
壁を気密状に摺動すると共に、隔離弁４の置換空気通路
１６をアクチュエータ１下端の段部１７で常時閉鎖する
ようにしである。

かくして組立られたこの発明を作動する場合、第２図て
示すように、アクチュエータ１の上部を指て抑圧すると
、圧縮ばね８に抗してステム７、スロットル弁９及び逆
止弁６は下降する。

次いで、ステム７によってハウジンク３内に有する液は
圧縮され、圧縮された液は、その圧力で逆止弁６を押し
下げるため、連動してスロットル弁９も圧縮ばね８に抗
して下降し、前記スロットル弁９の先端部て閉鎖されて
いたステム７の液通路１３は開口されて分与される。

一方、アクチュエータｌ内の気室１４にある空気は隔離
弁４によって圧縮され、圧縮された空気は前記液分与の
際の浮動状態にあるステム７と、該ステム７の上端と接
触しているアクチュエータ１は開口するため、圧縮空気
は液通路１１て前記分与液と混合されてノズル５で微細
霧化されて噴霧される。

アクチュエータ１が弱い指圧力て押された場合ステム７
内の液及び気室１４の圧縮空気は低圧となり、該低圧力
て霧の荒い噴霧や液タレを起すが、この発明は、低圧に
なった場合、圧縮ばね８の復元力とスロットル弁９でス
テム７の液通路］３を、一方、前記圧縮ばね８とスロッ
トル弁９の復動によって、ステム７がアクチュエータ１
に当接してノズル１４に通じる空気通路をそれぞれ閉鎖
するため、残留噴霧や液ダレを防止することがてきる。

噴霧終了後、アクチュエータ１を押圧している指から開
放すると、圧縮ばね８の復元力によって逆止弁６、スロ
ットル弁９、ステム７及びアクチュエータ１は上昇し、
更にステム７の液通路１３はスロットル弁９の先端部て
閉鎖されるためステム７内は減圧される。

減圧されたステム７内への液の補充は、減圧力によって
逆止弁６のリップ部か小内径部ハウジング３の内壁より
離れて開口し、容器１０の液はチューブ１５を通って補
充される。

一方、復動と共に気室１４も減圧されるが、該気室１４
の空気補充はノズル５孔及び液通路１１を通って、ステ
ム７と、該ステム７の上面と接触しているアクチュエー
タ１を開口して補充される。

また、噴霧によって生ずる容器１０内の減圧防止は、第
１図て示すように、通常はアクチュエータ１の下部にあ
る段部］７て隔離弁４の置換空気通路１６を閉鎖してい
るか、アクチュエータｌが押されると前記置換空気通路
１６は開口するため、置換空気は該空気通路１６とハウ
ジング３の置換空気通路１２を通って容器１０内に入る
ようになっている。

策λＪＬ願例 第３図は第１図に対して比較的多量の分与液を泡状とし
て分与し、また隔離弁４が微上下動するこの発明の実施
例を示すものである。

容器１０の螺子にハウジング３を嵌合したボデー２が螺
合してあり、ハウジンク３には、該ハウジング３の内壁
を気密状に作動する逆止弁６と、該逆止弁６の下面と密
着するフランジ部を備え且つ上方に伸びるスロ・ントル
弁９と、該スロットル弁９を付勢する調整ばね１９と、
置換空気通路１２と、容器１０の底まで伸びるチューブ
１５とが設けである。

更に前記ハウジンク３には、該ハウジング３と気密状に
作動するステム７と、該ステム７を付勢する圧縮ばね８
とが設けてあり、該ステム７の液通路１３は、前記スロ
ットル弁９の上端部て常時閉鎖させると共に、ステム７
の下部に設けた段部２３をボデー２に密着させて、外気
に通しる置換空気通路１２を閉鎖させである。

前記ステム７の上部には、泡を作る起泡部材１８と、該
起泡部材１８から前記ステム７の液通路１３と（］０） 連通ずる液通路１１とが設けてあり、更に起泡部材１８
から気室１４に通じる空気通路２２とを設けたアクチュ
エータ１が気密に、且つ摺動可能に挿入しである。図で
は、アクチュエータ１に起泡部材１８設けであるか、勿
論、噴霧の場合、第１図に示すようにノズル５を用いて
もよい。

ボデー２の上部には隔離弁４が設けてあり、該隔離弁４
は、前記アクチュエータ１の内壁とステム７の外周部を
気密状に摺動するようにしである。

また、前記隔離弁４は、わずかに上下動するように、ボ
デー２と隔離弁４に切込溝を備えたストッパー２４．２
５を設け、更に置換空気通路１６か設けである。

かくして組立られたこの発明を作動する場合、第４図で
示すようにアクチュエータ１の上部を指て抑圧すると、
圧縮ばね８と調整ばね１９に抗してステム７、スロット
ル弁９は下降し、その時ステム７内に圧力が生じるため
、逆止弁６をスロットル弁９下部に設けたフランジ部に
密着しなから逆止弁６も下降する。更に、アクチュエー
タ１の下降と共に、ステム７内の液は圧縮され、圧縮さ
れた液は逆止弁６を押し下げる働きが生じるため、連動
してスロットル弁９も調整ばね１９に抗して下降し、し
たがってスロットル弁９の先端部で閉鎖されていたステ
ム７の液通路１３は開口されて分与される。

