JPS6315130Y2 - - Google Patents

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JPS6315130Y2
JPS6315130Y2 JP1982175896U JP17589682U JPS6315130Y2 JP S6315130 Y2 JPS6315130 Y2 JP S6315130Y2 JP 1982175896 U JP1982175896 U JP 1982175896U JP 17589682 U JP17589682 U JP 17589682U JP S6315130 Y2 JPS6315130 Y2 JP S6315130Y2
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JP
Japan
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flaps
flap
insert
sides
pieces
Prior art date
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JP1982175896U
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JPS5980216U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、折目線を介して交互且つ一列に連設
した前後左右各側板の夫々同一側の端縁に、少な
くとも一対の突き合せフラツプを含む底面形成用
のフラツプが同じく折目線を介して連設された一
枚の板紙から折り曲げ形成される組立式箱に係
り、互いに対向する底面形成用フラツプ同士が重
合せず、少なくとも対向する一対のフラツプを突
き合せ形式とした組立式箱に関する。
尚ここにいう板紙とは、段ボール紙、厚紙、合
成樹脂製薄板等を総称したものである。
ロ 従来技術 上記のように一対のフラツプを突き合せ形式と
した組立式箱は、例えば、第5図示に示すよう
に、対向する一対のフラツプを、夫々その側縁を
基端両側から内方へ傾斜させ、その両側縁上部の
左右に差し込み片を設け、その差し込み片を他の
一対のフラツプに形成された切り込み溝へ夫々差
し込み係止させることによつて組立てられるよう
になつている。それにより屑片の発生が抑えられ
ると共に、組立て操作が容易となるメリツトを発
揮している。しかし反面、対向したフラツプ同士
が重合されていないため、重量物を収納した場合
に底が抜けやすい欠点もある。そのため従来にお
いて、例えば実開昭56−32022号公報に記載の組
立箱のように、差し込み片及び切り込み溝の各形
成際部から更に係合用切り込み線を設け、それら
を互に係合させることにより強固な結合を図る技
術が知られている。
ハ 考案が解決しようとする問題点 従来の組立式箱は、係合用切り込み線を設けた
がため、フラツプ自体の強度が不足してしまうと
共に、係合用切り込み線の延長上に折り目や裂け
目が形成されやすくなり、一旦裂け目が形成され
ると僅かな力でそれが急速に進行し、遂には差し
込み片が切り離されてしまう。
そもそも相対向するフラツプ同士が重合しない
組立式箱において、相対向するフラツプ同士が対
称的に組合わされることは強度上の面から好まし
いことではなく、本来強度不足気味である上に、
一方向に対して対称的な組合せが成されているた
め、係合部にズレが生ずれば、そのズレは両側で
計2倍となつてしまい、強固な係合状態の維持は
困難である。
ニ 問題を解決するための手段 本考案は、各フラツプに対して簡易且つ合理的
に非対称の組合せを行なわせ、強固な底部構造を
提供するもので、その構成は、フラツプのうち一
フラツプの両側縁を、基端から中央部にかけて
徐々に幅狭となるよう傾斜辺に形成し、且つその
傾斜辺の先端を左右両側方へ張り出すように形成
して差し込み片と為し、そのフラツプに隣接する
両側のフラツプへ、夫々前記差し込み片に対応す
る差し込み溝を切り込み形成し、前記差し込み片
の突設されたフラツプ以外のフラツプを順次折り
重ねして、更に前記各差し込み片を夫々切り込み
溝へ差し込み係止させたことにある。
ヘ 作 用 組み立てる場合は、三枚のフラツプが巴状とな
るよう順次折り重ねられるので操作が簡単であ
り、完成すれば各フラツプ同士は係止と重合との
複合的な組合わせにより応力が分散されて係合部
のズレが一方向に集中せず、係合部が外れたり裂
け目が生ずる虞れもない。
ヘ 実施例 次に本考案に係る組立式箱の実施一例を図面に
従つて説明する。
第1図は底面を長方形とする組立式箱を展開し
た状態の板紙を示したもので、前後側壁板1a,
1cと左右側壁板1b,1d及びのりしろ部3が
折目線2を有して横一列に連設され、各側壁1
a,1b,1c,1dの下縁には、底面形成用の
フラツプ4a,4b,4c,4dが夫々折目線2
aを介して連設されている。そしてそれらフラツ
プのうち底面の長辺となる縁に連設された1枚の
フラツプ4c(突き合わせフラツプ)は、その両
側縁が、基端から中央部にかけて徐々に幅狭とな
るよう基端の左右両端から45゜の角度で先端中央
へ向けて傾斜せられ、且つその傾斜辺の先端に
は、左右両側方へ半月形状に張り出すように差し
込み片5,5が形成されている。そしてそのフラ
ツプ4cに隣接した両側のフラツプ4b,4dに
は、各々先端の略中央位置から45゜の角度でフラ
ツプ4c側の基端方向へ切り込み溝6.6が形成
され、組み立てた場合、この切り込み溝6.6に
対応する前記差し込み片5,5を差し込み係止さ
せることが可能となつている。それらのフラツプ
4b,4dは、フラツプ4c側と反対の側部が重
合部となつており、フラツプ4bの重合部は隅角
部が直角に、又フラツプ4dの重合部は隅角部が
円弧状に夫々形成されている。残るフラツプ4a
は、組み立て状態においてフラツプ4dに対する
重合部は隅角部が直角に、又フラツプ4bに対す
る重合部隅角部は円弧状に夫々形成されている。
各フラツプ4a,4b,4c,4dは、全てその
高さを揃えることにより屑片の発生が最小に抑え
られ、その高さhは、底面の短辺長さHの1/2と
なつていて、その短辺方向に対してフラツプ4
a,4cが突き合せ状に組合わされる。
このように形成された組立式箱を組み立てるに
は、先ずのりしろ部3を側壁板4dの裏側側縁部
へ糊着して外周壁面を組み立て、次にフラツプ4
b,4a,4dを順次上面へと折り重ねし(第2
図)、最後にフラツプ4cを折り曲げてその中央
先端部を軽く押え込む。このようにすれば、フラ
ツプ1cの左右に形成された差し込み片5が隣接
するフラツプ1b,1dに形成された切り込み溝
6に差し込み係止され、底部が組立てられる。
この組立て手順においては、各フラツプが巴と
なるよう順に重ね乍ら折り曲げられていくため、
先に折り曲げられたフラツプは次に折り曲げるフ
ラツプで押えられて起き上がらない。依つて従来
のように、先ず対向するフラツプを折り曲げてそ
れを押えておき、他の対向するフラツプを折り曲
げて係止させるといつた面倒な操作は必要なくな
り、組立て作業の簡易化を図ることができる。又
各フラツプ同士は、係止と重合との複合的な組合
せにより応力は分散され、係合部のズレが一方向
に集中しないから、係合部が外れ易くなることも
なくなる。更に切り込み溝の数が少なく、切り込
み線が形成されていないので、裂け目を生ずる虞
れもない。
尚上記実施例においては、差し込み片を有する
フラツプが長辺となる縁に連設されているが、こ
れを第5図示の如く短辺となる縁に連設すること
もでき、その場合も同様の効果が得られる。
ト 効 果 以上の如く本考案の組立式箱は、屑片の発生が
少ない効果に加え、組み立てが容易で、而も高い
組み合わせ強度を有する底部を形成できるのでそ
の実益は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の組立式箱を展開した状態にお
ける側壁板とフラツプとの連設部を示す展開図、
第2図及び第3図は、底面部の形成要領を示す斜
視図、第4図はフラツプの配置変更例を示した展
開図、第5図は従来の組立式箱を示した斜視図で
ある。 1a,1b,1c,1d……側壁板、2,2a
……折目線、3……のりしろ部、4a,4b,4
c,4d……フラツプ、5……差し込み片、6…
…切り込み溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一枚の板紙から成り、その板紙が折目線を介し
    て交互且つ一列に連設した前後左右各側板の夫々
    同一側の端縁に、少なくとも一対の突き合せフラ
    ツプを含む底面形成用のフラツプが同じく折目線
    を介して連設された組立式箱において、前記フラ
    ツプのうち一フラツプの両側縁を、基端から中央
    部にかけて徐々に幅狭となるよう傾斜辺に形成
    し、且つその傾斜辺の先端を左右両側方へ張り出
    すように形成して差し込み片と為し、そのフラツ
    プに隣接する両側のフラツプへ、夫々前記差し込
    み片に対応する差し込み溝を切り込み形成し、前
    記差し込み片の突設されたフラツプ以外のフラツ
    プを順次折り重ねして、前記各差し込み片を夫々
    切り込み溝へ差し込み係止させたことを特徴とす
    る組立式箱。
JP17589682U 1982-11-20 1982-11-20 組立式箱 Granted JPS5980216U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17589682U JPS5980216U (ja) 1982-11-20 1982-11-20 組立式箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17589682U JPS5980216U (ja) 1982-11-20 1982-11-20 組立式箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5980216U JPS5980216U (ja) 1984-05-30
JPS6315130Y2 true JPS6315130Y2 (ja) 1988-04-27

Family

ID=30382557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17589682U Granted JPS5980216U (ja) 1982-11-20 1982-11-20 組立式箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5980216U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632022B2 (ja) * 1976-02-24 1981-07-24

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5354487U (ja) * 1976-10-13 1978-05-10
JPS5940258Y2 (ja) * 1979-08-16 1984-11-14 東罐興業株式会社 組立箱

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632022B2 (ja) * 1976-02-24 1981-07-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5980216U (ja) 1984-05-30

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