一方、アクチュエータ１内気室１４の空気は隔離弁４に
よって圧縮され（隔離弁４は上昇状態にあるか、実際は
下降している）、圧縮された空気はステム７の断面差に
よって、該ステム７とアクチュエータ１間を押し広げる
働きが生じ（図不示、第２図参照）、シたかって、圧縮
空気は空気通路２２を通って前記分与液に合流し、起泡
部材１８で混合されて泡として分与される。

分与終了後、アクチュエータ１を押圧している指から開
放すると、圧縮ばね８、調整ばね１９の復元力によって
逆止弁６、スロットル弁９、ステム７及びアクチュエー
タ１は上昇し、更にステム７の液通路１３はスロットル
弁９の先端部で閉鎖されるため、ステム７内は減圧され
る。

減圧されたステム７内への液の補充は、減圧力によって
逆止弁６の下面かスロットル弁９のフランジ部上面と離
れて開口し、したかって、容器１０の液はチューブ１５
を通って補充される。

一方、復動と共にアクチュエータ１内の気室１４も減圧
されるが、該気室１４の空気補充は、起泡部材１８及び
空気通路２２を通り、更にステム７と該ステム７の上面
と接触しているアクチュエータ１間を開口して補充され
る。この場合、起泡部材１８の残留物を排除できるため
内容物の乾燥による起泡部材１８の目詰りを防止できる
利点がある。

気室１４に空気を補充するその他の方法として、隔離弁
４に別に空気通路２０を設け、アクチュエータｌか押さ
れ圧縮空気か生じたときは、該通路２０はボデー２に密
着して閉鎖されるが、復動のときは開口するため、空気
通路１６を通って空気を補充するようにしてもよい。

また、分与によって生ずる容器１０内の減圧防止は、通
常はステム７の下部にある段部２３とボデー２が密着し
て容器１０内は気密を保っているか、アクチュエータ１
を作動すると前記段部２３がボデー２と離れ、次いでア
クチュエータｌ及びステム７が復動するどき摺動抵抗に
よって隔離弁４か上方に移動しく第４図参照）、外気は
ボデー２と隔離弁４間の置換空気通路１６、及びハウジ
ング３の置換空気通路１２を通って容器１０内に入るよ
うになっている。

この発明は、アクチュエータ１を復動する圧縮ばね８と
スロットル弁９を復動する調整ばね１９が個別に設けで
あるが、この理由は、液分与量が増えると、アクチュエ
ータ１の押圧タッチに直結する小径の逆止弁６を押圧す
るのに大きな指圧力を要する欠点があるが、この欠点を
排除するためスロットル弁７の復動には、液通路１３を
開閉するに充分て極力小さいばね反発力の調整ばね１９
を設は更に、調整ばね１９てはアクチュエータ１を復動
するには不足するばね反発力を補足し、且つ比較的大き
なばね反発力の圧縮ばね８を個別に設けることによって
、アクチュエータ１の抑圧を軽減するととがてきる。

（発明の効果） このように、この発明はアクチュエータ１を押圧する指
圧力に関係なく均一な霧か得られ、しかも、圧縮空気が
混入されているため、微細霧化液か得られ、特にかかる
条件か要求される吸入医薬品等に適する。また、微細霧
化液が要求される香水やオーデコロン、頭髪表面に微細
皮膜が要求されるヘアケア用品、更に少量物を商品価値
のある均一に発泡して使用てきるようにしたヘアケア、
スキンケア用品等、従来の分与装置では得られなかった
微細霧化液や、均一な発泡物が得られるため、新たな用
途に拡大利用てきる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は噴霧に適したアクチュエータと隔離弁か固定的
に設けたこの発明実施の一例を示す縦断面図、第２図は
第１図の作用を示す縦断面図、第３図は泡状に分与する
に適したアクチュエータと隔離弁か微上下するこの発明
実施の一例を示す縦断面図、第４図は第３図の作用を示
す縦断面図である。 才１図 １・・・アクチュエータ　２・・・ボデー３・・・ハウ
ジング　　　４・・・隔離弁５・・・ノズル　　　　　
６・・・逆止弁７・・・ステム　　　　　８・・・圧縮
ばね９・・・スロットル弁　　１ｏ・・・容器１５・・
・チューブ オ？図 蓉え逃 〈−′ 尤３図 ′Ｘ４１１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、置換空気通路を設けたハウジングと、該ハウジング
   を容器上に載設するボデーと、一方向には通すが逆方向
   には不通となる逆止弁と、前記ハウジングと気密状に作
   動し且つノズルまで連通する液通路を備えたステムと、
   該ステムの液通路を開閉するスロットル弁と、該スロッ
   トル弁を付勢する圧縮ばねとを設けた分与装置に於て、
   前記置換空気通路を開閉する部材と、前記ノズルからス
   テムの液通路と連通する液通路を備え且つステム上に開
   閉可能に遊嵌し霧状、泡状として分与するアクチュエー
   タと、該アクチュエータと気密状に摺動し前記ボデーに
   密接した隔離弁とを設けた分与装置。 ２、前記アクチュエータとステム間に気密摺動可能に隔
   離弁を設け、該隔離弁が前記アクチュエータ及びステム
   に連動して微上下動するようにした特許請求の範囲第１
   項記載の分与装置。 ３、隔離弁に外部とヘッド内とが連通する空気通路を設
   け、該隔離弁の上下動により前記空気通路を開閉するよ
   うにした特許請求の範囲第１項記載の分与装置。